モブリット「分隊長、生き急ぎすぎです!」(61)

モブ→ハン→リヴァな感じです
別のところで書いていたものですが、修正したいところがあったのでこちらに引っ越しします

ここでのハンジさんは女性です
捏造多々ありますので苦手な方は注意

以前書いた、ペトラ「兵長の部屋に見知らぬ女の人が…」と
今書いている、ハンジ「これって不貞じゃん。ざまあみろ」に関連した話ですが
読んでいなくても大丈夫です



私の名前はモブリット。
調査兵団所属、ハンジ分隊長の三代目補佐をやっています。

最近、分隊長はえらくご機嫌なご様子です。
巨人になれるという少年が我が調査兵団に入ってきたからでしょうか。

元々陽気な人ではありましたが、まさか踊り歌いながら
顕微鏡に向かう姿を見られるとは!
いつにも増して研究を楽しんでいるようで、私も嬉しい限りです。

分隊長を務められるほどの実力者でありながら、
我々一介の兵士にも別け隔てなく接する優しさ、
いつも笑顔で周りを明るくしてくれる聡明な彼女を、
私は心から尊敬しています。


が、しかし。
好奇心旺盛すぎるところがあり、
特に巨人のことになると危険を顧みないところが玉に瑕です…。

しかも夢中になると周りの声が全く聞こえなくなるようで…。
何度もお止めしているのですが、あと一歩のところで危うく…という場面が多々ありました。
本当にヒヤヒヤさせられるというか、こちらの心臓が止まってしまいそうになります。

そのわりに、分隊長の大嫌いな書類の処理をこちらが買って出ようとする時は
絶対に聞き逃すことはありません。

生きるのが上手なのか下手なのか…。
ちゃっかりしているのかうっかりしているのか…。


何にせよ、先にも言った通り、分隊長は分隊長たる実力も頭脳もお持ちなので
兵団にとっても、人類にとっても、絶対に欠かすことのできない重要な方です。

私の使命はそんな分隊長をお守りし、
また、お仕事に不足のないようサポートし、貢献すること。

これは調査兵団に入る前からの私の夢でしたから、今は夢の途中にいると言えるかもしれません。


そう、
私はハンジ分隊長に憧れて
調査兵団入りを決めたのです。

-----------------


-4年前-



キース「えー突然だがこれから特別講義を行う!」

キース「紹介しよう、調査兵団分隊長のハンジ・ゾエだ!かつての私の部下である。」

ハンジ「みなさんどうも~教官に顔見せにきただけだったんだけど、なんかこんなことになっちゃって!今日は宜しく~」

<オオ-ッ
<チョウサヘイダンダッテ!
<オンナノヒト?
<ザワザワ

モブリット(なんか調査兵団って感じがしない人だなぁ…もっとピリッとした人ばかりだと思っていた)


私が初めて分隊長にお会いしたのは、
当時訓練兵だった私たちが所属兵団を選択する日の前日でした。

なんでも巨人の生態に特別詳しい方であるということで、
現場のリアルな声を聞く機会がなかなか無いこともあり、
皆戦々恐々となりながらも、熱心に話を聞いていたと思います。




といっても、
はじめのうちだけでしたが…。


-6時間後-


ハンジ「でねっ!!!もぉ~その巨人めっちゃくちゃ可愛いんだよ~おっきい口をあーんって開けてさ、隙あらば頭かじろうとするの!おてんばなんだよね!だから私『いい子だからおとなしくしてて~』って言って」ベラベラ

訓練兵たち(イツマデ…イツマデツヅクノダロウ……)ゲッソリ

ハンジ「そんでさ、もう思い切ってその3m級の子を連れて帰っちゃおうかと思って団長に」ベラベラベラ

キース(タノマナキャヨカッタ…)ゲッソリ

ハンジ「最高でしょ!?で、皆も知ってると思うけど、巨人っていうのは~」ベラベラベラベラ

(※ペトラ・オルオ・モブリットは同期という設定です)


オルオ「だ…だめだ…もう限界だ……」グッタリ

ペトラ「ね、ねぇ…どのくらい時間経ったのかな、モブリット」

モブリット「……」

ペトラ「…モブリット?」


私はそれまで、巨人がどれだけ残酷でおぞましい存在であるか、
また、どれだけ未知で脅威の存在であるか聞かされることは多々ありましたが、
愛をこめて熱心に巨人について語られたことは生まれて初めてでした。


壇上で披露される膨大な知識の数々、豊富な経験、そして斬新な推察。

何より、暗い話のはずであるのにそれを感じさせない天性の明るさ。

周りの人には変人として映っていた(ドン引きしていた)ようですが、
これまで座学で習ったことが霞んでしまうほどに、
私には分隊長が輝いて見えました。

ペトラの後日談によると、
その時の私の顔は未来への希望に満ち溢れており、
恋する乙女のようでもあり、初めて我が子が誕生した親のようでもあった
とのことです。

※ちなみにこの時の講義は、体力が限界にきて倒れてしまう人が続出したため、やむなく8時間ほどで終了しました。


-配属兵科選択日当日-


ペトラ「えぇっ!?モブリットも調査兵団に!?」

モブリット「うん…昨日決めた。」

オルオ「昨日…ってことはまさかお前、あの講義がきっかけじゃないよな?」

モブリット「そのまさかだよ。僕もああいう人になりたいと思ったんだ」

ペトラ「だからって…モブリットほどの頭があれば技巧に進めば…」

モブリット「僕は体力に自信が無いし、2人のように勇敢なわけでもないけどさ…あの人の話を聞いて、あぁこういう生き方もあるのか、この人の力になって、いつかこの人のようになりたいって強く思ったんだよね。要は魅了されてしまったんだ」


オルオ「お前の女の趣味はわからん…」

モブリット「え!?そ、そういうのじゃないよ!///」アタフタ

ペトラ「はぁん、なるほどね~」ニヤニヤ

モブリット「も、もう!違うってば!///」ワタワタ

モブリット「~~っ!///でもそんなこと言って、ふたりだって似たようなものじゃないか。兵士長に憧れて調査兵団入りを決めたんだろう?」

ペトラ・オルオ「うっ…そ、それは」

ギャアギャアワイワイ



-----------------


そんなわけで、調査兵団に入って早4年。

特に、お側に仕えさせていただくようになってから、
私のハンジ分隊長に対する印象は、はじめの頃のそれと随分変わりました。

ハンジ「うっへへへ、ソニーにチューしてみてもいいかなぁ?でへへ」

モブリット「ぶ、分隊長!危険ですから絶対にやめてください…!!」アワワワ

あの講義の時は巨人が好きな少しばかり変な人、という印象でしたが
想像していた以上に変な人…というか、変態そのものでした。

※恐らく、講義の時は(あれでも)猫をかぶっていたのだと思います。


ただ、変態である反面…むしろ変態であるからなのでしょうか、
巨人と接している時の分隊長は、ときどきすごく可愛らしい表情をされる時があります。

頬を朱く染め、あふれんばかりの笑顔で、瞳を子供のようにきらきらとさせるのです。

ハンジ「うわぁーすごいなぁ!ビーンはこんなことも出来るんだね~!」キラキラ

先にもお話したように、
巨人に興味がありすぎて、あわや大惨事となりそうな場面は多々ありますが、
なんだかんだ、私は巨人と接している分隊長を見るととても微笑ましく思います。

モブリット「分隊長はやはり巨人といらっしゃる時が一番可愛いですよね」ニコニコ

ケイジ「モブリット…分隊長のことは尊敬しているが、流石にお前がそう思うのはわからん…」ウ-ン


しかしながら、私には一点ほど懸念があります。

我が調査兵団は巨人を殲滅するのが目的の兵団。

もし、この先その目的が叶い、巨人がこの世から居なくなったとしたら、
分隊長のあの笑顔が見られなくなってしまうのではないでしょうか?

それだけは絶対に避けねばなりません!

※もちろん、全人類のため、巨人は全滅させねばなりません。


したがって、分隊長には
巨人が居なくなった後も毎日楽しく過ごしていただけるよう、
巨人以外の好きなものにも巨人と同じくらい夢中になっていただこうと思います!

モブリット(しかし、この分隊長に巨人以外で好きなものがあるんだろうか…?)

ハンジ「あぁ~君たちは本当にかわいいなぁ!愛してるよソニー!ビーン!」チュッチュッ

モブリット「うわああ分隊長!お願いですから離れてください!!」ハワワワ


というわけで、しばらく分隊長を観察してみることにしました。

モブリット(頬を朱く染め、あふれんばかりの笑顔で、瞳を子供のように輝かせるあの顔…)

あの顔を巨人以外のものにも気軽に向けていたら、
とても分かりやすく、容易だったことでしょう。

しかしながら、いつも陽気な分隊長でも
あんな素敵な笑顔を巨人以外に向けているところは
4年お仕えして一度たりとも見たことがありません。

モブリット(最近だとエレンという少年に対してあの表情をされていたが、エレンは巨人になれるからノーカウントだよなぁ…)

あの顔は巨人限定のものなのでしょうか?


モブリット(だとしても、好きなものに向ける特別な表情は他にもあるはず…)

分隊長は巨人に興味がありすぎて自分自身のことに全く無関心な方です。
つまり、その、不精なので、女子力全開なものや、食べ物などには興味が無さそう…。

そもそも、動かないものに夢中になる分隊長は想像出来ません。
どうしたらよいのでしょうか。

モブリット(動くもの…動くもの…となると動物?うーん…巨人で手一杯だからペットを飼うことは出来ないだろうしなぁ)

モブリット(巨人と動物以外で生きているもの……)

モブリット(……ハッ!!!そうだ!!!!)


人間、はどうでしょうか…!!!

分隊長も一応女性です。
異性に興味がないわけはないはず…。

ハンジ「ペトラーっ!今日も可愛いね!ちゅーさせて~!」ン-ッ

ペトラ「ちょっ、ハンジ分隊長!化粧したばかりなのでやめてください!」ギャアア

……。

あ、いえ、同性に興味がある方かもしれませんが…。

と、とにかく、人間になら興味があるはず!!
分隊長が誰に興味があるのか、しっかり観察してみようと思います。


【早速観察その①ペトラの場合】

ハンジ「ペトラのケチー!リヴァイ、ちゃんと部下の躾はしておいてよね~」ブ-ブ-

リヴァイ「ただ単にてめぇが嫌われてるだけだろうが」

ハンジ「ええ~っ!?ペトラ!?そうなの!?私のこと嫌いぃ!?(泣)」

ペトラ「きっ嫌いじゃないですよ!好きですよ!!」アセアセ

ハンジ「やったー!!ちゅーっ!」ブッチュウウウ

ペトラ「わあああだから化粧したばかr」


モブリット(ペトラ…か。ペトラのことは好きみたいだけど、あくまでも可愛い後輩という感じだなぁ…)ジ-ッ

オルオ「おいモブリット、何真剣に見てるんだ?百合か?百合萌えか?」

モブリット「はっ?い、いや、いざという時に分隊長の暴走をお止めすべく注視してるだけだよ!///」


【観察その②エルヴィン団長の場合】

ハンジ「エルヴィンー!!頼まれてた資料まとめて持ってきたよ~!!」

エルヴィン「おお、ハンジか。すまなかったな」

リヴァイ「チッ、相変わらず書類の処理がおせぇなクソメガネ」

ハンジ「リヴァイこそ、こんなところでエルヴィンとくつろいでるなんて!私も呼んでくれたらいいのにいぃ!」

リヴァイ「てめぇはまだ今日の仕事終わってねぇだろうが」

ブ-ブ-
ギャアギャア

エルヴィン「モブリット、この資料は君がまとめてくれたのだろう?こんな上官で苦労をかけるね」

モブリット「いえ、団長!私なんかがこのような任務に従事できて本当に光栄です!分隊長補佐に任命していただけたこと、心から感謝しております!」


ハンジ「ねぇねぇエルヴィン~リヴァイがいじめるんだけど~何とかしてよ~!」

エルヴィン「ハンジ…君の仕事が終わっていないのは事実だろう」ハァ...

モブリット(エルヴィン団長…には懐いてはいるけど、頼れるお兄さんって感じだよなぁ)ジ-ッ

エルヴィン「?モブリット、どうかしたか?」

モブリット「いっ、いえ!それでは、分隊長を連れて職務に戻ります!!」

エルヴィン「うむ、よろしく頼む。」

モブリット「分隊長!行きますよ!!」グイッ

ハンジ「えーーやだあああ私もティータイムするうううう」ズルズルズル


【観察その③ミケ分隊長の場合】

ハンジ「まったく…リヴァイのせいで全然サボれないじゃん…」ブツブツ

モブリット「分隊長…仕事が終わっていないのはご自身のせいでしょう…」ハァ-ッ

ミケ「ハンジ、ここにいたのか」

ハンジ「あ、ミケ!どうしたの?」

ミケ「団長が言っていた例の件なんだが…」

ハンジ「!なに、なんか分かった?」


ミケ「…あぁ。少しだけ匂うところがあるから、皆にも話しておきたい」

ハンジ「うん、わかった!じゃあリヴァイにもそう伝えておくよ」

ミケ「よろしく頼む」

ハンジ「じゃあまた後でね!」

モブリット(ミケ分隊長は…信頼できる同僚!って感じだなぁ…普通に仲はいいみたいだけど)ジ-ッ

ハンジ「ほらいくよー!モブリット」

モブリット「は、はい!」


【観察その④ナナバさん&リーネさんの場合】

ハンジ「ナナバー!リーネー!」

リーネ「どしたのハンジ?」

ハンジ「ミケから会議の件聞いた~?何時からか分かる?」

ナナバ「うん、聞いたよ。夕食の後だから20時からだってさ」

ハンジ「うっわまじか!!早く仕事終わらせなきゃあああ」

リーネ「げ、あんたまだあれ終わらせてなかったの?」


ナナバ「いつも懲りないねぇ…モブリットくんやケイジくんが可哀想じゃない」

ハンジ「ああああそうだよねえええモブリットも休みたいよねええええごめんねええええ!!!(泣)」ガバッ

モブリット「しゃ、謝罪はいいですから!ほら!そうと決まれば早く研究室に戻りますよ分隊長!」グイッ

ハンジ「いやだあああめんどくせええええええええ」ズルズル

モブリット(ナナバさんとリーネさんは仲の良いお友達って感じだなぁ…やっぱり流石に同性に夢中になるタイプではないのかな?)ジ-ッ

ハンジ「あっ、そういえば2人とも!エレン見なかった~?」ズルズル

ナナリネ「「エレンくんならリヴァイ班と談話室にいたよー」」

ハンジ「オッケー!ありがと~」ズルズルズル


【観察その⑤エレンくんの場合(一応)】

ハンジ「やっほーきたよー!」

リヴァイ「またてめぇか…仕事は終わったのか」

ハンジ「いや、まだだけど!」

モブリット「リヴァイ兵士長、ミケ分隊長からのご伝言で、20時から幹部のみで会議があるとのことです」

リヴァイ「分かった」

ハンジ「エレエエエエエエエン!!」

エレン「!?あ、ハンジさん!」

ハンジ「げんきいぃ?ちゃんとご飯食べてる~?」キラキラ

モブリット(出た、あの顔だ…)ジ-ッ


エレン「はい!お陰様で元気にやってます!」

ハンジ「リヴァイにいじめられてない?いじめられたら私に言うんだよ~」キラキラ

エレン「は、はい!」

リヴァイ「おい、エレン…俺が人をいじめる人間に見えるのか?」

エレン「ビクッ あ、いえ、その見えまs」

ハンジ「見えるに決まってるじゃん~!リヴァイはどっからどう見ても冷酷無比で極悪非道なおっさんだよ」

リヴァイ「人聞きの悪いこというんじゃねぇクソメガネ」ギロッ

モブリット(うう~ん、やっぱりエレンくんだと巨人を見るのと同じような感じで違うんだよなぁ…)




モブリット(今日一日分隊長を観察してみたけど、特別誰かを好いてらっしゃる感じはしないなぁ…)

モブリット(…いや!分隊長とて、結婚適齢期のアラサー女子!そういったことに興味が無いわけがない!)

モブリット(ハッ、もしかして……ポーカーフェイスが上手な方なのだろうか……)

モブリット(内に秘めたる想いは、そう簡単には他人に見せない!的な…?)


ハンジ「も~リヴァイってほんっと目つき悪いし口も悪いよね~」

ハンジ「おまけに全然何考えてるか分かんないっていうかさ!」

ハンジ「そう思わない?モブリット」

モブリット「は、はぁ…」

ハンジ「昔っからああなんだよね~おかげで若い子たちが近寄りづらそうで見てらんないよ~」

モブリット「それより分隊長、早く研究室に戻らないと…!」


モブリット(しかし、毎日こんな感じでリヴァイ兵士長にちょっかいかけてばかりだなぁ…)

モブリット(結婚どころか、このままじゃあっという間にアラフォーですよ……)

モブリット(一体あと何年兵士長にちょっかいかけ続けるのか……)

モブリット(……ん?)

モブリット(兵士長に……ちょっかい……ばかり!?)

モブリット(ま、まさか……!!!)


ハンジ「エレンなんてあんなに怯えちゃっててさぁ、兵団に新兵ひとりだっていうのに可哀想だよ~」

モブリット(これは……かまをかけてみよう)



モブリット「あのっ!分隊長」

ハンジ「ん?なんだい」

モブリット「分隊長ってリヴァイ兵士長のことよく分かってらっしゃるんですね」

ハンジ「んーまぁ長い付き合いだからね~」

モブリット「もしかして…好き、とか?」

ハンジ「!?」

ハンジ「はっ、はああ???///」

ハンジ「べっべべべ別にリヴァイなんか好きじゃないよっ!!!///」

モブリット「あれ、違いましたか」

モブリット(ふふ、この反応…掛かりましたね)ニヤリ


ハンジ「そ、そうだよ!もーいきなり何言い出すのモブリットってば!///」

ハンジ「リヴァイは単なる同僚で、それ以上でもそれ以下でもないよ!!///」

モブリット「えーそれじゃあ…私のことも、単なる部下でしかないですか…?」シュン

ハンジ「へっ?」

モブリット「私のことも単なる部下で、特に親しみなどがあるわけではないんですね……」グスッ

ハンジ「えええええ何言ってるんだよおおおモブリットのこと大好きだよおおおおお(泣)」アワアワ

モブリット「ほ、本当ですか…?」ウルウル

ハンジ「もちろんだよおお!!!!」ブワッ


モブリット「それじゃあ…エルヴィン団長のことは…?」ウルウル

ハンジ「大好きだよ!!!」ブワワッ

モブリット「じゃ、じゃあミケ分隊長のことは…?」ウルウル

ハンジ「大好きだよおお!!!」ブワアッ

モブリット「ナナバさんやリーネさんは…?」ウルウル

ハンジ「好き好き!大好きいい!!」ブワワワァ

モブリット「ペトラは…」ウルウル

ハンジ「もちろん大好きだよおおおお!!!」ブワアアアア

モブリット「リヴァイ兵士長は?」ウルウル

ハンジ「だいすk……」


モブリット「ん?リヴァイ兵士長は?」ニコッ

ハンジ「すっ…すす………」パクパク

ハンジ「き……」

モブリット「そうですか!リヴァイ兵士長のことお好きなんですね!」ニヤニヤ

ハンジ「うわあああああああああ!!!!!//////」カアアア

ハンジ「モブリットのばかあああああ謀ったな!!!/////」マッカアアアアア


ギャアアアア

-----------------



さて、ハンジ分隊長の特別な人がリヴァイ兵士長だと分かったので、
あとは交際して幸せになっていただくべく、奮闘するのみです!

ハンジ「………ね……ねむい………」ボ-ッ

モブリット「あれ?昨日は会議の後すぐ解散したと聞いてましたが、他に用事でもあったんですか?」

ハンジ「…へっ?い、いや別に何もないよっ!」

モブリット「……はは~ん。大方、誰かのこと考えすぎて眠れなかったとかですか?」ニヤニヤ

ハンジ「はああ??ちちち違うよっ!!!何言ってんの!!///」

リヴァイ「おい、ハンジ。例の報告書提出はまだか?」ヌッ

モブリット(噂をすればリヴァイ兵士長…!!)キタ-


ハンジ「うわっ!///ごめんごめん忘れてた!///あとで出すよ~」アセアセ

モブリット(ふふ…焦ってる焦ってる)ニヤニヤ

リヴァイ「あとっていつだ?今すぐ出せクソメガネ」

ハンジ「わ、わかったよ~」///

あふれんばかりの笑顔でも、
瞳を子供のようにきらきらとさせてるわけでもないですが…。

モブリット(頬どころか、耳まで朱く染め、焦りまくりの分隊長……)

か わ い す ぎ る … ! !

これは、鈍そうなリヴァイ兵士長でもイチコロ間違いなしですね!


ハンジ「……………」ボ-ッ

リヴァイ「おい、何ボーッと人の顔見てやがる」

ハンジ「…へ?」

リヴァイ「何かついてるか?」

ハンジ「い、いやっ、別に何でもないよ!つか見てねぇし!///」カアアア

リヴァイ「…?」

モブリット(……ふふ)ニヤニヤ

どうやら、ことは思ったより簡単に運びそうです。


ハンジ「ほ、ほら!報告書できたよ!はいっ///」バサッ

リヴァイ「……フン、次は急かされる前に出すんだな」

ハンジ「わ、わかってるよ!///姑みたいだなほんとにも~」

ハンジ「じゃ、じゃあ私たちは研究室に戻るから!また後でねリヴァイ!///」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「ほら、行くよモブリット!///」

モブリット「は~い♪」

ハンジ「ニヤニヤしない!!///」


-----------------


-数日後-


ソニー「ア…ア…」

ハンジ「なになに?どうしたの??」ズイッ

ソニー「ガアアア」ガチンッ

ハンジ「うわっあぶねっ!!」パッ

モブリット「ぶっ、分隊長…!!!!!!」

ハンジ「あっはははは今のも惜しかったねソニー!」ハハハ

モブリット「分隊長…いい加減に学習してくださいよ…」ハァ-ッ



やはり、一見、分隊長は巨人といらっしゃる時が一番楽しそうに見えます。
しかしながら、一番可愛い顔をされてるわけではないのだと、ここ数日観察してみてよく分かりました。

モブリット(リヴァイ兵士長の前で、耳まで真っ赤にして照れてた分隊長かわいかったなぁ……)

私は、ハンジ分隊長には、是非とも愛する人の傍で
女性としての幸せを手に入れていただきたい!

そうして、巨人が居なくなった後も
ずっとずっと笑顔でいていただきたいのです。



モブリット「あの…ハンジ分隊長、」

ハンジ「ん?」

モブリット「たびたび申し訳ありませんが、その……お気持ちは伝えないのですか?」

ハンジ「へっ!?」

モブリット「ですから、その…リヴァイ兵士長に……」

ハンジ「だっ、だから別にリヴァイのことは何とも…っ///」

モブリット「何とも?本当ですか?」ジッ


ハンジ「~~~っ///」

ハンジ「………ってことはないかも分かんないけども!!///」

モブリット「ですよね…!!」パアアア

ハンジ「ハァ~ッ……もう!」///

ハンジ「モブリットには敵わないねぇ…///」ポリポリ




ハンジ「でもさ…今更そんなこと言えないよ……」ポツリ

モブリット「え?」

レスくださった皆様ありがとうございます!
少し離れます
多分今日中に終わります


ハンジ「ま、正直なこと言うと、」

ハンジ「リヴァイのことは少なからず大切に想ってるけどね」

モブリット「で、でしたら…」

ハンジ「でもさ、私たちはこんな仕事だし、いつ死ぬか分からないじゃない?」

モブリット「…!」

ハンジ「だから、刹那的にしか生きられないし、そうあるべきだとも思うんだよね」


ハンジ「やっぱり難しいよ~未来を見据えてこの仕事をするってのはさ」

ハンジ「それに私は、責任ある立場だから」

ハンジ「モブリットも含め、皆の命を預からせてもらってる。」

モブリット「分隊長……」

ハンジ「だから、いざとなったら私は自分が盾になって皆を守らないといけないと思ってるし、リヴァイもそういう立場でしょ」

ハンジ「守られるのは性に合わないしね~」

モブリット「で、でも…っ」


ハンジ「それに、モブリットは知らないかもしれないけど」

ハンジ「つーか私も最近知ったんだけどさ」

ハンジ「リヴァイには守らなきゃいけない特別な人が他にいるからねぇ」

モブリット「えっ!?」

モブリット「えええええええええ!!!???」

ハンジ「だから私がお荷物になるわけにはいかんのだよん」ニカッ

モブリット「だっだだだ誰ですか!!??エレンくんとかですか!!??」

ハンジ「あはは、ナイショー!」

ハンジ「そのうち分かるよ♪」

モブリット「ええええ…;;」



ハンジ「………」

ハンジ「……ねぇモブリット、」

モブリット「…はいぃ?;;」

ハンジ「覚えておいてね」クスッ

ハンジ「リヴァイと同じように、」

ハンジ「モブリットもエルヴィンもミケもナナバもエレンもみーんな」

ハンジ「私の大切な人なんだから。」


ハンジ「だから、私はこの先もずっと、誰ひとり欠けることなく、」

ハンジ「皆一緒にいられたらいいなって思ってる。」

ハンジ「それが私の願いであり、幸せでもあるんだ」



そう言って微笑んだハンジ分隊長は、

今までで一番可愛く、

そして、とても綺麗でした。



モブリット(なんだ…バレてたのか)

モブリット(やっぱり…分隊長は一枚も二枚も上手だなぁ…)


モブリット「そういうことなら、やたらに巨人に近づくのは禁止ですね!」

ハンジ「ええーっ!?なんでええ!?」

モブリット「仲間だけでなく、ご自身の命も大切になさってください」

モブリット「それが私の願いであり、幸せですから!」

ハンジ「モブリット……」

ハンジ「ふふ、ありがと」


私の名前はモブリット。
調査兵団所属、ハンジ分隊長の三代目補佐をやっています。

ハンジ分隊長は好奇心旺盛すぎるところがあり、
特に巨人のことになると危険を顧みないところが玉に瑕です。

私の使命はそんな分隊長のお仕事に、不足のないようサポートし、貢献すること。

分隊長は、兵団にとっても、人類にとっても重要な方ですが…


私にとって、
絶対に欠かすことのできない大切な方なのです。


ハンジ「あはははは!ビーン良いね~その調子その調子っ♪」

モブリット「ぶっ、分隊長!!生き急ぎすぎです…!!」ギャアアア



終わり。


【モブハン?ハンモブ?おまけ】

-第57回壁外調査中-

ハンジ「うわっやべっ…!」

(巨人迫る)

モブリット「ハ、ハンジ分隊長ーッ!!!」

モブリット(この人は人類の宝だ…自分の命にかえても…!!!)バッ

ザクッ

バシュッ

シュウウウウウウウ........



ハァッハァッハァッハァッ

モブリット「分隊長!!ご無事で…よかったです…!」

ハンジ「ふぃ~危なかったあぁ…」

ハンジ「助かったよモブリット~ありがとうね」

モブリット「もうっ!!いい加減無茶するのはやめてください…!!」

モブリット「命がいくつあっても足りません…!!」

ハンジ「あはは、大丈夫だよモブリットがついてれば」

モブリット「っお願いですから…」

モブリット「お願いですから、生き急がないでください…っ」

モブリット「あなたがいなくなったら私は…私は…ッ」

ハンジ「モブリット……」



ハンジ「…でも君は、こういう私のほうが好きでしょう?」

モブリット「えっ?」

モブリット「ええええぇええええ!!??//////」ボンッ

ハンジ「あーあ、モブリットはいつも私に甘いねぇ~」

モブリット「なななな何言って…////」パクパク

ハンジ「これからも私の補佐よろしくね、モブリット」ニコッ

以上で終わりです
ここまで目を通してくださった方、お付き合いいただきありがとうございました

なお、こちらの話と、ハンジ「これって不貞じゃん。ざまあみろ」には、後日続きのようなものを書く予定ですので、その際は別途スレを立てさせていただこうと思っております
こちらでもお知らせしますので、もし興味のある方がいましたら引き続きよろしくお願いいたします

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