藤丸立香「今日から高校生、かぁ」【安価有り】 (21)

共通事項
・地球白紙化を解決したが命を散らしてしまったぐだ男の話
・周りの関係者が全員元サーヴァント
・全員記憶無し、サーヴァントはぐだ男が転生したその日に記憶を取り戻し能力も戻ってる
・日本の東京みたいな所、戸籍もそれぞれの国で持ってたり日本人になってたり適当
・安価時に男、女、自由で指定出すので、指定外のサーヴァント出たら安価下
・年齢はあまり関係なし。例えば弟の安価で坂本龍馬が出たら、中身そのままで16歳以下の藤丸龍馬になる
・エンディングは特に定めてない、これでエンディングだなと思ったら終わり。二週目やるかどうかは気分

遅筆につき、よろしく。

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↓1 母親サーヴァント(女性)

↓2 父親サーヴァント(男性)

↓3 兄弟姉妹(複数回答あり)

あ、史実よりもカルデア召喚された時の性別で判断でおね。
性別不明キャラは男性女性時には出せない

一旦、母親アルトリア、父親エミヤ

↓1兄弟姉妹(複数回答あり)

立香「おはよう、父さん、母さん」

アルトリア「おはよう、リツカ」

エミヤ「おはよう。今朝は寝坊しなかったようだな」

立香「流石に入学式くらいは自分で起きるよ!」

エミヤ「できれば今後もそうあってくれるといいんだが」

立香「もー、今日から高校生なんだから! 流石に寝坊も一周間に四回くらいにするよ!」

エミヤ「多過ぎるだろ!」

立香「(この褐色白髪のエプロンパパは、俺の父親の藤丸 衛宮。家事の一切をやりながら、料理教室を開いているスーパーお父さんだ)」

アルトリア「二人とも、それくらいで。朝食が冷めてしまいますよ」

立香「(そしてこのクールビューティーな金髪美人は、俺の母親の藤丸 アルトリア。元々イギリスから出張で日本に来ていたときに父さんと知り合って、そのままゴールインした……らしい。二人は多くを語りたがらないから、そのへんは曖昧だけど……僕の髪が金髪なのは母親譲りだ)」

立香「あれ、きよひーは寝坊?」

エミヤ「ん? おかしいな、さっきまでそこにいたんだが」

アルトリア「清姫なら、先程テレビで何かを見ていて、飛び出して行きましたよ」

立香「嫌な予感……」

エミヤ「そうだな……」

立香「と、とりあえずご飯食べよ! 遅れちゃう!」

三人「いただきます」

立香「ごちそうさまでした! じゃあ行ってくるね!」

エミヤ「車に気をつけるんだぞ」

立香「分かってるって!」

ガチャ、パタン

エミヤ「……もう高校生か。時間が経つのは早いな」

アルトリア「そうですね。最初こそ戸惑いましたけど、こんな
平和な日々が続くとは思っていませんでした。もう16年……今はこの平和を守りたいと、思っています」

エミヤ「………………今でも考えてしまうよ。これが全て泡沫の夢で、マスターが死んだのも偽の記憶で、今まさに我々は特異点に囚われてるんじゃないか、と」

アルトリア「エミヤ……」

エミヤ「今は……そうだったとしても、そうでなかったとしても、立香が元気にただの日常を謳歌しているのなら、私はそれで良いと思う」

アルトリア「そう、ですね」

エミヤ「いや、すまない。変な話をしてしまったな。仕事に遅れるな」

アルトリア「ええ。部下が外で待っているので、急ぎましょうか」


↓1 幼馴染(性別自由)

マシュ「あ、おはようございます! 先輩!」

立香「おはようマシュ。待っててくれたの?」

マシュ「はい! 先輩と登校したかったので!」

立香「そうなんだ。中に入って来ればよかったのに」

マシュ「あ、えーと……その……こういう風に待ってみたかった、ので……」テレ

立香「はは、また何か本に影響された?」

マシュ「うう……」

立香「(彼女はマシュ。いつから一緒にいるかも分からない程の幼馴染だ。誕生日は僕より遅いだけの同い年なのに、何故か僕のことを先輩と呼ぶ変わった子。文学少女だけど、時々何かに影響されて行動する面白い子で、本当の妹のように思ってる)」

マシュ「あ、先輩。先程清姫さんが猛スピードで走って行ったのですが、何かあったんですか?」

立香「さぁ……姉さん、また何か変なことしなければいいけど」

マシュ「あはは……」

立香「おっと、遅れちゃうから行こっか」

マシュ「はい!」

スタスタ

立香「あー、なんか緊張するなぁ……」

マシュ「そうですね。上手く馴染めると良いのですが……」

立香「マシュは大丈夫でしょ、すぐ人気者だよ」

マシュ「そ、そんなことは」

立香「マシュに比べると、僕フツーだしなぁ。うーん、彼女欲しい!」

マシュ「…………彼女、ですか?」

立香「うん! やっぱ高校になったら青春、って付き物じゃない? 憧れるなぁ……って言っても、アニメみたいなことが起きるとは思ってないよ? 流石に」

マシュ「なる、ほど」

立香「やっぱバスケ? 野球かな。でも運動部入った事ないし、キツそうなイメージ……。いやいや、やったこと無いのに失礼だけどさ」

マシュ「…………」

立香「マシュ?」

マシュ「あ、はい! 良いと思います! 部活動! 先輩が入る部活に私も入りたいです!」

立香「あはは! 無理して付き合わなくてもいいんだよ、マシュも自分の好きなことやって」

マシュ「無理なんて! ……してません」

立香「うおっ、そ、そっか。なんかごめん」

マシュ「い、いえ、こちらこそ……」

立香「……あー、えーと……どうかした? 怒ってる?」

マシュ「い、いえ、怒ってなんていません! その、本当にごめんなさい……私、勝手で……」

立香「勝手?」

マシュ「はい……先輩に彼女が出来るって考えたら、何故か分からないのですが、胸がモヤモヤして……」

立香「え、なんでだろ……先を越されるのが嫌……なんてマシュは思わないか。あ、わかった。あれだ、家族が取られるって思う感覚。僕も分かるよ、姉さんがナンパされた時、すごくモヤモヤしたもん」

マシュ「家族……な、なるほど、そうかもしれません」

立香「姉さんもマシュも、いつか恋人作って遠くへ行っちゃうと考えると……うーん、僕もモヤモヤするな。すごく嫌だ!」

マシュ「大丈夫です! 私はずっと一緒にいるので!」

立香「えー、それもそれでどうなのかな? 僕のわがままでマシュが幸せを逃すのも、それはそれで嫌だよ?」

マシュ「……あう……」

ガヤガヤワイワイ

立香「うお、凄い人だかり。部活動の勧誘、っぽい? マシュ」

マシュ「あ……」

ギュ

立香「逸れないようにね」

ダダダダダ!!

清姫「立香!」

立香「のわっ!? き……姉さん!?」

マシュ「あ、おはようございます、清姫さん」

清姫「ええ、おは……じゃなく! とにかくこっちへ!」ガシッ

立香「わぁ、なになに!?」

マシュ「きゃっ!」

清姫「……ふぅ、危ない所でした」

立香「急にこんな……勝手に教室に入ったら怒られるよ」

清姫「空き教室ですから大丈夫です。それより立香、ここに来るまで誰かに会ったりはしてませんね?」

立香「ここに来るまでって、ずっとマシュと一緒だったよ」

マシュ「あっ……そういう……。はい、大丈夫です、誰にも会ってません」

清姫「ふぅ……なら良かったです」

立香「二人ともなんの話ー?」

マシュ「いえ、先輩には幸せになってもらいたい、という一心です」

清姫「ええ、はい。立香は幸せにならなければいけないので、パトロールが必要だったのですよ」

立香「なんのこっちゃ……? そんな変な人、あんまりいないと思うけど……って、僕の教室どこか見てなかった!」

清姫「1-Aです。マシュさんも一緒でしたよ」にっこり

立香「あっはい。なんか、貴重なイベントをスキップした気分……マシュ、行こっか」

マシュ「あ、すいません! 少し清姫さんに用事があるので、先に行っていてもらえますか?」

立香「ん? あ、うん分かった。じゃあまたあとでねー……?」スタスタ

清姫「……ふぅ……今日の朝になって気付くなんて、私も平和な日常ですっかり麻痺していました……」

マシュ「新しく入学してくる方の中に、元サーヴァントの方がいる可能性、ですね」

清姫「ええ。マスターには過去の記憶が一切ありません。安珍様だった時のものだけでなく、カルデアでマスターとして戦った記憶も……。もし今、事情を知らない元サーヴァントに会い、余計な事を言われて記憶が戻ってしまう事になっては困りますから……」

マシュ「そう、ですね」

清姫「マシュさん、私達で話し合って決めた事ですよ。嘘をついているわけではありません、秘密にしているだけです。マスターには幸せな日常の中にいてほしいのですから」

マシュ「はい、分かってます」

清姫「マスター達が来るまでに監視していましたが、少なくとも新入生の中には元サーヴァントはいないようでしたので、今のところは大丈夫かと」

マシュ「幸いなことに、私と先輩は同じクラスのようなので、何かあればすぐに連絡しますね」

清姫「いえ、幸いというわけではなく、何故か教師になっていたあの方に頼んで同じクラスになるように仕組んでおいたんですよ」

マシュ「そ、そうでしたか……! 流石です!」

↓1教師の元サーヴァント(性別指定無し)

↓2新しいクラスメートの元サーヴァント(性別指定無し)

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