南条光「みんな、メルヘンチェンジだ!」 (107)
のんびりと書いていきます
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タッタッタ...
美優「はぁ....はぁ....」
美優「こ、ここまでくれば.....」
「どこへ行く気ですか?」
美優「きゃっ!」
「逃げても無駄ですよ、私のレンズは全てお見通しです!」
美優「こ、来ないで.....」
「さあ、このメガネをかけて貴女も素敵に....」
「待てーい!!!」
「な、何者!?」
光「そこまでだ!怪人め!」
ありす「今すぐその人を解放して下さい」
ネネ「そ、そういうことは....よくないと思いますよ?」
「おのれ....私が闇の組織カキーンの一員、ハルメガドンと知ってての行動ですか!?」
ナターリア「もちろんだゾ!困ってる人を見捨てちゃいけないんダ!」
蘭子「フッ、我が同胞よ、今こそ開幕を告げよう!(みんな、行きましょう!)」
光「みんな、メルヘンチェンジだ!」
パカッ
「「「メルヘンチェンジャー、インストール!!」」」
ハルメガドン「な、なんですかあのスマホは....」
「「「メルヘン、チェーンジ!」」」
パアアァァァァ...
ハルメガドン「ど、どこに....」
「ここだ!」シュタッ
ハルメガドン「ホ、いつのまに!?」
光「レッド・フード!」
ありす「ブルー・アリス!」
ナターリア「イエロー・ジャスミン!」
ネネ「ホワイト・マーメイド!」
蘭子「ブラック・シンデレラ!」
「「「夢見る乙女は世界の希望!」」」
光「夢幻戦隊!」
「「「メルヘンジャー!!!」」」ドーン!!
ハルメガドン「おのれメルヘンジャー!」
------
ちひろ「おっ、それが例のやつですか?」
P「そうです、我がCGプロのアイドルが主演の特撮モノです」
ちひろ「光ちゃん、喜んでましたねぇ」
P「ですね、深夜番組とはいえきちんとした特撮モノに出演出来たのが嬉しかったんでしょう」
ちひろ「ちなみにこれ、どういうストーリーなんですか?」
P「簡単に言えば、5人の夢見る女の子たちが闇の組織カキーンの魔の手から人々を守るって内容です」
ちひろ「....なんなんですかその組織名?」
P「うーん、シナリオ渡された時からそんな感じだったんですけど....」
ちひろ「おっ、怪人を5人がかりでボコボコにしてますよ」
P「まあ、戦隊モノですからね....」
ちひろ「わっ、倒したと思ったら巨大化しました!」
P「お約束です」
------
光「くっ、まさか巨大化するなんて.....」
ネネ「どうしたら....」
『心配ご無用!』
ありす「その声は....」
ナターリア「ハカセ!」
蘭子「如何なる秘策が...(ど、どうすればいいんですか?)」
紗南『みんな、強く願って!強い力が欲しいって!』
光「行くぞ!心を一つにするんだ!」
紗南『乙女が心を一つにする時....奇跡は起こる!』
ドーン!
ナターリア「なんだアレ!」
蘭子「巨人...」
紗南『あれが夢の守護者、デウス・エクス・マキナ、略してデスマキだ!』
デスマキ「ニョワー!!」
光「みんな!のりこむぞ!」
「「オッケイ!」」
ハルメガドン「くっ、私がそんなのに負けるとでも....」
光「アンズビッカー!」
デスマキ「ニョッワー!!」ブオン!
グサッ!
ハルメガドン「グワァー!私を倒しても第二、第三の怪人が....」
ドカーン!!!
少し休んでから再開します
次回予告
我らのメルヘンジャーを狙うカキーンの送った次なる使者は
恐怖、飲酒怪人シーノ!
シーノの持つアルコールパワーに苦戦を強いられるメルヘンジャー
このままアルコールパワーに取り込まれれば少女たちは夢見る力を失ってしまう!
危うしメルヘンジャー!
次回 夢幻戦隊メルヘンジャー
『光、死す!』
どうぞご期待下さい
ちひろ「....なかなかすごい内容ですね」
P「まあ、あんまり見ないストーリーですよね」
ちひろ「というよりウチのアイドルたちが怪人役なんですか....」
P「深夜枠ですから、あんまり予算がないらしくて.....」
ちひろ「同じ事務所のアイドルなら登場させやすいって事ですか」
P「その通りです」
ちひろ「あと一話目からすでに巨大ロボが登場してますけど....」
P「本家と違って一年間は放送できませんから、販促活動を急がないと....」
ちひろ「じゃあ最初から出さなくてもよかったんじゃ....」
P「監督の強い要望でして...」
ちひろ「とりあえず続きが楽しみですね」
P「人気によっては打ち切りだからなぁ.....」
ありす「シーノ!あなたは間違ってます!」
シーノ「あら、どういうことかしら?」
ありす「たしかに『酒は百薬の長』とも言います」
ありす「しかし、『百薬の長とはいへど、よろづの病はさけよりこそおれ』とも言うらしいです!」
シーノ「らしい?」
ありす「ネットでそう書いてありました」
ネネ「ネットの知識なんだ....」
ありす「そんなことはどうでもいいです!レッド、とどめを!」
光「アンズビッカー!!」
デスマキ「ニョッワー!!」ブオン!
グサッ!
シーノ「あらあら、やっぱり駆けつけ三杯じゃ調子が.....」
ドカーン!!!
次回予告
南条光です
よっ、みんな元気か?来週はこれだ!
突如として現れたカキーンの新たなる怪人!
その名はセクシー・ミナーミン!
そいつの持つお色気攻撃はすごく強力なんだ!
このままではやられる、と思ったらなんと空から女の子が降りてきた!
ハカセの話によればメルヘンジャーの生みの親なんだって!
ダリナンダ、アンタイッタイ!
というわけで次回のメルヘンジャーは...
『敵か?味方か?そいつの名はウサミン星人!』
ぶっちぎるぜぇ!
------
ちひろ「いやー、まだ二話なのにずいぶん飛ばしますねぇ」
P「まさかアルコールパワーで光がやられるとは....」
ちひろ「でも仮死状態になって敵を欺くとはなかなか策士ですね」
P「それを考えたのはありすですからね、ありすの作戦勝ちって所です」
ちひろ「あと志乃さんは結構ノリノリじゃないですか」
P「実はあの小道具のワインは本物なんですよ」
ちひろ「えっ?じゃああの赤ら顔は...」
P「メイクでもなんでもなく本当に酔っ払ってるだけです....」
ちひろ「よく監督がOK出しましたね....」
P「おおらかな人なんです.....」
菜々「ウサミンウェーブ!!」パアァァァ
パリーン!
ミナーミン「きゃあっ!服が!?」
ありす「ミナーミンが丸裸に....」
蘭子「これが原初の者の力....(こ、これがウサミン星人の力なんですか!?)」
ナターリア「ナナはすごいナ!」
ネネ「さすがウサミン星人ですね!」
菜々「さあ皆さん、今のうちですよ!」
光「わかったよ菜々さん!くらえアンズビッカー!」
デスマキ「ニョッワー!!」ブオン!
グサッ!
ミナーミン「いやー!こんな格好してたらパパに怒られ.....」
ドカーン!!!
次回予告
大変だ!
カキーンの大幹部、プロフェッサー・アキハが現れた!
そのアキハの作った新怪人、ドーナツノリコ!
ヤツのドーナツ爆弾はとっても強力でアタシ達は手も足も出ない!
ど、どうしたんだありす!?なにをする気だ!?
次回 夢幻戦隊メルヘンジャー
『ありす その愛と死』
さあ、来週もみんなで見よう!
------
ちひろ「えっ、ありすちゃん死んじゃうんですか?」
P「これはなかなかすごいな....」
ちひろ「っていうか始まってまだ四話なのにどうなってるんですか!?」
P「き、きっと監督さんが今までにないような戦隊モノを作ろうとしてるんですよ.....」
ちひろ「どこまで信じていいものやら.....」
P「温かく見守っていきましょうよ」
ちひろ「ところで美波ちゃんが裸になっちゃってましたけど....」
P「さすがは深夜帯、お色気描写もバッチリですね」
ちひろ「いいんですか?あれ....」
P「当初の予定ではあんなに脱げる予定はなかったらしいですけど、監督の思いつきで....」
ちひろ「美波ちゃんのご両親に怒られそうですね」
P「まあ、心の用意だけはしておきます....」
アキハ「ふっふっふ、その程度かメルヘンジャー!」
光「くそぉ....強い....」
ネネ「このままじゃ、私たち....」
ナターリア「ナターリアのスシシュリケンがきかないなんテ....」
蘭子「くっ、我が闇の炎をもってしても....(私の魔法でも全然かなわない....)」
アキハ「ここまでのようだな!やれ、ドーナツノリコ!とどめを刺してやれ!」
ドーナツノリコ「えへへ、この特大ドーナツ爆弾で決まりだよ♪」
ネネ「あ、あんなの食らったら....」
光「どうすれば.....」
ありす「....」スッ
光「ありす、どうするつもりだ!?」
ありす「...やっぱりどう考えても...これしかいい考えは思いつきませんでした...」
アキハ「なんだかわからないが、やってしまえ!」
ドーナツノリコ「えーいっ!」ブン!
ありす「はっ!」ガシッ!
ネネ「あっ、ありすちゃんが爆弾をキャッチして相手の方に!」
ナターリア「まさか、アイツといっしょニ....」
光「や、やめるんだー!ありす!」
ありす「橘、ですよ.....何度言ったらわかるんですか?」
ありす「.....皆さんと一緒にすごせた時間は....とっても楽しかったです」
ありす「さようなら皆さん、そして...さようなら南条さん....」
ドカーン!!!
光「あ、ありすーーーー!!!!!」
次回予告
栗原ネネです
ありすちゃんがいなくなって悲しみにくれる暇すらなく
容赦なく襲い掛かるカキーンの怪人、ナンバ・ショットカー!
強烈なハリセン攻撃に苦戦する私たちの前に一人の女の子が!
ええっ!?ハカセ、この子が新しい仲間なんですか!?
次回、夢幻戦隊メルヘンジャー
『新たなる戦士登場 その名は幸子!』
来週もみんなで見ましょう!
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ちひろ「あらら、ありすちゃん死んじゃいましたよ」
P「かなりすごい内容ですね」
ちひろ「タイトルにメルヘンってついてる割にはハードな内容ですねコレ」
P「まあ、実際の童話も結構残酷だったりしますから」
ちひろ「でもありすちゃんが死んだと思ったら幸子ちゃんが現れましたけど」
P「戦隊モノだと二代目戦士っていうのは何度かありますよ」
ちひろ「それはどうしてなんですか?」
P「テコ入れだったり役者の都合とかが多いですね」
ちひろ「ありすちゃんが人気ないから幸子ちゃんに交代ってことですか?」
P「うーん、その辺の真意はちょっとわからないですね....」
ちひろ「どうなっちゃうんでしょ?」
ネネ「つ、強い....」
ナンバ「あっはっは!自分ら弱いなー!ウチに手も足も出んかー?」
ナターリア「このままダト....」
蘭子「かの者がこの地にあれば.....(ありすちゃんがいれば....)」
光「ありす....」
ナンバ「ほな、そろそろとどめいくでー!」
「待ってください!」シュタッ
ナンバ「だ、誰や自分!?」
「フフン♪ボクのことを知りたい気持ちはわかりますけど、倒させてもらいます!」
ナンバ「えっらそうに!コレでも食らわんかい!ハリセンチョーップ!!」
スカッ
ナンバ「なっ...」
「フフーン、今度はこっちの番ですね!」
「ブルー・ウォーターシュート!」ブシュー!!
「うわあー!もうええわ.....」ドカーン!!!
光「だ、誰だ?」
「あなたたちがメルヘンジャーですね?始めまして」
ネネ「あの、どなたですか?」
「ハカセさんから聞いてないんですか?ボクが新しいブルー・アリスの......」
「輿水幸子です!」ドヤァッ!
次回予告
ナターリアデス!
幸子が新しくメルヘンジャーに入ったケド
なんだか光と仲良くないんダ!
と思ったら、急に東京中のパンがなくなるっていう事件が起こっタ!
これはきっとカキーンの仕業だネ!
二人とも、ケンカしてる場合じゃないヨ!
次回、夢幻戦隊メルヘンジャー
『パンが消えた日』
さあ、来週もみんなで見ヨー!
-------
ちひろ「とうとう幸子ちゃんが登場ですね」
P「なかなか美味しいポジションを貰ってますね、アイツ」
ちひろ「というか今回は幸子ちゃん無双って感じですけど....」
P「まあ追加戦士は初登場時は補正が掛かってますから」
ちひろ「そうなんですか?」
P「最初出てきたときの何回かまではすごく強いんですけど、だんだん弱くなります」
P「そもそもこれは五人で一つの戦隊ですからね、わりとすぐに弱くなると思いますよ」
ちひろ「なるほど....」
P「強すぎるとストーリーに絡ませづらいですからね、幸子とその他4人になっちゃいますし」
ちひろ「言われてみればそうですね」
P「昔、ジャッカーっていうのがあって.....」
アキハ「ふっふっふ、やってしまえ!ミチル・ザ・パンイーターよ!」
ミチル「フゴフゴ....くらえ、クロワッサン・ブーメラン!」
ネネ「光ちゃん、よけて!」
光「ダメだ、よけきれない.....」
バキッ!
幸子「くぅ....」
光「幸子!?」
幸子「ほんっとうに、ダメな人ですねアナタは!ボクがいないと何にもできないんですから!」
光「お前、アタシをかばって....」
幸子「そ、そんなわけありません!あんな攻撃、防ぐのもバカバカしかっただけで.....」
光「....ありがとう幸子!」
幸子「な、何ですか一体...」
光「アタシ、幸子のこと誤解してたよ!幸子は本当はいいヤツだったんだな!」
幸子「....フン、いまさら気付いたんですか!遅いですよ!」
アキハ「ええい、なにをゴチャゴチャと!ブーメランがダメならフランスパン・ソードだ!」
ミチル「....フゴフゴ...」プシュー
アキハ「どうした!?」
ミチル「燃料切れです....お腹が空きました....」
アキハ「し、しまった!」
光「今だ!みんな、メルヘンバルカンだ!」
「「「メルヘンバルカン!!!」」」
ガッシーン!
ナターリア「サーチ!」ピピピピピ...
ナターリア「OK!」ピピー!
光「ファイア!」ズダダダダダ!
ミチル「あ痛たたたた....お腹が空きましたー!!」
ドカーン!!
戻りました 再開します
------
ちひろ「むぅ、無事に幸子ちゃんと和解しましたね」
P「これで幸子も晴れて二代目ブルーを名乗れるわけです」
ちひろ「これからどんな感じになって行くんでしょうね?」
P「とりあえずは安定期に入ると思いますよ」
ちひろ「安定期ですか?」
P「仲間が五人そろって、当面の敵は大幹部ですからね」
ちひろ「なるほど....ところで蘭子ちゃんの次回予告は視聴者に伝わるでしょうか?」
P「ファ、ファンなら大丈夫.....」
ちひろ「とりあえず来週の怪人は.....」
P「ええ.....」
P・ちひろ「「にわか」」
ネネ「ここは私に任せてください!」
光「大丈夫なのか?」
アキハ「やってしまえ!ダリー・ザ・ロックよ!」
ダリー「ウッヒョー!」
ネネ「もうみんなを傷つけさせません!」
アキハ「ダリー、音波攻撃だ!」
ダリー「やまびこ返し!」ボエー!
幸子「うわぁ!すごい声です!」
ナターリア「頭が割れそうだヨー!」
蘭子「まさに死の調べ....(もうやめてー!)」
ネネ「スゴイ声.....でも!」
ネネ「やまびこ返し返し!」ブオーン
光「おおっ!音波を増幅して逆に相手にぶつけた!」
ダリー「ぐわぁ!!なにこれー!?」
ネネ「今です!」
光「とどめだ!みんな、メルヘンバルカンだ!」
「「「メルヘンバルカン!!!」」」
ガッシーン!
ナターリア「サーチ!」ピピピピピ...
ナターリア「OK!」ピピー!
光「ファイア!」ズダダダダダ!
ダリー「こ、こんなの全然ロックじゃな......」
ドカーン!!
アキハ「くっ....覚えていろメルヘンジャー!」
次回予告
プロフェッサー・アキハが作った最強怪人
その名もアイリ・ザ・ネイキッド!
脱げば脱ぐほどどんどん強くなるそいつに苦戦するアタシたち!
なんと蘭子の昔の知り合いなんだって!
しかもアキハは新たにもう一人怪人を連れてきた!
そいつはなんと、死んだはずのありす!?
どういうことだ!?
次回 夢幻戦隊メルヘンジャー
『強くて ハダカで スゴイやつ!』
ぶっちぎるぜぇ!
