コニー「マルコ、あのブスをどうにかしてくれ」(84)

マルコ「ユミルをどうにかって、いきなりどうしたんだい?」

コニー「あいついつもすぐに邪魔してくるんだよ」

マルコ「邪魔?何の?」

コニー「クリスタとの会話だよ」

マルコ「えっ?もしかしてクリスタが好きなの?」

コニー「ん?おかしいか?」

マルコ「いやおかしくは無いよ、結構クリスタが好きって人多いし」

コニー「えっ?そうなのか?」

マルコ「うん、一番わかりやすい人だとライナーとかだね」

コニー「ライナーか、確かによくクリスタを見てる気がするぜ」

マルコ「だろ?で話は戻るけど僕にどうして欲しいんだい?」

コニー「クリスタとゆっくり話せるようにユミルを引き離して欲しい」

マルコ「うーん、結構難しい事を言うね」

コニー「出来れば何度も頼みたいんだが駄目か?」

マルコ「流石に何度もは無理だよ、1、2回が限界だよ」

コニー「1、2回でいい!頼めるか!?」

マルコ「出来るかわからないよ?なんせ相手はユミルだし」

コニー「それでもいい!チャンスを作ってくれ!」

マルコ「そこまで言うならやってみるけど期待しないでね?」

コニー「ありがとな!」

マルコ(変なこと引き受けちゃったなぁ)ハァ

次の日

マルコ「ユミルおはよう」

ユミル「ん?マルコか珍しいな、どうした?」

クリスタ「あっマルコおはよう!」

マルコ「クリスタもおはよう、目があったからなんとなくね」

ユミル「そうか、じゃあな」

マルコ「うん、またね」

クリスタ「ばいばいマルコ」

マルコ(まあ朝はこんなもんかな?)

食堂

コニー「どうだマルコ、出来そうか?」

マルコ「中々難しそうだよ」

コニー「そうか……」

マルコ「まあまだ朝だからね、焦るとユミルにばれちゃうよ」

コニー「確かにな、あのブスはクリスタの事になると異常に勘が働くからな」

マルコ「うん、だから今日いきなりってのは無理だと思う」

コニー「わかった、俺も色々考えてみるから頼んだぜ」

座学

マルコ(とりあえずユミルの隣の席は確保出来たが……)

ユミル「お、珍しいなマルコが横って、なあクリスタ」

クリスタ「そう?私は何度かあるよ、ねっマルコ」

マルコ「そうだね、確か巨人の弱点についての時は隣だったね」

ユミル「へぇ、気付かなかったな」

クリスタ「マルコはノート綺麗にとってるよね」

マルコ「そうかな?人と比べた事ないからわからないな」

ユミル「ちょっと見せてみろよ」

マルコ「別にいいけど、はい」

ユミル「どれどれ、おっ本当だ、結構見やすいじゃねえか」

マルコ「そう?ありがと、よかったらユミルのも見せてよ」

ユミル「私のか?別にいいけど、ほらよ」

マルコ「へぇ、ユミルも綺麗だね、他の人はこんな風にとるんだね」

クリスタ「私のも見る?はい」

マルコ「クリスタは結構可愛い字を書くんだね」

クリスタ「そうかな?」

マルコ「うん、クリスタっぽいよ」

クリスタ「ふふっありがとねマルコ」

ユミル「おいおい何いい感じになってんだ?駄目だぞマルコ、クリスタは私のだ」

マルコ「わかってるよ、ちょっと褒めただけさ」

ユミル「わかってるならいい」

クリスタ「ごめんねマルコ、ユミルったらすぐ変なこと言うから」

マルコ「大丈夫だよ、気にしてないから」

昼・食堂

ライナー「おい、ありゃあどういう事だベルトルト」

ベルトルト「どうしたんだいライナー」

ライナー「クリスタとユミルがマルコと楽しそうに飯食ってやがる」

ベルトルト「え?本当だ、珍しい組み合わせだね」

ライナー「ちょっと混ざってくる」

ベルトルト「えっ、ちょっと……一人で食べるか……」

サシャ「コニー、よそ見をしているならパンを下さい!」

コニー「嫌に決まってんだろ、少し黙ってろ」

サシャ「今日はなんだか機嫌悪いですねー」モグモグ

コニー(マルコ、何でお前一緒に飯食ってんだ?これも作戦なのか?)

コニー(あっライナーが近づいてった……泣きながら帰っていった)

コニー(何がしたかったんだあいつ?)

ライナー「うっ……ただいまベルトルト……」

ベルトルト「お帰りライナー、その涙は聞いた方がいい?」

ライナー「いや……今は聞かないでくれ……頼む……」

ベルトルト「わかったよ、じゃあ一緒に食べよう?」

ライナー「ああ、ありがとうベルトルト」

マルコ「さっきのは言い過ぎじゃない?あのライナーが泣いてたよ?」

クリスタ「そうだよユミル、言い過ぎだよ」

ユミル「あ?いいんだって、夜にはケロッとしてるって」

クリスタ「もうあんな事言っちゃだめだからね!?」

ユミル「へいへい」

クリスタ「もう本当にわかってるの?」

マルコ「ははは」

ユミル「何笑ってんだよ」

マルコ「いや、本当に仲がいいなと思ってね」

ユミル「だろ?よくわかってるじゃねえか」

立体機動訓練

コニー「なあマルコ、どんな魔法使ったんだ?」

マルコ「魔法?」

コニー「あのユミルがクリスタの近くに男をおくなんて見たことねえよ」

マルコ「そう?もしかして男と思われてないのかな?」

コニー「いやマルコは男だろ?何言ってんだ?」

マルコ「え?ああそうだね」

マルコ(コニーはたまに話が通じないな……)

コニー「そろそろ目的地だな、スピードあげようぜ」プシュゥゥ

クリスタ「あっ目的地が見えたよユミル」

ユミル「ああ、そうだな、怪我すんなよ?」

クリスタ「大丈夫だよ、ユミルも気をつけてね」

スタッ スタッ

キース「レンズ組合格だ」

クリスタ「やったねユミル!」

ユミル「そうだな」

クリスタ「あ!マルコとコニーだ!」

マルコ「合格おめでとう」

クリスタ「うふふ、ありがとマルコ!そっちはどうだった?」

マルコ「合格だったよ」

クリスタ「おめでとー!」

マルコ「ありがとクリスタ」

クリスタ「コニーもおめでとー!」

コニー「おう、ありがとな!」

ユミル「クリスター、早く戻ろうぜー」

クリスタ「うーん!じゃあね二人共、お先!」

マルコ「またね」

コニー「ああ、じゃあな」

マルコ「僕らも戻ろっか」

コニー「そうだな、しかしちょっと緊張したぜ」

とりあえずここまでで休憩

夜・食堂

クリスタ「あっマルコ!よかったら私達と一緒に食べない?」

マルコ「ごめんね、コニーと食べる約束してるんだ」

クリスタ「じゃあコニーも一緒に食べようよ!いいでしょユミル」

ユミル「いやまあ私は別にいいがマルコ達の都合もあるだろ」

クリスタ「そうだけど、マルコ駄目?」

マルコ「僕は構わないからコニーに聞いてみようか」

クリスタ「コニー!一緒に食べよー!こっちこっちー!」

ライナー「なあベルトルト、何で俺は誘われないんだ?」

ベルトルト「僕に聞かれても困るよ」

ライナー「クソッ!俺も明日の朝はマルコと飯を食う約束するか」

ベルトルト「僕は明日一人か……」

ライナー「何言ってんだ、お前も一緒だ!」

ベルトルト「ライナー、ありがとう」

クリスタ「皆で食べると美味しいね」

ユミル「そうか?私はクリスタがいれば何でもうまいぞ?」

コニー(何故か味がしねえ……)

マルコ「味がどうかはわからないけど楽しいとは思うよ」

クリスタ「だよね!」

ユミル「どうしたコニー、さっきから黙って」

コニー「なっ何でもねえよブス!」

クリスタ「コニー、やっぱり私達とは嫌だった?」

コニー「そんな事ねえよ!誘われてすげえ嬉しかったって」

クリスタ「本当?よかった」

ユミル「嫌だっつってたらシバいてたとこだったぜ?」

コニー「あ?」

クリスタ「もう二人共喧嘩しないの!」

ユミル「ふんっ」

マルコ「コニーも落ち着いて」

コニー「あっああ、悪かった」

クリスタ「ユミルも謝って?」

ユミル「やだね、私は悪くないからな」

クリスタ「もう!ごめんねコニー」

コニー「いやいいよ」

四人「ごちそうさまでした」

ユミル「さ、風呂行こうぜ」

クリスタ「うん、あっマルコちょっと待って」

マルコ「ん?どうしたのクリスタ」

クリスタ「お風呂の後少しいいかな?」

マルコ「いいけど、何か用?」

クリスタ「うん、ちょっと二人で話したい事あるから倉庫近くで待っててくれる?」

マルコ「わかった、じゃあ倉庫横でいい?」

クリスタ「うん、じゃあまた後でね!」

マルコ「また後で」

ユミル「マルコと何話してたんだ?」

クリスタ「えへへ、秘密ー」

ユミル「なんだそりゃ」



コニー「クリスタ何だって?もしかして俺のことか!?」

マルコ「ううん、今日の座学についてだったよ」

コニー「そうか、なら聞いても仕方ねえな」

マルコ「コニーももう少し作戦内容を理解した方がいいよ、憲兵団狙ってるなら尚更ね」

コニー「うっ、努力はしてみる……」

男子浴場

マルコ(話ってなんだろ?)

マルコ(コニーとくっつけようとしてるのばれたかな?)

マルコ(でもそれならユミルが言ってくるか……)

マルコ(うーん、まさか僕に告白!?そうだとしたらOKしても断っても後が怖いなあ)

ライナー「なあマルコ、ちょっといいか?」

マルコ「どうしたのライナー」

ライナー「明日の朝食一緒に食おうぜ、ベルトルトも一緒なんだがいいよな?」

マルコ「珍しいね、いいよ」

ライナー「よっしゃぁぁあああ!」

倉庫横

マルコ(少し早かったかな?)

クリスタ「ごめんね、少し遅れちゃった」

マルコ「ううん、僕もさっき来た所だから気にしないで」

クリスタ「ふふ、何だかデートの待ち合わせみたいな会話だね」

マルコ「そうだね、それで話って?」

クリスタ「うん、あのねユミルとコニーの事なんだけどね」

マルコ「え?ユミルとコニー?」

クリスタ「うん、二人の事なんだけどね」

マルコ(告白じゃなかった、助かったような残念なような……複雑だな)

クリスタ「二人共すぐに喧嘩するでしょ?」

マルコ「そうだね、二人共口はあまりいいとは言えないからね」

クリスタ「そこでね、二人にもう少し仲良くなってもらいたいなって思って」

マルコ「僕に協力して欲しいと?」

クリスタ「そうなの、駄目?」

マルコ「どうして僕なの?」

クリスタ「ユミルとコニー両方と仲がいいでしょ?」

マルコ「うーん、まあ悪くはないと思うけど」

クリスタ「それに私はマルコの事信用してるよ?」

マルコ「はぁ、わかったよ、僕でよければ手伝う」

クリスタ「本当?ありがとねマルコ!」

マルコ「具体的にはどうしたらいいの?」

クリスタ「一時は一緒に食事をしてもらいたいんだけど」

マルコ「夕飯の時の四人でって事かい?」

クリスタ「うん、出来ないかな?」

マルコ「いいよ、じゃあ明日の朝食からでよかった?」

クリスタ「うん、お願いねマルコ」

男子寮

マルコ「ライナー、明日の朝食一緒に食べられなくなった、ごめんね」

ライナー「えっ?なんでだ?」

マルコ「詳しくは言えないんだけど、クリスタと食べる事になったんだ」

ライナー「は?俺も一緒じゃ駄目なのか?」

マルコ「うん、クリスタが僕とコニーだけだって」

ライナー「そんな!俺の方が約束は先だっただろ?」

マルコ「じゃあ今から断ってクリスタを悲しませてきていいの?」

ライナー「駄目だ!クソッ!クソォォオオ!!」

マルコ(そんなに僕と食事したかったのか?ホモ疑惑あったけどまさか……)
マルコ「ごめんね、また機会があった時に食べよう?」

ライナー「そうだな……」

マルコ「ベルトルトもごめんね」

ベルトルト「気にしないで、僕は気にしてないから」

マルコ「ありがとう、それじゃ」



マルコ「コニー、明日から当分一緒にご飯食べようよ」

コニー「いいぞ!じゃあ明日な、おやすみ!」

マルコ「うん、おやすみ」

ここまで、多分今日はもう更新しない……と思う
なんかライナーが可哀相になってきた

朝・食堂

クリスタ「マルコー!こっちこっち!」

ユミル「あ?またマルコと食うのか?」

マルコ「おはよう、クリスタにユミル、ほらコニーもこっちきて」

コニー「え?一緒に食うつったけどクリスタ達も一緒だったのか」

ユミル「おいマルコ、まさかお前クリスタに手出すつもりじゃねえよな?」

マルコ「そんな、僕はそんなつもりないよ」

クリスタ「そうよユミル!私からお願いしたの!だからマルコは悪くないの」

ざわ…… ざわ……

ユミル「おい、周りが騒がしくなる発言するな」

クリスタ「えっ?え?なんで?」

ユミル「いやどう考えてもお前がマルコと飯を食いたいって事だろ」

クリスタ「それが?」

ユミル「いやだからな、お前、今皆にマルコが好きだと思われてるぞ?」

ライナー「」チーン

クリスタ「ええ!?ちっ違うの!マルコにお願いがあっただけで本当に違うの!」

コニー「どういう事だ?話についていけてねえのは俺だけか?」

ユミル「ちょっと黙っててくれ、バカ」

ユミル「で、お願いってなんだ?」

クリスタ「それは……その……」

ユミル「マルコ、お前はすでに内容知ってんのか?」

マルコ「うん、昨日お願いされたからね」

ユミル「なんだ?言ってみろよ」

マルコ「僕の口からはちょっと、クリスタが言わないなら僕も言わないよ」

ユミル「あ?いい根性してんじゃねえか!ライナーみたいに泣かしてやろうか?」

ざわ…… ざわ……

クリスタ「やめてユミル!言うから!だから、ね?」

マルコ「クリスタ、言わなくていいよ」

ユミル「は?お前ちょっと表出るか?」

マルコ「そんな力ずくで彼女から何でも聞いて楽しいかい?」

ユミル「楽しくねえよ!何だやっぱ喧嘩売ってんのか!?」

マルコ「顔を見てみなよ、悲しそうな顔してるよ?ユミルは守ってるつもりかもしれないけど」

マルコ「ちょっと過剰なんじゃない?もう少し信用してあげなよ」

マルコ「それともユミルはクリスタを信用出来ない?」

ユミル「チッ、わかったよわかりました!」

クリスタ「えっいいのユミル?」

ユミル「ああ、無理に聞こうとして悪かったな」

クリスタ「ううん、私こそ隠し事してごめんね」

クリスタ「マルコもごめんね」

マルコ「いいよ、ユミルの知らない二人だけの秘密だからね」

ユミル「おいマルコ、やっぱ一発殴られとくか?」

マルコ「ははは、冗談だから怖い顔しないでくれ」

コニー「ん!?結局どうなったんだ?」

休憩
レスくれてた方ありがとうございます

マルコ「何もないよ、さっ早く食べよう、スープが冷えちゃうよ」

コニー「そうか?そうだな!二人も食べようぜ!」

クリスタ「そうだね、ユミルも食べよ?」

ユミル「へいへい」




ベルトルト「ライナー?ライナー?おーい!」

ライナー「はっ!」

ベルトルト「大丈夫かい?」

ライナー「ああ、俺はどうかしちまってた!」

ベルトルト「さあ朝食を食べよう!」

ライナー「そうだな、すまないなベルトルト」

馬術訓練

ユミル「なあ、何で馬術訓練までお前らと一緒なんだ?」

コニー「いや俺に聞かれてもわかんねえよ」

マルコ「僕も驚いてるよ」

クリスタ「すっすごい偶然だねー(棒)」

ユミル「お前かクリスタ、何考えてんだ?」

クリスタ「いいじゃない、仲良くしようよ」

コニー「そうだな、せっかく同じ班なんだし楽しくやろうぜ!」

ユミル「はぁ、バカは気楽でいいな」

数日後

コニー(マルコに頼んでからクリスタと話す機会がかなり増えたぜ)

コニー(俺と話す時はいつも笑顔だし、もしかしてクリスタは俺に気があるんじゃねえか?)

コニー(そろそろ付き合ってくれって言えばOK貰えるんじゃ?)

コニー(問題はブスだな、そろそろ二人きりになりたいぜ)

マルコ(とかコニーは思ってそうだな、一緒にいるのは意外と簡単だったんだけど)

マルコ(ユミルを引き離すのは中々難しいんだよな……)

夜・食堂

マルコ「ねえユミル、お風呂の後二人で話したい事があるんだけどいいかな?」

コニクリ「!?」

ユミル「どうした?私に愛の告白でもしたくなったか?」

マルコ「残念だけどそういう色っぽい話じゃないよ」

ユミル「はぁ、まあお前が言うなら真面目な話なんだろ、いいぞ」

マルコ「ありがとう、助かるよ」

コニー(ついにきた!ブスがクリスタから離れる瞬間!)

ユミル「何嬉しそうな顔してんだバカ」

コニー「いっいや何でもねえよブス!」

男子浴場

コニー「マルコ、ありがとな!」

マルコ「そんなに引きとめられないと思うけど頑張ってね」

コニー「ああ!任せとけ!」

マルコ(何をだ……)

マルコ「まあ最後のチャンスだと思ってくれ」

コニー「見てろよ!明日からクリスタの横はブスじゃねえ!俺だ!」

マルコ「ははは、頑張ってねコニー」

マルコ(その自信はどこからきてるんだろう?)

倉庫横

ユミル「おう、待たせたな」

マルコ「ううん、僕こそ急に呼び出してごめんね」

ユミル「で、話ってなんだよ」

マルコ「僕たち最近毎日食事をとるようになっただろ」

ユミル「そうだな」

マルコ「何でだと思う?」

ユミル「あ?クリスタが食いたいって言うからだろ?」

マルコ「まあ間違ってはないね」

ユミル「何が言いたいんだよ」

マルコ「何でそこにコニーがいると思う?」

ユミル「はぁ?知らねえよ」

マルコ「コニーはクリスタが好きなんだよ」

ユミル「は?マジか?あのバカ後で泣かす!つーか何でそれを私に?」

マルコ「隠す必要が無くなったからね、後でユミルも知る事になるはずだから」

ユミル「ちょっとまて、クリスタはコニーの気持ちに気付いてんのか?」

マルコ「いや、気付いてないと思うよ、でもそろそろ知る事になると思う」

ユミル「は?まさか今あのバカ!?」

マルコ「うん、そのまさかさ」

浴場近く

クリスタ「どうしたのコニー」

コニー「いや、悪いな急に」

クリスタ「ううん、気にしないで」

コニー「俺さバカだからさ、洒落た事とか言えねえんだけどさ」

クリスタ「なに?」

コニー「俺クリスタが好きだ!付き合ってくれ!」

クリスタ「え!?」

倉庫横

ユミル「そのまさかってお前、いいのか?」

マルコ「仕方ないよ、僕がクリスタと付き合い始める前に頼まれた事だったし」

ユミル「はぁ、私はお前だから許したんだぜ?」

マルコ「大丈夫だよ、僕はクリスタを信じてるし、コニーも一度降られれば諦めるよ」

ユミル「お前結構性格ひねくれてんな、コニー泣くぜ?」

マルコ「あ!困ったな、明日からコニー一緒に食事してくれるかな?」

ユミル「絶対無理だろ、つうか何で困るんだよ」

マルコ「いや、クリスタのお願いが関係してるんだよね」

浴場近く

コニー「駄目か?」

クリスタ「うん、私付き合ってる人いるから」

コニー「え?誰とだ?」

クリスタ「……マルコ」

コニー「んん!?マルコ!?え?はっ?マルコ?」

クリスタ「うん、私から告白して付き合う事になったの、皆には秘密だよ?」

コニー「え?あっああ、秘密な!え?マルコ?え?」

男子寮

コニー「」チーン

ライナー「コニー、どうした!?」

コニー「クリスタに彼氏がいた」ボソッ

ライナー「はぁぁああああ!?おい!相手は誰だ!」

コニー「マルコだってよ」ボソッ

ライナー「マルコォォオオ!!」

マルコ「ん?呼んだかいライナー」

ライナー「クリスタと付き合ってると言うのは本当か!?」

マルコ「誰がそんな事を?」

ライナー「そこで死んでるコニーだ!」

マルコ「はぁ、コニーも案外口が軽いなぁ」

ライナー「ということは事実なんだな!」

マルコ「まあね」

ライナー「いつからだ!」

マルコ「何日か前に食堂で僕とユミルが言い合いしてただろ?あの日の夜かな」

ライナー「あの日か!クソッ!」

マルコ「もういいかな?」

ライナー「よくねぇぇええ!!」

マルコ「ベルトルト、ライナーをどうにかしてくれないか?」

ベルトルト「はぁ、仕方ないなぁ」トンッ

ライナー「うっ」ドサッ

女子寮

ユミル「おい、お前コニーに告られただろ」

クリスタ「どうして知ってるの?」

ユミル「さっきマルコに聞いた、コニーが告ってるだろうってな」

クリスタ「だからか、断った後、何だかコニーがおかしかったの」

ユミル「おかしい?」

クリスタ「うん、マルコと付き合ってるって言ったら信じられないって顔してたの」

ユミル「だろうな、さすがの私も少し同情する」

クリスタ「でもマルコって素敵よね!私のためにユミルと云々」

ユミル「はいはい、何度も聞きました、わかったから」ハァ

クリスタ「キスもうまいのよ!?」ウットリ

ユミル「おいちょっとまて、それは初耳だぞ!?」




おわり

おかしい、書きはじめる時はコニクリかコニユミになるはずだったのに!
途中マルユミも考えたのに最後は何故かマルクリになっていた!

最後まで読んでくれた方、レスくれた方ありがとうございました!

同情したユミルとコニーで続きを書くんだ

>>74正直モチベーションがないしコニユミはもう書いた事あるんよ……

>>75
それはすまなんだ
よければ過去作を教えてほしい

>>77コニユミだと
コニー「はぁ、今さら好きだなんて言えねえよな……」

最近のだとユミクリで
クリスタ「最近おっぱいがおっきくなった!」

URLは携帯だからスマン

>>78
あのコニユミの人か!
次回作も期待。スレ汚しスマソ

>>79いえいえ読んでくれてるみたいで嬉しいです

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