モノクマ「その欲望、解放しろ!!」【安価SS】 (318)
モノクマ「はぁ~あ...コロシアイがないってのはツマラナイねぇ」
モノクマ「てーわけで安価というチカラで生徒諸君の欲望を解放させたいと思います!」
モノクマ「どうやって?そんなの知らなくていいよ!ただ安価に従わせるだけ!!拒否したらオシオキだからね?」
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苗木「...とか言ってたけどどうしよう?
霧切「今はモノクマに従いましょう」
葉隠「でも欲望を解放ったってどうすんだべ?」
十神「黙ってろ愚民...今は待つしかない」
モノクマ「うぷぷぷ!皆揃ってるぅ?オマエラにはこれから自由時間を与えるよ!」
桑田「はぁ!?どういうことだよ呼び出しといて!!」
モノクマ「うるさい!人の話...いや、クマの話は最後まで聞かなきゃダメでしょーが!」
モノクマ「えー...コホン、とりあえず今からオマエラには一旦部屋に戻ってね?戻ったら自由時間!」
モノクマ「出歩いてもいいし、部屋にこもっててもいいよ!!」
モノクマ「欲望は知らないあいだに解放させてもらうから気にしなくていいよ!」
朝日奈「とりあえず部屋に帰れってこと?」
モノクマ「イグザクトリー!その通りでございます!ていうかぶっちゃけいつもと変わらない生活してていいよ!」
腐川「わ、私は先に戻るわよ...どうせ誰も気にしないでしょうけど...」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1377160745
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モノクマ「...さて、皆戻ったね...」
モノクマ「どんな欲望が見つかるか...楽しみ!!うぷぷぷぷ!!」
誰の欲望を解放しに行くか >>4
どんな欲望か >>5
朝日奈
マゾヒスト
モノクマ「...ふーん、マゾヒストかぁ...要するに殴られたいとかそういうのなのかな?」
モノクマ「まぁいいや!とりあえず張り切っていきましょー!」
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朝日奈の自室.
朝日奈「はぁ...一体なんだったんだろモノクマのやつ...」
朝日奈「欲望を解放ー、だなんてわけがわからないよ...」
朝日奈「気晴らしに食堂行ってこよ...ん?」
朝日奈「何か違和感があったような...気のせいかな?」
モノクマ(うぷぷぷ...どうなるか楽しみダネ!!)
まず誰に出会ったか >>8
山田
食堂_
朝日奈「げ...山田!」
山田「なんですかな朝日奈どの!人を見るなり睨むなど...ハァハァ」
朝日奈「うげ...ハァハァしないで!気持ち悪いよ!!」
山田「キ、キモ...?思わないお方からの罵倒!そそりますなぁ!」
朝日奈「うぅ...もうヤダこいつ...あ、おーい>>12!」
>>12は誰?(てか山田とか公認マゾじゃんこいつじゃマゾ×マゾになっちゃうよ)
苗木
朝日奈「おっす苗木!」
苗木「やぁ朝日奈さん、何か用かな?」
朝日奈「いやぁ、別に用があるわけじゃないんだけどさ...あっ」
苗木「どうしたの?」
朝日奈「かゆい...蚊に背中刺されちゃったのかな?うー...苗木ちょっと掻いてくんない?」
苗木「えっ、何でボクなの!?大神さんとか女の子に頼んだら?」
朝日奈「うーん...」
苗木or別の人>>15
別の人の場合はそいつの名前でよろ
セレス
朝日奈「セレスちゃん!お願い!背中掻いてくれない?」
セレス「お安い御用ではありますが...何故私が?」
朝日奈「...なんでだろ?よくわかんないけど...とりあえず早くーっ!」
セレス「はぁ...しょうがないですわね...」ポリポリ
朝日奈「はぁ~...掻くの上手だねセレスちゃん...」
セレス「あまり嬉しくないですわ...」ポリポリ
山田(...苗木どの苗木どの!)ボソッ
苗木(何?山田クン?)
山田(何かエロくありませんかアレ...)
苗木(な、何言ってるんだよ山田クン!!そんなこと...)チラッ
朝日奈「あぁ~...いいよ、そこぉ...」
セレス「変な声出さないでください...ていうか掻きすぎではなくて?」ボリボリ
朝日奈「ん...もうちょい!」
セレス「...わかりましたわ」
朝日奈(ちょっと痛いけど何故か気持ちいいよ...でもいい加減にしないと怒るかな?)
朝日奈「あ!もういいよありがとう!気持ちよかったよ!」
セレス「そうですか、お役に立てて嬉しいですわ...」ハァ
朝日奈「...さて!ちょっと自室で休んでこよーっと!」
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モノクマ「...解放してもあの結果かぁ、ツマラナイ!次は誰の欲望を解放しようかな?」
朝日奈がマゾなの想像しきれませんでしたすいませんw
誰 >>18
どんな欲望か >>19
葉隠
霧切
オーズのグリードかよ
下
もう少し安価離したほうがいいと思う
欲望再安価、下でお願い
>>1人安価終わってから欲望安価とろうよ……
ランドリー_
葉隠「ふぅ...暇だべ...苗木っちで遊んでくるべ」
葉隠「えーと...確か食堂にいたべ...」
食堂_
山田「やはり苗木どのも興奮しましたね?」
苗木「そ、それは違うよ...多分」
葉隠「おーい苗木っち!暇だべ!ちょっくら俺と遊ぶべ!」
苗木「え?別にいいけど...」
山田「さて、では自室に戻って妄想してきます!」
苗木「う、うん...じゃあね」
何しようか >>32
占い
葉隠「特別に無料で占ってやんべ!」
苗木「葉隠クンの占いって見たことなかったけど、本当に当たるの?」
葉隠「三割だべ!!」
葉隠「まぁ当たるかなんてどうでもいいべ!...いくべ!」ウラナイチュウ~
苗木「い、いいのかなぁ...」
葉隠「うーん...出たべ!!苗木っち!今から俺とサウナ行くべ!」
苗木「サ、サウナ!?」
葉隠「占いの結果だべ!はよ行くべっ!」グイグイ
苗木「わかったからパーカー引っ張らないで!」
サウナ_
苗木「暑い...ふぅ...」
葉隠「俺の髪の毛も元気がないべ...」シナッ
苗木(ワカメヘアーだもんしょうがないよ...)
葉隠「苗木っち~...占いの意味が正直わかんねぇべ...」ベター
苗木「ちょっ...くっつかないでよ...」
葉隠「苗木っち~...ちょっと歩けそうにねぇべ...出るの手伝ってくれだべぇ...」グッタリ
苗木「しょうがないなぁ...ほら、肩つかまって」
葉隠「すまねぇべ、苗木っち...恩にきるべ...」
脱衣所_
葉隠「いやーお世話になったべ!ありがとな苗木っち!」
苗木「いいよお礼なんて...」
葉隠「苗木っちは意外といい身体つきしてるべ!」
苗木「そうかなぁ?まぁいいや、そろそろ戻ろう?」
葉隠「おう!だべ!!」ベター
苗木「くっつかないで!暑いし気持ち悪いよ!」
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モノクマ「モノクマは薔薇とか百合とかわからないよ...」
モノクマ「次はもっと面白いといいな!ぷひゃひゃひゃ!」
次誰? >>35
安価ms
次>>40で
石丸
石丸把握
欲望>>45
,,-ゥ <ニ''ー 、
/ / `ヾ ヾl
__/ (ィ /イヾ ヽ
7 イ、、 ,,,_//、 イ、 ヽ
./ イ ゝ、 |l ィヾ、レ /
,' フ/__) ヾ ll `' l /
ヽ 〉 ゙' ' ,ィ ', / ありがとウヴァ
\ l _ `' {} /⌒ヾハ .ト、
,, トl´ ヽ、 ,,,j l l .', .ヘ__
/ } .l ',, 、 `" ィ、 ,イ l \ } ヘ二''ー 、
! ! ゝ ト 、 ノヾニイィィ)ィト ハ ヽ|ヽ ヽ-‐‐ヾ `ヽ、
/ィ| ∧イ-∧ ゞゝイヽイ,、`"//lノ ヾ ヾl ∨ ヾ }-、ト、ヽ
./、ィ、| | /- / .ヾト ヽイ、二ィヾイイ `ヽ 、ゝイ ̄ヾ、l、l、 `ヽヾ',
./ィl l lヽイ__∠ /ヘヘ / レ'/__{{_ゝ __! ', .ヾ ',
// ィイ、イ / |l_〉ヽ、 `ー---'" / / 〈 // ヘ /ヽ ヾ',
/ l {ー イ二二イ、 `ヽ l / l ヽ \__/ \ ヾ、
/ イト l フ / | ヽ ', 〈 / / ハ \ |\ミト、
.{ / ヽト_ / / ヽ ヽ/ `ヽ/,ィ--、/ /ヽ/ 丶__/ ト、 ヘ、
./ ィ /、 / ヽ ゝイ`ヽ\ // `ヽ-、ヾ_\ / ヽ}ヘ
イ// ', / ゝ"ゝイ ヾヽ 〈〈 ∨、\ヽ-ーー"´ /
l イ  ̄ ̄7 // /ィ-‐ー、',-、、 /ヽ `ヽ、 /
レ ヾ、_,,,,,/ //ゝ、 ,イ l{ }} 〉 ヽー--" ,イ `ヽ-ー'"´
', / /´ .| ヽ-ーー"´ ヽ_ノ / ̄ゝ、__イ .j
\__/イ 'へ__イ ̄ ̄〉、 ハ__イ〈 __イ'"´ /
ヽ___フ`ヽ-ーデ_<二_〉ィ'''""
ウヴァさんなにしてんすかwww
遠めで再安価>>55
大和田とホモプレイ
石丸の部屋_
石丸「ふぅ...今日も皆がきちんとした生活を送れるように風紀を正しに行くぞ!」
石丸「...だが自由時間ぐらいは...うーむ、どうしたもn...」
石丸「何故だか兄弟のところへ行きたくなってきた...よし!」
大和田の部屋_
大和田「あーあ...モノクマの野郎何がしたかったんだ...クソッ!」
大和田「自由時間って言ったって何も予定ねぇし...」
ピンポーン
大和田「ん?誰だ?」
石丸『僕だ!石丸だ兄弟よ!!』
大和田「おぅ、お前か...何か用か?」
石丸『なんでもないがとりあえず開けてくれ!』ドンドン
大和田「...ったく、今開ける」
ガチャ
石丸「兄弟ぃぃぃいいいいい!!」ガバッ
大和田「ぐふっ!何しやがる!!」
石丸「すまない兄弟!体が勝手に動くんだ!」バッ
大和田「う、うわあああああああ!!やめろ!服を脱がすな!!」
石丸「すまない!すまない!!」ハァハァ
大和田「落ち着け!どうしてこうなった!?」
石丸「わからない!何故か突然兄弟と異性交遊...いや、同性交遊したくなったのだ!!」
大和田「は、はぁあああああ!?なんだそりゃ!!テメェは超高校級の風紀委員だろうが!!」
石丸「わかってる!こんなことは校則違反だってことぐらい!でも、止められないんだぁああああ!」
大和田「いい加減にしろ!殴られてぇのか!?」
石丸「いっそのこと殴ってくれ兄弟!!」
モノクマ「そうはさせないよぉ」ヒョコッ
大和田「テメ...モノクマぁ!!」
モノクマ「うぷぷ、言ったでしょ?欲望を解放させるって!石丸クンの欲望は『大和田クンとのホモプレイ』だったんだ!」
石丸「な、なんだと!?この僕がそんなこと...」
モノクマ「石丸クン、自分の欲望だからって全部知ってるわけじゃないでしょ?これは石丸クン自身も知らなかった欲望なの!」
石丸「そ、そんな...!」ガーン
北村住宅地と南村住宅地を結ぶ道路から50mほど離れた所、そこを北へ向かって水城凛(女子13番)は歩いていた。
ペアであり恋人の土方涼太(男子13番)のあとを追いかけている。
「凛、疲れてないか?」
「ううん、平気…早く行こっ」
2人は仲間を集めるべく、人がいそうな村から人探しをはじめた。
しかし、南村住宅地では人を見つけることは出来なかった。
探し方が悪かったのかもしれないが。
1つ1つの家の中を丹念に調べたわけでなく、家の周りを1周し、誰かが中にいる様子がなければ家に入らなかった。
鍵が開いていたり、窓ガラスが割れていれば入ったが、あまり多くなかった。
「…冷えるね、やっぱ冬だし…」
凛はくしゃみを1つし、鼻をすすった。
今の気温は何度くらいだろうか?
0℃くらいだろうか、とにかく寒い。
真冬の真夜中に外にいるので当然だが。
「あっためてやろうか? 人肌で…」
「[ピーーー]っ!」
凛は頬を紅潮させ、肩を抱いてきた涼太に軽くアッパーをくらわせた。
殴られた顎を擦りながら、涼太は苦笑した。
「…冗談だよ、つーか[ピーーー]ってシャレになんねぇよ」
「じゃあ今から出発してもらうんだけど、その時に…
鳴戸、佐助、アレもってこい」
畠案山子(はたけ・かかし/教官補佐)が2人の軍人を呼んだ。
渦巻鳴戸(うずまき・なると/軍人)と内刃佐助(うちは・さすけ/軍人)が廊下に出、台車を引いて戻ってきた。
「案山子先生! 持ってきたってばよっ!」
渦巻が元気に騒ぐ。
土方涼太(男子13番)は耳を塞いだ。
あの声は頭に響くほどうるさい。
「よし、ごくろーさん!
みんなこのデイパックを持っていってもらうからな!
えっと、この中には水と食料、地図とコンパス、懐中電灯、武器と防寒具が
入ってるから。
武器は…まあ当たり外れがあるけど、文句はナシな。
防寒具は手袋とかマフラーとかカイロとか、ある程度はそろってるぞ。
佐助にコートを貰ってから出て行くように!」
内刃はフンッと鼻を鳴らした。
オレ、ああいうスカしたヤツ嫌いなんだよね。
「えっと、ほら、東田先生?」
畠が東田晴樹(担任)を呼んだ。
東田は生徒たちに何かを言いかけたが、すぐに俯いた。
畠が溜息をついた。
「もう、全部俺がやるんですか?
じゃあみんなさ、机の中から紙と鉛筆を出して?」
涼太は机の中に手を突っ込んだ。
確かに紙と鉛筆が入っている。
「じゃあ、今から俺が言う事を3回ずつ書いて?
『私たちは殺し合いをする』、はい!
あ、男子は俺とかでもいいけどね」
ちくしょう、ふざけんな!
涼太は紙に書く振りだけした。
誰が殺し合いなんかするかってんだ、クソッ!
「『殺らなきゃ殺られる』、はい!」
誰がこんなこと…と全員が思ってても、試合は進行してしまうものらしい。
井上稔(ADGI/元神奈川県平沢私立菊谷中学校3年A組男子2番)の時も、クラスで悪い人はほとんどいなかったはずなのに、どんどん進行していって僅か1日で終わった、と言っていた。
よくロンパスレに出没する荒らしだからNG突っ込んでスルー推奨
モノクマ「てことで楽しんでね!あ、でも大和田クン...もし抵抗したらオシオキだよぉ?」シャキーン
大和田「くっ...外道が!」
石丸「すまん兄弟!後で僕を殴ってくれ!思いっきり!!」ペロペロサワサワ
大和田「ちょっ、テメェ...やめ、ろ...!」
抵抗したらオシオキ、その言葉が脳内で再生された
大和田「...兄弟、さっさとすませろ!」
石丸「えっ...」
大和田「今回は見逃してやるってんだ!その代わりさっさとしろ!!」
石丸「兄弟...」ブワッ
大和田「泣いてるヒマあったらさっさとヤれ...」
石丸「あぁ!わかったよ!!じゃあ早速挿れるぞ...!」
大和田「アッ━━━━!!」
数日後、石丸と大和田は皆には秘密で付き合うことになりましたとさ!
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モノクマ「ふぅ...まさか大和田クンが受け入れるなんてね!予想だにしなかったよ!!うぷぷ...次は誰かなー?」
次の人>>65
ぶふwwwwwwww荒らしかよくそwww
再安価>>75
性的描写とか苦手ですまんksk
ちーたん
ちーたん把握
欲望>>80
うんこ食べる
女の子になる
「じゃあ今から出発してもらうんだけど、その時に…鳴戸、佐助、アレもってこい」
畠案山子(はたけ・かかし/教官補佐)が2人の軍人を呼んだ。
渦巻鳴戸(うずまき・なると/軍人)と内刃佐助(うちは・さすけ/軍人)が廊下に出、台車を引いて戻ってきた。
「案山子先生! 持ってきたってばよっ!」
渦巻が元気に騒ぐ。
土方涼太(男子13番)は耳を塞いだ。
あの声は頭に響くほどうるさい。
「よし、ごくろーさん!みんなこのデイパックを持っていってもらうからな!えっと、この中には水と食料、地図とコンパス、懐中電灯、武器と防寒具が入ってるから。武器は…まあ当たり外れがあるけど、文句はナシな。防寒具は手袋とかマフラーとかカイロとか、ある程度はそろってるぞ。佐助にコートを貰ってから出て行くように!」
内刃はフンッと鼻を鳴らした。
オレ、ああいうスカしたヤツ嫌いなんだよね。
「えっと、ほら、東田先生?」
畠が東田晴樹(担任)を呼んだ。
東田は生徒たちに何かを言いかけたが、すぐに俯いた。
畠が溜息をついた。
「もう、全部俺がやるんですか?じゃあみんなさ、机の中から紙と鉛筆を出して?」
涼太は机の中に手を突っ込んだ。
確かに紙と鉛筆が入っている。
「じゃあ、今から俺が言う事を3回ずつ書いて?『私たちは殺し合いをする』、はい!あ、男子は俺とかでもいいけどね」
ちくしょう、ふざけんな!
涼太は紙に書く振りだけした。
誰が殺し合いなんかするかってんだ、クソッ!
「『殺らなきゃ殺られる』、はい!」
誰がこんなこと…と全員が思ってても、試合は進行してしまうものらしい。
井上稔(ADGI/元神奈川県平沢私立菊谷中学校3年A組男子2番)の時も、クラスで悪い人はほとんどいなかったはずなのに、どんどん進行していって僅か1日で終わった、と言っていた。
身体に痛みを憶え、湯浅季莉(女子二十番)はゆっくりと瞼を持ち上げた。
顔の下敷きになっていた右手がじんじんと痺れているし、首が痛む。
まるで授業中によく眠った後のよう――そこまで考え、季莉は眉を顰めた。
おかしい。
季莉は上半身を持ち上げたのだが周りは暗くてよく見えないので、自分が体を預けていた板を触り、そこから手を滑らせてその全体像を把握した。
これは、学校で使うような机だ。
しかし、帝東学院のものとは少し形が違う。
同様に自分が腰掛けている椅子にも触れてみたが、やはり形状が違うようだ。
ここは、どこ?
学校じゃない。
そもそも、あたしたちは修学旅行に行く途中だったはず――あれが夢じゃなければ。
季莉は前に手を伸ばしてみた。
すぐに、温かい何かに触れることができた。
これは、人の体温による温かさ――丸みを帯びたフォルムは、恐らく背中だ。
少し手を上にずらしてみると、別の布の感触がした。
それを掴み、形を確認してみる――フードだろうか、これは。
「…早稀?」
季莉は友人の水田早稀(女子十七番)の名前を呼んでみた。
フードがついている服を着ている人間で最初に思い浮かんだのが全体はカーキ色でそこに白黒のストライプ模様のフードが付いたパーカーをいつも着ている早稀だったこともあるが、早稀が前にいるのなら、それは教室での席順と同じ可能性が高いからだ。
前にいる人物は何も答えないので、今度は後ろや左側に手を伸ばしてみたが空を掴んだだけに終わった。
季莉の席は最後列で窓側から2列目、ただし窓際の列は机が1つ少ないので季莉の左隣には誰も座っていなかった――つまり、やはりこれは教室での席順と同じ並び方なのではないだろうか。
そうであれば、右隣にはクラス1大きな体を持つ無愛想な林崎洋海(男子二十番)がいるのだろうし、右斜め前には副委員長の奈良橋智子(女子十一番)が、左斜め前には銀髪赤メッシュという、パーマをかけた明るい金髪をツインテールにしている季莉と同レベルで派手な頭をしているサボリ魔の芥川雅哉(男子二番)がいるはずだ。
「ねえ、早稀…早稀ってば」
洋海とは会話をしたことはないし、智子はたまにからかったり嫌がらせをしてやったりしたこともある仲だし、雅哉は女子相手にヘラヘラしているところがあまり好きではないので、声を掛けるならやはり前にいるであろう早稀しかいなかった。
お互い一時は問題児扱いされていた者同士ということもあって仲良くなったのだけれど、お互い落ち着いた今では様々なことに対して同じテンションではしゃぐことができる1番の親友だ。
「…その声は…湯浅か?」
低すぎずどこか色気を感じてしまう声に名を呼ばれ、季莉は顔を前に向けた(やはり暗くてよく見えないのだけれど)。
大いに聞き覚えのある声に、少しだけ安堵した。
「うん、あたし。
アンタは…城ヶ崎だよね?」
季莉の祖父は大東亜を代表する自動車会社を経営しているため家は裕福で、季莉はこのクラスではトップクラスのお嬢様なのだが、季莉の家も恐らく足元にも及ばないであろう家に生まれ育ったクラス1、いや学校1のお坊ちゃんである城ヶ崎麗(男子十番)は季莉の質問に対し「ああ」と答えて肯定した。
顔は見えないけれど、きっと「俺に決まってるだろうが」と言いたげな自信に満ち満ちた表情を浮かべていることだろう。
「他に起きてるヤツは?」
麗は先程より大きな声を出したが、返事はなかった。
どうやら季莉と麗以外はまだ眠りに落ちたままのようだ。
「これは修学旅行の一環…ではなさそうだよな。
いつもの教室でもないようだし。
湯浅、他に何かわかっていることは?」
「えー…あ、多分今の席の並びは、普段と一緒だと思う。
あたしの左と後ろには誰もいないし、前は多分早稀だし」
「ふーん、成程。
おい、咲良、咲良!」
麗は季莉から情報を受けるとすぐに上野原咲良(女子二番)を呼んだ。
咲良は麗とは幼馴染であり、家柄の話をすると昔は主君と家臣の関係だったという話を聞いたことがある。
麗の左隣の席であることもあり、咲良を起こしに掛かったのだろう。
間もなく寝ぼけたほわほわとした声で「麗くん…?」と呼ぶ咲良の声が聞こえた。
「咲良、ここは教室で席の並びは普段と同じらしい、周りの奴を起こせ。
電気のスイッチはどこだろうな…紗羅、芳野!!」
麗は今度は廊下側の最前列の席である朝比奈紗羅(女子一番)と芳野利央(男子十九番)を呼んだ。
紗羅も麗の取り巻きの1人であり、季莉とは波長が合うので仲が良い。
利央は学級委員長で、寡黙ではあるが文武両道である点を麗は認めているらしく、自身のライバルだと公言している。
「ん…麗…?
あれ、あれあれ、あっれ、何これ、どういう状況!?」
目が覚めららしい紗羅が騒ぎ出した。
「紗羅、ここは俺らの知らない場所だけど多分教室だ。
前の方に電気のスイッチがないか確認してくれないか?
足元に気を付けろよ?」
「オッケー!
瑠衣斗、ねえ瑠衣斗アンタ起きてる!?電気のスイッチ探すから手伝ってよ!!」
紗羅は自分の後ろの席にいる真壁瑠衣斗(男子十六番)に声を掛けた。
瑠衣斗は紗羅と同じく中等部から帝東学院に入ってきたのだが、入学以来学年首席の座を一度たりとも手離していない優等生だ。
固い表情を崩すことがほとんどないので、季莉はあまり好きではない。
瑠衣斗も麗の取り巻きの1人であり、紗羅とは数ヶ月付き合った後別れたそうだが今では無二の親友のようで、瑠衣斗は紗羅を相手にしている時だけは表情が緩み笑顔を見せることもある。
どたんっと何かが倒れる音がし、「え、瑠衣斗アンタ転んだ!?大丈夫!?」という紗羅の声が聞こえた後、天井の蛍光灯に灯りがともった。
頭はいいが運動能力は破滅的にない瑠衣斗が床に倒れており、紗羅はその腕を掴んで起こそうとしていた。
スイッチに触れたのは、声は一切聞こえなかったが起きていたらしい利央だった。
ようやく全体を確認することができるようになり、季莉は辺りを見回した。
麗が大声を上げたり紗羅が騒いだりしたこともあり、また周りが明るくなったこともあり、半数以上が目を覚まして身体を起こし、それぞれが不安げな表情で辺りを見回しては近くの席の人と話をしていた。
「季莉…これ、何、どういうこと…?」
ようやく目覚めた早稀が、困惑した表情で季莉を見つめた。
いつも明るい笑顔を浮かべているイメージが強い早稀だが、さすがにこのわけのわからない状況は不安なようだ、当たり前だし季莉も同感だが。
その早稀の首元に、ふと視線が止まった。
赤みの強い茶色に染められたショートヘアなのですっきりと見えている早稀の首元に、見慣れない銀色の物体が巻き着いているのに気付いたのだ。
「…早稀、アンタそれ…首輪?
そんな無骨なモン付ける趣味、あったっけ?」
「は?何言って――」
早稀が自らの首元に手を遣り――目を見開いた。
その存在が本当なのか確かめるかのように何度も自分の首に巻き着いた首輪に手を触れた後季莉を見、眉を顰めた。
「そういう季莉の首にも…ううん、みんなの首にもあるよ、これ…!!」
早稀の指摘を受け、季莉も自分の首元に手を遣り、その存在に初めて気付いた。
確かに首元には冷たい感触があるのだが、こんな物を付けた記憶はない。
そして改めて周りを見渡すと、周りにいる雅哉や洋海や智子だけでなく、早稀の前の席に座る小石川葉瑠(女子五番)と話をしている横山圭(男子十八番)と阪本遼子(女子八番)にも(葉瑠はいつも何故か学校指定ジャージを着用しており、ジャージのファスナーを上まであげているので首は全く見えず確認できなかった)、洋海の隣で大騒ぎしている川原龍輝(男子五番)や龍輝と同じく騒いでいる内藤恒祐(男子十二番)にも、全く同じ首輪が付いていた。
そして、季莉は教室の前方に目を遣る。
最前列で1人おろおろと不安げに辺りを見回している松栄錬(男子九番)――親が決めた季莉の許嫁であり、現に現在付き合っている季莉の彼氏だ――の首にも、その首輪はいやらしく存在を主張していた。
早稀の声に、それぞれが首輪の存在に気付き、一様に不安な表情を浮かべ、今までより一層騒ぎ出した。
「落ち着け、静かにしろ!
内藤、あんまりそれ引っ張るな。
得体の知れない物をいじっていいことなんかねぇよ」
麗が声を上げ、教室は一瞬にして静まり返った。
首輪を引っ張っていたらしい恒祐が、慌てて首輪から手を離した。
正に鶴の一声。
学級委員の利央や智子は自ら積極的に声を上げてクラスを引っ張るタイプではないので、騒ぐクラスを静まらせるのは生徒会長として全校生徒を前にしてもいつもと変わらない自信満々の言動をしてきた麗の役目だった。
「芳野、この状況に心当たりは?」
尋ねられた利央は、首を横に振った。
次に麗の視線を向けられた智子も、びくっと肩を振るわせた後首を横に振り、そのまま俯いてしまった。
「…ふーん、俺も何も心当たりがない。
となると、ここでごちゃごちゃ言ってても仕方ない。
外には誰かいるだろうし、訊いた方が早いな。
健太、ちょっとお前訊いてこい」
「はぁ!? 何で俺!?
人使いが荒いなテメェは相変わらず!」
指差された麗の取り巻きの1人である木戸健太(男子六番)が悪態を吐きながらも立ち上がり、教室の前の扉を開けようと手を掛け――首を傾げた。
後ろの扉には、麗を取り巻く面々の中でも群を抜いて麗を慕っている鳴神もみじ(女子十二番)がおり、何とかして開けようとしていたようだがそれは叶わなかった。
「会長会長っ、窓も同じようになってるよ」
廊下側の席に座る春川英隆(男子十四番)が後ろの席の日比野迅(男子十五番)と共に窓を開けようとしたようだが、それもできなかったようだ。
つまり、自分たちはこの部屋に閉じ込められている。
教室内を不安な空気が満たしていく。
季莉自身も言いようのない不安が徐々に膨らんでおり、手が震えるのを押さえて必死に隠していた。
「…意味わかんない、ムカつく」
不機嫌さを前面に押し出した声を上げたのは、廊下側の席の最後尾、季莉や早稀の仲間の星崎かれん(女子十六番)だった。
明るい茶色に染まった髪を手櫛で掻き上げると、立ち上がって自分の座っていた椅子を掴み、振り上げた。
前の席の宍貝雄大(男子八番)や迅がぎょっとした表情を浮かべ、慌てて自分の席を放棄して窓から離れると同時に、かれんは椅子を窓に向けて振り回した。
かれん自身は今までそんな破壊行動をしたことはないはずだが、他のクラスのギャル仲間が以前同じような行動をして教室の窓ガラスを割って大騒ぎになったことは季莉も記憶していた。
確かに開かないのなら割ればいい、かれんは冷静にそう考えたのだろう。
しかし、窓は割れなかった。
大きな音はしたのだが、窓には罅1つ入っていなかった。
見ていた雄大がかれんを退がらせて同じように窓に椅子を叩きつけたのだが、クラスで3番目の巨体であり野球部で腕力が鍛えられている雄大をもってしても、窓にはいささかの傷も付けることはできなかった。
「…普通の窓じゃないのか、まるで防弾ガラスだな」
見ていた麗は溜息混じりに呟いた。
「城ヶ崎ー、こっちは開くぜ、一応な。
撫子ちゃんがフッツーに鍵開けて開いたんだけどさぁ」
「馴れ馴れしい呼び方はやめてください、芥川さん。
…開くには開きますが、板のような物が張られています。
外がどうなっているのかはわかりません、城ヶ崎さん」
季莉の左斜め前、窓際の列の一番後に座る雅哉とその前に座る高須撫子(女子十番)が声を上げた。
確かに、雅哉と撫子の間の窓は開いているのだが、撫子は本来何もないはずの場所をコンコンと叩いている。
その高音から察するに、金属製の板が張られているようだ。
つまり、季莉たちは、完全に閉じ込められてしまっているということだ。
「麗サマ、俺見たんだけどさ!」
麗とは部活仲間であり、季莉の友人の1人である財前永佳(女子六番)と現在付き合っている望月卓也(男子十七番)が声を上げた。
女子の中で圧倒的な運動能力を誇る元気印、平野南海(女子十四番)が悲鳴のような声で叫ぶのを皮切りに、再び教室内はざわめき始めた。
「卓也の言う通り、ヤバいよねなんか…」
ざわめきの中では早稀の声は聞き取りづらかったが、季莉は頷いた。
確かに、尋常ではない。
何かはわからないけれど嫌な予感がし、心臓が酷く痛む。
これから何か良くないことが起こりそうな気がする。
ピンクのマニキュアを塗った爪が、無意識のうちに手の内に食い込む。
ふと、麗が動くのが見えた。
麗は利央や瑠衣斗の席に向かい、3人で何事かを話していた。
男子の成績優秀者3人が深刻な表情で話をする様子は、更に不安を掻き立てる。
普段表情を滅多に変えない瑠衣斗の目が見開かれたこと、滅多に声を荒げない利央の「馬鹿な…!!」という声が聞こえたことに、季莉の心臓はドクンと大きく脈打ち、思わず嘔吐してしまいそうな程の気分の悪さに襲われた。
「季莉…?
顔色すっごい悪いよ、大丈夫?」
不安げな早稀の声に答えようとした、その時。
鍵がなく内側から開けることができなかった扉が、がらっと開かれた。
一瞬にして静まり返った教室に4人の男が順番に入り黒板の前に並び立つと、教卓前に立っていた最も小柄な男が、ぱんぱんと手を叩いた。
「はい、着席」
いきなり現れて何だというのか――そう思ったのは季莉だけではないと思うが、麗と一として自分の席を離れていた面々はそれぞれが思い思いの表情を浮かべながら男を見、各々の席に戻った。
全員が着席した教室を見渡した小柄な男は、それなりに年齢がいっていると思われるがどこか女性らしい端正な顔にふっと笑みを浮かべ、しかしやはり男だと認識させるような低いが甘く感じる声で囁くように、言った。
女子一番 朝比奈紗羅(あさひな・さら)
身長 147cm
体重 39kg
誕生日 8月2日
血液型 B
部活動 新体操部
友人 池ノ坊奨
木戸健太
城ヶ崎麗
真壁瑠衣斗
上野原咲良
高須撫子
鳴神もみじ
(城ヶ崎グループ)
愛称 紗羅
出身小 月が丘小学校(東京)
親の職業 会社員(父・母)
体操の一芸入試で合格し、帝東学院中等部に入学した。
やや気が短くストレートな物言いをするキツい性格である一方、非常に世話焼き。
誰とでも気軽に話すため交友関係は非常に広く、特に男女主流派グループやギャルグループとも仲が良い。
木戸健太・鳴神もみじとは幼馴染。
中学1年生の頃約2ヶ月だけ真壁瑠衣斗と付き合っていた。
体育委員。
チーム: 5班
支給武器: 救急箱
kill: NO DETA
killed: NO DETA
死亡話数: NO DETA
凶器: NO DETA
最初の出発。チームリーダーの城ヶ崎麗(男子十番)の、仲間たちを待つ意見に同意する。その後何者かの襲撃を受けて逃げる。
↓
B=04エリアにて、池ノ坊奨(男子四番)・真壁瑠衣斗(男子十六番)・上野原咲良(女子二番)・高須撫子(女子十番)を探索するが発見できず、次の場所へ移動。
↓
G=02エリアの民家にて潜伏。放送を聞き奨の死を知る。その後移動し、G=03エリアにて芳野利央(男子十九番)・阪本遼子(女子八番)・蓮井未久(女子十三番)と遭遇。情報交換後、別れる。
東京都私立帝東学院中等部3年A組クラス名簿
男子1番 相葉優人(あいば・ゆうと) 女子1番 朝比奈紗羅(あさひな・さら)
男子2番 芥川雅哉(あくたがわ・まさや) 女子2番 上野原咲良(うえのはら・さくら)
男子3番 雨宮悠希(あまみや・ゆうき) 女子3番 荻野千世(おぎの・ちせ)
男子4番 池ノ坊奨(いけのぼう・しょう) 女子4番 如月梨杏(きさらぎ・りあん)
男子5番 川原龍輝(かわはら・りゅうき) 女子5番 小石川葉瑠(こいしかわ・はる)
男子6番 木戸健太(きど・けんた) 女子6番 財前永佳(ざいぜん・ひさか)
男子7番 榊原賢吾(さかきばら・けんご) 女子7番 佐伯華那(さえき・かな)
男子8番 宍貝雄大(ししがい・ゆうた) 女子8番 阪本遼子(さかもと・りょうこ)
男子9番 松栄錬(しょうえい・れん) 女子9番 鷹城雪美(たかしろ・ゆきみ)
男子10番 城ヶ崎麗(じょうがさき・れい) 女子10番 高須撫子(たかす・なでしこ)
男子11番 田中顕昌(たなか・あきまさ) 女子11番 奈良橋智子(ならはし・ともこ)
男子12番 内藤恒祐(ないとう・こうゆう) 女子12番 鳴神もみじ(なるかみ・もみじ)
男子13番 原裕一郎(はら・ゆういちろう) 女子13番 蓮井未久(はすい・みく)
男子14番 春川英隆(はるかわ・ひでたか) 女子14番 平野南海(ひらの・みなみ)
男子15番 日比野迅(ひびの・じん) 女子15番 広瀬邑子(ひろせ・ゆうこ)
男子16番 真壁瑠衣斗(まかべ・るいと) 女子16番 星崎かれん(ほしざき・かれん)
男子17番 望月卓也(もちづき・たくや) 女子17番 水田早稀(みずた・さき)
男子18番 横山圭(よこやま・けい) 女子18番 室町古都美(むろまち・ことみ)
男子19番 芳野利央(よしの・りお) 女子19番 山本真子(やまもと・まこ)
男子20番 林崎洋海(りんざき・ひろみ) 女子20番 湯浅季莉(ゆあさ・きり)
以上40名
だけど、いつの間にか、いつも目で追いかけるようになっていた。
2本の太い三つ編みに、度の強い眼鏡のせいでより一層小さく見える瞳―― 一般的には「可愛い」とは言われにくい地味な容姿、運動が非常に苦手、勉強も人並、いつも一緒にいる友達としかほとんど会話を交わさない内向的な性格。
言葉にすれば、何が魅力なのかわからないと言われてしまうだろう。
それでも、たとえ目立たなくても、彼女はとても気の利く優しい子だった。
教室の花瓶の水の入れ替えを毎日していたのも、花壇の折れそうな花に添え木をしていたもの、校庭の木の上にある巣から落ちた雛鳥を怪我が治るまで世話していたのも、暫く入院していた教師が退院して授業を再開する際に教壇に椅子を用意していたのも、廊下に干してある掃除用の雑巾を綺麗に並べ直していたのも――全て彼女だった。
誰かに言われる前にそのような行動を当然のようにできる優しい彼女に、少しずつ心惹かれていったのだ。
「お前、いつもアイツのこと見てるよなー…もしかして、好きとか?」
そう友人に指摘されるまで自覚していなかったけれど、俺は、彼女が好きだ。
優しい彼女が、いつの間にか、とても好きになっていたのだ。
恥ずかしくて会話もしたことがないし、目を合わせたことだって多分ないだろう。
彼女は俺のことをただのクラスメイトだと思っているに違いない。
こんなに距離があるのに“好き”だなんて、おかしいかもしれない。
それでも、俺は――
原裕一郎(男子十三番)は、目の前で起きた出来事を信じることができなかった。
心臓に響くような破裂音の数瞬後、裕一郎とはサッカー部で張り合ってきたライバルであり認め合った友人でもある横山圭(男子十八番)がゆっくりと崩れ落ちたのだ。
「え……圭……?」
平野南海(女子十四番)も、何が起こったのか理解できていない様子で崩れ落ちた圭を見下ろしていたが、その視線をゆっくりと上げ、眼前でガタガタと震えながら自動拳銃グロック19を構えている室町古都美(女子十八番)へと向けた。
いきなりPC落ちたと思ったらわけがわからなくなってた...
