ちひろ「そうです!"Я"(リバース)したんです!」
P「何なんですかそれ?」
ちひろ「"虚無"(ヴォイド)と呼ばれる存在に魂を捕らわれた状態のことを"Я"と呼ぶんです」
ちひろ「"Я"したアイドルは性格が変わり、より強い相手とのLIVEを望むリバースアイドルになってしまいます」
ちひろ「そしてリバースアイドルにLIVEバトルで負けたアイドルもまた"Я"し、どんどんリバースアイドルが増えていくのです!」
P「魂を捕らわれるとは中々物騒ですね。そのリバースアイドルが増えると最終的にはどうなるんですか?」
ちひろ「説明が面倒なので簡単に纏めると、世界が滅びます」
P「!?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376505334
P「そんなとんでもない話だったんですか!?」
ちひろ「はい。なんやかんやで滅びます。これを避けるには全ての"Я"を解除するしかありません」
P「いったいどうすれば解除できるんですか!?」
ちひろ「LIVEバトルで勝てば自動的に解除されます。まだリバースアイドルの数は少ないので、今なら楽に被害拡大を止められるでしょう」
P「わかりました!なら早速倒してきます!」
ちひろ「お願いしますね!とりあえずは幸子ちゃんを呼んでおいたのでサクッと倒してください!」
P「了解しました!」
P「とりあえず戦えそうなアイドルを集めた」
光「悪は即斬る!それが悪・即・斬!」
紗南「それ別作品だよ」
蘭子「これより未来を切り開く!(皆さんを解放します!)」
P「まぁ3人もいれば何とかなるだろ。幸子だし」
幸子"Я"「待たせましたね!カワイイボクが来てあげましたよ!」ガチャ
P「来たな幸子。どうやら性格は変わっていないみたいだが……」
幸子"Я"「皆さんクソブスですね!ボクはこんなにもカワイイのに!これはもう勝ったも同然ですね!」ドッドドドヤァ
P「あ?」イラッ
幸子"Я"「何ですか?ボクは本当のことを言っただけです!それにしても3人とも本当にクソブスですね!吐き気がします!」ドヤヤーン
3人「」
P「これが"Я"による性格の変化か。早くなんとかしないとクレームの嵐で事務所が滅びそうだぜ」
P「……! おい幸子!お前まさかその状態で仕事に行ってないよな!?」
幸子"Я"「ラジオの公開録音の仕事をしてきましたよ!観客に向かってクソブスと言ってやりました!」ドヤッドヤヤァ
P「手遅れだったか……クレーム処理が待ってるな……やだなぁ……」
幸子"Я"「観客全員大歓喜で流石のボクもちょっと引きました」
P「それは俺も引くわ……」
P「ええい!そんなことより早く倒すぞ!3人とも行けぇ!」
光「はあああ!食らえ!秘拳カツドン波!!」ドカッ
紗南「滅びのバーストストリィィィム!」バキッ
蘭子「王牙絶衝!(ブレイバーインパクト!)」ギュイィィィン
幸子"Я"「うわああああぁぁぁ!何で物理攻撃してくるんですかああぁぁぁ!」
P「だってLIVEバトルなんてそんな手軽にできないし。物理的に倒してもOKってチッヒが言ってたからそっちで解除することにした」
幸子"Я"「そ、そんな無茶苦茶……な……」ガクッ
P「やったぜ」
~しばらく後~
幸子「……あれ?ボクは一体何を?」
P「おお幸子、目が覚めたか。お前"Я"してたんだぞ」
幸子「なんですかそれ」
P「後日ちひろさんに聞いてくれ。今日はもう遅いから家まで送るぞ。他の3人はもう帰した」
P「ああ、それと聞かなくちゃいけないことがあるんだった」
幸子「何ですか?」
P「お前は一体誰に負けてああなったんだ?」
