沙織「ねぇみぽりん。夕日ってどうして赤いか知ってる?」 (10)

DAY 255

沙織「光にはいくつか色があってその中でも赤が一番遠くまで届くかららしいわ」

みほ「なんで沙織さんが得意気なの?」

沙織「ふふっ」

・・・・・・・・

沙織「あー今日は疲れた....」

みほ「今日で255日目だ....」

沙織「ん?」

みほ「私が機関に入ってからだよ」

沙織「みぽりん、そんなのいちいち覚えてるの?」

みほ「覚えてるよ」

みほ(数えてるんだよ毎日)

みほ「(全部覚えてる。機関に入って7日目のあの日から)

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DAY 7

沙織「起きてよ!みぽりん!」

みほ「・・・・・」ムクッ

沙織「相変わらずだね....今日は円卓に集まれって行こ?」

みほ「・・・・・」コクッ

・・・・・・・・・

沙織「私の名前覚えた?沙織だよ。さ、お、り」

みほ「かおり.....」

沙織「さ!」

みほ(生まれてから7日間.....みほという名前と13という番号だけが自分の全てでそれ以外空っぽだった。)

杏「やーやー諸君」

杏「ついに待ち望んだ、13番目の仲間が加わることになったよ」

杏「キーブレードに選ばれし者....ナンバー13西住みほだよ」

みほ(名付けられて必要とされることで私はこの場所に存在することができたんだ)

桃「おや、お前はキーブレードに選ばれしナンバー13....」

沙織「・・・・・・・」スタスタ

桃「素通りするな!!」

沙織「え?なんですか?」

桃「先輩に廊下で会ったら挨拶をするのが常識だろ!?」

沙織「あ....最近見かけなかったんで消滅したのかと」

桃「ふん!お目付役に選ばれたからっていい気になって...」

ダージリン「沙織さんは見かけの通り面倒見がよろしいですもの」

左衛門佐「まったく」

ナカジマ「適役だね」

ミカ「私も異議はないよ」

沙織「おしつけてるだけでしょ....あなたたち.....」

エリカ「ったくかったるいわねー」

みほ(「XIII機関」私たちが属する組織)

みほ(メンバーは全員心がない)

沙織「ほら座って!落ちないように気をつけてね」

みほ「・・・・・・・・」

紗希「もうろうと.......」

そどこ「無理もないわよ。私たちと違って彼女には生まれる前の記憶がないんだから」

そどこ「心も記憶もないんだからまともな反応を返せるまで時間が必要なのよ」

紗希「なるほど.....」

沙織「ふーやれやれ」ブビィィィ

沙織「な、なにこれ!!ブーブークッション!?」

エリカ「キャッハハハハハ!おならしたわよ。おなら!」

あや「アハアハアハハハハ」

沙織「アンタ達......!!」

みほ(人間らしく心があるようにふるまうために)

みほ(人間だった頃の記憶をたよりに演技する)

みほ(本当は何も感じてないのに)

みほ(そんな皆はただひとつの強い思いを同じくしてこの城に集まっている)

みほ(それは心が欲しい)」

杏「やーやー諸君」

杏「本日は記念すべき日だよ」

杏「私たちに新しい仲間が加わることになってね」

杏「14番目だよ....キーブレードに選ばれし者」

梓「・・・・・・・」

みほ(この出会いがのちのち私たちの運命に大きくかかわってくる)

・・・・・・・・・・・・

あや「うーん。14人になってもXIII機関でいくのかな?」

左衛門佐「知るか。」

梓「・・・・・・・・」ジー

みほ「・・・・・・・・」沙織の後ろに隠れる

DAY 8

沙織「任務?」

麻子「いつまでもボーっとしていられては困る」

沙織「確かにそうだけどさ....」

沙織「けどみぽりん大丈夫かな?」

麻子「お前が同行するんだ。」

沙織「え!?」

麻子「他のメンバーは出払ってる....適当なのはお前しかいない」

あや「~~♪♪」

沙織「・・・・出払ってるねぇ...」

沙織「まぁいっか、ほらみぽりん行くよ」

みほ「・・・・・・・」ジー

沙織「あの子が気になるの?」

麻子「さっさと行け」

沙織「待って!みぽりんが初めて興味を示してるんだから」

沙織「あの子の名前なんだっけ?」

麻子「ナンバー14....梓だ。」

沙織「あーそうそう!梓ちゃんね」

麻子「お前会長の話ちゃんと聞いてないだろ」

沙織「ほら!みぽりん!行くよ!」

みほ「梓ちゃん......」

みほ(どうしてか気になって仕方なかった)

・・・・・・・・・

沙織「何言ってるかよくわからないよねー会長って」

沙織「あっ!告げ口とかダメだよ?」

沙織「・・・さてと」

沙織「いい?みぽりん。あなたがやる任務はハートの回収だよ」

みほ「・・・・ハート?」

沙織「出してごらん。キーブレード」

みほ「・・・・・・・」コクッ

沙織「いい感じだね。それを機関で出せるのはみぽりんと梓ちゃんだけなんだよ?特別なの」

みほ「・・・・・・・」ポリポリ

沙織「あー照れてるね。そんなのいつ覚えたの?」

沙織「ん?」

ハートレス「・・・・・」

沙織「このハートレスって言う怪物をキーブレードで叩くとハートが回収出来るんだよ」

沙織「いたた....初めての戦闘にしては上出来だね!」

みほ「ケガ.....」

沙織「大丈夫。こんなのなんでもないよ」

沙織「わかった?さっきみたいな奴らをキーブレードで倒すのがみぽりんの仕事だよ」

沙織「できそう?」

みほ「うん」

みほ「こんなのなんでもないよ」

沙織「よし!ちょっとついてきて」

時計台

沙織「適当に座って」

みほ「・・・・・・」コクッ

沙織「はい!頑張ったご褒美」アイスを渡す

沙織「このアイスの名前覚えてる?」

みほ「・・・・・・・・」

沙織「この間も教えたんだよ?」

沙織「忘れないで、シーソルトアイスだよ」

沙織「みぽりんを機関に連れ行く時にここで一緒に食べたんだよ」

沙織「覚えてないよね」

みほ「しょっぱいでも甘い.....」

沙織(前と同じこと言ってる)

沙織「みぽりんが機関に入って一週間ぐらいになるんだよね」

みほ「そうなのかな.....」

沙織「そういうの生返事っていうんだよ」

沙織「でもこれでみぽりんも立派な機関の一員だね」

沙織「いままでぼっーとしてた分もこれからはしっかり記憶しなきゃね」

みほ(XIII機関に入ってから私の記憶は始まった)

沙織「それで私の名前は記憶した?」

みほ「かおりさん」

沙織「みぽりん。わざとでしょ」

みほ(だから大事にしていこうと思った。ひとつひとつ忘れないように)

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