------
ちひろ「おお!なんかすごい展開に!」
P「こうきたか....」
ちひろ「しかも一度に怪人二体ですか」
P「だんだんと敵の攻撃も激しくなってきますね」
ちひろ「愛梨ちゃんとありすちゃん、なんだか強敵っぽいですねぇ」
P「どうなるんだろ来週は....」
ちひろ「ところで最近、怪人が巨大化せずに倒されちゃってますけど?」
P「ちょっと前半で予算を使いすぎちゃいまして....」
ちひろ「結構切実な問題ですね.....」
ありす「さあ、南条さん!」
光「で、でも....」
ありす「早く!人間を守るのが、あなたの仕事じゃないんですか!?」
光「うっ.....」
光「うおおおおおおおおおおお!!」グサッ!
ありす「これで....いいんです...」
光「許せ....ありす....」
アイリ「蘭子ちゃん、私と一緒に闇の世界へ行こうよ!」
蘭子「わ、我は....」
アイリ「さあ、なにを迷ってるの?」
蘭子「わ、私は!もう逃げない!」
蘭子「はあああああああ!」
アイリ「こ、この力は....」
蘭子「闇の炎に抱かれて消えよ!」ドオオン!
アイリ「わあああ!」
ドカーン!!
アキハ「こ、こんなはずは.....」
「失敗したようね....」
アキハ「あ、貴方は!」
次回予告
とうとうカキーンの大首領が現れた!
その名はクイーン・ノア!
こいつは今までとはケタの違う強さだ!
ノアの直属の怪人、ミ・クニャーンとア・ニャーンまで出てきた!
そしてなんと、プロフェッサー・アキハまでウサミン星人だったらしい!
いったいどうなってるんだ!?
次回 夢幻戦隊メルヘンジャー
「大決戦だだだッ!」
みんな、最後まで付き合ってくれ!
------
ちひろ「とうとう最終回っぽいタイトルになりました」
P「もうちょっとだけ続くんですけどね」
ちひろ「それにしてもありすちゃんのシーンはちょっとウルッときちゃいました」
P「世界のためにその身を犠牲にするなんて、泣かせるぜありす」
ちひろ「あと愛梨ちゃんの格好は結構限界ギリギリですね」
P「深夜帯じゃなければ絶対不可能な格好だな....」
ちひろ「この後は何があるんでしょう?」
P「おそらくプロフェッサー・アキハは怪人になりますね」
ちひろ「そうなんですか?」
P「お約束ですから」
アキハ「アッハッハ!どうしたその程度かメルヘンジャー!」
光「つ、強い!」
幸子「ボクたちの攻撃がなんにも通用しない....」
ナターリア「どうしようカ....」
アキハ「ふっふっふ、私自身を改造しウサデビルとなった私に敵はいない!」
ネネ「時、自分と機会を融合させるなんて....」
アキハ「もう終わりだ!ここが貴様らの墓場となるのだ!」
菜々「あきらめちゃダメです!」
光「菜々さん!」
菜々「皆さん、ウサミン星人の弱点は耳です!あのウサミミを狙ってください!」
アキハ「おのれナナ!ウサミン星人の裏切り者が!」
光「頼むぜナターリア!」
ナターリア「うん!スシシュリケーン!」ブン!
グサッ!
アキハ「うわあ、耳が!」
紗南『みんな、こんなこともあろうかと開発していた新兵器を使って!』
光「わかったよハカセ!みんな、パワーバズーカだ!」
「「「パワーバズーカ!!!」」」
ガッシーン!
ナターリア「マーク!」ピピピピピ...
ナターリア「OK!」ピピー!
光「発射!」ズドーン!
ドカーン!!
アキハ「か、勝ったと思うな!いくらお前たちでもクイーン・ノア様にかなうはずがないのだ....」
アキハ「そしてナナよ、私が死ねばウサミン星人はお前ただひとりだ!永久の孤独に苦しむがいい!」
アキハ「我が偉大なる首領に.....栄光あれー!」ドカーン!!!
次回予告
とうとうクイーン・ノアとの対決だ!
きっと想像もできないくらい強いけど、それでもあきらめちゃダメだ!
アタシたちはみんなの力で未来をつかむ!
だが、クイーン・ノア直属の二大怪人の手によってメルヘンチェンジャーを奪われてしまった!
このままではメルヘンチェンジができない!
どうすればいいんだ!
次回 夢幻戦隊メルヘンジャー
『メルヘンジャー、変身不能!』
見てくれよな!
