コニー「結婚しよーぜ!」(259)



コニー「一番結婚早そうなのはマルコだよなー」

マルコ「そっ、そんなことないよ……」

コニー「ジャンは遅いだろーな」

ジャン「はぁっ!?なんでだよ!?」


マルコ「ジャンは時期を逃して遅れるか、デキ婚しちゃう感じじゃん?」

ジャン「えっ、ま、まるこ……?」

ライナー「なんの話だ?」

コニー「いつ結婚できるかって話」

マルコ「ライナーも早そうだよね」

ライナー「そうか?まあガキの頃に結婚の約束をした子はいたけどな」


コニー「マジかよ!?」

マルコ「子供の時は好き勝手言えちゃうからね」

ライナー「ノリでなー」

ベルトルト「…………」

コニー「ベルトルトはもう少し女と喋るようにならーといつまでたっても無理だよな!」

エレン「なんの話だ?」


コニー「オレら誰と結婚するかって話だ!」

エレン「んなくだらねえこと話してんのか」

ライナー「ジャンの奴はどうしたってんだ?さっきから真っ白だが」

マルコ「ちょっとショック受けたみたいだね」

マルコ「起きるんだ!ジャン!」フッ

ジャン「ハッ」

ジャン「テメエ死に急ぎ野郎!?ミカサと結婚の約束してんじゃねぇぞ!!」

エレン「離せよ破けちゃうだろうが!!約束なんかして ねーよ!!」

アルミン「ちょっと何の騒ぎだよ?止めなよエレン」

コニー「訓練兵の中で誰と結婚するかって話だ!」

アルミン「結婚かぁ…」

ライナー「結構な人数だからな…」

マルコ「みんな逞しいから頼りになる嫁になりそうだよね 」


ジャン「でもオレにだけは弱いところ見せちゃうんだろ……」

エレン「くだらねぇ」

ライナー「お前ら結婚するなら誰がいいんだ?」

ベルトルト「…………」


コニー(やっぱ早いうちにしたいよな?早く結婚できそうなマルコみたいに……あれ、じゃあマルコと結婚すればいいのか?)

ジャン(ミカサ……オレが心に決めた女はお前だけだぜ)

アルミン(……………………………………………………やー駄目だ恥ずかしい///言えないな)

ライナー(クリスタ結婚しよ)


ライナー(クリスタ結婚しよ)

ベルトルト(僕、故郷の村に帰ったらアニと結婚するんだ……)

マルコ(特にいないけど……ユミル辺りとしたら子供にもそばかすできちゃうよね)

エレン(…………)チラッ



フランツ「何の話?」


コニー「訓練兵の奴と結婚しよーぜって話だ!」

フランツ「そっか…僕はついにハンナにプロポーズしようと思ってるんだ///」

エレン「聞いてねぇけど」

マルコ「へーついに」

フランツ「いやでも緊張しちゃって、実際はまだまだ言えそうにないんだけど…ね///」

ライナー「いや、誰かに取られちまう前にプロポーズしちまった方がいいんじゃねぇか?」

マルコ「そうそう」

ジャン「テメエ死に急ぎ野郎!?ミカサといつも一緒にいるからって抜け駆けしてプロポーズするつもりだろーが!?」


エレン「離せよ破けちゃうだろうが!!しねーよ!!」

アルミン「プロポーズの言葉はもう考えてるの?」

フランツ「もちろん!みんなは?」

ベルトルト「………………」


コニー「みんなはって?」

フランツ「誰か結婚したい相手がいるんだろ?プロポーズの言葉は考えてるのか?」

マルコ「気が早いなぁ…」

ジャン「オレはバッチリ考えてるぜ!」

ベルトルト「…………」


コニー(マルコだったら一緒に憲兵団はいって死ぬまで一緒にいようぜ!でいいんじゃねぇか?あれ?オレってマルコと結婚するんだっけ?マルコって男だよな?)

ライナー(クリスタ婚約しよ)

アルミン(もっと強くなるから……僕に君の命を預けてほしい。君のことは僕が一生まも…………恥ずかしい///)

ベルトルト(僕と一緒に故郷の村に帰ろう)

エレン(あのときの約束……覚えてるか?オレはお前となら一生一緒に生きていける)キリッ

ジャン(オレが毎日お前の髪を洗って乾かしてやるぜ……)キリッ

マルコ(僕と結婚してください、でいいんじゃないの?)

トーマス「何の話?」

コニー「誰かに取られちまう前にプロポーズしようぜ!って話だ!」

トーマス「えっ?お前ら恋人いたのかよ!?」

アルミン「そうだよね。プロポーズの前に付き合えなきゃ話にならないよ」

ライナー「結婚を前提にお付き合いってことだな……」


ジャン「あぁカッコ良くな!」

ベルトルト「………………」

エレン「告白か……」


コニー(お前のそばかす嫌いじゃないぜ!いやむしろ好き……ん?オレはマルコじゃなくてそばかすが好きだったんだっけ?)

ライナー(クリスタ結婚前提にお付き合いしよ)

アルミン(君のことが大好きなんだ………ずっとずっと前からうわああぁああ////)

エレン(小さい頃からお前のことが好きだった。お前の全部が欲しい)

ベルトルト(アニ……君に蹴られたいんだ……)


マルコ(君のことが好きです。付き合ってください。うーん……月並みすぎるか?)

ジャン(お前の黒髪を一目みたときからオレはお前のとりこになったんだ!)


サムエル「なに話してんだ?」

コニー「今から告白しようぜって話だ!」


サムエル「え?告白?性癖とか?」

マルコ「あはは。君、そういうの好きだよなー」

コニー「セイヘキってなんだよ?」

ライナー「それはあれだ……夜の立体起動に関することだ」

ジャン「テメエ死に急ぎ野郎!?ミカサに夜な夜な変なことしてねーだろうな!?」

エレン「離せよいい加減伸びちゃうだろーが!!してねーよ!」

アルミン「まあ人によって様々っていうか…///」

ベルトルト「…………」

サムエル「で?お前らの性癖はなんなの?」


コニー(夜の立体起動ってなんだよ?あーそういえばクリスタが夜立体起動の訓練してたからそのことか?クリスタのことかよ)

ライナー(ロリ)

アルミン(………………………………………………触りたいなぁ……硬いんだろうなぁ……うわああぁああ僕は何を考えて////)

ジャン(髪の臭い嗅ぎながらしたい)

ベルトルト(蹴ってくれよアニ!)

エレン(裸にオレのシャツ)

マルコ(うーん……処女)


コニー「クリスタのことかよ」

ライナー「な、なにがだ!?」ギクッ

アルミン「人によって好みがあるからね……体の場所とかさ……いろいろ///」

ジャン「あぁ、そうだよな///」


ミリウス「何の話?」

コニー「どこが好きかって話だ!」


ミリウス「好きな人のってことか?」

コニー「ん?いやちげーだろ」

ミリウス「好きな人のどこが好きかってことなんじゃないのか?」

コニー「ん?そうそう!そうだったぜ!」

ベルトルト「…………」


コニー(あれ?クリスタの話してたんじゃなかったけ?じゃあクリスタの好きなところか。優しいとこじゃねえのかな)

ライナー(天使であるところだ)

ジャン(髪)

エレン(物知りなところ)

アルミン(ときどき見せてくれる笑顔は本当に素敵だよ////)

ベルトルト(あの敵意のある目が好きだな)

マルコ(好きな人いないからなぁ……。ジャンの好きなところなら挙げられるけどね)


フランツ「結婚の話じゃなかったの?」

コニー「そうだった!結婚の約束の話だったよな」

ライナー「小さい頃は簡単にできてたんだけどな」

アルミン「どういうこと?」

マルコ「ライナーは小さい頃結婚を約束した相手がいたらしいんだ」

ライナー「ノリでな」

コニー「へー」

ライナー「お前らもあるだろ?そういうの」

ベルトルト「…………」


コニー(ん?クリスタの話はどこいったんだ?繋がってんのか?ってことはクリスタと結婚の約束をすればいいのか?)

ライナー(顔も覚えていないけどな……。結婚しようって言ったら強烈な蹴り技かまして「忘れないでよね///」って反応だったなー。ツンデレな子だったは確かだ)

ベルトルト(ライナーほんとなぐりたいわー)

アルミン(結婚の約束はできなかったけど……小さい頃いつも一緒に遊んでた。それだけで十分素敵な思い出だよ)

ジャン(ババァと結婚する言ってた死にたい)

エレン(死ぬまで外の世界探検するんだし結婚の約束と同じだろ)

マルコ(僕も近所の女の子だったなー)


フランツ「僕はハンナとラブラブあまあまな新婚生活送りたいんだ」

ジャン「聞いてねぇし」

フランツ「みんなだったらどんな新婚生活にする?」

サムエル「妄想くらいすんだろ?」

アルミン「新婚って…付き合えてもいないのに…///」

エレン「早々に新婚旅行に出かけちまうようなもんだからな」

マルコ「エレンは結構考えてるんだね」

コニー「シンコン?」

ベルトルト「……………」


コニー(シンコンってレンコンの仲間か?レンコン食いてえな。クリスタレンコン持ってねえかな?)


ライナー(いってらっしゃいのキス、ただいまのキス、おはようのキス、おやすみのキス、おやつのk)

ベルトルト(思いっきり尻に敷いていいよ!アニ!)

エレン(そんな先のことより、どうやって突っ込むかとか目の前にある問題を解決しろよコイツら)

ジャン(メリットにする?パンテーンにする?それともア、ジ、エ、ン、ス?///)

マルコ(普通でいいよ普通で)

アルミン(家に帰ってドアを開けた先にエプロンをした君がいて、僕の好きなものを作ってくれて、一緒に食べて、それから……///)


サムエル「初夜はどうすんだ?」

ジャン「おいおいまだ明るいぜ」

アルミン「そうだよサムエル///」

コニー「ショヤ?」

ライナー「できるだけ優しく、だな……///」

ベルトルト「……………////」

アルミン「恥ずかしいよ……///」

エレン「初夜か……」

マルコ「あはは。サムエルがいると猥談になっちゃうね」


コニー(さっきから訳分からんな……もうクリスタとレンコンしか頭にねぇぞ)

ライナー(緊張するクリスタをまず抱き締めて安心させてやってだな、優しく押し倒して……いかんいかん)

ジャン(そのころにはミカサの髪長くなってるかなぁ)

マルコ(夜じゃないと考えられないな)

ベルトルト(蹴ってもらって、もちろん乗っかってもらうんだ…)

アルミン(僕がリードしてあげなきゃいけないよね。ミカサはそういうことに疎そうだし……うわああぁああこれ以上は考えちゃダメだぁ////)

エレン(まずどうやって誘うかだよな……)


ジャン「ってサムエル!興奮しちまうだろーがよバカ」

エレン「ジャンに同意だ」

コニー「なー結婚の話じゃなかったのかよ?」

マルコ「そうだったね」

ライナー「そ、そうだな。どこまで話してたっけ?」

コニー「だからぁ、結婚の約束を告白しにいくって話だっただろ!?」

アルミン「えっ?そんな話だったっけ?」

コニー「アルミンまで覚えてねえのかよ!」

サムエル「猥談のせいでか」

アルミン「///」


マルコ「本当に気が早いなぁ」

フランツ「でも、僕らはいつまで一緒にいられるか分からないから」

サムエル「訓練で死ぬこともあるかもしれん」

フランツ「そうだ…だから結婚したい相手がいるなら、今のうちに言っておいたほうがいい!先伸ばしにしたって後悔するだけだ!」

コニー「そうだそうだ!」

フランツ「グズクズしている間にその子が誰かに取られちゃう可能性はゼロじゃない!」

ライベルジャンエレアル「!!」

コニー「そうだそうだ!!」

コニー「みんな告白しちまえ!!」


コニー「オレは行くぜ!!」

マルコ「おい、コニー!」

ダダダダダッ
バタン

マルコ「行っちゃったよ……」

ジャン「あぁ……」

アルミン「そうだね……」

エレン「オレ達も……」

ライナー「行くか……!」

ベルトルト「蹴られに……!」


マルコ「本気なの君達」

アルミン「うん、決めたよ!」

マルコ「やめておいた方がいいよ、特にジャン」

ジャン「心配すんじゃねぇ、マルコ……オレは必ず帰ってくる」

マルコ「慰める僕の身にもなってくれないか」

ベルトルト「ライナー!!やるんだな!?今!ここで……!」

ライナー「あぁ、勝負は今!ここで決める!」

ダダダダダッ
バタンッ


エレン「アルミン少し話そうぜ」

アルミン「ああ。用事があるから手短に頼むよ!」メラメラ


サシャ「男子寮が騒がしいですね」

ユミル「相変わらず地獄耳だな。それよりクリスタどこ?」

ミーナ「レンコン持って調理場行ったよ」

ミカサ「男子寮で何の騒ぎなの?エレンとアルミンは大丈夫なの?」

サシャ「ちょっと待ってくださいねー……フムフム……なんか男子が告白しにくるらしいですよ?」

ミカサ「」ガタッ

アニ「」ガタッ


ユミル「なにをだよ」

サシャ「プロポーズらしいですよ?」


ミカサ(エレンが私に……やっと……!)

アニ(アルミンは誰にするの……?)

ミーナ(ベルトルト来てくれるかなー)


サシャ「んー」

サシャ「うあ」

サシャ「ふはあ」

サシャ「ふおお」

サシャ「昼間からなんですかぁ///」

ミカサ「まだ何か聞こえるの?」

サシャ「ミカサには言えません////」


コニー(あれ?)

コニー(オレって何で飛び出してきたんだっけ?)

コニー(結婚の話だろ?)

コニー(そうだ結婚の約束をしに行くんだ!)

コニー(ん?でも誰にだっけ?)


クリスタ「コニー?そんなに急いでどうしたのー!?」

コニー「おうクリスタ」


クリスタ「何かあったの?大丈夫?」

コニー「いや別に。それより手に持ってんのはなんだ?」

クリスタ「この包み紙?レンコンだよ」

コニー「レンコンかー!」

コニー「そうだ思い出したぜ!オレはレンコン持ったクリスタに用があるんだった!」

クリスタ「なに?」


コニー「結婚しよーぜ!!」

クリスタ「うん///」



おわり。

読んでくれてありがとう

続いちゃってもいいのかな
またゆっくり書きます


ありがとうがんばる




クリスタ「って待って、コニー!///」

コニー「ん?」

クリスタ「思わず頷いちゃったけど、いきなり何なの? びっくりしたよ、結婚だなんて///」

コニー「おぉすまねぇな……いや、レンコン持ったクリ スタと結婚の約束がしてぇと思って」

クリスタ「あはは。なにそれ。レンコン持った、っ て……レンコン持ってない私は駄目なの?」クスクス


コニー「ん?ああ!レンコン持ってないとな」

クリスタ「」

コニー(あれ?だよな?)

クリスタ「コニーのばかっ!ひどいよぉお!」ダダダダダッ

コニー「あれ?おいクリスタ!?レンコンいらねえのか!?」

コニー「行っちまった…」

コニー「まあいいか。みんなのとこにもーどろ」



サシャ「ふわぁ////」

サシャ「まあまあ///」

サシャ「ちょっと…….///えええ」

サシャ「ええっ、そんなとこまで」

サシャ「ひゃー///」


ミカサ「サシャはさっきから何を盗み聞きしてるの?」


サシャ「ミカサには言えません///」

アニ「男子寮で何が起こってるの?」

サシャ「これはちょっとアニにも言えませんね……うあっ、ほわあああ///」

ミカサ「それよりエレン遅すぎる。何をしているの」

サシャ「ナニですよ」

ミカサ「なにってなになの」


サシャ「ふっは……ほうほう……きゃああ///」

ミカサ「まさかエレンの身になにかあった?教えてサシャ」ユサユサ

サシャ「あうあうあ」ガクガク

サシャ(てゆーかエレンはこっちに用事ないから来ないと思います)ガクガク

ミカサ「もう我慢ならない」

パリーン

マルコ「ん?」

ミカサ「エレンはどこ?」

マルコ「ミカサここ男子寮だよ?」

ミカサ「知っているんでしょ?」

マルコ「窓ガラスが」

ミカサ「エレンはどこなの」ユサユサ

マルコ「エレンはアルミンと部屋で話してたと思うよ」 ガクガク

ミカサ「ありがとうマルコ」ダダダダダッ

バァァアアン

ミカサ「エレン!!アルミン!!」


ミカサ「!?」

ミカサ「いない…」

ミカサ「サシャ」

サシャ「はひっ」ビクッ

ミカサ「あなたは男子寮の音を盗み聞きしていた。エレンとアルミンのことも。ちがう?」

サシャ「ちっがいますよぉ」

ミカサ「そう」

サシャ(うそやで)

ミカサ「エレン、必ず見つけてみせる。そして告白させてあげるから、待ってて」 メラメラ

訓練所内

花壇

アニ(ミカサが飛び出して行くから、つられて出てきちゃったけど、男子寮にはさすがに入れないよ)

アニ(アルミン…誰に告白するのかな)

アニ(って別に誰でもいいでしょ…関係ないよ…)

アニ(ん?)


アニ(この花綺麗だね)

アニ(なんだか懐かしい気がする…


アニ(ん?)

ライナー「」チーン

アニ「何してるの?あんた…」

ライナー「あぁ…アニか……オレはもう戦士にも兵士にもなれない……」

アニ「何かあったの?」

ライナー「クリスタに結婚の約束をしに行こうとしたら……」

アニ「…………」

ライナー「クリスタはコニーのプロポーズをオッケーしていた」

ライナー「くりすたああぁああ」ウワァン


アニ「暑苦しいから泣かないでくれる?」

ライナー「すまん……」

アニ「言ってフラれてしまうより良かったでしょ」

ライナー「お前はオレを慰める気はないのか」

アニ「………」

ライナー「クリスタはオレに優しかったんだ…なのに何故だ…。一昨日も一緒に水汲みをしたのにな…」

アニ「あんたそんなだからモテないんだと思うよ」


アニ「なんでくだらないことしか覚えてないの?」

ライナー「クリスタとの思い出をくだらないとか言うな」

アニ「……」

ライナー「クリスタ……天使」

アニ「うざい」ゲシィッ

ライナー「」チーン



ベルトルト「アニィ!アニィーー!!」ダダダダダッ


アニ「なに?」

ベルトルト「アニ!僕を……僕を蹴ってくれ!一生!」

アニ「ほら」ゲシィッ

ベルトルト「ありがとうございます!」

ベルトルト「」チーン

ライナー「」チーン


アニ「なんなのこいつら……」

アニ「とくにライナー……信じられないよ」

アニ「ミカサたちを探そう」

今日はおわり。


コニー「ん?」

ライナー「」チーン

ベルトルト「」チーン

アニ「ハァ」

コニー「ライナー!?ベルトルト!どうしたんだお前ら?」

ライナー「ぐっ、コニーか……今、お前には会いたくなかったぜ」


コニー「なんでだ?」

ライナー「うるせえ!この抜け駆け野郎!クリスタにプロポーズしてしかもオッケーだぁ!?羨ましすぎるんだよチクショウ!」

コニー「ん?そうだったっけ?でもそれで何でお前が怒るんだよ?」

ライナー「オレもクリスタにプロポーズするつもりだったんだ!」ウワァン

コニー「はぁ?」

アニ「ハァ」


ベルトルト「…………」

コニー「何言ってんだよ、ライナー!!」

ライナー「えっ」ビクッ

コニー「お前には小さい頃に結婚の約束をした奴がいんだろ!?それはクリスタだったのか!?ちげぇだろ!」

アニ「……!」


ライナー「いや、それはノリで…」

コニー「お前は冗談だったかもしれねぇ!でも相手の方は本気だったらどうするんだよ!?」

ライナー「いや顔も覚えてないんだぞ…」

アニ「………!」

コニー「人間覚えてねえことはねえ!思い出せないだけだって母ちゃんも言ってた!よく思い出せよライ ナー!!」

ライナー「!……わ、わかった…」


回想

幼少期

ライナー「オレと結婚してくれ」

??「」ゲシィッ

ライナー「」チーン

?n「忘れないでよね///」

?Ni「ちゃんと責任取らないと、お父さんに言いつけるよ」

ライナー「ああもちろんだ!この花に誓って幸せにしてやる!」

A二「……………///」コクッ

ライナー「ずっと一緒だ」

アニ「うん」

回想終わり


ライナー「そ、そうだったのか…」

ライナー「……アニ!」

アニ「!」

ベルトルト「!」

ライナー「思い出したぜアニ。オレたち、結婚の約束をしてたんだな」

アニ「……小さい頃の話でしょ」


ライナー「オレは今、ここでその責任を果たす。オレは……戦士 だ!アニ、結婚してくれ!」

アニ「なっ……」

アニ「…………………」

アニ「…………」

アニ「…………………………/////」


ゲシィッ

ライナー「」チーン

コニー「ライナァアアーーー!!!」

アニ「今度こそ忘れたら承知しないよ」

ベルトルト(アニ……それでもいい、僕は君の薄汚いペットとして君のそばにいるよ……)


アニ「大体さ……思い出すのが遅すぎるんだよ」

ベルトルト(アニ?どうしたんだいその切なげな顔……)

ベルトルト(もしかしてアニは他に結婚したい人ができたの?)

ベルトルト(ひゃっほう!)

ベルトルト(じゃあ僕にも君の奴隷になるチャンスはあるよね!?よかったよアニ流石僕の女王様!)

アニ「なにじろじろ見てんの?」


コニー「オレ先に男子寮戻ってるぜー」


コニー「あれってオッケーだったんだよな?まあいいや」

コニー「オレも思い出したぜ!」

コニー「オレは早く結婚したいからマルコと結婚するんだったぜ!」

コニー「あれ?でもマルコって男だよな?」

コニー「まあいいか。男子寮にまだいたよな!」



男子寮

ミカサ「エレン……アルミン……どこなの?」

サシャ「あかん…あかんで…これはまずいで…」

ミカサ「エレン?アルミン?どこ?」

サシャ「男子寮徘徊しすぎですミカサぁ……。見回りに来たメガネ教官は張っ倒しちゃうし…」

メガネ教官「」チーン

サシャ「確実に夕飯抜きじゃないですか~ううう」

コニー「なにしてんだお前ら?」


ミカサ「コニー、エレンとアルミンを見なかった?」

コニー「エレンは知らねーけど、アルミンならそこにいるぜ」


アルミン「」フラフラ

ミカサ「アルミン!」

アルミン「」フラフラ


ミカサ「アルミン?」

アルミン「」フラフラ

ミカサ「アルミン、どうしたの!?」

アルミン「」ビクッ

アルミン「ミ、ミカサ……?」

ミカサ「よかった…探していた」

アルミン「そう……なんだ……」


ミカサ「怪我してない?」

アルミン「えっ……」ビクッ

ミカサ「エレンはどこなの?」

アルミン「」ビックゥゥウウウッ

ミカサ「アルミン?寒いの?」

コニー「おい?どうしたんだアルミンのやつ」

サシャ「これは訳ありみたいですねぇ」


サシャ(知っとるけどな)

ミカサ「まさか…エレンに何かった?」

アルミン「……ミカサ……」

ミカサ「なに?」

アルミン「僕は君に……大切な話が……あったんだ……」

ミカサ「そう。聞きたい。教えて」

アルミン「でも僕には……もう……それを伝える……資格が……ないんだ……」

アルミン「う…」ウワァン

ミカサ「ア、アルミン?」オロオロ


ミカサ「泣かないでアルミン」オロオロ

アルミン「僕は……僕は……」

アルミン「……汚されて……しまった……」


ミカサ「」



ミカサ「」


ミカサ「……ハッ」


ミカサ「ゆ、許さない。どこのどいつなのか教えて。八つ裂きにしてやr」

エレン「おーいアルミン!ンツ忘れてるぜ」ヒラヒラ


ミカサ「」

パンツのパが脱字してた


ミカサ「」

ミカサ「……ハッ」

ミカサ「ゆ、許さない。どこのどいつなのか教えて。八つ裂きにしてやr」

エレン「おーいアルミン!パンツ忘れてるぜ」ヒラヒラ

ミカサ「」


アルミン「ウワァンエレン振らないでくれよ!」ウワァン

サシャ「えっ、てことは今ノーパン?ノーパンツなんですか?」

コニー「マジかよ!?アルミンさっさとパンツはけよ!」

ミカサ「」

エレン「お前ら何で男子寮にいるんだ?」

ミカサ「エ、エレン……」


エレン「ん?」

ミカサ「なんでアルミンのパンツを持ってるの?」

エレン「………あぁ」

エレン「これは…………」


エレン「拾った」


ミカサ「…………!!」


エレン「ベッドの下に落ちてた」

ミカサ「そう……」ホッ

エレン「多分裸にしたとき、入り込んじゃったから見つけられなかったんじゃねえか?」

ミカサ「は……だ……か……?」


ミカサ「エレン……アルミンに何をしたの?」

エレン「えっ……///」

アルミン「なに照れてるんだよぉ!言うな!ぜっったい言わないでくれよ!?」

サシャ「ズコバコしてましたよね」

アルミン「」ウワァン

ミカサ「ほ、本当に?」

コニー「ズコバコってなんだよ?」


サシャ「ズッコンバッコンのことです」

コニー「ズッコンバッコンってなんだよ?」

サシャ「性交のことです」

コニー「セイコウってなんだよ?」

サシャ「だ、だからぁ///」

コニー「??」

アルミン「二人ともやめてくれよ……」フラフラ


サシャ「セ○クスのことですよ」

コニー「え!?」

コニー「マジかよ!?」


アルミン「ははは……ミカサには……ミカサには……知られたくなかっ……」ガクッ

エレン「アルミン!?おいアルミン!」ユサユサ

ミカサ「エ、エレン……」

また夜


ミカサ「どうしてアルミンにそんなことをしたの?」

エレン「どうしてって……」

エレン「誰かに取られたくなかったからだ」キリッ

ミカサ「エ、エレン。犯さなくても私に言ってくれればアルミンは守ってあげられt」

エレン「それに結婚の約束もしたかったしな…」

ミカサ「」

エレン「フランツが言ってたんだ。いつまで一緒にいられるかなんて分からない。誰かに奪われてからでは遅いって」

ミカサ「あ……そう……じゃあ、悪いのはフランツね?」

サシャ(ものすごいトバッチリじゃないですか?)


エレン「は?なんでそうなる」

ミカサ「フランツが悪いフランツが悪いフランツが悪いフランツが悪いフランツが悪いフランツが悪いフランツが悪いフランツが悪いフランツが悪い」

サシャ「ちょっとコニー!このままじゃフランツの命が危ないです!何とかしてくださいよぉ!」

コニー「おいアルミン!早くパンツはけよ!」ペシペシ

アルミン「う、うぅ……」


サシャ「3人を仲直りさせてくださいよ!」

コニー「はぁ?喧嘩してねえじゃん」

サシャ「でもエレンがアルミンを襲っちゃったせいで、今、3人の関係は最悪ですよ!?」

コニー「しょうがねぇなー!おいアルミン!起きろ!」

アルミン「うぅ……?」パチッ


コニー「3人ともくだらねえことでギクシャクしてんじゃねーよ!!」

エレン「」ビクッ

ミカサ「くだらないこと…?」

コニー「アルミン!大体お前なぁ!!」

アルミン「えっ」ビクッ

コニー「なに泣いてんだよ!?」

アルミン「えっ?えっ?」


アルミン「エレンに犯されちゃったから……」

コニー「それが嫌だったのか!?」

アルミン「そ、そうだよ!」

コニー「それはぜっったい違うぜ!!」

アルミン「!?」


コニー「嫌だったなら何で本気で抵抗しなかった!?いくらお前でもエレンの金玉蹴るくらいはできんだろーが!!」

エレン「やめろよゾッとしたじゃねぇか」

アルミン「エレンは力が強くて…」

コニー「男子寮には人がたくさんいるのに何故大声を出さなかった!?」

アルミン「そ、それは……」

コニー「エレンのチンコ突っ込まれても別に嫌じゃなかったからだ!よく思い出せよ!」

アルミン「そ、そんなことはないはずだ……」


回想

エレン「アルミンはかわいいな……」

アルミン「やだ!やめてくれエレン!離してくれ!」

エレン「アルミン挿れるぞ……」

アルミン「エレンやめてくれ……あっ、あ………あん///」


回想終わり


アルミン「そうかもしれない……」

ミカサ「アルミン!?」

コニー「だろ!?」

エレン「ア、アルミン……」


アルミン「エレン…………」

エレン「アルミン……オレ、お前を誰かに渡したくないんだ。お前が誰かのものになるって思ったら不安で、だからあんなことを……」

アルミン「エレン……」

エレン「アルミン……」




エレン「結婚しよ」

アルミン「…………////」

ミカサ「」


ミカサ「ちょっと待ってアルミン」

アルミン「どうしたの?ミカサ///」

ミカサ「アルミンは私に大事な話があると言ってた」

コニー「ん?そうなのか?」

ミカサ「大事な話はもしかして……」

アルミン「うん…僕はミカサにプロポーズしようと思っていた……」

エレン「マジかよ!?」

ミカサ「ふ……」


ミカサ「そういうことだからエレン」ガシッ

アルミン「わっ!?」

ミカサ「アルミンが好きなのは私。だからアルミンは私が貰っていく」スタコラサッサ

エレン「はぁ!?」

ミカサ「結婚なんてさせない!」

パリーン

ダダダダダッ

エレン「アルミーン!!」

アルミン「エレェェン!!」

ダダダダダッ


サシャ「行っちゃいました」

コニー「仲直りできてよかったぜ!」


コニー「オレも用事があったんだった!マルコ知らねえか?」

サシャ「マルコならあっちでミカサが割ったガラス片付けてますよ」

コニー「ありがとな!行ってみるぜ!」

サシャ「なんの用事ですか?」

コニー「プロポーズすんだよ!」

ダダダダダッ


サシャ「ホモばっかりや」


マルコ「はぁ……」サッサッ

コニー「マルコーーー!!!」

マルコ「やぁ、コニー。なんだい?」

コニー「結婚しよーぜ!!」

マルコ「」


マルコ「えっ、どうしてそうなった?」

コニー「オレは出来るだけ早く結婚したいんだ!早く結婚できそうなお前と結婚すれば早く結婚できるだろ!?ん?だよな?」

マルコ「いや僕、男だからね?」


コニー「知ってるよ」

マルコ「男は男と結婚できないよ」

コニー「エレンとアルミンは結婚するらしいぜ?」

マルコ「……壁内は広いからね。一組くらい例外はいるものだよ」

コニー「じゃあ駄目なのかよ」ブー

マルコ「ていうより、コニーは僕が好きだったの?」

コニー「好きだぜ!」

マルコ「僕を見ると胸がきゅんと苦しくなったりする?」

コニー「しねえな!!」


コニー「でも好きだぜ!」

マルコ「じゃあどこが?」

コニー「ソバカスとか嫌いじゃないぜ!」

マルコ「コニーは僕のそばかすが好きなのか?」

コニー「おう!」

マルコ「でも僕は男だから、結婚はできないよ。悪いな 」

コニー「そっかー」


コニー「じゃあソバカスある女と結婚すりゃいいのか!」

マルコ「えっ?」

コニー「ありがとなマルコ!」ダダダダダッ


マルコ「おい……大丈夫なのかな…?」

サシャ「あっ、マルコー伝いましょうか?」


×伝いましょうか

○手伝いましょうか

女子寮近辺

コニー(ソバカスがある女って誰だ?)

コニー(ユミルとハンナと、ミーナはあったっけ?覚えてねぇ!)

コニー(ブスと結婚はねーよな!!)

コニー「ってこたぁ……」

コニー「あっ」


コニー「ハンナァアーー!!」ダダダダダッ


ハンナ「えっ?」


コニー「結婚しよーぜ!!」

ハンナ「ええっ!?///」

フランツ「何言ってるんだ!?コニー!」

コニー「あっ、フランツもいたのかよ!まあいいや!」

コニー「ハンナ!結婚しよーぜ!!」

フランツ「おい……おい!」


コニー「なんだよ?」

フランツ「君はハンナが好きだったのか!?」

コニー「え?んーまぁ普通じゃね?」

ハンナ「」

フランツ「あのさコニー、ハンナは将来僕のお嫁さんになるんだ」

ハンナ「えっ?フランツ……?///」トゥンク…


コニー「そうなのか?」

フランツ「あぁ、だからハンナへの想いを普通とか言っちゃう君には渡せないね!」

コニー「そうかー仕方ねえな!」

ハンナ「フランツ……本気なの?///」

フランツ「ハンナ……今まで言えなくてごめん……僕はいくじなしだ!」

ハンナ「そんなことない!フランツは勇気ある人だわ!」

フランツ「ハンナ!///」

ハンナ「フランツ……!///」

ブッチュウ




コニー「じゃあブスんとこ行くかー?」

同じく女子寮近辺


ミカサ「アルミンはいあーん」

アルミン「あ、アーン……」

ミカサ「美味しい?」

アルミン「う、うん……///」モグモグ



ジャン「ミカサぁ!やっと見つけたぜ!」ズサァアア

エレン「アルミン!こんなとこにいたのかよ!」ズサァァアア


ジャン「テメエ死に急ぎ野郎!?やっぱりミカサを隠してやがったな!?」

エレン「離せよやぶけちゃうだろうが!!んなことしてねーよ!!」

アルミン「エ、エレン……!」

エレン「アルミン!」

ミカサ「エレン、何の用?」

ジャン「あれ?オレは……オr」


エレン「ミカサ、アルミンはオレと結婚することになっただろーが!返せよ!」

ジャン「えっ?お前ホモなの?」

ミカサ「駄目。アルミンは私と結婚するから」

ジャン「えっ?」

アルミン「二人とも止めてくれ!」

ミカサ「エレンの結婚は認めない!!」

今日はこれでおわり。


コニー「何してんだおまえら?」

アルミン「あっ!コニー助けて!エレンとミカサが…」

エレン「アルミンはオレとの結婚に納得してんだよ!」

ミカサ「私のアーンに頬を染めてたからアルミンはまだ私のことが好き」

ジャン「あ、あの……あno」

コニー「またかよー」


ミカサ「アルミンはあなたのプロポーズにうんとは言っていなかった」

エレン「言ってただろ!心の中で!」

ジャン「なぁミカサオレと……」

エレン「大体なんでそんなに邪魔がしたいんだ!?」

ミカサ「そ、それは……」

ミカサ「エレンを、結婚、させたくないから…」ウルウル

エレン「はぁ?」


ジャン「テメエ死に急ぎ野郎!?何ミカサのこと泣かしてんだア゛ァン!? 」

エレン「離せよ破けちゃうだろうが!!オレのせいじゃねえだろ!」

アルミン「ミカサ……元気だして……」

ミカサ「アルミン……」グスグス


アルミン「僕の胸でよかったら好きに使って?」

ミカサ「うん…」ギュッ

エレン「ちょっ!オレも!!」

ジャン「この死に急ぎホモ野郎が!!」

コニー「いい加減にしろよお前らぁ!!」


エレアルミカジャン「」ビクッ

コニー「さっきから黙って聞いてりゃ、とんだ茶番だぜ!」

ジャン「あんだとぉ?」

エレン「オレの人生がかかってんだ!仕方ねえだろ!」

アルミン「」ビクビク

ミカサ「コニー……部外者が口を挟まないでくれる?」

コニー「まずお前だミカサ!」

ミカサ「!?」


コニー「エレンとアルミンが結婚するってなったらアルミンをさらい、更にエレンに結婚してほしくないとぬかすお前は信じらねぇ」

ミカサ「な、なにが……」

コニー「お前はエレンの結婚を阻止したいがためにアルミンの気持ちを利用したんだろ!?」

アルミン「えっ……」

ミカサ「ち、違う!」

コニー「アルミンの気持ちをまた自分の方に向かせれば、エレンはフラれるから結婚しないで済むって思ったんだろ!?」

ミカサ「違う!」


コニー「違うんだったらお前はアルミンとの結婚にまんざらじゃねえってことだ!」

ミカサ「!?」

アルミン「えっ!?///」

コニー「お前は何でエレンの結婚を阻止してえんだ?」

ミカサ「そ、それはエレンは私の家族で…守らなければいけないから…だから…エレンと結婚するのも私の方が…」

コニー「エレンとはもともと家族だから結婚する必要はねえだろ!?そんなのバカでも知ってるぜ!」

ミカサ「た、確かに…コニーが言うと説得力がある」

コニー「家族以外の男で大事なやつは誰だ!?思い出してみろ!」


回想

アルミン「いい天気だから日向ぼっこしよう」

ミカサ「そうしよう」

パッパッ ファサッ

アルミン「はい、ミカサ。この上に座っていいよ」

ミカサ「アルミンのハンカチだから、アルミンが座るといい」

アルミン「僕は男だからお尻よごれたって平気だよ」

ミカサ「私も平気…」

アルミン「駄目だよ?ミカサは女の子なんだから」

ミカサ「……………」


回想終わり


ミカサ「はっ!?………アルミンのことを思い出した……」

アルミン「ミカサ……///」

コニー「つまりお前はアルミンと結婚してアルミンの嫁としてエレンを護ればいいんだろうが!」

ミカサ「そ、そう……ね?」

アルミン「ミカサ……///」

ミカサ「アルミン……?」


アルミン「僕、やっぱり君が大事だ。小さい頃から、君だけが僕の大事な女の子だった」ギュッ

ミカサ「アルミン……」

アルミン「もうキレイな体じゃないけど……」



アルミン「結婚してくれるかい?」

ミカサ「うん……アルミンなら…一緒にエレンを支えてくれる」

アルミン「君のことも支えたいな…」

ミカサ「わ、わたしは、いい、あの、あの//」


エレン「おい……おい!」


ジャン「おい!待てよミカサ!オレだってお前にプロポーズしn」

コニー「あとはテメェだジャン!」

ジャン「なんだよ!?」

コニー「お前は本当にミカサが好きなのか?」

ジャン「当たり前だろうが!一目惚れしたんだからな!」

コニー「そのわりにはお前はミカサの髪の話しかしてねぇ!!」

ジャン「!」

コニー「どうせ惚れたキッカケも髪だったんだろうが!!」


ジャン「そっ、そうだがしかし!キッカケはそうでも今はちゃんと好きだ!」

コニー「本当かぁ?」

ジャン「ミカサのことなら一日中見つめていられる!!」

エレン「なんだこいつ」

アルミン「引くね」

ジャン「うるせえよ!!」


コニー「お前が見つめてんのはミカサじゃねえ!」

ジャン「はぁ?」

コニー「ミカサの隣にいるエレンだろーがぁ!」

エレン「はぁ!?」

ジャン「ハァア!?ねーよ!!」

コニー「ミカサを見つめてると思いきや目移りしてる!」

コニー「よく思い出せ!」


回想

ジャン(あっ…ミカサ…)トゥンク…

ジャン(今日もキレイな黒髪だ……)

ジャン(チッ、死に急ぎ野郎も一緒かよ)

ジャン(今日も気に食わねえ面してやがるぜ)

ジャン(ミカサに寝癖直してもらいやがって……)

ジャン(あの態度生意気すぎだろ)

ジャン(今すぐ怒鳴りてえ!)

コニー(話しかけたいってことだろうが!!)

ジャン(回想に入ってくんじゃねえ!)

回想終わり


ジャン「確かに目移りしてた!してたけど、ちげえよバァカ!ホモじゃねえからな!」

コニー「あとはエレンお前だ!」

エレン「えっ」

ジャン「話聞けよハゲぇ!!」


コニー「オレの目が確かなら……」

アルミン「コニーの目は不安定すぎるよ」

コニー「ジャンと喧嘩するとき大抵お前の方からふっかけてる!」

エレン「だからなんだってんだ?」

コニー「ジャンにかまってもらいたいんだろうが!?」

ジャン「!?」

エレン「ハァア!?ねーよ!!」


コニー「服が破けちゃうほど引っ張ってほしいんだろうが!」

ジャン「マジかよ…引くわ…」

エレン「ちげえっつってんだろブッ殺すぞ馬面が!!」

ジャン「なんだとテメェもういっぺん言ってみろコラァ!!」

エレン「離せよ破けちゃうだろうが!!」


コニー「そうやって毎日毎日喧嘩してばっかりだ!」

ミカサ「ええ。危ないからやめてほしい」

アルミン「同じネタで何回も喧嘩するよね」

コニー「喧嘩するほど仲が良いって母ちゃんも言ってた!」

コニー「毎日毎日喧嘩してるおまえらは、お互いのことがダイッッ好きなんだろいい加減に気づけ!」

ジャン「!?」

エレン「!?」


コニー「そして両想いなら結婚するべきだろーーがッッ!!」

ジャン「」

エレン「」


コニー「ハァ……のどイテェぜ……」


ジャン「ふっ………ふざけんじゃねぇぞコニー!!んな訳ねーだろうが!!」

エレン「オレにはアルミンがいるだろうが!誰がこんなドングリ」

ジャン「テメェ今なんつった訂正しろクソホモ野郎がぁ!」

エレン「アァン!?テメェこそなんつった馬小屋に帰ってろ!!」

コニー「いいから仲直りしろバカども!!」ガシッ


ブッチュウ


ジャン「」

エレン「」

アルミン「」

ミカサ「」


コニー「あっ、オレ、ブスんとこ行かなきゃいけねえんだった」

コニー「じゃーな!結婚おめでとう!」

ミカサ「あ、ありがとう…」

アルミン「ありがとう…ございます…」


エレ…「」


ジャ…「」

調理場近く

コニー「4人とも幸せになって良かったぜ!」

コニー「あっ」

コニー「ミーナァーー!!」ダダダダダッ


ミーナ「コニー?なによ?」

ミーナ「って顔近っ!!なに!?何なの!?」


コニー「ウーン……お前ってソバカスねぇな?」

ミーナ「は?ソバカス?」

コニー「おう。ソバカスあったらオレと結婚してもらおうと思ってよ!」

ミーナ「え?」

コニー「でもソバカスねえし結婚してもらわなくていーぜ!」

ミーナ「ハァア?」


ミーナ「ちょっと待って……話が見えないんだけど……」

コニー「早く結婚してえからさ、相手探してんだよなー」

ミーナ「その基準がソバカスなの?」

コニー「おう。ハンナには断られちまった」

ミーナ「あんた何やってんの……?」


ミーナ「そもそも何でソバカスがなきゃ駄目なの?」

コニー「オレ、マルコのソバカスが好きでさ」

ミーナ「なんでマルコがでてきたのよ?」

コニー「ん?いやマルコにプロポーズしたら断られちまったから、他にソバカス付けてる女探してんだよ」

ミーナ「」


ミーナ「コニーってホモだったの?」

コニー「ちがうな!!」

ミーナ「よく分かんないけど、変なことに巻き込まないでよね」

コニー「めんごめんご」

ミーナ「大体コニーとか私もノーサンキューよ」

コニー「何でだ?こんなに天才なのに」


ミーナ「チb…背の低い男はちょっとねえー…………」

コニー「」ガーン

ミーナ「私、背の高い人が好みだからさー」

コニー「」

ミーナ「てかほとんどの女子がそうだと思うよ?」

コニー「」ガーン


ミーナ「じゃ、私行くから」

コニー「」ガーン


コニー「」ガーン


コニー「」ガーン



コニー「」ガーン




コニー「…………………ハッ!!オレは一体なにを……!?」


コニー「ヤベェ……何してたんだっけ?」


コニー「サッパリ覚えてねぇぜ……」


コニー「………ウーン」

コニー「」ウーンウーン


コニー「思い出してやるぜ」
コニー「あいうえおカキクケコさしすせそマミムメモたちつてとナニヌネノはひふへほあいゆえよわ……を……ん?らりるれろ」

コニー「がぎぐげごザジズゼゾだぢづでどバビブ………ブ……」


コニー「……ブス……!!」


コニー「そうだ!ブスに用があったんだ!」


ユミル「おいチビさっきから何騒いでんだ?」

コニー「おう丁度よかった!お前に用があってよ!」

ユミル「あ?お前今、ブスに用があるって言ってなかったか?」

コニー「あれ?でも何の用だったっけ?」

ユミル「聞いてんだろがよ坊主」

コニー「わざわざこんな顔見に来る訳ねぇしな……」

ユミル「喧嘩売りに来たのか?」


ガシャン

コニー「!?」

ユミル「クリスタ!?大丈夫か!?」

クリスタ「だ、大丈夫……ジャガイモ落としちゃっただけだから……」

コニー「おう!クリスタ」

クリスタ「こんにちはコニー……」


コニー「あっ!ワリィ……お前のレンコンどっかに落としてきちまったぜ!」

クリスタ「」ビクッ

クリスタ「い、いいの……気にしないで……」プルプル

ユミル「……?クリスタ、どうした?」

クリスタ「ごめんねコニー……」プルプル

コニー「???」


コニー(あれ?クリスタのレンコンって何で持ってたんだっけ?)

ユミル「おいテメェ!クリスタに何かしたのか!?」

コニー「ん!?……んん!?いや何もしてねぇぞ!?」

クリスタ「そうだよユミル!コニーは何もしてない!」

ユミル「クリスタ……嘘はつくもんじゃねえよ」

クリスタ「ウソじゃない!」


クリスタ「私が、レンコンを持ってたからいけないの……」

ユミル「は?」

クリスタ「レンコンを持っていない私はただのクリスタ。私はレンコンがなきゃ嫁の貰い手がないんだよね……」

クリスタ「私……私…頑張るよ。レンコンがなくても可愛くなれるよう努力……するね……?」

コニー「?」

ユミル「ん……ん?」

コニー「意味が分からん」

クリスタ「」


ユミル「ばっ、バカッ!そんなハッキリ言うんじゃねえ!」ドゴッ

コニー「ぐふっ!」

クリスタ「」メソメソ

ユミル 「ク、クリスタァ!何言ってんだよ!?」

クリスタ「だって……ううん……」メソメソ


ユミル「レンコンがなくたって、お前の可愛さならいくらでも嫁の貰い手あるって!」

クリスタ「そんなのうそだよ」

ユミル「あるって!なんなら今私が貰ってやりてぇくらいだ!」

クリスタ「……え……ほんとう?」

ユミル「ああ!お前は可愛いからな!世界一可愛いから!!」


クリスタ「………………ユミル///」


ユミル「私が結婚してやるから安心しろよ!なっ!?」

クリスタ「もう……ユミルったら///」

ユミル「ホッ」

イチャ…イチャ…

キャッキャ…ウフフ…


コニー「ハッ!」


夕食の時間


ライナー「たまにはお前と食べるメシもいいもんだな。いつもより美味しく感じる」

アニ「…………はぁ?なに言ってるの?うっとうしい」

ベルトルト(アニッ!僕にもっ僕にも言って!)

ミーナ(ベルトルトって背高いからカッコいいのよねー)


ミーナ(隣に座ってもらえるなんて、ちょっとラッキー)


アルミン「ミカサ、食べるとき髪が邪魔そうだね」

ミカサ「そうかもしれない」

アルミン「これ以上短くするのもなんだし、今度町でデートしたときに髪留めを買おうか」

ミカサ「で、でーと?でーと……う、うん//」

エレン「ア、アルミン!オレも行くからな」

ジャン「テメェ死に急ぎ野郎!イスがちけぇんだよもっと離れろ!//」

エレン「離せよ破けちゃうだろうが!テメェが離れろ!//」


クリスタ「あーっ!ユミルってばまた嫌いなもの私の皿に入れたでしょ!?」

ユミル「だってクリスタだったら食べてくれるだろ?」

クリスタ「もうっ!そんなに甘やかさないよ?口開けて!あーん///」

ユミル「しょうがねぇなー」


フランツ「ハンナ……僕と結婚したら僕のために毎日料理してくれる?///」

ハンナ「もちろんよ……フランツ///」


コニー「あーあ」

マルコ「どうした?全然食べてないじゃないか」

コニー「誰とも結婚の約束できなかったぁあー」

マルコ「まあ、普通はできないよ」

コニー「なぁーマルコ、やっぱり結婚しよーぜ?」

マルコ「し な い」


コニー「なんでだよー」ブー

マルコ「ノンケだから」

コニー「のんけってなんだ?」

マルコ「それに僕は結婚するなら、サシャみたいに気遣いのできる人がいいな」

サシャ「私ですかぁ?」モグモグ

マルコ「ガラスの片付け手伝ってくれてありがとう」

サシャ「いえいえー。私も結婚するならマルコみたいに優しい人がいいですねぇ」

マルコ「あっありがとう///」

サシャ「いえいえー///」


コニー「ちぇー。サシャも駄目かよー」ブー


コニー「オレは早いとこ結婚してえのにー」ブー

コニー「そんでよぉ」

コニー「憲兵団入ったら内地に家買って、父ちゃん母ちゃんもサニーマーティンも呼んで」

コニー「嫁さんとの間に子供も4人くらいできて、みんなで暮らすんだよー」ブー

コニー「ああもう」


コニー「もう誰でもお前でもいいから!」



コニー「オレと結婚しよーぜ!!」






本当に完。

ここまで付き合ってくれてありがとうございました。
これで終わりです。

面白かった!
>>1他に書いてる作品あったら教えてほしい

>>252
今まで書いたのは
アルミン「うっうっうー」
ミカサ「私のエレンとアルミン」
ミカサ「エレンとアルミンと夜」(途中)
ジャン「何も起きそうにない」(ジャンサシャ)
とかです。
こういう感じのは初めて書いたかも 。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月13日 (月) 23:39:11   ID: mzOgcplV

コニーがアホすぎてわらけるwwwwwwww
でも、そういうとこがかかわいいよぉ…///

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