八幡「はまち劇場」【俺ガイル】 (1000)

八幡「俺ガイル劇場」【俺ガイル】のリメイク版


旧版
https://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1619366915

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1622367612

【第一話】


雪乃「お腹が減って来たわ」

小町「それでは結衣さんのサブレでも食べますか」

結衣「小町ちゃん!?」

雪乃「おいしい」

結衣「な~んだ。こないだ持ってきた鳩サブレの事だったんだ」

小町「いくら小町でもよそ様のワンちゃんを食べたりしませんよ」

結衣「ごめんごめん」

小町「でもまあ、ワンちゃんのお肉もおいしいらしいですけどね」

結衣「えっ……!?」

雪乃「そうらしいわね。昔は牛や豚、鶏より犬の方がポピュラーな食材だったそうよ」

結衣「…………」

小町「特に毛色が赤い仔や茶色の仔は滋養強壮に良かったらしいですね」

雪乃「味も良かったらしいわね」

結衣「……食欲がなくなった」

【第二話】


横寺「キミらってどんな下着を履いてるの?」

雪乃「横寺君……遂に本性を現したのね」

結衣「ヨーヨー……それはマジでキモいよ」

いろは「先輩のえっち」

雪乃「いつかやらかすと思ってはいたのよ」

横寺「違うんだよ。筒隠がね、最近やたらランジェリーカタログを見てるんだよ」

結衣「ヨーヨー。ツッツーのせいにしちゃダメだよ?」

いろは「まあまあ。良いじゃないですか? 先輩だって年頃の男の子なんですよー?」

横寺「一色……ぼくを庇ってくれるんだね?」

いろは「いえ別に。『先輩にも事情があるのかな?』って思っただけですよ」

雪乃「さてこの男の処遇をどうしましょうか。十時間くらい説教して、雑巾みたいに絞りあげるのが一番かしら」

横寺「ひぃ!?」

結衣「ゆきのん落ち着いて。何もそこまでしなくても」

いろは「そうですよ。まだえちぃことを言っただけなんですから」

雪乃「そうね。話を聞いた上で決めましょうか」

横寺「さっきも言ったように筒隠がね、最近やたらランジェリーカタログを見てるんだよ。それもアダルト向けの」

結衣「それ本当のことだったんだね」

横寺「元々おしゃれさんの筒隠がランジェリーカタログを読み耽るのは自然だけど、ティーン向けならともかくアダルト向けのランジェリーなのが気になるんだよね。気にしすぎと言われたらそれまでだけどさ、ぼくの悪影響で変なことに興味を覚えちゃったらと思うとね」

いろは「ふむふむ」

横寺「それで高校生でもそういうのを履くのか聞いてみたかったんだよ」

雪乃「委細承知したわ」

結衣「ツッツーが心配じゃ仕方がないね」

いろは「先輩にもつーちゃんにもお世話になってますし協力しますよ」

雪乃「私も手伝うわ」

横寺「みんな……」

いろは「わたしから行きますねー。とはいっても今日は履いてませんが」

横寺「マジで!?」

いろは「やーだなーもう嘘に決まってるじゃないですかー。せんぱいのえっち♪ まあ好きなのは黄色ですかねー」

結衣「あ、あたしは! その……パ、パパパ、パステルピンクのチェック柄が多いかも……」

雪乃「わ、私は! ……ぅん……私はそうね? 水色かしら?」

横寺「ふむふむ。個々人の好みが出てるね!」

??「それが何の参考になるのかお聞かせ願いたいものです」

雪乃・結衣・いろは「「…………」」

横寺「やあ月子ちゃん」

月子「振り向かずによくわたしだとわかったですね」

横寺「ぼくが月子ちゃんをわからない訳ないじゃない」

月子「ほっほう。では、今わたしが何を考えているかわかるですか?」

横寺「その前フリは不機嫌な時のサイン。大方ぼくにセクシーなランジェリーカタログを読み耽っている所を見られて恥ずかしいって所かな?」

月子「先輩は変態さんで鈍感さんで意地悪さんですね」

【第三話】


葉山「おっす」ガラガラ

雪乃「こんにちは葉山君。
   由比ヶ浜さんと一色さんと小町さんは用事があるそうよ」

葉山「らしいね。『君のいた季節』の続編だか外伝が出たので買いに行くと言っていたよ」ピシャリ

雪乃「あら、よく知っていたわね。盗聴でもしたのかしら?」ニコリ

葉山「良い笑顔で人聞きの悪い事を言わないでくれ」

雪乃「冗談よ」クスッ

雪乃「でも、二人なのは久しぶりね」

葉山「そうだな。いつも五人でいるし」

雪乃「新鮮よね。こういうの」クスッ

葉山「ああ」

雪乃「紅茶は飲むかしら?」

葉山「頼む」

雪乃「ええ」コポコポ

雪乃「どうぞ」スッ

葉山「いただきます」ズズズ

雪乃「…………」ゴソゴソ

葉山「(今日もうまいな……)」

雪乃「葉山君」スッ

葉山「それは?」

雪乃「昨日クッキーを作ったのよ。皆で食べようと思ってね。
   でも三人は来ないというし、持って帰っても仕方ないからあなたに全部あげるわ」

葉山「いいのか?」

雪乃「ええ。また作れば良いだけだもの」

葉山「ありがたくいただくね」

雪乃「量が多いから食べ切れないかもしれないけれど」

葉山「いや、いけると思う」サクサク

雪乃「そう」

葉山「今度のも楽しみだな」

雪乃「あまり期待しないでちょうだい。所詮素人の手遊びなのだから」

【第四話】


千歳「やっ、ルミルミ。今帰りかい」

留美「ルミルミって呼ばないで」

千歳「留美、折角会えたんだしドーナツでも食べに行かない?」

留美「…………」ダッシュ

千歳「ちょっ!? 留美っ、待って!」ダッシュ

留美「はー……はー……」

千歳「ハァハァハァ……や、やっと捕まえた……」

留美「千歳、私でハァハァしてるの? キモいからやめて」

千歳「ハァハァ……そんなつもりじゃ……ハァハァ……ない」

留美「ロリコン」

千歳「ロ、ロリコンちゃうわっ!」

留美「ロリペド」

千歳「ロ、ロリペドちゃうわっ!」

留美「ロリタリアン」

千歳「三回目はダメぇ!」

千歳「まったくもう。まったくもうだよ、まったくもう。
   なんで、中学生にドーナツを奢ろうとしただけでロリコン扱いされなきゃいけないんだよ」モグモグ

留美「ごめんごめん」モグモグ

千歳「高校生が生き辛い世になってしまったなぁ……」モグモグ

留美「それは大袈裟だよ」モグモグ

【第五話】


信吾「一色の『ねぇ~え~、せんぱ~い』の中毒性は異常」

結衣「ねぇ~え~、イッチ~」

雪乃「ねぇ~え~、一ノ瀬く~ん」

いろは「…………」

結衣「思ったよりクオリティが低かった……」

雪乃「そうね……」

信吾「こればかりは二人どころかコトナさんでも麻里でも真似できないよな……」

いろは「えっへん」

信吾「やれるとしたら比企谷か?」

いろは「お米ちゃんにだけは真似されたくないです!」

信吾「相変わらず比企谷と張り合っているのな」

いろは「お米ちゃんには負けたくないんです」

信吾「俺にはドングリの背比べに見えるが」

いろは「むー。そういうならわたしの本気を見せてあげます!」

信吾「おう。やってみな」

いろは「もーっ、せ~んぱ~い。おっそ~い~っ! むぅ」

信吾・雪乃・結衣「「ぐはっ!!」」

【第六話】


結衣「ふぅ。楽ちん楽ちん」

雪乃「由比ヶ浜さん、何しているの?」

結衣「見ての通り机に胸を乗せているんだよ。こうしてると楽だから」

雪乃(楽!? えっ、胸が重いって事!? 何がどういう事なの……。
   一体由比ヶ浜さんの胸には何が詰まっていると言うの!? 私にはわからない……)

葛葉(ユイとてこ。どっちが大きいのだろうか?)

結衣「ゆきのん、くー。見過ぎ」

【第七話】


いろは「せんぱーい」

貴寬「なに?」

いろは「海老名先輩から『どきどき学園☆イケメンパラダイス-アイツが頭から離れなくて-』っていう自作の薄い本を押し付けられたんですけどー」

貴寬「うわああああああああああああああああ!」

いろは「凄かったですよ。葉山先輩は案の定でしたけど横寺先輩とか勇士先輩とかが寄ってたかって先輩をグチャグチャのヌチャヌチャに愛してましたし」

貴寬「うわあああああああああああああああああああああああああああ!」

いろは「最近ははやたか単体より複数カップリングの方がキテるとか言ってましたけど何のことですかね……あああと、その……先輩の……えっと、あれ……あれって、こんなに小さいんですか? わたしの小指ぐらいしかありませんでしたよ……?」

貴寬「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

いろは「あ、泣きながら走って出て行っちゃった。どうしたんだろ」

鈴鹿「あんなん鋼のメンタルの早坂先輩でも泣くって……後で貸して」

本牧「海老名さん本当に何者だよ……後で貸して」

藤沢「今貸して!」

【第八話】


結衣「それでね、昨日新しいピアス買ったんだー」

雪乃「そうなの」

結衣「前から欲しかったやつだから嬉しくて♪」

いろは「羨ましいですねー。わたしも新しいアクセとか欲しいですー。せんぱーい」

薫「何故オレ?」

いろは「なんとなくですよ、なんとなく♪」

薫「今金欠だからアクセなんて買えない」

いろは「先輩にそんなこと頼みませんよー。
    頼むとしても、せいぜい買い物に付き合ってもらうくらいですよー」

薫「荷物持ちになれと」

いろは「そういうつもりではないんですが」

結衣「いろはちゃんは大胆だねぇ」

いろは「なっ!?」

結衣「源君とデートしたいんでしょ?」

いろは「違います違います! そんなんじゃありませんよー!」

薫「ほっほう」

いろは「ちょっ! こっち見ないでください!」

結衣「可愛いなぁ」

雪乃「ええ」

いろは「むきーっ!」

【第九話】


結衣「ねえ、さいちゃん」

戸塚「なに?」

結衣「あたしね、好きな人が居るんだけどさ」

戸塚「ほう」

結衣「誕生日を迎えたし、これを機に告白しようと思うの」

戸塚「良いんじゃない? 応援するよ」

結衣「ホント?」

戸塚「うん」

結衣「やったぁ!」

結衣「でも、いざ告るとなると緊張しちゃってさ」

戸塚「そういうのあるよね」

結衣「だから練習相手になって欲しいかなーって」

戸塚「ぼくじゃあまり参考にならないと思うよ」

結衣「そんなことないって。むしろさいちゃんの意見が欲しい」

戸塚「うーん……」

結衣「お願いします。あたしに力を貸してください」

戸塚「わかった」

結衣「ありがとう! お礼は必ずするね!」

一回目


結衣「さいちゃん……のこと、好き……なの。付き合って欲しいな」

戸塚「うん。良いと思う」

結衣「なんかテキトーだし……」

戸塚(あっさり落ちそうだったなんて言えないよ……)

二回目


結衣「さいちゃんはどんな女の子が好きなのかなー?」

戸塚「熱くて根性のある人が好きかな。一途だったり泥臭い所にキュンとする」

結衣「なるのが難しいね……」

戸塚「だからこそ振り向かせたい」

三回目


結衣「さいちゃんに手作り料理を作ってあげたいかなーって。ずっと、一生だよ」

戸塚「ごめんなさい!」

結衣「即答っ!?」

戸塚「ぼくも作って食べさせたい」

>>37

訂正
×戸塚「だからこそ振り向かせたい」

○戸塚「だからこそ憧れる」

四回目


結衣「さいちゃん……あたし、胸がドキドキしてるの。触れてみる……?」

戸塚「えっ、いいの!?」モミ

結衣「ふぇ!?」

戸塚「やわらかい……」モミモミ

結衣「さっ、さいちゃん! そういう意味じゃないよーっ!」

戸塚「ご、ごめん……」

結衣「次から聴診器で聞いてもらうね」

五回目


結衣「ねぇ、その……キスしたいなー? なーんて。えへへ……」

戸塚「」チュ

結衣「むぐっ!?」

戸塚「んんっ! んん……! ちゅ……ちゅるる……」

結衣「うぅーっ!」

戸塚「ちゅむ……んちゅ……」

結衣「ぷはぁ!」

結衣「大胆すぎるよさいちゃん!」

戸塚「ぼくもしたかったから……」

結衣「あたしで良かったの?」

戸塚「うん」

六回目

結衣「ねぇ、その……今日も……」

戸塚「ん~今日はどうしたいのかな~」


  「ちょぉーと待ったぁー!」

結衣「ゆ、ゆきのん……とヒッキー、なんでここに?」

材木座「我もいるぞ」

結衣「中二に……ええっ、なんでさいちゃんも……」

結衣「って、さいちゃんが二人?どういうこと?」

戸塚?「……」

雪乃「ここ数日の由比ヶ浜さんの言動がおかしいから皆で調べてみたらこんなことになっているなんて……」

雪乃「由比ヶ浜さん、気付け薬よ」プシュッ

雪乃「これで元に戻ったかしら」

結衣「あ……あれ、あたしどうしちゃてたんだろ」

戸塚「由比ヶ浜さん、元に戻ったんだね」



八幡「それにしても戸塚になりすまして由比ヶ浜を誑かすなんて」

材木座「鬼!悪魔!まさに外道!断じて許さぬぞ」

平塚「偽物め!何が目的だ」

結衣(平塚先生いつの間に……)

偽戸塚「……バレてしまっては仕方がない」

バキボキビキ

戸塚「八幡、偽物の姿が変化しているよ」

ブワサッ

材木座「何奴、名を名乗れぃ」

??「俺は……HACHIMANをアンチする者、名前はまだ無い」

八幡「ないのかよ!」

結衣「その前にHACHIMANアンチって何?」

八幡「それはだな……」




比企谷HACHIMANの哄笑に掻き消される比企谷八幡への鎮魂歌


比企谷HACHIMANがやって来る。
千葉の大地からやって来る。
頼んでないのにやって来る。
「ホンモノ」「ホンモノ」と耳障りな羽音をたてる信者という名のイナゴの群れを引き連れてやって来る。
そそり勃つ男根から欲望を垂らしながらやって来る。
イナゴの群れも男根をそそり勃たせて付いてくる。
ある時はアイドルを、ある時はバンド少女を、「本物が欲しい」と言って犯すためにやってくる。
本物の肉便器が欲しいと言ってやってくる。

主人公達よ、早くお逃げなさい。
HACHIMANは涎を垂らして、重箱の隅をつついてくる。
HACHIMANは意気揚々と揚げ足を取ってくる。
HACHIMANはイナゴと共に貴方からマウントを取ってすぐにぐちゃぐちゃにするから、早くお逃げなさい。
ヒロイン達よ、早くお逃げなさい。
悪神によって心を歪められない内に遠いところへ、主人公と手に手を取ってお逃げなさい。
さもないと、貴女はすぐさま知能を奪われてしまう。
まともな判断もなにも出来ない木偶人形にされてしまう。
見目の良いだけのHACHIMANの精液袋にされてしまう。
都合のいいイナゴ共の慰み者にされてしまう。
だから早くお逃げなさい。
貴女が貴女であるうちに。
貴女が肉人形にされてしまわない内に。
貴女が人としての尊厳を持っているうちに。
貴女が愛すべき主人公と共に穏やかで暖かい世界に早くお逃げなさい。

HACHIMANに侵略された世界の人たち、今は耐えてください。
HACHIMANの精液の雨に打たれようとも、
HACHIMANの何の経験にも裏打ちされていない、ネットで拾い読みしただけの薄っぺらな達観した言葉が耳障りであろうとも、今は耐えてください。
HACHIMANがアナタの愛する世界の主人公を踏み躙り、時には亡き者にしようとも、
HACHIMANがアナタの愛する世界の少女達を嬲り、犯し、孕ませ、知能と尊厳を奪われようとも、
それは単なる彼らの作り出した紛い物なのだから、今は耐えてください。
止まない雨はありません。
晴れない雲はありません。
通り過ぎない嵐はありません。
だから、今は耐えてください。
決して負けないでください。
膝を屈することなく、倦むことなく、歪むことなく、前を向いてください。

そして、哀れな哀れな比企谷八幡。
臆病で優しい貴方。
心から通じ合える少女達とのささやかで温かな世界を愛していたはずの貴方。
下劣な者達によって、骨を抜かれ、肉を穿り出され、居場所を奪われ、そして、遂には貴方の皮を被った者達によって、その名すら穢された哀れな貴方。

雪ノ下雪乃が泣いている。
打ち捨てられた比企谷八幡の骨を抱えて泣いている。

由比ヶ浜結衣が泣いている。
投げ捨てられた比企谷八幡の肉を抱えて泣いている。

一色いろはが泣いている。
無数に蠢くHACHIMAN達によって、侮蔑と誤解と嫌悪によって穢された比企谷八幡という少年の存在を目にして、泣き叫んでいる。

比企谷八幡と、彼が傷付きながらも愛した人達とその世界を愛した人達が泣いている。
HACHIMAN達の群れがあらゆる世界を蹂躙する様を目にして泣いている。
自分達が愛した世界から生み出された悪意達が、あらゆる世界にいる、自分達と同じようにその世界を愛する者達を傷付け、穢していくのを見て泣いている。

嗚呼、それでも彼らは聞こえない。
自分達の上げる羽音と哄笑に塗れた彼らの耳には何も届かない。
怒りの声も、怨嗟の声も、嘆きの声も、そして僅かな正し導こうとする声すら何も聞こえない。
欲望をそそり勃つ男根から撒き散らしながら、耳障りな羽音をたてて、彼らは今日も嗤い続ける。

戸塚「…………」

材木座「……これは……ポエムなのだろうか」

結衣「……うう、中二の小説のほうがまだマシに見えるよう」

雪乃「……頭が痛くなって来たのだけれど、こんなのを見せられて何を理解しろと言うのかしら」

八幡「言ってしまえば俺ガイルSSで幅を利かせているHACHIMAN作品に乗ることができず」

  「さりとてVSHACHIMANのようなセンスを持ち合わせているわけでもない」

  「そんな恨みが募り、空回りしている存在なんだ」

戸塚「かわいそうな存在なんだね」

材木座「だが戸塚に扮し貶めようとしたのは許せん」

結衣(あたしの事はいいのかな?)

雪乃「HACHIMAN作品は決して愉快なものではないのだけれど……これもいかがなものかと思うわ」

平塚「うむ、HACHIMANやその作者が恨めしくともそれ以下になってしまっては意味がないからな」

HACHIMANをアンチする者「うがぁー俺を無視するなー」

材木座「いやいや無視したわけではないぞう」

材木座「しかしお主『HACHIMANをアンチする者』は正直呼びにくいぞ」

戸塚「そうだね、もっとこう呼びやすいあだ名とかあるといいよね」

八幡「そうだな……『トレッキー』とか」

雪乃「比企谷くん、それは意味をわかって言っているのかしら」

トレッキー「ふざけたことばかり言ってんじゃねー」

トレッキー「葉虫!召喚」

材木座「ぬぅ、何だこの光は」

葉虫「僕、参上!今日もヒキタニを陥れるぜ」

結衣「あっ、アンチ・ヘイトでよく見る隼人くんだ」

雪乃「そうね、無駄にくっつけられたりするからいい迷惑だわ」

葉虫「ヒャッハー、くたばれーヒキタニぃー」

八幡「おっと」

葉虫「セィッ」

八幡「オラァ」

葉虫「クソっ、ぼっちのくせに予想以上の動きだ」

平塚「比企谷は色々なSSとクロスやコラボをしているからな、多少は鍛えられるというものだ」

トレッキー「何をしている、さっさと始末しろ」

葉虫「わかっているさ、勝負はこれからだ」

平塚「比企谷、あれを使え!」

八幡「はいっ」

葉虫「うおぉぉ」

八幡「あ○かしがたりで覚えた『術式発動』ッ」バシュッ

葉虫「ウギャァァァ、か、体が消えていくぅ」

八幡「成仏しろよ」

結衣「……(あまりの展開についていけない)」

雪乃「……(俺ガイルってこんな話だったかしら)」

材木座「八幡ー、自分だけ術式使うなんてズルいでおじゃるー」

戸塚「やっぱり八幡はすごいね」

八幡「トレッキー、次はお前だ」

トレッキー「くそぉ、ヒキタニのくせに生意気なぁ」ドドドド

八幡「術式発動」バシュッ

トレッキー「ウギャァァァ、か、体が消えていくぅ」

トレッキー「いやだぁー成仏したくないィィ」

八幡「今度現れるときは……真っ当なファンになれよ」

平塚「終わったな、比企谷」

八幡「そうですね、平塚先生」

材木座「はちまーん、その術我にも教えて欲しいのだが」

八幡「えー(めんどくさそうな顔)」

材木座「そんな顔しないでーお願いだからー」

八幡「じゃあこれ読んで自分で覚えて」

材木座「うむ、恩に着るぞ八幡」

雪乃(術式なんてやはりおかしい、御札とか何か道具の助けを借りたんじゃないかしら……)

戸塚「ニセモノを追い払ってくれてありがとね、八幡」ニパァ

八幡「とっ、戸塚ぁ(守れてよかったこの笑顔)」

由比ヶ浜「ヒッキー」

八幡「どうした由比ヶ浜」

結衣「あたしは今回すごく傷つきました」

結衣「そんなあたしには慰めが必要だと思うのです」

結衣「だからヒッキーはあたしを慰めないといけないんだよ」

八幡「何その論理の飛躍」

結衣「いいから行くの」

八幡「行くってどこだよ」

結衣「うーん、いろいろ見たり、歩きながら考えようよ」

八幡「へいへい」

誕生日を迎えて、これを機に告白しようと思ってから始まったこの騒動

いろんな思いが交錯したけどやっぱりあたしが思うのは……

待たないで、こっちから行かなきゃね



おしまい

お誕生日おめでとう

ガハマさんに幸あれ

【閑話】


トレッキー「はぁ……はぁ……」

七介「至、大丈夫か」

トレッキー改め至「ああ、問題ない。世界線が一つ修正されただけだ」

七介「その物言いだと大丈夫って感じがしねーな。俺達に影響ないとわかっていても」

至「別の世界線に移れば良いだけだからな」

七介「んで次のプレイヤーは?」

至「周参見早紗未」

七介「それはまた凄いのが出てきたな……」

至「どうなるか見物だな」

【第十話】


いろは「ふぇぇん……せんぱい、たすけてぇ……」

雪乃「またなの、一色さん」

いろは「生徒会の仕事が終わらないんですぅ……」

雪乃「はいはい。手伝ってあげるわ」

いろは「うぅ……ありがとうございますぅ……」

雪乃「ほら。おいで」

いろは「ん……」

雪乃「甘やかしすぎたのかしら」

いろは「わたしだって最初は自力でやろうとしたんですよ?」

雪乃「ほう?」

いろは「でも、でもぉ……ふぇぇん……」

雪乃「泣かないで。わかったから」

いろは「ふぁい……」

雪乃「ほら、涙を拭きなさい。可愛い顔が台無しよ」

いろは「んにゅ……んにゅ……」

雪乃「あざといわね。そこまで可愛く見せる必要なんてないでしょう」

いろは「だってその方が色々使えていいんですもん」

雪乃「何に使えるのかは聞かないわ」

いろは「雪乃先輩には使いませんよ」

いろは「だって雪乃先輩はわたしの敵にはならないでしょ?」

雪乃「当たり前じゃない」

いろは「なのでわたしは雪乃先輩には媚を売りません」

雪乃「光栄ね」

いろは「せーんぱい♡」

雪乃「なにかしら」

いろは「なんでもないでーす、呼んだだけですー」

雪乃「そう」

>>66
周参見早紗未(すさみささみ)

稲鳴先生のR-18作品のキャラクターだけどHACHIMANアンチのために利用するのはいただけない

>>52で平塚先生が言っていた「HACHIMANやその作者が恨めしくともそれ以下になってしまっては意味がないからな」
の台詞の意味を問い直した方が良いように思われる

ギャアギャア
ザワザワ

雪乃「何かしら、外が騒がしいわね」

いろは「様子見に行きますか」

西牟婁新「だーかーらー僕はささみちゃんの婚約者なの、邪魔するならパパに言いつけるよ」

平塚「だから”ささみ”とは誰だ、訳のわからんことばかり言ってるんじゃないこの不審者が」

八幡「平塚先生、もう通報したほうがいいんじゃないですか」

いろは「平塚先生と……うわっ、明らかに不審な男ですぅ」

雪乃「一色さん、下がって」

西牟婁新「あっ、ささみちゃーん」ダッシュ

平塚「こらっ、待ちたまえ!」

八幡「ていっ!」バチン

>>69の続き

早紗未「ねえ」

雪乃「どうしたの、周参見さん」

早紗未「一つ言わせて」

西牟婁新「あべし」

平塚「今だ、取り押さえろ」

八幡「材木座!手伝え」

材木座「応、材木座クラッシャー」

新「うう……ささみちゃぁん」

>>76の続き



結衣・早紗未「「二人共、もう付き合っちゃってよ(付き合いなさいよ)!」」


雪乃「平塚先生、この不審者は何を言っているのでしょうか」

平塚「わからん、いきなり入ってこようとしたので呼び止めたのだがこの有り様でな」

結衣「ゆきのん、大丈夫?ケガはない?」

雪乃「由比ヶ浜さん、私は大丈夫よ」

??「何をしているんですか!」

>>78の続き

雪乃・いろは「「え?」」

結衣「いやそんな『何言ってんの?』みたいな顔されても困るんだけど……」

早紗未「毎日毎日毎日毎日……いい加減にしてくれないかしら……」

結衣「いろはちゃんさぁ、なんで部室に来る度にゆきのんの膝の上に座ってんの?」

いろは「え?」

結衣「え? なんでそんなわけわかんないって顔してんの? むしろこっちが訳わかんないんだけど!?」

早紗未「由比ヶ浜さん大丈夫よ。私も同じ気持ちだから」

結衣「ゆきのんもゆきのんでなんだかんだ受け入れちゃってるし!」

雪乃「え?」

八幡「!」

平塚「!」

結衣「!」

いろは「えー!」

新「ささみちゃん!」

雪乃「そんな……まさか……」

「雪ノ下」
「ゆきのん」
「雪ノ下先輩」
「がもう一人ーーーーー!」

新「あれ?じゃあこっちは偽物?」

新「じゃあいいや、ささみちゃーん」

周参見早紗未「新さん、何をしているんですか、帰りますよ」

新「うん、帰る」

>>80の続き

結衣「いろはちゃんばっかりずるい! あたしだってゆきのんとそういうことしたいのに!」

雪乃「え?」

いろは「え?」

早紗未「え?」

結衣「あっ……」

雪乃「何だったのかしら」

いろは「でも、あの人雪ノ下先輩にすごくそっくりでしたね」

八幡「う~ん(一部が……とは言えない)」

雪乃「比企谷くん、何を想像しているのかしら」ツメタイメー

結衣「ふ~ん、ヒッキーは大きいほうが好きなんだー」ドヤァ

早紗未さんって人のおなか膨らんでいた

あの新って人との子供がいるのかな?

そこに至るまでにどんなことがあったのかな?

ひょっとしたら人には言えないようなことがあったりしたのかな?

>>83の続き

早紗未「ゆ、由比ヶ浜さん……私もね、たまにアマネとそういうことしたいって思うことあるから……」

結衣「あ、あたしもう帰るうううううううううううううう!!!!」

いろは「行っちゃった……」

雪乃「由比ヶ浜さんってあんなに足速かったかしら?」

あたしとヒッキーもいつかそんな関係になるのかな

そんなことを考える今日このごろでした


 由比ヶ浜結衣

おしまい

HTML化依頼してきます

>>87の続き

早紗未「はぁ……私も今日は帰ることにするわ……」

雪乃「え、ええ……お疲れさま……」

早紗未「最後に確認するけど……あなたたち本当に付き合っていないのね?」

雪乃「当たり前じゃない」

いろは「はい」

早紗未「はぁ……頭が痛い……」

いろは「なんだったんですかね」

雪乃「なんでしょうね」

この度は多方面にご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした

>>72

>>72
ご指摘ありがとうございました

【第十一話】


小町「惣市先輩」

伊澤「なんだ?」

小町「ある人が有能であるか無能であるか、判断するのは誰だと思います?」

伊澤「有能な人間はそいつと敵対する立場からしたら迷惑なので無能と言い換えられるし、無能な人間も敵対する立場からしたら有能と言える。よってこの世に有能無能の区別などない」

小町「うわぁ……」

伊澤「いきなりどうした」

小町「唐突ですいません。えっと、小町ってほら、一年生で生徒会役員じゃないですかー。惣市先輩が言ってたみたいに同情引けてるかなーって」

伊澤「お前擬態するの面倒臭がってきてんだろ……まあ悪い噂は聞かねえな」

小町「ホントですかー?」

伊澤(……わざわざ聞いてくるってことは、何か言われたのか)

伊澤「やっかみならすぐに終わる。もしくは妙なことを言う奴らとは縁を切っちまえ」

小町「…………」

伊澤「少なくともぼっちになって俗世から離れればそんな悩みとはサヨナラバイバイだ」

小町「……いつも友達とつるんでる先輩がぼっちって」

伊澤「うるせぇ。俺だって疎外感を抱くくらいあるっての」

小町「あんまりぼっち賛美なんてしてると不気味がられますよー」

伊澤「可愛げのない後輩だな」

小町「……まあ、小町になら、いくら言っても気にしませんけどね」

伊澤「え? なんだって?」

小町「しばきますよ」

伊澤 惣市で検索しても実在する人物しか出てこないのだが何が元ネタ?

周参見早紗未以上にHACHIMANアンチのためでは通用しないとしか思えない

【第十二話】



いろは「音無君。遊行寺京子って誰なのこれ?」

恭平「うおおおおおあああああああ! 比ッ企谷ァァァァァァァ!」

小町「小町じゃないよ!?」

>>96
屋形宗慶先生が昔運営していたサイト「黒キ牡牛ノ館」に載せてた作品のキャラクター

>>97の続き

いろは「金髪ロングって、君のクラスにいたよね」

恭平「違っ、違うんです! ていうかなんでこんなことに……」

いろは「身長160、体重48、バスト84、ウエスト55、ヒップ86」

恭平「読み上げないでぇ!」

いろは「君、意外とすごいんだね。乙女のデータをここまで吸い出すなんて」

恭平「先輩の目がすごいことに……俺は悪くねえっ! 俺は悪くねえっ!」

いろは「ふーん」

恭平「くっ、ていうか先輩、嘲笑うとかじゃなくてなんで機嫌悪くしてるんすか?」

いろは「いーやーべーつーにー? で、その遊行寺っていう子、どういう関係、なのかな?」

恭平「?」

いろは「?」

恭平「先輩? 一つ良いすか?」

いろは「なに?」

恭平「それ俺が考えたオリジナルキャラです――って何恥を上塗りさせてんですか」

いろは「…………」

恭平「先輩?」

いろは「ごっ、ごめ! 今のなしなしなし! ほんとにごめん!」

恭平「うお、先輩!? どっか行っちまった……どうしたってんだ」




いろは(うわ……わたし、架空の人に嫉妬するとか……引くわー……)


【第十三話】


雪乃「烏丸さん。お好みに合うか分からないのだけどこれ」

千歳「サンキュ」

いろは「先輩のお口に合うか分からないですけどどうぞ」

千歳「サンキュ」

結衣「ちーさま。これつまらないものだけど貰って」

千歳「帰れ」

結衣「ちーさま、あたしの時だけ反応が酷いっ!」

雪乃「由比ヶ浜さん。その言い様だと本当は相手に失礼なのよ」

千歳「まあ。つまらない物って言えば、良い方に解釈すれば謙遜している風に見えそうだけど」

いろは「へー」

雪乃「謙遜って言えば一見低姿勢で好感が持たれそうなのだけれど、それは当人の主観でしかないわ」

いろは「へー」

千歳「結衣はつまらない物を貰って嬉しい?」

結衣「あんま嬉しくないかも」

千歳「だよね? だったら相手に渡す時に使っちゃ駄目」

結衣「じゃあ、なんて言えばいいの?」

雪乃「『お好みに合うか分かりませんが』、または『お口に合うか分かりませんが』辺りがベターでしょうね」

千歳「流石雪乃。説明上手」

雪乃「褒めても何も出ないわよ」

いろは「まあまあ何でも良いじゃないですか~。それよりせ~んぱい? はい、あ~ん」

千歳「あ~ん」

雪乃・結衣「「…………」」

千歳「雪乃も結衣もなんでわたしを睨むの。怖いんだけど」

【第十四話】


薫「購買購買」スタスタ

沙希「あっ、源……」

薫「ん?」クルッ

沙希「あのさ、あんた、今日も購買のパン?」

薫「ああ。そうだが」

沙希「どこで食べるの?」

薫「なんでそれ聞くの?」

沙希「……その、今日、屋上で食べない?」

薫「は?」

沙希「ダメかな?」

薫「いや構わないけど」

沙希「それから……」

薫「悪いけど、先にパン買ってきて良いかな? 早くしないと無くなりそうだからさ」

沙希「あっ、ごめん……じゃあ、屋上で待ってるから」スタタ

沙希「~♪」

ガチャ

葵「……こいつが」

明石「……薫の言ってた女か」

沙希「なっ……なんだいアンタら、人呼ぶよ!」

葵「いやいや、誤解してもらっては困るよ」

明石「俺たちは立場ってモンをはっきりさせてーだけなんだからよ」

沙希「だっ……誰か」

薫「何してるの」

沙希「源……」

薫「ナンデ兄サンタチト一緒ニイルノ?」

沙希「源……どっ、どうしちゃったのさ」

薫「僕ノコトナンカドウデモヨクナッチャッタノ」

葵「まあ、ここは一つ……」

明石「誰のモンかってことをハッキリさせねーとな」

 「そこまでだ、お前たち!」

平塚「ウチの生徒に手出しはさせんぞ!」

沙希「せ……先生ぇ」

八幡「川崎、こっちだ」

葵「何ですか貴方達は」

明石「邪魔すんじゃねーぞ、陰キャ野郎」

薫(陰キャ……やっぱり兄さんは僕を下に見ているんだ……)

平塚「元のCDで聴いている分にはいい声なのに、この状況ではチンピラと変わらんな」

葵「仕方ありません、少々手荒い真似をすることになりますが」

薫「僕の邪魔をしないで」

明石「力の差を教えてやるぜ」

ドドドドド

平塚「衝撃のファーストブリッド!」ドゴォ

葵「うわぁ」

明石「ぐわぁ」

薫「どわぁ」

ドカバキグシャ

八幡(いや、平塚先生強すぎでしょ)

平塚「比企谷、彼らを解放してやってくれ」

八幡「あっ、はい、『術式発動』」


葵「ああ……これで解放される……」シュウウ

明石「すまなかったな……」シュウウ

薫「守ってあげられなくて……ごめんね」シュウウ

沙希「あの……先生、比企谷、今のは一体……」

平塚「川崎、今起きたことは悪い夢、源薫なんて生徒はウチにはいない」

平塚「そう思っておくことだ」

沙希「そう……ですか……」

  「あー、ヒッキー居たー」

八幡「由比ヶ浜、どうした」

結衣「どうしたじゃないしー」

結衣「たまにはお昼一緒に食べようと思って探したんだから」

八幡「おっ、おう、そうか……」

平塚「君たち、そもそも屋上は勝手に入って良いところではない」

平塚「早々に立ち去りたまえ」


沙希「お昼……一緒に食べようとして……」

沙希「あれ?誰と、どうしてだっけ?」

結衣「う~ん、サキサキも良かったら一緒に食べる?」

沙希「えっ、あ、あたしも?」

結衣「うん、たまにはさ、こういうのも良いじゃん」

八幡「まあ、俺は別に構わんが」

結衣「じゃあ決まりだね、行こっ」

こうして、その日の昼食はあたしとヒッキー、サキサキという珍しい組み合わせになるのでした

 by 由比ヶ浜結衣

おまけ

八幡「今回もトレッキー改め至の仕業なんだろうなあ」

平塚「比企谷、奴はまだ我々に対して至と名乗ってはいないぞ」

八幡「おっと、メタ発言が過ぎたようで」

おしまい

ご精読ありがとうございました

異動した平塚先生がいるのを見るに◇の人は14巻以降の展開が認められないのだろうか

【裏話】


八話と十四話のプレイヤーの源薫はSelectionじゃなくて源君物語の方の薫です

>>108の続き

沙希「…………」モジモジ

薫「よう」

沙希「あっ、来たんだ……」

薫「すっぽかす訳ないじゃないか」

沙希「そうなんだけどさ、いきなりだったから困らせちゃったかなって……」

薫「困らないって。戸惑いはしたけどさ」

沙希「ご、ごめんね……」

薫「それより飯食おう。腹減って死にそう」

薫「……」モグモグ

沙希「……」モグモグ

沙希「源、よかったら……おかず、少し食べる?」

薫「いいの、じゃあ一つもらうね」パクッ

薫「うまっ、これひょっとして自分で作ったの?」

沙希「う……うん」

薫「すごーい、これならいいお嫁さんになれるんじゃない」

沙希「お嫁さん……ってからかうんじゃないよ」

薫「からかったつもりはないんだけどなあ」

沙希「……」カオマッカ

 「姉ちゃん!!」

沙希「大志、血相変えてどうしたのさ」

大志「姉ちゃん、そいつは……そいつは……」

薫「落ち着いて大志君、オレがどうかしたのかい」

小町「あの~ちょ~っといいですかね」

沙希「比企谷の妹……と平塚先生まで」

平塚「源薫……と言ったな」

平塚「しかし君、伝手を頼って調べさせてもらったが該当しそうな人物はまだ子供」

平塚「とても高校にいて怪しまれない人物とは言えない、君は何者なのだ」

平塚「さらに言えばその子供には母親違いの、しかしそっくりな兄がいるそうだ」

平塚「その兄の名は『源光海』君の正体ではないのかね」

薫改め光海「あーあ、バレっちゃったかぁ」

光海「源氏物語の研究にと思って手を出そうとしてみたけれど……」

光海「叔母さんみたいにはいかないなぁ……」

大志「そんなことのために……姉ちゃんを……」

小町「女の敵ですね」

平塚「うむ」

沙希「……」

光海「ごめんね」

光海「オレはおとなしく立ち去るからさ」

沙希「バッ……馬鹿にするなあ!」

パァン!!

光海「沙希……ちゃん」

沙希「馴れ馴れしく呼ぶなあ!」パァン

沙希「源氏物語の研究、そんなことのために人の気持ちを弄んだってワケ」パァン

沙希「あたしの気持ちはそれ以下か!」パァン

沙希「古典の研究がそんなに偉いのか!」パァン

沙希「驕り高ぶるのも大概にしろ!」パァン

小町「沙希さん、落ち着いてください」

大志「姉ちゃん、落ち着いて」

光海「うう、頬がヒリヒリする」

平塚「おい貴様」

光海「はっ、はい」

平塚「衝撃のファーストブリット!」

平塚「撃滅のセカンドブリット!」

平塚「抹殺のラストブリット!」

ドカァァァン

光海「ぎゃあぁあぁあぁ、かっ、体が消えていくうー」シュウウウ

平塚「比企谷に用意してもらった御札を叩き込んだ」

平塚「成仏するまでの間、己の罪を悔いるがいい」

それからしばらくして……

結衣「……ということがあったんだって」

八幡「ほーん、物騒なこともあるもんだ」

八幡「ところでさ、このクッキー……」

結衣「うん、あたしが作ったの、ちょーがんばったし」

八幡「ああ、最初のころよりおいしくなってる」

結衣「えっ、本当」

結衣「じゃあまた作ってくるね」

小町「うーん、これはお世辞なのか本心なのか……」

小町(まあ、お兄ちゃんと結衣さんがいい感じになっていればなんでもいいか)


おしまい



プレイヤーを退場させるだけならともかく八結エンドにする必要なくね?

◇の人には八話と十四話が源君物語の最終回の十数年後の話だという設定が分からなかったか
俺が光海をプレイヤーとして出すなら史実より早く女嫌いを克服できたので共学に通う高校生って設定にするよ

【第十五話】


美歌「(エッチな本を買った帰りは人目が気になっちゃう……)」キョロキョロ

留美「…………」ジー

美歌「(怪しまれない内に早く帰ろ)」キョロキョロ

留美「…………」ジー

美歌「…………」スタスタ

留美「待って」ガシッ

美歌「きゃあ!」

留美「っ!」ビクッ

美歌「だ、誰……?」

留美「私だよ。留美」

美歌「留美ちゃんか……びっくりしたぁ……」

留美「どうしたの? そんなにオドオドしちゃって」

美歌「最近何かと物騒じゃない。だから警戒してるの」

留美「大事そうに抱えているエコバッグの中身がバレないように?」

美歌「そうそう。良い本が手に入ったから!」

留美「ふうん」

美歌「留美ちゃんは一人?」

留美「うん」

美歌「じゃあどっか寄っていこうか」

留美「いいの? 早く帰って戦利品で楽しみたいんじゃないの?」

美歌「それは夜に回すよ」

喫茶店


留美「…………」ズズズ

美歌「…………」ズズズ

留美「美歌」

美歌「なに?」

留美「ここのコーヒー、おいしいね」

美歌「でしょ。中高生が飲みやすいと評判なんだよ」

留美「美歌、ちょっと聞きたいんだけど」

美歌「どうしたの?留美」

留美「美歌、あなた一体何者なの?」

美歌「?」

美歌「何を言っているの留美、私はあなたのともだ…」

留美「私、ハブられてからあんまり人とかかわってないのだけれど」

留美「それに林間学校の班でも“美歌”なんて名前の子はいなかった」

留美「“源君物語の最終回の十数年後の話だという設定”みたいに知らない間に設定が変わってしまったのなら話は別だけれど美歌と私はどこで知り合ったの?」

美歌「…そうだね、留美から見れば私は正体不明の人物かもしれない」

美歌「でも、それをいったら留美はどうなの?」

美歌「あなたは“留美”としか呼ばれていないし“鶴見留美”とは限らないじゃない」

美歌「“源君物語の最終回の十数年後の話だという設定”みたいに知らない間に設定が変わってしまって俺ガイルの“鶴見留美”とは別人になってしまっているのかも知れないじゃない」

留美「ねぇ」

美歌「ねぇ」

 ――アナタは、誰?――

終わりです

読んでいただいてありがとうございました

勝手に終わらせるなよww

>>145の続き

いろは「美歌先輩と留美ちゃん。奇遇ですねー」

留美「こんにちは」

雪乃「珍しい組み合わせね」

美歌「ここの近くの古本屋を出た所で会ってね。雪乃ちゃんといろはちゃんは?」

いろは「わたし達も似た感じですー」

美歌「そっか。じゃあ、四人で遊ばない?」

雪乃「悪くないわね」

留美「私は賛成」

いろは「わたしも賛成ですー」

【第十六話】


雪乃「……いらっしゃい、松ヶ谷君。早かったわね」ガチャッ

七介「お、おう……悪い。もうちょい遅い方がよかったか」

雪乃「いえ、問題ないわ。準備もさほどかからなかったし」

七介(準備? 準備ってなんの準備だ? あれか? やっぱりあれなのか? その……そういう関係の女子のお誘いとなると)

雪乃「松ヶ谷君?」

七介「悪い悪い。今日は、その、何するんだ……?」

雪乃「リリキュアを見るのよ」

七介「な、なんだってー!?」ドンガラガッシャン

雪乃「そこまで驚かなくてもいいじゃない……」

七介「驚くって。リリキュアと縁遠そうなお前がリリキュア見ようとかマジで驚くって」

雪乃「だって、伊坂さんにあなたがどんなアニメを見ているか聞いてみたらリリキュアをよく見ていると言っていたから……」

七介「伊坂美歌ァ!」

七介「……質問を三つさせてもらう」

雪乃「三つ以上でも構わないわよ?」

七介「一つ。何で俺に直接聞かずに伊坂に聞いた?」

雪乃「あなたは私が聞いてもはぐらかして答えないでしょう」

七介「ぐっ……」

雪乃「なので、近しい人達に調査しました」

七介「じゃあ、二つ目の質問だ。何故俺が見ているアニメを探る?」

雪乃「……好きな人の好きな物を知りたいと思うのは、ごく自然だと思うのだけれど」カァッ

七介「んぐっ……」カァッ

386この名無しがすごい!2021/07/11(日) 15:07:53.63ID:38LCmzK4
他作品のキャラが俺ガイル女子と仲良くなるSS書いたらHACHIMAN信者に粘着されたわwww

結衣「これってこのスレのことかな」

八幡「う~ん、これだけじゃあ分かんねえな」

結衣「そうだとしても…あたしはヒッキーともっと仲良くなりたいな」

八幡「お、応、そうだな」

八幡(そんな事言われたら、聞いているこっちが照れくさくなるな)

NO HACHIMANスレの書き込みを見たのか

七介「スマン。野暮な質問だったな」

雪乃「構わないわ」

七介「三つ目は聞く前に分かったからいい」

雪乃「あらそう」

雪乃「さて……と」ポスッ

七介(二人並んでソファーに座る。前のテーブルには飲み物、軽食が用意されている……準備とはこれのことだったらしい)

雪乃「リリキュアってこんなにシリーズがあるのね……」

七介「歴代シリーズを全部揃えたのか」

雪乃「皆、あなたのお気に入りまでは知らないと言っていたから」

七介「それは悪い事をしたな」

雪乃「構わないわ」

雪乃「それで? あなたの一番好きなシリーズはどれ?」

七介「すぐに答えられる問いではないな」

雪乃「愚問だったわね」

七介「だから、今回はお前に合わせるよ」

雪乃「そうね……私はこの手のものは詳しくないのだけれど……」

雪乃「これ、気になるわね」

七介「どれどれ……ん?」

七介「『キュアファブリーズ』?」

ドォン

雪乃「なっ、何!」

ドォン

七介「何の音だ!」

ドォォン

女戦士「キュアファブリーズ!降臨!」

雪乃「な、突然人の部屋に入ってきて何なのかしら!」

七介(なんでいい年した大人がリリキュアみたいな格好してるんだ)

七介(それとデケェ、どこがとかじゃなくてこう、雰囲気的に)

七介(とんでもねぇ威圧感だぜ)

キュアファブリーズ「二人とも、いま助けるからね」

雪乃「助ける?いきなり現れて何を言っているのかしら」

七介「そうだ!さっさと出ていけこのふ……」

キュアファブリーズ「破ぁっ!」ドォン

七介「ぐはぁ!」ガクッ

雪乃「松ヶ谷くーん」

雪乃「あなた!何て酷いことを!」

キュアファブリーズ「ちがうよ、よく見て」

七介「…………お…の…れ……」

七介「オノレェェェ!」グオオオオオ

雪乃「松ヶ谷君の体からオーラが噴出している?何が起きているって言うの」

キュアファブリーズ「あれがマッキーに憑りついていたものの正体」

キュアファブリーズ「“HACHIMANをアンチする者”だよ」

七介「おのれェ、まさか俺の正体を見破るとは」

七介「見破られたからには、タダでは済まさぬ」

七介「覚悟ぉ!」

キュアファブリーズ「キュア時空間」

ウィィィィン

雪乃「周りの景色が…変わっていく…」

キュアファブリーズ「これなら周りを気にせずに暴れられるからね」

七介「ふん、それはこちらも同じこと…」

???「ぎゃぁ」ドサッ

雪乃「今度は何?何なのこれは」

七介「ワールイ傀儡兵士!貴様には周囲の監視をさせていたはず」

結衣「ここどこ……さっきまで外にいたはずなのに」

雪乃「由比ヶ浜さん…とどちら様?」

八幡「いや、俺だから」

雪乃「俺…オレオレ詐欺の知り合いはいないのだけれど」

八幡「ちげーよ、比企谷八幡だよ」

乃「二人ともどうしてここに」

結衣「そのキュアファブリーズって人に突然手伝ってほしいって言われて…」

八幡「断ろうと思ったんだがそしたらいきなりワールイ傀儡兵士が襲い掛かって来たんでな」

八幡「そのまま戦いに入って気づいたらここにいた」

キュアファブリーズ「ついでに二人とも呼んでおいたの」

七介「漫才はそこまでだ。こうなればまとめて始末してやる」

七介「うぉぉぉ」ドドドドド

八幡「うおっと」

キュアファブリーズ「竜巻地獄!」グオオオオオ

七介「うわぁぁぁ」

雪乃「何で、竜巻?が出てるの」

結衣「もう、一人でいいんじゃないかな」

キュアファブリーズ「ヒッキー君、トドメいくよ」

八幡「えっ、あっ、はい」

キュアファブリーズ「キュア柔道パーンチ!」

八幡「術式・開白!」

七介「ウギャァァァ、か、体が消えていくぅ」

キュアファブリーズ「とっとと成仏しなさい」

―――それから

キュアファブリーズ「というわけで、あたしは弓浜さんに『マッキーを助けて』って頼まれてきたの」

雪乃「そういう訳だったのね」

結衣「でも、やっつけた“七介”は一体何だったの?」

キュアファブリーズ「それはね……」

―松ヶ谷七介

元は『そして、雪ノ下雪乃(29)は問い直す』の登場人物

彼自身は普通のサラリーマンだが作中、比企谷八幡に似ていると描写されている

キュアファブリーズ「それでHACHIMANやその作者に対する恨めしさが生み出したコンパチキャラ、亜種の存在ってとこかな」

雪乃「ようするにHACHIMANの同類ね」

キュアファブリーズ「でもマッキーに憑りついていたのは追い払ったからもう大丈夫だよ」

キュアファブリーズ「あとはマッキーを元の世界に連れて帰るだけ」

キュアファブリーズ「手伝ってくれてありがと、バイバーイ」

ウィィィィン

結衣「バイバーイ」

八幡「じゃーなー」

雪乃「行って……しまったわね」

雪乃(部屋の中は思ったより荒れていなかった、けど……)

八幡「ん、これは…リリキュアシリーズ」

八幡「雪ノ下もこういうの見るのか?」

雪乃「違うわよ、操られていた時に観ようとしてただけ」

結衣「ヒッキーもよく観てるよね」

八幡「そりゃプリ…じゃなかったリリキュアは名作だからな」

結衣「ねーゆきのん、せっかくだから少し観てみようよ」

雪乃「わ、私は別に…」

結衣「えーいいじゃん、あたしはヒッキーが好きなものがどんなものか知りたいし」

雪乃「そう、じゃあ少しだけ」

八幡「相変わらず由比ヶ浜には甘いな」

――好きな人の好きなものを知りたい――

私も……彼女のように問うことができるだろうか

間違ってしまっても、問い直すことができるだろうか

それでも、私も『彼』も『彼女』も問い続ける

おしまい

>七介(なんでいい年した大人がリリキュアみたいな格好してるんだ)
>七介(それとデケェ、どこがとかじゃなくてこう、雰囲気的に)

ここで正体が平塚先生だと思ってしまった俺は土下座しておくわ

おまけ

結衣(そういえば……助けを求めた弓浜さんってどんな人なんだろう……)

結衣(松ヶ谷七介さんが好きな人……だったりするのかなあ……)

結衣(あたしもヒッキーと…そんなふうになれたらいいなあ……)


おしまい

>>196
すみません、今回平塚先生出てないです

至「時を戻そう」

>>163
>>164
>>166
>>167
>>168
>>173
>>174
>>175

もしかしてと思うけどこれ

【俺ガイル】雪乃「比企谷君、プリキュアを見るわよ」
ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1598177577/

のパクリでは?

名前変えてるだけではと思ってしまう

>>201
とっくに気付いているものだと思っていたぜ
八幡を七介に置き換えた程度のアレンジだし

>>175の続き

七介「見たことある奴とかあるか?」

雪乃「初代から『リリキュアGOGO5(ゴーゴーゴー)』までは見てたわ」

七介「それならこの『リリキュア・ファーストジェネレーションズ』がオススメだな」

雪乃「特番か映画? 見たことがないのだけれど」

七介「最近ネットで配信した奴」

八幡(そんなこんなで俺達は『リリキュアFG』を鑑賞した)

雪乃「うん……子供向けでも、いや、子供向けだからかしら……きちんと起承転結が意識されていたし、キャラクターの成長も描かれている。王道という奴ね。そういった衒いのない、子供向けらしい溌剌とした雰囲気には若干気恥ずかしさを感じないでもないけれど……こういった純粋さが胸に響くのも分かるわ」

八幡「思ったよりハマったみたいだな……」

雪乃「リアルタイムで見ていたリリキュア達のお話だもの。熱くなるに決まっているわ」

>>206修正
八幡のままじゃ雪乃「比企谷君、プリキュアを見るわよ」の丸パクじゃん……orz


七介(そんなこんなで俺達は『リリキュアFG』を鑑賞した)

雪乃「うん……子供向けでも、いや、子供向けだからかしら……きちんと起承転結が意識されていたし、キャラクターの成長も描かれている。王道という奴ね。そういった衒いのない、子供向けらしい溌剌とした雰囲気には若干気恥ずかしさを感じないでもないけれど……こういった純粋さが胸に響くのも分かるわ」

七介「思ったよりハマったみたいだな……」

雪乃「リアルタイムで見ていたリリキュア達のお話だもの。熱くなるに決まっているわ」

雪乃「ところで松ヶ谷君に聞きたいことがあるのだけれど」

七介「ん? なんだ」

雪乃「松ヶ谷君は……第一世代だと、どの子が一番好みなの?」

七介「!?」

雪乃「ここで言う『好み』は女性として、という意味よ。答えて」

七介「いや、リリキュアをそんな目で見るなんて、そんな……」

雪乃「答えて」

七介(……なんだこれ……何か試されてるのか?だったらなるべく雪ノ下のご機嫌を損なわないように……)

七介「この、髪が青色で、クールな娘……だな」スッ

雪乃「そう……じゃあ、今度この子のコスプレするから見てちょうだいね」ドンガラガッシャン

七介「……なんでそうなる」

雪乃「……好きな人が喜ぶことをするのは、ごく自然だと……」

七介「いや、それで即コスプレはおかしいだろ……頼んでもねぇのに」

雪乃「私のリリキュアコスプレに価値はないということかしら?」

七介「いやそれはめちゃめちゃ見てみたいが……お前が自主的にってのは、違うだろなんか」

雪乃「……じゃあどうすればいいのよ……」

七介「どうすればって、何が」

雪乃「……誰かと、こんな関係になるのは初めてで……関係を維持するのにどういう努力や行動が必要なのか、分からなくて……」

七介「それでコスプレって、生き急ぎすぎだろお前……」

七介「……別に、いいんだよ。何か特別なことをしなくても」

雪乃「でも……」

七介「思い返してみろ。お前俺と会った時リリキュアのコスプレなんかしてたか?してなかったろ……」

七介「だから、いつも通りの、そのままのお前でいいんだよ……俺が好きになったのは、そんなお前なんだから」

七介(本当に、特別なことなんて要らないんだろう。二人でこんな軽口を叩ける内は)

七介「大体なんだコスプレって。お前にリリキュアのコスプレされたら、俺はお返しにパンさんのコスプレしてやらなきゃいけなくなるだろうが」ハハハ

雪乃「私、やっぱりリリキュアのコスプレするわ」キリッ

七介「えっ」

雪乃「そうよ、これはパンさ……いえ関係を維持するために仕方のないことなのよ」

七介「いや、今パンさんって言いかけたよね?」

雪乃「気のせいよ」

???「それは違うわ!」

雪乃「だっ、誰?」

キュアファブリーズ「キュアファブリーズ!降臨!」

七介「またお前か」

雪乃「また?」

キュアファブリーズ「後始末が残っている気がして様子を見に来たら」

キュアファブリーズ「雪ノ下ちゃん、関係の維持にとらわれてコスプレをするなんて」

キュアファブリーズ「そんなのただの共依存だよ」

雪乃「共……依存……」

キュアファブリーズ「思い出して雪ノ下ちゃん、あなたが奉仕部で得た関係はそんなものじゃないはずだよ」

雪乃「そうね……リリキュアのコスプレをしなくても……途切れない関係だってあるものね」

七介(いや、なんか話ずれてないか)

七介(それ、程度の問題じゃないのか)

キュアファブリーズ「だから雪ノ下ちゃんが奉仕部で得たものを踏みにじろうとする“七介”のことは許さないよ」

キュアファブリーズ「除霊呪文!」ビビビ

七介「ぐわあああ、憑依していた松ヶ谷から剥がされていくー」

キュアファブリーズ「とっととお家に帰りなさい!キュア柔道パーンチ!」ドゴォ

七介「いやだー!せっかく至に時を戻してもらったのにー」シュウウ

雪乃「終わった……のかしら……」

キュアファブリーズ「そうだね、もう大丈夫」

雪乃「そうね、ありのままでも途切れない関係……」

雪乃「そんなこと、ずっと前からリリキュアは何度も教えてくれていた筈なのにね」

雪乃「ありがとう、リリキュア」



おまけ

結衣「ヒッキー、ここのお店ケーキもお茶もおいしいね」

八幡「うーん、確かに美味いが……」

八幡「何か大事なことを忘れている気がする」

おわり


読んでいただいてありがとうございました

七介「スマン。またやられちまった……」

至「気にするな。何度でもやり直せば良いだけさ」

>>208の続き

七介(なんだこれ……俺は何を試されてるのだ?)

雪乃「…………」

七介(曝け出すしかない。俺の邪心を……)

七介「ブルーリリィだな」スッ

雪乃「ブルーって『リリキュアシスターズ』の?」

七介「ああ」

雪乃「可愛いくて優しいって事で放映当時から人気があったものね」

七介「ただ可愛いくて優しいだけじゃなくてリリキュアとして生きる中で成長していくのが良いんだよ。
   自分の本心を出す強さを身につけて大人になっていくのがさ」

雪乃「ふむふむ」

七介(それから俺達は『シスターズ』について語り合った)

七介(思いの他、話が盛り上がって俺は雪ノ下と楽しみを共有できたと感じた)

七介(雪ノ下も同じだったらこの上なく喜ばしいが、その為には努力していかなければならない)

七介(俺は雪ノ下雪乃の彼氏なのだから)

【第十七話】


優歌「結衣っておっぱい大きいよね」モミモミ

結衣「優歌のえっち!」

優歌「制服越しなのに揉み心地良いとか羨ましいなー」モミモミ

結衣「やめてよ優歌っ! 変な気分になっちゃうじゃんっ!」

優歌「ごめんごめん」

結衣「まったくもう……」

優歌「だって結衣のおっぱいが素敵だから」

優歌「あー。あたしも結衣みたいにおっぱい大きくなりたいなー」

小町「わかりますっ!」

結衣「小町ちゃん!?」

小町「小町もいろは先輩の胸を見る度に悔しい思いをしてますから」

優歌「いろはちゃんも良いおっぱいしてるしね」

小町「妬けますよね」

優歌「妬ける」

雪乃「勇士さん。小町さん」

優歌「なに?」

雪乃「さっきから黙って聞いていれば、胸の大きさばかり気にして。あなた達失礼だわ」

優歌・小町「「うっ」」

雪乃「伊坂さんに謝りなさい」

三人「「ふぇ?」」

【第十八話】


雪乃「…………」ペラッ

結衣・紗奈「「♪」」ポチポチ

いろは「たっ、大変です先輩!」ガラッ

雪乃「呼ばれているわよ、『先輩』?」ペラッ

紗奈「ユキちゃん、この部室にはいろはちゃんの先輩が三人もいるんだよ?」

いろは「わたしが名前無しで『先輩』と呼ぶ相手はあなただけです!」ビシッ!

紗奈「わかっているから指差さないで」

いろは「す、すみません……」

結衣「それよりも何が大変なの?」

いろは「実は……先ほどクラスの男子に告白されまして……」

雪乃「あら。おめでとう」ニコリ

いろは「雪乃先輩、全然おめでとうじゃないんですよー♪」ニコリ

結衣「めでたくないんだ……」

紗奈「それで?」

いろは「それで?って、リアクションが薄くないですか」

紗奈「だって、ボクが口出す事じゃないし」

いろは「先輩のお気に入りの後輩が告白されたんですよ?」

紗奈「誰が誰のお気に入りだって?」

いろは「何か言うことあるんじゃないですかー?」ニコニコ

紗奈「『いろはちゃんドンマイ』とか?」

いろは「…………」ギュー

紗奈「痛い痛い! ほっぺを引っ張らないで!」

いろは「ふんっ」パッ

紗奈「なんだよ……ボクにどう反応しろっていうのさ……」ヒリヒリ

いろは「えっと……お父さんは許しませんよ!とか」

紗奈「いろはちゃんのパパになった覚えはないなぁ……」

いろは「はい、それにお父さんじゃ困りますし♪」

紗奈「ボクも困る……」

いろは「なっ、なんですかそれ口説いてるんですか!? 遠回しにお父さんだと結婚出来ないんだからお前は今のままでいいみたいな!? せっ、先輩が、どっ、どうしてもって言うならやぶさかではありませんけど……そっ、そう言うのはちゃんと付き合ってからにしてくださいごめんなさい!」

雪乃「お約束芸ね」

結衣「お約束芸だね」

いろは「もーお約束じゃないですぅー」

八幡「うぃーす」

八幡「一色、頼まれていた案件の書類出しといたから」

いろは「ありがとーございます、先輩」

雪乃(比企谷君、相変わらず一色さんには甘いのね)

結衣(ヒッキー、いろはちゃんに甘すぎ)

紗奈「ふーん、いろはちゃんが告白をおめでたく思わないのは彼が気になるからかな?」ニヤニヤ

いろは「き、気になるって、そんな事……ゴニョゴニョ」

八幡「告白?何のことだ?」

八幡(まあ一色のことだからまた適当な男子に告白されたんだろ)

いろは「告白のことはもういいじゃないですか~」

紗奈「いやいや『先輩』としてはだねえ、きちんとしておかないと」

紗奈「『お父さんは許しませんよ!』」

いろは「今言いますかそれ」

雪乃「そうね、一色さんが唯一名前無しで『先輩』と呼ぶ相手だものね」

八幡「いや、俺も名前無しで『先輩』としか呼ばれないけどな」

結衣「あれ?二人とも名前無しで『先輩』呼びなのに唯一、どゆこと?}

間違えた

結衣「あれ?二人とも名前無しで『先輩』呼びなのに唯一、どうゆうこと?」

いろは「あれ、先輩のことは初めて会った時から『先輩』呼びで……」

いろは「紗奈先輩のことは……何で『先輩』呼びをしてたんだろう……」

いろは「そもそも……紗奈先輩とはいつ、何処で知り合ったんだろう……」

いろは「わたしにとって紗奈先輩は……何者なんだろうか……」

結衣「ねえゆきのん、これってひょっとして……」

雪乃「そうね、そろそろいつものパターンね」

紗奈「あーあ、ばれちゃったか」

バキボキビキ

至「くそっ、こんなことで正体がばれるとは」

八幡「またお前か」

いろは「先輩、何なんですかこいつ」

雪乃「一色さん、アレは……」


――雪ノ下説明中――

いろは「へぇーそんな妬ましく思う存在があるんですねぇ」

至「今日こそは始末してやる、まずは一色いろは、お前からだ!」ドドドド

いろは「きゃあ」

八幡「一色、あぶない!」

ドカッ

八幡「ぐわぁ」

いろは「せ、先輩!しっかりしてください」

八幡「いてて、これくらいなら大丈夫だ」

雪乃「一色さん、あぶないから下がって」

至「オラオラオラオラァ、いつまで避け切れるかな」

八幡「くっ」

至「これでどうだー!」

八幡「ふんっ」ガシッ

至「フン、止めやがったか……いや違う、これは……」

雪乃「御札が貼りつけて……いつの間に……」

八幡「攻撃を受けたその隙に貼りつけた、さっさと成仏してくれよ」

至「ちくしょおおおー」シュウウウウ

八幡「ケガはないか、一色」



いろは「はい、それは大丈夫ですけれど……」

いろは「なっ、なんですかもしかして口説いてるんですか!?確かに助けてもらった時はちょっとときめきましたけれどそれはそれとしてもっといいところを見せてからにして欲しいのでごめんなさい」

八幡「俺は何回ふられればいいんだ」

いろは「でも……助けてくれてありがとうです、先輩」

雪乃「これもお約束芸かしらね」

結衣「お約束芸だね」

八幡「お約束なのかよ」

結衣(うー、いろはちゃんにヒッキーをとられないように……もっと頑張らないと)

おしまい

読んでいただいてありがとうございました

至「ゲームはまだ終わらない」

>>237の続き

いろは「(あれ? 先輩からの突っ込みがない……)」

紗奈「…………」

いろは「先輩?」

結衣「…………」ギュー

紗奈「ユイちゃん、なんでボクの耳を塞ぐの?」

結衣「あっ、えーとその……フジムーがいろはちゃんに振られるだろうから……その、聞かせるの可哀想だなーって……」パッ

紗奈「なにその悲しい気遣い……」

いろは「…………」ジトー

結衣「ひゅ、ひゅぅぅぅ……」アセアセ

いろは「全然出来てませんよ……」ジトー

雪乃「話が進まないわね」パタン

紗奈「ユキちゃん」

雪乃「ええと……確か、一色さんに彼氏が出来――」

いろは「出来てませんから!」

雪乃「違うの?」

いろは「ホントに出来たと思ってたんですか!?」

雪乃「いいえ」フルフル

いろは「まったくもう。雪乃先輩がボケてどうするんですかー」プクー

結衣「それで告白されてどうしたの? 返事に困っているの?」

いろは「しっかりと断りましたよ」

結衣「断ったんだ!?」

雪乃「結局、一色さんは自慢したかっただけなのかしら?」

いろは「そうです」

結衣「うわぁ……」

>>266修正

いろは「まったくもう。雪乃先輩がボケてどうするんですかー」プクー

結衣「それで告白されてどうしたの? 返事に困っているの?」

いろは「しっかりと断りましたよ」

結衣「断ったんだ!?」

雪乃「結局、一色さんは藤村さんに自慢したかっただけなのかしら?」

いろは「そうです」

結衣「うわぁ……」

紗奈「いろはちゃんがモテるのは知っているよ」

いろは「いえ。先輩は知ってはいても分かっていません」

紗奈「それなら教えてもらおうか」

いろは「わたしはモテるんですよ」ジー

紗奈「うん」

いろは「そして幸せって案外身近にあるんですよ?」ジー

紗奈「そうだね」

結衣「えっ……?」

いろは「そうですよ。うかうかしてたら――」

紗奈「健兄達と過ごしている時が幸せだって思うもの」

いろは「は?」

紗奈「きょうだいで集まって遊ぶのがボクの幸せと言ったんだよ」

いろは「この口ですか?」ツネー

紗奈「あのにぇ……」ズキ

いろは「この口がそんな事言うんですか?」ツネーッ

紗奈「それひみがおもってふよひいはいからね?」ズキズキ

いろは「この口がぁ! この口がぁ!」ギュー

結衣「いろはちゃん」

いろは「なんですか」

結衣「もうやめなよ」

いろは「ふんっ」パッ

紗奈「痛かったぁ……」ズキズキ

結衣「フジムー、大丈夫?」

いろは「わたしの気持ちを分かってくれない先輩が悪いんですーっ」

>>263

で、藤村紗奈って結局何者なの?

伊坂美歌もそうだけどどこの誰か
からないまま話が進むから読者を
置いてきぼりにしてる感じがある

>>272
橘真児先生の「いもうと祭り!」のシリーズに出てくるキャラクター

【第十九話】


結衣「さいちゃん、お待たせー」

戸塚「ZZZ」

結衣「寝ちゃってる……この陽気じゃ仕方ないけど」

戸塚「ZZZ」

結衣「起きるまで待ちますか」

戸塚「ZZZ」

結衣「寝顔可愛いなぁ……」

戸塚「ZZZ」

結衣「ずっと見ていたい……」

戸塚「うぅ……」

結衣「起こしちゃった……?」

戸塚「ゆぅ……ゆいがはまさぁん……」

結衣「ん?」

戸塚「やわらかーい……」

結衣「!?」

結衣「いやいやいや。うん、やめよう。考えないでおこう」

戸塚「あはぁ……」

結衣「うん、年頃の男の子の夢だもんね。掘り下げないでおこう」

戸塚「うっ……奥は狭い、ね……」

結衣「!?」ガタガタッ

結衣「すすすみません……ちょっと寝ぼけてたみたいです……」

戸塚「ZZZ」

結衣「落ち着いて。落ち着かないと……」

戸塚「ふふふ……」

結衣「いやでも……これ……うん……そういうこと、なの、かな……夢はその人の深層心理を表すっていうけど――」

戸塚「ふぁあー」

戸塚「うーん……」

結衣「お、おはようさいちゃんっ」

戸塚「あー、ぼく寝てたのか……ごめんね待たせちゃって」

結衣「いいのいいの。あたしも待たせちゃったし」

戸塚「どうしたの? なんかいつもと違うけど」

結衣「え? あはは、ちょっとあってね……」

戸塚「そっか」

結衣「うん」

戸塚「じゃ、帰ろうか」

【第二十話】


小町「ふんふんふ~ん♪」スタスタ

雪人「楽しそうだな」スタスタ

小町「うん! 雪人くんと久しぶりのお出かけなので小町は上機嫌なのです♪」

雪人「そうか、そりゃ良かった」

小町「あっ、まずあそこ行こ~♪」

小町「ふんふんふ~ん♪ 雪人くんと一緒~雪人くんと一緒~♪」

雪人(まっ、楽しそうだからいいか……)

留美「…………」ジー

雪人(いつの間に……)

小町「あっ、留美ちゃんだ! こんにちは!」ニコリ

留美「こんにちは」ペコリ

雪人「奇遇だな」

留美「うん、奇遇」

小町「留美ちゃん、一人でどうしたの?」

留美「別に、小町こそデートなの?」

小町「で、デートだなんてそんな……」

雪人「久しぶりに出かけようって話になってな」

留美「ふーん」

留美「私も行く」

小町「るっ、留美ちゃん、今日は……その……」

留美「二人は私を一人放置するの?」

雪人「そういう訳じゃないさ」

雪人「でも今日は小町との約束があるからね」

雪人「この埋め合わせはまた今度するよ」

留美「本当に、絶対だからね」

バイバーイ

小町「さて、次は…………」

結衣「あっ、小町ちゃんやっはろー」

小町「結衣さんやっはろー、とお兄ちゃんこんな所でどうしたの」

八幡「いや戸塚がな……」

――回想――


戸塚「八幡、また操られて迷惑かけちゃってごめんね」

戸塚「お詫びに、これよかったら使ってくれないかな」

――――――
――――
――

八幡「なんて言われたら使わないわけにはいかないだろう」

八幡「それで由比ヶ浜と出かけているんだ」

結衣「ヒッキーのさいちゃんへの愛が重すぎる」

結衣(そーゆーのはあたしに向けてよ)

小町「結衣さん大変ですねえ」

八幡「それはそうと小町は何故ここに……って隣の男は誰?」

八幡「もしや……いやダメだ、お兄ちゃんは許しませんよ」

小町「お兄ちゃん何言ってんの?」

結衣「そうだよヒッキー」

結衣「あたしとヒッキーの仲を認めてもらわなきゃいけないんだから」

結衣「それなのに小町ちゃんはダメなんてかわいそうだよ」

小町「いや結衣さんも気が早すぎでしょ」

雪人「あはは、面白い人たちだね」

小町「小町は違うんですけど~」

八幡「あっ、由比ヶ浜、そろそろ行こうぜ」

結衣「えっ、まだ紹介とかしてもらってないよ」

八幡「だがそろそろ行かないと間に合わないぞ」

八幡「俺もまあ………色々見て回りたいからな」

結衣「うん、そうだね」

結衣「じゃあ小町ちゃん、またねー」

八幡「小町ー、気を付けるんだぞー」

小町「もーお兄ちゃんは心配性だなあ」

雪人(俺は何を見せつけられているんだ)

雪人(それから俺たち二人は色んなところを回った)

小町「雪人くん、あそこのベンチで休みましょう」

雪人「そうだな、自販機で飲み物買ってくるよ」

雪人「何飲む?」

小町「うーん、マッ缶」

雪人「す……すごいの飲むね」

小町「まあ飲み物はいいので、少し話しませんか」

雪人「うん?どんな話?」

小町「そうですね……」



「――アナタが“HACHIMANをアンチする者”ですか?――」

雪人「小町ちゃん、何を言っているのかな?」

小町?「そもそも『雪人』って誰ですか?」

小町?「比企谷小町のクラスにも、奉仕部にも、中学にも、塾にもそんな人物はいません」

小町?「それに比企谷八幡と遭遇した時、明らかに避けてましたよね」

小町?「比企谷八幡は気を利かせて話を切り上げたみたいですが……」

小町?「そもそもオーラが隠しきれてないからバレバレなんですけどね」

雪人?「小町ちゃん……いや違う」

雪人?「この声……反響……比企谷小町から発せられたものではない」

雪人?「どこだ!姿を現せ!」

???「やあ、こうして相見えるのは初めてかな、至」

雪人改め至「その腐ってない瞳……比企谷八幡と似て非なる雰囲気……でたな!HACHIMAN」

HACHIMAN「相変わらず『はまち劇場は比企谷くんを出さずにどこまでやれるかという実験的なSS』と逆恨みを募らせているのだね」

至「それがどうした」

至「俺はそんなことでファビョーンさせることをやめない」

至「比企谷八幡のついでに貴様も始末してくれる!」

HACHIMAN「そうはいかん」パチン

至「なっ、何だこれは」ドクン

HACHIMAN「比企谷小町に憑いている間、ただデートしてた訳じゃない」

HACHIMAN「気づかれず、確実に成仏させられるように術を施していたんだ」

至「ちくしょー、比企谷八幡ならともかくHACHIMANごときにやられるなんてー」

HACHIMAN「まあ、今回は俺の作戦勝ちということで」

HACHIMAN「次現れるときはまっとうなファンになれよ」

至「お前に言われたくねーよ」

至「ちくしょー体が消えていくー」ジュウウウ

HACHIMAN「さて、至は成仏したし」

HACHIMAN「小町はどうするかな~」

ドォン

ドォン

HACHIMAN「この気……キュアファブリーズが近くにいるのか……」

HACHIMAN「さすがにアレの相手は無理だし……今日は帰ろう」ウイイイン


小町「う……ん……」

小町「あれ、小町こんなところで何していたんだろう……」

小町「誰かと一緒だった気がするけど……まあいいか」

――そのころ――

結衣「ヒッキーもっと近寄って」

八幡「こうか?」

結衣「うん、じゃあ撮るよ」

結衣「はい、チーズ」カシャ

結衣「うん、キレイに撮れた」

八幡「しっかし、よく撮るよなー」

結衣「ヒッキーだってマッ缶の自販機撮ってたじゃん」

八幡「ぐっ、確かに」



結衣「それにね、何でもない日々の積み重ねが思い出を彩っていくんだよ」

八幡「まあ、そうかもな」

結衣「そうなんだよ」

結衣「だから、思い出……いっぱい作ろうね、ヒッキー」

THE END

読んでいただいてありがとうございました

至「俺を祓ってもゲームは終わらない」

>>285の続き

留美「何してたの?」

雪人「ショッピングだよ」

小町「そうそう♪」

留美「ふうん」ジー

比企谷「お前は何してんだ?」

留美「ハンカチ買いに来たの。中学生らしいのを二、三枚くらい持っておきたくて」

>>319修正

留美「何してたの?」

雪人「ショッピングだよ」

小町「そうそう♪」

留美「ふうん」ジー

雪人「お前は何してんだ?」

留美「ハンカチ買いに来たの。中学生らしいのを二、三枚くらい持っておきたくて」

雪人「気を付けてな」

留美「うん」

雪人「またな」

留美「」ギュッ

雪人「なんで手握ってるの? 俺、今小町とデート中なんだけど」

留美「せっかく会えたから二人にハンカチ選んで欲しい」

雪人「そう言われてもなぁ」

小町「いいよ~♪」

雪人「良いのか?」

小町「ここで会ったのも何かの縁。今日は三人で回ろう」

雪人「小町がいいならいいけどよ」

留美「ありがとう」ギュ

小町「はっはー。いいってことよー♪」ギュ

雪人「じゃあ、行くか」

小町「はーい♪」

留美「うん」

留美「…………」ギュッ

雪人「いつまで俺の手を握っているんだ?」

留美「デパートが広すぎて、迷子になりそう……」

雪人「いつもは子供扱いされるの嫌がる癖に」

留美「忘れた」

雪人「なんだよそれ……」

留美「いいから、行こ」ギュッ

雪人「ああ」

小町「うん♪」ギュッ

雪人「なんで小町まで俺の手を握るの?」

小町「小町も迷子になりそうです♪」

雪人「そうかい」

雪人「どんなのがいいんだ? 中学生らしいのが良いって言ってたけど」

留美「具体的に決めてないから、雪人に決めてほしい」

雪人「いや……そういうのが一番困るんだけど……」

小町「留美ちゃん、好きな色とかはないの?」

留美「特には……」

小町「ありゃりゃ……」

雪人「それならピンクはどうだ?」

留美「なんでピンク?」

雪人「クリスマスイベントの時にピンク色の帽子を被ってたのを思い出してな」

留美「覚えててくれたんだ……」

雪人「その、似合ってたからな……」

鶴見「じゃあ、ピンクにするね」

小町(雪人くん、どんどん女の子の扱いがうまくなるね……)

>>319修正

留美「なんでピンク?」

雪人「クリスマスイベントの時にピンク色の帽子を被ってたのを思い出してな」

留美「覚えててくれたんだ……」

雪人「その、似合ってたからな……」

留美「じゃあ、ピンクにするね」

小町(雪人くん、どんどん女の子の扱いがうまくなるね……)

雪人「なら、これとかどうだ?」スッ

小町「おおーっ。シンプルで大人っぽいデザインだね」

留美「なんか雪人っぽい」クスッ

雪人「そうか?」

留美「だから、これにする」

留美「買ってくる」スタタ

小町「いってらっさーい」

雪人「俺もちょっと会計してくる」クルッ

小町「えっ、何か買うの?」

雪人「ちょっとな」

小町「ふうん」ジー

雪人「なんだよ……」

小町「べっつに~」

雪人「とっ、とりあえず行ってくる」スタスタ

小町「は~い」

会計後


留美「♪」

小町「留美ちゃん、良かったね」ニコリ

留美「うん」コクリ

留美「二人とも今日はありがとう」ペコリ

小町「小町も楽しかったよー♪」

雪人「おお~、ルミルミよく言えたな」ナデナデ

留美「また子供扱い?」ジロリ

雪人「悪い悪い」

留美「ベッドの上では大人扱いしてくれるのに」

小町「ふふふ。雪人くんもまだまだだね」

>>331修正

留美「二人とも今日はありがとう」ペコリ

小町「小町も楽しかったよー♪」

雪人「おお~、ルミルミよく言えたな」ナデナデ

留美「また子供扱い?」ジロリ

雪人「悪い悪い」

留美「ベッドの上では大人として扱ってくれるのに」

小町「ふふふ。雪人くんもまだまだだね」

雪人「うまく決まらないな」ゴソッ

小町・留美「「?」」

雪人「ほらよ」スッ

留美「なにこれ?」

雪人「まぁ、なんだ……ちょっと遅くなったが、入学祝い……」ポリポリ

留美「えっ」ドキッ

留美「開けていい?」

雪人「おう」

留美「」ガサガサ

小町「ほえー」

留美「……シュシュ」

雪人「一応シンプルなデザインのを選んでみたんだが……」

留美「ありがとう。大事にするね」

雪人「ああ」

留美「あっ、えっと……その、じゃっ、じゃあ! またね!」ピュー

雪人「なんでいきなり走り去ったんだ……」

小町「照れ顔を見られたくなかったんじゃないのー」ブスー

雪人「……俺もまだまだだな」

【第二十一話】


あい・雪乃「「」」ペラッ

結衣「」カチカチ

陽乃「ひゃっはろー!」ガララ

雪乃「帰ってちょうだい」

陽乃「雪乃ちゃん、来て早々帰れだなんて酷くない!?」

雪乃「姉さんはいつも面倒事しか持ち込まないからあまり来て欲しくないのよ」

結衣「あはは……」

陽乃「酷っ!」

陽乃「わたしはこんなにも雪乃ちゃんを愛しているというのに……」ヨヨヨ

雪乃「そう……そんなに愛してくれているの」

陽乃「もちろんだよっ!」

雪乃「なら、愛しい私の為に帰ってくれないかしら?」

陽乃「うわーん! ガハマちゃーん! 雪乃ちゃんがいーじーめーるーよー!」ダキツキ

結衣「うわわっ! お、落ち着いてください陽乃さん!」

雪乃「姉さん、由比ヶ浜さんに迷惑かけないで」

陽乃「くすん。もう……あの頃のお姉ちゃんお姉ちゃんと慕ってくれた雪乃ちゃんはどこにもいないのね……」

結衣「あああ……陽乃さん、泣かないでください~」オロオロ

雪乃「騙されてはダメよ由比ヶ浜さん」

結衣「え、でも……」

雪乃「それ嘘泣きよ」

結衣「えっ……?」

陽乃「ちっ」

雪乃「全く油断も隙もない……」

陽乃「じゃあ、雛鶴ちゃんに慰めてもらうーっ!」ダキツキ

あい「きゃっ!?」

雪乃「姉さん! 何をしているのかしら!?」

あい「陽乃さん。いきなり抱き着かないでくださいよー……」

陽乃「えー? ダメ?」

結衣「そ、そうですよ!」

陽乃「わたしと雛鶴ちゃんの仲なのにー」

あい「先に結衣ちゃんに抱き着いておいて――ん?」クンクン

陽乃「雛鶴ちゃん?」

あい「陽乃さん、シャンプー変えました?」

陽乃「あ、わかる? 昨日新しいやつに変えたんだー」

あい「ええ、なんだかいつもと違う匂いがします」

雪乃「雛鶴さん……? あなたは何を言ってるのかしら……?」

あい「陽乃さんが前使っていたシャンプーの匂いを覚えていたから」

結衣「流石旅館の子。そういう所まで把握しているんだ……」

陽乃「それだけじゃないんだけどねー」

雪乃「どういう事かしら?」

陽乃「だって雛鶴ちゃんとはたまに一緒にお風呂に入ってるんだから」

雪乃「え」

結衣「は」

雪乃・結衣「「ええええええええええええええええええ!?」」

あい「いい加減自分だけで入って欲しいんですけどね」

陽乃「だってー、自分で洗うより雛鶴ちゃんに隅から隅まで洗ってもらったほうが気持ちいいんだもん」

雪乃「な…雛鶴さんあなたって人は!!」

陽乃「勘違いしないでよ雪乃ちゃん、私と雛鶴ちゃんはそういう関係じゃないし」

結衣「で、でも普通は家族でもないのにお風呂には入りません!!」

あい「そうでしょうか?普通では」

結衣「普通じゃないよ!?」

陽乃「ねー雛鶴ちゃん、今日は一緒に入れない?」

あい「どうせ断っても強制的に連れて行くんでしょう?」

陽乃「あら、わかってるじゃない」

雪乃「え、あ、ちょ」

陽乃「という事で今日は雛鶴ちゃんをこれから借りて行くねー」

結衣「え、ちょ、まっ……」

???「ちょっと待ったーー!」

結衣「誰っ……っえー……」

あい(なにこのいい年して○リキュアみたいな格好した人)

ブルーリリィ「ブルーリリィ、参上っ!」

雪乃「なんで、どうしてブルーリリィがこんなところに?」

結衣「知っているの?ゆきのん!」

雪乃「ええ、【第十六話】で彼氏を装っていた不審者がそんなことを言っていたわ」

結衣「えーーっ、か、彼氏?」

雪乃「勘違いしないで頂戴、あくまで装っていたというだけの不審者よ」

雪乃「不自然な点があって問い詰めたら、すぐにボロを出したわ」

雪乃「その後、手元の御札を投げつけたら消えてしまったのだけれど……)

あい「くそっ、あの時もっと反論できていれば……」

結衣「あの時?」

雪乃「雛鶴さん……あなたもしかして……」

八幡「術式発動!」

あい「ぐわあああ、祓われるぅー」シュウウウ

八幡「ブルーリリィ、今のうちです」

ブルーリリィ「浄化的ビーム!」ビビビ

あい(七介)「うわらば」チュドーン

八幡「ブルーリリィ、こいつどうする?」

雪人「ちくしょー放しやがれー」

八幡「小町に手を出す不届きものめ、許さんぞ」

ブルーリリィ「うーん、これも成仏させちゃっていいんじゃないかな」

ブルーリリィ「浄化的ビーム」ビビビ

雪人改め至「ぎゃー体が消えていくー」

八幡・雪乃・結衣「成仏しろよ(してね)」

あい「あれ、わたしはどうしてここに……」

ブルーリリィ「目が覚めた?お迎えも呼んだしもう大丈夫だからね」

八一「あいー、迎えに来たぞー」

あい「お師匠さま、今参りますー」トトト

八一「さあ、帰ろう」

あい「はい」


結衣「行っちゃったね」

ブルーリリィ「じゃ、私も帰るねー」

八幡「お疲れ様ですー」

陽乃「ちょっと雪乃ちゃん、お姉ちゃん事態が呑み込めないのだけれど……」

雪乃「姉さん、私達もよくわからないのだけれど……悪霊みたいなものだと思うわ」

陽乃「ふーん、雪乃ちゃん達も大変だねえ」

八幡「そうですねー、ひと風呂浴びたい気分ですわーなんて」

陽乃「ふーん、じゃあ比企谷くん偶には一緒にお風呂に入る?」

八幡「は?」

雪乃「え」

結衣「は」

「「ええええええええええええええええええ!!!?!?!?!?!」」

雪乃「な…比企谷くんあなたって人は!!」

陽乃「勘違いしないでよ雪乃ちゃん、私と比企谷くんはそういう関係じゃないし」

結衣「で、でも普通は男女でお風呂には入りません!!」

陽乃「じゃあ皆も一緒に入る?入浴着着ればいいよね」

陽乃「という事で比企谷くんをこれから借りて行くねー」

八幡「そういうわけだ、すまんな」

結衣「え、ちょ陽乃「という事で今日は比企谷くんをこれから借りて行くねー」

八幡「そういうわけだ、すまんな」

結衣「え、ちょ、ヒッk」

バタン

雪乃「…」

結衣「…」

雪乃「…由比ヶ浜さん」

結衣「…なぁにゆきのん」

雪乃「私の頬を思い切りぶってもらえないかしら」

結衣「…」

バッチィィィッィィィイイン!!!!

雪乃「ゆ、ゆめ、じゃ…ない、の…ね…」ピクピク

結衣「ご、ごめんゆきのん!やりすぎた!!し、死なないでー!!!」

雪乃「わが生涯に…一片の…悔い…あり…」ガクリ

結衣「ゆきのーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!」

結衣(それはそうと陽乃さんとヒッキーを追いかけなきゃ)

結衣(ヒッキーはあたしと入るんだからー)

おしまい

結衣「ふんふんふ~ん♪」スタスタ

八幡「楽しそうだな」スタスタ

結衣「うん! ヒッキーと久しぶりのお出かけなのであたしは上機嫌なのです♪」

八幡「そうか、そりゃ良かった」

結衣「あっ、まずあそこ行こ~♪」

結衣「ふんふんふ~ん♪ ヒッキーと一緒~ヒッキーと一緒~♪」

八幡(まっ、楽しそうだからいいか……)

留美「…………」ジー

八幡(いつの間に……)

結衣「あっ、留美ちゃんだ! こんにちは!」ニコリ

留美「こんにちは」ペコリ

八幡「奇遇だな」

留美「何してたの?」

八幡「ショッピングだよ」

結衣「そうそう♪」

留美「ふうん」ジー

八幡「お前は何してんだ?」

留美「ハンカチ買いに来たの。中学生らしいのを二、三枚くらい持っておきたくて」

八幡「気を付けてな」

留美「うん」

八幡「またな」

留美「」ギュッ

八幡「なんで手握ってるの? 俺、今由比ヶ浜とデート中なんだけど」

留美「せっかく会えたから二人にハンカチ選んで欲しい」

八幡「そう言われてもなぁ」

結衣「いいよ~♪」

八幡「良いのか?」

結衣「ここで会ったのも何かの縁。今日は三人で回ろう」

八幡「小町がいいならいいけどよ」

留美「ありがとう」ギュ

結衣「えっへん。いいんだよー♪」ギュ

八幡「じゃあ、行くか」

小町「はーい♪」

留美「うん」

留美「…………」ギュッ

八幡「いつまで俺の手を握っているんだ?」

留美「デパートが広すぎて、迷子になりそう……」

雪人「いつもは子供扱いされるの嫌がる癖に」

留美「忘れた」

八幡「なんだよそれ……」

留美「いいから、行こ」ギュッ

八幡「ああ」

結衣「うん♪」ギュッ

八幡「なんで由比ヶ浜まで俺の手を握るの?」

結衣「あたしも迷子になりそうです♪」

八幡「そうかい」

雪人「どんなのがいいんだ? 中学生らしいのが良いって言ってたけど」

留美「具体的に決めてないから、雪人に決めてほしい」

八幡「いや……そういうのが一番困るんだけど……」

結衣「留美ちゃん、好きな色とかはないの?」

留美「特には……」

結衣「う~ん……」

八幡「それならピンクはどうだ?」

留美「なんでピンク?」

八幡「クリスマスイベントの時にピンク色の帽子を被ってたのを思い出してな」

留美「覚えててくれたんだ……」

八幡「その、似合ってたからな……」

鶴見「じゃあ、ピンクにするね」

結衣(ヒッキー、どんどん女の子の扱いがうまくなるね……)

八幡「なら」

八幡「これとかどうだ?」スッ

結衣「おおーっ。シンプルで大人っぽいデザインだね」

留美「なんか八幡っぽい」クスッ

八幡「そうか?」

留美「だから、これにする」

留美「買ってくる」スタタ

結衣「いってらっしゃい」

八幡「あと、俺もちょっと会計してくる…」クルッ

結衣「えっ、何か買うの?」

八幡「ちょっとな」

結衣「ふうん」ジー

八幡「なんだよ……」

結衣「べっつに~」

八幡「とっ、とりあえず行ってくる」スタスタ

結衣「は~い」

結衣「…」

結衣「留美ちゃんばっかり…」ボソッ

会計後


留美「♪」

結衣「留美ちゃん、良かったね」ニコリ

留美「うん」コクリ

留美「二人とも今日はありがとう」ペコリ

結衣「あたしも楽しかったよー♪」

八幡「おお~、ルミルミよく言えたな」ナデナデ

留美「また子供扱い?」ジロリ

八幡「悪い悪い」

留美「ベッドの上では大人として扱ってくれるのに」

結衣「べっ、ベッドの上って何言ってるの」

八幡「まあ、子ども扱いしたのは悪かったよ」ゴソッ

結衣・留美「「?」」

八幡「ほらよ」スッ

留美「なにこれ?」

八幡「まぁ、なんだ……ちょっと遅くなったが、入学祝いだな……」ポリポリ

留美「えっ」ドキッ

留美「開けていい?」

八幡「おう」

留美「」ガサガサ

結衣「へー」

留美「……ブレスレット」

八幡「一応シンプルなデザインのを選んでみたんだが……」

八幡「いらなかったら適当に処分してくれていいから」

留美「ありがとう。大事にするね ///」

八幡「ああ」

留美「あっ、えっと……その、じゃっ、じゃあ! またね!」ピュー

八幡「なんで走って行ったんだ…」

結衣「照れ顔見られたくなかったんじゃないの~…」ブスー

八幡「なんで由比ヶ浜がぶーたれてんだよ…」

結衣「べっつに~…」ブスー

>>370
訂正

八幡「どんなのがいいんだ? 中学生らしいのが良いって言ってたけど」

留美「具体的に決めてないから、八幡に決めてほしい」

八幡「いや……そういうのが一番困るんだけど……」

結衣「留美ちゃん、好きな色とかはないの?」

留美「特には……」

結衣「う~ん……」

八幡「それならピンクはどうだ?」

比企谷「…」ハァ

八幡「…」ゴソゴソ

八幡「由比ヶ浜…」

結衣「なに…」

八幡「ほれ…」スッ

結衣「えっ…」

八幡「その…お前にも世話になっているから…お礼だ」

結衣「留美ちゃんだけじゃなかったの…」

八幡「そうもいかないだろう…」ハァ

結衣「…」プルプル

結衣「ヒッキー!」ダキッ

八幡「うおっ!?」

八幡「どうした?」

結衣「もがーーー! ///」

八幡「あのな…服に口当てて何しゃべってるのかわかんねぇよ…」

結衣「もががーーー! ///」

八幡「(まじで何言ってんだ…)」

結衣「(大好きーーーーーー! ////)」

おまけ劇場「鶴見留美」


留美の部屋


ガチャッ パタン


鶴見「…」スタタ

鶴見「…」フトン in

鶴見「…」ポヤー…


回想


八幡「まぁ、なんだ……ちょっと遅くなったが、入学祝い……」

回想終了


鶴見「っ… ///」

鶴見「っうう~!… ///」バタバタ

終わりです

八結Verを書いてみました

ついに酉付けるのをやめたのかw

至「何度荒らされてもゲームは終わらない」

>>342の続き

雪乃「雛鶴さん! あなたって人は!!」

陽乃「なーに? 妬いてるの?」

結衣「妬かない理由なんてありませんよ……」

雪乃「まったく。誘われたからってついて行くなんてどうかしてるわ」

あい「ごめんなさい」

雪乃「そう思うなら私の背中を流しなさい」

あい「ふぇ?」

結衣「ゆきのん落ち着いて」

雪乃「落ち着いているわよ。いつもよりクールなくらいよ。もしかしたら今ゾーンに入って――」

結衣「目がグルグル回っているよ!?」

雪乃「何を馬鹿な事を」

結衣「あいとお風呂入る事が目的じゃないでしょ!」

雪乃「そうだったわ。私とした事が」

陽乃「ちっ」

雪乃「『ちっ』じゃないわよ」

あい「そういえば陽乃さん。何かご用だったんじゃないですか?」

陽乃「うーん。用と言えば用だけども」

雪乃「はっきりしないわね」

陽乃「ぶっちゃけ暇だったから顔を出したというのが本音かなー」

結衣「ぶっちゃけ過ぎます……」

【第二十二話】


直人「雨、降ってきたね」

雪乃「そ、そうね」チラッ 

結衣「そ、そうだね」チラッ

いろは「…………」チラッ

雪乃「加藤くん」

直人「何かな?」

雪乃「雨……降ってきたわね」チラッ

直人「そうだね。土砂降りだね」

雪乃「んっ、ううん……、えと、その……」チラッ

直人「?」

雪乃「良かったら……そ、その一緒に帰らない? 私、傘を用意してなくて……」

直人「ごめん。僕も持ってないんだ」

雪乃「……ちっ」

直人「今舌打ちしなかった?」

雪乃「そ、空耳よ」

直人「そう。ならいいけど」

結衣「あたし、傘二本あるからゆきのん一本使いなよ」

雪乃「私が一本使うとしても、あと一本どうするの?」

結衣「も、もう一本は、そ、その……」チラッ

直人「?」

結衣「直人くんを入れるね」

直人「僕が一本使って、二人でもう一本使えばいいのでは?」

結衣「だ、だよねー。たはは……」

結衣(やっぱそう都合良くはいかないか)

雪乃(何がいけなかったのかしら?)

いろは(わたしが口出す前に終わってしまった……)

八幡「うぃーす」

雪乃「来たのね」

結衣「あっ、ヒッキーやっはろー」

いろは「お邪魔してまーす、先輩」

雪乃「遅かったわね」

八幡「ああ、平塚先生と一緒にトレッキーを成仏させてきたら遅くなった」

八幡「あれ、その人は誰?依頼人?」

直人「僕のことかい」

雪乃「比企谷くん、それは冗談のつもりかしら」

結衣「そうだよヒッキー、直人くんのこと忘れちゃったの」

八幡「いや、忘れるも何も初対面なんだけど」

八幡「クラスにも『加藤直人』っていないし」

雪乃「加藤くんは……あら?」

結衣「直人くんは……あれ?」

結衣「ちょっと待って」スマホカクニンチュウ

結衣「うーん、直人くんが写ってる写真が一枚も無い」

いろは「ということは……」

結衣「あー……」

雪乃「いつもの展開ね」


葉虫「くそっ、こんなことで正体がばれるとは」

八幡「お前今回はこっちにいたのか」

結衣「葉虫くんも懲りないね」

いろは「うわー、本物の葉山先輩とは似ても似つかないですねー」

雪乃「いい迷惑だわ」

葉虫「くそっ、この場は一旦逃げるしか……」

八幡「逃がさん、術式発動」

葉虫「ぎゃああ、体が消えていくー」

葉虫「せっかくヒキタニを貶めるのに都合のいいSSがパクれたと思ったのにー」

八幡「いろんな意味でメタなセリフだな」

八幡「後始末もこれで終わりっと」

いろは「あの~先輩方?」

雪乃「一色さん、どうしたのかしら」


いろは「結局、傘は誰と誰が入るんですか?」

雪乃・いろは「で、結局」

八幡・結衣「こうなったと」

雪乃「仕方ないわね、また明日」

結衣「うん、ゆきのんまたねー」

八幡「由比ヶ浜さーん、近づきすぎじゃないですかね~」

結衣「え~、これくらいじゃないと濡れちゃうし」

八幡(照れくさくて仕方がない)

結衣(最初は都合良くはいかないかって思ったけど……)

結衣(その後は都合よくいってよかったよね)



おしまい



読んでいただいてありがとうございました。

普段馬鹿にしている結衣に頼らないと荒らせないHACHIMAN信者君乙w

【閑話2】

至「>>399から>>408を消去」

七介「今回も後処理お疲れ」

至「直人がクリアした後だからいつもより処置が楽だ」

七介「そうか」

至「次のプレイヤーは?」

七介「既に連れてきているぜ」

至「それなら始めるとするか」

【第二十三話】


祥(ああ~、お腹空いた……早く購買購買……)スタスタ

結衣「祥くん!」

祥「結衣さん、どうしたの?」

結衣「あのさ、今週お昼は購買って言ってたよね?」

祥「うん」

結衣「その……今日、祥くんにお弁当作ってきたんだ……良かったら、部室で一緒に食べよ?」モジモジ

祥「いいの?」

結衣「うん。今回はおいしく出来たから食べて欲しいんだ。ママに手伝ってもらったけど……」

祥「ありがたくいただくね」

結衣「やったぁ!」

祥「飲み物だけ買ってくるから、先に行ってて」

結衣「うん。待ってるね♪」スタタ

購買部


祥(飲み物買ったし行きますか……)スタスタ

いろは「あっ、せんぱ~い♪」

祥「いろはちゃん」

いろは「とりゃっ♪」ギュ

祥「なっ!?」ドキッ

祥「な、何するのさ!」ドキドキ

いろは「大好きな人に抱き付くって自然な事じゃないですかー」ニコニコ

祥「そういうのは菜摘にやってよ……」

いろは「菜摘先輩の事も大好きですけど、今は先輩にしたいんですー♪」スッ

祥「それで何の用?」

いろは「いえ。先輩を見かけたので声をかけただけです」

祥「そうかい。じゃあ、僕は行くね」

いろは「どなたかとお昼の約束でも?」キョトン

祥「まあね」

いろは「ふむ」

いろは「わたしもお供しますっ」

祥「どういう風の吹き回し?」

いろは「乙女の勘ですー」ニコニコ

祥「いろはちゃん、だんだん菜摘に似てきたね……」

いろは「菜摘先輩の影響力は半端ないですもん。わたしなんて簡単に染まっちゃいますよー」

祥「あんまり油売っていると怒られちゃう。行くよ」スタスタ

いろは「は~い♪」スタスタ

両方とも読めるほどの技量が無いから◆と◇の区別がつかん

>>421
◇の人は八結にしたがるけど、俺は色んなカップリングを描くぞ

部室

結衣「祥くん……どう、おいしい?」

祥「うん、おいしい」

結衣「やったあ」

いろは「せんぱ~い、次は私のも食べてくださ~い」

祥「どれどれ、あ~ん」

祥「うん、これもおいしい」

いろは「ふふん」

祥(幸せだなあ……)

祥(これもあの日……)

――回想――

七介「くくく、プレイヤーとして我が手足となれ」

七介「そして、比企谷八幡の立場を奪うのだ」ビビビ

祥「ぐああっ」

祥(体が……いうことを利かない……)

祥(それに何だ……比企谷八幡なんて知らないのに……恨みつらみの感情があふれて止まらない)

祥(ダメだ……意識が……遠のいていく……)

結衣「祥くんどうしたの?」

いろは「大丈夫ですか、先輩」

祥「行かなきゃ……総武高校……奉仕部に……」フラフラ

祥「比企谷八幡……乗っ取り……」フラフラ

結衣「ど、どうしちゃったの祥くん」

いろは「しっかりしてください、先輩」

祥「邪魔を……するな……」

結衣「祥くんがおかしくなっちゃった……」

ドオン

???「あれ、どこだここは?」

???「あたし達の学校とは違うねヒッキー」

いろは「だっ、誰ですか?」

由比ヶ浜結衣「誰って言われても……」

比企谷八幡「どう説明したものか……」

八幡「ちょっと女神さまー、修復ちゃんと出来てるんですかー?」

女神の声「やってるわよー」

女神の声「>>399から>>408が消されたのを戻すのだけれど……」

女神の声「調整が難しくて違う世界線と繋がっちゃったみたいなのー」

女神の声「それも含めて修復するからまってー」

結衣「しかし驚いたよねー」

八幡「気づいたら何もないところにいて『世界が消えてしまいました』だからなあ」

結衣「ゆきのん達は大丈夫かなあ」

八幡「それも込みで修復してくれるはずだけどな」

結衣(二十三話)「あ、あのう……」

いろは(二十三話)「事態が余計にややこしくなったんですけど……」

八幡「まあ、にわかには信じがたいよなあ」

結衣「だよねー」

祥「そこにいるのか……」

祥「比企谷八幡……乗っ取る……キシャアアアア」

八幡「おっと」

八幡「何だコイツは?」

結衣「ヒッキー、この人もいつものパターンじゃないかな」

八幡「そういうことか、術式発動」バシュッ

祥「ぎゃあああああ」

結衣(二十三話)「しょ、祥くーん」

結衣「あれ、今回は成仏しないんだね」

女神の声「彼はこの世界線の者だからね、存在までは消えないようにこっちで調整したよ」

祥「あれ……僕は……何を……」

結衣(二十三話)「祥くーん、元に戻ってよかったよー」

いろは(二十三話)「先輩、よかったですー」

結衣「よかったね」

女神の声「二人ともー、そろそろ帰る時間だよー」

八幡「んー、じゃあ行くか」

祥「ご迷惑をおかけしました」

結衣(二十三話)「助けてくれてありがとねー」

いろは(二十三話)「さよならですー」

結衣「ばいばーい」

ウィィィン


――回想終了――

祥「ごちそうさま、おいしかったよ」

結衣(二十三話)「うん、また作ってくるね」

いろは(二十三話)「わたしも作ってきまーす」

祥「楽しみにしてるよ」

祥(あの日……プレイヤーにされたままだったらこんな日々を送ることはなかっただろうな)

祥(ありがとう……比企谷八幡、由比ヶ浜結衣)


おまけ1

至「なあ、七介……」

七介「……」

至「だめじゃん、今回のプレイヤーあっさりやられてんじゃん」

七介「すまん」

至「しかも>>399から>>408も修復されちまったし」

ドドドドド

七介「何の音だ……」

至「まさか……追手か、世界線を越えて追ってくるなんて」

七介「仕方ない、逃げるぞ」

至「逃げよう」

おまけ2

結衣「あの人達大丈夫かな?」

八幡「女神さまがアフターケアはしてくれるって言ってたけどな」

結衣「ねえ、あそこにいた子、あたしに似てなかった?」

八幡「うーん微妙」

結衣「そう、似てると思ったけどなー」

結衣(そう、あの子みたいにあたしもヒッキーとお近づきになれたらなーと)

結衣(そんなことを思うのでした)


おしまい

読んでいただいてありがとうございました

至「逃げるまでもなかったな」

女神「うぅ……」

キュアファブリーズ「……無念」

至「俺達のゲームで遊びたければ、他のプレイヤーを妨害すんな」

七介「殺ったか」

至「ああ。祥は?」

七介「改竄されたプログラムは元に戻した。いつでも再開できるぜ」

至「それじゃあ、リスタート」

>>420の続き
奉仕部


祥「」ガラガラ

結衣「祥君、待ってたよー」

いろは「失礼しま~す♪」

雪乃「いらっしゃい」

祥「うーん」モグモグ

結衣「ど、どうかな?」

祥「うん、おいしいよ」

結衣「やったあ」

雪乃「よかったわね」

結衣「うん」

いろは「あっ、そういえば聞きました?菜摘先輩の話」

祥「菜摘がどうかしたのかい」

いろは「菜摘先輩に彼氏ができたって話なんですけど……」

結衣「えー本当に、誰なのその人」

いろは「比企谷八幡って人らしいです」

雪乃「そういえば最近一緒にいるのをよく見るわね」

結衣「比企谷……八幡……」

>>450
いつも深夜に出てくるのに今日は早いな

雪乃「由比ヶ浜さん、どうしたの?」

祥「菜摘に……彼氏……」

いろは「先輩もどうしちゃったんですか」

祥「ウソだ……ウソだウソだウソだウソだ」

祥「ちくしょーっ」

いろは「先輩本当にどうしちゃったんですか」

結衣「比企谷八幡……比企谷……ヒッキー……」

◆9pp7qon/u2:21/05/29(土)21:36:57 ID:0C8B主 ×
雪乃「ところで烏丸さん。本当に俺ガイル劇場はこれが最後なのね」

千歳「うん。あまり変なことをやると俺ガイルファンがファビョーンするし」

結衣「確かにヒッキーを出さないとか酷いと思うし」

雪乃「そうね」

千歳「俺ガイル劇場は比企谷くんを出さずにどこまでやれるかという実験的なSSだからね」

HACHIMAN信者は元ネタをろくに調べもせずに書くよね
調べるのがそんなに面倒なの?

結衣「うわああああん」

雪乃「由比ヶ浜さん落ち着いて」

???「そうだよ、まずは落ち着こう」

一同「「「!」」」

菜摘「えっへん」ドン

雪乃「あのう……」

いろは「菜摘先輩……」

結衣「その姿はどうしたんですか」

菜摘「うーん、これはね……」


菜摘「なるほど、祥ちゃんはプレイヤーとかいうのにされちゃったと」

キュアファブリーズ「はい、そして私も負傷し満足に戦えない状態なのです」

菜摘「う~ん、困ったね」

菜摘「うん、じゃあ私お手伝いするよ、祥ちゃんのためだもの」

キュアファブリーズ「ありがとうございます、では……」


菜摘「というわけで今の私はキュアファブリーズと融合した言わばキュア菜摘なんだよ!」

七介「なんじゃそりゃーーー」

だから、元ネタ知らない癖に書くなよw
菜摘の一人称も三人称も全然違うぞ

至「ちょ、隠れてないとだめだって」

八幡「いやもうばれてるし」

雪乃「それよりも比企谷くん、いつの間にいたのかしら」

八幡「いや、キュア菜摘さんと一緒にきたから」

>>462

菜摘「うん、じゃああたしお手伝いするよ、祥ちゃんのためだもの」

キュアファブリーズ「ありがとうございます、では……」


キュア菜摘「というわけで今の私はキュアファブリーズと融合した言わばキュア菜摘なんだよ!」

七介「なんじゃそりゃーーー」



これでどお

七介「こうなったら三人がかりだ、やっちまえ」

八幡「確かに、こっちは……キュア菜摘と俺と、雪ノ下は」

雪乃「何故、あなた達の私的な戦いに首を突っ込まねばならないのかしら」

八幡「ですよねー」

キュア菜摘「大丈夫、今一人呼んだから」

HACHIMAN「どうもー」

八幡「お前かよ、何で来てんだよ」

キュア菜摘「悪い評判が多いから、たまには役に立ちなさいって呼んだの」

八幡「本当か」

HACHIMAN「実は……魅力的な報酬を提示されたので……」

八幡「やっぱりな」

>>464
菜摘は祥をちゃん付けで呼ばない

七介「くだらん会話ばっかしやかって、くたばれー」

キュア菜摘「ふんっ」

七介「なんの」

キュア菜摘「これしき」

七介「まだまだ」

キュア菜摘「こちらこそー」

>>467

菜摘「うん、じゃああたしお手伝いするよ、祥のためだもの」

キュアファブリーズ「ありがとうございます、では……」


キュア菜摘「というわけで今の私はキュアファブリーズと融合した言わばキュア菜摘なんだよ!」

七介「なんじゃそりゃーーー」



プロローグで混在してたからこっちのほうがいいと思ったけど直しました

至「今日こそ始末してやらぁ」

HACHIMAN「なんのー、いままでクロスしまくった技をくらえー」


八幡「あのさ……」

祥「はい……」

八幡「俺らどうする、あんな戦い出来ないし」

祥「そう言いながら成仏させようとしないでください」

>>449の続き

祥「雪乃さんもいたんだ」

雪乃「ええ」

結衣「途中で会ったから誘ったんだ♪ そっちも同じかな?」

祥「うん。購買で会ってね」

いろは「お邪魔しまーす」

結衣「どうぞどうぞ」

七介「くそっ、決め手に欠ける」

七介「こうなったら合体攻撃行くぞ」

祥「はい」

至「りょうか……」

>>471の続き

雪乃「由比ヶ浜さんとしては天沼くんと二人で食べたかったのでしょうけどね」ニコリ

結衣「もーっ! ゆきのんったら何てことを言うの!」

雪乃「冗談よ」クスッ

結衣「冗談キツいってー」

いろは「キマシタワー」

雪乃・結衣「「来てません!」」

至「刺された……後ろから……何故……」

葉虫「至が……至が悪いんだ……」

HACHIMAN「ちょ、何やってんだよお前、いくらアンチヘイト作品で俺を陥れているからって味方を刺してどうすんだよ」

八幡「何この展開」

葉虫「ちくしょう……ちくしょう……」


七介「今回も後処理お疲れ」

至「直人がクリアした後だからいつもより処置が楽だ」


葉虫「直人は僕の変装だって言ってるのに……」

葉虫「架空の存在の直人ばかりで僕の努力を認めてくれない」

至「そんなことで……」

葉虫「そんなことだと、ちきしょーーー」

いろは「うわー」

雪乃「同士討ちを始めたわね」

七介「おい、やめないか」

至「うるせー、大体いつもいつも……」

葉虫「女装して女子校に入ってる奴に言われたくねー」

祥「なんですとお」

いつまでやってんだw

八幡「うーん、HACHIMANに対する逆HACHIMANのバトルのつもりがどうしてこうなった」

キュア菜摘「うーん、とりあえず収拾つけちゃおう」

キュア菜摘「必殺技、浄化ビーム!」

七介「体がーーー」

至「消えていくーーー」

葉虫「僕の無念がーーー」

祥「僕まで巻き添えにーーー」

結衣「終わった……のかな」

八幡「弟さん消えたけどいいのか?」

キュア菜摘「元の世界に戻れば大丈夫だよ」

八幡「そ、そうなのか」

キュア菜摘「後は……」

雪乃「そういえば……」

結衣「いたねー……」

HACHIMAN(やばい……)

HACHIMAN「あー僕、力使いすぎてもう現界を保てないんすよー」

HACHIMAN「なんで今日はこのまま昇天しますねー」

結衣「むー」

キュア菜摘「そういうことなら今日はこのまま昇天させときましょうか」

HACHIMAN「じゃ、そーゆーことで」

八幡「ようやく終わりか」

キュア菜摘「うん、じゃあこれでサヨナラだね」

結衣「あ、あのう」

キュア菜摘「どうしたの」

結衣「ふっ、二人は付き合ってるんですか」

八幡「付き合ってないけど」

結衣「そうなの」

キュア菜摘「事態の解決を手伝ってもらっていただけ」

結衣「そうなんだ」

キュア菜摘「もしかして……彼のことが好きなのかな」

結衣「いや、その、あはは」

キュア菜摘「うんうん、結衣ちゃんには比企谷くんのほうがお似合いだと思うよー」

キュア菜摘「だから、がんばってね」

キュア菜摘「ばいばーい」

数日後

八幡(あーマッ缶うめー)

八幡(双月学園と混在していた空間が嘘みてーだな)

結衣「ヒッキーいた」

八幡「いや、大体ここで飯食ってるし」

八幡「何か用か」

結衣「たまには……ヒッキーと食べようと思って」

八幡「ふーん、じゃあこの弁当少し食うか?」

八幡「小町と作ったから食えないことはないと思うが」

結衣「えー、ヒッキーが作ったの」

八幡「いや、小町と一緒にだが……」


「結衣ちゃんには比企谷くんのほうがお似合い、これは天沼菜摘の本心だよ」


結衣(うん、あたしがんばるよ)

結衣「うん、一つちょーだい」



>>478

元ネタ作品は

至「俺達のゲームで遊びたければ、他のプレイヤーを妨害すんな」

という図々しさを良しとする作品じゃないということがわかるようにしたつもり

あとスレの流れ的に八結になるようにした

>>478

元ネタ作品は

至「俺達のゲームで遊びたければ、他のプレイヤーを妨害すんな」

という図々しさを良しとする作品じゃないということがわかるようにしたつもり

あとスレの流れ的に八結になるようにした

連投してすまない

>>492
そういう主張は別スレ立ててやってくれよ
このスレとは関係ないだろ

至「何度妨害されてもゲームは止まらない」

もう少しで>>500だな

最近はID加速中が別の酉で書き込んでると思ってる

結衣「ついに>>500いったね、ヒッキー」

八幡「ああ、色々なことがあったな」

雪乃「そうね、そして奉仕部は私、比企谷君、由比ヶ浜さんの三人がいてこそということを再認識したわね」

いろは「わたしも忘れないでくださーい」

小町「小町もいますよー」

平塚「私もいるぞ」

葉山「俺も混ぜてもらっていいかな?」

三浦「一応あーしも」

テリーマン「俺もいるぜ」

材木座「我もいるぞ!」

八幡「いや材木座、お前は完全に部外者だ。出ていけ」

材木座「ちょ、我以外に部外者どころか完全に別作品のキャラが!」

>>473の続き

結衣「それより食べよ。昼休み終わっちゃう」

雪乃「そうね」

結衣「はい、祥くん」スッ

祥「あっ、ありがと……」

結衣「どういたしまして」

いろは「えっ……? ゆっ、結衣先輩、それって……」

結衣「うん。祥くんにお弁当作ってきたんだ」

雪乃「だから落ち着きがなかったのね」

いろは「へぇ~」チラッ

祥「なにかな」

いろは「なんでもありませんよー」

祥「ならいいけど」

結衣「祥くん」

祥「結衣さんも?」

結衣「その……感想とかも聞きたいなーって……」モジモジ

祥「わかった」パカッ

雪乃・いろは「「…………」」チラッ

祥「普通の弁当だ」

雪乃「普通の弁当ね…」

いろは「普通の弁当ですね…」

結衣「見た目の感想じゃないよ!?」

八幡「おーおーおー、仮面ライダーに変身してプリキュアとエッチしたいー」

葉山「丁度良かったじゃないか。材木座君がプリキュアのコスプレをしてるぞ」

材木座「うぉー、プリキュアに変身した俺が八幡にライドオンしてズポズポ」

八幡「ああー尻アナ裂けるぅ」

陽乃「選手村のボブさん、妹をデリバリーして来たわ」

ボブ「サンキュービッチ。オラオラオラ」

雪乃「太いぃぃ、日本人のとは全然違うぅ」

陽乃「凄いでしょ、何せオリンピック選手だからね」

ジョージ「ヘイ、ボブ。ワーォ、レッツジョイン」

陽乃「えっ、私は……うそ、ボブより大きい…。無理、無理無理無理」

ジョージ「シャラップビッチ」

陽乃「んあーーーー」

八幡「なんだこれ」

雪乃「あんあんあん」
陽乃「あひいいいん」
ボブ「ファッキンビッチ」
ジョージ「フンフンフン」

八幡「嘘だろ」

葉山「ほんとさ」


八幡「何でこんなことしてるんだよ」


葉山「俺の女を貸し出して何が悪い」


八幡「嘘だろ。…なあだったら俺にも」




葉山「よし、ならば君がボブに勝てたら考えてやろう」


八幡「無理だー」



葉山「なら諦めろ」


八幡「くそー、[田島「チ○コ破裂するっ!」]してやる!」



材木座「くんくん、八幡が[田島「チ○コ破裂するっ!」]している匂いがするな」



八幡「げっ、材木座!!」


材木座「八幡発見、これよりレイプする」


ボブ・ジョージ・材木座「ふんふんふん」
雪乃・陽乃・八幡「あんあんあん」

材木座「無人島に持ち込む物?八幡のケツです!!」

葉山「サッカーボールが無いなあ、よし、ボール呼び出そうぜ」

ボール「元八幡のボールです。もう蹴飛ばさないでー」

八幡「葉山が謝ってくれるって言われたから不登校止めて出て来たけど」

生徒達「うおー八幡確保、トイレに閉じ込めろー」

八幡「やめろー」

生徒A「よし、閉じ込めたぜ。これからどうする?」

生徒B「知るか、このままみんなで歌うぞ」




その歌声はユーチューブにアップされて世界を感動させた

たけし「おらぁっ!!」ボコォ

八幡「」死ー亡ゥン

材木座「今回は死んだ八幡でファックするぜ」

雪乃「だったら今回は材木座の尻を舐めるわ。たけしは私の尻にツッコミなさい」

材木座「ところでたけしってだれ?」

雪乃「かれはたたたけし。私と最初にセックスした男よ」

たけし「たけーし」

雪乃「おちんぽおっきい」

たけし「たけーーーし」

雪乃「あんっ」

雪乃「比企谷くんっていじめられて初めて価値が生まれるタイプよね」


葉山「よし、じゃあ、爪切りでヒッキーの鼻を切って」

結衣「耳掻きで鼓膜破っちゃお」

雪乃「割り箸で目を突こうかしら」

陽乃「比企谷くんの脈をえいっ!」

ボブ「ハチマンのミャクヲチョキチョキリーヌ」

ハチマン「シヌー」

novel.syosetu.org/166530/
も宜しく

雪乃「……何なのかしらこれは」

結衣「……ヒッキーがいじめられて初めて価値が生まれるタイプとかありえないし」

いろは「……ていうか弁当の話からどうしてこの流れになるんですか」

八幡「まあ、いつもなら途中でプレイヤーの正体がバレて成仏させられるパターンだからな」

雪乃「HACHIMANやその作者が恨めしくともそれ以下になってしまっては意味がないのに、困ったものね」

祥「こ、これが俺ガイル……何て恐ろしい作品なんだ」

八幡「いや、原作はこんな恐ろしい話じゃないから」

祥「こんな作品で僕は……比企谷八幡の立場を乗っ取ろうとしていたのか……」

菜摘「祥、自分がどれだけ悪いことをしようとしたのか少しは理解した?」

祥「うん、僕が間違っていたよ」

菜摘「では由比ヶ浜さん、キュアファブリーズさんから借りてきました」

菜摘「これで浄化をお願いします」

結衣「あっ、はい」

結衣「キュアピュアリフィケイションビーム」

祥「体が消えていくー」シュウウウ

菜摘「皆さん、ご迷惑をおかけしてすみませんでした」シュウウウ

七介「くそ、当てが外れたか」

八幡「お前見てたのか」

七介「かくなる上は……八幡覚悟ー」

八幡「あっ、今かかってこられたら……」

結衣「ごめん、ビーム今止めるから」ビビビ

七介「なんじゃそりゃー」

七介「ぎゃー体が消えちまうー」シュウウウ

八幡「一応、とどめの術式撃ちこんどくか」バシュッ

七介「無念」シュウウウ

結衣「終わったね」

雪乃「一時はどうなるかとおもったわ」

いろは「そういえば結衣先輩、弁当残っちゃいましたね」

結衣「うーん、どうしようかこれ」

八幡「じゃあ、俺が食べてもいいか?」

結衣「えっ、ヒッキー食べるの」

八幡「まあ、動いて腹も減ったしな、嫌ならいいんだが」

結衣「そんなことないよ、食べて」

八幡「では、いただきます」

八幡「おっ、意外とおいしい」

結衣「意外って何だしー」

結衣(でも……おいしいって言ってくれてありがとね、ヒッキー)



おしまい

読んでいただいてありがとうございました

>>528
今日は休みなのか

至「まだプレイできるよな」

祥「ああ」

至「よし! 行ってこい!」

祥「コンティニューしてでもクリアする!」

>>520
ヒッキーがいじめられて初めて価値が生まれるタイプ


これがクリーンヒットしたんだな

小山田「八幡、謝るから俺のフジロック見に来てくれよ」

八幡「んあー?あっ、んあー」


八幡は家族に連れられてフジロック会場入り


小山田「ノコノコやってきた八幡を会場のトイレに閉じ込めろ」

ファン「おーやっちまえー」


八幡「んあっ んあ…ん、んあーーーっ!? んあっんあっんあっ!!」

八幡はトイレに閉じ込められた


小山田「一曲歌うぜ」

小山田のファン「俺達もアガるぜ」

キュア何とかさん「そこまでなんだよ、お祓いビーム!」

小山田「ぎぃやあああ」ジュウウウ

小山田のファン「祓われてしまうー」ジュウウウ

八幡「すげえ力だ、っとそれよりも……」

八幡?「んあー?あっ、んあー」

八幡「はあ、何で俺がこんな事しなきゃいけねーんだよ」

ペリッ

祥「んあー?あっ、んあー」

八幡「なあ、祥……」

祥「んあ…ん……」

八幡「まったく、俺に取って代わろうとした奴とはいえヒデエ事しやがる」

菜摘「悪い人に唆されて自分が酷い目に遭うなんて、反省しなさいこのおバカ」ペチッ

キュア何とかさん「そうだよお姉さんに心配かけちゃだめだよ」

菜摘「けど……祥を酷い目に遭わせた人は何が目的だったんでしょうか?」

キュア何とかさん「支配欲とかメンヘラで揉めたとかじゃないかな」

八幡「何それ?意味わかんないですけど」

キュア何とかさん「わからなくても仕方ないよ」

菜摘「それよりも皆さんご迷惑をかけてすみませんでした」

祥「ご…め…ん…な…さ…い…」

キュア何とかさん「ちゃんと反省してね、焚き上げビーム」


八幡「消えてしまった……か……」

エピローグ

雪乃「そう、そんなことがあったのね」

八幡「まったく懲りないやつだよ」

結衣「ヒッキー今回もお疲れ様」


終わり

至「ダミーを用意しておいて良かったぜ」

>>536
祥?「んあー?あっ、んあー」

祥「はあ、何で俺がこんな事しなきゃいけねーんだよ」

ペリッ

八幡「んあー?あっ、んあー」

祥「なあ、八幡……」

八幡「キムチ食い過ぎて幸せ」

葉山「やはり韓国人だったのか」

雪乃「うわっキモッ」

材木座「俺は気にしないぜオラオラオラ」

八幡「アンアンアン」

>>506の続き

祥「ごめん……思っていたのと違っていたから……」

結衣「うっ……そう言われると何も返せなくなっちゃう……」

いろは「でも本当に美味しそうですね」

雪乃「そうね……」チラッ

結衣「ゆきのん?」

八幡「プリキュアしゅきしゅき」

プリキュア「うわっキモ」

材木座「八幡しゅきしゅき」

八幡「材木座嫌いだけど材木座のチンポとエッチはしゅきしゅき」

結衣「キモッ」

>>545の続き

八幡「うぃーす」

雪乃「あら、比企谷くんこんにちわ」

結衣「やっはろー」

いろは「お邪魔してまーす」

いろは「先輩、今日はお弁当ですか?珍しいですね」

結衣「そういえばそうだね」

雪乃「意外ね、小町さんに作ってもらったのかしら?」

八幡「いや、これは菜摘さんからもらったんだが……」

いろは「えー、本当ですか?」

八幡「本当だ、最近『よく手伝ってもらっているから』ってことでくれたんだよ」

いろは「へー、これも美味しそうですね」

雪乃「そうね……」チラッ

八幡「これも?」

いろは「見てください、これ結衣先輩が作ったんですよ」

八幡「おおっ、ちゃんと出来てるじゃねーか」

結衣「ちゃんと出来てる……えへへ」

八幡「指導してくれた人に感謝だな」

結衣「そこはあたしを褒めろし」

いろは「雪乃先輩はどんなお弁当なんですか」

雪乃「私は……これよ」ドン

八幡「これが……雪ノ下の弁当」

いろは「相変わらず丁寧ですねー」

結衣「やっぱりゆきのんはすごいね」

雪乃「当然よ」フッ

祥「皆、そろそろ食べないか」

結衣「それもそうだね」

八幡「では……」

いろは「いただきま……」


「祥ー、待ちなさーい」

雪乃「何事かしら」

ガラッ

祥?「ようやく、見つけたぞ」

菜摘「待ちなさいってばー」

雪乃「天沼くんが……二人?」

八幡「どういうことだ」

キュアファブリーズ「説明するわ」

いろは「いつの間に」

キュアファブリーズ「あれは厳密には天沼祥本人ではない」

キュアファブリーズ「奴らによって用意されたダミー」

キュアファブリーズ「てっきり消滅したものだと思っていたのに……」

菜摘「そっか、それでボロボロの姿なのね」

八幡「ということは……」

祥「ちいっ、正体がバレたか」

結衣「そっか……そうだったんだ……」

結衣「早起きして……がんばって作って……」

雪乃「ゆ……由比ヶ浜さん」

結衣「それ全部……祥くんにとってはアンチするのに都合よく操っていただけだったんだね」グズッ

結衣「あたしの気持ちなんて……祥くんにとってはどうでもいいものだったんだね」グズッ

雪乃「由比ヶ浜さん、泣かないで」

菜摘「ごめんね結衣ちゃん、ウチの弟が傷つけてしまって」

八幡「さすがにこれは酷いぞお前」

いろは「そうです酷いですー」

祥「うるさい、こうなったら実力行使だ」

菜摘「キュアファブリーズさん、おねがいします」

キュアファブリーズ「わかったよ、パワー注入」

祥「くらえー」

キュア菜摘「いい加減にしなさい、このおバカ!」バシィン

キュア菜摘「女の子の気持ちを何だと思っているの」バシィン

キュア菜摘「あんたのくだらない感情を満たすためのものじゃないんだから」バシィン

祥「ぐはぁっ」

祥「ダメージがでかすぎる、一度引かないと……」

祥ダミー「逃さない」ガシッ

祥「はっ、離しやがれこの野郎」ゲシゲシ

祥ダミー「駄目だ、僕たちはあまりにも迷惑をかけすぎた」

祥ダミー「被害をこれ以上増やさないためにもここで成仏すべきなんだ」

祥「くそ、ダミーのくせにどうしてこんな考えになっちまったんだ」

キュア菜摘「ごめんねダミーさん、浄化魔力波ーっ」

祥「ぎやああああー」シュウウウウ

八幡「成仏したか……」

キュアファブリーズ「後は……この辺かな……」

至「ヒイッ」

雪乃「そんなところに隠れて見ていたのね」

八幡「御託はいいからさっさと成仏しろ、術式発動」

至「ぎゃー体が消えてまうー」シュウウウウ

キュアファブリーズ「これで……片付いたかな」

キュア菜摘「皆さんご迷惑をかけてすみませんでした」

八幡「菜摘さんこそ……気を落とさないでくださいね」

キュア菜摘「お気遣いありがとうございます、それでは失礼します」

キュアファブリーズ「途中まで送っていくよ」

雪乃「行ってしまったわね」

八幡「なあ、由比ヶ浜……」

結衣「グズッ……何、ヒッキー」

八幡「お前の作った弁当、美味しく出来てるよ」モグモグ

八幡「だから……今度は俺に作ってくれないか」

八幡「無駄には……ならないようにするから」

雪乃(比企谷くん……自分が何言ってるのかわかっているのかしら)

いろは(先輩……自分が何言ってるかわかっているんですかねぇ)


おしまい

今回は酉ナシの方か

八幡は逃げ出していた。
そう障害者施設から。

八幡「あうあうあー」(植松聖に追われている。誰か助けて)

雪乃「えい」

八幡は雪乃が足をかけた事により思いっきりコケた。
そして痛みで動けなくなった。

植松聖「協力感謝する」

植松聖はナイフを突き立てた。
八幡は死んだ。

>>545の続き

雪乃「由比ヶ浜さん味見はしたのかしら?」

結衣「してるよ」

祥(ですよねー!)

結衣「ささっ、早く食べよ!」

祥「じゃ、じゃあ……いただきます」パクッ

結衣「…………」ドキドキ

祥「…………」モグモグ

雪乃・いろは「「…………」」ジー

祥(あれ? 思ったより悪くない……)モグモグ

結衣「どうかな?」ドキドキ

祥「前よりうまくなってる」

結衣「ほっ、本当に!?」

祥「うん」

結衣「やったぁ!」

祥「ごちそうさまでした」

結衣(祥くん、全部食べてくれた……嬉しい……)

祥「結衣さん」

結衣「なに?」

祥「その……弁当、ありがとう……」

結衣「どういたしまして」

いろは「せんぱーい、明日のお昼はわたしが作ってきていいですかー?」

結衣「いろはちゃん!?」

祥「どういう風の吹き回し?」

いろは「わたしも挑戦してみたくなったんです」

祥「うーん……」

いろは「結衣先輩のは食べたのにわたしのは食べてくれないんですかー?」グイグイ

祥「興味はあるけど、作ってもらってばかりなのはどうかなって」

いろは「構いませんよ。わたしがやりたくてやっている事なんですから」

祥「いろはちゃん……」

結衣「愛されているねぇ」

祥「そうなのかぁ……」

いろは「照れないでくださいよー」ベシベシ

祥「いたいいたい……」

結衣「あたしも負けていられないね」

【第二十四話】


美恵子「…………」

陽乃「んふふ~」ギュー

いろは「むむむ」ギュー

めぐり「あはは……」

美恵子(私の右側に抱きついてるいろはさんと左側に抱きついてる陽乃先輩、それを見ているめぐり先輩)

美恵子(卒業生の陽乃先輩とめぐり先輩が母校を訪れたのはわかるが、私が陽乃先輩といろはさんにハグされている理由はわからない)

美恵子(さて、どうしたものか)

めぐり「み、水瀬さん……ごめんね?」

美恵子「別に、めぐり先輩が謝る事では……」

陽乃「そうだよー。めぐりは何も悪くないよー」

いろは「ですです」

美恵子「あなた達は謝ってください」

美恵子「ほら陽乃先輩、雪乃さんが来ますよ。離れないと叱られますよ」

陽乃「今日は雪乃ちゃんが隼人とデートに行くのを知っている癖にー♪」

美恵子「結衣さんと小町さんが来ますよ」

陽乃「今日はガハマちゃんと小町ちゃんがカラオケに行くのを知っている癖にー♪」

美恵子「美緒さんが……」

陽乃「富岡さんは入部していないでしょ」

いろは「先輩!ちょっとはこっち見てくださいよ!」

美恵子「ん…」

いろは「かわいい後輩がこんなにアピールしてるじゃないですかぁ!」

陽乃「美恵子は私とお話したいんだよ」

いろは「ぐぬぬ」

美恵子「…」

めぐり「ほらはるさんもいろはちゃんもやめなよ~水瀬さん困ってるよ?」

美恵子(貴女が癒し)

陽乃「困ってる?」

美恵子「はい」

陽乃「じゃあ離してあげなーい」

美恵子「…」

いろは「先輩!私には!私には聞かないんですか!?」

美恵子「耳元で大声出さないで…」

めぐり「はるさんもいろはちゃんも~」

美恵子(この人あれだ、優しすぎて何も出来ないタイプの人だ)

美恵子「あの…私帰りたい…」

いろは「」ギュー

陽乃「」ギュー

めぐり「」オロオロ

美恵子「あの…」

平塚「不純異性交遊の臭い!!」バァン

美恵子「救世主(メシア)!!!!」

平塚「うぉっ」

美恵子「マジで…マジでアンタ先生ですよ…マジリスペクトですよ…」

平塚「うん…ちょっとびっくりして落ち着いたけど…どうした?いくら払った?」

美恵子「聞かなかったことにしますね、ええ…かくかくしかじか」

平塚「まるまるうまうま…めぐり!お前陽乃にアルコールはダメだって言っただろう!」

めぐり「でもはるさんがウイスキーボンボン持ってきて…」

平塚「陽乃は…おい、陽乃!」

陽乃「何?」

いろは「先輩!当ててますよ!どうですか!」ペタッペタッ

美恵子「うん、当たってないね…当てるものがないからね…」

陽乃「あ~ずるい!私も当てる!」モニンモニン

美恵子「あ~」

平塚「仕方ないな…陽乃、一色」

陽乃「何よぅ?」

いろは「なんでしょうか?」

平塚「少し眠ってろ」トトン

美恵子(ありえない速さの手刀、私でなきゃ見逃しちゃうね)

陽乃「くぇ」

いろは「きゅぅ」

めぐり「さすがですね」

美恵子「離れないんですけど…」

平塚「ええい面倒くさい、そのへんに寝かせておけ」

美恵子「よ」

平塚「あ」

めぐり「あ」

振りほどかれた二人は重力に従って倒れていき

陽乃「お゙」ゴズン

いろは「え゙」ゴズン

床に頭を打ち付けた

平塚「最低…」

めぐり「あ、あはは」

美恵子「不可抗力ですよ不可抗力」

陽乃「」Q...

いろは「」Q...

美恵子「この二人ってそんな漫画みたいにお酒弱いんですか?」

平塚「一色もそうだとは思わなんだ…」

めぐり「はるさんは除菌用のアルコールの臭いで酔っ払うからね~」

美恵子「ああ、だから常にあのテンション…」

平塚「アイツは底知れないんじゃなくてただ酔っ払ってるだけなんだ、優しくしてやってくれ」

美恵子(なんか可哀想になってきた)

美恵子(というか実の姉が酔っぱらいの雪ノ下(妹)の明日はどっちだ)

めぐり「恥ずかしいからって口止めされてたんだけどね~…」

美恵子「いやまぁ別に…酔っ払いの相手は慣れてるんで…」チラッ

平塚「すまぬ」

めぐり「えっ」

―end―

めぐり「いや何もオチてないんですけど…」

平塚「チッ」

めぐり「ええ…水瀬さん、平塚先生とどういう関係なの?」

美恵子「友達」

平塚「うむ、あまりに友人がいないので見かねてな、最近はスマブラXで遊んでいる」

めぐり「いや、ええ…」

美恵子「よく言いますよ…先生も職場に友人いないからって声かけてきたんじゃないですか…」

平塚「それは言わない約束だろうミッチー」

美恵子「人前でそれはやめてよしずさん」

めぐり「あだ名で…あ、じゃあ今度私たちも行っていいですか?」

平塚「構わんが…」

めぐり「はるさんは、あんな感じなので部下とかシンパはいるんですけど、友達っていないんですよ」

美恵子「めぐり先輩は…」

めぐり「……いろはちゃんもあんな感じだから、信頼できる人って大切だと思うんだ」

美恵子(一番闇深いのこの人でしょ、なんなの今の沈黙)

平塚「子供を導くのも大人の役目だ、いいだろう、遠慮せずにいつでも来い」

めぐり「やったぁ!この二人も喜びますよ」

陽乃「zzz」

いろは「zzz」

美恵子「アホみたいな寝顔しちゃって…」

平塚「ふ、お前がベッドで見せる……」

めぐり「え」

美恵子「ちょ」

―ジ・エンド―

陽乃「じゃないでしょ、どういうことなの!」

めぐり「あ、起きた」

いろは「そーですよー説明してください」

美恵子「そう言われても……」

平塚「まあ、お前に説明できる事情はないからな……」

平塚「水瀬美恵子……いや『トレッキー』と言った方がいいかな」

美恵子「何のことかな」

平塚「私は言ったはずだぞ『不純異性交遊の臭い』と」

平塚「それにキュア何とかいう者から渡された探知器にも反応があるしな」ピコーンピコーン

美恵子改め至「最初から知っていて芝居をうっていたのか」ピキバキボキ

陽乃「結局こうなるのね」

いろは「ですね」

至「覚悟しろ、キシャアアアアー」

平塚「衝撃のファーストブリット!」ドゴォ

至「ギャー、体が消えちまうー」シュウウウ

いろは「終わりましたね」

陽乃「そういえば静ちゃんはどうしてここに」

平塚「いや、用事がてら久々に奉仕部の様子を見てみようかと思ってな」

陽乃「あ、そうだったんだ、残念、今日は来てないみたいだよ」

平塚「そのようだな」

平塚「そういえば城廻は……」

めぐり「zzz」

陽乃「あちゃー」

いろは「寝ちゃってますね」

平塚「しばらく寝かしておくか」

―シン・エンド―

おまけ


八幡(小町と由比ヶ浜がカラオケに行くと聞いていたのに……)

結衣「ほら、ヒッキーも」

八幡「お、おう」

八幡(何故か今、俺はカラオケに来ている)

八幡(いやまあ、理由は小町に呼び出されたからなんだが……)

八幡(しかも当の小町は用事だからと途中で抜け出してしまった)

八幡(つまり、今は由比ヶ浜と二人っきりなのだが……)

結衣「おお、ヒッキー意外と上手」

八幡「まあな」

結衣「じゃあ次あたし歌うね」

八幡(普段、誰かとカラオケに行くことなどないとはいえ……たまにはこんな日もいいか)


ジ・エンド


読んでいただいてありがとうございました

今日は◇の人か

◇の人も酉なしも八雪にしたがらないね
俺みたいに俺ガイル女子と他作品キャラを仲良くさせようという考えでもないのに

◇の人でも酉なしでもない奴がファビョってて草

効いてる効いてるw
◇の人と酉なしが気にしない煽りが関係ない奴に効いててワロタ

>>584の続き

いろは「先輩! ちょっとはこっち見てくださいよ!」

美恵子「なに?」

いろは「可愛い後輩がこんなにアピールしてるじゃないですかぁ!」

美恵子「そう言われても……」

陽乃「へっへー。美恵子ちゃんは私とお喋りしたいんだよー」

いろは「ぐぬぬ」

美恵子「…………」

めぐり「ほらはるさんもいろはちゃんもやめなよー。水瀬さん困ってるよ?」

陽乃「困ってる?」

美恵子「正直、どうリアクションしたら良いのか……」

陽乃「じゃあ、離してあげなーい」

美恵子「…………」

いろは「先輩! わたしには! わたしには聞かないんですか!?」

美恵子「耳元で大声出さないで……」

いろは「すみません……」

美恵子「そう思うなら離れて欲しい」

いろは「それは無理です」

めぐり「」オロオロ

いろは「」ギュー

陽乃「」ギュー

美恵子(さて、どうしたものか)

いろは「先輩! 当ててますよ! どうですか!」ペタッペタッ

美恵子「うん。当たっているね」

陽乃「あ~ずるい! 私も当てるー!」モニンモニン

美恵子「陽乃先輩、ノーブラ状態で当てないでください」

いろは「はるさん先輩、ノーブラですか!? そのシャツまくったらあの美巨乳が拝めちゃうんですか!?」

美恵子「そこに食い付くの?」

いろは「巨乳が好きなのは男子だけじゃないですよ」

めぐり「それはわかるけども……」

いろは「おっぱい! おっぱい!」

陽乃「あはは」

いろは「おっぱい! おっぱい!」

めぐり「キャラ崩壊しちゃってる……」

いろは「おっぱい! おっぱい!」

美恵子「…………」

いろは「おっぱい! おっぱい!」

いろは「さぁ、はるさん先輩のおっぱいを露出させちゃいますよー!」

陽乃「やーん」

美恵子「私、止めないからね」

めぐり「えっ……!」

ボブ「ヘーイオジャマスルゼー」

陽乃「えっ?何?」

ボブ「グーーッドプッシー」

陽乃「えっ、脱がさないでやめて。助けて誰か!!逃げないで!!助けて!!」

ボブ「ヘーイマイプッシー」

陽乃「いやっ!!無理!!助けて!!」

ボブ「ンホー」

陽乃「痛ッ!! もうやめて、嘘でしょ!! こんなの嫌」

ボブ「ンンン、アー、フー」

陽乃「こんなのって…」

prrrr

ボブ「オー、ブライアン?アイハブビッチ。カモン」

陽乃「もういや…」

>>626修正

いろは「さぁ、はるさん先輩のおっぱいを露出させちゃいますよー!」

陽乃「やーん♪」

美恵子「私、止めないからね」

めぐり「えっ……!?」

【第二十五話】


結衣「大っ」

いろは「中っ」

雪乃「中」

千歳「いろは、雪乃。ダウト」

雪乃「烏丸さん、ダウトってどういうことかしら」

いろは「そーですよー! 雪乃先輩はダウトですけど、なんでわたしまでなんですかー!」

千歳「いろはと雪乃はわたしと大差ないでしょ」

雪乃・いろは「「うっ――」」

結衣「まあまあちーさま。女の子の価値はそれだけじゃないって」

千歳「結衣からそれを取ったらアホキャラしか残らない」

結衣「酷っ!」

千歳「とにかく、やり直し。はい結衣から」

結衣「はーい……」

結衣「大っ」

いろは「……中」

雪乃「しょ……中」

千歳「いろは、雪乃。ダウト」

いろは「なんでですかー! わたし、アップルパイくらいはあるんですぅー!」

千歳「いろはがアップルパイなら結衣はパンプキンパイだね。雪乃は――」

いろは「シッパイ?」

千歳「うっ、涙が……」

雪乃「烏丸さん、一色さん。セクハラで訴えるわよ?」

千歳「いや……言ったのは、いろはであってわたしじゃないから」

雪乃「烏丸さん、一色さん。二次成長期に入っても一向に成長しない女性の胸を失敗だなんて言語道断よ」

千歳「だからそれはわたしが言ったんじゃ――」

雪乃「小町さんに謝りなさい」

いろは「この場にいないお米ちゃんを巻き込むのはやめましょうよ!?」

ボブ「ヘイビッチ!!  Yo−セイ アイムビーッチ」

雪乃「イエースアイムビッチ」

ボブ「ワンモア」

雪乃「イエーース!!アイムビーーッチ!!」

【閑話3】


至「次は誰を呼ぼうか」

雪乃「迷うなら素直に比企谷君の誕生日でも祝ったら?」

至「それもそうだな。よし、次のゲームは八幡を出してやろう」

【第二十六話】


小町「そろそろかなー」

小町「早く結衣さん来ないかなー」

小町「楽しみだなー」

ピンポーン

小町「来たかな?」

玄関


小町「はいはーい」ガチャ

結衣「小町ちゃん、やっはろー」

小町「やっはろーです」

小町「ささっ、上がってください」

結衣「お邪魔します」

小町「お兄ちゃん、結衣さん来たよー」

八幡「わざわざすまんな」

結衣「ヒッキー、誕生日おめでとう」

八幡「どういたしまして」

小町「おお、お兄ちゃんがめずらしく素直だ」

八幡「まあ、これまであまり祝ってもらったことないからなあ」

結衣「またヒッキーの悲しい話だった」

小町「さて結衣さん、せっかく来てもらったところ申し訳ないのですがこれから場所を移動します」

八幡「え?俺聞いてないけど」

小町「いいからいいから、ではさっそく行きましょー」

とある施設の一室


八幡「ここは……」

小町「ささっ、お兄ちゃん入って入って」

八幡「入ればいいのか」ガラッ

パンパーン

戸塚「八幡、お誕生日おめでとう」

材木座「うむ、誕生日おめでとう」

平塚「比企谷、誕生日おめでとう」

いろは「先輩、お誕生日おめでとうです」

雪乃「比企谷くん、お誕生日おめでとう」

小町「どお、お兄ちゃん簡素だけどサプライズパーティーだよ」

八幡「戸塚……平塚先生……皆……」

八幡「わざわざ……すまないねえ」

材木座「いいってことよ」

雪乃「ケーキを焼いてきたわ」

結衣「やった、ケーキだ」

いろは「雪乃先輩のケーキ、おいしそうですねえ」

小町「早く切り分けてくださいよ、雪乃さん」

ガラッ

八幡「うん?誰だ」

月子「どうも」

横寺「比企谷君、誕生日おめでとう」

八幡「変猫のお二人じゃねーか」

小町「兄のためにわざわざすいません」

横寺「いやいや、俺ガイルと変猫の仲じゃないか」

雪乃(どういう仲なのかしら?)

月子「そうです、本命はケーキなのでお気になさらず」

結衣(言っちゃうんだ)

ガラッ

千歳「比企谷ー、誕生日おめでとー」

八幡「烏丸さんも、わざわざすみません」

千歳「いーのいーの、同じ原作者の繫がりもあるし女版比企谷八幡って言われてる身だからね」

結衣(そんな言われ方しているんだ……)

八幡(どこで言われているのだろうか……)

ガラッ

キュアファブリーズ「比企谷八幡君、誕生日おめでとう」

菜摘「おめでとー」

祥「この前はどうもすみませんでした」

八幡「お前達まで……」

小町「思ったよりも多くの人が来ましたねー」

雪乃「ケーキ足りるかしら」

いろは「追加で何か買ってきますか?」

???「その必要はない」

小町「思ったよりも多くの人が来ましたねー」

雪乃「ケーキ足りるかしら」

いろは「追加で何か買ってきますか?」

???「その必要はない」

ガラッ

八幡「だ、誰だ?」

HACHIMAN「俺だよ」

八幡「お前まで来るのかよ」

HACHIMAN「由比ヶ浜あたりがケーキをダメにしてるのではと思ってな、予め用意したのさ」

結衣「あたし疑われているの?ヒドイ」

一同「……」

結衣「みんなもそこは否定してよお」

平塚「まあ、せっかくの誕生日だし隅っこで大人しくしているならいてもいいだろう」

HACHIMAN「あっ、ハイ、大人しくしてますね~」

八幡「大人しくするのか……」

至「って何やっとんじゃお前らー」

千歳「うわ出た」

横寺「祝いに来た……わけじゃなさそうだね」

月子「ケーキを食べてしまう気ですか」

キュアファブリーズ「さすがにこの状況で襲撃に来るのは空気読めてないと思うよ」

菜摘「まだ懲りてないの」

祥「さすがに擁護できない」

HACHIMAN「まさか……誕生日にかこつけて八幡を陥れようとしてたのか」

結衣「ひどい」

いろは「最低ですね」

雪乃「いくらHACHIMANが酷いからってさすがにそれはないと思うわ」

平塚「うむ」

戸塚「さすがにそれは酷いよ」

材木座「酷いでおじゃる」

至「うるせえ」

八幡「なあ、今日くらいは勘弁してくれないか」

八幡「皆祝うために集まってくれたんだよ」

八幡「ほら、雪ノ下が焼いてくれたケーキだ、お前も食ってけよ」

至「うぐぐ、ちくしょー」バクッ

八幡「あーあ、全部食っちまいやがった」

至「しょうがねえ、今日は……」

八幡「そうか、退いてくれるか」

キュアファブリーズ「じゃあ、除霊のビーム出しとくねー」ビビビ

至「いや、ちょっと待って、そういう意味じゃ……って体が消えていくー」シュウウウ

八幡「退いたか」

雪乃「じゃあ残りのケーキを食べましょうか……」

雪乃「そろそろお開きにしましょうか」

いろは「ですねー」

平塚「うむ、皆気を付けて帰るようにな」

ハーイ

結衣「楽しかったねヒッキー」

八幡「ああ、こうして祝われることなんてこれまで無かったからな」

結衣「来年もまた出来たらいいね」

八幡「うーん、でもこの先皆の進路も分かれていくだろうからな……」

八幡「また集まるというのも難しくなっていくだろうな」

結衣「そんな悲観的なこと言わないでよ」

八幡「そうだな、全員は無理でも……また誰かとお祝いするのもいいかもな」

結衣「うん、そうだよ」

結衣(そうだね、また来年も……一緒にお祝いしようね、ヒッキー)

おしまい


遅くなったけど八幡誕生日おめでとう

今回は酉なしか

>>640の続き

結衣「そういえば、小町ちゃん。ヒッキーいる?」

小町「いえ。出かけてます」

結衣「珍しいね」

小町「ですよねー」

小町の部屋


小町「今お茶持ってきますねー」

結衣「ありがとねー」

小町「お茶ですー」

結衣「さんきゅー」

結衣「いただきまーす」

小町「どうぞどうぞ」

結衣「おいしー。やっぱゆきのんオススメのお茶は良いねー」

小町「ですよねー」

結衣「そして小町ちゃんが入れてくれたから、もっとおいしい」

小町「もうっ、結衣さんったら」

結衣「えへへ」

小町「そんな事を言われたら、結衣さんをもっと好きになっちゃうじゃないですかー」

結衣「なってほしいな。好感度が高い方が安心するから――あっ、小町ちゃん的にはポイントって言った方が良いかな」

小町「もう辛抱たまりません!」ガバーッ

結衣「きゃっ」

結衣「小町ちゃんってば大胆♪」

小町「だって結衣さんが素敵なんですもん」ギュー

結衣「そんな可愛い事を言ってると食べちゃうぞー」

小町「その前に小町が食べちゃいますよーっだ」チュ

小町「ちゅ、んちゅ……んちゅるるっ!」

結衣「ん……んんっ!」

小町「れりゅ……じゅ、じゅるるっ……」

結衣「んっ、んっ、んっ……んじゅるる……」

小町「んじゅ……んっ、んっ……んふぅ……」

結衣「ちゅ……じゅる、れりゅ……」

廊下


八幡「はぁ……はぁ……」ビンビン

八幡「小町の奴、俺をのけ者にしやがって」ビンビン

八幡「俺がクソ熱い夏の真っ昼間に外に出る訳ないだろ」ビンビン

小町の部屋


結衣「んんっ……ぷはぁ!」

小町「もっとコーフンしましょうねー」モミモミ

結衣「あっ、ひゃあんっ」

小町「結衣さんのおっぱいは服の上からでも触り心地良いですねー」モミモミ

結衣「小町ちゃんっ、激しいっ! もっと優しくっ!」

小町「すみません」モミモミ

廊下


八幡「もう辛抱たまらん!」シコシコ

八幡「くっ……小町め……」シコシコ

八幡「俺が毎日触りたい揉みたいと思っている由比ヶ浜の胸を堪能しやがって……」シコシコ

八幡「リア充砕け散れ! 爆発しろ!」シコシコ

【閑話4】


雪乃「あははっ」

至「お気に召したようで何より」

雪乃「あなた達が何度祓われてもゲームを続ける理由がわかったわ」

至「だろ?」

雪乃「早く私の番にならないかしら」

至「焦らずとも来るさ」

雪乃「そうね」

至「さて、次のプレイヤーのお出ましだ」

【第二十七話】


彩音「本当に最近は雨ばっかりね。醤油と卵が安い日じゃなければ出なかったのに……」

琴音「彩ちゃん」

彩音「どうしたの? 見落としてるのあった?」

琴音「ごめん。アイスも切れてた」

彩音「あっぶなー! それ忘れちゃダメなやつじゃん!」

琴音「後は大丈夫だと思う」

彩音「それなら良いけど、何かあったらLINEちょうだい」

琴音「うん」

彩音「それじゃ、いってきます」

琴音「いってらっしゃ~い♪」フリフリ

スーパー


彩音「卵に醤油、あとお豆腐……っと」

沙希「彩音?」

彩音「えっ、沙希?」クルッ

京華「さーちゃん、どーしたのー?」

彩音「えっ? けーちゃんも?」

京華「ああー! あーちゃんだー」トトト

沙希「ちょっ、けーちゃん!」アタフタ

京華「あーちゃーん♪」ダキッ

彩音「けーちゃん、元気だった?」ナデナデ

京華「うん♪」スリスリ

このスレの目的

クソみたいなHACHIMANを駆逐してマトモな俺ガイルが残るようにすること
最近巷に溢れるゴミ小説の代名詞HACHIMANを指を指して嘲笑うこと

八幡は陰キャ→己と似ている→明るいチートキャラにしてお気に入りヒロインでハーレム作らせよう
現実で馬鹿にされても、現実ではザコキャラ過ぎてやり返せないから小説の中でやり返してやろう
…と考える頭におかしなところがある人達を見て楽しみましょう


注意事項
・次のスレを建てるのは>>950
・馬鹿にするのはあくまでもHACHIMANであって原作の「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」及び作者を否定することはお控えください
・HACHIMANやその作者の擁護や本人や関係者、信者による突撃は禁止。現実と同じ様に大人しく馬鹿にされていてください
・このスレに来たHACHIMAN信者は人権を放棄したものとみなします
・なるべく冷静にやってきましょう

YES 八幡 NO HACHIMAN のテンプレだけどここまで来るともはや>>1こそが現実では信者にやり返せないからスレのなかでやり返してやろうと考える人になっているな

キュア菜摘「はっ、近くで至の気配がする」キョロキョロ

キュア菜摘「そこかー」ピューン


キュア菜摘「小町ちゃん、浄化したよ。しっかりして」

小町「はっ、小町は何を……」

キュア菜摘「比企谷君、由比ヶ浜さん、もう大丈夫……」


八幡・結衣「あっ」


キュア菜摘「……」

キュア菜摘「何やってんのー!」

キュア菜摘「まったく気配を感じて駆けつけてみれば二人とも何やってんの」

結衣「ナニって……ねえ」

八幡「なあ……」

キュア菜摘「大体,


678 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/08/11(水) 23:39:18.99 ID:ScK37ALqO
廊下


八幡「はぁ……はぁ……」ビンビン

八幡「小町の奴、俺をのけ者にしやがって」ビンビン

八幡「俺がクソ熱い夏の真っ昼間に外に出る訳ないだろ」ビンビン

  
  が何でこうなるの!」

小町「いや、『小町「いえ。出かけてます」』から実は家にいましたは状況的に不自然でしょ」

八幡「よっぽど大きな家でもない限り気付くよな」

結衣「それくらいアンチは追い詰められているんだね」

キュア菜摘「家の問題じゃなーい」

結衣「いやーまーそのー何といいますか合意の上といいますか」

八幡「あの展開でつい受け入れてしまって……」

キュア菜摘「まああたしも『ふたご学園ヘブン2』が元だからだからあまり偉そうなことは言えないけどね」

結衣「やっぱりあたしとヒッキーが仲良くしているのが妬ましいのかなあ」

八幡「確かに、由比ヶ浜はかつて誕生日にアンチSSを投稿されたことがあるからな」

小町「ひどいですね~」

キュア菜摘(そうなんだ……)

キュア菜摘「とにかく気を付けるんだよ、危険はいろんなところにあるんだからね」

キュア菜摘「じゃあ、またねー」

八幡・結衣「行っちゃった」

小町(よし、ちょっとズレたけど既成事実ゲット)

◆9pp7qon/u2に倣って書いてみた

615 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2021/08/07(土) 10:36:27.85 ID:M4DXSKakO
◇の人でも酉なしでもない奴がファビョってて草
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 11:49:32.80 ID:yRPLmPNv0
レス乞食の◆9pp7qon/u2は逐一ファビョってて草
全レスお疲れさまでーす(笑)
617 : ◆9pp7qon/u2 [sage]:2021/08/07(土) 14:56:12.27 ID:M4DXSKakO
効いてる効いてるw
◇の人と酉なしが気にしない煽りが関係ない奴に効いててワロタ

このレスからするとファンか信者が釣れたとか似たようなレスがくるかなと予想してみる

【第二十七話】の彩音と琴音は『おーばーふろぉ』が元ネタでいいのかな

>>489のレスを読んだら八幡と結衣の仲を『応援してるよ』とか『お幸せに』のほうが良かったかもしれないと思った

また酉なしか
今のプレイヤーが白河彩音であると見抜いた事は誉めてやる

>>681

八幡「俺が毎日触りたい揉みたいと思っている由比ヶ浜の胸を堪能しやがって……」シコシコ

八幡「リア充砕け散れ! 爆発しろ!」シコシコ

◆としてはこれが理想だったんだろうけれど実際には

至「俺が毎日触りたい揉みたいと思っている由比ヶ浜の胸を堪能しやがって……」シコシコ

至「リア充砕け散れ! 八幡うらやましい!」シコシコ

がこのスレの現実を表していると思った

401この名無しがすごい!2021/07/30(金) 18:42:01.15ID:uQOFYjzS
世の中の俺ガイルSSは八幡を別キャラに置き換えても成り立つ

正直このスレを見ていると別キャラに置き換えても成り立っているようには見えない

>>685の続き

彩音「奇遇ね」

沙希「うん」

京華「あーちゃん、あーちゃん」チョンチョン

彩音「ん?」

京華「あーちゃんも一緒に買い物しよー?」

沙希「ダ、ダメだよけーちゃんっ、あーちゃんにも都合があるんだから……」アセアセ

京華「あーちゃーん」ニコニコ

彩音(かっ、可愛すぎる……)プルプル

結衣が八幡以外のキャラと仲良くしている話を書くと荒れるのは何故だ?
結衣が酷い目に遭うSSはスルーする癖にさw

>>703
由比ヶ浜が八幡以外のキャラと仲良くしている話を書くと荒れるんじゃなくて

八幡「リア充砕け散れ! 爆発しろ!」シコシコ

682 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/08/12(木) 00:33:27.22 ID:a6rv/WEuO【閑話4】

雪乃「あははっ」

至「お気に召したようで何より」

雪乃「あなた達が何度祓われてもゲームを続ける理由がわかったわ」

至「だろ?」


みたいに俺ガイルを叩くことを目的としているのが見透かされているからでは

俺ガイルを叩こうだなんて思った覚えはないのだが
例として挙げたシーンだって結衣と小町の仲良しっぷりに八幡が妬いて、それを雪乃と至が微笑ましく見ているだけだし

彩音「いいよいいよ。私もけーちゃんと買い物したい」

沙希・京華「「いいの?」」

彩音「うん」

京華「ありがとー!」

会計後


沙希「ありがとね、彩音」

京華「あーちゃん、ありがとー」

彩音「いいよいいよ。私も楽しかったし」

【第二十八話】


雪人「ZZZ……」

優歌「…………」ニヤッ

雪人「ZZZ……」

優歌「ダーイブ♪」ボフッ

雪人「あがっ!?」ドンッ

優歌「あたた、勢い付け過ぎちゃった……お兄、大丈夫?」ズキズキ

雪人「優歌ちゃん……痛い……」ズキズキ

優歌「ごめんごめん」ズキズキ

雪人「悪い妹にはお仕置きだ」

優歌「待って待って。いろはさんが遊びに来るからお仕置きは待って」

雪人「聞いてないぞ」

優歌「今朝決まったから」

雪人「はぁ……」

雪人「で、いつくるんだ?」

優歌「10時♪」

雪人(飯食って着替えてもまだ余裕があるな。よし。軽くお仕置きしておこう)ムクムク

雪人「じゃあ、ちょっとぐらい良いよな」ビンビン

優歌「ふぇ?」

第二十八話のパクリ元は『とある比企谷家にお客様』で雪人と優歌は『俺と幼なじみの仲を妹が邪魔をする』が元ネタかな

雪人「もうそろそろだな」

優歌「はぁ……はぁ……やっとお仕置きが終わるぅ……」

雪人「いや、いろはが帰ったら続きやるから覚悟しておけよ」

優歌「ふぇぇ……」

ピンポーン

雪人「来たな」

優歌「早く会いたーい」

優歌「いらっしゃーい」ガチャ

いろは「こんにちはー♪」

雪人「おう」

いろは「遊びにきちゃいました♪」

優歌「呼んじゃいました♪」

いろは・優歌「「イェーイ」」ハイタッチ

雪人「立ち話もなんだからお上がり」

いろは「お邪魔しまーす!」

廊下


いろは「電撃訪問になってしまいましたが大丈夫でしたかー?」

雪人「大丈夫さ。ボディプレスで起こしに来たお転婆妹をお仕置きするぐらいの時間があったからな」

いろは「おしおき……?」

優歌「えへへ……おかげであたしの部屋、散らかっちゃっいました……」

雪人「という訳で俺の部屋になるが構わないよな?」

いろは「承知しました」

>>717修正

いろは「電撃訪問になってしまいましたが大丈夫でしたかー?」

雪人「大丈夫さ。ボディプレスで起こしに来たお転婆妹をお仕置きするぐらいの時間があったからな」

いろは「おしおき……?」

優歌「えへへ……おかげであたしの部屋、散らかっちゃいました……」

雪人「という訳で俺の部屋になるが構わないよな?」

いろは「承知しました」

雪人の部屋


雪人「散らかっているけど適当に座ってくれ」

いろは「はい♪」ストン

優歌「飲み物持ってきますねー」

雪人「おう」ピロリーン

いろは「先輩、さっきから携帯で何してるんですか?」

八幡「…」ピロリーン

八幡「パズ◯ラ…」ピロリーン

いろは「へぇ~…」ポチポチ

八幡「…」ピロリーン ピロリーン ピロリーン

いろは「パズ◯ラと同じ音ですね~ ♪ 」

八幡「この名無しのメール…一色か?」

いろは「で~す ♪ 」

八幡「小町…」ジトー

小町「… ♪ 」テヘッ

小町「それより~…」

小町「お兄ちゃんはだれと連絡してたの~?」ニコニコ

八幡「…」

いろは「先輩、教えてくれなきゃこの部屋で宝探しが始まりますよ ♪ 」

八幡「(なん…だと…)」

八幡「…」

八幡「しっ、城廻先輩……」

いろは「…」ピキッ

小町「おわーー!」

小町「またお義姉ちゃん候補が!?」ウキウキ


プルルル プルルル プルルル


八幡、いろは、小町「…」


八幡「あっ、ちょっと失礼…」ガチャ

いろは「むぅぅぅぅぅぅぅ」プクー

小町「いっ、いろは先輩、小町は中立なので…」

小町「その~…いろは先輩だけに味方できないのです…」アセアセ

いろは「わかってるよ~…」シクシク

小町「ところで城廻先輩ってお兄ちゃんの学校の先輩ですよね?」

いろは「そうだよ~…」

いろは「前に城廻先輩の方から先輩に連絡先聞いてきたんだよ~…」

小町「(゜ロ゜)」

いろは「もう~なんで先輩なんかに女の子が寄ってくるの~」ジタバタ

小町「(いろは先輩もなんだけどな~…)」

小町「(お兄ちゃんのベッドで暴れてるし…)」

ガチャ


八幡「わる…」ピタッ

八幡「お前なにしてんの?」

いろは「先輩のベッドを滅茶苦茶にしてます…」ムスッ

八幡「とりあえずやめろ…」

八幡「(一色が俺のベッドに…)」ゴクッ

小町「お兄ちゃん今までで一番キモチ悪い…」

小町「ところでさっきの電話って城廻先輩?」

八幡「いや、由比ヶ浜…」


いろは、小町「(゜ロ゜)」


いろは「流れ的に城廻先輩でしょう!?」

いろは「結衣先輩だったら妨害できたのに~」ジタバタ

八幡「なんだよ妨害って…」

八幡「(ああ~…ベッドが滅茶苦茶に…)」

小町「お兄ちゃん、結衣さんなんだって?」

八幡「雪ノ下と買い物してるから一緒にどうかだってよ…」

小町「…」

小町「なんて言ったの?」

八幡「めんどいから断ったんだが、しつこくてな…」

八幡「一色もいるから無理って言ったんだが…」

小町「(あ~あ…)」

八幡「あいつらも来るってよ…」ハァ

いろは「もぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」ジタバタ

八幡「ベッドが…」

小町「これはお兄ちゃんが悪い…」

おまけ劇場「城廻めぐり」



メール内容


「比企谷君今日暇かな?一緒に買い物いかない(o^-^o)?」

「すみません、今日は用事があります」

「そっか~、比企谷君も忙しいんだね~(._.)」

「すいません」

「気にしないで、私が一緒に行きたいだけだから ♪ 」

「また連絡するね~(^ω^)」


八幡「(めぐり先輩は優しいなぁ…)」

いろは「先輩、さっきから携帯で何してるんですか?」

いろは「って、ちょっと待って。何ですかこれは」

キュアファブリーズ「何って……>>713の言ってたパクリ元(元のSSに配慮し一部改変)だけど……」

いろは「いつの間に……」

キュアファブリーズ「それよりも気を付けて、正体を現すよ」

シュオオオオオ

雪人改め至「くそっ、せっかく偽装できたと思ったのに」

いろは「あ~、いつものパターンですか」

優歌「あの~、状況がつかめないんだけど」

キュアファブリーズ「う~ん、わかりやすく言うとあなたのお兄さんは悪い奴に体を乗っ取られて悪事をしてたってとこかな」

優歌「そんな、何とかならないんですか」

キュアファブリーズ「そうだね~、じゃあ助っ人を呼ぼうか」ウイイイン

八幡「うわぁ」ドスン

結衣「きゃあ」ドスン

八幡「いてて、どこだここは?」

キュアファブリーズ「やっほ、比企谷君、いきなりで悪いけど手伝って欲しいんだ」

八幡「手伝うって……あー、いつもの奴ですか」

結衣(せっかくヒッキーと一緒だったのに……)

至「どうしたーヘタに祓えばこいつも道連れだぞー」

雪人の声「うう……助けてくれ……」

キュアファブリーズ「比企谷君が祓って、同時に私が修復をするから」

八幡「了解です、術式発動」

キュアファブリーズ「ビーム」

至「ぐわあああ、憑依が……祓われてしまう……」

至「何とか……逃げ出さねば……」

優歌「うう……お兄を返せ、ダーイブ」ボフッ

至「あがっ!?」ドンッ

八幡「今だ」

キュアファブリーズ「出力アーップ」ドドドドド

至「ぐわあああ、こんな奴にやられるなんてー」

八幡「成仏したか……」

キュアファブリーズ「優歌ちゃんのおかげで助かったよ、ありがとね」

優歌「あっ、ハイってそれよりもお兄は……」

雪人「ううん……」

キュアファブリーズ「乗っ取られていた時のことは憶えてないだろうけれど、命に別状はないよ」

優歌「そうですか、どうもありがとうございました」

いろは「えーと今日はもう帰りますね、お邪魔する雰囲気じゃないですし」

優歌「せっかく来たのにごめんね」

キュアファブリーズ「じゃあ、比企谷君と結衣ちゃんも送ってくねー」

八幡「じゃあなー」

結衣「いろはちゃん、またねー」

いろは(行ってしまった……)

いろは(あれ?そういえばあの二人何で一緒にいたんだろう……)



おしまい

今回はメタなネタが多くなってしまったかも

至「我々にゲームの途中終了なんて選択肢はない」

>>719の続き

いろは「ラインですか?」

雪人「ああ。希愛からな」メルメル

LINE画面


希愛『ユキ君、今暇かな?』 

希愛『私、今雪乃ちゃんと一緒に買い物しているんだけど、ユキ君も来る?』

雪人『すまん。来客中』

希愛『そっかー。残念』

雪人『ごめん』

希愛『気にしないで♪』

希愛『優歌ちゃんといろはちゃんによろしくねー』

いろは「希愛先輩、何か言ってますー?」

雪人「いろはによろしくだってさ」

いろは「そうですか」

優歌「お待たせしましたー」

雪人「サンキュー」

いろは「ありがとー」

優歌「どういたしまして」

671 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/08/10(火) 18:49:31.78 ID:2WdQlblqO

小町「お茶ですー」

結衣「さんきゅー」

結衣「いただきまーす」

小町「どうぞどうぞ」

結衣「おいしー。やっぱゆきのんオススメのお茶は良いねー」

小町「ですよねー」

結衣「そして小町ちゃんが入れてくれたから、もっとおいしい」

小町「もうっ、結衣さんったら」

結衣「えへへ」

小町「そんな事を言われたら、結衣さんをもっと好きになっちゃうじゃないですかー」

結衣「なってほしいな。好感度が高い方が安心するから――あっ、小町ちゃん的にはポイントって言った方が良いかな」

小町「もう辛抱たまりません!」ガバーッ

結衣「きゃっ」

結衣「小町ちゃんってば大胆♪」

小町「だって結衣さんが素敵なんですもん」ギュー

結衣「そんな可愛い事を言ってると食べちゃうぞー」

小町「その前に小町が食べちゃいますよーっだ」チュ

小町「ちゅ、んちゅ……んちゅるるっ!」

結衣「ん……んんっ!」

小町「れりゅ……じゅ、じゅるるっ……」

結衣「んっ、んっ、んっ……んじゅるる……」

小町「んじゅ……んっ、んっ……んふぅ……」

結衣「ちゅ……じゅる、れりゅ……」



小町の部屋


結衣「んんっ……ぷはぁ!」

小町「もっとコーフンしましょうねー」モミモミ

結衣「あっ、ひゃあんっ」

小町「結衣さんのおっぱいは服の上からでも触り心地良いですねー」モミモミ

結衣「小町ちゃんっ、激しいっ! もっと優しくっ!」

小町「すみません」モミモミ

いろは「何なんですかこの気味の悪い妄想は」

キュアファブリーズ「しかも、この後に『八幡「リア充砕け散れ! 爆発しろ!」シコシコ』って続くから……」

キュアファブリーズ「とても『結衣と小町の仲良しっぷりに八幡が妬いて、それを雪乃と至が微笑ましく見ているだけ』とは言えないねえ」

いろは「うわぁ」

いろは「っていうか『小町「お茶ですー」結衣「さんきゅー」』のところなんてさっき飲み物を出されたのと似ているじゃないですか」

いろは「まさか……」

キュアファブリーズ「そのまさかのようだね……」

雪人「……気づいてしまったか」

キュアファブリーズ「お転婆妹をお仕置きなんて言いながら危害を加える奴なんて、許せないよ」

至「知られたからには雪人のふりをする必要もないな、覚悟……」

優歌「いろはさん、逃げて」ガッ

至「くそっ、邪魔をするな」

キュアファブリーズ「ごめんね、浄化ビーム砲」ビビビ

至「優歌の邪魔が入らなければー」シュウウウウ

優歌「ごめんなさい、いろはさん……」シュウウウウ

いろは(そういえばこの人はいつの間にいたのだろう)

――――――
――――
――

八幡「ということがあったんだと」

結衣「怖いねー、その人達はその後どうなったの?」

八幡「一応、浄化されて元の作品世界に送り返されたらしい」

結衣「そうなんだ」

八幡「俺たちも気を付けないとな」

結衣「そうだね、ヒッキー」


おわり

至「ゲームが続く限り、この天空橋至は消えんぞ」

>>739の続き

いろは「さて一息ついた事ですし始めますか♪」

雪人「ああ」

優歌「あたしも混ざっていーい?」

雪人「おう。2人まとめて愛してやる」

プルルル プルルル プルルル

雪人「あっ、ちょっと失礼……」ガチャ

いろは「むぅー!」プクー

優歌「邪魔が入るのはよくある事じゃないですか」

いろは「わかってるけど、このタイミングで邪魔が入るはムカつくのー!」ジタバタ

雪人「悪い、ゆ――」ガチャ ピタッ

いろは「?」

雪人「お前なにしてんの?」

いろは「先輩のベッドで寝っ転がってます」ムスッ

雪人「気が早いな」

図星も何も元ネタの展開をそのままなぞる訳がないだろ

優歌「ところでお兄、さっきの電話って希愛さん?」

雪人「いや、結衣」

いろは・優歌「「…………」」

いろは「結衣先輩かー」

雪人「万葉と買い物してるから一緒にどうかだってよ」

優歌「ほう」

雪人「いろは来てるから無理って言ったら、来るってよ」

いろは「もーっ! なんですかー!」ジタバタ

雪人「暴れんなよ。ベッドが軋むじゃないか」

いろは「結衣先輩と万葉先輩まで来たらえっちできないじゃないですかー」

優歌「お兄でも女子4人は抱けないもんね」

雪人「また今度可愛がってやるよ」

ピンポーン

雪人「来たな」

いろは「来て欲しくなかったですー」

雪人「迎えに行ってくる」

優歌「あたしは飲み物用意するね」

玄関


雪人「いらっしゃい」ガチャ

結衣「やっはろー♪」

万葉「こんにちは」

雪人の部屋


結衣・万葉「「…………」」ジトー

いろは「ひっ、ひゅっ、うぅ……」アセアセ

雪人「出来てねぇよ……」

優歌「いろはさん……」

雪人「でっ、お前ら…買い物はよかったのか?」

結衣「せっかくだからユッキーもどうかなって…」ジトー

万葉「ええ…一色さんは用事があるから無理だと言っていたのだけれど」ニコリ

優歌「(いろはさんセコい…)」

いろは「せっ、せんぱ~い…」ギュッ

優歌「(お兄の服の袖掴んでる…)」

雪人「おっ、おお~…よしよし」ナデナデ

雪人「(あっ、八幡スキルが発動してしまった…)」

いろは「えっ!? ///」ドキッ

いろは「… ///」エヘヘ

優歌「…」ムゥ

優歌「(あれは優歌専用スキルなのに…)」プクー

万葉、結衣「…」ピキッ


結衣「いろはちゃん…」

いろは「はい!」ビクッ

いろは「なっ、なんですか~結衣先輩~…」アセアセ

結衣「用事ってなんだったの?」

いろは「えっ?」

万葉「そうね、内容は聞かなかったものね…」

万葉「一色さんがここにいる…ということは用事は終わったのかしら?」

いろは「ええ~と…用事ってのはその…」アセアセ

いろは「そっ、そう、優歌ちゃんと遊ぶことですよ!」

優歌「(それ優歌的にポイント低いですよ!?)」

結衣「優歌ちゃん本当?」

優歌「えっ!」ビクッ

優歌「あっ、本当で~す…」アセアセ

万葉「そう…」

結衣「ふ~ん…」

いろは「…」ダラダラ

結衣「ユッキー…」

雪人「はい…」

結衣「ちょっと席外してくれないかな?」

雪人「えっ、なん」

結衣「ユッキー…」ジー

雪人「あっ、はい…」ガチャ

雪人「(恐い、恐いよガハマさん…)」

優歌「あっ、お兄待って~」スタタ

いろは「優歌ちゃんも!?」

万葉「今はあなたに用があるのよ」ニコリ


パタン

万葉、結衣、いろは「…」


万葉「…」ツネー

結衣「…」ツネー

いろは「万葉へんぱん、ゆいへんはい、いたいへふ~」ヒリヒリ

結衣「もう、いろはちゃんの裏切り者…」パッ

万葉「本当困った後輩ね…」パッ

いろは「だって~こうでもしなきゃお二人よりリード出来ないんですよ~…」ヒリヒリ

万葉「えっ…」

万葉「一色さん、あなた…」

いろは「…」

万葉「…」

万葉「物好きね…」クスッ

いろは「お互い様ですよ~ ♪ 」ニコッ

結衣「ねっ、言った通りでしょ」ニコッ

いろは「はい ♪ 」

いろは「…って今はそれどころじゃないですよ!?」

万葉「どうしたのかしら?」

結衣「どしたの?」

いろは「希愛先輩と先輩がなんかいい感じです…」

万葉、結衣「…」


万葉「どういう事かしら…」

結衣「ユッキーのアホ…」

いろは「実はですね…」

勇士家リビング


雪人「あいつらどうしたんだ?」

優歌「(う~ん…ここであたしが本当の事言うのは簡単だけど…)」

優歌「(これはお兄が気付かなきゃダメだしな~…)」

優歌「(あっ、閃いた!)」ピコーン

優歌「お兄~ ♪ 」ダキッ

雪人「どした?」ナデナデ

優歌「万葉さん、結衣さん、いろはさん、誰が好み?」

雪人「優歌」

優歌「ひゃ~///」

優歌「もう、お兄たら~ ///」ベシベシ

優歌「って違う!?」

雪人「なんだよその質問…」ズキズキ

優歌「せっかく美少女三人がお兄ちゃんの部屋にいるんだよ、なにも思わないの?」

雪人「優歌がいろはで遊ばなきゃこうならなかっただろ…」ハァ

優歌「それでも~『プレイヤー』でもない限り女の子は入りませんよ~ ♪ 」

雪人「…」

雪人「まぁ嫌われてはないと思う…かな…」

優歌「お兄…成長したね~…」シミジミ

雪人「うっせ…」プイッ

優歌「で、誰が好み~?」

雪人「…」

雪人「……」

雪人「………」

雪人「しらね…」

優歌「なるほど~ ♪ 」

雪人「何も言ってないんだが…」

優歌「お兄のことなら何でもわかっちゃうよ!」

優歌「あっ、今の優歌的にポイント高い ♪ 」

雪人「そうだね~(棒)」

優歌「(否定しないって事は少なくとも三人ともお兄の好みのはず ♪ )」

優歌「(まぁレベルが高すぎて選べないって事かもだけど…)」

ガチャッ


万葉「またせたわね…」

雪人「もういいか?」

万葉「ええ、戻りましょう」

雪人「あいよ…」スクッ

優歌「んふふ~ ♪ 」スタタ

雪人の部屋


雪人「なにしてんだ…」


結衣、いろは「べつに~…」


優歌「(二人が布団にくるまってる…)」

万葉「貴方たち…」ハァ

結衣「ねぇユッキー…」

雪人「なんだ…あと布団から出ろ…」

結衣「希愛さんとなんのメールしてたの…」モソモソ

雪人「…」ジトー

いろは「ひっ、ひゅ~…」モソモソ

雪人「(だから出来てねぇよ…)」

優歌「(布団から出て来た…)」

雪人「買い物一緒に行こうって話だ…」ハァ

結衣「それだけ?」ジー

雪人「それだけだ…」

結衣「…」ホッ

いろは「…」グッ

万葉「由比ヶ浜さん、希愛さんにもプライベートがあるのだから…」

結衣「うっ…」シュン

優歌「まぁまぁ万葉さん」

雪人「(あれっ、俺のプライベートは?)」

優歌「みなさん、今日はせっかくなのでここで遊びませんか?」

雪人「えっ、優歌ちゃん…」

結衣「あっ、それいい ♪ 」

いろは「さんせ~ ♪ 」

万葉「仕方ないわね…」

雪人「ええ~…じゃあ優歌の部屋行ってくんない?」

雪人「寝たいから…」

結衣「もう昼過ぎだよ!?」

雪人「休日の好きな時間に寝てなにが悪い?」

結衣「体に悪いよ!?」

結衣「ユッキーも一緒にいてよ~」グイグイ

雪人「このメンツで男一人って拷問だろ…」グラグラ

結衣「ユッキー…だめ…?」ウワメヅカイ

雪人「(ぐっ… ///)」

雪人「…」ハァ

雪人「わかったよ…」

結衣「やったー ♪ 」

いろは「…」ゲシゲシ

雪人「いたいいたい…」ズキズキ

雪人「なんだよ…」

いろは「今のやり取りなんかムカつきました…」ムスッ

雪人「なんだよそれ…」

優歌「お兄、今のヤレヤレ系彼氏みたいだったよ~」ニヤニヤ

結衣「えっ!? ///」ドキッ

雪人「しらね…」プイッ

結衣「あわあわ ///」オロオロ

万葉「由比ヶ浜さん、落ち着きなさい…」

結衣「あっ…うん… ///」モジモジ

万葉「雪人君、由比ヶ浜さんに手を出したら…」

万葉「それ無理やりすぎない?」

万葉「貴方のような野獣の部屋に美少女がいるのだから警戒するのは当然でしょう」

雪人「あっ、じゃあ優歌の部屋に」

万葉「私が貴方をしっかり監視してあげるから大丈夫よ」ニコリ

雪人「何、じゃあお前俺の事ずっと見てるの?」

雪ノ下「そうよ」ニコリ

優歌「きゃーーー!」

優歌「万葉さんがお兄をずっと見てるって ///」

優歌「もうプロポーズみたいじゃないですか~ ///」テレテレ

万葉「ゆっ、優歌さん…それは違うわ ///」

雪人「茶化すな」ポスン

優歌「あっ、妹の頭叩いた~DVだ~」ニコニコ

万葉「…」

万葉「(プロポーズ… ///)」ドキドキ

結衣「(また万葉に持ってかれた…)」

結衣「(でも…ヤレヤレ系彼氏… ///)」エヘヘ

いろは「むぅぅぅぅぅぅぅ」プクー

いろは「(私だって…)」

いろは「先輩…」ツンツン

雪人「ん?」

いろは「私も…先輩の部屋がいいです…」ウルウル

雪人「あざとい」

いろは「うがーーーーー!」

雪人「なんだよ…」

優歌「これもお兄が悪い…」



――そう、勇士雪人、いや、プレイヤーが悪い――

雪人「だっ、誰だ?」

優歌「この声は……」

ガシャーン

結衣?「矢ッ覇露ー!」

万葉「由比ヶ浜……さん……なの……」

それは由比ヶ浜結衣というにはあまりにも大きすぎた

大きく

分厚く

重く

そして大雑把すぎた。

それはまさに矢ッ覇露ーだった

優歌「いや、何いってんの」

雪人「そうだよ、おかしいだろ」

雪人「じゃあ万葉と一緒にきた結衣は何なんだよ」

八幡「ん、そっちにも由比ヶ浜がいるのか?」

いろは「先輩……来てたんですか」

八幡「……お前は、結衣(二十三話)じゃないか、こんなところでどうしたんだ」

いろは 優歌 万葉「いや、何の話?」

結衣(二十三話)「あなたたちが去った後、至の時間改ざんによってあたしは消される……そう思った」

結衣(二十三話)「でも改ざんと修復を繰り返したせいか……あたしはコピー的な存在としていくつかの世界を彷徨うことになった」

結衣(二十三話)「そして由比ヶ浜結衣と間違えたこの男(雪人)の魔の手によって……ううっ」(´;ω;`)

結衣「辛かったよね、無理しなくていいから……」

いろは「そんな……じゃあ『愛してやる』って……ううっ」オエッ

結衣「いろはちゃん……」

キュアファブリーズ「比企谷君、結衣ちゃん、彼女たちのケアは私が……」

結衣「なんてひどい、女の敵だよ」

雪人改め至「まさか消えたはずの存在が残っていたとは……」

八幡「お前……今回は特に酷いぞ」

???「まったくだぜ」

至「誰だっ」

八幡「この声は……」

優歌?「『HACHIMANやその作者が恨めしくともそれ以下になってしまっては意味がない』と平塚先生も言ってたのにな」

至「優歌……違う、貴様は……HACHIMAN、優歌に憑りついていたのか」

HACHIMAN「そうだ、貴様を討つためにこの娘に憑りついていたのだ」

HACHIMAN「しかし、憑りついて様子を見ていたがひでえモンだったぜ」

HACHIMAN「大好きなはずのお兄にお仕置きだの適当な理由で一方的に汚されたり部屋が散らかるようなことをされてたからな」

至「そう言うわりには、満更でもなさそうだったがな」

HACHIMAN「ハッ、あんなのエロ同人みたいにそのふりをしていただけさ」

HACHIMAN「言っちゃあなんだが、今回の憑依は優歌が辛くて耐えきれないって救いの手を求めていたところもあるんだぜ」

八幡(えっ、じゃあコイツ等これまでにも知らなかったとは言え薄い本みたいなことをしてたってことか)

八幡(今回、話が重すぎない?何してくれちゃってんだよ)

万葉「ちょ、ちょっと待ってよ、何が何だか……」

八幡「術式発動」

万葉「ぎゃー、体が消えていくー」シュウウウ

八幡「成仏しろよ」

至「うぐぐ……」

至「八幡どもめー許さんぞー」グオオオオオ

HACHIMAN「許さんだと、そっちこそ優歌の辛さと悲しみを知れっ」ベシッ

至「ぐわっ」

結衣「やっはろー!」ドオッ

至「うわあああっ」ピューン

八幡「すげえ、やっはろーが衝撃波みたいだ」

至「おのれぇ……」

希愛「待ってください」

八幡 「誰?」

至「希愛……」

希愛「ユキくん……プレイヤー、話は聞かせてもらったよ」

パアン!

希愛「何で!どうしてこんなひどいことしたのっ」

希愛「余所の子を汚してへらへらしてるなんて、そんなの私の好きなユキくんじゃないっ」

HACHIMAN「いや、プレイヤーにされちゃっているんだけど……」

希愛「口をはさまないで!」

HACHIMAN「あっ、すみません」

八幡(そこで引くのかよ)

至「うるさい、HACHIMAN信者をファビョらせるためだ、文句をいうな!」ガッ

希愛「ぐえっ、た……助けて」

優歌「お兄、やめて!希愛さんを放して」

雪人の声「やめろ、これ以上罪を重ねたくない」

至「くっ、どこまでも邪魔をしやがって」

希愛「今です、早く成仏を」

結衣「わかったよ、ヒッキー」

八幡「おう、術式発動」

結衣「やっはろー浄化!!」ドオッ

希愛「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした……」シュウウウ

優歌「いろはさん、結衣(二十三話)さん、お兄がごめんなさい……」シュウウウ

至「ちくしょー

  雪乃「あははっ」

  至「お気に召したようで何より」

  雪乃「あなた達が何度祓われてもゲームを続ける理由がわかったわ」

  至「だろ?」

みたいな展開にしたかったのにー」シュウウウ

雪乃「私がそんなこという訳ないでしょう、いい加減にしなさい」

結衣(ゆきのん、来てたんだ)

キュアファブリーズ「終わったね」

八幡「一色たちは?」

キュアファブリーズ「今は大分落ち着いたみたい、そのまま送ってくよ」

八幡「そうですか」

HACHIMAN「今日はこれ以上アンチとかする気分じゃない、帰る」ウイイイン

八幡「お、おう、じゃあな」

結衣「ゆきのん、ヒッキーあたし達も行こうか」

雪乃「そうね、今回のトレッキーは女性の尊厳を特に傷つけていたから気分が重いわ」

おまけ劇場


結衣「ヒッキー、元の姿に戻ったよ」

八幡「おー元に戻れたか」

結衣「いやー、やっはろーを叫びすぎてあんな風になっちゃうなんてねー」

八幡「でも……その力があったから彼女たちを解放できたんだよな」

結衣「うーん、もしかしたらそのための奇跡だったのかもね」

八幡「かもな」

結衣「だからヒッキーもああならないように注意しなきゃいけないんだよ」

八幡「(注意って言ってもなあ……小町と……あと一人はいるな)そうだな」



おわり

読んでいただいてありがとうございました

また酉なしか
今日はずいぶん書いたな。暇なのか?

レベル上げたいんで続けるね

「暇なのか?」と言われた酉なしじゃなくて、別の奴がイライラしてて草
普通30分も連投してたら聞くだろ

昼間に書き込んでること自体は都合悪いんで完全スルーなんですね(^^)

どんどんレベル下がってるようにしか見えないw

>>819
在宅ワーカーですが何か?

「仕事してないのか?」なんて言ってないんだがw

荒らしに「暇なのか?」と聞いただけで俺が無職扱いw

1さん、この作品すごくおもしろいのであらしに負けずがんばってください!
老ガイルもRの小町複数林間も大好きなので続き待ってます!

【閑話5】


至「すまないな」

雪人「邪魔が入るなんてよくある事さ」

至「次は面白いゲームにしたいものだな」

雪人「ああ」

至「さて次のプレイヤーを呼ぶとするか」

【第二十九話】



沙希「アンタさぁ」

雪人「ん?」

沙希「妹が生まれた時どう思った?」

雪人「優歌が生まれた時かぁ……」

雪人「兄妹愛に目覚めたわ」

沙希「やっぱり?」

雪人「お前もそうだろ」

沙希「うん」

沙希「じゃあ写真とか持ち歩いてる?」

雪人「俺の兄妹愛を試しているのか。いいだろう」

沙希「」ワクワク

雪人「生徒手帳に生写真入れてるしスマホの待ち受けも優歌だぜ!」

沙希「あたしはけーちゃんとお揃いのストラップ、同じヘアゴム、しかも携帯の待ち受けはけーちゃんのちゅー写メ」ドヤァ

雪人「くっ……流石シスコン」

沙希「黙りなシスコン」

雪人「ドシスコン」

姫菜(シスコンがシスコンをシスコンと罵倒してるw)

【第三十話】


いろは「ふぇぇぇん……買ったばかりのブラジャー落としちゃいました……」

柚玲「いろはー」

いろは「ふぇ? ゆれせんぱい……」

柚玲「どうしたの」

いろは「買ったばかりのブラジャー落としちゃいましたぁ……」

柚玲「ふむふむ」

いろは「勝負下着として買ったのにぃ……パンツだけじゃ意味ありません……」

柚玲「いろはが落としたのはこのC65のブラ?」

いろは(あっ。憧れのCカップブラ)

柚玲「違う?」

いろは「そうそれ――ち、違います」

柚玲「ではこっちのA65のブラ?」

いろは「柚玲先輩、わたしそんなに小さくないですよー。知ってる癖にー」

柚玲「今のいろはのサイズは知らないわ」

いろは「よく言いますよ。わたしがどの店で下着を買ったかまで知ってる癖にー」

柚玲「ではこのB65のブラかしら」

いろは「はい、それです。そのブラです」

柚玲「なんと正直な子なのかしら」

いろは「拾ってくれた事は感謝しますけど変な遊びはやめてくださいよー」

柚玲「正直者のいろはにはこの全てのブラを全部あげよう」

いろは「Aカップブラは入らないのでいいです」

柚玲「そうよね」

いろは「でもCカップブラは欲しいです」

柚玲「いいわよ」

いろは「わーい、ありがとうございまーす」

柚玲「ふふふ」

いろは「でもサイズが合わないんで、責任取ってわたしのおっぱい大きくしてくださいねー」

結衣「あわわわわ、どうしよう……折角可愛いブラがあったから買ったのに、何処かに置き忘れてきちゃったよ」

八幡神「由比ヶ浜、お前が置き忘れたブラはF70のブラか」

結衣「ヒ、ヒッキー?」

八幡神「いいや、わしゃ神様だよ」

結衣「ヒッキーだよね?」

八幡「……で、由比ヶ浜が置き忘れたブラは、これでいいのか?」

結衣「違うよヒッキー! あたしのおっp……ブラはもっと大きいよ」

八幡「由比ヶ浜、今、おっぱいって言い掛けたか? まあいいや、置き忘れたブラってどんな感じの物なんだ?」

結衣「い、言ってないよ! どたぷ~ん、ばいんばいんばいんって感じ!」

八幡「抽象的過ぎて分からんが、由比ヶ浜が置き忘れたブラは、こっちのE70の方か」

結衣「あたしのおっぱい小さくなった! 違うよヒッキー! それじゃどたぷ~ん、ばいんだよっ!」

八幡「では由比ヶ浜が置き忘れたブラは、こっちのG70のブラか」

結衣「あっ! それだよヒッキーありがと」

八幡「おお、なんと正直な由比ヶ浜なんだ。正直者の由比ヶ浜には、このワンカップアップブラもあげよう」

結衣「えへへへ、ありがとヒッキー。でもそれ偽乳だよね? あたしおっぱい間に合ってるから要らないよ」

八幡「雪ノ下さーん! 由比ヶ浜さんがおっpぷ――

結衣「必殺、やっはろー乳っ」バイ~ン 

八幡「……ぐっ、あ、顎が、顎が……」

結衣「ふぅ……。ヒッキー? それゆきのんの前じゃ禁句だからねっ!」

雪乃「……困ったわね。折角買ったのに失くすなんて」

柚玲「雪ノ下さん」

雪乃「あっ……、柚玲さん、どうしたのかしら?」

柚玲「雪ノ下さん、雪ノ下さんが失くしたっていうのは、このスポーツ用品店でも売っているスポブラかな」

雪乃「ち、違うわ。流石に去年スポブラは卒業してるわよ。今の私はもう少し大きいのよ?」 

柚玲「えっ!? マジで! あのビーナスエースやアフロダインエースの大型ミサイル、通称おっぱいミサイル発射後のまな板だった雪ノ下におっぱいと呼べる物が育まれていたなんて……くっ涙が」

雪乃「貴方ね、それは幾らなんでも失礼よ。柚玲さん」

柚玲「くっ涙が止まらない。……で、では雪ノ下さんが失ったのは、こっちのAA65のパンさんがプリントされたブラか、それともこっちのC65のブラ。はいっどっちっ!」

雪乃「それは(あれは憧れのCカップ)それはもちろん、パンさ……(くっ、ごめんなさいパンさん)C65のブラよっ!」

柚玲「……で、では雪ノ下さんが失ったのはこっちのAA65のパンさんがプリントされたブラか、それともこっちのC65と――雪乃「C65の方よっ!」……くっ涙が」

雪乃「(このお話は知っているもの。イソップ童話の金の斧ね。なら正直者の私は、全部貰えるのだから、パンさんプリントブラも必然的に私の下に返ってくるのよ)」

柚玲「はー。雪ノ下さん、呆れて物が言えないよ。もっと現実を見ないと。現実から目を逸らさないで雪ノ下さん。じゃあね雪ノ下さん、パンさんが泣いてるよ」

雪乃「くっ、パンさん~! カム~バ~ック~」

雪乃「ふっ、ふふふ……こうなってしまっては仕方がないわ……」

柚玲「ゆ……雪ノ下さん?」

雪乃「実はあなたが『プレイヤー』であることは既に察しているの……」

柚玲「嘘、そんな、どうしてバレて……」

雪乃「キュア何とかさんからもらったお守りが反応しているもの」

柚玲「そんなぁ~」

雪乃「そういう訳でさっさと成仏しなさい」

柚玲「ぎゃー消滅してしまうー」シュウウウ

雪乃「(これでパンさんは私のモノ……)はっ!」

雪乃「パンさんも消えてしまっていたわ……」

終わり


こんなオチでごめんよゆきのん

俺の作品が気に入らないなら自分で新しく立てればいいのにイライラして書き込んでて草
現行で俺ガイル投下してんの俺だけなんだから文句言うんじゃねーよ

至「リ・スタート」

【第三十一話】


結衣・小町「「じゃじゃーん!」」

弘一郎「え? なに? どジャァーン?」

小町「間先輩! お弁当ですよ、お弁当!」

弘一郎「あざとい」

結衣「頑張って作ってみたよ!」

弘一郎「つまり一緒に食べようという事ですか?」

小町「はいっ!」

結衣「いただきまーす」

小町「いただきます」

結衣「ヒッキー、そのお弁当のからあげと卵焼き交換しようよー」

八幡「いいぞ」

結衣「うん」

八幡「ほれ」

結衣「どーもー……ハッ! 今のはあーんのチャンスだったんじゃ!」

八幡「アホかお前」

小町「お兄ちゃん」

八幡「はい?」

小町「あーん♫」

結衣「される側じゃなくてする側とはやるね……」

八幡「あの、その」

小町「う、ダメ?」

八幡「せめてトマトのヘタは取ってくれ」

小町「あわわっ」

結衣「ヘタ取ったらいいの……ヒッキー、ホント最近デレ期? って言うの、それ入ってるよねー」

八幡「小町限定でな」

結衣「…………」

小町「ふふっ。前からお兄ちゃんは優しかったよ。はい、あーん」

八幡「勘弁してくれ」

小町「結局ダメなんだ!?」

結衣「……ッシャ」

弘一郎「おい、途中から八幡と変わってるじゃねーか、俺を忘れるな」

八幡「いや、どうせお前さんが今回の『プレイヤー』だろ、浄化浄化」

弘一郎と至「「おのれー、今回消されるの早すぎー」」シュウウウ

結衣(こうしてちょっとトラブルがありながらも3人でお昼をとることができたのでした)



こんな風になるのかな

また八結展開か
そんなに結衣が八幡以外の男と仲良くするのが嫌なのか?

>>853の続き

結衣「ダメかな?」

弘一郎「いえ、構いませんよ」

小町「やったぁ!」

弘一郎「いただきます」

結衣・小町「「いただきまーす!」」

結衣「」モグモグ

小町「間先輩、そのからあげ弁当のからあげと卵焼き交換しましょうよー」

弘一郎「卵焼きにそのウィンナーも加えろ」

小町「ほいほーい」

弘一郎「ほれ」

小町「どーも――ハッ! 今のはあーんのチャンスだったんじゃ!」

弘一郎「そんなチャンスは認めん」

小町「夢がありませんねぇ」

弘一郎「こんな場所でできるか」

結衣「じゃあ、これならどう?」

結衣「間君」

弘一郎「はい?」

結衣「あーん」

小町「される側じゃなくてする側とはやりますね」

弘一郎「あの、その」

結衣、「う、ダメかな」

弘一郎「せめてトマトのヘタは取ってください」

結衣「あわわっ」

小町「ヘタ取ったらいいんですか……間先輩、ホント最近デレ期? って言うんですか、それ入ってますよねー」

弘一郎「由比ヶ浜限定でな」

小町「……」

結衣「ふふっ。前から君は優しかったよ。はい、あーん」

弘一郎「勘弁してくれ」

結衣「結局ダメなんだ!?」

小町「……ッシャ」

――――――――
――――――
――――

弘一郎「こんな展開になりたかったのにー」シュウウウ

八幡「御託はいいから成仏しろ」

至「くそっ、想像してる内にやられてしまうなんて」

八幡「お前さんもさっさと成仏しろ」

至「成仏が速すぎるー」シュウウウ

結衣「お弁当食べたかったのかな……」

小町「いや~違うと思います」

結衣「そうだ、ヒッキー、あーん♫」

八幡「んっ」

結衣「お礼にだけど、どお」

八幡「せめてトマトのヘタは取ってください」


「どう」を「どお」って書いてるから、いつもの酉なしだってわかる

>>859の続き

弘一郎「はい?」

結衣「あーん」

小町「される側じゃなくてする側とはやりますねっ!」

弘一郎「違う! 俺はあーんされたいのではない!」

結衣「間くんはガードが固いねぇ」

弘一郎「時と場所を弁えているだけです」

小町「本当にそうだと良いんですけど」

【第三十二話】


結衣「あわわわわ、どうしよう……」

楓「結衣ちゃん?」

結衣「か、楓ちゃん?」

楓「はい。まいどお馴染みの五十嵐姉妹の楓&梢です」

梢「」ペコリ

>>866修正
【第三十二話】


結衣「あわわわわ、どうしよう……」

楓「結衣先輩?」

結衣「か、楓ちゃん?」

楓「はい。まいどお馴染みの五十嵐姉妹の楓&梢です」

梢「」ペコリ

楓「それでどうしたんです? 泣きそうな顔しちゃって」

結衣「○○ってお店で可愛いブラがあったから買ったのにどこかに置き忘れてきちゃったんだよぅ……」

楓「ほうほう。それは困りましたねぇ」

結衣「うん……」

楓「ちなみに私達もさっき○○にいて、先輩が買い物しているのを見ちゃったんです」

結衣「え?」

楓「そして先輩が置き忘れたブラは私達が回収しました!」

結衣「ふぇ!?」

結衣「拾ってくれたのなら早く言ってよ!」

楓「はっはー。手短に済ませるなんてもったいないじゃないですか」

結衣「もーっ、変な事ばかりして……」

楓「……で、結衣先輩が置き忘れたブラが、これですか」

結衣「違うよ楓ちゃん! あたしのおっp……ブラはもっと大きいよ」

楓「結衣先輩、今、おっぱいって言いかけました? 」

結衣「い、言ってないよ! どたぷ~ん、ばいんばいんばいんって感じ!」

楓「抽象的過ぎて分かりませんが、じゃあ先輩が置き忘れたブラは、こっちのE70の方ですか」

結衣「あたしのおっぱい小さくなった! 違うよ楓ちゃん! それじゃどたぷ~ん、ばいんだよっ!」

楓「では結衣先輩が置き忘れたブラは、こっちのG70のブラですか」

結衣「あっ! それだよ楓ちゃんありがと」

楓「おお、なんと正直な結衣先輩ですか。正直者の先輩には、このワンカップアップブラもあげましょう」

結衣「えへへへ、ありがと楓ちゃん。でもそれ偽乳だよね? あたしおっぱい間に合ってるから要らないよ」

楓「梢! 結衣先輩がおっpぷ――「必殺、しょーりゅー乳っ」バイ~ン ……ぐっ、あ、顎が、顎が……」

結衣「ふぅ……。楓ちゃん? 変な事ばかりしちゃ駄目だからねっ!」

楓「それでも……私は結衣先輩を弄ることをあきらめない」

結衣「楓ちゃん……いい加減にしないと……」


それは由比ヶ浜結衣というにはあまりにも大きすぎた

大きく

分厚く

重く

そして大雑把すぎた。

それはまさに矢ッ覇露ーだった


楓「ゆ……結衣先輩?そのお姿は……」

結衣「矢ッ覇露ー!」ドゴォ

楓「ぎゃー、浄化されてしまうー」シュウウウ

梢「」シュウウウ

結衣「あれ?消えちゃったよ」

八幡「由比ヶ浜、何してんだ?」

結衣「あっ、ヒッキー、実はかくかくしかじか(説明中)で」

八幡「あー、いつもの奴の仕業だろ、俺もさっき成仏させてきたところだし」

結衣「そうなんだ」

八幡「ところで、その……由比ヶ浜、どこかで買ったんだろうけれど……袋から中身が見えてるぞ」

結衣「えっ、なっ、見えてるってヒッキーの馬鹿ぁ!必殺、しょーりゅー乳っ」バイ~ン

八幡「ぐっ、あ、顎が、顎が……」

結衣「ふぅ……。ヒッキー? それ女の子の前じゃ禁句だからねっ!」

八幡(注意もダメなのか……解せぬ)

おしまい

読んでいただいてありがとうございました

ここ数日大人しかったから荒らすのをやめたかと思っていたぜ

>>871の続き

楓「結衣先輩が置き忘れたのはF70のブラでしたっけ?」

結衣「それだとキツい」

楓「うわあ……Fでキツいって凄いですね。私達姉妹はこっちのE70でもブカブカなのに」

結衣「知らないよ……」

楓「では、こちらのG70のブラですか」

結衣「あっ! それだよそれ!」

楓「そうでしたか」

結衣「届けてくれありがとうね」ギュッ

楓「おぉ……」ドキドキ

梢「」ドキドキ

楓「Gカップが当たってる……服越しなのに良い感触……」

梢「」コクコク

結衣「えっへへ」

楓「正直者の結衣先輩にはこのワンカップアップブラもあげましょう」

結衣「ありがと楓ちゃん。でもあたしバストサイズも正直でいたいからいいよ」

楓「雪乃先ぱーい! 結衣先輩が――」

結衣「やっはろーっ!」バイーン 

楓「ぐふぅ……」

楓「おっぱいビンタって結構痛いんですね……」

結衣「楓ちゃん。ゆきのんに酷い事言っちゃダメだよ」

楓「はいっ! 雪乃先輩のコンプレックスをむやみにイジったりしません!」

梢「」コクコク

【第三十三話】


日向「うー……寒い……」

日向「雪乃の暖かい紅茶が恋しいわ……」

日向「うぃーっす」ガラッ

陽乃「鳴海ちゃん、ひゃっはろー」ヒラヒラ

日向「……なんでいるんですか」

陽乃「やだなあ。先輩として後輩達の顔を見に来ただけなのに、そんな嫌そうな顔しないでよー」

日向「雪乃達はどうしたんです?」

陽乃「雪乃ちゃんと小町ちゃんなら飲み物買いにいったよー。後のメンバーは用事があって欠席だってさ」

日向(逃げたわね……)

陽乃「ところで鳴海ちゃん」

日向「はい?」

陽乃「今日は寒いねー」

日向「冬ですからね」

陽乃「今日は寒いねー」

日向「部室の暖房が利いてて良かったですよね」

陽乃「今日は寒いねー」

日向「…………」

陽乃「今日は寒いねー」

日向「何回言うんですか」

陽乃「どこかに湯たんぽでもないかなぁ」

日向「ありませんよ」

陽乃「誰か湯たんぽになってくれないかなぁ」

日向「なりませんよ」

陽乃「ヒナちゃんの意地悪」

日向「日向が太陽を暖めたらおかしいでしょう」

陽乃「ナルホド」

陽乃「遠回しに『あたしを暖めろ』だなんて鳴海ちゃんもやるねー」ギュ

日向「奇をてらわず『やなこった』と言えば良かったって後悔してます」

陽乃「おっぱい押し当てているのに冷たーい」

日向「服越しの感触程度で喜ぶほどウブな女じゃないですよ」

陽乃「部室で生おっぱい当てろだなんて、鳴海ちゃんやらしー」

日向「部室で後輩におっぱい押し当てて興奮してる雪ノ下先輩には負けますよ」

陽乃「だって鳴海ちゃんの体温でどんどん体が熱くなっていくんだもん……」

ワイワイ

陽乃「――――――ッ!!」パッ

日向「帰ってきたようですね」

陽乃「……ふぅ」

日向「そんな名残惜しそうな顔しないでください」

陽乃「してません。息苦しかっただけでしゅ――っす」

日向「ふぅーん?」ニヤニヤ

陽乃「……なによ」

日向「べっつにー? あたしの方が暖めてもらったなって思っただけです」

陽乃「さいで」

陽乃「それじゃそろそろ帰ろうかな。またね、鳴海ちゃん♪」

日向「はい」

雪乃「……あら、姉さん。まだいたの?」ガラッ

小町「ゆ、雪乃さん……」

陽乃「も~、雪乃ちゃんは冷たいなぁ」

雪乃「それで何か用かしら?」

陽乃「もう用事は済んだから帰るよん♪ またねー」ヒラヒラ

小町「な、なんだったんでしょうね?」

雪乃「普段からああいう人だから気にするだけ無駄よ。忘れましょう」

陽乃「あ、そうだ忘れてた」ヒョコッ

雪乃「何かしら?」

陽乃「続きはまた今度しようぜ、日向?」ニコッ

三人「「!?」」

陽乃「それじゃ、またねー♪」バタン

【第三十四話】


雪乃先輩 ← 部活仲間

結衣先輩 ← 部活仲間

いろは(私) ← 後輩、妹ポジション、二人きり(ここ重要)でデートした仲!!

お米 ← 私とキャラ被ってる後輩、妹ポジション、泥棒猫(怨敵) いずれ倒す

いろは「……うーん」

いろは「手強いのは確かだけど……時間さえ掛ければ勝てそうかな?」

いろは「徳山先輩の心はわたしが射止めてみせます!」

【第三十五話】


めぐり「見て見て! このドラム……ドラム缶式の洗濯機! 流行ってるんだよね!」

雪乃「なんですか、その五右衛門風呂みたいなの……あ、これ乾燥機もついてるんですね」

めぐり「除菌機能もだっけ? せっかくアイロンのかけ方覚えたんだから、これはナシかな~」

雪乃「最近は洗濯機だけじゃなくて食洗機でも除菌できますし」

めぐり「家電メーカーってばい菌嫌いなのかな?」

雪乃「いや、別に家電メーカーの好き嫌いは関係ないでしょう。ばい菌好きだから除菌しない家電メーカーとか嫌すぎます」

めぐり「確かに」

雪乃「掃除機は吸引力が持続するタイプですかね」

めぐり「うーん、そういうのってお手入れが面倒かも」

雪乃「……そもそも掃除機使うんですか?」

めぐり「まだ分かんないかな。でも、こういうのって、カタログ見てるだけでも楽しいでしょ?」

雪乃「ですね」

八幡「うーん……」

結衣「うわ、ヒッキーが進路で悩んでる。珍しい」

八幡「えっ、ひどくね? 俺だって将来のことぐらい考えてんだよ」

結衣「専業主夫志望って言ってたのに……んん?」

八幡「……どうかしたか?」

結衣(第一希望は専業主夫、第二希望は在宅ワーカー、第三希望……)

結衣「……本当に、きちんと考えてるの?」

八幡「別に専業主夫を諦めたわけじゃないが……やはり、現実的ではないしな」

結衣「そりゃそうだけど、ヒッキーがそんなこと言ってると空からメラゾーマが振ってきそう」

八幡「メラゾーマじゃない、メラだ。……と言いたいところだが、まああれだ、たまには専業主夫以外の道も考えてみようと思ってな」

結衣「そうなんだ」

八幡「……それに、まあ、お前と一緒にいても恥ずかしくないようにしたいしな」

結衣「ふーん、あたしの事考えてくれてるんだ」ニヤニヤ

今日も雪乃じゃなくて結衣が八幡とイチャついてるな
俺のように俺ガイル女子と色んな奴のカップリングを書こうという訳でもないのに何で八雪で書かないんだろ?

>何で八雪で書かないんだろ?

相変わらず自分だけは特別扱いか?
お前だってずっと「何でクソ駄文垂れ流してんの?書くのやめればいいのに」って言われてんのに書いてるじゃん
それと同じことだよ。書きたいものを書きたいから書いてんだよ
何を言ってもブーメランや自爆にしかなんねーんだから黙ってろよ。堪え性と学習能力のないやつだな
長文でクリティカルヒットしただろうから今週はもう在宅ワーク(笑)しないで寝とけ

>>908
そうか。八雪は書きたくないか
渋見てても雪乃がヒロインのSSって少ないもんなww

八結しか書いてないのにその返しは無理あるぞw

【第三十五話】


結衣「それでさ、バナナの皮踏んで転んだヒッキーがギャン泣きしちゃってさ」

いろは「あはは。比企谷先輩らしいですねー」

結衣「富岡さんが『めっ!』って一言で泣き止ませたんだよね」

聡司「…………」ポチポチ

>>914修正
【第三十六話】


結衣「それでさ、バナナの皮踏んで転んだヒッキーがギャン泣きしちゃってさ」

いろは「あはは。比企谷先輩らしいですねー」

結衣「富岡さんが『めっ!』って一言で泣き止ませたんだよね」

聡司「…………」ポチポチ

雪乃「…………」ペラッ

聡司「…………」ポチポチ

雪乃「…………」ペラッ

聡司「…………」フム

いろは「先輩が珍しく携帯いじってますね?」ヒョコ

結衣「だね」ヒョコ

聡司「うおっ!?」ドキッ

聡司「びっくりした…」ドキドキ

結衣「あっ、ごめん」アセアセ

いろは「何調べてたんですか~?」

聡司「えっ…ああ…うん…ちょっとね…」


結衣、いろは「あやしい…」ジー


聡司「あやしくないし…」

いろは「まず先輩が携帯をいじっているのがあやしいです…」ジー

聡司「俺は携帯をいじるだけであやしく見えるのか…」ズーン

結衣「そっ、そんなことないよ!?」ワタワタ

結衣「聡司君って連絡する相手がいないのに携帯をいじってるのが珍しいってだけだよ!?」

聡司「フォローだと思ったら貶してくるスタイル~…」ズズーン

結衣「えっ…あっ、ちっ、違うよ!?」ワタワタ

結衣「聡司君には私達奉仕部がいるじゃん!」

聡司「えっ… ///」ドキッ

いろは「ごっっほん!!!(怒)」


聡司、結衣「っ!?」ビクッ

いろは「あっ、すいませんちょっと風邪気味で…」ケホケホ

聡司「おっ、おう…お大事に…」

結衣「うっ、うん…いろはちゃん気を付けてね…」

いろは「どうもです…」ジー

結衣「ひっ、ひゅ~…」ダラダラ

いろは「出来てませんよ…」

聡司「(お前もだけどな…)」【参照 : とあるヒッキーの休日 etc.】

雪ノ下「とりあえず何を調べていたのかくらいは二人に教えてあげたら?」パタン

聡司「えっ、ああ…まぁ秘密にすることでもないからいいけどよ…」


結衣、いろは(はっ!?)

結衣(ゆきのんが興味ないフリして)

いろは(私たちを使って情報だけ手に入れましたね!)

雪乃(ご苦労様、二人とも…)フッ

聡司「ちょっとアルバイトしようかな~って思ってな…」


雪乃、結衣、いろは「…」

雪乃「なぜ?」

いろは「なんで急にアルバイトするんですか?」

結衣「えっ…聡司君……部活来ないの?」

聡司「いや、そんなことないけど?」

結衣「そっか…」ホッ

聡司(ぐっ… ///)ドキッ

いろは「話変えないで質問に答えてくださいよ…」

雪乃「それで……なぜ?」

聡司「誰かさん達が比企谷に奢ってもらっているのを見てね…」ジー

結衣、いろは「…」

雪乃「なるほどね、それは苦労したわね…比企谷君」

結衣「ヒッキーごめんね…」シュン

いろは「先輩すいません…」シュン

聡司「あっ、いやそこまで気にしてねぇけどさ…」

聡司 (なんだかんだで値段気にして頼んでるからな…)

雪乃「…」

雪乃「あの、アルバイトの職種や何か要望はあるのかしら?」

聡司「えっ、ああ…」

聡司「まぁ給料がよくて早く帰れるやつをな…」

雪乃「そう…」ポチポチ

結衣(うう~ん、でも聡司君がアルバイトか~…)

結衣(あっ、そうだ…)ポチポチ

いろは「…」

いろは(先輩のアルバイト先で私も働けば…)ポヤー

ほわんほわんほわん…(妄想)


カランカラン…


いろは「いらっしゃいませ~」ニコリ

エキストラさん1「あの、ホットココアを1つ… ///」

エキストラさん2「おっ、俺も… ///」

いろは「かしこまりました、少々お待ちくださいね」ニコリ

いろは「せんぱ~い ♪ 」タタタ

エキストラ1さん「やっぱりいろはちゃん可愛いな~ ///」ボソボソ

エキストラ2さん「だな、でも…彼氏いるもんな…」ボソボソ

いろは「せんぱ~い、ホットココア2つお願いしま~す ♪ 」

八幡「へいへい…」コポコポ

いろは「どうもで~す ♪ 」

八幡「あっ…いっ、いろは…」

いろは「はい?」

八幡「あっ、あんまり男のお客さんにいい顔するなよ… ///」ポリポリ

いろは「えっ、なんでですか?」キョトン

八幡「いや…だってイケメンに言い寄られるかもだし…」

いろは「わっ、私は先輩一筋ですよ! ///」カアァ

八幡「なっ、ならいいけどよ… ///」ポリポリ

いろは「はい!///」ニコリ

エキストラ1さん「あれじゃ手を出せないよな~」

エキストラ2さん「だよな~」


エキストラ1、2さん「あっはっはっ~」


妄想終了

いろは(勝った…)ニヤリ

いろは「先輩、喫茶店とかどうですか?」ニコリ

聡司「俺に接客業向いてると思うか?」

いろは「裏方なら!」

聡司「大変そうだからヤダ…」

いろは「仕事舐めないでくださいよ!」

聡司「ブーメラン刺さってるぞ…」

結衣「聡司君、何かもう決めたやつとかあるの?」

聡司「いやまだだな…」

いろは「ですからぜひ喫茶店を!」

聡司「なんでそんなに喫茶店を推すの?」

雪乃「…」ポチポチ

雪乃「…」ピロリーン

雪乃「こんなのはどうかしら?」スッ

聡司「ん?」ジッ

結衣「どれどれ~?」ジッ

いろは「喫茶店の方がいいですって~…」ジッ

ゆきのんの携帯画面


アルバイト募集中

職種 : ホームヘルパー

定員1名(男性限定)

就労場所 千葉市内

就労日 応相談可

就労時間 【16:00~18:00】【16:00~19:00】

時給 1500~2000円

仕事内容

・採用された方の力量で変化します


ゆきのんの携帯画面終了

結衣、いろは「…」


聡司「これすげぇあやしくね?」

雪乃「私の父から紹介して貰ったのよ?」

聡司「あっ、なら大丈」

結衣「大丈夫じゃないよ!!」

いろは「大丈夫じゃないですよ!!」

聡司「びっ、びっくりした~…」ドキドキ

雪乃「二人とも、何が大丈夫じゃないのかしら?」ニコリ

結衣「これゆきのんの家でしょ!」

聡司「えっ…」

雪乃「そうよ」

聡司「ええ!?」

いろは「やっぱり!(怒)」

聡司「ゆっ、雪ノ下、これホントにお前の家にホームヘルパーすんの?」

雪乃「ええ」ニコリ

聡司「いや、なんで?」

雪乃「金銭面で困っているのでしょう…」

雪乃「私なりに考えたのよ…」

雪乃「早く帰宅しなければならない、でも普通にアルバイトをしても早く帰宅できる保証もない…」

雪乃「でも知り合いなら時間の融通はきくでしょう?」

雪乃「荷物運び…倉庫整理…何からしてもらおうかしら… 」

聡司「えっ、何をさせる気なの?」

雪乃「アルバイトよ」ニコリ

聡司「雪ノ下…」

結衣(うわぁ…)

いろは(いい話風に言ってトコトンこき使う気だ!)

聡司「仕方ない、お願」

雪乃(勝った…)フッ

結衣「聡司君」

聡司「ん?」

結衣「こっ、これ!」スッ

聡司「なんだよ…」ジッ

由比ヶ浜の携帯画面


「聡司君がアルバイト探してるけど小町ちゃん知ってた?」

「はい、聞いてましたよ」

「えっと、小町ちゃん平気なの?」

「まぁ小町的にはちょっと寂しいですね、もうちょっとだけお兄ちゃんの相手をしてほしかったです」

「あっ、これ恥ずかしいのでお兄ちゃんに言っちゃダメですからね!」


由比ヶ浜の携帯画面終了

結衣(ごめん、小町ちゃん…)

聡司「…」プルプル

聡司「すまん、今日はもう帰るぞ…」ガタッ

雪乃「ちょ…もがっ!?」

結衣「うん、分かった!」←口おさえ

いろは「先輩によろしくです!」←体おさえ

聡司「分かった!」タタタ

雪乃「っ!?」モガモガ

結衣「ゆきのん、ここは聡司君を行かせてあげようよ!」←口おさえ

いろは「そうですよ、ここは気持ちを落ち着かせてあげましょう!」←体おさえ

雪乃(くっ、二人とも…)モガモカ

しばらくして…


結衣「そろそろいいよね…」パッ

いろは「ですね…」パッ

雪乃「ぷはっ…」スゥーハァースゥーハァー

雪乃「…」フゥ

雪乃「…」

雪乃「二人とも…」ジロリ

結衣「なにゆきのん?」

いろは「なんですか~?」

雪乃「分かってるわよね…」ピクピク

一方そのころ

聡司「…………」ダッシュ

八幡(あれ?部室のほうから走っていった奴がいるな)

八幡(誰だあいつ?)

八幡「うぃーす」

雪乃「あら比企谷君」

八幡「今走っていった奴誰、依頼人?」

結衣「いや聡司君だし……あれ?」

いろは「ん~、確か比企谷先輩がバナナの皮踏んで転んでギャン泣きして……」

八幡「え?何それ、マンガみたいなことあり得るの?」

雪乃「そうね、万が一バナナの皮踏んで転ぶことがあっても比企谷君がそれでギャン泣きするタイプとは思えないわね」

雪乃「それに一色さん、あなた比企谷君のことを普段は『先輩』と呼んでいたと思うのだけれど」

結衣「ということは……」

雪乃「いつものパターンね」

八幡「ちょっと追いかけてくる」

聡司「くそ、バナナの皮踏んでギャン泣きは面白いと思ったのに」グギギ

至「もはや姿を偽る意味はない、ここは一旦……」

HACHIMAN「バナナの皮か……これを踏んで転んだところを笑いものにしようという至の作戦だろうが……」

HACHIMAN「その手にはひっかからないようにちゃんとゴミ箱に捨てとくぜ」

HACHIMAN・至「」ドカーン

HACHIMAN「いてて」

至「いてて、邪魔をするな」

HACHIMAN「ぶつかってきたのはそっちだろ」

至「うるさい、急いで……」

至「」ツルン

ドカーン

八幡「今の物音……こっちか」

HACHIMAN「お、おい大丈夫か」

至「今のは……今のは痛かったぞー」ボロボロ

HACHIMAN「いや、お前が不注意なだけじゃん」

至「八幡どもがー同じようにギャン泣きさせてやるからなー」

八幡「それ逆恨みじゃん、術式発動『めっ!』」ベシッ

至「ぐわあああぁぁー体が消えてしまうー」シュウウウ

HACHIMAN「バナナの皮はちゃんとゴミ箱に捨てろよ」

――――――
――――
――

八幡「―という訳でいつもの奴は成仏させてきた」

雪乃「そう、お疲れ様」

結衣「富岡さんに確認したけど『めっ!』って何の話って言われちゃった」

いろは「それにしても……何で先輩がバナナの皮で転ぶなんて幻を見せていたんでしょうか?」

八幡「そうだな、恐らく……

   【閑話4】


    雪乃「あははっ」

    至「お気に召したようで何より」

    雪乃「あなた達が何度祓われてもゲームを続ける理由がわかったわ」

    至「だろ?」

    雪乃「早く私の番にならないかしら」

    至「焦らずとも来るさ」

    雪乃「そうね」

    至「さて、次のプレイヤーのお出ましだ」

     
    こんな風に貶めてまた一緒に盛り上がりたかったのだろう」

雪乃「アレにとって私は比企谷くんを貶めて喜ぶ人間に思われているのかしら……」

いろは「ドン引きですねー」

結衣「誰かを貶めたくなるくらい嫌なことでもあったのかな?」

八幡「それはわからん」

結衣「それと悪口言ってごめんねヒッキー」

いろは「ごめんなさいでした」

八幡「まあ、気にするなよ」

おまけ劇場「比企谷小町」


妄想中

八幡「小町!」

小町「うわっ!?」ドキッ

小町「ビックリした~…」ドキドキ

小町「どしたのお兄ちゃん?」

八幡「…」スタスタ

八幡「小町…」ピタッ

小町「ん?」キョトン

八幡「小町ぃぃぃぃ!」ダキッ

小町「にぇぇぇぇぇぇぇなになに!? ///」カアァ

八幡「小町ぃぃぃぃ!!」スリスリ←頬擦り

小町「ぎゃあああああああああああああお兄ちゃんが気持ち悪いぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!? ///」

――――――
――――
――

小町「と気持ち悪がられないように結衣さんへの愛情の伝え方はちゃんと考えなきゃダメだよお兄ちゃん」

八幡「いや、由比ヶ浜にはそんなことしないよ、別の伝え方してる」

小町「別の伝え方!お兄ちゃんその話もっと詳しく!」



おしまい

どんだけ八結が好きなんだよwww
たかだか二次元のキャラに夢中になっててキモすぎて草

>>916の続き

聡司「びっくりした……」ドキドキ

結衣「あっ、ごめん……」アセアセ

いろは「何調べてたんですかー?」

聡司「えっ……ああ、うん、ちょっとな……」

結衣・いろは「「あやしい……」」ジー

聡司「怪しくない……」

いろは「読書家の先輩が本を置いたまま携帯いじっているなんて変です」ジー

聡司「そうか?」

結衣「単に誰かにメッセ送ってるとかSNSやってるだけなのかもしれないけどさ」

聡司「いや、ちょっとバイトしようかなって思って求人見てた」

雪乃「」パタン

いろは「雪乃先輩?」

雪乃「いえ。霧川君がバイト探しと聞いたので」

聡司「受験終わったら始めようと思ってな。ほら、次は妹達の受験があるしさ」

結衣「確かに」

以下>>921から>>940と同じ


聡司「いや、何だよこれ」

いろは「えー、どうせ元ネタからパクっているだけなんですからこれでよくないですか」

雪乃「そうね、比企谷くんがバナナの皮を踏んで転ぶという捏造をしたらプレイヤーがバナナの皮を踏んで転んでしまったというオチは皮肉めいていて良いと思うわ

聡司「ふざけんな、せっかくのオリジナリティがそんな扱いをされてたまるか」

八幡「いや、そこにしかオリジナリティを出せないってのもいかがなものかと思うぞ」

雪乃「あら、いたのね」

八幡「いや、部員だから」

結衣「ヒッキー悪口いってごめんね」

いろは「すみませんでした」

八幡「プレイヤーに悪口言わされるのはいつものことだろ、気にするな」

結衣「えへへ、ヒッキーやさしい」

いろは「うわ、またイチャついてますよこの二人」

雪乃「困ったものね」

聡司「そうだー、八幡の立場を適当な男キャラにパクらせるSSなのにイチャつきやがって」

結衣「むー、八結の何が不満なの」

雪乃「まあ、原作本編は八雪なのだけれど」

いろは(わたしは公式でいろはすとコラボしてるんですけど)

八幡「そういえば、【閑話4】とか妙に雪ノ下に執着してるよな」

結衣「言われてみれば」

いろは「確かに」

雪乃「でも、比企谷くんがバナナの皮踏んで転んだなんて貶め方しかできないような人はお断りよ」

聡司「そんな……」

キュアファブリーズ「そうだよ、それに梨恵留ちゃんと乃恵留ちゃんも嘆いていたよ」

聡司「リエとノエまで……」

八幡「キュアファブリーズさん、もういいでしょう、術式発動」

聡司「ああ、浄化されていく……」シュウウウ

至「おのれええ」シュウウウ

キュアファブリーズ「まだそんなこと言ってるの、めっ!」バシン

至「ぎゃー」シュウウウ

結衣「終わった……のかな」

八幡「……これは」

雪乃「バナナの皮ね」

――バナナの皮踏んで転んでギャン泣き――

――それがあいつにとって思いついた精一杯のオリジナリティ――

八幡(いくらHACHIMANが憎くてもそれ以下になっては意味がないと平塚先生も言っていたのに)

――その言葉を思い出しながらあいつが遺したバナナの皮をゴミ箱に捨てた――



おしまい

メタなセリフだらけですが読んでいただいてありがとうございました

HACHIMANってクロスした作品の主人公と共存しようとしないよね

>>944の続き

雪乃「霧川君、アルバイトの職種や何か要望はあるのかしら?」

聡司「そうだな。なるべく学業と両立できるのが良い」

雪乃「そう……」ポチポチ

いろは(う-ん。先輩、進学後はアルバイトか。なんとか接点作んないと危ないな……)

いろは(あっ、そうだ!)ポチポチ

いろは(わたしも同じ職場で働けば良いんだ!)ポヤー

いろはの妄想


八幡・横寺「「」」カランカラン…

いろは「いらっしゃいませ~」ニコリ

横寺「ホットコーヒーを1つ」

八幡「俺もホットコーヒーで」

いろは「かしこまりました、少々お待ちくださいね」ニコリ

いろは『せんぱ~い♪』タタタ

横寺「やっぱりいろはちゃんは可愛いね」

八幡「だな。あれで彼氏がいなけりゃ口説けたのに……」

いろは「せんぱ~い、ホットコーヒー2つお願いしま~す♪」

聡司「了解」コポコポ

聡司「お待ちどう」

いろは「どうもで~す♪」

聡司「いろは」

いろは「はい?」

聡司「あの二人に気をつけろよ」ポリポリ

いろは「えっ、なんでですか?」キョトン

聡司「さっきからいろはの事をヤバい目で見てるし、あれは隙あらば口説こうとするぞ」

いろは『わっ、わたしは先輩一筋ですよ!』

聡司『なら安心だ』

いろは『はい!』

横寺「あれじゃ手を出せないよね」

八幡「だよな」

八幡・横寺「「わっはっは」」


妄想終了

いろは(勝った……)ニヤッ

いろは(い ろ は す 大 勝 利 !)ニヤリ

いろは(完 全 勝 利 い ろ は す !)ニヤニヤ

いろは「先輩」

聡司「なんだ?」

いろは「わたしの親戚が喫茶店やってるんですけど、一緒にどうですか」ニコリ

聡司「飲食系か。初心者にはハードル高いな……」

雪乃「霧川君、こんなのはどうかしら?」スッ

聡司「ん?」ジッ

結衣「なになにー?」ジッ

いろは「…………」ジッ

携帯画面


職種 : ホームヘルパー

定員1名(男性限定)

就労場所 千葉市内

就労日 応相談可

就労時間 【16:00~18:00】もしくは【16:00~19:00】 ※残業アリ

時給 1850~2775円

免許・資格 不問

仕事内容

・採用された方の力量で変化します

結衣・いろは「「…………」」

聡司「これさ、すげー怪しくね? 繁華街で似たような仕事内容のポスターを見たことがあるんだが」

雪乃「私の父から紹介して貰ったのよ?」

聡司「あっ、なら大丈――」

結衣・いろは「「大丈夫じゃない(よ)(ですよ)!!」」

聡司「なんだよいきなり」

雪乃「何が大丈夫じゃないのかしら?」ニコリ

結衣「この就労場所、ゆきのんの家でしょ!」

聡司「えっ……?」

雪乃「そうよ」

聡司「ええ!?」

いろは「やっぱり!」

話の内容が元の作品と変わってないから>>945で言われてた様にバナナの皮で転ぶという貶めをしたらプレイヤーが転んだオチのほうがまだ作品としては皮肉が効いて優れていると思った

バナナで滑るって貶めなのか
知らなかったわ

>>915

>結衣「それでさ、バナナの皮踏んで転んだヒッキーがギャン泣きしちゃってさ」

>いろは「あはは。比企谷先輩らしいですねー」

>結衣「富岡さんが『めっ!』って一言で泣き止ませたんだよね」

で結衣といろはに嘲笑させてるから◆の「バナナで滑るって貶めなのか知らなかったわ」は通用しないだろう

聡司「えっ…」

雪乃「そうよ」

聡司「ええ!?」

いろは「やっぱり!(怒)」

聡司「ゆっ、雪ノ下、これホントにお前の家にホームヘルパーすんの?」

雪乃「ええ」ニコリ

聡司「いや、なんで?」

雪乃「金銭面で困っているのでしょう…」

雪乃「私なりに考えたのよ…」

雪乃「早く帰宅しなければならない、でも普通にアルバイトをしても早く帰宅できる保証もない…」

雪乃「でも知り合いなら時間の融通はきくでしょう?」

雪乃「荷物運び…倉庫整理…何からしてもらおうかしら… 」

聡司「えっ、何をさせる気なの?」

雪乃「アルバイトよ」ニコリ

聡司「雪ノ下…」

結衣(うわぁ…)

いろは(いい話風に言ってトコトンこき使う気だ!)

聡司「仕方ない、お願」

雪乃(勝った…)フッ

結衣「聡司君」

聡司「ん?」

結衣「こっ、これ!」スッ

聡司「なんだよ…」ジッ

由比ヶ浜の携帯画面

「バナナの皮踏んで転んだ比企谷君がギャン泣きしちゃって『めっ!』って一言で泣き止ませた?」

「そんなことしてないけれど」

結衣「……」

聡司「……」

聡司「すまん、今日はもう帰る…」ガタッ

八幡「うーす」

キュアファブリーズ「やっほ」

聡司「ギャン」ドカン

キュアファブリーズ「ん?今なんかぶつかった?」

結衣「うわぁ」

いろは「うわぁ」

雪乃「いつもの展開だったわね」

聡司改め至「おのれ、毎度邪魔をしやがって」

八幡「いや、ちょっかいかけてるのそっちだから」

雪乃「確かに、【閑話3】辺りから嫌がらせは激しくなっていると言えるわね」

いろは「そうですね」

いろは「>>955から>>959の妄想も元の作品と比べると霧川聡司の周りに対する敵愾心が強く出てますし」

いろは「ていうか、あの妄想だと霧川聡司の方が先輩や横寺先輩に強く嫉妬しているように見えます」

八幡「あ、言っちゃうんだ、それ」

キュアファブリーズ「バナナの皮踏んで転んだヒッキーがギャン泣きなんて捏造しておいてそれはないね」

結衣「嫉妬に囚われて目的を見失っちゃったんだね」

至「うるせえ、俺のゲームを貶しやがって、許さん!」

キュアファブリーズ「いや、それで俺ガイル女子をよくわからないようなキャラとくっつけようとする事の方が許せないでしょ」

雪乃「そうね、【閑話4】みたいによくわからない妬みをさせて喜んでいる至は俺ガイルのヒロインとして許せないわね」

至「黙れぇぇぇ!」

八幡「術式・開白!」

至「ぎゃぁぁ、体が消えていくー」

八幡「次に現れるときは真っ当な俺ガイルファンになれよ」

キュアファブリーズ「ところで……突然だけど」

八幡「はまち劇場終了のお知らせ」

結衣「マジ!」

雪乃「そろそろネタ切れかしら」

いろは「へー」

八幡「まああれだ。はまち劇場は由比ヶ浜のアホさ加減あっての劇場なんだよ」

結衣「ヒッキー! それって褒めてるの!」

八幡「ああもう大絶賛だ」

雪乃「そうよ由比ヶ浜さん。貴方が居なければオチが付かないもの。だから自信もって、ね?」

結衣「ゆきのんの励ましが微妙に辛いっ!」

いろは「まあまあ結衣先輩? 結衣先輩無しでは八結オチは生まれなかったんですよ? ねぇせんぱ~い」

八幡「まあそうだな。結衣の『結』は結末の『結』でもあるからな」

雪乃「ところで比企谷君。本当にはまち劇場はこれが最後なのね」

八幡「ああそうだ。はまち劇場での置き換えキャラが酷過ぎて、HACHIMANに対する逆HACHIMANにならなかったからな」

結衣「確かに酷かったと思うもん」

八幡「まあそうだな。はまち劇場の性質上、如何にシュールに落すかがキモだからな」

雪乃「そうね」

いろは「へー」

八幡「だけど俺は由比ヶ浜をまだまだ弄りたいんだ!」

八幡「ほら小学生男子の気になるあれ的なやつだ。なんなら由比ヶ浜の大きくてビッグなおっぱいも弄りたいまである」

結衣「ヒッキー大きい胸好きだもんね」

雪乃「……」

いろは「……」

雪乃「う、んんっ……ところで比企谷君。今回結局どう落とすつもりなのかしら」

八幡「ぐふっ……うっかり考えるの忘れてたわ」

キュアファブリーズ「まあ、とりあえず皆そろって挨拶しようよ」

結衣「そうだね」

いろは「では」

雪乃「そうね」

八幡「そうだな」

皆「読んでいただいてありがとうございました」

小町「ちょっとお兄ちゃん、小町を忘れてない」

いろは「あ、お米ちゃん」

戸塚「八幡、僕もいるよ」

八幡「と、戸塚ぁ」

平塚「私もいるぞ」

材木座「我もだ」

沙希「あ、あたしも」

陽乃「ひゃっはろー」

雪乃「姉さん」

留美「私も」

八幡「ルミルミもか」

留美「ルミルミ言わない」

横寺「僕たちも来たよー」

月子「来ました」

八幡「変猫の二人も」

千歳「私も来たよー」

松ヶ谷「以前はすまなかったな」

雪乃「松ヶ谷君も」

菜摘「私たちも」

祥「ご挨拶に来ました」

葉山「俺も最後くらいは挨拶しに来た」

葉山「ほら、お前たちも」

葉虫「しかたない」

HACHIMAN「最後くらいは挨拶してやるぜ」

キュアファブリーズ「じゃあ、皆そろったみたいなので改めて……」

皆「読んでいただいてありがとうございました!」

結衣「ところでヒッキー」

結衣「あたしの事弄りたいって言ってたけど……あたしの事、好きなの?」

八幡「……」

八幡「最後だから言うけど……」

八幡「好き、です」


おしまい

このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月21日 (木) 02:10:43   ID: S:lVid8Z

今夜セックスしたいですか?ここに私を書いてください: https://ujeb.se/KehtPl

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