目が醒めると私は知らない所にいた
御坂「どこ?ここ」
辺りを見渡す、学園都市ではない事は明らかだった、周りには一昔前の西洋の建築物が沢山あり映画のセットか何かかと思った
御坂「とりあえずここから出ないと....」
そう思い立ち上がろうとした次の瞬間
ぎゃぁあぁあああぁぁぁあ!!!
人の断末魔が鳴り響いた
御坂「な、何?」
するとその断末魔と共に『グチャっ』っという鈍い音が響く
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「どけっ!!」ドンッ
御坂「きゃっ!」
突然背後から押しのけられた、何事かと後ろを見ると沢山の人々が逃げ惑っている
御坂「なになになに?なにこれ?何が起こってるの?」
「おいそこの嬢ちゃんそんな所でぼーとつったってないで早く逃げろ!」
御坂「いや、あの何から逃げ...あっ」
聞くまでもなくどこかへ行ってしまった
そこで目に入ったものは...
御坂「な、なに?あれ.....」
何10mもある人の形をした何か、だった
御坂「いやいやいやいや、ナニアレ」
しかもその何かは人を食べてる
逃げなきゃ、本能がそう訴える
でも手遅れだった、背後にいた何かに体を掴まれてしまった
御坂「あぐぅっ!」
激痛が身体を走ると同時に人がその何かに食べられる映像がフラッシュバックする
御坂「はなせ!はな...せって!」バシバシ
当然ながら離す様子はない
御坂「はなせって...いってんだろうがぁぁぁぁぁ!」バチバチッ!
渾身の電気を放つ、すると流石に堪えたのか掴む手を和らげる その隙に逃げる
御坂「はぁ....はぁ....はぁ」
足が震える
御坂「な、なんで死んでないの?」
少なくとも数億Vはあったはず、これで死なない生物はいない
御坂「絶縁体?いや、もしそうだとしても流石に数億vの電圧が加われば中の分子が壊れて電流は流れるはず」
実際電流は通っていた、だから自分は食べられずに済んだ
御坂「ええい!今はそんな事考えてる暇はない!逃げないと!」
と、逃げようと思った矢先
『何か』に囲まれた
油断した...
御坂「くそ!電撃は効かない....でも.....」
御坂「こればどう!」
超電磁砲を放つ、『何か』の頭がはねとぶ
御坂「物理攻撃は効く!いける!」
次の超電磁砲を放とうとした次の瞬間
ザクッ シャキンッ
物凄い勢いで人が飛んできて『何か』のうなじの辺りを削いでいった
ズドォォォォォン
凄まじい音と共に『何か』は倒れていき
全く動かなくなくなった
倒した兵士らしき人が近寄ってきた
???「怪我はない?」
御坂「え、あ、はい」
???「そう、なら良かった」
戸惑う私
御坂「あ、あの、名前は?」
???「名前?私はミカサ、ミカサアッカーマン」
御坂「ミカサ.....ミカサさんは一体....」
ミカサ「私も聞きたいことは山々ある」
御坂「.....へ?」
どうやらさっきの超電磁砲を見られた様だ
ミカサ「でもそれは後で、生きて帰れたら聞く」
ミカサ「掴まって」
>>8じゃないがクロスなら何とのかわからないから書いた方がいいと思う
>>12
すまん
話の場面はトロスト区進行あたりです
バシュッ ビューーーン
御坂「うひょーーーー、なにこれすごーーい!」
今まで空中浮翌遊したりした事ならあったが
これ(立体機動装置)はまた違った感覚だった
ミカサ「あまり騒がないで」
御坂「あ...ごめんなさい」
ミカサ(.....それにしても.,..)
ミカサ(まずい、もうガスが....流石にこの女の子をおぶった状態だとガスの消費か激しい、一旦補給しないと.....)
このSSまとめへのコメント
このスレ面白そう
続きが気になります!