幸子「えーっと、確か最後にLIVEに負けた相手は……」
幸子「確か、トライアドプリムスでした」
幸子「イベントでLIVEバトルをして、負けて、それ以降のことはよく覚えてません」
次回に続く
こんな感じで思いついたら書く
ヴァンガードネタだけどそっちの人たちは出さないつもり
~翌日~
張り紙「トライアドプリムスの皆さんは会議室に集合@P」
--------
凛"Я"「わんわん!わん!(プロデューサー、今日は何の用?)」
奈緒"Я"「デュフゥwwwwww手短にお願いしたいでござるよwwwwwwww」
加蓮"Я"(吐血)
P「これは酷い」
P「凛は犬化、奈緒はオタク、加蓮は瀕死。この状態のトライアドに負ける幸子って一体……」
凛"Я"「ばうわう!(勝手に自爆して負けてたよ)」
P「こいつ直接脳内に…!」
P「今回呼んだ理由はわかるな?」
奈緒"Я"「拙者たちが"Я"したことについてでござるなwwwwwwwwwコポォwwwwww」
P「察しが良くて助かるよ。とりあえずお前らの"Я"を解除させて貰おうか!」
加蓮"Я"「私達を簡単に倒せると思わnゴホッ(吐血)」
P「お前はもう喋るな!死ぬぞ!」
凛"Я"「ぐるるるる!がう!がう!(私達はLIVEでは負け無しの最強ユニット!絶対に負けない!)」
P「え?LIVEなんてしないよ?俺はこのボタンを押すだけ」
加蓮"Я"「何それ(吐血)」
P「お前らを拘束するスイッチ」ポチッ
トライアド「!?」
ガチャン
凛"Я"「きゃいーん!(何これ!腕と足に拘束具が!)」
奈緒"Я"「んんwwwww捕まるのはあり得ないwwwwwwww」
加蓮"Я"(失禁)
イメージ画像:http://i.imgur.com/75W1IA3.jpg
凛"Я"「きゃん!きゃん!(何するの!これじゃLIVEなんてできないよ!)」
P「ん?お前達は知らないのか。別にLIVEじゃなくても物理的に倒せばOKなんだぞ」
奈緒"Я"「オウフwwwwwwそれは初耳でござるなwwwwwwwww」
加蓮"Я"(嘔吐)
P「それじゃさっさと終わらせようか。清良さん!カモン!」
清良「覚悟しなさい! ぎったぎったに、治してあげる!」
トライアド「」
清良「用法用量は守っているから、安心して撃たれてね」プスッ
加蓮"Я"(失神)
清良「おイタしちゃ、ダメよ?ね?」プスッ
凛"Я"「カフッ……カフッ……」ガクッ
清良「わかるかな?」プスッ
奈緒"Я"「フォカヌポゥ」ガクッ
清良「これで…終わりですね。術後はお大事に♪」
P「お疲れ様でーす」
トライアド「」チーン
~ちょっと後~
凛「はっ!私は何を!」
奈緒「頭がぐわんぐわんする……」
加蓮「私の周り凄い汚れてるんだけど何これ」
P「カクカクシカジカミミミンミミミン」
凛「そんなことがあったんだね……」
奈緒「それゲロじゃねーか!きったねぇ!」
加蓮「(´;ω;`)」
P「そんなわけで誰にやられたか教えてくれ」
凛「確か外を3人で歩いてたら急に後ろから殴られて、気がついたらこんなことに」
奈緒「何かアンモニア臭もするな」
加蓮「雑巾とってくる」
P「ふむ」
凛「確か近所の公園の前だったよ」
P「了解した。明日行ってみるよ。とりあえず今日はみんな送っていくぞ」
奈緒「私の服にも血が付いてるんだけどこれどうすんの?」
加蓮「生理ってことにすれば?」
P「お前らちょっと黙れ」
次回に続く
方向性が定まらないでござるの巻
書いてる分には楽しいけど読んで面白いかはわからない
~翌日~
P「公園に来た。今回は戦力もばっちり!」
藍子「太陽の光が眩しいですね。お散歩にはちょっと暑いかな?」
響子「お弁当作って来ました!用事が終わったらみんなで食べましょう!冷たいお茶もありますよ!」
P「……もうリバースアイドルとは関わらずにピクニックだけして帰りたいなぁ」
???「ーーー!」
???「ーー?ー!」
P「ん?向こうで何か揉めてる人がいるな。2人とも、ちょっと行ってみようか」
藍子&響子「はい!」
友紀「だから!絶対にこっちの方が楽しいって!」
晴「いいや!こっちの方が面白い!」
P「誰かと思ったら友紀に晴じゃないか。そんなに揉めて一体どうs」
友紀"Я"「野球なんてクソだね!時代はサッカーだよ!」
晴"Я"「サッカーの時代は終わったんだよ!これからは野球だ!」
P「お前ら誰だ」
藍子「二人のアイデンティティがクライシスしてますね……」
響子「きっと暑さで頭がやられてしまったんです……」
P「20歳と12歳の喧嘩は流石に見るに耐えないなぁ……」
友紀"Я"「あ!プロデューサーいいところに!このクソガキはほっといてサッカーしようよ!」
晴"Я"「P!オレと野球しよう!サッカーとか言ってる野蛮人は無視していいぞ!」
P「その前に質問に答えろ。昨日トライアドの3人を襲ったのはお前らか?」
晴"Я"「この野蛮人がミスしてボールぶつけたんだよ!やっぱりサッカーなんてろくなもんじゃねぇ!」
友紀"Я"「そっちのクソガキも球かっ飛ばして当ててたよ!」
ギャーギャー
P「藍子、響子、向こうで飯にしよう。俺はもう疲れたよ」
藍子「あの二人はどうします?」
P「ほっとけ。腹が膨れてから考える」
P「響子は本当に料理が上手だな。嫁に欲しいくらいだ」
響子「えへへ……///いっぱいあるのでどんどん食べて下さいね!」
藍子「それで、友紀さんと晴ちゃんはどうします?」
P「そうだな、殴り倒すのは良くないしやっぱり薬品とかで……」
響子「もうLIVEするって考えは一切無いんですね……」
P「こっちの方が手軽ですぐ済むからなぁ」
ワー!キャー!ザワザワ
P「ん?何かおかしいな。バカのいた周辺に人集りが出来てる」
藍子「ちょっと様子を見に行きましょうか」
友紀"Я"「」
晴"Я"「」
藍子「大変!熱中症です!」
P「はあ!?とりあえず救急車呼ぶぞ!」
響子「とにかく応急処置をしないと!」
友紀"Я"「うう……頭痛い……」
晴"Я"「吐きそう……」
P「意識はあるな!まず日陰に動かして水分!そんで冷やせ!」
藍子&響子「はい!」
~病院~
P「日帰り入院だそうだ」
友紀&晴「すいませんでした」
P「あんな炎天下で騒いでたらどうなるかくらいわかるよね?」
友紀「返す言葉もございません」
P「下手したら死んでたよ?今回は運が良かっただけだよ?」
晴「その通りでございます」
P「まぁ今回は"Я"してたこともあるから厳しくは言わん。だが次に問題を起こしたらその時は覚悟しろ」
友紀&晴「本当にすいませんでした」
P「で、お前らは誰に"Я"させられたんだ?」
友紀「私は杏ちゃんから」
晴「オレは……思い出せないな」
P「杏だな、わかった。晴は思い出したら教えてくれ。俺たちは事務所に戻るから安静にしてろよ」
P「藍子、響子、一旦事務所に帰るぞ!飯が途中だし改めて食べよう」
藍子「飲み物が無くなったので途中で買って行きましょう」
響子「あ、私は食材を買っておきたいです!」
P「はいはい、スーパーに寄って帰ろうな」
次回に続く
終着点も見えないでござるの巻
相変わらず書くのは楽しい
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