再安価でお願いしますすいません>>110
女の子になる
「ひっ!」
ようやく理解した南海は逃げようしたがーーー
「あ、あ……あぁ!!!」
銃声が連続して鳴り響いた。
一発目は圭の腹部に。
二発目南海の右目に。
三発目は祐一郎の股間に。
「ごめんなさい!ごめんなさい!」
謝りながら古都美は弾を込め、何回も撃った。
藤咲の自室_
藤咲「はぁ...モノクマって一体何が目的なんだろ...」
藤咲「今日は部屋にこもってようかな...」
モノクマ「ちょっとぐらい外に出なきゃ体に悪いよ?」ヒョコッ
藤咲「えっ!?いつからいたの!?」
モノクマ「何が目的...ぐらいからだよ!まぁそんなことよりハイこれ!」
藤咲「何これ...学生証ならもう持ってるよぉ?」
モノクマ「あー違う違う!性別が変わったら当然学生証も変えなきゃ!」
藤咲「えっ...?どういうことぉ?」
モノクマ「ほら!自分でパンツの中見てみなよ!」
藤咲「なんなの...あれ?」
藤咲「ない...」
モノクマ「うぷぷぷ...じゃあね~」
藤咲「あっ!待ってよどういうこと!?」
藤咲「...いなくなっちゃった」
藤咲「どどど、どうしよう!?」
誰に相談するか
>>130
飯くってくるんで遠めあと批判するなら見ないでね謝るから
うわぁあああああごめんなさいちーちゃんさん苗字間違えたすまん
>>125に短縮振り回してすんません
>>121
参考になりますですksk
苗木
不二咲「あの...苗木君」
苗木「どうしたの不二咲さん?」
不二咲「実は、その...相談したいことがあるんだけどぉ...」
苗木「何だい?ボクに出来ることなら何でも言ってよ!」
不二咲「そう?よかったぁ...じゃあちょっとボクの部屋に来てもらえる?」
苗木「わかったよ」
不二咲の部屋_
苗木「で?相談したいことって何かな?」
不二咲(うぅ...どうしよう、何て言ったらいいのかな...)
苗木「不二咲さん...?」
不二咲「あっ...ごめんねぇ、ちょっとボーっとしてたよ...」
不二咲「それで、相談したいことなんだけど...これ見て...」
そう言うと不二咲は学生証を苗木に手渡した
苗木「学生証...?」
不二咲「じ、実はボク、男なんだ...」
苗木「え...?でもこの学生証じゃ性別は...」
モノクマ「苗木君、不二咲君は本当に男の子だよ?この場合男の娘だけどね!ぷひゃひゃひゃ!!」
苗木「いきなり現れるのやめてほしいなぁ...」
モノクマ「不二咲君はその見た目のせいで性別を皆に明かせずにいたんだ!」
苗木「だから女の子の格好を...?」
不二咲「うん...騙してゴメンねぇ...」
苗木「いや、いいんだ...でも学生証となんの関係が...はっ!」
苗木「そうかわかったぞ!!」
苗木「不二咲さんは男の子なのに学生証だと性別は女...」
苗木「ここから導き出せる答え...不二咲さんの相談したいことっていうのは...」
モノクマ「そう、女の子になっちゃったことでーっす!!」
苗木「でもどうして...?そんなことできるはずが...」
モノクマ「理屈はいいの!!大事なのは結果なんだから!!」
モノクマ「朝言ったよね?『欲望を解放』するって...」
不二咲「で、でもボクの願いは男らしくなることなのに...」
モノクマ「そんなの簡単だよ!男らしくなりたいとか思ってても頭のどっかじゃ女の子になりたいっていう願いもあったハズさ!」
苗木「...でもさ、不二咲さん...これはキミさえよければすぐ解決する問題じゃないかな」
不二咲「えっ?どういうことぉ?」
苗木「皆は不二咲さんのこと女の子って思っているわけでしょ?じゃあ今までどおりでいいと思うけど...」
不二咲「で、でも...実は大和田君には話しちゃったんだ...ボクが男だってこと...」
苗木「うーん...大和田君には説明しておいた方がいいね」
不二咲「やっぱりそうだよね...」
苗木「まぁ良かったんじゃない?これからも女の子らしく振る舞えば慣れるさ!」
不二咲「なんだかちょっと引っかかるけど...ボク、頑張るよ!」
不二咲「女の子らしく他の女の子と話したりしてみるよ!!」
苗木「その意見に賛成だよ!!」
不二咲さんと別れた後、さっそく勇気を振り絞って舞園さんと話をしようとしていた
ちょっとおどおどしてはいたけど元が女の子らしいから大丈夫だろうと苗木は考えた...
_____________________________________________________
モノクマ「いやぁ、新しい不二咲君の誕生だね!素晴らしいよ!!」
次は誰かなぁ?>>133
残姉ちゃん
妹様
江ノ島把握
欲望>>137
苗木の(恋してる人かもしくは仲良い)ライバル達の前に激甘イチャ…まぁ簡単に言うなら修羅場
食堂_
苗木「はぁ...今日は色々と疲れたなぁ...まだお昼なのに...」
江ノ島「おーっす苗木!元気ないね、大丈夫?」
苗木「うん、大丈夫だよ江ノ島さん...ありがとう」
江ノ島「へへ、どういたしまして!」
江ノ島「でもさ、苗木って大変だよねー」
苗木「大変?僕が?」
江ノ島「うん、アンタって頼まれたらイヤって言えない性格っしょ?」
苗木「うん...まぁ、目の前に助けられる人がいるのならそれは助けたいなとは思うけど...」
江ノ島「お疲れ様だねぇ、苗木...」モミモミ
苗木「うん...って何してるの江ノ島さん?」
江ノ島「んー?何してるって見てわかんない?肩揉んであげてんの」モミモミ
苗木「それはわかるけどさ...」
江ノ島「いいじゃん、アタシなりの労いってことで!」モミモミ
苗木「そう...ありがとう、江ノ島さん」
_________________
霧切「あの二人、意外と仲がいいわね」
舞園「あら、嫉妬ですか?霧切さん」
霧切「...貴女こそ」
舞園「ふふ、苗木君の肩を揉むぐらいで嫉妬なんてしませんよ」
セレス「そうは言いますが笑顔がひきつってますわよ?」
セレス「苗木君は将来、私の執事になるのです...これは決定事項ですわ」
霧切「全く、これだから妄想ばかりの人は嫌だわ」
舞園「鉄仮面女に言われたくないですね、そこのふざけたゴスロリと一緒にしないでください」
セレス「あぁん!?消えるアイドル(笑)が何言ってやがりますの!?」
舞園「...少し黙っててもらえませんか?耳が腐ります」
霧切「やめなさい、二人共...!?あれを見て!!」
舞園セレス「「!?」」
________________
苗木「わっ、ちょっと!何するの!?」
江ノ島「いいじゃん撫でるぐらい!減るもんじゃないしさ!」ナデナデ
苗木「まぁそうだけどさ!場所とか考えようよ!」
江ノ島「えー?苗木ったら女の子を部屋にあげようっての?アタシ、何されるのかなぁ?」ナデナデ
苗木「江ノ島さん!誤解されるようなこと言わないでよ!!」
江ノ島「あら?聞かれちゃマズい人でもいるの?」ナデナデ
苗木「そ、そんなこと、ないけどさっ...」
江ノ島「アンタさ、顔真っ赤だよ?」ナデナデ
苗木「そっ、それは違うよ!ただ江ノ島さんの顔が近いから...」アセアセ
江ノ島「ん?アタシってば暑苦しい?ゴメンね苗木...」ショボン
苗木「暑苦しくないよ...むしろいい匂いだし...撫でられるとちょっと何だか安心するっていうか...」
江ノ島「じゃあもうちょっと撫でさせてよ」
苗木「う、うん...いいけど...」
江ノ島「ん、ありがと!」ナデナデ
苗木「でも、何だか子供扱いされてるみたいだなぁ...」
江ノ島「苗木、ちょっとぐらい人を頼ってみたら?自分一人で抱え込まないでさ...」ナデナデ
苗木「ありがとう、そうさせてもらうよ」
江ノ島「あはは、さっきからお礼ばっかだね」ナデナデ
______________________
舞園「江ノ島さん...意外ですね...」
セレス「ふ、ふん...撫でるなんてそんなで動揺なんてしませんわよ?霧切さん...」カチャカチャ
霧切「ティーカップが震えてるの見えないの?動揺してるじゃない」
舞園「このぐらいで焦るなんて、まぁたかがギャンブラー...どうせ運ですからね」クスクス
セレス「んだとこのビチグソがぁ!脳天かち割られたいのですかぁ!?」
霧切「やめなさいって!まったく...」
______________________
江ノ島「何かあそこ騒がしーね」
苗木「そ、そうだね...」
苗木(やっと終わってくれた...でもちょっと名残惜しいかな、って何考えてんだボク!?)
苗木「じゃあ、そろそろ僕は部屋に戻ろうかな...」
江ノ島「あ、ちょっと待って苗木」
苗木「どうしたの江ノ島さ...」
振り向いた瞬間、苗木の頬に江ノ島の唇がそっと当たった
苗木「...ん?」
霧切「」
舞園「」
セレス「」
江ノ島「これからもよろしくね?色々相談とかさせてもらうよ~」
それだけ言うと江ノ島さんはそそくさと食堂から出て行った
苗木「...はっ!?」
ふと殺気を感じ苗木はその方をおそるおそる見てみた
霧切「どういうことかしら、苗木君」
舞園「説明...は要りませんよ、苗木君」
セレス「ただちょっとこちらに来てもらえますか、苗木君」
苗木「」
___________________________________________
モノクマ「うぷぷ、苗木君ったらモテモテだね!でも、モテすぎると苗木君を巡って女の子同士でコロシアイが始まるかもね!」
次>>153
残姉
むくろ把握
欲望>>157で
下ネタなら下でお願いします
妹とイチャラブ
江ノ島の部屋_
江ノ島「ふぅ...楽しかったー」
戦刃「おかえり、どうしたの?やけに楽しそうだけど...」
江ノ島「ちょっと苗木で遊んで来たんだけど...今食堂行ったら面白いもんが見れるかもしれないよ?」
戦刃「へぇー...あ、でも今ナイフ改造してるから行けないな...」
江ノ島「お姉ちゃん、そんなの使わないのに何で持ってるの?」
戦刃「軍人としてナイフだけは手放せないの...これが手元にないと落ち着かないのよ」
江ノ島「全く、そんな殺伐としたんじゃ苗木は手に入らないよ?」
戦刃「どうして苗木君の名前がそこで出てくるの!?」
江ノ島「さぁ?なんでだろ?」ニヤニヤ
戦刃「な、何よ...別に苗木君が好きとか今はどうでもいいでしょ!!」
江ノ島「苗木に言っちゃお!お姉ちゃんがどうでもいいって言ってたって!」
戦刃「え、ちょっと!嘘!?言わないよね!?」
江ノ島「お姉ちゃんってわかりやすいよね~...顔にすぐ出るし」
戦刃「うう...」
江ノ島「まぁそんなお姉ちゃんもアタシは応援するからさ...」
戦刃「...ありがと」
江ノ島「あ、でも苗木がアタシに惚れちゃったらゴメンね?」ニヤニヤ
戦刃「...」イラッ
江ノ島「お、お姉ちゃん...無言でゆっくり近づくと怖いんだけど...あとナイフ置いて!?」
戦刃「はぁ...なんで妹ってこんなんなんだろ...」
江ノ島「えぇ!?そこまで言うの!?お姉ちゃん酷い...!」ウエーン
戦刃(あ、また泣くフリ...)
