【吸血鬼すぐ死ぬ】「我が名は吸血鬼>>3!!」 (37)

吸血鬼すぐ死ぬのSS。
安価で吸血鬼が起こす騒動を書きます。
吸血鬼の名前
>>3

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1686222809

めぐみん

ロナルド「今日は依頼がなくて暇だな…」

ドラルク「仕方がないな、ならば上映会でもするかロナルドくん。Z級映画と名高い「死霊のおみこし」がようやく手に入った。特別に若造にも見せてやろう。3時間をドブに捨てられるぞ。」

ロナルド「みねぇよ!」

ドラルク「一度は見ないと損だぞ。ほらメビヤツ、上映してくれ。」

メビヤツ「…」ビー!

ドラルク「」スナァ

ジョン「ヌー!」

???「あの、ロナルド吸血鬼退治事務所ってここですか?」

ロナルド「あ、はい。依頼ですか?」

???「はい、退治ではなくて申し訳ないのですが…」

ロナルド「全然平気ですよ、そろそろ吸血鬼相談所とかに改名したほうがいいかなと思うくらいなんで。」

???「では、依頼なんですが…稀代の大魔法使いになりたくて。」

ドラルク「は?」
ロナルド「は?」


???「申し遅れました。我が名は吸血鬼めぐみん、吸血鬼を生業とし、最強の攻撃魔法〈爆裂魔法〉に憧れし者!」

ドラルク「現実と空想の区別がついてないタイプだぞ。自分を魔法使いと思い込んでいる。」

ロナルド「とりあえず具体的に聞くしかねぇな。あの、それで、自分たちは何をすれば?」

吸血鬼めぐみん「我は爆裂魔法に憧れはすれど未だ覚醒めず。此地には強大なる力持つ者多かれども、大多数は悠久と混沌に狂えし魍魎。我は混沌にとらわれず至高となりたい。」

ロナルド「ちょっとまってくださいね、今翻訳するんで…」

吸血鬼めぐみん「まあわかりやすく言えば私はこの○ばのめぐみんに憧れてて、爆裂魔法を身につける手伝いをしてほしいんです。この街は変な吸血鬼ばかりで私もそうならないように。」

ロナルド「あ、なるほど…その格好は?」

吸血鬼めぐみん「見た目から入ろうと思いまして。」

ドラルク「まあ全裸やビキニに比べると遥かにマシだな。」

ロナルド「しかし能力の発現の手伝いと言われてもな…」

ドラルク「爆裂魔法を身に着けて何をするつもりなのかね?」

吸血鬼めぐみん「とりあえず1日一回何かを大爆発させます。」

ロナルド「はた迷惑だな!」

吸血鬼めぐみん「ご迷惑にはならないようにするので…どうです、引き受けてくれますか?」

ロナルド「…まあ、やれるだけのことはやってみます。」


ロナルド「…というわけで、まずは近そうな能力の人を探してみました。」

イシカナ「ドラウスのせがれに恩を売っておくのも悪くない。新横浜でタピオカ店をやっている、イシカナだ。よろしく頼む。これはポスターだ。受け取れ。」

吸血鬼めぐみん「タピオカ屋…?お店開けても平気なんです?」

イシカナ「今はブームも終わってな…いろいろと芸を磨いたり努力はしているのだが…タピオカは今は良い、私の火を操る方の能力が気になるのだろう?」

吸血鬼めぐみん「タピオカ屋なのに火を?」

ドラルク「彼女(?)は火とタピオカを自在に操る能力を持っている。」

吸血鬼めぐみん「紅蓮の業火と、黒い宝石を…?」

イシカナ「タピオカはつい最近だがな。」

吸血鬼めぐみん「…吸血鬼の能力発現ってどうなってるんです…」

ロナルド「タピオカなんてまだマシな方っすよ。」

イシカナ「私の火を操る能力についてだが、吸血鬼にとって火は苦手とするものの一つだ。それを扱うということは非常に珍しい。技量と血の性質の問題もある。私の血族ならば炎は扱えるだろうが、私は血族も眷属もとらん。炎を操る者も私以外見たことはないな。」

