ダイヤ「風邪を引きましたわ」 (5)
ルビィ「お、おねいちゃあ大丈夫?」
ダイヤ「だいじょうぶですわ」
花丸「ダイヤさん鼻水でてるけど?…ほらチーンって」
ダイヤ「ありがとうごさいます、花丸さん。……ぢぃぃぃん」
善子「凄い音ね……相当しんどいんじゃないの?私達帰った方が良さそうね…」
ダイヤ「いえ!大丈夫ですわ!ご心配なさらずに!」
ルビィ「あ、あのさ!2人とも…もし良かったら今からおねえちゃあの看病するから手伝ってくれなぃ?」
花丸「いいずらよ、善子ちゃんもいいよね?」
善子「ヨハネね、勿論いいわよ。いつもお世話になってるしね」
ダイヤ「んまぁぁ……ありがとうございます……皆さん…!」
ルビィ「ほら、とりあえずおねえちゃあは寝室に行こ?」
花丸「まるは雑炊でも作るずら、冷蔵庫勝手に使わせて貰うよ?」
善子「じ、じゃあ私は儀式でもするわ!堕天降臨…堕天降臨…」
花丸「縁起ない事するのやめるずら、善子ちゃんはダイヤさんのお布団でも敷いてあげて?」
ダイヤ(皆さんがワタクシの為にこんなにも……!風邪の原因は外で自慰行為をするという怠慢ですのに……なんだか情けなくなってきますわね…)
ルビィ「おねえちゃあどうかした?」
ダイヤ「い、いえ!なんでもないですわよ、ルビィもう1人で歩けますからタオルを持ってきて貰っても構いませんこと?」
ルビィ「うゅ!分かったよ!」(めんどくさいな……)
花丸「さてと、あったかくて美味しい雑炊作るずら。えーと具材は……蟹…伊勢海老…フグ…果南ちゃんちの干物…綿飴…こんなもんかな。よし!作るずらよー!」
善子「えーと、ダイヤの布団は…これか。うんしょっと…!」バラバラ
善子「?何コレ…【のぞえりParadise】…って!これ……はぁ…リリーもこんなの持ってたわね…ダイヤさんも読むんだ…ルビィには秘密にしとこ…」
ダイヤ(ま、マズイですわ!!善子さんにワタクシの聖書が見つかってしまいました!!どうしましょうどうしましょう)
ルビィ「おねえちゃあ…部屋の前で何してるの?」
ダイヤ「ピギッ、る、ルビィ!なんでもないですわよ!ささ!入りましょう!」
ルビィ(もう元気じゃん…)
善子「あ…ダイヤさん。」
ダイヤ「善子さん…あの……内密に……」
善子「わざわざ言わないわよ…ビックリはしたけど…」
ダイヤ「恩にきりますわ!!」
ルビィ「ほら、おねえちゃあ横になって?はい、冷たいタオル。」
ダイヤ「ありがとうごさいます、ルビィ。ふふ、頼もしくなりましたわね。」
ルビィ「おねえちゃあは外でオナニーして風邪を引くくらい情けなくなったけどね。」
ダイヤ「る、ルビィ??!なんで知って…っていうか!やってません!断じてやっていませんわ!!」
善子「え…ダイヤ…アンタ…ウソよね?」
ダイヤ「ええ!ウソです!真っ赤なウソです!いや本当に!マジで!」
善子「………引くわ…」
ルビィ「善子ちゃん、あんまり引かないであげて?おねえちゃあも袴だけでわざわざお庭まで出てしてるんだから。きっと覚悟があるんだよ。」
ダイヤ「ルビィ?💦今度ワタクシのプリンあげますからね?ウソはやめましょう??💦」
ルビィ「二週間。」
ダイヤ「…はい。」
ルビィ「善子ちゃん、今までのウソだからね!」
善子「いやムリだけど…?今更取り返しつかないけど?…」
ダイヤ「(TДT)」
|c||^.-^||おわりですわ
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