アニ「……明日の休みなんだけど」ボソボソ
ライナー「……荷物持ちは嫌だぞ?」ビク
アニ「……そんなに身構えなくてもいいよ」ハァ
ライナー「すまんすまん、冗談だww、で?なんだ?」ワハハ
アニ「あんたって見た目の割に賢いよね?確か」
ライナー「は?」
アニ「……総合成績一応今2位ってことは、それなりに座学もできるんだよね?」
ライナー「お、おう、それなりにはな……」
アニ「教えて」
ライナー「は?」
アニ「教えて」
アニ「……駄目なら別にいいけどね」シュン
ライナー「……いや、別にいいんだがなんで俺なんだ?」
ライナー「座学ならアルミンがトップクラスだし、ベルトルトも悪くはないぞ?」
アニ「ベルトルトはこの前教えてもらった時、ずっとこっち見ながらニヤニヤしてくるし気持ち悪いし、全然勉強に集中できないんだよ」ハァ
アニ「でもホモのあんたなら、大丈夫だろ?」キリッ
ライナー「おいちょっと待て」
ライナー「それが人にものを頼む態度か?」イラ
アニ「冗談だよ」フフフ
ライナー「じゃあなんでアルミンは駄目だったんだ?」
アニ「///!」カァ
アニ「あ、アルミンは……今日は用事があるって言われてさ///」テレテレ
ライナー(なにこれ面白い)ニヤニヤ
アニ「笑うな!!」ゲジッ
ライナー「痛てぇ!!!」
アニ「と、とにかく明日の朝、し、資料室に来ないとサンドバックにするからね!!!!」タタタ
ライナー「ちょ、おま、おい!!!」
ライナー「結局俺の了承取ってないぞ……」ハァ
次の日 資料室
ライナー(……と思いつつも来てしまう俺、甘すぎか?)
ライナー(てか朝って具体的に何時だよ、資料室が開いてからずっと待っているんだが)ウズウズ
ライナー(そして律儀に2時間も待ってしまう俺、馬鹿だな)ハァ
ライナー「……誰も来ないな……」ポツ-ン
アニ「ここにいるよ」ボソ
ライナー「!!!?」ビクゥ
アニ「……あんた独り言とかいっちゃうタイプなんだね」キモイ
ライナー「お、お前もなんでわざわざ俺の後ろのテーブルに座ってるんだ」(マジでビビった……)ビクビク
アニ「奇襲は基本だからね」
ライナー「いや、日常にまで座学を取り込まなくてもいいんじゃないか……?」
ライナー「よし、まぁとりあえず始めるぞ!」フン!
アニ「……」ジッ
ライナー「……とりあえず後ろの席じゃなくて俺の隣に座ってくれないか」
アニ「……やだね」
ライナー「え、な、なんでだ?」
アニ「あんたの隣に座ると椅子窮屈なんだよね、無駄に肩幅広いからさ」ハァ
ライナー「」ガ-ン
アニ「まぁいいけど」ドサ
ライナー(友達できているのか心配だな……こりゃ)
ライナー「で、何を教えて欲しんだ?」
アニ「ここからかな」ペラペラペラ
ライナー「うぉ、結構前の範囲まで戻るな……」
ライナー「予習復習、ちゃんとしてるのか?」
アニ「説教臭いこと言わないでよ、あんたはあたしの何なのさ」ジロ
ライナー「す、すまん」シュン
ライナー「じゃあ、とりあえずこの問題からいくぞ?」
アニ「ふむ」
ライナー「これはな-----で」ペラペラ
アニ「ほぉ」
ライナー「------だから-----------」
アニ「へぇ」
ライナー「-----------になるんだ、簡単だろ?」エッヘン
アニ「なるほど、知らなかった」ポン
ライナー(なんで初めて聞いたようなリアクションなんだ……)ハァ
ライナー「じゃあ次」ズィ
アニ「ほぉ」ズィ
ライナー「よし、じゃあ次な」ズィズィ
アニ「ほぉほぉ」ズィズィ
ライナー(アレ……?)
