苗木「僕が第3十刃(トレス・エスパーダ)だ」モノクマ「な、何だってー!?」 (69)

昨日、録画してたダンガンロンパを観たら、「あれ?苗木君の声ってBLEACHのハリベルだよね」ってことに気づき

苗木君がエスパーダになって無双したら、面白そうだと思い書くことにしました。

基本、書き溜め無しですが面白いと言って貰えるよう努力します。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1373294165

体育館にて

十神「この中にはすでに他人を殺そうと目論んでいる奴がいるかもしれん」

十神「だから、俺は一人で行動させて貰うぞ」

モノクマから、この学園から出たければ他人を殺せと告げられた後。

各々が学園を協力して探索しようと話していたとき、彼『十神白夜』はそう言った。

大和田「オイ!待て、コラァ! んな勝手なマネは許さねぇぞ!」

大和田が慌てて十神を止めようとするが、当の十神本人は…

十神「…フン、どけよプランクトン」

大和田「アァ?転がされてぇみてえだな?」

十神の挑発により元々沸点の低い大和田はキレて、一気に場は一触触発の状態となった。

苗木「ちょっと待ってよ、二人とも。今は僕たちが喧嘩してる場合じゃないんだ。」

よせばいいのに、苗木が二人の中を仲裁しようと割って入っていった。

まあ、そんなことをすればどうなるかは目に見えてくる訳で…

大和田「あ?ソイツは説教か?俺に教えを説くっていうのか!?」

苗木「え…?いや、そんなつもりじゃ…」

苗木が自分の発言を訂正しようとするが、時既に遅し

大和田は苗木に目掛けて、拳を振り上げていた。

大和田「オラアァ!!!」

ドガン!!と肉を殴る歪な音が体育館中に響き渡った。

舞園「キャァァァァ!!!!!」

舞園さやかが悲鳴を上げるが、そんなことで結果は変わらない。

誰もが苗木が無事ではないだろうと、そう思っていた時

苗木「あれ?舞園さんどうしての?そんな大声上げて…」

そこには、全く無傷の状態の苗木誠が立っていた。

今日は、課題の量が半端ないのでここで終わります。

ちなみに苗木君が無傷だった理由は、言わずもがなエスパーダレベルの『鋼皮(イエロ)』のおかげです。

まあ、こんな感じで投稿していくのでよろしくお願いします。

感想、意見等があればどんどん書き込んでください。

どうも、1です…
あの、突然ですが苗木の刀剣解放の姿について悩んでいます。
ハリベルの刀剣解放した姿がビキニのような格好なので、
これの男バージョンをどうしたらいいか困っています。
それについて、何か案があれば書いてくれると嬉しいです。
後、更新は物理のテスト直しが終わったら再開します。 

服一枚じゃ格好つかな過ぎるし海パン+コートでどや

課題終わったんで、再開します


苗木「あれ?みんな揃って黙ってるけど、何かおかしな事でも起きたの?」

苗木は今起こったことに関して、何もおかしくないという態度で皆に尋ねた。

大和田「なっ…!俺のストレートを喰らって、かすり傷一つ付いていないだと…」

十神「それもそうだが、苗木の奴が大和田のを喰らって一歩も動いていない…!」

十神たちがこういう反応をするのも無理はないだろう。

「超高校級の暴走族」である大和田紋土の膂力は並大抵の物ではないことは明らかである。

これを無傷で止められるのは、「超高校級の格闘家」の大神さくらぐらいしかいないのだが、

これを止めたのは、平均的な筋力しかもたない細身の苗木誠だ。

普通なら、喰らった瞬間に壁までふっ飛ばされて気絶するのがオチだが

苗木は飛ばされることなく、しかも無傷で立っていた。

つまり、苗木の体にはなんらかの『力』が働いてると推測できる。

そして、この結論に達した者はこの場で唯一人だった。

霧切「(普通の人間が持ち合わせていない何かを、苗木君が持っているかもしれない)」

霧切「(けれどそれの正体が思いつかない上に、本人自身も自覚してない)」

霧切「(一体、彼の体で何が起こってるっていうの…!)」


とりあえず、意見を参考にした結果…
苗木の刀剣開放は>>15の意見を採用して、
海パン+コートという形にしました。
まあ、それ以外にも足とか腕に装甲や武器を付けるので
エスパーダぽっくはなると思います。

ハリベルとかいうリョナ要因にすら勝てなかった
オワリアカネ役の子供

ハリベルとかいうリョナ要員に勝てなかった
2の生き残りがいるらしい

海パンコートとか露出狂みたいな服装だな…

>>21,>>22
あ…日番谷と終里って同じ声だったのか

>>23
分かってる…そんな格好にしたら、まんまワンピースのフランキーに見えてしまって……



霧切が苗木の体の秘密について考えていると、突如としてソレは現れた。

モノクマ「うぷぷ…苗木君の体に起こったことについて知りたいみたいだね?」

苗木「なっ! 一体どういうことだよ!? まさか、お前は…」

いきなり、現れたモノクマに言い寄る苗木 だが、モノクマはそんな苗木を意にも介さずに…

モノクマ「苗木君が大和田君のパンチを止められたのは、苗木君が人間じゃないからだよ!」

苗木「………は? 僕が人間じゃないって…?」

モノクマ「いやいや、これはホントだよ。だって、さっき苗木君は間違いなく『鋼皮(イエロ)』を使ったじゃん。」

十神「鋼皮、だと? なんだそれは?」

聞きならない単語に、十神がモノクマに問い詰めた。

モノクマ「うぷぷ、あのね鋼皮っていうのは破面という化け物が持つ、超硬い皮膚のことなんだよ」

霧切「破面…それが苗木君の正体なの?」

苗木「ちょっと待ってよ、僕は正真正銘人間なんだ!それに破面って何なんだよ!?」

モノクマ「えーっとね…破面(アランカル)ってのは、元々は虚(ホロウ)という死んだ人間の負の魂で」

モノクマ「それの最大の特徴である”仮面”を剥がれたのが破面ってわけなのさ」

モノクマ「ちなみに破面には、ギリアン,アジューカス,ヴァストローデという三つの種類があって」

モノクマ「苗木クンの状態は最大進化系に値する”ヴァストローデ”だね」

モノクマ「だって、それが唯一人型をしていて他は異形の姿をしているからね」

モノクマが破面とやらの説明をしている間、苗木は呆然としていた

何せ、突然自分が人間ではなく得体の知れない虚という存在だと告げられたからだ

自分から質問した身であるはずなのに、苗木の頭にモノクマの話の内容は全く入ってなかった

霧切「ちょっと待って」

突如声を張り上げたのは、今まで長考していた霧切響子であった

霧切「仮に、苗木君が破面という存在だったとして、いくつかおかしな点があるわ」

モノクマ「おかしな点…? それって一体何の事をいってるのかな?」

霧切「あなたはさっき、破面は虚が仮面を剥がれたものだっていったわよね?」

霧切「なのに、苗木君の体にはそんな痕が全く見られない」

霧切「それと、虚というのは魂であり私たちの目にはまず見えない筈…」

霧切「だけど、彼はちゃんと目に見えるし触れられる」

霧切「これは一体どういうことかしら? あきらかに貴方のいった事と矛盾してるわよね、モノクマ?」

モノクマ「うぷぷ…」

霧切「? なにがおかしいの?」

モノクマ「こんな短時間でそこまで見抜くなんて、流石は霧切さんだね」

霧切「そんなことはどうでもいいわ。それより私の質問に対する回答はどうしたの?」

モノクマ「うぷぷ、そのことなんだけどね~  実は僕にもよく分からないんだ」

苗木「は? 分からないってどういうことだよ!?」

今まで黙っていた苗木が、モノクマが言い放った言葉に疑問の声を上げる

モノクマ「そのままの意味だよ。苗木クンは確かに破面の鋼皮(イエロ)を持ってるけど」

モノクマ「仮面も着けていなければ、霊体でもない。」

モノクマ「いわば、ただの鋼皮を持った硬さ自慢の奴ってこと」

モノクマ「まあ、ざっくり言っちゃうと・・・」

モノクマ「人間にも破面にもなりきれない半端者ってとこかな」

苗木「は…?なんなんだよ、それ……」

苗木「人間にも破面にも半端者…?」

苗木「じゃあ、いったい僕は一体なんなんだよ…!」

苛立たしくそう叫ぶが、すぐに無力感に襲われ苗木は床に崩れ落ちた

苗木「僕は…僕は……」

霧切「苗木君!しっかりして!!」

霧切が自分を見失いかけている苗木に声を掛けるが、苗木の耳には全く届いていない

モノクマ「うぷぷ、なんかいい感じに絶望してきたっぽいね」

モノクマ「まあ、人間でも何者でもないって言われたら無理もないよね」

モノクマはこの状況をまるで儲けものかのように、してやったりと笑っていた

苗木「……っ!ああ…ああああああ!!!!!!!!!」

突然、頭を抱えながら苦しみだす苗木

さっきのことで、パニックでも起こしたのか相当ヤバい状態だ

だが、実際は原因はパニックなんかではなかった

苗木「なんだ、コレ… 頭に変なイメージが…」

そう言い終えると、苗木はパタリと動かなくなりそのまま倒れてしまった

苗木「(どこだ、ここは…? 薄暗い部屋…何人かの白い服を着た人がいる……)」

苗木の頭に流れてるイメージでは、何人かの白い服を着た男女が会議でもしてるかのように話し合っていた

すると、その中で唯一の女性と高身長で細長い体の男が言い争っていた

『聞こえなかったのか?』

『あ?』

『藍染様は侮るなと仰ったはずだ』

『別にそういう意味でいったんじゃねえよ、ビビってんのか?』

『何だと…?』

どうやら、彼らは部屋の中央に映し出されてる映像の少年たちについて口論していたようだ

恐らく、高身長の男が少年たちを舐めたような発言をして、それに先ほどの女性が口を挟んだといったところだろう


やがて場面は切り替わり、今度は一面の青空に掛けた赤い柱が何本も刺さった砂漠のような場所に出た

そこでは、さっき言い争っていた女性が部下らしき3人の女性と砂漠の遠くのほうを見物していた

見ると、その視線の先には黒い衣装に身を包み虚のような仮面をつけた青年と、水色の髪に白い豹のような姿をした青年が死闘を繰り広げていた

その闘いは闘いとは呼べる物ではなく、まるで『戦争』のようだった


そして、また場面が切り替わっていった

ここまでの出来事を見て、苗木は一つの『ある疑問』を感じていた

苗木「(なんで、さっきからこの女性が関係していることが僕の頭に流れてくるんだ…?)」

苗木「(僕はこの女性と何らかの関係があるのか?)」

苗木「(わからない…一体どういうことなんだ!)」

だが、そこでさっきモノクマが言っていたことを思い出した

苗木「(確か、あいつは…僕のことを破面っていう奴だって言ってたな)」

苗木「(見たところ、あの女性も破面のようだ)」

苗木は先ほどの女性が、仮面のある口の辺りを露出させたところを見て、そう確信した

苗木「(僕が彼女に関係していて、破面であるということ……!?、まさか…!)」

そう考えたところで、苗木はある一つの結論にたどり着いた

苗木「(だけど、そんなことが…)」

しかし、苗木のその思いはあっさり裏切られることになった


急に苗木の視点が変わり、その女性の視点となった

苗木「(は?一体何が…?)」

が、その思考は途中で中断させられることになった

なぜなら、自分の体が鋭利な刀により切り裂かれていたからである

そして、その瞬間 苗木は自分の心に様々な感情が流れてくるのを感じた

驚愕、悲しみ…そして『憎悪』といった感情が

苗木「ああ、ああああああああ!!!!!!」

そして、苗木は思い出してしまった この『衝撃の事実』を

苗木「(そうだ、僕は…)」

苗木「………」ュラッ

苗木は叫ぶのを止めたかと思うと、急に力なく立ち上がった

モノクマ「あれれ?どうしちゃったの、苗木クン?」

モノクマ「目の前の大きな”絶望”にショックで声もでないって感じ?」

モノクマ「というか、さっきあれだけ叫んでたから声がでないのは当然なんだけどね」

モノクマは苗木をまるで嘲るように笑ってる

苗木の中で起こった”変化”に気づかずに…


すると、苗木は先程とは違った決意のこもった目でモノクマは睨み返した

苗木「ありがとう、モノクマ。お前のおかげで全部思い出したよ。いや、全部取り戻したと言ったほうがいいのかな?」

モノクマ「な!?何を言ってるのさ、君は!!」

明らかに礼を言われるような事をしてないのに、苗木はそのモノクマに”ありがとう”と言ったのだ

苗木「確かに僕はお前が言う破面っていうバケモノだ。だけど一つだけ違うことがある。」

モノクマ「なにさ!?なんなのさ、その違いって!!」

モノクマがそう言うと、苗木は少し間を置いて手を口元に持っていった

苗木「それは…」

そして、その手を下に振り下ろした

苗木「僕が第3十刃(トレス・ェスパーダ)だということだ!」

苗木がそう叫ぶと、辺りに強烈な風が巻き起こり苗木を包んだ

とりま、苗木の十刃化まで行きました。

課題が終わって時間があれば、また今夜更新する予定です。

というか、このスレって結構需要あったんだなww

まあ、見てくれてるリスナーさんの期待に答えれるよう

書き溜めなしですが、頑張っていきます。

このSSまとめへのコメント

1 :  ss好きのゼパルさん   2015年09月12日 (土) 20:32:09   ID: nkk_nzi5

これで終わりなんてあぁんまぁりだあぁぁぁ!!!HEYYYYYYY!!!

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