俺「安価で勇者パーティに加入する」 (32)
俺「ニート生活にも疲れてきたし、そろそろ働くかぁ」
俺「でもなぁ、今更俺にできる仕事なんて……ん? なんだ、この紙」
俺「勇者パーティ、只今募集中?」
俺「…………」ニヤリ
俺「よし、決めた」
俺「俺、勇者パーティに入って、魔王倒すわ」
俺「そのためには、まず安価の力で色々改変してくか」
俺「まず、俺の性別は?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1620829738
俺「まず、俺の性別は?」✕
俺「まず、俺の性別は?>>4」○
ふたなり
ID変わりましたがスレ主です
俺「性別はふたなりか……」ムクムク
俺「おっ、胸が出てきた」
俺「俺の股間は……そのまんまだな」
俺「よし、じゃあ次に、俺の年齢は?>>6」
14
俺「14歳か…」シュウウウ
俺「体が縮んできた、ロリ……ってほどでもないな」
俺「ここらで確信に迫ってくか」
俺「次は俺の容姿だ!>>8」
14歳としてはやや大人びた、栗色ストレートロングの優しげな少女
>>8
俺「14歳としてはやや大人びた、栗色ストレートロングの優しげな少女か……」シュウウウ
俺「お! すげーかわいい! 欲情しちゃいそう」
俺「これなら勇者パーティに入ること間違いなしだな!」
俺「後は……職業か!>>10」
超絶究極大勇者様
>>10
俺「超絶究極大勇者様……?」
俺「凄い、なんというか……頭の悪そうな職業だな」
俺「よし、とりあえずまとめると」
俺「14歳としてはやや大人びた、栗色ストレートロングの優しげなふたなりの超絶究極大勇者様の少女か」
俺「何故か急に心配になってきたが、大丈夫だろう!」
俺「それじゃ、勇者サマの所へ向かうか」
────宿屋
勇者「それじゃあ、面接を始める」
超絶究極大勇者様「はい」
勇者「まず、年齢を教えてくれる?」
超絶「14です」
勇者「じゅう……なるほど、えー、ちなみに職業は」
超絶「超絶究極大勇者様です」
勇者「……はい?」
超絶「超絶究極大勇者様です」
勇者「……あの、冷やかしなら結構です」
超絶「あーいや、違います! 俺の職業は>>14です!!」
今度こそ僧侶
>>14
俺「あーいや、違います! 俺の職業は僧侶です!」
僧侶(とりあえず汎用性のある僧侶と嘘をついておこう…)
勇者「ほう、僧侶か……なるほど」
勇者「それで、志望動機は?」
僧侶「えーっと、>>17です」
世界中の人々を愛と癒やしで包みたい
>>17
僧侶「世界中の人々を愛と癒やしで包
みたいと思っています!」
勇者「……なるほど、ありがとうございました」
僧侶「それで、結果は……」
勇者「実は、戦士と魔法使いは揃っているのですが、僧侶だけはいなかったので……」
勇者「時間的にももう来ないでしょうし、採用とさせていただきます」
僧侶「おっ! マジか!」
勇者「……? それでは明日6時に広場前に集合してください」
僧侶「了解しました、頑張ります!」
僧侶(よし、なんとか最初の壁を突破した、後は流されるままに進むだけだ!)
────広場前
勇者「集まりましたね」
戦士「こいつが昨日言ってた僧侶か?」
魔法使い「へぇ、中々かわいいじゃない!」
僧侶「えと、よろしくお願いします!」
勇者「それじゃあ、僧侶の装備を買ったら出発しようか」
勇者「僧侶は、どんな装備がほしい?」
僧侶「まぁ、強いて言うなら>>19ですかね」
杖
僧侶「まぁ、強いて言うなら杖ですかね、僧侶ですし」
戦士「僧侶関係あるか?」
僧侶「僧侶といえば杖ですから」
魔法使い「杖は私じゃないかしら?」
勇者「とりあえず買いに行くか」
────武器屋
勇者「杖って言っても色々あるが、どれを買いたいんだ?」
勇者「ちなみに高いやつは無しだぞ」
戦士「この鉄の杖なんかどうだ? 思いっきり殴ったら魔物も倒せるだろ」
魔法使い「僧侶は後衛よ、脳筋」
僧侶「>>21とかどうでしょう? 俺にぴったりです」
美少女の尿意を三千倍にする状態異常がかけられる魔法の杖
>>21
勇者「美少女の尿意を三千倍にする状態異常がかけられる魔法の杖……? いきなり世界観変わったな」
僧侶「いやいや、意外と有効活用することも出来ますよ?」
僧侶「例えば魔法使いさんにこれを使うと……」
魔法使い「ちょちょちょちょちょストップストップ!!!」
僧侶「こんな風に、脅迫する事が出来ます」
戦士「お前本当に14か?」
魔法使い「とんでもない奴にパーティの実権を握られそうだわ」
僧侶「値段も安いですし、いいと思いますけど」
勇者「確かに値段は安いが……12ゴールドて」
僧侶「私はあくまで僧侶ですので、その杖は護身用です」
勇者「まぁ、いいか。おっちゃん、これ買った!」
武器屋「まいどあり!」
戦士「それじゃあ行くか! 魔物達をロコモコにしてやるぜ!」
魔法使い「ボコボコね」
────フィールド
勇者「よし、それじゃあ僧侶の能力を調べるのも含めて、そこら辺の魔物とと戦ってみるか」
魔法使い「何が良い魔物は……」
戦士「おっ! >>25とかどうだ?」
僧侶「いいですね! 俺の力、お見せしましょう!」
美少女ハーピィ
>>25
戦士「あそこにいる美少女ハーピィとかはどうだ?」
僧侶「いいですね! ぶち殺しましょう!」
魔法使い「ハーピィは鋭い鉤爪を持っているわ、注意しながら首を狙いなさい!」
勇者「いくぞ、戦士! 魔法使いは攻撃魔法の用意、僧侶はハーピィの防御力を下げる魔法を頼む!」
魔法使い「了解!」
僧侶「りょ、了解!」
僧侶(って言っても、俺超絶究極大勇者様だからそんな魔法持ってないんだが!)
僧侶(……あ、そうだ)
僧侶「状態異常魔法!」
ハーピィは、もじもじしている
勇者「ハーピィの動きが遅くなったぞ! 今だ、叩き込め!!!」ダッ!
戦士「でぇやぁぁぁぁぁぁぁ!」ザクッ
ハーピィ「ギャァァァァ!」
魔法使い「喰らえ! 炎攻撃魔法!」ゴオッ
ハーピィ「ギギィ…」ドサッ
僧侶「おー、倒せましたね」
勇者「戦士、魔法使い、僧侶、ナイスだった!」
戦士「僧侶も、実力的には申し分ないな!」
魔法使い「私達なら、きっと魔王も倒せるわよ!」
勇者「よし、ウォーミングアップは終わりだ。俺達はこれから、>>27に向かう」
勇者「道中には魔物が沢山いるはずだ、心してかかれよ」
戦士魔法使い僧侶「了解!」
魔王の娘の寝室(魔王の娘はおねしょして泣いていた)
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません