キタロー(視線を感じる……。) (127)
朝 校門前
キタロー(………。)
何処からとも無く視線を感じる……。
どうしようか……。
>>3
1無視
2振り向く
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強引な宣伝だよってミサカは(略
上条「安価でヤリまくろう」
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キタロー「………。」
>振り向いてみる事にした。
>………?
風花「あ、キタローさん、おはようございます。」
>風花がいた。
>未だに視線を感じる………。
>………どうでもいい。
午前 教室
鳥海「えー今日は昨日の続きを……。」
>真面目に授業を聞いている……。
>………!?
>見られている気がするが……。
>今はどうでもいい気がする……。
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昼休み 教室
順平「よっ、今時間大丈夫か?」
>順平が話しかけてきた。
>どうでも……。
順平「ちょっ、おいおい、幾らなんでもそりゃヒデーぞ!」
>……話を聞くことにした。
順平「いやー、別にヤベー話ってワケじゃねーんだけどな?」
順平「さっきの授業の時……鳥海の授業の時なんだがよ、」
順平「ゆかりッチがじーっとお前の事見てたんだわ。」
順平「いや、アレはもはや睨んでると言っても過言ではない感じだったな。うん。」
>………?
>午前の授業中に感じた視線はゆかりのものだったようだ。
順平「んでよ、お前ゆかりッチに怒られるようなことでもしでかしたのか?」
>そんな事はしていない。
順平「だよなー。俺ならともかくなー。」
順平「やっぱり、アレの日とか?」
>順平を冷ややかな目で見つめた。
順平「ちょ、冗談だって、そんな目で見ないでェ!」
>自業自得だ。
順平「コホン、まぁ、それはさておき……」
順平「ゆかりッチに謝っておいた方がいいかもしんねーぞ?」
順平「じゃ、またな。」
>順平は自分の席に戻った。
>後でゆかりにこの事を聞いてみようか……。
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放課後 教室
キタロー「………。」
>順平が言っていた事は本当だろうか……。
>もし違っていたらどうしようか……。
>………。
>順平に罪を被せればいいか?
>それはそれとして、どうしようか……。
1聞いてみる
2遠まわしに聞いてみる
3順平がこんな事を……と聞いてみる
4どうでもいい。
直下
強引な宣伝だよってミサカは(略
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キタロー「………。」
>順平に罪を被せるのは少しかわいそうだ……。
>単刀直入に聞いてみることにした。
>ゆかりは何処に……
>教室を見渡してみたが、今はいないようだ……。
>もう寮に帰ったのかもしれない。
>帰って寮で聞いたほうがいいだろうか……。
ガラッ
ゆかり「あー、マズいマズい」
>……?
>ゆかりだ……。
>忘れ物だろうか?
ゆかり「えっーと確かココに……」
>何を探しているのか聞いてみた。
ゆかり「え?あ、キタローくん?別に何か大事な物ってワケじゃないんだけどね?」
>様子が変だ……。
>探し物が見つかってから聞いてみよう。
ゆかり「あれ?キタロー君、帰らないの?」
>やはり様子が変だ……。
>順平から聞いたことを話してみることにした……。
ゆかり「え?別に怒ってたりしてないけど……。」
ゆかり「いきなりどうしたの?」
>何故こちらを睨んでいたのか聞いてみた……。
ゆかり「いや、別に睨んだりしてたわけじゃなくて……」
ゆかり「あ、そうじゃなくて、君のこと見てたりしてないよ?うん。」
>ゆかりは少し顔を赤くして否定している……。
>確かな情報だ、と伝えた。
ゆかり「え?あ、もしかして順平!?」
>するどい……。
ゆかり「やっぱりその顔!順平なのね?」
>顔に出ることはないはずだが……。
ゆかり「ったく、アイツ、余計な誤解招いて!」
ゆかり「あ、ごめんね?変に勘違いさせちゃって。」
ゆかり「別に怒ったりしてないからね?ってか今は順平にブチ切れてるかも……。」
ゆかり「じゃね!」
>ゆかりは去っていった……。
>順平……。
>いつもの事だ。どうでもいい。
放課後 保健室
江戸川「保健室に何か用かね、ヒヒヒ。」
>視線を感じることについて話した。
江戸川「へぇ、視線を感じる、ね……。」
江戸川「アナタは今情緒不安定なのかも知れませんね。」
>?
江戸川「精神的に参ってたりすると、脅迫概念がそういうのを引き起こすんですよ。」
江戸川「まぁ、気が晴れたらそのうち気にならなくなるだろうから、深刻に考えなくてもいいですよ。」
江戸川「では私はこれから用事がありますので。」
>江戸川は去っていった……。
>精神的に参っている……。
>そう思うと、体の調子が悪い気がしてきた……。
>早く寮に帰ろう……。
キタロー「………。」
ガラッ
放課後 保健室前廊下
美鶴「おや、君か。」
>桐条先輩だ……。
美鶴「保健室から出てきたようだが、どうした?体の具合でも悪いのか?」
>どうも精神的に疲れているかもしれない。とだけ伝えておいた。
美鶴「そうか……。君にばかり負担をかけていたみたいだな。すまない。」
美鶴「ならどうだ、一緒に帰らないか?理由も聞いてみたい。」
>どうしようか……。
1きっぱりと断る
2やんわりと断る
3一緒に帰る
直下
>一緒に帰ってもらうことにした。
美鶴「そうか……。視線を感じる。か」
美鶴「……それが精神的な物だとしても、そうでないにしても、このままにはしておけないな。」
美鶴「もし、実際に誰かに見られているとして、心当たりはあるのか?」
>ゆかりの事をおおまかに話した。
美鶴「そうか……岳羽がか。」
美鶴「何か怒らせるようなことをしたんじゃないのか?」
>そんなことはしていない。
美鶴「そうだな、君がそんな事をする事は無いな。伊織ならともかく……。」
>順平……。
美鶴「何にせよ、岳羽が原因ということは無いんじゃあないか?」
美鶴「理由もないしな。うん。」
>一人で納得している……。
>桐条先輩はゆかりが原因ということは無いと言っているが……。
美鶴「さて、寮に着いたぞ。」
美鶴「力になれなくてすまないな。」
美鶴「だが、寮に戻れば安心だろう。さ、早い所帰ろう。」
>本当に大丈夫だろうか…。
>そういえば、順平は大丈夫だろうか……。
寮
ゆかり「あ、おかえりー」
順平「ちょ、お前、俺にゆかりッチ押し付けておいて自分それかよ!」
ゆかり「アンタは自分の勘違いを反省しなさい!」
順平「あー、スンマセーン。」
>どうやら大丈夫のようだ……?
美鶴「どうだ、大丈夫か?」
>今の所は大丈夫だ。
美鶴「そうか、よかった。」
美鶴「今日はもう休んだ方がいいかもしれないぞ。」
>そうしよう……。
>その前にトイレに……。
明彦「どうした、彼に何かあったのか?」
美鶴「ああ、だがもう大丈夫そうだ。」
明彦「そうか?ならいいんだが。」
順平「アレ?もしかして、ゆかりッチによる何かが引き起こされてたり?」
ゆかり「アンタまだそれ言ってるのね……。」
順平「じゃー、あの時の眼差しは何だったんだよ?」
美鶴「伊織。」
順平「ハイ!?」
美鶴「どうやら君が何かを吹き込んだらしいが?」
明彦「そうなのか?」
順平「え?いや、授業中のゆかりッチのあの眼差しは恋する乙女にも似た刺すようなあの視線はですね……。」
ゆかり「恋て……」
美鶴「……推測をするのは結構だが、それで他人に迷惑をかけてはいけない。」
順平「ス、スンマセン。」
美鶴「今後は気をつけろよ?」
順平「は、はいッス!」
美鶴「よろしい。」
風花「賑やかですね。」
アイギス「いいことです。」
寮 男子トイレ
ジャー
>どうも体調がよく……!?
>強い視線を感じる!
>!?
アイギス(ジーーーーーーーーーーーッ)
>アイギスが此方をじっと見ている……!
アイギス(!)
アイギス(ニコッ)
>こちらに気づいたアイギスがこちらを見て微笑んだ……。
>……。
>軽く会釈しておいた。
深夜 自室
>……!
>パソコンにメールが届いている……。
>……どうやらただのチェーンメールのようだ。
「や、僕だよ
なんだってこんな時に、って思うかも知れないね?
それで、キミにはちょっとした試練があるんだ。
やれやれ。って思わないで、しっかりしてね?
もういやだ、とか投げ出したりしないで、
どのみちキミ、というか君は、ぶつかったんだ。
馬鹿な話だなんて、思っちゃダメだ。
今君は乗り越えなければいけないんだ。でも乗り越えなくても、
受け入れてもいいね、ま、キミ次第だよ。
物事を違う見方、文を違う読み方をするのは本当に大事なことだよ。」
>文を違う読み方?
>……。
>どうでもいい。早く寝よう。
「」内の文でこのスレの方向性が分かるはずです。
今日の昼頃にまた来ます。
おやすみなさい。
キタロー「……。」
深夜 自室
>……。
>………!?
>ドアの向こうに人の気配を感じる……!
コンコン
「すみません、まだ起きてますか?」
>……風花の声だ。
>まだ寝付けないと返事をした。
風花「あ、すみません。桐条先輩からお話を聞きまして……。」
風花「何か力になれればと思いまして……。」
>……風花は心配してくれているようだ。
>どうすればよく眠れるかを聞いてみた。
風花「あ、それでしたら、温かい物を飲むといいですよ。」
風花「一時的に体温が上がって、元の体温に戻る時に眠くなるそうです。」
>……試してみよう。
>風花にドア越しにありがとうを言った。
風花「いえいえ、それ程のことでは……。」
風花「では、お大事にして下さいね。」
>風花は去っていった……。
>……自販機に「あたたか~い」はあっただろうか。
斜め読みは分かり辛いですね。すみませんでした。
深夜 寮2F自販機前
>一年間通して変わらないラインナップ……。
>需要は専ら「つめた~い」に偏っているようだ……。
>………。
>自室に戻る事に……!?
>……!
>階段の方から視線を感じる……!
美鶴「おや、やはり君か。」
>桐条先輩だ……。
美鶴「どうしたんだ?こんな時間に。」
>なかなか寝付けない事を話した。
美鶴「そう、か……。」
美鶴「まだ安心できた訳では無かったか……。」
>桐条先輩は辛そうな顔をしている……。
美鶴「……いっその事、睡眠薬でも飲んでみるか?」
>………。
>一瞬いい考えだと思ってしまった……。
美鶴「すまない。冗談だ。」
美鶴「にしても、このままではさすがにな……。」
>今日一日位は多分大丈夫だと言った。
美鶴「いや、そういう意味では無くてだな。」
美鶴「……。」
美鶴「力になってやれなくて、本当にすまない。」
>桐条先輩のせいではない。
美鶴「……それでも、困っている君を助けられないというのは、どうもな……。」
>気持ちだけで十分だ。
美鶴「しかしな……。」
>……。
>重い空気になってしまった……。
>……話を切り上げて自室に戻った。
深夜 自室
>やはり……。
>どうしても視線を感じる……。
>それも複数の物を……。
>確かこの部屋にはカメラがあったはずだが……。
>それをこんな事に使う人間なんて、この寮にはいない……。
深夜 モニター前
{どんな感じでした?}
『やはり、いつも以上に気が重いらしい……。』
<そうですか……。>
[やっぱり、視線を感じる、ってやつ?]
『ああ、恐らく間違いは無い。』
<しかし、こうして見ていても、彼を見ている存在はどこにも……。>
{シャドウに、影響されているんでしょうか?}
[シャドウ?]
<人の精神に悪影響を及ぼすシャドウ、ですか。>
[結構ヤバいね、それって。]
『シャドウのせいであるにしても、そうでないにしても、』
『彼に悪影響を与えているんだ。それは間違いない。』
[そんな……。]
<もうすこし彼を注意深く見ていたほうがいいですね。>
『その通りだ。では、解散としよう。』
キタロー「………。」
>少し視線が弱くなった気がする……。
>神経質になりすぎていたのかもしれない……。
>今のうちに寝てしまおう……。
中々寝付けなかったため、まだ体の調子が優れない。
朝 校門前
>……。
>また、視線を感じる……。
>強い視線だ……。
>昨日、トイレから出た時にアイギスから向けられていた視線に似ている……。
>……。
>振り返ってみますか?
1振り返ってみる
2気づかないフリ
3偶然に見せかけて振り返る
直下
>……。
>時計台の時計を見るフリをして振り返った。
風花(ジーーーッ)
>風花だ……。
>此方をしっかりと見ている……。
>風花は気づいていないようだ……。
風花(ジイィィーーッ)
>……!?
>強い視線が熱の篭った視線に変わったように思えてきた……。
>………!!
>風花が近づいてきた!!
風花「キタローさん、お早う御座います。」
>何時も通りの挨拶だ……。
風花「あ、やっぱり昨日はあまり眠れなかったみたいですね……。」
>?
>何故知っているんだ?。
風花「何故って、見ていれば分かりますよ。」
>……。
>体調不良が顔に出てきたのだろうか……。
風花「あ、えっとあの、見ていればっていうのは言葉のあやというか……。」
風花「決してやましい意味ではないですからね!」
>風花は何故か慌てている……。
>少し顔が赤い……。
風花「で、では私はこれで。」
>風花は少し慌てたまま足早に去っていった……。
>視線を感じない……。
>今の視線は風花のものだったのだろうか……?
朝 教室
>教室に着いた……。
>まだ授業始まるまでは時間がある……。
ゆかり「あ、おはよ、キタロー君。」
順平「よっ。」
>軽く挨拶をした。
ゆかり「昨日の事だけどさ、キタロー君、何も悪くないからね?」
ゆかり「元はといえば順平、アンタのせいなんだからね!」
順平「はいはい、ゆかりッチには敵いませんよー。」
ゆかり「ったく、少しは反省しなさいよ?」
順平「んー。でも、ゆかりッチはコイツを見てた事は否定しないんだよなー?」
ゆかり「……桐条先輩呼ぶ?」
順平「ちょっ、そりゃズリーぞ!」
ゆかり「はいはい、ズルいズルい。」
>普段通りの教室だ……。
>視線は感じない……。
すみません、ちょっと離脱します
18時頃には戻ってきます。
物語はキタローの行動で進んでいきます。
視線を感じた時、視線を送っている女の子を発見した場合は
その女の子の他人への敵対心が薄れていきます。
視線を感じた時に視線の元の女の子を発見しないと
その女の子はキタローに対してだんだんと歪んだ愛情を抱くようになります。
また、特殊な視線を感じて元を発見できなかった場合は
その女の子は少しづつ特殊な感情を募らせます。
今までは少し難易度が低かったかな?
再開します。
まあ、振り返ればいいってものでもないですがね?
昼休み 教室
キタロー「……。」
>何ということは無い、普通の昼休みだ……。
>少し心にゆとりが生まれた……。
>そう思うと、何だか体が軽くなった気もする……。
体調が「普通」になりました。
>………。
>そう思うと昼休みを持て余しているきがしてきた……!
>どこか行こうか……?
1購買部
2トイレ
3屋上
4やめておく
このレスの2つ下で。
>……トイレで用を足してこよう。
ジャー..
>やはり、少し神経質になりすぎていただけなのだろうか?
>……。
>教室に戻ろう。
次回安価の地雷が一つ無くなりました。
>午後の授業も真面目に取り組んだ……。
>まもなく放課後になる……。
放課後 教室
>放課後になった……。
>未だに視線を感じない……。
>……。
>何かおかしい……?
>ふとドアの方を見てみた……。
アイギス(……。)
アイギス(………?)
>廊下のアイギスと目が会った気がする……。
>………。
>……帰ろう。
ガラッ
放課後 学校2F廊下
>アイギスは自分を待っていたようだ。
>アイギスは自分に心配しているような視線を向けている……。
アイギス「こんにちはであります。」
アイギス「昨日、色々と聞いたのですが……。」
>今は大丈夫だ、と伝えた。
アイギス「そうなのですか。よかった……。」
アイギス「貴方に何かあったら、私は……。」
>アイギスは自分の事をかなり心配してくれていたようだ……。
アイギス「では、一緒に帰りましょうか。」
>アイギスは最初からそのつもりで来たようだ……。
>断る理由もないので、一緒に帰ることにした。
アイギス「フフ……。」
>アイギスは此方を見て微笑んでいる。
>……。
>少しねっとりとした視線だ……。
>……!?
>アイギスの瞳の奥に何かぎらぎらしたモノを垣間見た……。
>………。
アイギス「どうかしたのですか?」
アイギス「そ、その、そんなに見つめられると……。」
>傍から見れば見つめあうように見えただろうか……。
>アイギスは顔を赤くして目を逸らした……。
アイギス「あ、もう直ぐですよ。」
>アイギスは顔がまだ少し赤い……。
>もう寮に着く……。
ごはんたべてた
夜 学生寮
美鶴「君たちか、おかえり」
順平「お?昨日は桐条先輩で、今日はアイギスたーなぁー。」
順平「相変わらずモテ男ですなー。」
>いつもの順平だ……。
アイギス「そういうことではないのでありますが……。」
順平「んー。でも、顔が赤いよぉーうですが?」
アイギス「っ!?」
>また、赤くなった。
ゆかり「コラ、からかわないの。」
順平「ハハハ、わりーわりー。」
アイギス「い、いえ、そんなことは……。」
ゆかり「ダメダメ!コイツにはちゃんと言わないと!」
順平「アイギスはゆかりッチと違ってやさしーんだもんねー。」
ゆかり「へぇ?じゃあ、私は優しくないと……?」
順平「お?おぉう?ゆかりッチ、そういうことではなくてだな?」
>いつもの光景だ……。
>?
>アイギスがこちらを見ている……。
>目を合わせると、そそくさと俯いてしまった……。
テスト
どうも体調がよくない=視線に気づきやすくなり、女の子に執拗に監視されてしまいます。
普通=視線には多少気づきにくくなりますが、地雷解除はこの時以外できません。
絶好調=視線に気づきやすくなり、その視線にどんな気持ちが込められているか分かるようになります。
風花「……。」
>……?
>風花からそこはかとない視線を感じる……。
風花「あの、お体の方は大丈夫なんですか?」
>もう心配はいらない。と言った
風花「そうですか!よかった……。」
順平「え?お前具合でも悪かったのか?」
ゆかり「アンタには無縁の事よ。」
順平「何かこの頃ゆかりッチのツッコミにトゲを感じる今日この頃……。」
ゆかり「トゲ以外何があるのよ……。」
ちょっと離脱します。
22時頃には来られるはず・・・
再開
美鶴「もう大丈夫なのか。よかった。」
ゆかり「私がヘンな勘違いさせちゃったみたいで、ゴメンね?」
順平「俺との扱いに格差を感じますぞ……。」
ゆかり「元凶はアンタでしょ!」
順平「あー、ハイハイっと」
順平「ワリーな、変な事言っちまって。」
>一応、反省はしてはいるようだ。
順平「いやーしかし、アレはどーうも勘違いとは思えませんのですがねぇ?」
ゆかり「アンタはもうずっとそれ言ってなさい。」
>いつもの光景に強い安心感を覚えた……。
>……。
>トイレに行った後、自室に戻ろう。
ジャー
>トイレで用を足した……。
>面倒な事も一緒に水に流せた気がする……。
体調が「絶好調」になりました。
視線と共に女の子の感情が読めるようになりました。
>こんな時は早く寝たほうがいいだろう……。
>早く自室に戻る事にした。
深夜 自室
キタロー「……。」
>今日は昨日と違い、よく眠れそうだ。
>視線も感じない。
>……!?
>またパソコンにメールが届いている……!
>……。
>ただのメルマガだ……。
>………。
>どうでもいい、早く寝よう。
早朝
キタロー「……。」
>良く眠れたようだ……。
>体の調子も続いている……。
>準備を済ませて学校に行こう……。
コンコン
>……?
>誰だろうか……?
「すみません。私であります。」
>アイギスだ……。
>ドアを開けた……。
アイギス「おはようございますであります。」
>何かあったのだろうか……?
アイギス「あの、何かあったという訳ではないのですが」
アイギス「昨日一緒に帰ったので、その、今日も……。」
>アイギスは何故か頬が赤くなっている……。
>……一緒に登校することにした。
>一瞬、考えを読まれた気がしたが……?
>……どうでもいい。
朝 通学路
>……。スタスタ
アイギス「……。」ニコニコ
>……。スタスタ
アイギス「……。」ニコニコ
>アイギスは優しく微笑んでいる……。
>しかし……。
>……距離が近い。
>先程から自分の腕とアイギスの腕がくっついている。
>歩きにくい……。
>……少し離れよう。
>……。ススス
アイギス「!」ススス
>近づいてきた……。
アイギス「……。」ガシッ ススス
>アイギスに腕を掴まれ元の位置に戻された……。
>アイギスは少し怒っているようだ……?
アイギス「……。」
アイギス「車道側に近づくのは、少し危険なのであります。」
>アイギスの今の行動は自分の事を心配しての行動だったようだ……。
>……。
>素直に謝った。
アイギス「今度からは、気を付けて下さいね?」
>アイギスに注意されてしまった。
>……。
>……小さく頷いておいた。
アイギス「分かればよろしいのであります。」ニコ
>アイギスが此方を見て微笑んだ。
>……?
(矢張り、彼は私が見ていないといけないのであります。)
(これからも、しっかりと彼を見ていないと……。)
(ずっとずっと、ずっと。)
>……!?
>アイギスの声が頭に響いた……。
>幻聴だろうか?
アイギス「……?」
>アイギスに変わった様子は無い。
>……。
>どうでもいい……。
校門前
アイギス「着きましたね……。」
>アイギスは何処か寂しげだ……。
アイギス「では、私はこれで……。」
>アイギスは去っていった……。
>……自分も教室に行こう。
>……!?
>ふと、視線を感じた……。
(今のって、アイギスさんですよね?)
(何で一緒に登校してたんでしょうか……?)
>……また何かが聞こえてきた。
>これは一体……。
(うーん。)
(今日、一緒に帰ってくれるように頼んでみましょうか……。)
(……そうしよう。)
>……?
>……風花が近づいてきた。
風花「あ、おはようございます。」
>風花が話しかけてきた……。
風花「あれ、今日は調子がいいみたいですね?」
>おかげさまで絶好調だ……。
風花「やっぱり、見ていれば分かりますよ。」
>……?
風花「あ、えっと」
風花「あの、よかったらなんですけど、今日一緒に帰りませんか?」
>……。
>特に断る理由も無いので一緒に帰ると返事をした。
風花「そうですか、ありがとうございます。」
>風花は少し嬉しそうだ……。
風花「では、また。」
>風花は去っていった……。
>……。
>自分もそろそろ教室に向かわなければ……。
午前 教室
鳥海「えー、今日は少し飛んで教科書の118ページから……」
>……真面目に授業を聞いた。
>今日も何事も無く終わるといいが……。
昼休み 教室
>昼休みだ……。
ゆかり「ね、ちょっといい?」
>ゆかりが話しかけてきた……。
ゆかり「今日さ、一緒に帰ってもいい?」
ゆかり「別に、深い意味は無いんだけどね?一応ちゃんと謝りたいからさ……。」
ゆかり「それに、順平がどんな風に唆したのかも聞きたいし。」
>ゆかりはすこし緊張している……?
>……。
>……だが今日はもう風花と帰る約束をしている。
>風花と帰る約束をしている事を伝えた。
ゆかり「っあ、そうなの、そっかそっか。」
ゆかり「そっか、山岸さんと……。」
>ゆかりは少し戸惑っているようだ……
ゆかり「じゃあさ、いつなら大丈夫?」
>……明日以降に予定は無い。
ゆかり「じゃあ、明日なら大丈夫なんだね?」
ゆかり「それじゃ、明日、覚えといてね?」
>ゆかりは教室から去っていった……。
>……明日はゆかりと帰る事になった。
放課後 教室
>午後の授業も終わり、放課後となった……。
>今日は風花と帰る約束をしている。
>……廊下で待っていようか。
アイギス「……。」
>……?
>廊下にアイギスが立っている……。
>どうかしたのだろうか……?
放課後 学校2F廊下
アイギス「あっ」
>アイギスが自分に気づいたようだ……。
>アイギスはこちらに近づいてくる……。
アイギス「こんにちはであります。」
>アイギスが話しかけてきた……。
アイギス「では、そろそろ帰りましょうか。」
>……?
>アイギスが手をつないできた……。
>……!?
>……自分を引っ張ろうとしている!
>静止の声を掛けた。
アイギス「どうしたのですか?忘れ物ですか?」
>アイギスは不思議そうな目で自分を見ている……。
>……何故一緒に帰る事になっているんだ。
アイギス「何故、とは、昨日一緒に帰ったではないですか。」
アイギス「なので今日も一緒に帰るのであります。」
>……。
>……今日は風花と帰る事を伝えた。
アイギス「……?」
>……。
>アイギスは訝しげにこちらを見つめている……。
アイギス「私よりも優先することなのですか?」
>……先に約束したのは風花だ。
>優先とかそういう話ではない……。
アイギス「では、今日はいいのであります。」
アイギス「約束をすればいいのですね?では明日は……。」
>……明日はゆかりと帰る事になっていると伝えた。
アイギス「……。」
>心なしかアイギスの目が暗い……。
アイギス「……一緒に登校するのであります。」
(………、…、……、…………。)
>……!?
>今、何か頭にノイズのような物が……。
アイギス「約束したのであります。」
>アイギスは去っていった……。
>……明日はアイギスと登校することになった。
>……。
>……さっきのノイズのような物は何だったんだろうか……。
>………。
>……どうでもいい。
風花「あっ、待っていてくれたんですね。」
>風花が来た……。
風花「遅れてしまってすみません……。少し頼まれた事がありまして。」
>何と言うか……。
>……風花らしい理由だ。
風花「どうかしましたか?」
>……ただ考え事していただけだ
風花「そうですか。では、帰りましょうか。」
>心なしか風花は嬉しそうだ……。
放課後 帰路
キタロー「……。」
>風花の話を聞きつつ帰っている……。
風花「それでですね……」
>風花は何時に無く饒舌だ……。
風花「そしてその後に……」
>自分の方を見ながら楽しそうに話をしている……
>だが……。
>前を見て歩いた方が……。
風花「えっ、す、すみません、ご迷惑でしたか?」
>……そういう意味では無い。
風花「そうですか……。」
風花「……えへへ。」
>風花は微笑んでいる……。
風花「あ、えっとですね……」
>風花は相変わらずこちらを見ながら話をしている。
>……。
>何か……縋るような視線をしている……。
(キタローさん。キタローさん。キタローさん。)
(……。)
(……えへへ。)
>……!?
>また何か聞こえたような気がしたが……。
>今はまだどうでもいいだろう……。
風花「あ、そろそろですね。」
>もうそろそろ寮に着く……。
>……。
>それは別として……。
>……やはり、視線を感じる。
>思い返せば、学校を出た後にはもう視線を向けられていた気もする……。
>……。
風花「どうかしましたか?」
>……。
>先に行っていて欲しい……。
風花「えっ?……分かりました。」
風花「では、また。」
>風花は少し寂しそうに寮に向かっていった……。
>風花には悪いことをしたかも知れないが、どうしても気にかかる……。
キタロー「……。」
>学校からここまで後をつけられているのだとすれば……。
>……風花のストーカーだろうか?
>……。
>……振り返ってみた。
美鶴「おや、バレてしまったか。」
>桐条先輩……?
美鶴「いや、君達が仲良く帰っていたのでな。」
美鶴「気になってな、少し眺めさせてもらっていたんだ。」
美鶴「誤解させてしまったかな?すまないな。」
>……何故声を掛けなかったのか?
美鶴「フフ、楽しそうだったからな。」
美鶴「そこに声を掛けるのは無粋だろう?」
>桐条先輩は何か勘違いをしているのかもしれない……。
>……。
>どうでもいい……。
美鶴「では、帰るとしようか。」
>桐条先輩に連れられて、寮へ帰った。
>……。
>今日は色々あって少し疲れた……。
体調が「普通」になりました。
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