ジャン（……まぁなんだ、名前間違えられたくらい）

ジャン（ミカサに話しかけられてもらえたんだぞ!名前ぐらい後で訂正できる!!）


ジャン「あ、あぁ、すまない、ちょっと考え事をしていてな///」

ミカサ「そう、私も同じ」

ミカサ「それでマルコに相談に乗ってほしいことがある」

ジャン「えっ!ど、どうじょ!!」（ミカサと親密な関係になれるチャンス!!!?）

ミカサ「ジョンのことなのだけれど」「ジャンです」

ミカサ「そう、ジャンのことなのだけれど……」


ジャン「ん？ジャンがどうかしたのか!///」（俺についての印象を聞きだせるチャンス）

ミカサ「あの馬面、いつもエレンと私の時間を邪魔してくる」

ミカサ「すごくうざい、しかし処分するわけにもいかない、そこで……」

ミカサ「マルコはジョンと仲がいいと聞いた」

ミカサ「ペットの管理は飼い主がしっかり責任を持ってすべき」

ミカサ「誠実なマルコ、あなたなら分かってくれるはず」

ジャン「」

ミカサ「マルコ？」





ジャン「ｊｙ……ジャンは馬じゃないぜ？？」（幻聴だ幻聴だ）

ミカサ「そう、馬じゃない、ゴミだ。ゴミは捨てた本人がしっかり持って帰るべきだ」

ジャン「」

ミカサ「あなただって迷惑だと思っているのは分かっている」

ミカサ「この前だってあなたは私に

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マルコ「馬よりジャンの方が手がかかるよ」ﾆｺ
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と漏らしていたし、ストレスがたまっているのもわかる」

ミカサ「でも、責任というのは付きまとうもの、しっかり果たしてほしい」



ジャン「」

ジャン「そ、そうなのか……」

ミカサ「そう、世界は残酷なの」

ミカサ「優秀な人間に限って、そういう足を引っ張るものがくっつくものなの」

ジャン「！」

ジャン「じゃ、じゃあエレンもミカサの足を引っ張っているんものなんじゃないのか!!?」

ミカサ「マルコ、面白いことを今日は言う、何かいいことでもあったの？」

ジャン「……！？」




ミカサ「エレンは人だ、馬でもゴミでもない」

ジャン「」

ミカサ「まぁ、エレンが例え馬でもゴミでも、私は愛せる」

ジャン「……」


ミカサ「だからきっとマルコ、あなたもジャンのことを愛しているでしょ？」

ジャン「えっ……」

ミカサ「もう一度言う」

ミカサ「ゴミは捨てた本人がしっかり持って帰るべきだ」

ミカサ「なのに、なのになんで」






なんで死んでしまったのマルコ？

ミカサ「ジャンを置いて死んでしまうなんて」

ミカサ「信じられない」

ジャン「お、おいミカサ!!?マルコは生きているだろ!!?」




ミカサ「いいえ、マルコは一週間前に死んだ」

ミカサ「だから、今私は……」

ミカサ「ジャン、あなたはマルコを失った悲しみから立ち直れていないようだけれど」

ミカサ「マルコはあなたの胸の奥にずっといる」

ミカサ「ちょうど、今私があなたの中のマルコと会話できたように」


ジャン「……」

ジャン「口下手な奴だ」

ミカサ「え？」


ジャン「別にそんなことしなくてもわかってるつーの」ﾖｲｼｮ

ミカサ「……そう」

ジャン「ミカサ、本当にお前励まし方下手だな」

ミカサ「ごめんなさい」

ジャン「どうせアルミンとかに俺を励まして来いって言われたんだろ？」ﾊｧ



ミカサ「ええ、でも」

ジャン「？」