ライナー(なんか問題解くのに夢中になっているせいで気が付かなかったが……)
ライナー(今ものすごく俺とこいつ、近寄ってないか……?)チラ
アニ「……」モクモクマジメ-
ライナー(いや、アニも真剣にやっているんだ、俺にも下心なんて湧かないハズだ)ブンブンブンブン
ライナー(……だが)
ライナー(……座高の差的に……)チラ
アニ「……」マジメ-
ライナー(胸の谷間が……///)チラ
アニ「……」チラ
ライナー「あ」
アニ「……あんた変なこと考えてると、ぶっ飛ばすよ?」ギロ
ライナー「え、あ、す、すまんすまん///」カァッ
アニ「マジで考えてたんだ、引くわー」ソソソソソ
ライナー「こ、これはだな……」ガ-ン
アニ「……まぁ、あんたなら別にいけどね」ボソ
ライナー「は?///」
アニ「だってホモでしょ」ニヤ
ライナー「お、おま、それ他の奴にも広めるんじゃないぞ!!!///」アセアセ
アニ(これは良い暇つぶしになるわーww)
私が暇すぎて寝ていました
-----------------------------------------------------
チッチッチッチッ……
アニ(……もう正直疲れたな)フゥ
アニ(……この筋肉達磨は頼まれたことなのに一生懸命にしすぎなんだよ)ヤレヤレ
アニ(なんでもかんでも、ね)ジ-
ライナー「-----------なんだが----……聞いてるか?」チラ
アニ「……休憩しないと死ぬ」ボソ
アニ「あんただってそろそろ疲れたんじゃない」(時計指さす)
ライナー「!!!そ、そうだな、休憩しよう」アセアセ
ライナー(俺が熱中している間に3時間もたっていたのか……)
ライナー「お前にも何か無理させてしまったか?すまなかったな」アセアセ
アニ「いや、別に。おかげで半分くらいわかったよ」(本当は3分の1だけどね)アクビ
ライナー(……まだ半分なのか)ハァ
アニ(……ため息つかれちまったよ)ハァ
ライナー「……肩と首、回しておいた方がいいぞ」グリグリ
アニ「なんでさ?休憩くらい休憩させてくれ」チラ
ライナー「脳に血液を送るためだ、頭の回転が良くなるらしいからな」ゴキゴキゴキ
アニ「……ならさ」スッ
アニ「肩揉んだ方がもっといいんじゃない?」モミモミ
ライナー「」
アニ「おお、お客さん凝ってますね」ゴリゴリ
ライナー「痛い痛い痛いwwwwwwっ」
アニ「あ、ちょ、動かないでくれよ、揉めないだろう?」ニヤニヤ
ライナー「--------------っ///」ググググ
アニ「うは、我慢してる顔、すごく笑えるよ」アハハ
ライナー「------なんでお前が揉んでいる---だよwww、普通---逆だろwww」ジダバタ
アニ「まぁまぁ、お礼って奴だよ」ウリウリ
アニ「にしても本当に筋肉達磨だねぇ、17とは思えないね」モミモミ
(なんかコイツといる時だけは)
ライナー「そ、それは-----褒めているんだよな……っ///」ジタバタ
(昔みたいに笑える気がする)
ライナー「ギブ、ギブッ!!!!」バンバンバンバン
(でもあんたは優しいから)
アニ「はいはい、資料室ではお静かに」ゴリゴリ
(誰にでもその笑顔を振りまいてしまうんだろうね)
ライナー「」チ-ン
アニ「これでだいぶ楽になったんじゃない?」ムフフフフ
ライナー「あ……あぁ……ただな……」
ライナー「お前他の奴にやってやる時は力加減考えろよ?」ビシッ
ライナー「お前の揉み方、コリをほぐしてるって言うより、潰しているみたいだぞ……」
アニ「日ごろの感謝を込めすぎたみたいだね、すまない」シュン
ライナー「……お、おう///」(言い返しづらいだろ・・・・・・クソッ)
アニ(こいつチョロいんだよね)プププ
ライナー「よし、次は俺の番だな」フン
アニ「え、いいよ」(即答)
ライナー「え、なんでだ?疲れてるだろ?」
アニ「……あんたみたいな大男があたしの肩揉んでみ?絵面汚いだろ?」
ライナー「そ、そうか、すまん」シュン
アニ「……気持ちだけ受け取っておくよ」フフフ(肩を砕かれたらたまらないからね)
最近というか、ここ2日は全部>>1の所業です、すみません
ライナー「よし、じゃあそろそろ再開するか」ズィ
アニ「ん」ズィ
------------------------------------------------------
ライナー「ふぅ……終わったな」
アニ「あぁ、終わらせた……」グデ-
ライナー「……なにも今日1日で終わらせることなかったんじゃないか……?」ハハハ
アニ「そういうのは性格的に向かないんだよ……」ベタ-
アニ「でもまぁ、まさか休日丸潰れになるとはね……」フゥ
ライナー「6時か、微妙だな」
ライナー「……よし、俺は先に帰るぞ?」ガタ
アニ「え?なんで?」チラ
ライナー「いや、座学、理解できたんだろ?帰っちゃだめか?」
アニ「……ぶ」ボソ
ライナー「へ?」
アニ「おんぶ」ウトウト
ライナー「!!?」
アニ「……昔はしてくれたじゃない……か……」ウトウト
ライナー(いや、17が16をおんぶって……昔っていつ!!?)
アニ「女子寮まで……でいいからさ」ウトウト
ライナー「おいおい、ただでさえ同郷なのがばれちゃまずいなのに、変な噂立ってしまうだろ!?」アセアセ
アニ「」ピタ
ライナー「アニ?」オロオロ
アニ「ZZZZZZZZZZZZZZ……」
ライナー「嘘だろ……」
ライナー「おい?アニ?」
アニ「ZZZZZZZZZZZZZZ……」
ライナー「く、クソ、今回だけだぞ?……///」
アニ「ZZZZZZZZZZZZZZ……」
ライナー(なんか俺だけ緊張して、馬鹿みたいだな……)
ライナー「よいしょっと、ほっ」
アニ「ZZZZZZZZZZZZZZ……」
ライナー(思ったより軽いな)
ライナー(てか、胸当たってるよなこれ///)
ライナー(そして……アニは寝てるよな?)
ライナー(……///)ニヘラ
ライナー(いかんいかんいかんいかん、女子寮まで責任持って運ばなければ)ブンブンブンブン
アニ「おとーさん……」ボソ
ライナー「!!」ビクゥ
ライナー「な、なんだ寝言か……?」ハハハ
アニ「父さん……」ギュ
ライナー(……コレは耐えられん、急ごう)
アニ(……なんちって)
アニ(我ながらナイスな演技だね)フフフ
アニ(……意外とピュアなライナーには悪いかな)
アニ(……大きな背中だ、落ち着く)
(……でもあんたが背負っているのはもう私たちだけじゃないんだよね)
(……そんなこと知っていた、それが続けば続くほど、あんたが苦しむことも)
(いい加減一人でも歩けるようにならないことも)
(でも)
(その短い間までは、一緒にいてその笑顔を見せて欲しい)
ミスった
(それまでの短い間はまだ、一緒にいてその笑顔を見せて欲しい)
ご飯食べてきます
よく見たらこの文章全体がおかしいじゃありませんか
(……でもあんたが背負っているのはもう私たちだけじゃないんだよね)
(……そんなこと知っていた、それが続けば続くほど、あんたが苦しむことも)
(いい加減一人でも歩けるようにならないといけないことも)
(でも)
(その短い間までは、一緒にいてその笑顔を見せて欲しい)
すまん、下書きなしでダラダラ書いてるので誤字多々です……。
ライナー「……アニ」
アニ「」ピク
ライナー「やっぱお前起きてんだろ……」ハァ
アニ「ZZZZZZZzzzzzZZZZ……///」ギュ
ライナー「あのな、これは俺の独り言なんだが……」
ライナー「もっと普段から俺らを頼ってくれていいんだぞ?」ウム
ライナー「訓練所じゃあ女子一人なんだから、ストレスもたまるだろうしな」
ライナー「そうだ、今日みたいに、いや、ベルトルトも加えて定期的に勉強会もいいかもな」ハハハ
アニ「……同郷だってバレてもいいのかい?」ボソ
ライナー「まぁ、その時はその時だ、お前が駄目になるよりずっといい」ニヤ
アニ「……ありがと」ギュ
(本当は弱いクセにかっこつけちゃって)
(でも本当にかっこいいから困りもんだね)
(でもそのお願いは無理かな)
(やっぱりさ、あんた故郷に帰って笑いたいから)
ベルトルト「」ジ-ッ
終わり
乙、アルミンの下りとは何だったのか
うわああああああああミスったああああああああああ
(やっぱりさ、あんたらと故郷に帰って笑いたいから)
最後までビシッっと決まらなくてすみません。
でも下書きする気もありません、面倒だから
それでは、また次のライアニで!
>>58
アルミン←普通に恋
ライ←家族愛?
ベル←付属愛
でお願いします
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません