キャラ崩壊注意
アイドルごとに担当Pが居る設定
莉嘉「プロデューサーくんって彼女居なさそうだよね~♡」
莉嘉「きゃ~怒ってる~♡ 全然怖くな~い♡」
莉嘉「プロデューサーくんは女子中学生にムキになっちゃうなっさけない大人だから~、バカにされてもしょうがないよね~♡」
莉嘉「ざ~こ♡ ざ~こ♡」
美嘉「あんた……鏡の前で何してんの?」
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莉嘉「あっ、お姉ちゃん。これはメスガキの練習!」
美嘉「メスガキ……? どうしてそんな汚い言葉を……」
莉嘉「うん! こうやって男の人煽るといい感じなんだって!」
美嘉「煽……やめなさいそんなの」
莉嘉「えー! なんで?」
美嘉「はしたないでしょうが。まだ中学生の女の子が……担当Pさんにアピールしたいなら、もっと年相応のにしなさい」
莉嘉「でもでも、千枝ちゃんのプロデューサーさんはうつろな眼で『メスガキに人生めちゃくちゃにされたい』って呟いてたよ?」
美嘉「うつろな眼をした大人の呟きを参考にするなっ!」
次の日
美嘉「……なんて莉嘉が言っててさ、馬鹿にされて嬉しい人なんか居るわけないのにね?」
志希「いやー、どうだろね?」
フレデリカ「まぁ莉嘉ちゃんにはまだ早いだろうけど、美嘉ちゃんぐらいのレディーならそういう駆け引きも大事なんじゃな~い?」
美嘉「……そうかな」
志希「やーい、プロデューサーのざーこ♡」
フレデリカ「本当に雑魚か、試してみるか……?」キリッ
志希「あっ」
フレデリカ「大人を舐める悪い子には、きちんと大人の怖さをわからせてやらないとな……?」キリキリリッ
志希「あ~っ♡」
フレデリカ「……みたいなね!」
志希「ね!」
美嘉「駆け引き……か!」
美嘉「プロデューサー」
P「美嘉か、お疲れ様」
美嘉「お疲れ様……」
P「……どうした? 何か話でもあるのか」
美嘉「うーん、なんていうか」
P「うん」
美嘉「プロデューサーって彼女居なさそうだよねw」
次の日からプロデューサーは事務所に来なくなった。
美嘉「プロデューサー! プロデューサー!」ドンドンドン ドンドンドン
P「美嘉か……どうした、レッスンの時間だろう」ガチャ
美嘉「プロデューサーは仕事の時間でしょ!」
P「仕事はちゃんと家でやってるよ……美嘉には迷惑かけないから……」
美嘉「そうじゃなくてっ、なんで事務所来ないの!」
P「俺はもう……心が折れてしまった……っ」
美嘉「……ご、ごめんってば! あれ嘘だから! 謝るから!」
P「いいや嘘じゃないさ……現に俺は生まれてこの方恋人ができたことなんか一度もないんだからな……」
美嘉「へぇ……恋人いたことないんだぁ……♡」
P「今! 笑った! 今俺のことを笑ったぁ!」
美嘉「い、今のは違うから!」
P「いいんだ美嘉……全部いい歳こいて経験0の俺が悪いんだ……なっさけない大人の俺は、バカにされてもしょうがないんだ……」
美嘉「プロデューサーは情けなくなんかないよ! 私がアイドルやれてるのもプロデューサーのおかげだから!」
P「それは美嘉の実力だ……俺が恋人作れなかったカス野郎であることには変わりない……」
美嘉「わ……私だって恋人居たことないけどぉ!!!!?」
P「美嘉は恋人作れなかっただけじゃなくて作らなかっただけだろうが! その気になれば彼氏も彼女も作りたい放題だろ! 美嘉と俺は違う……!」
美嘉「違くないよ! プロデューサーの周りにだって、彼女になってくれる女の子が、一人くらい……」ゴニョゴニョ
P「冗談言えッ! 俺なんかを好いてくれている女性が居るわけないだろう! 居るなら言ってみろ!」
美嘉「私ぃ!」
P「……えっ」
美嘉「わっ、私が彼女になってあげるからぁ!!!!」
P「……美嘉……」
美嘉「プロデューサー……!」ドキドキ
P「ごめん、美嘉は担当アイドルだしそういう目では見れない……」
次の日から美嘉は事務所に来なくなった。おしまい。
以上になります。
メスガキに人生をめちゃくちゃにされたいけどめちゃくちゃになるほどまともな人生を送っていない。
ありがとうございました。
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