江ノ島「うわーん!!お姉ちゃんのバカ!」チラチラ
戦刃(本気出したら演技は上手いのに...わざとなの?)
戦刃「はぁ...しょうがないなぁもう」ギュ
江ノ島「あはっ、やっぱりお姉ちゃんは優しいね...」
江ノ島「これならさ、苗木もゲットできるんじゃない?」
戦刃「だ、だから違うって...」
江ノ島「でも、今はアタシのお姉ちゃんでいてね?」
戦刃「わかってるわ、私は妹が大切だから...」ナデナデ
江ノ島「へへ...嬉しい!」ギューッ
戦刃「ちょっと...苦しいじゃない...全く、しょうがない妹ね...」
_____________________________________________
モノクマ「..けっ!なんだいなんだい!見せつけるねぇ!次に期待だよ!」
次>>160
山田
山田把握
欲望>>164でよろ
苗木きりきりの同人
山田の部屋_
山田「...ふぅ、今日も仕事しましたなぁ!!」
山田「長い間ここに閉じ込められてますがそれでもこの仕事はやめられません!」ハァハァ
山田「今完成した苗木×霧切の同人誌...指で数えられない程描いてきた同人誌の中でも逸品ですぞぉ!」ムッハー
山田「うーむ...ですがこの学園の中じゃ流石に売れないですぞ...もしそんなことしたら自分、死んじゃうかも...!」
山田「誰かに見せて感想を聞いてみたい...ようし!思い切って見せてみるぞぉーッ!」ウォアーッ
誰に見せる?安価下
桑田の部屋_
桑田「んで?オイコラブーデー!何しに来やがった!」
山田「男性に罵倒されて喜ぶ性癖はないのです!...用というのはこの同人誌についてなんですが...」
桑田「あぁ?同人誌だぁ?俺は別に二次元とかキョーミねーんすけど?」
山田「フッ...それは見てから言ってもらいたいものです!」フンーッ
桑田「チッ...苗木×霧切だぁ?どーせなら俺と舞園ちゃんのでも描けってーの...」パラ
桑田「」
苗木『霧切さん...キミ、意外と小さいんだね...』
霧切『な、何よ...何か文句でもあるのかしら?』
苗木『ううん、ボクは小さくても大きくても霧切さんじゃないとダメなんだ...』
霧切『...貴方って女の子の扱い上手ね、浮気してないか心配だわ』
苗木『じゃあその言葉、今から論破してあげるよ』
霧切『...いいわ、苗木君、きてちょうだい』
苗木『じゃあいくよっ...』ズッ...
霧切『くっ...苗木君って、名前のわりには大きいのね...』
苗木『それは酷いな、オシオキとして最初から強くしてあげるよ!』パンパン
霧切『ちょっと、待っ、苗木く...っ!』ビクン
※以下省略
桑田「...おい、ブーデー」
山田「なんでしょうか桑田どの?」
桑田「テメー今度はぜってー俺×舞園ちゃんの描けよコラ」
山田「フッ...二次元の良さに目覚めましたな...いいでしょう!最高傑作を描いてあげますゆえ、ブヒヒ...」
廊下_
山田「意外と高評価ですぞ!」
山田「うおぉおお!みなぎってキタ━━━━!!」
???「...?」
???は誰安価下
不二咲「ど、どうしたの山田君...」
山田「いえ、なんでもないです!ではさよなら!!」キリッ
バサッ
不二咲「何か落としたよ?」ヒョイ
不二咲「」
山田「オワタ...」
不二咲「や、山田君?」
山田「は、はいぃいいい!」
不二咲「こういうのはちょっと早いっていうか...ダメ、なんじゃないかな...?」
山田「ごもっともです...」
不二咲「とりあえずこれは霧切さんに渡してくるね...」
山田「ヒィーッ!それだけはご勘弁を!どうかお慈悲をーッ!!」ドゲザッ
霧切にバラすかバラさないか、安価二つ下でよろ
※バラす場合はちーたんがキャラ崩壊ちょこっとします...
不二咲「...ゴメンねぇ山田君、やっぱりダメだよ...」
山田「そんなぁ...うぅ...」
不二咲(こういう時は酷い言葉を言っておけってセレスさんが言ってたよね...)
不二咲「ねぇ豚さん」ニコッ
山田「...え?」
不二咲「えーと...耳があるなら聞こえてるでしょ?これは霧切さんにバラす、決まり!」ニコニコ
山田「ちょっと待ってください...状況がよくわからないのですが...」
不二咲(あれ?確か酷い言葉って山田君にとってはご褒美なんだよね?)
不二咲「豚さんは豚だから人間様の同人誌なんか持ってても意味ないでしょ?だからこれは霧切さんに渡す!」
山田「...わかりました、口答えしてすいません...」ショボン
不二咲「はぁ...とりあえずついて来て」
山田「はい...」
不二咲「四足歩行でね?」
山田「」
食堂_
霧切「これは何かしら?」
山田「苗木×霧切の同人誌でふ...」
不二咲「豚さん、ブヒブヒうるさいよぉ?」
山田「」ブヒッ
霧切「...まぁこれは預かっておくわ」スッ
不二咲「あれ?捨てないの?」
霧切「...折角ですもの、読んでみてから捨てるわ」
霧切(ホントは捨てないけど...)
舞園「そうはさせませんよ?」
セレス「そんな汚らわしいものは焼却炉で燃やしてしまいましょう」
舞園「珍しく意見が合いましたね」
セレス「そうですわね」
霧切「で、でも一回ぐらい見ても...」
セレス「ダメですわ、もし燃やさないのであればその同人誌を霧切さんが持ってること...苗木君に言いますわよ?」
霧切「!?」
不二咲「そうだねぇ...じゃあモニターの前の豚さん共に聞いてみよっか!!」
舞園「それはいいですね、じゃあもし『燃やさない』になったらその豚さんは私が憎しみでブチコロですね」
霧切「その代わり『燃やさない』だったら苗木君に言ってはいけない、これでいいわ」
三人「「「ぐぬぬぬ」」」
燃やすか燃やさないか...安価二つ下で
燃やさない
霧切(よっしゃああああああああああ!ざまぁみろゴスロリとアイドル!!)
セレス「...ちょっと>>177のところへ行ってきますわ」
舞園「ふふふ...あれほど警告したんですけどね...」
そう告げるとさっさと二人は食堂から出て行った
霧切「やった...!私は勝った!!」バンザーイ
霧切「>>177、ありがとう...でも私は助けないわ」
不二咲「...ボクは部屋に戻るよ」
霧切「えぇ、ご苦労様不二咲さん」
山田「...ブヒッ」
__________________________________
モノクマ「うぷぷ!やっとコロシアイが始まりそうだね!!あ、でも>>177はこの学園の生徒じゃないからノーカンだね...」
いつの間にこんな時間次誰か安価は三つ下で
さくらちゃーん把握
欲望は二つ下で
今の強い奴って…残姉か
大神の部屋_
大神「...ふむ、今日はまだ体力も有り余っている」
大神「トレーニングは一通りこなしたが所詮ウォームアップ程度か...」
モノクマ「そんなお人にオススメ!これはVR空間で強い奴と戦える機械でぇす!!」ジャーン
大神「貴様いつの間に...まぁいい」
大神「さっそく使わせてもらおうか」
モノクマ「慌てない慌てない!セッティングに時間かかるの!」
モノクマ「ようし...じゃあまずはコイツだね!!」ピッ
誰が現れた?安価下
※ちなみに別の漫画、アニメでもいいのですが知らないキャラとかはグダグダになるかもです
あと絶対勝てないとあるの一方通行等も出来れば避けて欲しいですすいません
VR世界_
大神「不二咲だと...?我の相手にもならぬではないか」フン
モノクマ「なめてもらっちゃ困る!そうだろうと思って不二咲君には戦闘ロボットを扱う敵という感じにさせてもらうよ!!」
モノクマ「ルールは簡単!あそこの3kmぐらい離れた塔のてっぺんにいる不二咲君のとこに行けたらオッケーだよ!」
モノクマ「あ、このゲームでは痛みはあるけど死にはしないよ!じゃあ張り切って行こー!!」
【レディー...ファイッ!!】
ザコロボ「ウィーン...モクヒョウヲセンメツシマス...」ゾロゾロ
大神「ふん、ロボットなどただの壁にもならんわ!!」バキィッ
大神「最初はやはり弱いようだ、だがもっと本気を出してもらいたいものだっ!!」メキッグシャッ
1km地点_
大神「...息もあがらぬわ、雑兵がいくら湧いたところで...ん?」
キラーマシーン「」シュゴー
大神「ほう、中々楽しめそうではないか」
キラーマシーン「」ウィーン...カッ!
大神「ぬぅっ!!」サッ
キラーマシーン「」シュゥゥゥゥ...
大神「...レーザーか、さすが機械と言ったところか...」
大神(だが奴の行動はワンパターン...遠距離ではレーザーだ、そして近距離ではあの剣を振るうであろう)
大神(レーザーは攻撃翌力が高いと見た、ならここは...!)シャッ
大神はキラーマシーンに一気に詰め寄り
キラーマシーン「!!」ブオンッ
大神「はぁあっ!」ガシッ
剣の刃ではない部分を両手で挟んだ
大神「ぬぁあああッ!!」ベキッ
大神「...剣など折ってしまえば使えぬ」
大神「ふっ!!」ゴキッ
キラーマシーンは足を折られ、その場から崩れ落ちた
大神「弱点は...胸部の穴かっ!!」バキッ
キラーマシーン「!?」ジタバタ
暴れるも虚しく、大神は胸部の穴のガラスを突き破り拳を打ち抜いた
キラーマシーン「」シュウゥゥゥン...
キラーマシーンの目の明かりが消え、その瞬間活動を停止した
大神「ふぅ...雑兵にしてはまぁまぁな強さであったぞ...」
消えゆく残骸にそう告げると狼は歩みはじめた
すいません攻撃威力のつもりが攻撃翌翌翌力になってました
うわバグってる翌翌翌翌翌翌力って何
あと大神が狼になっちゃったホントごめんなさい
2km地点_
アイギス「敵を駆逐します」
大神「女...?いや、機械ならば性別はない、か」
モノクマ「うぷぷ、その機械は遠距離を得意とするから1km地点の敵みたいに一気に距離を詰めたほうがいいよー」
大神「アドバイスなど不要だ、もとより我は近距離でしか戦えぬ...」
アイギス「戦闘、開始」ガチャッ
大神「銃火器が主な戦力が相手、これは距離を置かれると相当苦戦するだろう...」
大神「ならばセオリー通りの行動で...!」ササッ
アイギス「近接戦闘だからって油断は禁物であります」
アイギス「パラディオン!!」パキーン
そう叫ぶとアイギスの背後には謎の生物が誕生した
大神にそれは一見神々しく見えた
大神「何...!?」
さすがに驚きを隠せず、一瞬動きを止めてしまった
アイギス「私を忘れないでくださいね」ドドドドッ
大神「はっ!!」シャシャッ
大神「ぐっ...」
アイギス「敵、肩に被弾...かすり傷です」
大神(この機械はどうやら近接にも対応しているようだ)
大神(あの異型の存在はどこか恐ろしい、だが怖気づいてなどいられん!)バッ
アイギス「敵接近、パラディオン!!」
アイギス「スクカジャで素早さを上げ、そして電光石火!」
そう指示したかと思うと、アイギスの速さは格段と速くなった
そして追撃
大神「ぐうっ!!」
パラディオンは目にも見えぬスピードで大神に接近し、体当たりをしてきた
大神「我でも見えぬスピードとは...」
大神(いや、視覚に頼るな...気配を感じるのだ...)
※アイギスはペルソナ3というゲームキャラです、知らない方はすいません
アイギス「戦闘中に目を閉じるなど、観念したのですか?」
アイギス「パラディオン!」
アイギス「ゴッドハンドで終わりです!!」
大神(.....違和感を探すのだ、この場はVR空間ではあるが空気の流れはある)
大神(拳圧や剣の振りなどの風...自然な風は無い)
大神(感じるのだ...風を!)
大神「そこだっ!!」ササッ
大神がさっきまでいた場所には大きな穴ができ、すぐにプログラムにより修復された
大神「くらえッ!!」ガキッ
アイギス「なっ...私より速い!?」
大神はゴッドハンドを避け、すぐにアイギスの背後に回り込んだ
そして羽交い絞めにし、腕を折り
振り返るアイギスの首を無残に引きちぎり捨てた
大神「機械であれど、人の首を取るというのは少々罪悪感があるな...」
大神は手を合わせ礼をした後、目の前の道を歩き始めた
安価し忘れ
バイオ6のウスタナクで行きたいけど最後は聞いておこうと思いました
安価二つ下で3km地点の敵
※一応敵は機械要素入れてください、知らないやつの場合はちょっくら調べてきます
3km地点、塔の前
ロボライダー「俺は炎の王子!!RX!ロボライダー!!」
大神「ほう...どうやら貴様で最後のようだな」
ロボライダー「勝ち誇るのは俺に勝ってからにしてもらおう」
大神「ゆくぞ!」
ロボライダー「来い!!」
そう叫び、大神は走り出した
大神「ぬぅん!!」バッ
ロボライダー「ロボパンチッ!!」ゴォッ
大神とロボライダーの拳が重なった
爆音、とも呼べるほどの音が空間に響き渡った
大神「何っ!?」
ロボライダー「その程度か...人間はやはり弱い...!!」
大神の拳は弾き飛んだ、その瞬間大神に大きな隙が出来てしまった
ロボライダー「もらったァ!!」ドゴッ
大神「ごふっ...!」
大神の口から血が飛び出した
大神「何...だと...!?」
超高校級の格闘家と呼ばれ、乳母車に乗る前より修行してきた大神
修行の中で血を吐くことは多々あった、だが戦いで血を吐くなどは全くありはしなかった
ロボライダー「ははっ!!何だやっぱり人間が俺に勝とうなぞ出来るわけがないのだ!!」
大神「...出来るわけがないだと?それは勝ってから言ってもらいたいものだ!!」
ロボライダーの余裕が大神に力を与えてしまった
豹変した狼を見るや、余裕が消え失せた
ロボライダー「ふん、まだ向かうというのか?」
大神「我はまだ生きている、戦士として死ぬまで戦いつづけるのだ」
ロボライダー「そうか、それがお前の覚悟か...来い!!」
大神「でいやぁああああッ!!」ドヒュッ
ロボライダー「ロボ...パンチッ!!」ゴアッ
拳が合わさる、まるで核でも落としたかの如く轟音を発した
大神「...」
ロボライダー「...」
一瞬の静寂、二人は微動だにしなかった
モノクマは機械が故障したのかと思った
大神「...我の、勝ちだッ!!」ニヤリ
ロボライダー「ぐぅあぁっ...」
ロボライダーは腕からミシミシと音を上げながら崩れていった
そしてその場で倒れ、動かなくなった
大神「...我はまだ弱い、この勝負で貴様が負けた原因はその余裕だ...覚えておけ」
そして大神は目的地である塔へと入っていった
塔へ入ると螺旋階段が続いていた
モノクマ「ここを登ればゲームクリア!お疲れ様!」
大神「ふん、貴様も機械だと思い一応警戒はしていたのだがな」
モノクマ「ボクは見てるだけでいいよぉ!」
大神「そうか、では行こう」
そして階段を登っていこうとした
その時、階段の一部が吹き飛んだ
「逃がさん」
「逃がさん逃がさん逃がさん逃がさん!!」
「逃がさんぞぉおおおおおおおおおおおおっ!!!」
大神「何ッ!?あやつ、まだ生きておったのか!?」
塔の入口を見ると、そこにはボロボロのロボライダーが拳銃を持ち立っていた
大神「拳銃ごときで階段を...!?」
ロボライダー「逃がさん!!」
そして拳銃:ボルティックシューターの引き金を引いた
ロボライダー「ハードショットッ!!」
大神「くおぉっ!!」
ロボライダーの執念に大神さくらは戦慄した
大神「だが、あやつも限界だ...我の拳さえ当たれば!!」
モノクマ「わー!!ちょっと!いい加減にしてよ!召喚魔法を発動する!ラグナロクーッ!!」
モノクマの周りに超高温の炎が集まる
モノクマ「オシオキだよーっ!!」
そしてロボライダーに向かって発射した
そして大神とモノクマは驚愕することになった
ロボライダー「ははははっ!力がみなぎるぞォー!!」
なんとロボライダーは業火に焼かれながらも苦しそうではなかった
むしろパワーアップしている、大神にはそう感じた
大神「モノクマ、余計な事をしおって...!!」
モノクマ「はわわ、悪気があったわけじゃないよぉ!!」
ロボライダー「逃がさん!俺はまだお前に負けてない!!闘え!!」
大神「...モノクマよ、ここでは死なぬのであろう?」
モノクマ「え?でも、過剰な負荷がかかると最悪は...」
大神「ふん、ならば全力で...死ぬつもりであやつを倒す」
大神「せっかくの強敵だ、闘わぬ理由はあるまい」
ロボライダー「ははははははは!!闘いだ!絶対に殺 してやる!!」
大神「命を軽々しく扱う者には負けぬ」
大神「真っ向勝負だ」
ロボライダー「はは、いいぜェ...これで最後だァ!!」
二人はゆっくりと歩み寄り
双方共に目の前で止まった
大神「貴様とはこれで最後か」
ロボライダー「あァ、どちらが死ぬか...それだけだ」
暫くの間、二人は敵の顔を見つめた
そして起こる本日三度目の大きな音
大神「うおぉぉぉぉぉッ!!」バヒュッ
ロボライダー「ははははははははッ!!」ドガァッ
二人の拳が二人の顔に当たる前
大神さくらは思った
敵に勝つこと
それは力で、真正面からぶつかり合う
そして立っていた者の勝ち
当たり前のことだが大神はそれを再認識した
ガキィッ
何かが曲がる音、それだけ...
それが大神さくらが最後に聞いた音だった
朝日奈の自室_
大神「む...ここは...?」
朝日奈「あっ!さくらちゃん起きた!!」
大神「朝日奈...?ここは何処だ?」
朝日奈「ここは私の部屋だよ!」
大神「そうか...我は、一体...?」
朝日奈「モノクマがね、さくらちゃんを担いで私の部屋に来たの...」
朝日奈「何やったのって聞いても、教えてくれないしっ...」ウグッ
朝日奈「心配っ、したんだからぁっ...!!」ポロポロ
大神「朝日奈よ、すまぬ...我は大丈夫だ...だから泣くな」スッ
そう言うと大神は朝日奈の目から溢れる涙を拭いた
モノクマ「えーと...感動のところ悪いんですけど、結果発表です!」
朝日奈「モノクマッ!あんたっ...!!」
大神「よせ、朝日奈...もとは我が強い奴と闘いたいと願ったせいだ」
大神「モノクマはそれを叶えたにすぎない、責めてやるな...」
朝日奈「さくらちゃん...」
大神「さぁ、モノクマ...結果を」
モノクマ「結果は...ゲームオーバーです!!」ブブーッ
大神「そうか...我は、負けたのだな...」
モノクマ「違うよぉ!てっぺんまで行けなかったからだよ!!あのロボとの勝負は相討ちだったよ!」
大神「我にとって相討ちなど負けたも同然...また鍛練しなければな」
朝日奈「まずは体調を治してからね?」
大神「そうだな、朝日奈よ」
大神「我は逃げぬよ...敵からも、宿命からも」
____________________________________________
モノクマ「いやぁ、まさかあんなイレギュラーがあったとは...でも面白いものが見れたしいっか!」
眠い 次誰安価は二つ下
残りは
十神
腐川(ジェノ)
枕
セレス
アポ
大和田
こいつらだけだ...安価なら下、誰か忘れてたらすまん
>>214
苗木がいないぞ
安価下
>>215
そうだったw色んなとこで出てるから気づかんかったww
俺は二時間くらい寝る...安価は下でお願いします
追記
誰安価は下
んで欲望安価はその誰の3つ下でよろ
枕把握
欲望は文字通りクソなので欲望安価下でよろ
食堂_
舞園「>>177を殺...相手をしている間に苗木君が消えてしまった」
舞園「自室にいる気がします」
舞園「何故かはわかりませんが、苗木君の場所ぐらいわかります」
舞園「エスパーですから」フフフ
苗木の部屋_
苗木「はぁ...あの後は誤解を解くだけにすごく体力を使っちゃったよ...」
苗木「あんな修羅場は二度とごめんだ」
ガチャガチャガチャ
苗木「ん?何の音だ?」
ガチャガチャガチャガチャガチャ
苗木「えっ、ちょっと何?」
ガチャガ...ピンポンピンポンピンポン
苗木「誰か来たのかな?それにしてもだいぶ慌ててるけど...」
ピンポンピンポン...ドンドンドン!ガチャピンポンドン!!
苗木「ええっ!?だ、大丈夫!?」
カチャッ
苗木「はい、誰で...」
舞園「苗木君」
苗木「舞園さん?どうしたのあんなに慌てて...」
舞園「ふふ、一刻も早く苗木君に会いたくて」
苗木「あはは、それは嬉しいよ...で、何か用かな?」
舞園「好きな人に会いたい、それだけです」
舞園「それとも苗木君は迷惑ですか?私に付きまとわれて...」
苗木「いや、迷惑なんかじゃないよ!そんなこと言ったら桑田クンに殺されちゃうよ」
舞園「安心してください、苗木君」
舞園「もし苗木君に危害を及ぼす害獣がいるのなら」
舞園「私はその人を...いえ、動物を絶対に許しませんから...」
舞園「ふふふふ...だから苗木君は私だけを見ていてほしいんです」
舞園「苗木君は私だけに話しかけてくださいね、苗木君には私以外誰の声も聞いて欲しくないです」
舞園「苗木君、苗木君...どうしてそんな顔してるんですか?」
苗木「だ、だって...いつもの舞園さんらしくないよ...」
舞園「いつもの私ですか?そうですね、外面は皆に優しくはしようとしています」
舞園「でも、心の中ではいつもこう思っています」
舞園「苗木君に近づくな、同じ空気を吸うことも許されない愚鈍な馬鹿は死んじゃえって」
舞園「まぁ男友達はよしとしましょう、苗木君はどうみてもノーマルですから」
舞園「ですがあんな女達には近づかないでください」
舞園「まぁ、無理なことはわかっています」
苗木「...どうしてそこまでボクの事を」
舞園「好きに理由なんて要りますか?ただ惚れた、それだけです」
舞園「こう見えて苦労してるんですよ?苗木君が他の女と話すたび自分を抑えるのに」
舞園「だからこうして苗木君に触れているととても落ち着きます」ギュ
苗木「舞園さん...」
舞園「苗木君は私の殺意の抑止力、それがなくなれば私は...」
最後までは言えない舞園の身体は小刻みに震えていた
苗木(舞園さんには悪いけど、僕はまだ好きな人なんていないんだ)
苗木(だから...ずっとは無理だけど、今だけは...」
舞園「ですから、今だけは私の苗木君でいてください」
苗木「えっ...なんでボクの考えていることが...」
舞園「ふふ、エスパーですから」
________________________________________________
モノクマ「愛も一変すれば殺意に変わる...コロシアイの風味がするねぇ」ウンウン
次誰安価二つ下
言い忘れてたけど十時ぐらいから出かけますksk
安価なら下、そして誰が決まったのならば欲望は三つ下でよろ
そういえば霧切もやってなかったかksk
早めですが出かけますん
苗木の部屋_
苗木「ふぅ...舞園さん、やっと帰ってくれたよ...」
苗木「いや、別に嫌ってわけじゃないけど」
苗木「そろそろボクも疲れてきたよ...」ハァ
ピンポーン
苗木「...はい」
ガチャ
霧切「こんにちわ、苗木君」
苗木「...」バタン
霧切『ちょ、ちょっと苗木君!何故閉めるの!?私何かしちゃった!?』ピンポンピンポーン
ガチャ
苗木「ゴ、ゴメンね霧切さん...ついさっき舞園さんが来てさ...」
霧切「なっ...あの女ぁ!!」バキッ
苗木「模擬刀に先制攻撃!?」
模擬刀「」チーン
霧切「ま、まぁいいわ...それより苗木君、これを見てもらえるかしら」パサッ
苗木「これは...!?何これ!」
霧切「山田君が描いた苗木君と私の同人誌よ」キリッ
苗木「いや、そんな誇らしげに言うものなの...?」
苗木「で、これがどうしたの?」
霧切「実は内容が少し気になるんだけどやっぱり見れなくて...」
霧切(本当はもう何回もその本でアレしたけど...)
霧切「だから、私の代わりに苗木君...見てくれないかしら?」
苗木「えっ!?な、何でボクなの!?」
霧切「あら、苗木君ったら私に対して卑猥な感情でもあるのかしら?」フフン
霧切「だとしたら私にとっては好都合でもあるのだけれど...」
苗木「わ、わかったよ...読むよ...」ペラッ
苗木(うーん、やっぱり二次元でもちっちゃいなぁ...でも霧切さんって本当に貧乳なのかな?)ペラリ
苗木(まぁボクは大きさよりも形を重視する方だから小さくても大きくてもいいんだけど)ペラペラ
苗木(ファッ!?ちょ、なんだよこれ!ボクこんなに大きくないよ!!名前の通りだよ畜生!)ガリッ
苗木(うーん、この同人誌はまぁまぁ抜ける...それしかわからないよ、霧切さん...)パタン
霧切「」ジー
苗木「ちょっと、何後ろから見てるの...」
霧切「いえ、苗木君って読むのが速いのね...」
苗木「ま、まぁこんなの人前でじっくり読めないよ...」
霧切「よかったら貸してあげるのだけど」
霧切(そして私に惚れなさい!さぁ!!)
苗木「せっかくだけど、これは霧切さんが持ってなよ」
霧切「そ、そう...じゃあ返してもらうわね」ヒョイ
霧切「読んでくれてありがとう、また感想聞くわね」
苗木「うん、またね」
ガチャバタン
苗木「...あーあ、なんだってんだよ」
苗木「霧切さんはもう少し大人しいかと思ったのに...意外とグイグイくるね」
苗木「やっぱり腐川さんをデレさせるほうが面白いや...」
_________________________________________________
モノクマ「うぷぷ...霧切さんったら大胆!モノクマビックリしちゃうよぉ!!」
次誰安価下
アホ把握
欲望二つ下でよろ
桑田の部屋_
桑田「あぁ...さっきのピザ野郎の描いたアレのせいでムラムラしてきたぜ...」
桑田「まぁ俺と舞園ちゃんのも描いてくれるってんだからいいけどよ」
桑田「あーっ、クソッ!!舞園ちゃんでも見てくるか...」
廊下_
桑田「どこにいるのかなー...ん?」
桑田「舞園ちゃんの部屋が開いてる!?」
桑田「中には...誰もいませんよーってか?」
桑田「おっ!そうだ...シャワー室にカメラを...へへ」
桑田「あー...でも、カメラなんて持ってねぇぞ...」
桑田「そういやあの超高校級のハッカー...カメラとか持ってそうだな」
桑田「さっそく聞きに行くぜ!」
不二咲の部屋_
不二咲「あーあ...暇だなー」
不二咲「あの豚の調教は出来ずじまいだったし...はぁ」
ピンポンッ
不二咲「はぁい、誰ぇ?」ガチャ
桑田「うっす、俺俺、桑田だよ」
不二咲「やぁ桑田君、何か用?」
桑田「お前ってさ、カメラとか持ってねぇか?」
不二咲「カメラ...?」
桑田「カメラ」ウン
不二咲「あいにく、このマイクロカメラしか持ってなくて...ごめんねぇ」
桑田「それでいいですむしろそれがいいです」
不二咲「でも、何に使うのぉ?」
不二咲「まさか...盗撮とかぁ?」ニヤリ
桑田「ちっ、ちげーし!ただ俺の部屋につけんだよ!!もしも自室で殺されそうになった時にそれで脅せるかもしれねぇじゃん!?」
不二咲「ふーん、まぁいいや...はいどうぞ」ポイ
桑田「おっと...へへ、ありがとよ!」
ん?桑田か…さようなら、せ…いや無限本ノックで逝け
舞園の部屋のシャワー室_
桑田「ふへへ、ここらへんならバレねぇだろ...」カチャカチャ
桑田「あー...でもどうやって見るか、だな」
桑田「まぁそりゃあのハッカーに聞きゃいいか...」
桑田「よぅし!バッチシだぜ!!」グッ
桑田「さぁて、自室に戻る...」
舞園「なぁにしてるんですか?桑田君...」ニコニコ
桑田「」ガクガク
舞園「不二咲さんが教えてくれましたよ」
舞園「アホの子が私の部屋にいる...と」
桑田「...ごめんなさい」ペコリ
舞園「えぇ、許してあげますよ」
桑田「えっ!?ホント!?」パァッ
舞園「その代わりそのカメラは苗木君のシャワー室につけてください」
桑田「...はい?」
舞園「聞こえませんでしtか?苗木君の裸体を見るためにシャワー室につけてこいと言っているんですよ?」
桑田「で、でもどうやって」
舞園「シャワーが出なくなったからとでも言ってシャワーをお借りすればいいんですよ」
舞園「ですが苗木君に何かしたら...」
桑田「」ゴクリ
舞園「植物園のモノクマフラワーの餌...ですよ?」フフフ
桑田「...アポ」
______________________________________
モノクマ「ぷひゃひゃ!桑田君は報われないねぇ!でも、オシオキならこちらで用意させてもらうんだけどなぁ...」
次誰安価下
かませ犬(十神)
俺がかませだと...!?おいどういうことだ説明しろ苗木把握
欲望は三つ下でお願い
ごめんヅラと桂の違い教えてw
十神が桂か…さすがにかませ犬だわ
って桑田が言いましたよ
>>250
ヅラ=桂でいいです
>>252
ホントすんませんぐぐってもよくわかりませんでしたのでそれで行かせてもらいます
あwそういうことかwwwヅラじゃなくて桂って言えってことかww
十神の自室_
十神「ふん、モノクマの行動は理解しがたいな」
十神「いや...モノクマだけでは無かったな」
十神「苗木達の行動もわけがわからんことばかりだ...」
十神「まぁいい、桂の手入れでもするか」
十神「ははは!やはり俺の桂は世界一高品質だ!!キューティクルが全く失われん!」ハハハハハ
十神「おっと、あまりの綺麗さに高笑いしてしまった...落ち着くんだ俺」クールダウン
十神「...やはり腹は減るものだな、食堂で肉でも食うとするか...」
十神「肉は美味い、肉の無い世界など想像もしたくないものだな」
食堂_
ジェノ「あらぁ!白夜様ん!!今日も殺 したいぐらいイケメンなんだから!!」
十神「うるさい、臭いぞ...ちゃんと風呂に入ってから話しかけるんだな」
十神「もっともこの俺に話しかける事自体無礼だがな」フッ
ジェノ「あぁ...白夜様が私の心配を...!?」ビクンビクン
十神「さて、肉肉...」ゴソゴソ
モノクマ「コラーッ!!肉ばっかり食ってちゃカラダに悪いでしょーが!!」ヒョコン
十神「黙れ、何を食おうが俺の勝手だ」
モノクマ「ちゃんと野菜も食べないとすぐにハゲるかもよ?」
十神「」ギクッ
モノクマ「あれ?図星?今『ギクッ』ってなったよね?」ウププ
十神「何の事だ?説明しろモノクマ」ドキドキ
モノクマ「あぁもうまどろっこしいな!!肉ばっかり食べるならハゲちゃえ!!」プンスコピョーン
十神「あっやめろ髪が...!」
十髪(桂)「」パサッ...
>>258
もうヅラ確定しちゃったサーセン...
モノクマ「」
ジェノ「」
十神「」チーン
ジェノ「あら?あらららら?こ、これはどういう事かしらん?」ヘラヘラ
モノクマ「ヅ、ヅラだーッ!!」プヒャヒャヒャ
十神「笑うなッ!!」
十神は泣いていた、超高校級の御曹司などという威厳は微塵も残っていなかった
モノクマ「ごめんね!わざとじゃないよぉ!!」ウプヒャヒャ
ジェノ「白夜様...?まさかのヅラァーッ!?」ヒィィィイ
十神「ヅラじゃない!!桂だっ!!」ズビビビ
十神の羞恥心はとうに無くなり、ついに鼻水まですすり出した
モノクマ「で、でもさぁ!偶然見たのは僕とジェノサイダー翔だけだからさ!秘密にするから元気出して...」アワアワ
十神「そうじてぐで...」ズビッ
ジェノ「...白夜様、アタシは別に桂でも白夜様の事...」オロオロ
十神「ありがどう...うぅ...」ヒック
その後十神はジェノサイダー翔に慰められながら自室へ戻った
____________________________________________________
モノクマ「ヅラ...プヒヒヒッ!!今回は学園長的に面白いものが見れたよ!!」
次誰安価下
腐川把握
思ったが十神の欲望安価が欲望じゃないなと思ったけどそれは肉食べたい欲望でいっか...肉食い過ぎの結果のヅラか
欲望安価二つ下
いじめるとなるとジェノがいいがさっきのが...うんw
ノーマルでいじめてやるとするか...
腐川の部屋_
腐川「白夜様が...ヅラ...」フラフラ
腐川「あははは...ヅラの人に恋をするなんて斬新な恋愛小説が書けそうね...」フラフラ
腐川「白夜様...裏切ったの...?」バターン
腐川はベッドに倒れ込み暫く放心状態になった
腐川「...」ムクッ
腐川「...」バターンッ
十神の部屋_
十神「俺の人生は終わった...と、思ったが」
十神「バレたのがあいつらだけで助かった...」フゥ
ピンッポン
十神「...誰だ?」サッサッガチャ
十神は十髪(桂)を整えてからドアを開けた
腐川「...」ボーッ
十神「お前は...腐川の方か、何か用か?」
腐川「...」ボーッ
十神「用がないなら来るな...俺は今精神を落ち着かせようと」
腐川「う、うっせぇんだよこのかませ犬がァアアアッ!!」
十神「」ポカーン
腐川「テ、テメェ、ヅラって...最初っから言ってよ...!」
十神「」ジワッ
腐川「泣いてんじゃないわよ!御曹司とか所詮この学園内じゃあ意味ねーでしょうが!!」
十神「」グサッ
腐川「ただ態度がデカいだけじゃねぇか!何か出来んのか!」
十神「」ヘタリ
予想もしない腐川の罵詈雑言に十神は全身から力が抜けたように座り込んだ
腐川「あぁ!で、出来る事はあったわ!私の足を舐めなさいよ...!!」スッ
十神「えっ」
腐川「えっ、じゃないわよ...全然お風呂に入っていない私の臭い足を...私の素肌を舐められるんだったら本望でしょ...?」ニヤッ
十神「いや、あの...意味が」
腐川「意味がわからない...じゃねーわよ!!」ガッ
十神「むぐっ!?」ガボッ
腐川の足は無理やり十神の口へ入っていった
腐川「あぁ...いいわぁ!!白夜様の舌が私の足を...!!」
十神「っぷはぁ、はぁ...はぁ...」
腐川「あら何?も、もう限界なのかしら...?」ハァハァ
十神「やめ、ろ...」
腐川「やめろ、じゃあないわよ...やめてくださいでしょっ...!!」グリグリ
十神「か、顔に足を押し付けるのは...やめてください...うぅっ」ボソボソ
腐川「聞こえないのよ...もっと大きな声はだせないのっ!?」ゲシッ
十神「うぐっ!」バタンッ
腐川「...ふん、今日はこれぐらいで許してあげるわよ...」
腐川「あ、明日も楽しみにしておきなさい...ふふふ..」バタンッ
腐川が帰り、沈黙が生まれた
十神「う...うわぁあああああああん!!」
その沈黙を殺 したのは十神の泣き声だった
____________________________________________
モノクマ「...腐川さんってば性格がジェノサイダー翔になってきてるんじゃないの?まぁ面白いからアリだね!」
正直すまんかった次誰安価下
新しい腐川君の誕生だ!ハッピーバースディ!
苗木ktkr把握
>>272
キャラ崩壊は気にするな!!
欲望安価は四つ下でお願いします
苗木の部屋_
苗木「もううんざりだ!!」バァン
モノクマ「うぷぷ...どうしたの苗木君、まるでア○クみたいにいきなり怒っちゃって!」
苗木「女共だよ!なんなんだあいつら!僕は疲れているのに...」
苗木「修羅場にされるわちょいヤンデレだわ同人誌読まされるわ...」
苗木「勝手すぎんだろ!いい加減にしろよ!!」バンバン
苗木「葉隠君は楽しいからいいとして...」モジモジ
モノクマ「それで?どうするの苗木君?」
苗木「モノクマ、ちょっと女子を食堂に集めてくんない?」
モノクマ「いいよぉ!あ、でも大神さんと朝日奈さんは呼べないよ!」
モノクマ「大神さんはちょっと過労気味で朝日奈さんは大神さんのお世話に手一杯さ!」
苗木「大神さんは嫌いじゃないわ!!...ごめんなんでもない」
苗木「ドーナツもアンテナのよしみだし別にいいや」
苗木「ついでに腐川さんはかませにお熱みたいだからほっといていいよ」
モノクマ「うぷぷ...わかった!!体育館で待っててね!」
モノクマ『校内放送です!霧切、舞園、セレス、不二咲、江ノ島、戦刃...この六名は至急体育館へ集合!!』
苗木「不二咲さんは別にいいけど、一応女の子だしね」
体育館_
霧切「一体何事かしら...」
舞園「私達何かしましたっけ?」
セレス「どうせモノクマがまた下らないことを考えたのですわ」
不二咲「ボ、ボク...別にモノクマの秘蔵フォルダとか覗いてないよぉ?」
江ノ島「どーでもいいけどさー...何でうちらなの?」
戦刃「今は取り敢えず出てくるのを待...え?」
戦刃だけではなく他の女子も驚きを隠せなかった
霧切「あ、あれは...」
セレス「苗木君...ですわね」
モノクマ「うぷぷぷ!今回は皆に苗木君からお知らせがあります!」
舞園「苗木君からお知らせ...?」
苗木「皆、集まってもらってすまない」
苗木「ボクは今からとてつもない事を発表するよ」
不二咲「と、とてつもない事...?」
苗木「実はボク...」
苗木「ここにいる全員の女子が嫌いなんだ」
それを聞いた皆は鳩が豆鉄砲をくらった様な顔をしていた
苗木「ごめんね、でも事実なんだ」
苗木「嫌いというより怖い...まるでア○ク(ロスト)みたいな禍々しさが感じられるんだ...」
苗木「関わりたくもない、見たくもないんだ...」
苗木「まぁ学園も広くはないし会ってしまうだけならいいよ...でも話しかけないでほしいな」
苗木「じゃあね、バイバイ」
そして苗木は舞台から降りようとした
霧切「待って苗木君!!」
苗木「モノクマ、あとはお願い」
モノクマ「はぁい!!任せてよ!!」
舞園「苗木君っ!」
舞園の呼びかけも聞こえてないように体育館をあとにした
セレス「どうしてこんな事に...」
モノクマ「君達のせいじゃないの?苗木君も相当ストレス溜まってたんじゃない」
戦刃「え...私は何もしてない様な...」
江ノ島「お姉ちゃん...」
モノクマ「もううるさいなぁ!オマエラは嫌われた!それだけだよ!!じゃあ解散!」
モノクマも消え、六人だけになったが誰も動こうとしなかった
一人を除いて、皆の顔は絶望に満ち溢れた顔をしていた
________________________________________________
モノクマ「いい絶望が集まったよ、苗木君は絶望集めの才能があるんじゃない?うぷぷ!!」
残りはセレスか...欲望安価三つ下
ちなみにその除かれた一人はちーちゃんksk
このスレのちーちゃんは苗木の事好きでも嫌いでもない位置なので...
苗木の希望(性欲)を与える
いつの間に怪しい薬(性欲激強化)飲まされ…それでも希望(理性)を耐えていたか…限界超えて絶望(欲望な性欲)なり暴走する
アイドル、探偵、スイマー、ギャンブラー、軍人、絶望、受精するまでキスハメしながら種付け
セレスの部屋_
セレス「...ふふふ」
セレス「あぁ、笑えますわね」
セレス「私は苗木君を執事にするだなんて一人で舞い上がって」
セレス「苗木君の気持ちなんて全然理解してなかった...」
セレス「私は、私は...」
セレス「...今日はもう寝たほうがいいですわね」ボフッ
チャリン
ベッドに潜り込むと硬貨がぶつかる様な音がした
セレス「...なんですの?」ヒョイ
セレス「メダル...?」
???「それはコアメダル、そしてセルメダル...いわば欲望の結晶と言ったところか...」
セレス「だ、誰ですの!?」
現れたグリードは誰?
メズールとガメル以外で安価二つ下
ウヴァ「俺の名前はウヴァ...ウヴァさんと呼べ」
セレス「ウヴァさん...?」
ウヴァ「そうだ、それでいい...」
セレス(蛍光緑色のジャケットだなんてセンスがおかしいですわ)
ウヴァ「貴様にそのメダルの使い方を教えてやろう...」
ウヴァ「だが、貴様に欲望があるのならな」
セレス「欲望...?」
ウヴァ「そうだ、何かを壊したい...何かが欲しい...何でもいい、とにかく欲望だ」
セレス「...ある人を独り占めしたい、なども...?」
ウヴァ「...そうだ」ニヤリ
今からお見せするのは理屈もへったくれもないトンデモ翌力技です
正直コアメダルとかどうするんだってなってます...飯食いながら考えてきます
追記
どうやら『ちから』を漢字にすると一定の確率で翌が付くようです...
お前いつも他のスレでも仮面ライダーネタ出してる奴だろ
正直関係無いスレでいきなり出されても仮面ライダー好きな奴ぐらいしか楽しめないからやめてほしいわ
俺も仮面ライダーわからん…
ウヴァ「その前にそのある人について聞かせてもらおうか」
セレス「...その人は苗木誠と言いますわ」
セレス「誰にでも分け隔てなく優しく接してくれたお人です」
セレス「だけど今日、彼は変わりましたわ」
セレス「彼はもう、女の子と話すことも目を合わせることすらも嫌だと言い出しましたわ」
セレス「その後でわかったのです、朝モノクマが言っていた『欲望を解放』させるという意味が...」
セレス「どうやら苗木君の欲望...それがあれなのだと」
ウヴァ「だが話を聞く限りその苗木という男は完全に欲望を解放しきれていないようだ」
ウヴァ「そもそもグリード以外が欲望を解放させるなど無理に近い」
ウヴァ「欲望が完全解放されるとヤミーという怪物が生まれるだろうからな」
ウヴァ「グリードである俺ならば苗木の欲望を完全解放させ、ヤミーを生み出すことができる」
ウヴァ「そして俺はその苗木という男の欲望を打ち砕ける」
セレス「えーと...と言いますと?」
ウヴァ「そうだな、苗木のその嫌だと言う想いを無理やり取り除く...と言ったところか」
セレス「じゃあそうすれば彼は...」
ウヴァ「あぁ、欲望を壊されればそんな事も考えなくなるだろう」
ウヴァ「でもこれはゲームでいうリセットだ」
ウヴァ「失敗すれば彼の記憶は少し飛ぶかも知れないぞ」
セレス「いいですわ...彼に嫌われたままよりは!!」
ウヴァ「交渉成立だ」
ウヴァ「お前の持っている緑のコアメダル、それと銀色のメダルを全て寄越せ」
セレス「これですか?どうぞ」
ウヴァ「...これだけの力があればヤミーの破壊などすぐに済む...待っていろ」
苗木の部屋_
苗木「まだ足りない、もっとあいつらの絶望した顔が見たい」
苗木「もっともっと絶望を味あわせてやる」
ピンポン
苗木「...誰」ガチャ
ウヴァ「その欲望、解放しろ」
苗木「」
その言葉とともに苗木の額には自動販売機のコイン投入口の様な穴が現れた
チャリーン
ウヴァはその穴に銀色のメダルを一枚投げ入れた
メダルが入ったと同時に苗木の体からヤミーが現れていく
苗木「な、なんだよこれ!?」
苗木は目の前にいる正体不明の怪物と自分から出てくる怪物を見ながら言った
ウヴァ「...ヤミー生成などいつ以来だろうか」
苗木の質問を無視するかのようにそう呟いた
ウヴァ「ヤミーは更にある程度欲望を満たしたほうがセルメダルは稼げる...だが」
ヤミーが完全に苗木と分離し、ウヴァに襲いかかろうとしていた
ウヴァ「完全形態の俺にはそこまで必要でもない」
落ち着いた口調でそう言うとヤミーの腹部をカマキリの様な鎌で引き裂いた
ウヴァ「それにセルメダルならさっきたんまりともらったしな」フン
最後まで余裕、という感じで鼻で笑った
そして呆然とした苗木の首を掴んだ
苗木「何を...げほっ!!」
ウヴァ「どうだ?思い出したか、お前が欲望にまみれた結果を」パッ
首を離し、苗木から少し離れそう聞いた
苗木「はぁ、はぁ...そうだ、ボクは彼女達に酷い事を言ってしまったんだっけ...」
ウヴァ「あぁ、今もそいつらを嫌いか?」
苗木「いや...勿論面倒臭いとか鬱陶しいとかは思っちゃったけど...」
苗木「本当は、皆のこと嫌いじゃないのに!ボクは何て事を...ッ!!」
ウヴァ「お前のその負の欲望は俺が壊してやったんだ、ありがたく思え」
ウヴァ「俺が出来る事はここまでだ、あとは自分でやれよ」
それだけ言い残すとウヴァはセレスの元へと戻った
セレスの部屋_
ウヴァ「終わったぞ」
セレス「本当ですか!?」バッ
ウヴァ「そう慌てんな...明日ぐらいになればあいつはちゃんと優しい苗木とやらに戻っているさ」
セレス「本当に、本当ですの?」
ウヴァ「本当に、本当だ」ウム
セレス「...私は疲れましたわ、先に就寝させてもらいますわ」
ウヴァ「あぁ、いい夢でも見ておけ」
翌日、苗木は霧切さん、舞園さん、不二咲さん、江ノ島さん、戦刃さん...
そして私、セレスティア・ルーデンベルクにも謝罪して来ましたわ
私を含む彼女達は皆涙を流しながら喜んでいました
これでいつも通り、平和な日常が帰ってきましたわ...
ですがそんなことはありませんでした
セレスの部屋_
ウヴァ「おい、どうやって帰ればいいんだ?」
セレス「知りませんわよ...」
ウヴァ「くそっ、完全形態になったと言うのに帰れないとはな...」
セレス「...まぁいいじゃありませんか」
セレス「もう少しこの学園にいれば必ず帰る方法など見つかりますよ」
ウヴァ「チッ...不本意だがそうさせてもらおうか」
セレス「もう皆も受け入れてくれてるんだからいいんですのよ」
ウヴァ「ハッ、苗木には怖がられたままだがな」
ウヴァ「それに人間態とはいえすぐ受け入れる馬鹿共とはな」
ウヴァ「グリードに利用されやすそうな奴ばかりだ」
ウヴァ「そういえば完全に欲望を解放できてないヤツもいたがアレはどうするんだ?」
ウヴァの言う通りだった
石丸と大和田はやたらとベタベタして気持ち悪い事に
十神が腐川に命令されるという異常事態も起きていた
セレス「まぁいいんじゃないですの?」
セレス「別に私達に害があるわけでもありませんもの」
ウヴァ「ならばそうさせて貰う」
帰れない、などと文句を言いつつウヴァは段々と学園での生活に馴染んでいった
もう帰れないのかもしれない、だが今のウヴァにはどうでもいいことだった
モノクマ「その欲望、解放しろ!!」【安価SS】 終わり
グダグダですが終わりました、初SSで色々おかしいところもありましたが許してください
特に仮面ライダーオーズを知らない方、マジですいませんでした
安価とか言いつつ下ネタは逃げたり...批判は仕方ないですね
てか苗木のヤミーはもうちょっと苦戦させようかと思いましたがバトルは大神さんので足りてましたのですぐ終わらせました
クソSSでしたが見ていただきありがとうございました!
乙
このSSまとめへのコメント
ウヴァ!!