ガド「ルールを説明しよう！このゲームではお前らは映画監督だ！今から映画を作れ！脚本も撮影もお前らがやるのだ！役者はここにある動く人形だ！」

照朝「映画を作る、だと？！素人の俺達が？！」

ガド「素人の方が有利だぞ！何故なら作るのは面白い映画じゃない！つまらない映画だ！爆死するレベルの！」

照朝「何だと？！」

俺「・・・」

照朝「(わざとつまらない話を考えるのか・・・逆に難しいぞ)」

俺「なら俺はこの漫画を実写にするぜ！」

照朝「あの漫画は！！・・・・・・・・名前すら聞いたことないな」

俺「悪魔の力、発動！」ｶｯ

照朝「？！」

俺「俺の悪魔の力は「原作改変(クラッシャー)」、原作を壊しまくって別物にする能力だ！！」

照朝「(原作知らんから改変しても分からんぞ)」

俺「まずは漫画版では高校生であった主人公を27歳にするぜ！！」

照朝「(役者の年齢に合わせるか。20代後半の女がセーラー服ってアリだと思うが。野郎はキツいが)」

俺「マスコットキャラと悪魔のキャストは人気声優を使うぜ！！俳優を使ったらヒットしちまうからな！！デスノートや暗殺教室のように！！」

照朝「(人気声優・・・・大山のぶ代や野沢雅子クラスじゃないと一般人は分からんぞ。諏訪部順一の代表作全然パッと出てこねぇ)」

ガド「・・・・・・・・・・」

俺「あとは原作のシーンをカット、設定を変えて、説明不足にして、無意味なオリキャラを入れて・・・完成だ！！」

ガド「勝者は俺だ！！」

俺「やったー！！爆死したー！！」

ガド「これならドラマにしても低視聴率だな！！」

照朝「(何故だ？負けたけど悔しくない)」

昨日映画見たが、客席ガラガラだったわ

おしまい