岡崎泰葉「女の子として」 (17)

初めてで勝手が分かりませんが、上げていきます
書き溜めは途中くらいまで
5分置きに上げるので、書きながらやっていきます

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???「……さん、…………サーさん!」

ちひろ「プロデューサーさん!」

P「……はい……?」・・・ウツラ

ちひろ「はいじゃありませんよ! 起きて下さい!」

P「えっ……うわぁ! もう八時!?」ガバァッ!

P「…………って、あれ? 企画書、完成してる……」

ちひろ「終わらせてからそのまま力尽きちゃったんでしょうね。もう、あまり無茶ばかりしてると凛ちゃんや和久井さんに叱られますよ?」

P「はい……。いや、そうじゃなくて!」

ちひろ「何ですか、手当のことなら安心してください。大した時間にはなってませんが」ハァ

P「仕事上がったら楓さんと飲みに行く約束してたんですよ! 今日は早く上がれるの分かってたから!」

ちひろ「あらら」

P「と、とにかく早く行かないと! もう30分は待たせてる!」

ドタドタ・・・



あ、タイトル間違えた

泰葉「……また、ですか」

ちひろ「あ、泰葉ちゃんも。もう時間外なんですから、早く寮に戻った方が良いですよ?」

泰葉「分かっています。ですが……」

ちひろ「ですが?」

泰葉「また、食事の約束なんて取り付けてるって」

ちひろ「あらあら。……あらあらあら〜?」ニヤニヤ

泰葉「あの、きっとお考えになっていることとは違いますよ? いや、どうなのかな……」

ちひろ「ふふ、冗談ですから気にしないで下さい。さ、早く寮に戻らないと早苗さんが出来上がっちゃう時間ですよ?」

泰葉「そうですね。では、お疲れ様でした」ペコリ

○事務所近くの居酒屋

P「本ッ当に! すいませんでした!」

楓「ふふっ、気にしないで下さい。……つい、お先頂いちゃいましたけど」グビッ

P「今日は俺が持ちますので!」

楓「お酒の場で謝罪は避けましょう? ……ふふっ」

P「あ、そうですね……。じゃあえっと、生と……」

楓「あ、プロデューサーさんのグラスもありますから。今日は焼酎をいかがですか?」

P「お、麦ですか。いいですね、最近凝ってるんですよ」

楓「私も、しょっちゅう飲んでるんです。さ、お注ぎしますよ?」

P「そんなお酌なんて! 何なら俺がやらなきゃいけないんですから」

楓「ふふっ、じゃあ甘えちゃおうかな……?」スッ

P「はいはい……」トクトク・・・

楓「おっとっと。……これって何で言うんでしょうね?」

P「さあ……? あ、そういえばさっきメニューで見たんですがね……」

楓「はい?」

P「ここ『壱岐』置いてるみたいです。有名な焼酎なんですよ」

楓「あ、聞いたことあります。長崎でしたっけ、真奈美さんの出身地の」

P「はい。もっとも、離島なので他県よりも距離があるそうですが。それと長崎といえば、泰葉の出身でもありますね」

楓「二人とも、あまり地元には居なかったって感じですね。もったいない……」グビ

P「そうですねえ、今度ロケでも行きたいところですが……。『いき』だけに、なんて」

楓「……!」パァァァ

○女子寮

真奈美「今日は遅かったな?」

泰葉「すみません、事務所でスケジュールと衣装の確認をしていまして」

真奈美「何、叱るつもりは無いさ。……あちらにもっと手の掛かるのが居てね」チラッ

早苗友紀<アッハハハハー!! ケラケラケラ・・・

泰葉「ああ……」

真奈美「まあ、のびのびやれている証拠だから良いんだがね。こんなストレスだらけの業界の中で大したものだよ」

泰葉「そう、ですね……」

真奈美「夕食なら用意してあるが、先に入浴を済ませてくるといい。……くれぐれも愛海に気をつけるようにね」

泰葉「ふふ、分かりました」

テテテ・・・

真奈美「……ふむ、あの子ものびのび出来ているといいんだがね……」

○浴場

泰葉(芸能界は……変わった気がする)

泰葉(アイドルがいつの間にかいっぱい増えていて、みんなが楽しそうで……)

泰葉(その内のどれだけを、Pさんが見ているんだろう?)

泰葉(その内のどれだけが、Pさんを見つめているんだろう……?)

