安価とコンマで異世界転生!その11 (51) 【現行スレ】

~前回までのあらすじ~
異世界に転生した男は仲間を募り、
世界を救うことを目標に行動する
仲間が突如救世主や魔王の力に目覚めたり、
彼も多くの神を奉ずる教団を創立したりしているが、実際に神の奇跡を代行することができる
大魔王ベリアルの配下によって産み出された人形の少女を生者にしようもフェニックスの稚児の肉を食べさせた所、不死鳥の力を手に入れてめちゃくちゃ明るくなった
現在はフェニックスの素材を手に入れるために、
極北にある『不死鳥の尖塔』を登っている

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1726070154

極北「そうだ、言い忘れたことがあって……」

男「なんだよ!?」


またオーロラがかかってそれは現れた
いちいち演出が入るのが、
一行は逆に鬱陶しくなってきた


極北「ここ、少し明るくなってきただろう?」

中華「そ、そうだね……」

本日はここまでです
ありがとうございました

その存在の指す通りだった
二階に登ってきたときにやや明るくなっていたと一行は思っていたが、そのときよりもさらに建物が明るくなっている


氷魔「……ですが……ここまで明るかったでしょうか……?」

極光「オーロラが差す度に、少しずつこの塔は明るくなっていく」

やる気「つまり、あんたが現れると明るくなっていくってことっすね」

極光「そうなるね」

ぶりっ子「でも、それそのものの理由が分からないですねぇ」

極光「だろうね」

炎魔「それも、いずれ分かると言うんでしょう?」

極光「よく分かってるじゃないか。……では、またね」


そして、いつものようにその姿を消した


狙撃少女「……まぁ、暗いよりはよくなっている気分がしますけれど」

男「そうだな。周りも見やすくなってきてるし、どんどん行こう」


>>下1コンマ……探索判定
1~30……階段発見
31~60……魔物出現
61~80……トレジャー!
それ以上……!?

本日はここまでです
ありがとうございました

リロールです!


中華「でも、あれだよね」

氷魔「……なんですか……?」

中華「どんどん明るくなるんだったら、いつか眩しくてなにも見えなくなっちゃいそう」

やる気「あー、それはあるかもしれないっすね」

ぶりっ子「炎魔さぁん、熱感知とかでレーダーできませんかぁ?」

炎魔「ふっふっふ……流石に無理!」


>>下1コンマ……探索判定
1~25……大階段発見
26~50……極光カウンター+2
51~75……レアトレジャー!
それ以上……!?

!?


突如地鳴りのような音がする
何事かと一行は周囲を確認するが、
なにか特別な変化が生じた様子はない


怪盗「ま……魔物でしょうか?」

狙撃少女「だとしたら最悪ですが……気配は今のところありませんね」

男「いつもダンジョンアタックはうまく行っていたが……今回は波乱に満ちているな」

本日はここまでです
ありがとうございました

中華「底力が重要だね」

氷魔「……そうですね……それと……」

やる気「なんすか?」

氷魔「……恐らく……先程の振動は……地形の変化によるものですね……」 


彼女は自身の魔力感知能力でそれを感じていた
そして、それができる者はもう一人いる


炎魔「私もそう思います」


>>下1コンマ……探索判定
1~20……大階段発見
21~40……極光カウンター+2
41~60……魔物出現
61~80……レアトレジャー!
それ以上……!?

ぶりっ子「でっか!」


巨大神殿の入り口かと思うほどの巨大な階段が、
突如として見えたのだ


怪盗「これで、大分頂上に近付けそうですね」

狙撃少女「運が向いてきたかもしれませんね」


段数も尋常ではなかったが、
それを苦にする者はいなかった

遠くから見れば坂のようなそれを登り切り、
辿り着いたのはやはり塔の内部だった


男「流石に、まだゴールじゃないか」

中華「そうだねぇ」

氷魔「……おや……」


彼女が振り返ると、一行も振り返る
そこにあったはずの大階段はなくなっており、
通常の階段のみがそこにはあった

本日はここまでです
ありがとうございました

やる気「……ま、いいっす。どのみち進むしかないっすからね」

ぶりっ子「そうですねぇ。どんどん行きましょう」


来た頃とはすっかり様変わりして、
いやに明るくなった無機質なダンジョンを、
確実に前進していくのであった


>>下1コンマ……探索判定
1~20……大階段発見
21~40……極光カウンター+2
41~60……魔物出現
61~80……レアトレジャー!
それ以上……!?

突風が突如として一行を襲う
その風に乗って、流動するオーロラが吹き付ける


怪盗「な、なんです!?」

狙撃少女「まさか、奴が……?」


猛烈なそれが過ぎ去る頃に、それは現れた


虹鳥「………………」

炎魔「不死鳥……?いや、違う!」

それは大きな鳥の姿をしていたが、
不死鳥のように煌々とした炎を纏ってはいなかった
代わりに絢爛たる極彩色のオーロラを纏い、
仇なす者たちに睨みを利かせていた


虹鳥「クキキキキ……」

男「尋常ではない敵意を感じる……戦闘は避けられそうにないな」

中華「フェニックスの前哨戦ってことかな?美味し……面白そうだね」

本日はここまでです
ありがとうございました

怪盗の【素早さ】355
虹鳥の【素早さ】300


やる気「では、参るとしよう」

氷魔「……奴がどの程度物理に耐性があるかは未知数です……お気をつけて……」

ぶりっ子「よぉし、私もぶちかましますよぉ!」

怪盗「では、私も!」


三人は三者三様の武器を振るい、
おぼろげな鳥へ攻撃を仕掛ける


>>下1コンマ下一桁×21.5……連携攻撃のダメージ

107ダメージ!
やる気、ぶりっ子は2レベルアップ!
怪盗は3レベルアップ!


ぶりっ子の斬撃が虹鳥を苦しめ、
やる気のドリルのごとき槍がその身を刺し穿ち、
怪盗のハンマーが怯んだ敵を高速で吹き飛ばして壁に叩きつけた


虹鳥「キェーーッ!」

やる気「うむ、よい当たりだ」

怪盗「あいつ軽いですね、このハンマーがめちゃくちゃ効きますよ」

狙撃少女「……ふむ、あいつは炎が苦手そうですね」

炎魔「私の出番!と言いたい所ですが……邪な感じはしないので、私の炎じゃ倒せなさそうですね」

男「なら、俺だ」

狙撃少女「頼みますっ!」


彼女はそう言うと同時にパチンコを勢いよく引く
そして、その射線を通すように男は魔法を撃ち込む


男「上級炎魔法!」

狙撃少女「発射!」


弾は魔法と合わさり、燃え盛りながら鳥へ飛んでいく


>>下1コンマ下一桁×7.5……魔法射撃の威力

本日はここまでです
ありがとうございました

弱点属性(200%)!
120ダメージ!
男と狙撃少女は2レベルアップ!


流星のごとき橙色の弾が、軌跡を描いて虹鳥を貫いた


虹鳥「キェェ……!」


鳥そのものの肉体は燃え、纏っているオーロラも隅から焦げて失くなっていく


男「よし!完璧だっ!」

戦闘は終了したのでレベルアップ処理をします
今回も多いので本編と同時進行とします


中華「まさに狙撃手の活躍だったね」

狙撃少女「ありがとうございます。……少し、自信に繋がりました」


一行が安堵していると、死した虹鳥の死体が突如として発光する


氷魔「……なんですか……!?」



男が2レベルアップです

>>下1・2コンマ……男の成長

~男の成長テーブル~
01~20で筋力+3
21~40でHP+3
41~60でMP+3
61~80で素早さ+3
81~90で全能力+4
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

男の【HP】71【MP】120


その死体からオーロラの奔流が迸り、一行を包む


やる気「……ここは……?」


そこは、前に向かってオーロラの流れる空間
全方位をオーロラに囲まれ、足場すらもオーロラだ


極光「ふふふ……まずはおめでとう、と言っておこうか」


そして、オーロラの進む先にそれは現れた
わざとらしく大きな拍手をしている


やる気が2レベルアップです
また、レベル30になるので一度上のテーブルに移動します

>>下1・2……やる気の成長

~やる気青年の成長テーブル~
01~40で全能力+6
41~60で習得『ブレイブハート』
61~80で習得『看視の魔眼』
81~90で上記全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~やる気青年の成長テーブル~
01~20で筋力+3
21~40でHP+3
41~60でMP+4
61~80で素早さ+4
81~90で全能力+5
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

本日はここまでです
ありがとうございました

やる気の【HP】63
やる気は『ブレイブハート』を習得しました
精神干渉を無効化することができます


ぶりっ子「あなたがけしかけたんですか、あの鳥」

極光「おいおい、そう睨まないでほしいね……こちらとしては、善意で行ったのだから」

怪盗「思いっきり襲いかかってきましたよ!?」

極光「だね。……焦れったくなってしまってさ。もうこちらで全ての試練を代行してしまおうと考えたのさ」

狙撃少女「……ということは」

極光「オーロラの流れに沿って進むといい。面倒な探索は終わりだ、直接フェニックスに会えるよ」


ぶりっ子が2レベルアップしました

>>下1・2コンマ……ぶりっ子の成長

~ぶりっ子の成長テーブル~
01~20で筋力+3
21~40でHP+2
41~60でMP+5
61~80で素早さ+4
81~90で全能力+5
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

ぶりっ子の【HP】??+34【MP】150


そう言い残して、極光はオーロラの流れに吸い込まれて消えていった


男「……行くか」

中華「そうだね……ついにここまで来たんだね」

氷魔「……感慨に浸るのは……まだ早いですよ……」

やる気「そっすね!」


一行もまた、オーロラに従って光の中へ消えていくこととなる


怪盗が3レベルアップしました

>>下1・2コンマ……怪盗の成長

~怪盗の成長テーブル~
01~20で筋力+1
21~40でHP+1
41~60でMP+3
61~80で素早さ+5
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

怪盗の【筋力】121【MP】139


だんだんと視界を光が埋め尽くし、
それがついに穏やかな暗黒へと転じたとき、
塔の頂上へと辿り着いたということが分かる


ぶりっ子「寒い……空気薄い……」

炎魔「しょうがないですね、私が暖めてあげますよ」

怪盗「あ、私もお願いします」


狙撃少女がレベルアップしました
>>下1コンマ……怪盗の成長
>>下2コンマ……狙撃少女の成長


~怪盗の成長テーブル~
01~20で筋力+1
21~40でHP+1
41~60でMP+3
61~80で素早さ+5
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~狙撃少女の成長テーブル~
01~20で筋力+5
21~40でHP+2
41~60でMP+5
61~80で素早さ+2
81~90で全能力+4
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

怪盗の【HP】??+2
狙撃少女の【素早さ】??+14


いつもの調子の三人をよそに、
狙撃少女は幻想的な空間を噛み締めていた
塔の中にあったようなものではない、
穏やかなオーロラが夜空に漂っている


狙撃少女「すごい場所に来ちゃいましたね」

男「ああ、そうだな……」


そう話していると、
突如として鳥の嘶きが聞こえてきた

本日はここまでです
ありがとうございました

夜空を焦がしながら、それは飛来する
燃え盛る深紅の体に、やはりオーロラを纏って、
巨躯の不死鳥が現れた


中華「こ、こいつが……」

氷魔「……フェニックス……ついに……ご対面ですか……」


それは大きく羽ばたくと、口を開いた


不死鳥「>>下1」


狙撃少女のレベルアップ処理が残っているので行います
>>下2コンマ……狙撃少女の成長

~狙撃少女の成長テーブル~
01~20で筋力+5
21~40でHP+2
41~60でMP+5
61~80で素早さ+2
81~90で全能力+4
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

狙撃少女の【MP】148


不死鳥「定命の者よ退くがよい、これより先は神域である」

やる気「神域……?」

ぶりっ子「なんだか知りませんがぁ、この先に進むつもりはありませんよぉ」

不死鳥「ふん……どうだかな」

怪盗「私たちはあなたに用があって来たんですからね」

本日はここまでです
ありがとうございました

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom