千秋「早く写真見せなさい！！」

P「分かったからちょっと待ってくれ……えーっと、写真のフォルダは、っと……」ｶﾁｶﾁ

千秋「全部見せなさい！ 私は雪美のおねえちゃんよ！！」

P「雪美が言ってたけど、そんなに『千秋おねえちゃん』って呼ばれたのが嬉しかったんだな」

P「じゃあ写真見せるぞ、ほい」

https://imas.gamedbs.jp/cgss/images/AwwIMxYgSeDilHpncEeO4Ugukmb4MPQ1magmEmkMSqo.jpg?1447915675

千秋「…………っっっ！！！」

P「あれ、どうした？」

千秋「…………」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

P「なんで無言で暴れまわってるんだ」

千秋「か、感情が……言葉にできない……ああ……最高……」ｾﾞｪｾﾞｪ

P「息を整えてから喋ってくれ。いや気持ちはわかるけど」

千秋「あああ……やっぱり雪美さんは着物が似合うわね」

P「わかる。元々フリル多めな洋服着てるんだけど、なんでなんだろうな。黒髪ロングだからか」

千秋「私も黒髪ロングよ、お揃いの着物の仕事を頂戴」

P「強欲だな」

千秋「髪といえばそうよ、いつもと違うそのヘアアレンジは何よ、ちゃんと見せなさい」ｶﾁｶﾁ

P「また勝手にマウスを奪いよった」

千秋「すごい可愛い……なにこれ……」

P「可愛いよな。ヘアメイクさんが『大正浪漫な雰囲気なのでこういうのはどうですか』って見せてくれて、これです！って即答したもん俺」

千秋「ヘアメイクさん天才すぎない？」

千秋「髪型もだけど衣装も本当に最高だわ」

P「うんうん」

千秋「大正浪漫の雰囲気がこんなに雪美さんに合うだなんて……いや見れば見るほど雪美さんに似合ってて最高ね」

P「だろ？」

千秋「赤と緑って雪美さんのイメージカラーと全然違うじゃない？」

P「ああ。だから普段衣装は青系が多いんだけど……」

千秋「でもこの赤と緑の和服がとんでもなく合うのよ。なんでかしらね。フリルや猫柄で雪美さんらしさを出しているからかしら？」

P「かもなあ。柄が本当に雪美にピッタリだから」

千秋「そうよねえ……いやあ、衣装本当にいいわねこれ……」

千秋「あと背景もいいわね。雪美さんの雰囲気と完全にマッチしているわ」

P「だろ？ 紅葉とか和風な建物の前で撮影してもいいかと思ったんだけどさ」

千秋「レトロモダンな喫茶店……これはもう正解じゃない？」

P「そうなんだよ。さっきも千秋が言ってたけど、衣装にフリルが多めなのもあるのか、意外とこういうのが合うんだよ」

千秋「やっぱり時代はレトロモダンね。最近流行りのアニメも確か大正時代じゃない」

P「流行りのアニメ……ああ、あれか。映画の舞台もレトロモダンな列車だもんな。千秋そんなレトロモダン好きだったっけ？」

千秋「それなりにね」

P「さて、もうそろそろ聞かせてもらうかな」

千秋「え、何を？」

P「一緒に温泉に入ったんだろ？」

千秋「ええ。入りましたわ」

P「その時の話を詳しく聞かせてよ。『千秋が……楽しかった……』って」

（シンデレラガールズ劇場ワイド 第455話参照）

千秋「やっぱりからかってたのね雪美さん！」

P「でもまんざらでもなかったんだろ？」

千秋「……………………………………………………………………………………」