男「今日大学は休講か、コンビニで週刊跳躍でも立ち読みするか」
コンビニ前 夏 昼
jk「……」
男「…!」
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男「何してんの?こんなとこで、制服着てると補導されるよ?」
jk「…!えっ、ナ、ナンパ!?」
男「ナンパだったら?」
jk「どこか連れて行ってよwwww」ニコニコ
男「えっ」
jk「えっ」
男「まじで?」
jk「う、うん」
男「マジで?」(これが清楚系ビッチか)
男「まぁいいけど…じゃあ車に乗りなよ」
jk「うん!」バタン
jk「お兄さん普段何してる人?」
男「‥学生してるよ」
jk「へ?お兄さん何歳?見た目社会人っぽいのに」ニコニコ
男「…23」
jk「大学生?あれ23?浪人したの?」
男「いや再受験ってやつ、大学2年行ってやめてまたべつのところに入りなおしたから今二回生ww。」
jk「へぇ〜どこの大学?」ニコニコ
男「かしこ大学だよ。」
jk「うわっ、頭いいんだ」ニコニコ
男「年齢的にアウトだけどな」
jk「私は今高3なんだ〜だから受験の真っただ中!」
男「勉強しなくていいのかよwwもうそろそろ夏休みだろ?」
jk「…うん、まぁ、しなきゃだねぇwwww」
jk「…」
jk「…お兄さんおなか空いた〜なにか食べたい!」
男「あーじゃあファミレスでいい?」
jk「やったー!ごちそうさまでーすww」ニコニコ
男「…まぁいいけど」
カランコローン イラッシャイマセ-
店員「いらっしゃいませ、二名様でよろしいですか?」
男「はい」
店員「喫煙席と禁煙席ございますが‥」
jk「お兄さんタバコ吸う?」
男「ん、まぁ吸うけど禁煙で大丈夫」
jk「じゃあ禁煙席でお願いします」
店員「かしこまりました、ご案内します」
・
・
・
jk「あーおいしかった!ごちそうさまです。ありがとう」シートベルトカチッ
男「はい、どういたしまして」シートベルトカチッ
jk「ねぇ次どこ行く?」
男「そうだな、久しぶりにカラオケに行きたいかも」
jk「いいねぇ〜!カラオケ行こう!お兄さん普段何歌ったりするの?」
男「そうだなぁ、バンプとかポルノとかだなww」
jk「へぇ〜じゃあMr,BIG歌ってよ!ww」
男「話聞いてた?」
jk「wwwwww」
男「jkはどんな曲歌うの?」
jk「なごり雪だね」キリッ
男「えっ」
jk「なごり雪」クワッ
男「選曲ナイスだなww」
jk「でしょww」
男「…それにしてもさ」
jk「?‥うん?」
男「今更だけどいいの?初対面の男と二人で遊んだりなんかして」
jk「う〜ん、まぁまずいよねぇwwww」
男「ストレス解消?受験勉強‥ってわけじゃなさそうだね」
jk「まぁそんなとこかな〜お兄さんって初対面の割に結構プライベートなとこに突っ込んで来るね〜」
男「すまんな、」
jk「いや、いいんだけどね?別に聞きたくないでしょ?」
男「まぁ聞いてほしいなら聞いてやるって感じ」
jk「うえからだねぇww」
男「おじさんだし?23だし?」
jk「まだ根にもってたのかよ!」
男「いや、ぶっちゃけ全然気にしてないww」
jk「wwww」
jk「…」
jk「…ねぇお兄さん、私とHしない?wwwwww」
男「えっ」
jk「わ、私とエッチしませんか?ってきいたんだけど」
男「…君男遊びとかしなさそうなのにな」
jk「うん、したことないよ…」
男「そうか、じゃあjkはセックスしたいの?」
jk「う〜ん、多分…したい…かな?」
男「じゃあラブホ行く?」
jk「うんっ!wwww」ニコッ
男「カラオケは?もういい?ww」
jk「車の中で歌いながら行こうぜww」
男「wwwwww」
車内「ナゴーリーユキーノー」
・
・
・
ホテル 「BEASTチャペル」前
男「…ほんとにいいの?」
jk「‥‥」
男「やめとく?」
jk「だ、大丈夫だよ」
男「じゃあ」
部屋
jk「…」
男「最近暑すぎ、jk先にシャワー浴びてこいよ」
jk「…ぷっwwそれ言ってみたかったの?」
男「言ってみたかったww」
jk「実際に聞くとさむいねぇww」
jk「まぁいいやお風呂入ってくるね〜、あっ、一緒に入る?」ニヤニヤ
男「はよいって来い」
jk「つまんねww」
男「…」
男「タバコ吸っとくか…」
jk「あがったよ〜」
男「バスタオルで体巻いてるのってエロいよな」
jk「つまり私はエロかわjkだった‥?」
男「…風呂入ってくるわ」
jk「無視かよ」
男「あぁー風呂はきもちええんじゃぁ」
jk「うわぁ…やっぱりオジサンじゃん」
男「」
男「…」
jk「…」
jk「それじゃあ‥え、えっちする?」
男「恐い?」
jk「だ、大丈夫」
男「ビビってるじゃんww今ならまだ間に合うよ?」
jk「ビビってねぇし!百戦錬磨の名器とは私の事だし!」
男「ぷっwwちょっとおもしろかった」
男「じゃあ‥」バスタオルスッ
jk「あっ…」
男「…」
jk「…」カタカタ
男「あーやめやめ」
jk「…えっ」
男「やっぱりエッチやめよう」
jk「な、なんで?」
男「君、処女だろ」
jk「そ、それは関係ないでしょ!?処女は面倒くさいってこと?」
男「あぁ、関係ないよ、でも強がってるだけで君、本当はセックスしたくないだろ」
jk「…っなんでそんなこと言うの!?お兄さん私がエッチしたいかしたくないかなんてわかるわけないじゃん!」
男「震えてたじゃん」
jk「…震えてないから」
男「なぁ、こんな形で処女捨てたら後悔するぜ?なんでエッチしたいの?よかったら話してみ?」
jk「別に聞きたくないんじゃなかったの?」
男「別に聞きたくなかったけど興味がわいた」
jk「…言いたくない」
男「聞いてほしいんでしょ?」
jk「…」
男「寂しいんじゃないの?」
jk「心配してくれてるの?」
男「…たぶん違う…いや、そうかな…わかんない」
jk「なんで?わたしとお兄さんは今日会ったばかりでしょ?」
男「似てたからかもね、妹に」
jk「シスコンの変態なの?」
男「あと17歳教」
jk「ラブホにいると笑えないね、それ」
男「すまんな」
jk「妹さんと私の容姿が似てるからエッチしないの?」
男「いいや似てるのは目だ。」
jk「…目?」
男「あぁ、この世にうんざりしててどこにも自分の居場所なんかないって思ってる目」
男「そんな目をしてコンビニの前に座ってるもんだから声かけちゃった」
jk「ナンパじゃんwwww」
男「君さ、目だけ笑ってないんだよねぇ、声かけた時から今まで一回も」
jk「…」
男「妹もそんな目をしていた、俺も親も妹は思春期だからそんなもんだと気にしていなかったけど」
男「妹は自殺した。」
jk「…」
男「タバコ吸っていい?」
jk「…うん」
男「まぁ幸い一命は取り留めたけどね、後悔したよ、どうして気づいてやれなかったんだと。」
jk「それから?」
男「俺も親も沢山謝った、妹が苦しんでいるのに気付かなくてすまなかったと、妹も泣きながら謝ってきたよ、勝手に死のうとしてごめんって、そして話をたくさんした」
jk「…なんで妹さんは自殺しようとしたの?」
男「理由は部活動で周りから孤立してしまったとか、勉強で成績が伸びずに悩んでいたとかだった。」
jk「そんな‥ことで」
男「そんなことだったんだ、もともとしっかりした明るいやつだった、家族に心配をかけまいと自分だけプレッシャーやストレスを抱え込んで二年間一人で耐えてきたんだ、誰にも相談できずに、それを俺と親は勘違いして妹を大人扱いしてきたんだ、でも妹はまだ子供だった、それに」
jk「それに?」
男「悩みや苦しみってのは共有できない」
jk「…だから私の話を聞いて罪滅ぼしでもしたいの?」
男「君の話を聞いても何の罪滅ぼしにもなんないよ」
jk「じゃあなんで?」
男「たぶん自分のためだろうな」
jk「…」
jk「…そっか、私はねお兄ちゃんが死んじゃったんだ」
男「…」
jk「自殺じゃないよ、私が殺したの」
男「まじか」
jk「私中学生の時に親とすごいケンカしちゃってね、お父さんにビンタされたの。
そして泣きながら夜に家を飛び出したんだ、今考えたら私のワガママだったんだけどさ」
jk「その時は私も反抗期でどうしても親が許せなかったんだ。」
jk「…で襲われたの、バカでしょ?」
男「…」
jk「男の大人の人に本気で殴られて気絶するかとおもった。その時にお父さんがどんな思いで私を叩いたかと思うと抵抗する気力もなくなってさ、ただひたすら泣いてたんだ、男の人は私の服を脱がすのに手間取っていたみたいでまた殴られた。」
jk「もうダメだって時に私を探しにきたお兄ちゃんが助けてくれたみたい」
jk「みたいってのはあんまり覚えてないんだ、気づいたら病院のベッド上だった」
jk「そのあとに親から教えてもらった、犯人はもう捕まったこと」
jk「そしてお兄ちゃんは死んでしまったこと、犯人はナイフを持っていて刺されたんだって」
jk「それから毎日私が替わりに[ピーーー]ばよかったって思ってさ、お父さんとお母さんもずっと悲しんでいてさぁ、私は心の中でごめんなさいって何回も言ってた」
jk「それから私はとにかくいい子でいるようにしようって決めたんだ、両親を絶対に心配させないように振る舞ったとにかく笑顔でいようとしたの」
jk「でも結果的に溝は深まっちゃったんだぁ、多分見ていて痛々しかったんだろうな」
男「だから自暴自棄になったの?」
jk「わかんない…たぶん寂しかったのかなぁ…わかんないや」
男「そっか、なぁ、君はお兄さんを殺してないと思う」
jk「そうなのかな」
男「君が殺したのは君自信じゃないか?」
jk「…」
jk「ぐすっ…サムいこと言うねww」
男「まぁね」
jk「話、聞いてくれてありがとう。」
男「俺は自分のためだよ」
jk「そっか」
男「このままでいいの?」
jk「…よくない…」
男「そっか、君の両親は君の事責めてると思う?」
jk「責めてない…と思う」
男「じゃあ何をすべきかわかるよな?」
jk「うん…」
男「よしっ、じゃあ帰ろっか?」
jk「うん!」
jk「ねぇお兄さん?」
男「ん?」
jk「ありがとう、もともとエッチする気なかったんでしょ?」
男「おっぱいくらいは触ろうかと思ってたよww」
jk「…」
jk「じ、じゃあおっぱい…さわる?」
男「マジで!?」フニ
jk「えっ」
フニ…モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ
jk「ちょ、ちょちょちょストップ!!信じらんない!揉みすぎじゃん!?」
男「いいって言ったじゃん!」
jk「雰囲気ぶち壊しじゃん!せいぜい2,3回じゃん!」
男「百戦錬磨の名器がうろたえすぎだろwwww」
jk「百戦どころか初陣すらまだなんですけど!?」
ギャーギャー
かしこ大学 春 昼
男「あぁー三回かぁゼミとかめんどくせぇなぁ」
友「まぁな、でもサークルとかこの時期が一番楽しいわぁ男も入ればよかったのにww」
男「年下の上回生とお互い気を使うんだぜ?ナイナイwwww」
友「wwwwww」
男「お前講義まだあんの?」
友「おう、男は?二講で終わり?」
男「うん、もう帰るわ」
友「そっか、あ、今日の夜飲みに行かね?」
男「あぁいいぜ、じゃあ学校終わったら連絡してくれよ」
友「りょうかーい、じゃあお疲れ〜」
男「うぃ〜」
「あ、あの!」
男「うん?」クルッ
男「…おぉ…!」
JD「どこか連れて行ってくれません?wwww」
男「…あぁー明日ならいいよ」
JD「はぁ!?綺麗に終わりそうだったんですけど!?私のピエロ感がヤバいんですけど!?」
ギャーギャー
おわった
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