------
ちひろ「いやー、晶葉ちゃん名演技でしたねぇ」
P「鬼気迫るものがありました、あいつは今回の話のMVPですね」
ちひろ「次も含めてあと二回でしたっけ?」
P「そうです、撮影もいよいよ佳境に入ったみたいですよ」
ちひろ「最後まで頑張ってほしいですね!」
P「ええ、ぜひとも」
ちひろ「ところでウサデビルはあんなに強かったのにどうして負けたんでしょう?」
P「まあ死亡フラグ立てちゃってましたし」
ちひろ「えっ、どこでですか?」
P「途中で言ってたじゃないですか、『ここが貴様らの墓場となるのだ』って」
ちひろ「あれそうだったんですか?」
P「あれを言っちゃおしまいですね」
ア・ニャーン「メルヘンジャー、あなたたちもこれでカニェーツ、終わりです」
ミ・クニャーン「おとなしく降参するにゃ!」
光「いや!たとえどんな状況になっても....」
幸子「この胸の中にある気持ちを失わない限り....」
ネネ「私たちはメルヘンジャーです!」
ナターリア「ウン!だって夢見る乙女は....」
蘭子「世界の希望だから!」
光「レッド・フード!」
幸子「ブルー・アリス!」
ナターリア「イエロー・ジャスミン!」
ネネ「ホワイト・マーメイド!」
蘭子「ブラック・シンデレラ!」
光「夢幻戦隊!」
「「「メルヘンジャー!!!」」」ドーン!!
ア・ニャーン「まだ戦う気ですか?」
ミ・クニャーン「チェンジもできずにそろい踏み?笑わせるにゃ!」
菜々「ウサミンウェーブ!」パアァァ
ミ・クニャーン「あっ、しまったにゃ!メルヘンチェンジャーが!」
菜々「さあ皆さん、変身を!」
光「ありがとう菜々さん!いくぞみんな!」
「「「メルヘンチェンジャー、インストール!!」」」
「「「メルヘン、チェーンジ!!」」」
ミ・クニャーン「おのれメルヘンジャー!」
ア・ニャーン「もう一度倒します」
紗南『みんな、大丈夫!?』
光「ハカセ!無事だったのか!」
紗南『当たり前だよ!さあ、反撃だ!』
デスマキ「ニョワー!!」
光「みんな!のりこむぞ!」
「「オッケイ!」」
ミ・クニャーン「こうなったらみくたちも巨大化するにゃ!」
ア・ニャーン「ダー、そうしましょう」
ズオオオオオ...
光「アンズビッカー二連射!」
デスマキ「ニョッワー!!」ブオン! ブオン!
グサッ!
ミ・クニャーン「にゃー!たとえやられても自分は曲げないにゃー!」
ア・ニャーン「....日本の技術は凄まじいです」
ドカーン!!!
次回予告
みんな、今まで応援してくれてありがとう!
来週はいよいよクイーン・ノアとの最終決戦だ!
とんでもない力の前に次々とやられていくアタシたち!
もうこれで終わりかと思ったら
あれ、なんだろう?この身体の中からわきあがってくる気持ちは!?
次回 夢幻戦隊メルヘンジャー最終回
『あっ!地球もウサミンも平和になった!!』
行くぜ!これで決まりだ!
------
ちひろ「とうとう最終回ですか...」
P「なんだか感慨深いですねぇ....」
ちひろ「この前終了の打ち上げに行ってきたんでしたっけ?」
P「ええ、監督と出演者とスタッフ全員参加だったやつです」
ちひろ「どんな感じだったんですか?」
P「光のやつがボロボロ泣きだして大変でしたよ」
ちひろ「光ちゃんらしいですね」
P「監督から『君を選んだのは間違いじゃなかった!』って言われたらまた泣きだして...」
ちひろ「やっぱり思い入れも強いんでしょう」
P「ともかくラスト一回ですね」
ちひろ「どうなるんでしょう?」
クイーン・ノア「もう無駄よメルヘンジャー....」
光「なんてこった、まさかアンズビッカーが効かないなんて....」
幸子「このままだとボクたちは....」
クイーン・ノア「さあ星屑の海へ消えなさい....」
光「や、やられる!」
『あきらめてはいけません、メルヘンジャー』
光(だ、誰だ...)
『私です』
光(あ、あんたはずっと前に助けた....)
ミユ『私は女神ミユ、あなたたちの事はずっと見ていました』
ミユ『さあ、恐れずに立ち向かうのです』
光(でも、攻撃が届かないんだ!)
ミユ『聴こえませんか?あの声が....』
「メルヘンジャー!がんばるのですよー!」
「頑張ってください!私も応援頑張ります!」
「えーい!私のパワーよ!メルヘンジャーに届けー!」
「ほら、ハナコ!いっしょに応援してあげて!」
「世界レベルのパワーを分けてあげる、勝ちなさい!」
「あ、あの子も一緒に....応援してるから...頑張って....」
光(あれは.....今まで助けた人たち.....)
ありす(南条さん、負けないで!)
光(ありす!)
クイーン・ノア「この力は....なに?」
光「アタシたちは....負けない!」
ネネ「私たちが救った人たちが!」
幸子「ボクたちを支えてくれるんです!」
ナターリア「だから諦めずに戦うんダ!」
蘭子「我らは血の盟約によって繋がれし同志!(だって私たちは一人じゃないから!)」
光「一人きりのお前に負けるわけがない!」
クイーン・ノア「戯れ言を....」
光「お前を倒すこと....それがアタシたちの、ラスト・ミッションなんだ!」
光「くらえ!スーパーアンズビッカー!」
デスマキ「ニョッワー!!」ブオン!
グサッ!
クイーン・ノア「くっ、この程度....」
光「みんな!最後の攻撃だ!」
「「「オッケイ!」」」
デスマキ「ニョワァァァァァ....」ブオオオオオオン....
「「「キラリウム光線!!」」」ビビビー!!
ドカーン!!!
光「や、やったー!」
『私の負けね、メルヘンジャー』
光「ノア!?」
『しかし、覚えておきなさい』
『人間の心に悪がある限り、私はいつでも甦る』
『次こそ、必ず地球を手に入れて見せるわ』
光「何度でも来い!そのたびにアタシたちが追い払ってやる!」
光「....そうだよな、ありす?」
戦いは終わった 悪魔は去った
神も悪魔も降り立たぬ荒野に我々はいる
メルヘンジャーたちのつらく苦しい日々は終わりを告げたのである
しかし、これで終わったわけではない
いつかまた、人々が夢見る心を忘れた時
邪悪な者たちがその牙をむくのかもしれない
負けるな!夢見る乙女たちよ!
君たちは世界の希望だ!
夢幻戦隊メルヘンジャー 完
------
ちひろ「やっと終わりましたね....」
P「ええ、無事に...」
ちひろ「終わってみれば、全然メルヘンじゃなかったんですけど.....」
P「それは番組への投書でいーっぱいありました」
ちひろ「でも、悪くないと思いますねコレ、私は結構好きです」
光「うん!アタシもとっても楽しかったよ!」
P「おおっ光、来てたのか」
光「すごく楽しい撮影だった!夢がかなった気分で最高だ!」
P「そうか?そう言ってもらえるとプロデューサー冥利に尽きるな」
光「ああ!本当にありがとうプロデューサー!」
ちひろ「ふふっ、よかったですねプロデューサーさん♪」
P「光、実はいい知らせがあるんだ」
光「なんだ?」
P「実はな....」
特 報
カキーンは壊滅し、地球に平和が戻ったはずだった....
しかし!
光「お、お前たちは....」
エンプレス・サナーエ「あたしたちは宇宙の暴走族、スタドリ団!」
新たなる敵、来たる!
タックミーン「特攻隊長の力、見せてやるぜ!」
ナッツ・キッチ「にわかじゃない、本物のロックを聞かせてやる!」
ボッチキノコ「ゴートゥヘーーールッ!!!」
そして現れる最強の敵!
光「お前は一体....」
『アタシはお前だよ!南条光!』
光がふたり!?
光「戦うんだもう一度!アタシたちの力で!ありすの力で!」
劇場版 夢幻戦隊メルヘンジャー MISSING ALICE
紗南「バカな!こんなのあり得ない!」
「怖れ、ひれ伏し....」
「崇め奉りなさい!!」
この冬、公開!
前売り券にはもれなく『光るメルヘンジャー消しゴム』が付いてくる!
また、メルヘンジャーのDVD&ブルーレイも絶賛発売中!今ならガチャチケも付いてくる!
駄文失礼しました~
以上で終了です
だれが得するんだって言うくらい好き勝手に書いてしまいました
でも書いていてすごく楽しかったです
無尽合体とかああいう劇中劇が好きなのでもっと増えないかな~
ではまた~
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません