初春「へぇ～それって佐天さんの能力も打ち消すんですかね？」

佐天「それがすっごく気になるんだよ！！」

初春「でも佐天さんの能力はシステムスキャンだとレベル0なんですよね？」

初春「正直佐天さんの能力は特殊ですよ...？」

佐天「そうなんだよ...まだ未知の部分が多すぎて測定不能...」

佐天「あ！でもでも、仮だけど"ｹﾞｯﾀｰ"って名前がついたんだよ～」

初春「へぇ～、それは初耳です！」

佐天「あぁ～気になるなぁ～」

初春「でも都市伝説ですからね...」

佐天「はぁ～、街を歩いてたら偶然あったりしないかな～」

初春「そんな無茶苦茶な...」pipipi!!

佐天「初春？携帯鳴ってるよ？」

初春「誰から...って白井さんですね、もしもし？」

初春「...はい、分かりました」pi!

初春「佐天さんすみません、風紀委員の仕事が」

佐天「いいよいいよ、頑張ってね」

初春「はい、じゃあ行ってきますね」

佐天「じゃあね～」

佐天「さあってと」

佐天「ちょっと能力使ってみようっと」

-河原

佐天「ここならよし」

佐天「えっと...うーん...それ！」ﾎﾟｳ...

佐天「やった、光った！」

佐天「...」

佐天「...でもこれって手の部分が光るだけなんだよね...」

佐天「先生は高エネルギー体って言ってたけど...」

佐天「さっぱり分かんないや...はは...」

今日はここまで
短くてごめんなさい

御坂「真面目に戦いなさいよゴラァ！！！」

上条「ふっざけんな！こっちはタイムセールがあんだよ！！」

御坂「そんなの知るかぁ！！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

上条「おわっ！？」ﾊﾟｷｰﾝ!!!

御坂「チッ..」

上条「御坂さん！？今舌打ちしましたね！？」

御坂「うるさい！あんたが当たらないのが悪いのよ！！」

上条「ふ、不幸だぁー！！！！」

...

佐天「...」ﾎﾟｶｰﾝ

佐天「あの人...電撃を消した？」

佐天「っていうか御坂さんのお知り合い？」

佐天「おーい御坂さん～」

御坂「さ、佐天さん！？」

上条「えっと...助かった...かも？」

佐天「偶然ですね、川原で会うなんて」

御坂「そ、そうね、あはははは...」

佐天「それで？」

御坂「え？」

佐天「この殿方は彼氏さんですか？」ﾆﾔﾆﾔ

御坂「ち、違うわよ！！！」ｶｧｧ

佐天「あ、どうもわたし、佐天涙子って言います」ﾆﾔﾆﾔ

上条「お、おうよろしくな、俺は上条当麻」

佐天「はいっ」

御坂「で、どうして佐天さんはここに？」

佐天「あぁ、能力の練習です」

御坂「そういえば佐天さんの能力のこと詳しく聞いてなかったわよね？」

佐天「はい...ていうか説明できないんですけどね」

御坂「そうだ、コイツもいるし練習相手になってあげるわよ！！」

佐天「え！？いいんですか！？」

上条「おいちょっと待て！タイムセールが...」

御坂「いいじゃんいいじゃん、そのふざけた能力の使い時よ！」

上条「ふ、不幸だ...」

佐天「ふざけた能力...ってさっきの！？」

上条「え？ああ右腕のことか？こいつは異能な力ならなんでも打ち消すんだ」

佐天「それって都市伝説の！？」

上条「え！？都市伝説になっちゃってるの！？」

佐天「やったぁ...本物だ...」

上条「な、なんか複雑なんだが...」

佐天「じゃ、じゃあよろしくお願いします！！」

上条「その前に具体的には何をすればいいんだ？」

佐天「えっと、私の能力は...えいっ！！」ﾎﾟｳ

御坂「えっと...何このエネルギー？」

佐天「いやぁ...それが分かればいいんですけどね～」ﾊﾊﾊ

御坂「取り敢えずアンタ触ってみなさいよ」

上条「え？お、おう」

上条「...」ｷﾞｭｯ

佐天（...手大きいなぁ）ｷﾞｭｯ

御坂（...なんか負けた気がする）

上条「...あれ？」

佐天「なんとも...ないですね...」

御坂「どういうこと？」

上条「...異能な力じゃないのか？」

佐天「じゃあ私のは能力じゃないってこと！？」ｶﾞｰﾝ

御坂「そ、そんなわけないと思うわよ？」

上条「...こんなこと初めてだ...」

御坂「...はっ！佐天さんと組めばコイツに勝てる...！」

上条「そこッ！！不穏な考えやめぃ！！！」

佐天「はぁ...なんだかなぁ...」

上条「そ、そんなに気落ちすることないと思うぞ」

御坂「そうよ！能力開花したてはそんなもんよ！」

佐天「そうですかぁ？」

御坂「私も協力するわよ、ついでにアンタも」

上条「俺の意見は尊重されないんでせうか...」

佐天「すみません、ありがとうございます」

上条「じゃあ俺はスーパーへ買い物に...」

御坂「ちょろっと...？」ｶﾞｼｯ

上条「ちょっと御坂さん？タイムセールが...」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

御坂「勝負再開だゴラァ！！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

上条「んぎゃぁ！！不幸だぁ！！！」ﾋﾟｭｰﾝ

佐天「...」

佐天「行っちゃった...」

佐天「...まあ今日はこのくらいにして帰ろうかな」

.....

Saten「...」

.....

佐天「ただいま～」ｶﾞﾁｬ

佐天「夕御飯作らないと～」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

佐天「ぬな！？」

佐天「...醤油...醤油が無いッ！？」ｶﾞｰﾝ

佐天「...ってしょうがない、買ってくるか...」

.....

佐天「...ふぅ、危ない危ない、スーパーが閉まるとこだった」

佐天「さぁて、早く帰んないと」ｽﾀｽﾀ

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛ...

佐天「今日のご飯は～」♪

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛ!!!!!

佐天「」

>>15サーセン誤爆

佐天「」←これなしで

佐天「！？」

佐天「バ、バイk..」

ｶﾞｼｬｧｱｱｱｱｱﾝ!!!!!

.....

ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ

.....
....
...
..
.

初春「叫びたくてもなくても～♪」ｼｬｶｼｬｶ

初春「いらいらするよね～♪」pipipi!!

初春「電話？...もしもし白井さん？」pi!

黒子『初春！大変ですの！佐天さんが！...』

初春「え？............そんな............何かの間違いじゃ...」

黒子『いいから早く総合病院へ！！』

初春「...佐天さん...佐天さん！！」ﾀﾞｯ

.....

初春「佐天さん...佐天さん...」ﾊｧﾊｧ

黒子「初春！！こっちですの！！」

初春「白井さん...佐天さんは！？」

黒子「ここの病室だそうです...」

初春「佐天さん！！！！」ｶﾞﾗｯ!!!

佐天「あ！初春～」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

初春「...へ？」

黒子「...ピンピンしてますの...」

初春「し、白井さん？」ｵﾄﾞｵﾄﾞ

黒子「い、いえ...相手のバイクが大破するくらいの事故でしたので...」

御坂「佐天さん！...って黒子に初春さん、先に居たのね...って」

佐天「あ、御坂さんまで」

御坂「ピンピンしてるわね...えっと、良かったわ...」

佐天「なんかみんなの発言だとピンピンしてちゃいけないように聞こえるんですが...」

初春「いやいや、そんなつもりでは言ってませんよ」

佐天「あはは、冗談だよ初春」

初春「そういえばこの病院って凄腕の医者が居ませんでしたっけ？」

御坂「あぁ！リアルゲコ太ね...」

黒子「じゃあきっとその方のおかげかと...」

ゲコ太「いや、僕は何もしてないよ？」

一同「」ﾋﾞｸｯ!!

黒子「し、心臓に悪いですの...」

御坂「...何もしてないってどういうことですか？」

ゲコ太「いや、彼女は救急車で運ばれて来たんだけど」

ゲコ太「まったくと言っていいほど怪我をしてなかった」

一同「え？」

黒子「しかし情報によると相手のバイクが大破する程の事故でしたのに」

佐天「あれ？私ってもしかしてラッキー？」

黒子「いや、そういう問題ではないかと...」

ゲコ太「ま、どっちにしろ精密検査は受けてもらうよ」

佐天「あれ？それって今日は帰れないってことですか？」

ゲコ太「そういうことになるね」

佐天「まじですか...」ｽﾞｰﾝ

初春「まあまあ佐天さん、体のためですし」

御坂「そうだね、無理は禁物よ佐天さん」

佐天「...そうですよね、分かりました」

御坂「...ハッ！？」

黒子「お姉さま？どうしましたの？」

御坂「...門限」

黒子「心配ご無用ですの！！」ﾄﾞﾔ

黒子「緊急事態だったので寮監からは許可を得ていますの！」

御坂「さっすが私の黒子！！」

黒子「...私...の？」

黒子「そそそそそそれはつまり私はお姉さまのもの」ﾍﾝﾀｲﾉﾃｰﾏ

黒子「そしてお姉さまは私のもの！！」

黒子「グヘヘヘヘ...お姉さま、お風呂の用意もすでにしてますの...」

黒子「今夜は黒子と一緒に濃密な時間をお過ごしに...」

御坂「」

黒子「ささ、お姉さま、早く寮へ戻りま..」

御坂「調子に乗るなぁあああ！！！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

黒子「あぉおん！！お姉さまの愛ですのぉおお！！」ﾋﾞｸﾋﾞｸ