俺「…約束…ま…もれなくて…ごめんね…」 (24)
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先生「では、今日から転入することになった俺君だ、みんな仲良くしてやってくれな」
クラス「はーい!」
俺(当時11歳)「…」
先生「俺君、みんなに自己紹介できる?」
俺「あ…はい…俺といいます、趣味は…」
先生「大丈夫?緊張してるかな?」
俺「あ…はい…趣味は……本を読むこと…です」
先生「がんばったね、本を読むのはえらいことだよ、みんなも見習ってね、俺君はあそこの席だから、ユフィさんの隣」
俺「あ…はい…」
ユフィ「あたしユフィ・キサラギっていうんだ!ユフィちゃんでいいよ、これから末長くよろしくね」
俺「うん…」
ユフィ「なんか暗いね」
先生「では、授業を始めるぞー!」
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ーーー体育
先生「よし、では魔術の実践を開始するぞ、みんなこれまで授業でならったことを各自思い出しながら実践するように」
男「はあ!」ボフッ
男2「ははははは全然出来てねえじゃん」
男「なんだよ、おまえやって見ろよ」
男2「こうやるんだよ、それ」ボオ
男「なんで出来んだよ…」
アクセル「ははは、しょぼいな~お前ら、そんな炎じゃあ、焚き火も出来ないぞと、
そらあっ」ゴオおおお
男「おおお、す…すげえ」
アクセル「こんなの朝飯前さ」
俺「…っ!!」バオオオ
先生「!?」
アクセル「え?」
ユフィ「す、すご…」
先生「よ、よくやったな、まさかここまでの炎が出せるとは驚いたな…始めてでここまで出来る人は…(セフィロス以来だ…)」
アクセル「す、すげえよ、お前!俺アクセル、お前は?」
俺「俺だよ」
アクセル「今から俺とお前はダチだ!よろしくな」
ーーー
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ーーーお昼
俺「…」モグモグ
アクセル「なあ、俺、どうやったらあんな炎が出せんだ?」
俺「…ん~ごめん…よくわからないんだ…」
アクセル「そっかあ、ん~なんだその…コツとかないのか?ほら俺、炎タイプだから極めたいんだ」
俺「…イメージすること…かな?」
ユフィ「よっ!」ドン
アクセル「んあ?いきなりなんだ、お前」
ユフィ「なんだとはなんだよ、俺君はあたしの友達でもあるんだから一緒にご飯食べに来たの!」
アクセル「お前は、リュックとかいるだろ」
ユフィ「今日はそーゆー気分じゃないの、ていうかお前っていうな!ユフィちゃんって呼べ」
アクセル「やなこった」
ユフィ「呼べ!呼べったら呼べ!」
アクセル「めんどくせぇ…」
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ーーーー夏休み前
ユフィ「ねえ、俺君!今度あたしの地元に来ない?色々面白い物があるから紹介したいんだ」
俺「うん、いいよ」
アクセル「「俺」がいくなら俺もいくぜ」
ユフィ「アクセルも?」
アクセル「当然だ、俺は俺の親友なんだからな、ちゃんと記憶しておけよっと」
ユフィ「まぁ、人数が多いほうが賑わうからいっか、わかったいいよ」
リク「…」チラチラ
アクセル「へへっ、じゃあ集合場所は駄菓子屋でいいか?」
ユフィ「なんで駄菓子屋?まあ、いいけどさ」
俺「うん、わかったよ」
リク「…」
ーーー放課後
アクセル「あれ?どうした?俺」
俺「教科書、教室に忘れてきちゃった」
アクセル「はは、なにやってんだよっ、じゃあ俺この後用事あるから先にかえってるよ」
俺「わかった、ごめん」
アクセル「あやまんなよ、ここは別に謝らなくていいとこだぜ」
俺「ごめん…」
アクセル「ははは、まただ」
俺「…ぶっ、ははは」
アクセル「ははは、まあ、お前らしいっちゃらしいけどよ、じゃあいってこいよ」
俺「うん」
やーめた、これから泣ける話になるのに
このSSまとめへのコメント
キングダムハーツの現代パロディーだなぁ これ