アリス「イサミからも何か言って～」

勇「え？何かおかしいところあるの？」

アリス「えぇ！？シノの行動は明らかに……」

勇「……私も忍が入った後舐めるわよ？」

アリス「お、おかしいよ！大宮家はとんだ変態一家だよ！」

シノ「はぁ～アリスのおしっこ美味しいです～」

アリス「ちゃ、ちゃんと私拭いたからね！」

勇「拭いたってことは便座におしっこ跳ばしたのね？」

勇「どういうふうにしたら跳ばすのかしら」

アリス「そういうことじゃ……」

シノ「お姉ちゃんも一緒に舐めて確認しましょう」

勇「それもそうね」

アリス「……」

シノ「あ、アリスも一緒にどうですか？」

アリス「わ、私は自分のおしっこなんか舐めないからね！」

シノ「じゃあ私のおしっこなら舐めてくれるんですか？」

アリス「それなら……」

陽子「舐めんのかい！」

シノ「あ、陽子ちゃんいらっしゃい」

陽子「まったく呼んでも出ないから勝手に入ってきたけど、いさ姉も一緒になって何やってんだか」

アリス「シノとイサミがおかしいんだよぉ」

陽子「まったく二人してアリスをからかうなよ」

シノ「からかってません！本気です！」

陽子「余計質が悪い……」

勇「ふぅ、私はアリスの味を堪能したし仕事に行ってくるわね」

シノ「いってらっしゃい、、お姉ちゃん」

陽子「いさ姉……普通に行きやがった」

陽子「とにかく、その便器舐めるのやめろって」

アリス「そ、そうだよシノ、お腹壊しちゃうよ？」

シノ「……」

シノ「陽子ちゃん、そんなこと言っていいんですか？」

陽子「何がだ？」

シノ「私、この前見ちゃったんです」

シノ「陽子ちゃんが……」

陽子「あ、綾が入った後のトイレに入って便座を舐めてなんていないからなっ！」

シノ「え？」

陽子「え？」

シノ「私が見たのは陽子ちゃんが女の子に告白されてあたふたしていたところですよ？」

シノ「陽子ちゃんは綾ちゃんがトイレ行った後にそんなことをしていたんですね」

陽子「今のは言葉の綾だ！綾だけに、なんつって……あはは」

アリス「……」

シノ「寒いですよ、陽子ちゃん」

シノ「私は幼なじみがそんなことをしていたことにドン引きです」

アリス「シノ……シノも他人のこと言えないよ？」

シノ「私はいいんです、アリスのですから」

アリス「よくないよ……」

シノ「とにかく今のことは綾ちゃんに連絡しました」

シノ「すぐこちらに来るそうなので」

アリス「自分に甘くて他人に厳しすぎだよシノ……」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

シノ「来たみたいですね、ハーイ」

カレン「コニチワー、カレンだよ！」

カレン「あれ？ヨーコもアリスも暗い顔してどうしたデスか？」

陽子「なんだカレンかよかった…」

カレン「？」

カレン「あ、シノ、トイレ借りてもいいデスか？」

シノ「いいですよ～」

カレン「ちなみに一番最後に入ったのは誰ですか？」

シノ「アリスです！」

カレン「oh！それはよかったデース！」

カレン「ちょっとペロペロしてくるでデス」

シノ「はい、どうぞ」

アリス「よくないよ！」

アリス「なんでヨーコはダメでカレンはいいの！？」

陽子「そうだそうだー」

シノ「カレンはアリスのを舐めるからいいんです」

陽子「綾のだっていいだろー」

シノ「ダメです」

アリス「……アヤのもいいにしてあげてよぉ」

シノ「ダメです」

綾「陽子のは？」

シノ「ダメです」

シノ「って、綾ちゃん来てたんですか」

綾「ええ、ついさっき」

綾「で、陽子、シノからのメールのことなんだけど」

陽子「あの、その……ごめん！つい出来心で！」

綾「はぁ、いいのよ」

綾「はじめから素直に言ってくれればいいのに」

陽子「怒ってないのか？」

綾「もちろんよ、だって……私もだから」

アリス「！」

シノ「なんだ、そういうことだったんですか」

シノ「それなら陽子ちゃんが綾ちゃんの座った便座舐めてもいいですよ？」

陽子「シノ……ありがとう」

アリス「よくないよ！？」

綾「よ、陽子が良ければ直接でもいいんだからね！感謝なさい！」

アリス「えぇ！？」

シノ「それはダメです！健全な高校生はそんなことをしてはいけないんですよ」

アリス「シノ……」

カレン「ただいまデース」

シノ「アリスの味はどうでしたか？」

カレン「バッチリでーす」

カレン「ただちょっとアレの日が近い気がするデス」

シノ「やっぱり、だからちょっとアリスはカリカリしているんですね？」

アリス「それは違うよ！」

カレン「あはは、図星デスねー」

カレン「あ、あややもきたデスか」

アリス（アレ？もしかして私がおかしいのかな？）

アリス（日本じゃもしかしてこれが常識？）

アリス（カレンのお父さんも日本人だし……）

シノ「アリス、どうしました？」

カレン「もしかしてトイレ？」

綾「だめよアリス、私が次に入るんだから」

綾「もちろん舐められる側としてね」

陽子「い、いや今日は私のを舐めてくれ！」

アリス「……うーっ」

アリス（そういえば昔なにかで日本はHENTAIの国だって）

アリス「日本では便座を舐めるのが常識なの？」

シノ「はい！」

アリス「ホントなの？」

シノ「アリスは私を信じられないんですか？」

アリス「そう言うワケじゃないけど……」

シノ「確かに文化の違いに驚きますよね」

シノ「ですがこれが『ここ』の文化です」

アリス「カルチャーショックだよぉ」

シノ「そうですか？」

シノ「でも確かに私がアリスの家にホームステイしているときの夜に」

シノ「アリスのお母さんがお父さんを縛ってるのをみて軽くカルチャーショックを受けましたね」

アリス「知りたくなかった事実だよぉ」

シノ「つまりそう言うことです」

アリス「でもじゃあ私が真の日本人になるには……」

シノ「はい、舐めるしかありません」

カレン「そうデース、アリスも舐めるデス」

綾「そうよ、一回やってみれば慣れるわ」

陽子「だな」

シノ「ちなみに誰がした後のを舐めたいですか？」

カレン「私だよネ？」

シノ「カレンずるいです！」

アリス「……」

綾「あ、もしかしてアリスは全員がした後のを舐めたいんじゃないかしら？」

シノ「綾ちゃんは頭良いですね！」