冒険者「旅立ちの日は安価で」 (32)

冒険者「私は冒険者、今日をもって家を出る」

冒険者「目的地は>>2だ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1667505779

地下遺跡の町ルイーナ

冒険者「見つけた、ここがルイーナか」

冒険者「あんなに入口が分かりづらくて、町の人は平気なのか?」

冒険者「それにしても壮観だな、地下にこんなに広い空間があって、さらにその中に建物が並んでいるなんて」

冒険者「深い穴に高低差もあって…迷いそうだな、町の人に案内を頼みたいところだが人が見当たらない」

冒険者「あっ、そこの人!」

>>4「?」

幼女

幼女「かわってる人」テチテチ

冒険者「私は冒険者、この町のことが聞きたいんだけど、大人の人はいるかな?」

幼女「…わたしが案内してあげる、ついてきて」ヒッパリ

冒険者「わわっ」


とことことことこ


幼女「ここ>>7」ピタッ

政庁

幼女「ここ大人の人いるよ、町のことすごく知ってる」

冒険者「最初に見えていた建物とはずいぶん変わったな?でも確かに人がいる、ありがとう」

幼女「どういたしまして」

冒険者「ではあの人に聞こう。すまない、町の案内が欲しくてここに来たのだが」

ルイーナ「>>9

10ゴールドになります

ルイーナ「10ゴールドになります」

冒険者「え?あ、ああ…」

冒険者「(稼ぎも早いうちに探さないとなあ)」チャリーン

ルイーナ「では行きたい場所など、おありでしょうか」

冒険者「そうだな、>>12

酒場

冒険者「酒場だ!到着祝いにパーッとやりたい!」

ルイーナ「かしこまりました」

「ルイーナ様!どこへ?」

冒険者「えっ」

ルイーナ「この方を酒場にご案内してきます」

「ルイーナ様自らが!?」

冒険者「ど、どういうことだ?」

ルイーナ「申し遅れました、わたくしこの地下遺跡の町を治めております、ルイーナです。それではこちらへ、冒険者様」

冒険者「」


ルイーナ「道中も町のことや気になることがありましたら、どうぞお聞きください」

冒険者「>>14

この町のソウルフードとかないかな

ルイーナ「ソウルフードでございますか?」

冒険者「ああ、せっかく旅をしているんだから、その地独特の物を味わっておかないとな」

ルイーナ「それならば、この地下で古来より親しまれていたと言われている>>16をぜひ」

冒険者「ド、ドラゴン…!」

ルイーナ「はい、酒場でもいただくことができますよ」

冒険者「そのドラゴンって地下にいるのか?どうやって捕獲しているんだ?」

ルイーナ「ドラゴンの生態は>>19

遺跡の秘宝ドラゴンメーカーによって産み出される食用生物です

冒険者「食用…」

ルイーナ「この遺跡には古代の民が作り出した魔法の道具がいくつも眠っております」

ルイーナ「その一つにドラゴンメーカーというものがありまして、これのおかげで食材に適したドラゴンを用意できているんです」

冒険者「そんなに凄いものが…それもいくつもあるなんて…」

冒険者「ん?眠っているということは、見つかっていないものもあるのか?」

ルイーナ「ええ、それは…」

ルイーナ「飲みながらお話ししましょうか?」

冒険者「ん、酒場についたか!」


「ルイーナ様!ようこそお越しいただきました」

冒険者「…そういえば、こんな時間から飲んでいていいのか?」

ルイーナ「わたくしは問題ありませんよ」

冒険者「他が問題ありそうだが」

ルイーナ「ふふ」

冒険者「まあいい!ではおすすめのドラゴンの丸焼きは当然、>>21も頼もうか!」

カレー

冒険者「丸焼きにはカレーだろう」

ルイーナ「かなり重めの組み合わせになりますね…」


カンパーイ


冒険者「それにしても、ずいぶん開放的な場所だな」

ルイーナ「どこもこうですよ。もとよりここは地下なので、すでに内にいる感覚なんです」

冒険者「そういえば確かにそうか」

幼女「あ、カレーとドラゴンの丸焼ききた」

冒険者「おお!あれが…って」

「はいおまちどうさま…おや、ここは子供にはまだ早いよ、あっちで遊んでなさい」

幼女「むー」

冒険者「ついてきてたのか…」

ルイーナ「それで、魔法の道具についてですが」

冒険者「ん?ああ、もぐもぐ…カレーうまい!」

ルイーナ「冒険者様のおっしゃる通り、見つかっていないものがいくつもあるのです」

ルイーナ「例えば、その一つには>>23というものがあります」

透明帽子

ルイーナ「透明帽子、それを被った者の姿は周りからは見えなくなるというもの」

ルイーナ「しかし、こちらはその名の通り帽子自体も透明で見えないため古典にも紛失した記録がいくつもあります」

ルイーナ「そうして魔法の道具達は見つからないまま時が過ぎ、いつしか秘宝と呼ばれるようになったのです」

冒険者「もぐもぐ…しかし、それらは地下の民が作ったんだろう、そもそもどうして手元にないんだ?」

ルイーナ「それは>>25

特殊な目を持つ魔族に盗まれた

冒険者「魔族…か」

ルイーナ「彼らは特殊な目を持っていて、魔道具を盗むとこの地下よりさらに深い層に潜っていってしまいました」

ルイーナ「深層はここよりさらに広く、暗く、そして入り組んでいるため、探索は困難なのです」

冒険者「そんなことが…」

冒険者「…その深層、私も探索していいか?」

ルイーナ「>>27

500ゴールドになります

ルイーナ「500ゴールドになります」

冒険者「え?え、ええっ」

冒険者「(ここでもゴールド!?そんなに持ってないっ)」90

冒険者「その」

ルイーナ「はい」

冒険者「安くできないか?」

ルイーナ「>>29

迷宮内でどのような災難にあっても自己責任という事でしたら
50ゴールドになります

ルイーナ「迷宮内でどのような災難にあっても自己責任という事でしたら50ゴールドになります」

冒険者「冒険者になった以上そんなことは百も承知だ」

冒険者「(ちょ、貯金がぁ)」チャリーン

ルイーナ「深層の入口はあちらをずーっと行ったところです、お気をつけて」

冒険者「じゃあ、私は早速向かうよ」

「お客様、お代金の方を」

冒険者「」ガクッ

「2ゴールドになります」

冒険者「(…安い)」チャリーン


冒険者「この先が深層か」

冒険者「初めての冒険、この町に着くまでも色々あったが、ここからが本番だ」

幼女「いろいろってどんなこと?」

冒険者「それはもう、色々…って」

冒険者「まだついてきてたのか!」

幼女「いろいろって?」

冒険者「…>>31

ヤクザと暴走族とカツアゲが襲いかかる

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom