女「パンツを買うお金も無い」(18)
女「なにしてんの?」
男「腹筋」
女「暇ねえ…」
女「つまんないことしてないでもっと色気のあることしなさいよね」
男「るせえな、まわりをうろちょろするな」
女「いいじゃないの別にーおらおら、じゃましてやるーw」ヒラ
男「よせよなバカ…っておい」
女「なに?」
男「お前色気ってそういう…ちゃんと穿くもんは穿いとけよな」
女「? なによ…穿く物ってスカートはちゃんと…って」ゾワワ
女「…穿いてなかった」キャアアアアアア
タタタタタ
女「早く家に…って、うえっ!?」
ボワアアアアア
姉「家事で全焼したわ…」グスン
女「そんな…そんな」
母「これからがんばりましょう…お金も殆んどない状態だけど」
女「え? ちょ…貯金や保険金は?」
母「…黙っててごめんなさい、借金返済に殆んど消えたわ。残っているのは生活費だけ…」
女「つ…つまり私はノーパ…うひええええっ!」
女「パンツを買うお金も無い」
翌日学校~~
男「おう女、昨日は大変だったな」
女「…」グスッ
男「服とかならみんなが古い奴とかくれるってよ」
女「え、そうなの? ありがとうみんな」
女友達「いやや、当然でしょこのくらいお互い様で」
女「ありがとう」グスグス
男「あとで手伝ってやるから一緒に新しいアパートに持っていこうぜ」
女「うん、ありがとう」グスン
女「ただいまー」
男「おじゃましまーす」
女「って誰もいないかあ」
男「それより、服な」ドサドサ
女「ありがと…ってそんな無造作に放らないでよね」
ゴソゴソゴソ
女「うー、なんか私服がミニスカばっかし…パンツは…う、やっぱり無い」
男「どうした?」
女「い、いやあのその…」
男「もしかして…いや、もしかしてだけどよ。昨日のアレ…もか」
女「う」
女(昨日ノーパンで外に出たって知れたらまずいから家族にも言えないし…恥ずかしいから友達にも家やしないし…)
女(だからってこいつに『私のパンツ買うお金貸して!』なんて言える訳ないしいいい!)
女「な、なんでもないわよなんでも! アハハハハ…」
男「そうか? いや、昨日のことがあった直後で、下に穿いてるのまで燃えてたらやばいと思ったけどな」
女「ん、んなわけないでしょバカッ!!」パラッ
男「」
女「///////」
男「…代え、ないんだな」
女「あ、あるわよーーーっ!でてけーーーーーっ!!!」ギガーー!
男「な、なんだよー」ガチャン
タッタッタ…
女「うう、明日からどうしよ…って、そうだわ。ミニスカートばっかったって、学校では制服を…ってこれもそんな長くないいいっ!!」
こんかいはここまでにします
幼稚過ぎ
くだらん
宿題やれ
続けて続けて
翌日学校~~
女「うう、穿いてないと思うと外出ってかなり辛いわ…」
女友「おっはよー!尻ターーッチ!」パシッ
女「あひゃあ!お、おはよ…」
女友「どうしたのよ? 変な反応して」
女「な、なんでもないわよ…なんでも。あはは」
女友「へんなの。いつもならあんなに叫んだりしないのに」
女「ご、ごめんごめん驚いちゃって」
女友「何も謝ることないでしょ」
女「そ、そーね」
女友「それより今日さ、幼年部のとこに行くって約束覚えてる?」
女「え」
女友「スカートめくりとか気をつけないとねー」アハハ
女「…やばっ」
幼年部の校舎~~
ガキども「わーきゃーきゃははは」ワイワイ
女友「元気ねぇ~」
女「うう、テンション高すぎだわ…」
男ガキども「おねーさんたちだ!スカートめくれ!」ワーワーワーワー!
女友「ちょ、やーだーもー、やめなさいって!!」キャッキャッ
女「いきなり超ヤバい!!!」
男ガキども「白だー白だー!」キャハハハハハ
女友「だ、だめだってばあ、もー悪い子たちねー」アハハハ
女「…」
男ガキども「おっぱいだー」イヒヒヒヒ
女友「も、もーエッチなんだから、いい加減にしないと怒るわよー!」
女「…だれもこっちに来ん」
女「まあ助かったけどさあ…でもなんで?」
男ガキども「おっぱい!おっぱい!」
女友「だーめ!こら!」ポヨン
女「…」ペタン
女「があああああああああああああああ」
ガキども「わあつるぺたが叫んだ!」
女「やっぱりかこのーーー!!」
ガキども「つるぺたゴンが怒ったー!やっつけろー!」ドドドドドッ!
女「ぎゃー全員迫ってきた!! って、このままじゃヤバすぎ!足元に来られた時点で見られちゃう…っ」
男「一旦しゃがめ!」ガシッ
女「!?」ググッ
ガキども「わあ怖いのがきたーーっ!!」ギャー
男「どういう育ち方してんだこいつら」
男ガキども「まあいいやおっぱいねーちゃん揉もう」タタター
女友「やだもうだめだってばあ!」モー
女ガキども「あのおにーちゃんイケメンじゃね?」ワクワク
男「な、なんだあ?」
女「私の不人気さorz」
男「おいおいうち伏せるな後ろからおもいきり見えてるぞ」ボソッ
女「ぎゃあああっ!!!」
女の家の女の部屋の鏡の前~~
女「えっと…こんな感じでうち伏せたから…」チラ
女「うう、やっぱり丸見え…男にまた見られた!情けない!」ドンドン
女「…ちょっとまって」
女「もう一回…」チラ
女「…割れ目も…しかも穴まで見えてる…っ!!!!」
女「これからどうやってあいつの顔見ればいいのよおおおおおおおっ!!」ワーギャーワー
女「…って、別にあいつの顔見る必要ないか」
女「…そうよね。別に見なくとも…」
女「…でもこんなの見られたらもう…っ」
女「どうしたらいいのよ~~~~~~~~~~~っ!!!」
姉「だ、大丈夫? ぱ、パンツははいたほうが良いわよ?」
女「はぐ!またも見られた!」
姉「『股』もみられた? …もう、はしたないわねえ」
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