泰葉(恋愛なんて御法度で、当たり前なのに。そうして消えていった人をたくさん見てきたのに……)

泰葉(分からないや……。勉強だって、ちゃんとしてるのにな……)

――その頃、脱衣所

愛海「うひひ、時を忘れるまで雫さんを堪能してたからすっかり諦めてたけど……」

愛海「大きいものばかりが全てじゃ無いもんね……♪」

○居酒屋

楓「雲仙……良いですね、私が長崎ロケは行きますから」キラキラ

P「分かりましたって、何度目ですかもう。企画書は出しておきますから、ね?」

楓「今日はプロデューサーの接待に変更です。せったい、行かせてみせますからね?」

P「ははは……。あ、もういい時間ですけど、どうしますか?」

楓「まだまだ。明日はプロデューサーもオフですよね?」

P「はい。ですが、女性で、ましてアイドルなんですから、時間には気をつけましょうね?」

楓「わかってまーす……ふふっ」

P「まあ、そういうおおらかな所が素敵ですが」

楓「……えっ?」

P「……ああ、俺も大分酔ったみたいだ。さ、もうほどほどにしておきましょう」

楓「……そう、ですね」

○女子寮

愛海「」ビクンッビクンッ

真奈美「やれやれ……聖良君から何も学ばなかったのかね……」

泰葉「あの、あれ大丈夫なんですか……?」

真奈美「問題無い、彼女もあれでかなりタフだからね。最早才能と言ってもいい」

泰葉「……幸子ちゃんより、リアクションに向いているかもしれませんね」

真奈美「……おっ? 君もなかなか言うようになったな」

泰葉「そう、ですかね?」

真奈美「いやあ、心配していたんだ。君は一時期、随分と背負い込んでいる所があったからね」

泰葉「やっぱり、そう見えますか……?」

真奈美「安心したよ。これもPの手腕のなせる業、かな?」

泰葉「かもしれませんね、ふふ」

真奈美「さあ、今日は金曜なのでカレーだ。茜君がはしゃいでいたが、きっちり後の分は残してくれたらしいな」

泰葉(週末、か。……明日オフだったなあ)

○居酒屋

楓「――そういえば、泰葉ちゃんも明日オフでしたね」クビッ

P「ええ、これだけ人数がいるとオフを回しやすいのが強みですね」チビッ

楓「折角ですから、三人で遊びに出かけるなんてどうでしょう?」

P「良いですね。ただ、もう何らかの予定立てちゃってるんじゃあないかなあ……」

楓「泰葉ちゃんも、年頃の女の子ですからね。仲の良い娘と何処か……」

P「最近だと周子が可愛がってるみたいで。誰とでもすぐに打ち解けるヤツですからね」

楓「そういう子が多くて助かってます。私も、人付き合いとか苦手だったから……」

P「すっかり過去形ですね。俺も、こんな周囲に女性しかいない職場でやっていけるのはああいう子達のお陰かもしれません」チビッ

楓「……プロデューサーは、明るい女性の方がお好みですか?」

P「いやあ、こうして一緒に気楽に過ごせる人の方が……。って、何か口説いてるみたいで恥ずかしいですね。やめませんか、この話題」

楓「ふふっ、ダメです。もっと口説いてもらいますよ……♪」

――翌日

P宅

P「…………頭痛い」

P「あの後結局延々と飲んだんだったな……。何かやらかしてなきゃあいいが……楓さんにあんまみっともない所見せたくないし……」

――ヴヴヴ

P「……ん、メールか」


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FROM:岡崎泰葉
TO:プロデューサー
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おはようございます。
昨晩のメールなのですが、
予定はありませんので、
大丈夫です。
ですが、集合時間を聞いていな
かったなと……。

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P「…………違う方面にやらかしたらしいな」

P「素直に聞いておこう。ヘタなことやると余計にマズそうだ」


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FROM:プロデューサー
TO:岡崎泰葉
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すまない、今起きた所なんだ。
今日のことなんだが、確認だけ
させて貰っても良いか?

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ヴヴヴ


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FROM:岡崎泰葉
TO:プロデューサー
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飲み過ぎには気を付けて下さい
ね?
高垣さんと、Pさんと、休暇の
重なった者同士でショッピング
に行くという約束です。

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P「酔って送っちまったのか……」

P「仕方ない。責任は取らなきゃあな……」


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FROM:プロデューサー
TO:岡崎泰葉
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そうだったか。
事務所前に、13時でどうだ?
楓さんにも連絡を入れておく

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P「……これで良し」

P「ただ、楓さんに何て説明するかなあ……」

P「……あ、今日ってそういやあ」ピコーン

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