主人「生意気な使用人をどうにかしたい」(78)

主人「・・・」カキカキ

主人「・・・・・・」カキカキ

主人「むっインク切れか・・・。メイド、替えのインクを持ってきてもらいたいんだが」

メイド「え~~!今忙しいんですよぉ」パチンパチンッ

主人「爪切りがか?」

メイド「はぁい」パチンパチンッ

メイド「あ、やば。深爪しちった」

主人「メイド、そのカーペットは高級なものなんだ。切った爪をそのままにするのは・・・」

メイド「はあ?なんですかそれ」

メイド「わたしの爪が汚いっていうんですか?」

主人「いや、そういう訳ではなくてだな」

    ぴんぽーーーん  ぴんぽーん ぴぴぴぴぴんぽーん ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴバァンッ!

主人「メイド、客が来たようだが」ソシテチャイムコワサレタ

メイド「だから爪切りに忙しいんですってばあ。ご主人様が行ってきてくださいよ、ほらダッシュ!」

主人「今行くッ!」シュバッ!

  ガチャッ

執事長「こんばんわ、お坊ちゃま。お仕事の方はどうでしょうか」

主人「なんだ執事長か、久しいな」

主人「で、何のようだ。私なら何も問題はないぞ・・・・・パパとママにもそう伝えておいてくれないか」

執事長「しかしお坊ちゃま」

執事長「この執事めは心配であります。18の時、お坊ちゃまが家出してから早5年・・・」

執事長「いくら仕事が成功し、立派な家を建てようと・・・無理はしてないかとか・・・気がかりばかり・・・」


メイド(誰だろ・・・ってなんだ。いつものお爺ちゃんか)

執事長「もしよろしければウチの使用人を何人か配属しましょうか?」

主人「間に合っている。既に使用人が二人いるからな」

執事長「存じております・・・・・し、しかし!あの『小生意気な使用人姉妹』を見過ごすわけにはいきませぬ!」

主人「まだ二人は若いんだ。反抗期だと思っている」

主人「それに我が家はマンションだ。部屋割りも3つで満帆なんだ」

執事長「なんと!なんと優しい人なんですか・・・使用人一人に部屋を割り与えるなど・・・!」

主人「もういいか執事長。いい加減我が家に訪れるのはやめてくれ」

               バタン!!

主人「ああ、そしてチャイム弁償してもらうぞ」ガチャッ

メイド「実家の執事長さんでしたっけ」

主人「なんだ見ていたのか」

主人「彼は私が物心ついた時から教育係として側に居てくれてな。私が家出してからもあの調子だ」

メイド「失礼しちゃいます!生意気姉妹だなんて!」プンプン

主人「君の姉の方はまだ買い物か・・・さてと、洗濯をしなければ・・・」

メイド「ちょ、私達の下着と一緒に洗わないでくださいよ」

主人「・・・済まない」

メイド「じゃあわたしゴミ出しいってきまーす」

メイド「んしょっ」

主人「む・・・・珍しいな。君が仕事をするなんて」

メイド「お姉ちゃんが帰ってくる前に処分しないとですし」

メイド「このえっちな本達とか///」ニヤリ

主人「わ、私のSMの資料達がッ_____!!」

メイド「なんですか~これ・・・うわうわ、メイド服着た女の子が縄で縛られてる・・・//」

メイド「もしかしてわたしのこともそういう目で・・・///」アトズサリ

主人「断じて違う!だから処分してはらないんだ!」

メイド「フン、言い訳になってませんね。年頃の可愛い女の子が側にいるからって、、、、ん?」

メイド「なぁっ!着物着た子までいる?!まさかお姉ちゃんにまで欲情して______

   ガチャッ

女中(メイド姉)「ただいま帰りました~♪」

女中「あらあら、どうかしたの~?」

メイド「う、ううん。なんでもないよ!」

主人「クッ」(迂闊だった。キチンと隠していたはずなんだが)

主人「この資料は返してもらおう」バシッ

主人「では失敬!」ダダッ ガチャッ、バタン! カチリ

メイド「あっ逃げた!」

女中「ねえ今の本なあに?」

メイド「えっ、あ、ううん!なんでもないよ!漫画だよ漫画」

 ~ 自室 ~

主人(ダイアル式金庫に入れておこう)

主人「・・・」カキカキ

 ___ 迂闊だった。だが計画が彼女達にバレていなければ問題ない

     そう、私は彼女達を主人に従順な使用人に仕立て上げる計画を進めていた

主人「まあ俗に言う『調教』という奴だな」カキカキ

主人(私は形から入る人間だ。まずは彼女達のプロフィールを完成させなければ・・・!)

 ___ まずはメイドから.....

女中「今日はね、オムライスにしようと思って買ってきたのよ~」

メイド「やった!あ、でもこのピーマンとパプリカは・・・」

女中「細切れにしてチキンライスに入れるの。ご主人様この野菜苦手だもの・・・反応が楽しみ・・・///」ウットリ

メイド「ははっ。お姉ちゃんったら鬼畜だね」

 ___ メイド。女性。4月3日生まれ、牡羊座。血液型B型。現在17歳

               身長163cm 体重46kg  

   好きなもの=漫画、姉     嫌いなもの=ご主人様(冗談)、ナポリタン

 ___ 勿論学校に通わせている。最近行われた身体測定のおかげで身長体重の記述が出来てよかった

メイド「あ、なんならタバスコも入れちゃおうよぉ~」

女中「ふふっ、それはさすがに可哀想だからだーめ」

 ___ 女中。女性。6月18日生まれ。双子座。血液型AB型。現在20歳

    好きなもの= 貝殻 和服 妹 嫌いなもの=ほこり ご主人様(冗談かも)

主人「しまった・・・身長体重がわからない・・・」

主人「女中、身長体重を教えてくれないか!」ガチャッ

女中「・・・」

女中「・・・・・は?」ニコッ

______________________________________
____________________________

主人「・・・女中。なんだこの食べ物は」

女中「え?チキンライスに卵ですよ」

女中「卵かけご飯・・・・・いや、卵かけ鳥ご飯?卵かけチキンライス?」

主人「そうか・・・。だが、だが君達はオムライスじゃあないか」

女中「そうですね」ニコッ

メイド「あーおいし~ほっぺた落っこちちゃいそ~///」ニンマリ

主人「ぐっ、私の好きな料理No.1はオムライスだということを知ってのことなのか?」

女中「そうですね」ニコッ

メイド「も~~ご主人様がデリカシーの無いこと聞くからですよ」

主人「デリカシー?私がか?」

メイド「ええそりゃあもう!お姉ちゃん最近体重の事きにしてるんでぼごォッ!?」グシャァッ

メイド「もごもが」(お姉ちゃん。オムライスが顔全体に溢れてます)

女中「そうですよご主人様。女性に体重を聞くなんてデリカシーに欠けますよ~」グググッ

メイド「もごごご・・・ご・・・ぉ_____

主人「なるほど」

女中「あ、でも身長は167cmかな?」

メイド「ちょっとご主人様。もしかしちゃってわたしのも書き込んでるんじゃ・・・」

メイド「身長体重調べて・・・・・・・もしや、こ、興奮してるんでしょう!!///」ビシッ

主人「まさか」

メイド「はあ?嘘つかないでくださいよ!このちょっと大人になりかけた17歳に!!」

メイド「毎日毎日視姦して欲情してるんでしょう!///」

主人「・・・」

主人「どこで覚えた知らないが・・・そういう言葉を女の子が使うものじゃないぞ・・・」ドンビキ

メイド「・・・・・・・」

メイド「ウガアアアアアアッ!///」ボコッ バキィッ

主人「どふっ、ぐほぁっ」

メイド「だって!だってご主人様のえっちな本に書いてあったんだもん!!うわあああん!!///」バコッ ボコッ

主人「ごへっ!?なっ何言って・・・!」

女中「え?」

女中「ご主人様・・・・・そんな本を所持しているのですか・・・・?」

         主人「あ」     メイド「あ」

女中「私の妹にそんな卑猥な物見せるなんて・・・ふふ・・・ふふふ・・・」

主人「ち、違ッ______________

  __ 祖父屋敷 __

祖父「・・・・・」

祖母「それで私達の家に逃げて来たんですね?」ナデナデ

主人「うぐっ、いいじゃないか別に!僕はっ僕だって近くに女性が居たら!うぐっ、ああぅっ!」

祖母「はいはい。今日はウチに泊まりなさい」

祖父「はあ、いつもいつも俺達の家に逃げ込みやがって・・・・妻よ、部屋に戻りなさい・・・」

祖母「ですがアナタ。彼は_____

祖父「男同士の会話だ」

     バタム

主人「・・・」

主人「で、祖父よ。話というのは」キリッ

祖父「おまえお婆ちゃんにしか甘えねーのな。俺にも甘えようぜ」

主人「で、話はなんだ?」

祖父「・・・・・。この前言ったじゃないか。生意気な娘を調教するのだと」

祖父「いつもは優しいお前が豹変したらどうなると思う?」

主人「無理だ。僕は生まれてこの方サディステックな感情を抱いたことはない」

メイド「帰ってこないねご主人様」

女中「毎度のことじゃない」

メイド「そうだね!」

女中「寝ましょう!」

       「「 おやすみー 」」

_________________________________

祖父「今頃こんな風にお前の事をどうでもいいかのように寝ているんだぞ!?」

主人「ひ、ひどい。私の帰りを心配してくれないのか」

祖父「まあサドにはならんでもいじめるくらいはできるんじゃないか」

主人「わかったよ。お爺ちゃん」クイッ

祖父(あ、お前メガネキャラだったんだ・・・)

主人「そうだ。僕は、いや、私は彼女達を更生するために・・・うん、わかったよ・・・」

主人「さすがハーレムを築いたお爺ちゃんだ。言うことが違う」

 __ 私の祖父は重婚者だ。6人の妻と6人の子供がいる

祖父「ああ、俺大したことなんにも言ってないが・・・・行って来い」

祖父「今日からお前は立派なご主人様になるのだ」

 ~ 主人低 ~

主人「ただいま」ガチャッ

メイド「おそーい」ウトウト

メイド「夜中なんですから・・・ふあぁ~ったく何処行ってたんです?」

主人「答える必要はない」キリッ

女中「答えてください」

主人「フン、使用人如きに何故口を割らねばならない」

  メイド「・・・」    女中「・・・」

メイド「ま、どうでもいいや。寝ようお姉ちゃん」

女中「ええ、どうせ叔父叔母の家でしょうからね~」

主人「・・・」(お)

主人(引き下がったぞ。や、やっぱり言葉の威圧をすれば・・・)

メイド「フンッ!!」裏拳ッ

主人「ゴフッ!?・・・ぐ・・・な、なんで?」

メイド「なんかムカついたから」

主人「くっ・・・絶対に調教してやる・・・」

女中「へ?」

メイド「はあ?何言ってるか聞こえませんよ~?」


主人「生意気な使用人の君達をッ、今日から調教してやると言ったのだ!」


メイド・女中「・・・・・」

メイド「くくっ」

女中「ふふっ」

メイド「あははははっ!!」ゲラゲラ

女中「ふふっ・・・ふふふっ・・・//」クスクス

主人「な、何がおかしい!これは教育でもある、親代わりの身として___!」

メイド「へえ、じゃあやってみてくださいよ。できるもんなら」スタスタ

女中「せいぜいがんばってくださいね~?」スタスタ

主人「なっ・・・」(まるで怯えていないだと!?しかも嘲笑されている・・・)

主人「調教宣告をしたというのに・・・だ、だが私はめげない」

主人「君達を調教してやる!」

生意気な使用人が書きたかった。それだけ


また明日書こ

  = 翌日 =

メイド「おはおうおらいまあふ」シャコシャコ

主人「口に物を入れて喋るんじゃない」スッ

メイド「む!」ムグッ

主人「歯ブラシを口からとりな・・・さい・・!」グググッ

メイド「むぐぐぐぐぐっ!グンッ!!」ドカッ

主人「ゴフッ!?」

主人「女中。何故私にはシリアル一粒なのだろうか」

女中「昨日、ご主人様がお下品な事をいったからでーす♪」

メイド「んぐっんぐっ」ムシャムシャ

主人「誰が食費を払っていると思っている」ジトッ...

女中「くすっ」

女中「ご主人様それで睨んでるおつもりなんですか~?可愛い~///」ニヤニヤ

主人「・・・・・」

メイド「じゃあわたし学校行ってきまーす」

メイド「あ!お姉ちゃん気をつけてね、調教とかいってなんかするかもだから!」ビシッ

女中「はーい」

           バタム

女中(でも、お昼までご主人様もお部屋でお仕事だし・・・)

女中「暇よねえ」

 ~~~~ 学園 ~~~~

    「じゃあ午後もがんばれよー」

メイド(ご主人様、お姉ちゃんに何もしてないといいけど・・・)

友「よっ、ご飯食ーべよ」

メイド(まあ、ご主人様はわたしのこと好きだしそれはないか)

友「おーい、なにぼーっとしてんの。クスリでキマっちゃってる顔だよそれ」

メイド「はっ、もう授業終わってた」

同級生A「メイドちゃんって家じゃ『メイド』として働いてるんだよね」

同級生A「ねえねえ、変な事されてないよね?大丈夫?」

メイド「う、うん大丈夫。されてないから」

友「この子のご主人様。顔はまあまあだけどちょっとおかしいのよ」

友「中学の時の授業参観とか凄いうるさくむぐっ!?」

メイド「い、言わないでっ///」

同級生A「へーイケメンなのかー会ってみたい・・・」

同級生B「わたしもー」

メイド「いや、イケメンなんて一度も・・」

友「まあまあ、この子にとっては兄とか父親みたいなものだからさ」

同級生B「あ、知ってる。3人暮らしなんだっけ」

同級生A「そうなの?」

メイド「・・・うん。パパとママが私達残して夜逃げしちゃって・・・」

メイド「って!この話はもういいよ!進路の話しよ!ね?進路の話しよ!」

友「もっと嫌だよ」

同級生A「アタシぃ会ってみたいなあ~そのご主人様って人。なんか話聞いてると知的な人ッて感じで」

同級生B「ねー」

メイド「・・・む」

友「だからさっき言ったでしょ。主人は父兄みたいな存在だって」

友「この子シスコンでもブラコンでもあるからさ。取られ無ぐっ____

メイド「ち、違うってば!///」カァァ

同級生A「じゃあ今日家いっていい~?」

同級生B「いいよね~?」

メイド「え・・・い、いいよ?別に」

  = その頃 =

女中「で、このクロロホルムはなんですか?」っハンカチ

主人「く、クロロフィルか・・・葉緑体に含まれているものでな・・・」

女中「一緒にサスペンスドラマよくてみてますから知ってますよ。嗅いだら気絶しちゃうやつ」

女中「私に嗅がせようとしてましたよね~」グイグイ

主人「ぐ・・・近づけてはならない」

女中「か、嗅がせてなにしようとしてたんですか~?//」グイグイ

主人「そ、それは・・・」

主人「縛る!」(手を!)

女中「し、縛る・・・!?///」( :亀甲縛りのイメージ: )

女中「しば、縛って何をするおつもりなんですか~?///」

主人「何って!君の嫌なことをして、そしてもう目上に生意気な態度をとらせないよう従順にさせる」

女中「嫌なことって?///」ドキドキ

主人「わからない。教えてくれ」

女中「・・・」グイッ

主人「」バタッ

_______________________________________
_____________________________

     ガチャッ

メイド「た、ただいまー」

女中「おかえりなさい。あら、そちらは友ちゃんと・・・」
 
    同級生A「A子でーす」 同級生B「B美です」

友「いいんですかぁ?主人さんに断りなく」

女中「いいのよ~どうせ何も言わないし」

メイド「うんうん」

友「は、はは。そうですかい」

  ~ メイド部屋 ~

同級生A「すっごーい。本当にメイド服に着替えるんだ」

メイド「まあ帰ってからが仕事みたいなものだからね」

同級生B「すごーい!メイドすごーい!」

メイド(まあほとんど姉任せでわたし何もしてませんけど)

友「あ、ちゃんと替えのメイド服もあるじゃん。着ていい?」

メイド「だ、だm_______

 コンコン

   「友人が来ているのか?メイド」

メイド(まずいよまずいよ、友達の前ではちゃんとメイドしないとだし)

メイド「ご主人様っあ、はい。そうでございまする~」(変な敬語になっちゃったよ!)

   「そうか。君達、楽しんでくれ」

  同級生A「は、はい!」  同級生B「はーい!」

友「ほーい」

同級生A「わあ、声だけでいい人って伝わってくるね~」

同級生B「うんうん」

メイド(・・・別にいい人でも変態だし)

主人「ありがとう。そして飲み物とお菓子を持ってきたよ」ガチャッ

メイド「ノックなしで入るなぁ・・・・・んてひどいですよ~ご主人様~」

主人「ああ、済まない。はいクッキー、飴もあるよ」

 同級生A「わあ美味しそう!」  同級生B「わざわざありがとうございます!」

主人「っはっはっはいいんだよ。ちなみにクッキーを作ったのは女中だよ」

友「へえ、凄いなあ義姉さんは・・・」ボリボリ

        ワイワイ          ワイワイ

メイド(なんでっアンタが楽しそうにナチュラルに輪に入ってんだ!!!)クワッ

主人「そうかそうか。君の親なら・・・」

主人(私の部下だな。しかし、23の若造に従っている父親なんて知りたくないだろう)

主人「上司さ!いつもお世話になっている。家に帰ったらよろしく頼むよ」

同級生A「はい!いいなぁ、アタシもここでバイトしたいなあ」

同級生B「私も~」

主人「はははっ、嬉しいな。君達みたいな可愛い子が家にいるなんて困っちゃうよ」

メイド「!」ピクッ

友「ん」チラリ

友「メイド。なに怖い顔してんの」

           「「「おじゃましましたー」」」

             バタム

メイド「・・・っ!//」キッ

主人「言っておくが。これも社交辞令だ。私もああいう顔を持ち合わせているんだよ」クイッ

メイド「スティッキー・フィンガーズ!!」ジィィイィィッ!!

主人「ガアァァ、は、挟まった。ズボンのファスナーがはさまっ・・・ああ・・・」ガクッ

メイド「フン!」タッタッタ

     「お姉ちゃん今日のご飯なーに?」

         「ナシゴレンよ~。ご主人様のは予めグチャグチャに混ぜておきましょう。あの人混ぜられるの嫌いだから」

主人「・・・く・・・な、なぜ・・・」ピクピク

女中「あらそう・・・メイドの友達をいやらしい目で見てた、と」

主人「いや違うが」

メイド「そうなの。だからもう絶対・・・」

メイド「・・・・・ウチに連れて来ないから」
_________________________________
_________________________

 ~ 主人部屋 ~

主人「・・・」カキカキ(後は本社に書類を送れば今日は仕事終了か)

 __ ちなみに私は社長ではあるが本社には月に3回しか出勤しない

もう眠いから明日調教します

主人「む、もう11時か・・・」

  コンコン

主人「? どうぞ」

メイド「勉強わかんないんで教えてくださいよー」

主人「テスト期間だったのか。かまわん」

主人「メイド。寝るなメイド」ユサユサ

メイド「ううん・・・んんあ・・・」

主人「おーい・・・おい、今のままでは点が取れないぞ」ユサユサ...ユサユむにっ

主人「むにっ?むに・・・むに・・・」ムニムニ

メイド「あぁ・・・んん・・・・///」

主人「ハッ!?メイドまさか・・・君・・・!!」

主人「(胸が)成長したのか!?」

メイド「な、なんですかいきなり」

主人「いや、成長したなと思って」

 ___ 言っておくが私は彼女がランドセルを背負った頃から知っている

     5年でこうも変わるものなのか。アルバムを見ながらしみじみと思う

メイド「ちょ、な、ななっ、なんですかこの盗撮記録!!///」

主人「親の愛の結晶だ」

メイド「マジシャンズ・レッド!」ボオォッ

主人「あぁ・・・」

メイド「なんですか・・・親の愛の結晶って・・・・・!」ズイッ

主人「む?」

メイド「わたしのこと・・・・・本当に娘としか思ってないんですか!?///」ウルッ

主人「い、いや妹のようにも」

メイド「友達から言われました。ずっと一緒にいて、恋愛、肉体関係にもならないなんて逆に凄いとか・・・」

主人「だか、だから家族と思っているから_____

メイド「・・・・・お姉ちゃんが好きなんですか?」

主人「ん?」

メイド「お姉ちゃんが好きだからわたしに手を出さないんですか?お昼もお姉ちゃんと何か・・・

    わたしに内緒で変な関係とか築いちゃってたりするんですか?」ズイズイ

主人「違う。女中も妹のように思いっているが」

主人「だから君達の生意気な態度も反抗期とみなし、我慢してきたが・・・教育的にそれはよろしくないかと・・・」

メイド「教育ってなんなんですか!?」グスッ

 ___ どうやら私のウイスキーボンボンをつまみ食いして酔ったみたいだ

メイド「ううぇ~・・・じゃあ彼女とかわたしに内緒で居たりするんですかぁ~・・・」ガスガスッ

主人「ぐふっ、がふっ」


主人(酔いながら勉強というのは・・・)

主人「仕方ない。間違えたりだらけたりしたらペナルティを儲けよう」

メイド「・・・えー?」

主人「・・・」スッ ガチン!

メイド「!? なに、なにこのイス・・?!」

主人「君を拘束させてもらった。さあ、勉強を始めよう」

メイド「ちょ、ちょっと外してくださいよ!!」

主人「悪いが無理だ。君にはこれくらいしないと覚えられないと思ってな」

主人「ペナルティはなにかだって?」

メイド「聞いてないからはやく外してくださいってば!!」ガチンガチンッ

主人「・・・・・・第一問。生物」

主人「細胞を発見したのは!?」

メイド「小保方」

主人「フックだ・・・待て、君冗談で言ってるのだろう?」

メイド「はあ?わたしはマジですよ!」

主人「そうか・・・」

主人「さ、ペナルティだ」ズイッ

メイド「! ちかっ」

メイド「んんっ?ん・・・・んむっ!?///」

主人「ぷはっ、ペナルティはキスだ。一応勉強なのでペナルティはあまり刺激的じゃないものにした」フキフキ

メイド「/////」ボケー...

主人「また間違えるごとにキスのレベルを上げていく。さ、次の問題だ」

メイド(こ、このぉ・・・)

主人「なんだ。主人に向かってその目は・・・」

主人「もしかしてファーストキスだったか?それともその唇は彼氏や想い人のものだったか?」

メイド「ち、違・・・・えーと」

メイド「それっそれに初めてじゃないですしぃ?お姉ちゃんと6歳ぐらいの時によくしてましたしぃ」

主人「異性とだよ」

主人「第二問。ゾウリムシのこの太陽の部分の名称を答えろ」

メイド「・・・・・天竜人のマーク」

メイド「んむっ!んむ・・ちゅ・・・ん、はっぁ・・・///」

主人「てっきり唇を噛まれると思ったが・・・・・なんだか大人しいな」フキフキ

メイド「別に・・・・・」(なんで一々拭くし)

なんだ太陽の部分って


ミス

主人「第十六問。先に観察するのは、低倍率から?高倍率から?どっち」

メイド「肉眼で見てから」

主人「やっぱりさっきからふざけてるだろう!!!」ガタッ!

メイド「だからマジですってば!!!」

____________________________________

     ヤッパリフザケテルダロウ!!!!

             ダカラマジデスッテバ!!!

女中「ふわーあ。うるさあい」ムクリ

女中「・・・・こんな時間までお勉強してるのかしら」

女中(ご主人様も人が良すぎるわ。こんな時間まで・・・)

女中「おやつでも持って行ってあげましょう~」

   ガチャリ

女中「・・・」ソォーッ(うんうん、頑張ってるみた・・い・・・?)

女中(メイドが縛られてる!!?)

      「でもでも最初肉眼で見るじゃないですか」



女中「!!?」(な、何シて)

女中「わ・・・・う、うわあ・・・・///」

主人「2択なのにどうして第三の答えを作りあげるんだ!」

メイド「でもでも最初肉眼で見るじゃないですか」

メイド「あ!ま、待っん・・・!?ちゆ・・・じゅちゅっ・・じゅるっちゅるる・・・!!?//////」

主人「ディープキスというのはやはり歯が当たるものだな」フキフキ

主人「さて、問題はこの程度だろう」トットッ(調教というのも出来た気がするし)

メイド「いや、まだ世界史が」

主人「君の問題集を見たところパーフェクトじゃないか。答えを見たわけでもなさそうだし」パラパラ

メイド「!」ギクッ

メイド「うぐ・・・で、でも」ウズウズ

主人「さあ寝たまえ。明日に備えておくといい」

 = 翌日 =

主人「メイドはもう行ったのか」

女中「ええ、学校に一番に行って総復習だとか」

主人「そうか・・・覚えているといいが・・・」

女中(・・・・・。昨夜、見間違いよね・・・うん・・・)

女中「・・・・・別に不安にならなくていいのですよ。あの子は頭がいいから」

女中「ほら、前回のテスト」ピラッ

主人「!? ほとんど90点超えじゃないか」(一体昨夜は・・・やはりアルコールの影響か・・・)

わかってるんだ。こんなのが調教じゃないってくらい・・・

また書きます

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