マリオ「いや、おかしいだろ」 (43)
マリオ「さてルイージ、マリオ&ルイージRPG4が発売された訳だが」
ルイージ「あぁ、そういえば発売されたね」
マリオ「いや、おかしいだろ」
ルイージ「は?」
マリオ「ルイージごときが増えたりでっかくなったりすんだぞ?俺の印象うすくなるだろーが」
ルイージ「いや、兄さんはマリオ&ルイージRPG4に限らずいろんな冒険してるじゃない」
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マリオ「お前は図に乗りルイージマンションの続編出すしよ」
ルイージ「図になんて乗ってないよ!!」
マリオ「良いか?これ以上お前が そんな行動に出たら俺が任天堂から消されちまうんだよ」
ルイージ「嘘でしょ!?」
マリオ「だからこれからマリオ&ルイージRPG5(仮)は俺が目立つ作品にしていきたいと思う」
ルイージ「い、良いんじゃないかな」
マリオ「だからお前にも考えてもらう」
ルイージ「いや、これから買い物があるから一人で考えてなよ」
マリオ「使えない愚弟だ、仕方ないからアイツと相談だな」
クッパ城
マリオ「ちーっす」
クッパ「いや、何普通に入ってきてんだ」
クッパ「え?貴様は我輩のライバルなんだぞ分かるか?」
マリオ「んな事はどーでもいいんだよ」
マリオ「それよりお前に用事があって来たんたよ」
クッパ「用事だと?」
マリオ「マリオ&ルイージRPG4が発売されたろ?」
クッパ「あぁ、人気ありまくりだから我輩もまだ手に入れてないがな」
マリオ「あれってルイージが目立ち過ぎねーか?」
クッパ「そうか?」
マリオ「いやいやそーだって」
マリオ「だからさー、次のマリオ&ルイージRPG5(仮)は俺が目立つ作品にして行きてー訳なんだよ」
クッパ「いやいや、貴様はいろんな冒険してるからいいんじゃないのか?」
マリオ「分かってねーな馬鹿亀が」
クッパ「誰が馬鹿だ!!」
マリオ「マリオが出るゲームなんだから俺が目立たなくてどーする!?」
クッパ「スマブラは?」
マリオ「……」
クッパ「スマブラは?」
マリオ「いや、アレはいろんなキャラ居るし……」
マリオ「とりあえずだ!どんな感じがいいと思う?」
クッパ「そうだなー、ルイージが旅の途中で悪に寝返りマリオ一人の冒険!なんて良いんじゃないか?」
マリオ「アホか!逆に『あれ?何でルイージ悪に行ったの?』ってなって余計にパニクるだろーが!!」
おやすみなさい
マリオ「あぁ、無印のマリオ&ルイージは良かったよ、2はそこそこ……3は……うん……」
クッパ「いや、2も3も面白かっただろ」
マリオ「違うんだよなー、あの前後入れかえシステムがなくなった時点で萎えたもん」
クッパ「前後入れかえシステム?」
マリオ「ほら、無印の時にルイージが前になったり、二人別れたりしたろ?」
クッパ「あぁ、そんなのあったな」
マリオ「2からは何故かそれが廃止される始末だ……しかも訳分からんチビ達も着いてくるし……」
クッパ「(過去の自分に何言ってんだコイツ)」
マリオ「無印の時はまだ俺は目立ってたさ、まだな」
マリオ「それがシリーズを重ねていく事にだんだん目立たなくなってゆく……」
マリオ「2はチビ達がメインだろ、3はお前がメインで4はルイージ……俺が特別目立てるのがねぇんだよ!!」
マリオ「アレだな、BGMだけは良かったと認めよう」
クッパ「何様だよ」
マリオ「マリオ&ルイージRPG5(仮)では俺が特別目立つ作品にしていきたいんだよ」
クッパ「……まぁ一理あるっちゃあるな」
マリオ「あ、そうだ!」
クッパ「あ?」
マリオ「俺がとある王国で二重人格になるとかどうだ?」
クッパ「二重人格?」
マリオ「たとえば、午前中は普通のマリオだけど午後になると残虐無尽の殺人マシーンになるとか」
クッパ「んなゲーム欲しくねぇ!!」
マリオ「えー、普通に売れるんじゃないか?」
クッパ「子供にトラウマ植え付けてるだけだろそれ」
マリオ「楽しいと思うんだがなぁ」
クッパ「グラ○フでやれよ馬鹿」
マリオ「そうだなー、おぉ!これはいいかもしれんぞ!」
クッパ「何だよ」
マリオ「俺が変なウイルスにかかって女になるんだよ」
クッパ「んなもん大きいお友達も狙えねーよ」
マリオ「いいアイディアかと思ったんだが……」
クッパ「貴様が女になるとか鼻がデカい女しか想像出来ねーよ」
マリオ「それはマリオ 女体化で画像検索すれば出るんじゃね?」
クッパ「見たくねーよ」
マリオ「もうこーなったら俺が女になって落とすって事で」
クッパ「もうRPGでもねえし!」
マリオ「仕方ないだろ、もうネタがないんだから」
クッパ「ほらあるだろ、色々と」
マリオ「そうだなー、俺が紙になるとか」
クッパ「それマリオ&ルイージちゃう、ペーパーマリオや」
クッパ「だったら、貴様が様々な物に変身できるとかどうだ?」
マリオ「それ4のシステムと同じじゃね」
クッパ「いや、アレは乗り移れるレンドーパーツが無いと駄目だろ?」
マリオ「まーな」
クッパ「貴様はどこでも好きなときに好きな形に変身できるんだよ」
マリオ「おぉ、良いな!早速任天堂に行ってくるぜ!」
クッパ「あ、待て!!」
三日後
マリオ「却下された」
クッパ「そりゃそうだろうな」
クッパ「考えてみろよ、まだ4が発売されて間もないんだぞ?5とかまだ開発しないだろ」
マリオ「そうだな、一応皆集めてみるか」
クッパ「皆?」
マリオ「あぁ、マリオ&ルイージに出てきたキャラ達を集めるわ」
クッパ「えっ」
参加してくれた人
ピーチ姫
マメック王子
ベビィマリオ
ベビィルイージ
ノコノコ
クリボー
その他
マリオ「みんな来てくれたよーだな」
マリオ「今からマリオ&ルイージRPG5(仮)で俺がどうやった目立つかを考えて欲しい」
ピーチ姫「はーい」
マリオ「あ、何かおありですかピーチ姫」
ピーチ姫「マリオが水になって蒸発するのはどうかしら?」
マリオ「いや、それはちょっと……」
ベビィルイージ「はいはいはーい!!」
マリオ「よし、何だ?」
ベビィルイージ「やっぱり僕が活躍するのが」
マリオ「未来のお前が活躍したからもーいいだろ!!」
マリオ「次!!」
シャキーン
マリオ「眩しっ!?」
マメック王子「ハハハ!!簡単なことだよ」
マリオ「……何だよ」
マメック王子「君もイケメンになり背を高くして品がある性格にして……」
マリオ「俺とあまり身長が変わらん奴に言われたくねーよ!!次!!」
パーニョ「それなら俺の部下になってお宝を盗みまくるっちょ!題名はマリオザセブ……」
マリオ「パクリすぎだ!!つかお前の部下になんてなりたかねーよ!!」
パーニョ「チッ!!」
マリオ「全く」
ユメップ王子「ならやはりイケメンになり背を高くして……」
マリオ「お前もかよ!それはもういいから!!」
ベビィマリオ「音ゲーにすれば?」
オヤ・マー博士「DQNヘアーにすればよかろう」
カメック「透明人間とか良いんじゃないのかい?」
ワ-ワ-ギャ-ギャ-
クッパ「(これは……)」
ルイージ「(上手くいかないパターンだね……)」
数時間後
マリオ「えー、とりあえず水になって蒸発してイケメンになり背を高くして品がある性格にして怪盗になり音ゲー主人公になりDQNヘアーにして透明人間になるという形で決まりました」
マリオ「皆……この企画書、必ず通して見せるぜ!」
マメック王子「頑張ってくれたまえ」
ベビィマリオ「必ず通るさ!」
オヤ・マー博士「たのしみにしとるぞ!!」
ピーチ姫「私もそのゲームを早く買いたいわー」
マリオ「行ってきます!」
皆「いってらっしゃい!!」
クリボー「(なぁこれって……)」
ノコノコ「(言うな、空気読んで言うな)」
任天堂某所
マリオ「社長、例の件についてですが……」
社長「またか……」
社長「何度も言うけど、まだ5を作ると決まった訳じゃないからね」
マリオ「これを見ても……ですか?」ニヤリ
社長「ん?それは……見せてみなさい」
マリオ「はい……」ピラッ
社長「こ、これは……!!」
社長「……」
マリオ「どうですか?びっくりして声も出ないでしょう?」
社長「……いや、あのさ色々言いたいけどとりあえず一言で言うと」
社長「詰め込みすぎて訳分からん」
マリオ「えっ」
社長「君、これ以上変な案出してきたらただじゃおかないからな」
マリオ「えっ」
社長「次から気をつけるよーに」
マリオ「えっ」
次の日
ルイージ「あれ?マリオ&ルイージRPG5(仮)の企画しないの?」
マリオ「するかボケ」
ルイージ「やっぱりうまく行かなかったみたいだね……」
マリオ「はぁ……」
キノピオ「マリオさん大変です!!またピーチ姫がクッパにさらわれました!!」
マリオ「……ま、俺が主人公には変わりないし、行くかルイージ」
ルイージ「そうだね」
こうしてまた1つ、彼は主人公になっていく……
End
エピローグ
任天堂某所
社長「む!これは!!」
社長「すぐにマリオくんを呼びたまえ!!」
秘書「はっ!」
数十分後
マリオ「はい」
社長「君が言っていたマリオ&ルイージRPG5……なんとかなりそうだ」
マリオ「えっ!?本当ですか!?」
社長「あぁ、君が言っていたのとは全然違うがな……」
マリオ「やります!やらせてください!!」
社長「君ならそう言ってくれると信じていたよ!!
マリオ「それで?どんな話がメインで?」
社長「宇宙初!痔持ち主人公じゃ!」
マリオ「は?」
社長「君とルイージはとある島にバカンスに行って君が怪しいキノコを食べて痔になると言う話だ」
マリオ「へ?」
社長「君なら引き受けてくれると信じていたよ!!」
マリオ「……ふ」
マリオ「不幸だあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
完
なんだよこれ……
なんだよこれ……
此処までご覧になられた方々、どうもありがとうございました
このSSまとめへのコメント
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