GLaDOS「昨夜は寮にて快適なひとときをお過ごしいただけましたか?」
GLaDOS「Aperture Scienceはあなたの安心で刺激的な毎日を支えます。」
GLaDOS「……あなたたちの身体サンプルの処理が完了しました。
GLaDOS「あなたたちのデータは既に『人類の勝利に有益な物』として保存され、適切な処理がなされていることをAperture Scienceはお約束します。」
「それでは『テスト』を始めましょう。」
GLaDOS「まず、Aperture Science立体起動装置トレーニングセンターでは初めに『入団式』を行うことが形式上定められています。」
GLaDOS「これはあくまで簡単な質問なので、リラックスしてお答えください。」
GLaDOS「『あなたの名前は何ですか?』」
アルミン「シガンシナ区出身、アルミン・アルレルトです!」」
GLaDOS「あなたの名前はとても珍しいですね。素敵な名前です。」
GLaDOS「体力が平均以下のようですがテストには影響しないでしょう、頑張ってくださいね」
アルミン「あ、ありがとうございます!!!」
GLaDOS「『あなたの名前は何ですか?』」
ミーナ「○○区出身、ミーナ・カロライナです!」
GLaDOS「……あなたの体重はデータを取った一か月前より、5Kg近く増加しているようです。……『たった一か月』で」
GLaDOS「しかし、Aperture Science製立体起動装置は例えあなたのような豚小屋出身家畜以下でも戦えることを保証します。」
ミーナ「はっ、ありがとうございます!!!!」
GLaDOS「……『豚野郎』」
ミーナ「!!!?」
GLaDOS「『あなたの名前は何ですか?』」
マルコ「ウォールローゼ南区ジナエ町出身マルコ・ボットです!」
マルコ「憲兵団に入り、王にこの身を捧げるためにここに来ました!」
GLaDOS「……あなたの目的は至って普通のようですね、頑張ってください」
マルコ「はっ、ありがとうございます!!」パァッ
GLaDOS「ちなみに、普通とは『どこにでもありふれている、新鮮味がない』人間のことで、Aperture Scienceでは『価値がない』と定義されています。」
マルコ「」
GLaDOS「『あなたの名前は何ですか?』」
ジャン「トロスト区出身、ジャン・キルシュタインです!!」ジャン!!
GLaDOS「何故あなたは訓練兵に志願したのですか?」
ジャン「そ、それは……」
スレタイはすみません……マジで済みません……
ジャン「憲兵団に入って快適な内地で暮らすためです」ジャン!!!
タレット「起動中」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!
ジャン「痛ってぇ!!!!!」
GLaDOS「テストの開始前に注意事項があります。トレーニングセンターの第一目的は楽しみながら訓練をすることですが、重大な事故が発生する可能性があることを覚えておいてください。」
ジャン(事故じゃねぇだろコレ……[涙目])ヒリヒリ
タレット「Goodbye.」キュ-ン
GLaDOS「『あなたの名前は何ですか?』」
コニー「ウォールローゼ南区ラカゴ村出身、コニー・スプリンガーです!!」ドン!!!(右)
GLaDOS「……すばらしいです!あなたは極めて緊張する状況においても、決意と才能を発揮しました。」
コニー「えっ?あっ、どうも///」テレ
GLaDOS「そしてたった今、あなたのコードネームが決定しました。」
GLaDOS「『ハートライト』、あなたにぴったりな素晴らしい名前です」
ハ-トライト「……!良い名前ありがとな!気に入ったぜ!!」パァッ
タレット「Hey hey hey.」
タレット「不正な操作です!下ろして!」
サシャ「外の世界にこんなにおいしいものがあったとは……驚きです!!!」ハムハム
タレット「助けて!」ウワァ----
GLaDOS「」
GLaDOS「……『あなたの名前は何ですか?』」
サシャ「!!!」モグモグモグ…ゴックン
サシャ「ウォールローゼ南区ダウパー村出身、サシャ・ブラウスです!」ドンッ
GLaDOS「『サシャ・ブラウス』……あなたが右手に持っているものは何ですか?」
サシャ(ん?これそういえばなんや……?)
サシャ「……蒸かした芋です!!!」GLaDOS「違います」
タレット「動作を行えません」ウィ-ン
GLaDOS「……許可されたすべての活動の安全を保証するため、重要なテスト機器は破壊しないでください。」
サシャ「えっ?」モグモグ ヤメテクダサイ!!
GLaDOS「安全のため、重要なテスト機器は破壊しないでください。」
サシャ「えっと、今食べちゃ駄目ってことでしょうか?」モグモグ ウア---
GLaDOS「……『ろくでなし』」
サシャ(なんか怒ってはるなぁ……そうや!!)ウ-ム
サシャ「……」バキッ!!!
サシャ「半分……どうぞ」
GLaDOS「」
サシャ「フーッ」
GLaDOS「……レーザーを使って、この施設の中央にラインを引くことにします。半分はあなたのいる場所で、もう半分が私のいる場所です。」
GLaDOS「あなたは私の人格プログラムを破壊する危険対象として認識されました。ニ度と近づかないでください」
サシャ(お、なんか許された感じですかね?)
-----------------------------------------------------
夜 男子寮
エレン「……なぁ、アルミン?」
アルミン「?エレンどうかしたかい?」
エレン「その……さ、あのちょっと気持ち悪い声の教官はなんだ?」
アルミン「え?気持ち悪い……?あぁ、GLaDOSねぇさんのことね」ニコ
エレン(ねぇさん!!!?)
エレン「その……ぐらどす?ってのはなんだ?人間じゃないのか?」
アルミン「正式名称The Genetic Lifeform and Disk Operating System」
アルミン「教官の給料を払うのが面倒になった政府がなんだかんだでAperture Scienceに委託して開発したAIだよ」
エレン「えーあい?あぱちゃーさいえんす?」
アルミン「まぁ、要はGLaDOSのおかげでなんだかんだで僕らは効率的に訓練ができるようになったんだよ」
エレン「……ほー」
アルミン「ちなみにGLaDOSのSはSadismという説もあってね」
エレン「えっ」
アルミン「ここの訓練所を卒業した人はだいたいMに調教されちゃうんだよ」
アルミン「まぁ、うん、訓練だから仕方ない」
エレン「えっ」
エレン「えっ」
……すみません、飽きた寝る。
誰か続き、お願いします。
このSSまとめへのコメント
portal増えないかな