吸血鬼めぐみん「…難しいですか…」

ロナルド「ちなみにご両親の能力は?」

吸血鬼めぐみん「父親は食器とかの道具を踊らせたりできます。それを売ったり。」

ドラルク「微妙能力ですな。」

イシカナ「まあタピオカのほうは突然目覚めたからわからんがな。ふとしたきっかけで目覚めることもある。」

吸血鬼めぐみん「じゃあ私も突然タピオカに目覚めることもあるわけですか。」

イシカナ「ある。」

吸血鬼めぐみん「そんな…我は時代に取り残されし遺物にはなりたくない。」

イシカナ「遺物…?」

ドラルク「まあ今日日タピオカ操る能力なんて時代遅れ能力ですからな。」

イシカナ「…」ボォォォ!

ドラルク「アーッ!」スナァ…

ロナルド「はい、次は…」

魔法美少女スコスコ妖精「我は魔法美少女スコスコ妖精。」

吸血鬼めぐみん「きもっ!」

ロナルド「クソ砂、なんでこいつ読んだ?」

ドラルク「魔法が使いたいとのことだったからな。」

魔法美少女スコスコ妖精「お嬢さんは魔女っ子って感じブリねぇ。炎が使いたいなら、めぐみんレッドブリね。」 

ドラルク「この者は怪人っぽい眷属を呼び出すと同時に他の人間を魔法少女にして戦わせることができる。」

吸血鬼めぐみん「魔法を使わせるなんてすごいです。そんな力があるのに、なんのためにそんな自作自演を?」

魔法美少女スコスコ妖精「それを見てめっちゃ幸せになるブリ。魔法美少女として戦うなら毎日炎だろうが爆発だろうが打ち放題ブリ。めぐみんレッド。仲間も続々増えるブリ、僕と一緒に戦うブリ!」

吸血鬼めぐみん「気持ち悪いからちょっと…」

魔法美少女スコスコ妖精「その慎ましい体型は活発で運動系イメージの炎系魔法美少女にピッタリ何だブリ!頼むブリ!」

吸血鬼めぐみん「…」シュッ!

魔法美少女スコスコ妖精「ブリー!」



ロナルド「一応次で最後ですね。」

吸血鬼めぐみん「タピオカと変態の次は誰なんですか?」

ロナルド「次のやつは合うために移動することになるんですが…」

吸血鬼めぐみん「はい。構いません。」


VRC
ダイナ「やあ、爆発に興味があるんだよね、僕の芸術に興味を持ってくれるなんて嬉しいなぁ。」

ロナルド「…吸血鬼ダイナ、ガラクタから爆弾を生成する能力だ。吸血鬼の能力に関することだからヨモツザカの野郎も許可を出した。」

吸血鬼めぐみん「…爆弾を作る…ですか。」

ダイナ「そうだよ。爆弾は僕の芸術。うちから溢れ出る熱を表現し、それをみんなに楽しんでもらうことが至高の喜び。」

吸血鬼めぐみん「芸術…」

ダイナ「爆発能力を欲するということは君の中にも爆発させたい何かがあるはずだ。君の心のなかにある熱…それに従っていれば、君も能力に目覚めるさ。」

吸血鬼めぐみん「私の中の熱…」

ダイナ「ふふっ、君が見せてくれる芸術…楽しみにしているよ。」



ロナルド「以上なんですが…」

吸血鬼めぐみん「…なんとなくわかったようなわからないようなですが…とりあえず、自分の好きなものをまっすぐ貫く…そういう事が大事なのかもと思わせてくれました。だから今…ちょっと頑張ってみたいです。……私は、私は…」

吸血鬼めぐみん「めぐみんに…なりたいんだーーーー!」

ロナルド「うおっ!なんだ…」

ドラルク「くっ、これは…まさか本当に…」
ドーーーーン!
ロナルド「俺の事務所ー!」

吸血鬼めぐみん「やった…ついに爆裂魔法を身に着けた!これでよりめぐみんに近付きました!ロナルド、我が力を覚醒めさせる贄となってくれたこと、感謝するぞ!では!」

ロナルド「……」

ドラルク「…改名のいい機会じゃないか。」スナァ

ロナルド「…そうだな…」





吸血鬼めぐみん「暗黒を宿せし石よ、わが魔法の前に砕け散れ!爆裂魔法!」

その後、吸血鬼めぐみんはその能力をいかし採掘場等で大活躍した。

ヒナイチ「キッチンのところからも出れる出口を作って欲しい。」

フクマ「わかりました。」

ドラルク「これ以上うちを改造しないでくれ!」
ロナルドの事務所はオータム流建築術により一週間で再建された。

このすばを読んだことがないのでこれで合ってるのかわかりません。
次の吸血鬼
>>12

フランドール・スカーレット

ザアアアア!
ロナルド「今日もすげぇ雨だな。最近ずっと降ってるぜ。」

ドラルク「こんな日は家に籠もるに限るな。」

ロナルド「そうじゃなくてもインドアな引きこもりだろてめぇは。」

ドラルク「何を言う、なんだかんだで外にはかなり出ているだろう。ただここ最近は雨がちで嫌だからゲームをやったり映画を見るために起きてる時間ずっと家にいるだけだ。」

ロナルド「引籠りじゃねぇか。」

ドラルク「そもそも雨という物は昔から吸血鬼にとって弱点のひとつなのだ若造。流れる水で死んだら灰も流されて元のようには戻れないのだぞ。雨を恐れるのは仕方がないのだ。明日は晴れるらしいから出るとしても明日だ。」

ロナルド「お前ウォータースライダーとか滑ってなかったか?」

ドラルク「…」

ロナルド「おい。」

ジョン「ヌヌンヌヌ。」
コンコン
ドラルク「おや、誰か来たぞ。でたまえロナルドくん。」

ロナルド「ちっ…はーい。」

メイド「失礼します。こちら、ロナルド吸血鬼退治事務所で間違いないですか。」

ロナルド「あ、はい、依頼ですか。どうぞ中へ…」

メイド「どうも。」

ロナルド(め、メイド?)

ロナルド「それで、依頼の内容は?」

メイド「はい、館にいる引籠りの様子を見てほしいのです。」

ドラルク「こんなゴリラよりもっと別の相談窓口利用したほうがいいぞ。」

メイド「ここはどんなお悩みでも解決してくれると。」

ドラルク「もはや街の便利屋感覚。」

メイド「ハンターでないと手に負えないのですよ、その引きこもりは吸血鬼ですから。」

ロナルド「吸血鬼…」

メイド「私は紅魔館という場所でメイドを勤めているもので、そこで普段はお嬢様に仕えているのですが。」

ロナルド「紅魔館?」

メイド「ハンターなら、吸血鬼レミリアという名前をご存知では?」

ロナルド「レミリア…どこかで聞いたな…」

ドラルク「誰かね。」

ロナルド「確かロナ戦を書くときに集めた資料に…お、あった。「永遠に紅い幼き月」吸血鬼レミリア・スカーレット、高い素早さとパワーに加えて、運命を操る程度の能力を持つ強大な高等吸血鬼……だな。ここ最近は事件は起こしていない吸血鬼だが…」

メイド「そのとおり、紅魔館はそのレミリアお嬢様の住む館です。近年吸血鬼と人間が友好的であるようにお嬢様も最近は人間の友人もでき仲良くやってます。そして今回の件はそのレミリアお嬢様の妹、フランドールについてです。ずっと地下室に籠もっています。」

ドラルク「なるほど地下室か、日光も入らんから吸血鬼が引きこもるなら最適だな。」

ロナルド「経験者は良くわかってるな。」 

ジョン「ヌヌヌヌヌ。」

メイド「……アルマジロって食べられるんですかね。」

ロナルド「何だ突然!」

ドラルク「私のジョンをそんな目で見るな!」

ジョン「ヌアー!」クルッ!

メイド「…それで、フランドールについてなのですが、普段は我々で面倒を見ているのですが、現在我々は長く降る雨のせいで館に戻れなくなってしまいまして。戻れるまでの間どうにかしていただけないかと。」

ドラルク「ほう。流れる水を渡れないということだな、見たか若造。だが君は見たところ人間ではないか?」

メイド「はい、人間ですが、何か?」

ドラルク「君は帰れるだろう。」

メイド「私はレミリアお嬢様の近くにいなければなりませんから。」


ロナルド「とはいえなんで俺たちに?」  

メイド「ロナルドさんは吸血鬼の扱いに慣れてると思いまして。」

ロナルド「なるほど、適任ですね。」

ドラルク「乗せられるなよ、強大な吸血鬼の親族を相手にするんだ。警戒したまえ。」

ロナルド「強大な吸血鬼の親族で引きこもりってすなわちお前みたいなことだろ。余裕だ。」

ドラルク「ファー、否定できない。」

メイド「ありがとうございます。では、さっそく向かいましょうか。」

ロナルド「はい、早速向かいましょう…」


ロナルド「…え…なんか眼の前が屋敷なんですが…」

メイド「時間がもったいないですからね、本来は徒歩1時間のところを30秒でつけるように縮めておきました。」

ロナルド「は?」ドラルク「は?」

メイド「紅魔流時空操作術です。」

ロナルド「あの、すみません、フクマって人の親戚だったりします?」

ドラルク「この写真みたいなやつ食べてたりする?」

メイド「ン・ミ・ョヲ※2オですか。常食はしませんが、味は例えるならばチャーサールモルジャ。煎じるとエグリビカヴェールのような香りの液体になります。」

ロナルド「また未知の食い物だ…」

ドラルク「ハンガリーのパンケーキとワインだな。」

ジョン「ヌンヌーヌ。」

ロナルド「なんでハンガリーにみんな詳しいんだよ…つーな、そんな便利な能力があるならあなたたちふつうに帰れる…」

ドラルク「しっ!ロナルドくんこうなったからには本気でやるんだぞ。少なくとも彼女はフクマさんクラスの実力者であると確定した。失敗したら亜空間に閉じ込められるぞ。」

ロナルド「ああフクマさんと同等なら最低でもぐちゃぐちゃにされる…」ガタガタ

メイド「どうしました?さっさと向かいますよ。」

ロナルド「はい…」

紅魔館
メイド「それでは、よろしくお願いします。私はお嬢様のもとに戻りますので。」シュン!

ロナルド「消えた!?」

ドラルク「本当に人間なのか彼女は…まあいい、戻れるようになるまで面倒をみるだったな。」

ロナルド「まずそのフランドールって子にあわないとな…地下室だったか。とりあえず中に…」
ガチャ
ロナルド「うわっ、なんだこれ広っ!外から見たときはこんなにデカくなかったぞ!」

ドラルク「これもあのメイドの術なのではないか。」

ロナルド「すげぇな、依頼達成したら事務所拡張してもらおうかな。クソ砂のクソゲーやクソ映画場所取って邪魔なんだよな。」

ドラルク「あの事務所は私の物なのだからどうしようが勝手…」シュッ!スナァ…

ロナルド「さて、無駄話はこれくらいにして地下室行くか。しかし赤ばっかりで薄暗くて気味悪いな…」

ドラルク「吸血鬼が住んでいるのだぞこれくらい当たり前だ。」

ロナルド「まあ、それもそうか…しっかし、こう広いと探すのも一苦労だよなぁ…さすがに暴力で屋敷を壊すのはあれだしな…」
ドン!
ロナルド「!何だ?あっちの方から音が…行くぞ!」

undefined



ロナルド「ここだ。」

ドラルク「…誰かいるようだな。」

???「…」

ロナルド(少女の外見をした…吸血鬼だな、もしや…)

???「…!誰?」

ロナルド(気づかれたか…)

ロナルド「お、お嬢ちゃん、俺はロナルド、俺たち怪しいもんじゃなくて、この館の持ち主に依頼されて…えーっと、君がフランドール…だよな。地下室にいるって聞いてたんだが…」

???「あら、そう、お姉様に…、そう、私がフランドール・スカーレット、あの人の妹。あなたたち、もしかして人間?」

ロナルド「ああ。」

ドラルク「私はドラルク、高等吸血鬼だ。」

フランドール「そうなの、騙したりしてない?」

ロナルド「騙す?」

フランドール「いままで飲料の形でしか人間を見たことないの。」

ロナルド「…人間にあったことがないのか?」

フランドール「鶏って捌いたり出来なくても美味しくいただけるでしょう?」

ロナルド「…なるほどな…人間ってのはただの家畜みたいなもんってことか。」

フランドール「そうよ、でも最近お姉様が人間と仲良くしてるみたいだから、私も人間というものが見てみたくて今日、495年ぶりに部屋の外に出ようと思ったの。でもそう思ったら雨続きで館から出られなくて。」

ロナルド「495年…」

ドラルク「筋金入りの引きこもりだな、人間を知らんのも納得だ。そこまでとは、なにかしでかしたのかね?」
 
フランドール「さあ?私は何も。ドラルクさん、引きこもりって言うけど本来吸血鬼ってこういうものじゃない。」

ドラルク「どうかな、本来吸血鬼とは祭りを好むなど享楽的なものだ。人間との付き合いも大事なものだ。」

フランドール「楽しいことを好むのは私も同じ。いつもは一人だったけど…せっかく遊び道具が二つも来てくれたんだし…遊びましょう?」

undefined

undefined

ロナルド「…何をして遊ぶ?」

フランドール「弾幕ごっこ?」

ロナルド「弾幕?」

フランドール「うん、私を…楽しませてくれるわよね!」

ロナルド(そういうと、彼女の背中に翼のようなものが出現し、そこから無数の光の球が出現し、こちらに向かってくる。) 

ロナルド「っ!」サッ!サッ!
ドラルク「アーッ!」スナァ…

ロナルド(ちっ…貧弱なのを期待してたが、姉と同じ強大な高等吸血鬼だな…)

フランドール「あら、もう吸血鬼さんは終わり?」

ドラルク「突然何をする!」ズズズズ…

フランドール「あら、コンテニューしたの?まあいいわ、また遊べるわね。」 

ドラルク「待て!君は外に、人間に興味があって外に出ようとした、ならば私達が人間の遊びについて教えてやろうではないか。」

フランドール「人間の遊び…?」

ロナルド「お前準備してきてるのか?考えはあるのか?」

ドラルク「引きこもりの面倒をみると聞いたからな、それに彼女の遊びに付き合っていたらたぶん液体状にされる。やってみるしかなかろう、とにかく時間を稼ぐのだ。考えはある。さあ、もっと楽しい遊びをしようではないか!」

フランドール「へえ、どんな遊び?」

ドラルク「ゲームだ!携帯機ならモニターやテレビがなくても出来る!…というわけで、南天堂ヌイッチを持ってきた。これなら全員で遊べるな!」

ロナルド「コントローラーまで持ってきたのかよ。」

ドラルク「とりあえず○リオパーティでもやろうではないか、ゲーム初心者と経験者の差も出にくい、まさに今の状況にうってつけのゲームだ。さあルールは私が設定してやろう。これがコントローラーだ。」

フランドール「…」バキャッ!

ドラルク「…失礼、コントローラーが壊れていたか、こちらに…」

フランドール「…」ドーン!

ドラルク「…」

フランドール「私が触れた物はね、破壊されちゃうの。こう、きゅっとしてドカーンって感じでね。」

ロナルド「ヌイッチ本体が!」

ドラルク「…」スナァ…

ロナルド「クソ砂ー!」

「悪魔の妹」吸血鬼フランドール・スカーレット
物の「目」を自分の手のひらに移し、それを握りつぶすことで破壊するありとあらゆるものを破壊する程度の能力を持つ恐るべき吸血鬼

フランドール「それで、もう終わりなのかしら?人間の遊びっていうのは。」

ロナルド「待ってくれ、まだあるから!」

ロナルド(今の感じを見るに道具を使うのは無理だ…だとしたら、身体を使ってかつ、接触を伴わない危険じゃない遊び…そうだ!)

ロナルド「マジカルバナナだ!」

フランドール「何それ?」

ロナルド「マジカルバナナのリズムに合わせて前に言われた単語から連想される単語を言いあう!」

フランドール「ふーん、まあ、やってみよう。」

ロナルド「はい、マジカルバナナ!バナナと言ったらゴリラ!」

ドラルク「ゴリラと言ったらロナルドくん。」

フランドール「ロナルドくんといったら食料。」

ロナルド「しょ、食料といったらリンゴ!」

ドラルク「リンゴといったら赤い。」

フランドール「赤いと言ったら血。」

ロナルド「ち…、血といったら怖い!」

ドラルク「怖いと言ったら日光。」

フランドール「日光といったら死。」

ロナルド「ウエーン!回ってくる単語が怖いー!」

フランドール「連想される言葉を言うんでしょ?」

ドラルク「ややサイコ気味思考なのだな。」

フランドール「ねぇ、これいつまで続くの?」

ドラルク「リズムに乗れないか、間違ったことを言うまでだな。」

フランドール「なんか簡単で面白くない。やっぱり弾幕ごっこしか…」

ドラルク「待て!次は私だ!」

こうしてロナルドたちは様々な遊びを試した。
ドラルク「伝統的ゲーム、指スマだ!」

フランドール「二人の親指を切れば確定で勝ちじゃない?」

ドラルク「無し!」


ロナルド「カードなら持てるかもしれねぇってことで、UNOやろうぜ!」

フランドール「無理だよ。」パラパラ…

ロナルド「チクショー!」


ドラルク「階段でグリコゲーム!」


ロナルド「うおお!ジェスチャークイズ!」


ドラルク「ドラドラちゃんの楽しいお料理教室!道具を使わずに出来る料理を考案した!」


ロナルド「見ろ!俺のポールダンス!」


そして…
ロナルド「はぁ…はぁ…」

ドラルク「どうだ…これが君でも出来る我々の遊びだ…」

フランドール「もう終わり?もっと遊ぼうよ。」ズォォ…

ロナルド「ピャー!液体にされるー!」

ドラルク「」スナァ…

ジョン「ヌアー!」

フランドール「弾幕ごっこ…ふたりとも…今度はもっともってくれるわよね?」

ロナルド「くっ…」

ドラルク「ふふ…ふははは!」

フランドール「…!何…?」

ドラルク「気づかないのか…今の一撃で君はもう負けているのだよ。」

フランドール「それはどういう…」
ピカッ!
フランドール「!!!!日光…」

ドラルク「そう、夜はもう明けた!495年日の当たらない地下室にいたから、日光対策をしていない!さあ495年ぶりの日光を受けアー私にも!!」スナァ…

ロナルド「だせぇ…だが…遊びはおひらきだ。」

フランドール「……人間のくせに、やるじゃない。吸血鬼と協力して私をはめるなんて。」

ロナルド「人間も捨てたもんじゃないってこと、わかったか?」

フランドール「そうね、より外の世界が気になるわ。食料ってだけじゃない、人間がより見たくなった…残念、今日のところはお開きだけど、また遊んでね。」

ロナルド「もう勘弁だぜ…」

フランドール「じゃあお姉様みたいにあなたのところまで行くね。」

ロナルド「呼ばれたらまたいつでも来るので事務所に来るのはやめてください。」



その後、館の主が帰宅したことで事態は収束した。

メイド「お疲れ様です。いい仕事ぶりでした。ここで働きませんか?」

ロナルド「ハンターの仕事があるので結構です!」




そしてフランドールは屋敷を出歩くようになり…
フランドール「お部屋の外も悪くないわね…」パラパラパラ…

メイド「!!ドアが…また仕事が増えた…」

プルルルル!
ロナルド「…ヒッ!」ビクッ!

ロナルド「…なんだ、サテツか…」
プルルル!
ロナルド「ピャッ!…今度は…カメ谷か…」
トントン!
ロナルド「ペボー!」ビクッ!
半田「ウハハ!最近突然の訪問者に異様にビビるようになったと聞いたからその顔を拝みに突然来てやったぞ馬鹿めー!」
ロナルド「帰れ!」

ロナルドはいつ来るかわからない呼び出しに3ヶ月ほどビビりまくったという。

まさか2連続で他作品知識が必要なものを書くことになるとは…
クロスオーバーで考えてたら2連続で依頼が来るタイプになっちゃいました。
次の吸血鬼
>>27

すぐ寝る

ドラルク「うむ、おはよう、今日もいい夜だな、ジョン。」

ジョン「ヌー!」

ドラルク「…うん?部屋が妙に静かだな、ロナルドくんは仕事で不在か?ならば今日は若造ドッキリ計画でもたてて…」

ロナルド「zzz……」

ドラルク「なんだ、寝ていただけかね。顔にらくがき書いちゃおう。」カキカキ

ジョン「ヌー。」

ドラルク「しかし随分と早い時間に寝落ちしたものだな。まだ7時だぞ。ついにそこまで5歳になってしまったか。」

ロナルド「…zzz…」

ドラルク「…よし、寝ているロナルドくんは放っておくか、散歩でも行こうか…」

ジョン「ヌヌン!」

ドラルク「しかし、妙に静かだな。」

ヒナイチ「ドラルク、いるか!」バーン!

ドラルク「む、なんだヒナイチくんか。」

ヒナイチ「街が大変なんだドラルク、だから私におやつをくれ!」もぐもぐ

ドラルク「は?仕事しろ公務員。」

ヒナイチ「待て、これには事情があるんだ。説明させてくれ。」モグモグ

ドラルク「今度はなんのおポンチかな?」

ヒナイチ「人々の睡眠欲を刺激する強制睡眠能力を持つ厄介な吸血鬼だ。そいつが街全体を結界で覆っている。ロナルドもそいつにやられたようだな。」モグモグ

ドラルク「ふむ、なるほどな。…それで、何故君は起きているのだ?」

ヒナイチ「やつの能力は睡眠欲を増幅させるだけで、それを上回る欲求があれば寝ずに済むらしい。」モグモグ

ドラルク「それが食欲と言うわけか。」

ヒナイチ「そういうわけだ。そろそろ手持ちの食料が付きそうでまずいんだ。なんとかしてくれドラルク。美味しいものが食べたい。」もぐもぐ

ドラルク「そう言われても私は起きたばかりだぞ。」

ヒナイチ「頼む!事態は一刻を争うんだ!このままだと下のコンビニから拝借することになってしまうぞ。」モグモグ

ドラルク「おい公務員。わかった、そこでちょっと待っていたまえ。」


ドラルク「腹持ちのいいショートブレッドだ。これでしばらく我慢したまえ。」

ヒナイチ「うむ、これでしばらく動けるな。では行くぞ。ドラルクも来い。」モグモグ

ドラルク「うむ、道にも睡眠欲に抗えない者が転がっているな。」

ヒナイチ「影響範囲も強さも高まっているみたいだな。早く見つけ出さねばな。」モグモグ

ドラルク「…あそこで動いているやつがいるな。あれは…」

ヒナイチ「むっ、吸血鬼か?」

へんな動物「パオッ、ドラルクさん。周りが寝てるのに自分だけ起きてるって時間停止ものみたいですよね。」

ヒナイチ「…お前か…」

へんな動物「おや、救対の方。」メキメキ

ヒナイチ「何故こいつは起きている?」モグモグ

ドラルク「3大欲求とは睡眠欲、食欲、そして性欲だ。今は睡眠欲を性欲が上回ったのだろう。」

ヒナイチ「そういうことか。」

へんな動物「ドラルクさんたちは何を?睡眠プレイですか?」

ヒナイチ「今吸血鬼を探している。強制睡眠能力を持っているやつだ、知らないか。」モグモグ

へんな動物「そうですね、先程あっちの道端でHブックを読んでたときに誰か見かけた気はしますね。」

ヒナイチ「うむ、情報感謝する。この状況で動けるやつは貴重だ、良ければお前も…」モグモグ

へんな動物「いいですよ、ところで女の子が棒状の食べ物を食べてるのってなんか興奮しちゃいますよね。」シュボボボッ!

ヒナイチ「すまん、やっぱり帰ってくれ。」

ドラルク「しかし、性欲でも起きていられるとなれば問題だな。変態共の巣窟になってしまう。」

ヒナイチ「まずい事態だな。…ここがへんなの言ってたあたりだが…今はいないか。」モグモグ

ドラルク「ギルドの近くではないか。ギルドまで来ていたのか。」

ヒナイチ「ということは他のハンターたちもあてにならないか…」モグモグ

ドラルク「いや、ハンターにも食欲魔神、腕の人がいる。腕の人なら起きているかもしれん。」

ヒナイチ「よし、行ってみよう。」


ヒナイチ「うむ、案の定皆寝ているな。サテツは…」

サテツ「…」モグモグ

ドラルク「よし、無心でモグモグしているな。」

ヒナイチ「サテツ、少し良いか?」モグモグ

サテツ「…はっ!…あれ、ヒナイチさん、どうかしました?」モグモグ

ヒナイチ「周りを見てくれ、非常事態だ。」モグモグ

サテツ「…?あれ、みんなどうしてこんな時間に寝てるんだ?」モグモグ

ヒナイチ「吸血鬼の仕業だ。強制睡眠能力持ちで睡眠欲を上回る欲がないと寝てしまうらしい。ここにも来ていた可能性があるのだが知らないか。」モグモグ

サテツ「いや、俺はわからないな…ごめんなさい。」モグモグ

ドラルク「周りもみんな寝てるのに今まで来たことにすら気づいてなかったのか。」  

サテツ「ウッ、食事に夢中で…すみません。」モグモグ

ヒナイチ「知らないものは仕方ない。探すのを手伝ってくれ。」モグモグ

サテツ「はい、俺で良ければ…」モグモグ

ドラルク「…待ちたまえ、探さずとも向こうから来たようだぞ。」

???「話し声が聞こえると思えば…まだ寝てない悪い子がいたか…」

ヒナイチ「…!お前が吸血鬼か…」モグモグ

すぐ寝る「そうだ。俺は吸血鬼すぐ寝る!」
吸血鬼すぐ寝る
睡眠結界を操る恐るべき吸血鬼。
ヒナイチ「なんでこんなことを…」モグモグ

すぐ寝る「簡単なことだ、現代の人間は寝ることが足りてない。そして夜は明るくうるさくなり、また寝れなくなる。本来人間は夜になったらすぐ寝て疲れを取るべきなんだ。睡眠の重要性を忘れた愚かな人間たちに教えてやっているのさ。ちなみに俺は夜7時に起きて夜明け前どころか午前3時には寝ている。」

ドラルク「寝過ぎだろう。ニートか。」

すぐ寝る「うるせぇ!お前たちも睡眠の重要性を思い出させてやる!」

ヒナイチ「くっ…私は寝ない!ギルドのご飯がまだ残っている!すまん、いただきます!」モグモグモグモグ

サテツ「うおおおお!」モグモグモグモグ

すぐ寝る「くっ…食欲で抵抗するか、しかし、食事中はろくに攻撃もできずら食事はいずれ尽きる。その時がお前たちの就寝時間だ!」

ヒナイチ「ドラルク!まずい、皿が無くなりそうだ!」モグモグ

サテツ「あ、こっちも…」モグモグ

すぐ寝る「ははは、あっけないな。」

ドラルク「安心しろ、追加分はある。君たちは気にせず食いたまえ!」

ヒナイチ「うむ!」モグモグ

すぐ寝る「なっ…だが…」

サテツ「おかわりで。」

ヒナイチ「こっちも頼む。」

ドラルク「あるぞ。」

すぐ寝る「バカな…何故…」

ドラルク「このドラルクの料理術を侮るなよ。ぱぱっと作れる簡単なもてなし料理のレパートリーは100をゆうに超えている。食材の続く限り食事は終わらん!」

すぐ寝る「くっ、うう…ならば…こうだ!」ガシャーン!

ヒナイチ「!」

サテツ「!」

すぐ寝る「ふはは!出てきた食事を落として食えなくすれば流石にやつも間に合わん!さあ大人しく…」

ヒナイチ「…」ゴゴゴゴゴ…

サテツ「…」ゴゴゴゴゴ…

すぐ寝る「…あれ?飯はもう…」

ヒナイチ「食べ物を…」

サテツ「粗末に…」

ヒナイチ・サテツ「「するなぁぁぁぁぁ!」」ドガーーーン!

すぐ寝る「ブェェエェーーー!」バリーーン!



マスター「今回は助かりました。」

ヒナイチ「いや、今回はドラルクとサテツのおかげで…」

サテツ「いや、俺なんてほとんど食ってただけで…」

ドラルク「はっはっはっ、もっと褒めたまえ。すべてこの無敵の吸血鬼ドラルクのおかげだとも。すべて私の発案、この二人は私にしたがい動いただけなのだからな。」

マスター「そうですか。ではこれ、食材代ともろもろ込みの請求書です。」

ドラルク「は?」

マスター「退治の功績もありますからいくらか割り引いておきました。ドラルクさんがすべての責任者とのことなので、支払いよろしくお願いしますね。」

ドラルク「金額は…」

ドラルク「…」スナァ…

遅くなりました。すみません。
次の安価
>>36

鬼舞辻無残(死に掛け)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom