エルヴィン「だから今日は休む......いや、今日で辞めるよママ」
母ヴィン「.....仕事で何か嫌な事でもあったの?」
エルヴィン「仕事自体が嫌なんだ、危険だし責任大きいし....」
母ヴィン「でも自分で選んだ仕事でしょ?せっかく団長にまで昇格したのに」
エルヴィン「プレッシャーに潰されそうなんだ....限界だよもう」
母ヴィン「仮に辞めたとして次の就職どうするの?もう禿げてる年じゃ難しいわよ!」
エルヴィン「.....前に辞めた先輩みたいに訓練兵団の教官やるよ」
エルヴィン「子共に威張り散らすだけの簡単な仕事だs」
父ヴィン「エルヴィン!」
エルヴィン「パパ...」
父ヴィン「今が一番辛い時期だが、そこで逃げては駄目だ」
エルヴィン「....パパは僕の仕事の辛さをわかってないんだ」
乳ヴィン「どんな辛い仕事でも逃げずに頑張ってる人は沢山いる」
エルヴィン「じゃあ僕は根性無しなんだね、別にそれでも良いから辞めたいよ」
父ヴィン「情けない事言うな!頑張って行きなさい!!」
エルヴィン「い~やぁ~だぁ~!」
訂正
×乳ヴィン
○父ヴィン
母ヴィン「それに辞めるにしても即日じゃ無理よ?」
母ヴィン「詳しい事はわからないけど、引き継ぎとかあるんじゃないの?」
エルヴィン「多分.....ミケかハンジかが継ぐと思う....」
母ヴィン「辞めるにしても続けるにせよ、最低一か月前から言わないとダメよ!」
父ヴィン「とにかく今日は出勤しなさい」
エルヴィン「............はい」グスン
エルヴィン「はぁ......結局辞めれなかった.......」
エルヴィン「今日行ったら仕事辞めよう......そう思ってもう何年過ぎただろうか...」
エルヴィン「本部が近づくにつれて胃が痛い、涙が出る、吐き気が.....」
エルヴィン「.......!?」
エルヴィン「独り言言ってる間に本部に到着してしまった....」
エルヴィン「まぁしかし.........」
エルヴィン「来たからには働かないとな、団長が弱気じゃ皆の士気に悪影響が出る」
ガチャ!
エルヴィン「おはよう諸君!」
リヴァイ「おう、エルヴィンか」
ハンジ「今日はいつもより遅いですね」
エルヴィン「あぁ、家庭でいろいろあってな...それより次の壁外遠征の作戦だが...」
夜
エルヴィン「やっと.....やっと終わった!」
エルヴィン「しかし....明日も仕事....明後日も明々後日も...」
エルヴィン「......うぅ....やだよ~」
エルヴィン「........」
エルヴィン「明日こそ親を説得して辞めてやる!」
翌朝
エルヴィン「今日は休む......いや、今日で辞めるよママ」
母ヴィン「.....仕事で何か嫌な事でもあったの?」
エルヴィン「仕事自体が嫌なんだ、危険だし責任大きいし....」
母ヴィン「でも自分で選んだ仕事でしょ?せっかく団長にまで昇格したのに」
おわり
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