魘夢「夢を見ながら死ねるなんて幸せだよね」ワイ「…」 (7)

ワイ「…」

魘夢(あれ?なんでこいつは寝ないんだ?)

魘夢(いや違う。こいつは寝た瞬間に起きているんだ)

魘夢(眠りが異常に浅い…自決することなく起きている)

ワイ「上弦の壱。お前を倒せばワイも柱になるんやね」

魘夢「柱かぁ…いずれは柱も喰って見たいなぁ考えるだけで夢見心地だよ」

ワイ「キモい奴やな。まぁええわさっさと倒して報酬で遊郭に行ったろ」

魘夢(催眠自体は効いているけどすぐに目覚めてしまう)

魘夢(でも疲れさせれば眠るはず…人は弱いから。疲れるとすぐに眠くなる)

ワイ「行くで…糞の呼吸、壱ノ便、快便」

魘夢(単調な横凪…いや少し斬られてる)

ワイ「中々やるやないか…蓮撃で行くで」

魘夢(単調に見えて不規則な攻撃…ふざけた奴だけど中々手強いねぇ動きは同格くらいだ。ということは一瞬でも眠らせれば何とかなりそう)

魘夢(だけど俺は油断しないから、こいつが疲れきるまで避け続けて眠らせてから殺すことにするよ)

次回 ブジョォク

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ワイ「はぁ…はぁ…」

魘夢「大丈夫?息があがってるけど」

ワイ「はん!そっちこそワイの攻撃が何度も頸を切掛けとったからヒヤヒヤしとるやろ」

魘夢(少しずつだけど押されてる。コイツは技を使うたびに速くなっている。でも失われた体力までは戻らないよね)

ワイ「ワイの糞の呼吸は使うたびに身体が軽くなって速くなるんやで」

魘夢「凄いねぇ…でも疲れてそうだから眠らせてあげるよ。ゆっくり(お眠りィィィィ)」

ワイ(あ、あかん自分語りしすぎたわ)

魘夢「…」

ワイ「zzz…」

魘夢「やっと寝てくれたみたいだね…なら起きる前に殺そうかな」

夢の中

ワイ(…)

パッパ「ワイ!誕生日おめでとう!」

マッマ「ワイの好きなハンバーグつくったよ」

アッニ「ワイ!プレゼントも買ってきたぞ」

アッネ「ワイ!今日もかわいいねぇ」

イモウット「あーお姉ちゃんずるい!ワイお兄ちゃんは私のことが好きなの!!私と結婚するんだから」

オトウット「僕もワイお兄ちゃんみたいに格好良くなりたいよ」

ワイ(な、何でや…みんな優しすぎるやろ)

ワイ(ほんまのワイは虫ケラみたいに扱われて)ブチィ

ワイ(ゆ、許せへん!ワイのことをブジョォクすんなや)

↓1
偶数 覚醒 攻撃してきた魘夢の頸を一刀両断し勝利
奇数 睡眠 夢でもええ気分や!もう疲れたしええやろ 死亡


ワイ君大家族やな

コンマって書くの忘れとったわすまんな

偶数 勝利

魘夢「そのまま永遠にお眠り」タッ!

ワイ「うおおおお!言うはずがないやろ!ワイの家族が!そんな優しい言葉を!!糞の呼吸…」ブォォォブリィィィ

魘夢「覚醒した!?くっ避けれない。でもあの技はもう見切ってるから頸は守れ」

ワイ「弐ノ型、快便!戸愚呂巻」グオングオン

魘夢「え?弐?」

魘夢(今何をされた?確かに急所は避けたはずなのに奴の剣技に吸い込まれた?)

ワイ「はぁ…ハァ…驚いた顔しとるんやな鬼のくせに。ワイの戸愚呂巻に包み込まれたんやししゃーないか」

ワイ「ワイの戸愚呂巻は空中にいる相手にしか使えんが…相手を刀に誘い込む不思議な気流を生み出すんや。ピョンピョン跳ねてたお前には有効やったな」

魘夢(嵌められたのは俺だって言うのか?アイツは意志が弱そうだったから…幸せな夢を見せて夢に溺れてる間に殺そうとしたのに…なんてクソのような悪夢な…んだ)シュゥゥゥ

ワイ「勝った…んやね…」

ワイ君勝利により煉獄さんが生存しました。
炭治郎はヒノカミ神楽について聞くために煉獄さんに話を聞きに行き、ついて行った善逸・伊之助とともに継子になりました。

ワイ「さて…どうするかな次は。自分でしたら遊郭って気分や無くなったわ…」

カラス「招集!お館様が呼んでいる!至急屋敷まで」

ワイ「どちらにせよ遊郭には行けんかったな…ほなワイらがお館様に会いに行こうか」

続く

魘夢は血は分けてもらった後やが、無限列車とは繋がる前やから炭治郎達が戦った時のようにいろんな角度からの催眠や攻撃はできなかったんや
頸を守る防御の肉もないんやで
ほな、また…

名前の割に技自体はまともやな

お館様「ワイ、君は下弦の壱を倒してくれてそうだね。ありがとう。君のおかげでたくさんの命が救われた」

お館様「失われるはずだった大切な命も守れられたはずだよ」

ワイ「ほーんよぉわからんけどよかったな」

お館様「本来であれば君を柱に…と言いたいんだけれども今は空きがないんだ」

お館様「だから君には柱予備隊として音柱である宇髄天元に同行してもらうよ」

ワイ「はぇーなんで音柱さんなんや?」

お館様「君と同じで派生型で基本の型の呼吸ではないことが理由だね」

お館様「前に蝶屋敷で療養してた時と、蜜璃と任務に着いた時にわかったことだけど女性に対して極度の緊張をしてしまうこと、小芭内とはとある理由から相性が悪いから天元に指導してもらうことにしたんだ」

ワイ「蛇柱は何故ワイと相性悪いやろか。まぁええけど…ほな音柱さんのとこに行くわ」

ワイ(ワイが柱になったら糞柱か…アホらし)




お館様「ありがとう。君はきっと鬼殺隊を明るい道へ進めてくれる。私はそう信じているよ」



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