京太郎「麻雀、面白いな！麻雀部あるみたいだし入ろっかな…」

京太郎（あんまり部員はいないみたいだな。）





京太郎（ここかー…）
ｶﾞﾁｬ

久「あら、見たことない顔ね。」

久「入部希望の子？」

京太郎「はい！ただ、麻雀はまだやり始めたばっかりでして…」

久「そうなのね、一回ネトマでやってるところ見せてくれるかしら？」

京太郎「はい！わかりました！」

京太郎のスペック
コンマが高いとその項目の能力が高い

雀力
雑用
容姿
下1〜3

雀力85
雑用62
容姿92

京太郎「じゃあ、やりますね！」

久「ええ、見せてちょうだい。」ﾋﾟﾀｯ

京太郎「ちょっ、どうしたんですか？」

久「ごめんなさいね、目が悪くて近くじゃないと見えないの。」

京太郎「あ、あぁ…なるほど。（後ろからくっつかれると集中できないなぁ…）」

久「うん、結構うまいわね。」

京太郎「そうですか？一応自分なりにやってみたんですが。」

久「牌効率もいいし、ちゃんと降りるべきところで降りてるわ。」

久（とんでもなくかっこいいわね…しかも始めたばかりなのにうまいし）

久「そうだわ、名前を聞いてなかったわね。私は麻雀部の部長をやってる竹井久、学生議会長だから知ってるとは思うけどね。あなたは？」

京太郎「須賀京太郎です！」

久「須賀くんね、覚えたわ！それで入部してくれるかしら…？」

京太郎「他に入るところもないのでここにしようと思ってます。」

久「ほんと！？ありがとう！」ｷﾞｭｯ

京太郎「ぶちょ…苦しい…です、、」

久「あっ、強くしすぎたわ…」

京太郎「いや、大丈夫です、びっくりしましたけど…」

京太郎「その、他の部員はいないんでしょうか？」

久「そろそろ来ると思うわよ？」

ｶﾞﾁｬ

まこ「おつかれさんー、お？」

京太郎「はじめまして。」

まこ「入部希望かのぉ？」

京太郎「はい、須賀京太郎です。」

まこ「ほうかい、わしは染谷まこじゃ、よろしく。」

京太郎「よろしくおねがいします！」

まこ「実力的にはどれくらいあるん？」

久「さっき打ってるところ見せてもらったけど結構強いわよ〜。」

まこ「ほうなんか！あと一人おれば…」

ｶﾞﾁｬ
優希「優希ちゃん参上だじぇー！！」ﾊﾞｰﾝ

まこ「もっと静かに入れんかのう。」

久「壊れるでしょう、気をつけなさい？」

優希「悪かったじぇ…」

京太郎「あっ、」

優希「じょ？」

優希「京太郎！なぜここにいる！」

京太郎「入部希望でな。お前麻雀部だったのか、知らなかったわ…」

優希「きょ、京太郎が入るなんて、聞いてないじぇ…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

久「あら？もしかして優希？」

優希「ち、違うじょ！」

久「まーだないも言ってないわよー？」

まこ「それくらいにしんかい。」

久「はいはい。」

京太郎「まあ、知ってる人がいる方が安心だな、優希？」

優希「うるさい！」ﾊﾟｼﾝ　ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

京太郎「痛っ！！」

久「行っちゃったわね。」

まこ「あんたのせいじゃろ…？」

久「そうかしら？」

ｶﾞﾁｬ
和「優希が走ってたんですけど何かあったんですか？」

京太郎「のわっ！（なんだあそこに付いてる肉は！？こんな可愛い人もいるのか麻雀部には！）

京太郎「入部します！」

和「えっと…」

久「どうしたのよ、急に？」

まこ「今から説明したるわ…」



和「それで優希が…」

和「入部予定なんですね？」

和「原村和です、はじめまして。」

京太郎「お、おう、俺は須賀京太郎。」

和「はい、よろしくおねがいします。」ﾆｺ

まこ「んじゃあ、やるかのう。」

中断、ローペースでやっていくので長くなると思います。


久「あちゃー…初心者に負けちゃったわ。」

まこ「こりゃ強いわ。」

京太郎「一応こないだ始めたばっかなんですけどね。」

和「すごいです！次は負けません！」ｸﾞｲｯ

京太郎「俺も負けないぞ！」

久（私ももっと近づきたいわ…)




翌日

久「うーん…」

京太郎「どうしたんですか部長？」

久「実は麻雀の大会があってそれの団体戦に出たいのだけれど、女子が5人いないと出れないのよね…」

京太郎「そうなんですね…」

京太郎（部長の役に立ちたいし、あいつ誘ってみるか）

京太郎「俺、1人誘える人がいるので誘ってきます！！」

久「そうなの？でも無理しないでね。」

京太郎「部長のために頑張ります！」

久「えっ//私のため…？//」

久（本当にどこまでかっこいいのかしら…？）

京太郎「よ、咲。」

咲「京ちゃん！どうしたの？」

京太郎「いや、実はさ。ちょっと付き合ってほしいんだよ。」

咲「付き合う！？//」

京太郎「そういうことじゃねえって…」

京太郎「単純に俺の用事に付き合ってもらえないかってこと。」

咲「な、なんだそういうことね…いいよ。」

京太郎「サンキュー。ほらいくぞ。」

咲「あっ、わ、ちょっと待ってよ。」ｷﾞｭ

京太郎「なんだよいきなり手繋いで。」

咲「私迷子になっちゃうから…だめ？」

京太郎「べ、別にいいけど…」ﾄﾞｷｯ

咲「えへへ、じゃあいこ？」

京太郎「おう！」





咲「麻雀部…？」

京太郎「そうそう、やったことあるって前に聞いたからさ。」

咲「私麻雀嫌い…けど京ちゃんがそう言うなら……」

京太郎「いいのか！？」

咲「うん。」

京太郎「もう手離していいだろ。」

咲「迷子に…」

京太郎「着いてんだろ、これ以上どこ行くって言うんだ。」

咲「うん…」ｼｭﾝ

京太郎「じゃあ入ろうぜ！」

ｶﾞﾁｬ

久「あら、おかえり。その子かしら？」

京太郎「はい！」

咲「生徒会長！？」

久「学生議会長ね、あなた名前は？」

咲「み、宮永咲です…」

久「私は、竹井久。麻雀部の部長よ。」

京太郎「まあ、咲に来てもらったのは大会で人数が足りないから出てほしいんだよ。」

咲「えー…そういうことなの？」

久「ごめんなさいね、数合わせみたいになっちゃって。」

京太郎「入部のこと考えておいてくれよ、最悪入部しなくても大会だけでも。頼む！」

久「須賀くん…」ﾎﾟｰ

咲「！」ﾑｯ

咲（私の知らないところで京ちゃんと仲良くするなんてずるい！）

咲「私入ります！！」

京太郎「ほんとか！」

久「嬉しいわ！」

咲「これで京ちゃんと一緒にいれる時間がもっと増えるねっ！」ｷﾞｭ

京太郎「な、なんだよ急に！」

咲「いつものことでしょー。」ﾁﾗｯ

久「えっ、もしかして二人って付き合ってるの…？」

久（私ったら勝手に舞い上がっちゃってたわ…恥ずかしい…そうよね、須賀くんかっこいいもの…）

咲「ふふ、」

京太郎「違いますよ！」

咲久「えっ！？」

京太郎「えっ！？」

咲「この録音に！！」

京太郎『付き合ってもらえないか』

久「ちょっと！須賀くん！？」

京太郎「お前！いいように切り抜きやがって！！」

京太郎「てか、何録音してんだー！」

京太郎「部長！これは咲が勝手に変えただけで！」

咲「嘘なの……？」ｳﾙｳﾙ




--------------------





京太郎「ってことなんです。」

久「じゃ、じゃあ本当に付き合ってないのね？」

京太郎「はい。」

久「なんだ、良かったわ。」ｱﾊﾊ

京太郎「良かった？」

久「な、なんでもないって…！」

京太郎「咲も冗談はやめてくれ…失礼だろ…」

咲「はーい…」ﾑｽｯ

久「でも二人本当に仲がいいわね。」

京太郎「中学からの仲なんで。」

久「高校に入る前からの仲だったのね。」

咲「部長より長いです…！」

久「？」

京太郎「そろそろ部活始めますかー。」

前回は鬱みたいな感じが多かったですけど今回は多分ないと思います。期待してたらごめんちゃい。