【シャニマス】冬優子「はァ? あんたパイパンなの?!」 (16)

短いです。
えっちな行為は発生しません。

P「じゃあ土曜は自宅まで迎えに行くから、すぐ出られるようにしておいてくれ」

冬優子「りょーかい」

P「今回も水着だからな、ムダ毛の処理用品も忘れないように」

冬優子「はいはい、わかってるわよ」

P「前回が先週末だから、結構チクチクしてきた頃だろ?」

冬優子「なんであんたに毛の伸び具合なんて分かるのよ……あ、男はヒゲ剃るものね」

P「この仕事してて1週間もヒゲ放置するのはマズいだろう」

冬優子「じゃあなんで分かるのよ」

P「いや、剃ってるから」

冬優子「…………」

P「…………」

冬優子「ヒゲを?」

P「陰毛を」

冬優子「誰が?」

P「俺が」

冬優子「はァ? あんたパイパンなの?!」

P「そうだぞ」

冬優子「ちょっと待ってよ……なんでそんな特殊な趣味してるのよ」

P「趣味っていうか……だってホラ、蒸れるだろ?」

冬優子「知らないわよそんなの!」

P「蒸れるんだよ。で、まぁ試しに1回剃ってみたら具合が良くてな」

冬優子「別に訊いてないわよ……。はぁ、知りたくなかったわ」

P「そんな事言って、冬優子だって処理してるじゃないか。冬優子は良くて俺はダメなのか?」

冬優子「ふゆは仕事でしょう!」

P「仕事を口実に冬優子だけ剃るなんてズルいじゃないか!」

冬優子「ズルくないわよ! っていうか、水着の仕事あるんだからみんな処理してるわよ!」

P「たしかに」

冬優子「急に落ち着くわね」

P「そうか、じゃあ俺も含めてこの事務所は全員ツルツルだったのか」

冬優子「はぁ……どうにかしてこの記憶消せないかしら」

P「まあまあ、別に知ってて損ってことも無いだろう?」

冬優子「大損よ。脳細胞が」

P「ハハハ……ところでさ、冬優子」

冬優子「なによ」

P「全員ツルツルって言ったけどさ」

冬優子「うん」

P「はづきさんは?」

冬優子「はづきさんはボーボーよ」

P「ボーボーなのか」

冬優子「ええ。スキー場での撮影でロッジに泊まったことあったでしょ? あの時大浴場で一緒になったのよ」

P「へぇ」

冬優子「立派に茂ってて、今まで見た中で1番濃かったわ」

P「そうか……はづきさんはそんなにボーボーなのか」

冬優子「想像してんじゃないわよ」

P「先に毛深さの程度を説明したのは冬優子の方だろう?」

冬優子「それは、なんというか……印象に残ってたのよ」

P「そうか、そんなにボーボーだったか」

冬優子「ええ、すごいボーボーだったわ」

P「そうか……」

冬優子「……」

P「……」

冬優子「社長は?」

P「社長はパイパンだ」

冬優子「なんでよ……」

P「なんでって言われても」

冬優子「っていうかどうして知ってるのよ。まさかあんた達……?」

P「こらこら、やめなさい」

冬優子「じゃあどうして知ってるのよ」

P「いや、この前2人でサウナに行った時にな」

冬優子「男2人でサウナに……?」

P「そこは別にいいだろう。ままあるよ」

冬優子「そうなの?」

P「ああ。で、服を脱いだ後に見えたんだ」

冬優子「さりげなくチェックしてるんじゃないわよ」

P「いや、見なさすぎる方が不自然だって」

冬優子「そういうもんなの?」

P「そういうもんだ」

冬優子「ふぅん」

P「サウナの中でさ『ほう、プロデューサー。見えない部分までしっかり手入れしているようだな。そうでなくては』って言われたよ」

冬優子「いや、訊いてないわよ」

P「俺も恐縮しちゃってな『社長こそ、しっかりお手入れされてて……それに肌もお綺麗ですね』なんつってさ」

冬優子「じっくり見てるんじゃないわよ」

P「いや、本当に綺麗だったんだよ。お腹も全然出てないし、きっと日頃からケアしてるんだろうな」

冬優子「まぁ、そりゃ綺麗にしてくれてる方が良いけど」

P「そんな訳だから、283プロははづきさんを除いて全員ツルツルなんだな」

冬優子「そうなるわね……いや、何この事務所?」

P「ほんと、何なんだろうな」

冬優子「いっそはづきさんも剃ってもらって全員パイパンにした方がいいんじゃない?」

P「なんてこと言うんだ! はづきさんは剃っちゃダメだろう!」

冬優子「なっ、何よ急に。確かにアイドルじゃないから剃る必要は無いけど」

P「そういう事じゃない。アイドルだとか裏方だとか、そんなのは関係ないんだ」

冬優子「はぁ」

P「はづきさんには……茂っていて欲しいんだっ……!」

冬優子「あんたの趣味はどうでもいいのよ」

P「違うぞ冬優子。俺だけじゃない。この世の男の半分は、はづきさんに茂ってて欲しいと思っているはずだ」

冬優子「どんだけはづきさんの陰毛に興味あるのよ男ども」

P「残りの半分は、はづきさんツルツル派だ」

冬優子「世も末ね」

P「はづきさんの陰毛に興味が無い男がこの世に居るだろうか。いや、居ない」

冬優子「反語」

P「はづきさんの陰毛で助かる命があるんです!!」

冬優子「いいから落ち着きなさい」

P「ふぅ……どうだ冬優子、分かってくれたか?」

冬優子「はぁ……。はいはい、分かりました」

P「じゃあ連絡事項は以上だ。次の撮影に合わせて、しっかり準備してくれ。頼んだぞ」

冬優子「はーい。ねぇ、ところであんた」

P「ん、なんだ?」

冬優子「どうやって処理してるのか、ちょっと教えなさいよ。参考になるかもしれないでしょ」

P「ああ、お安い御用だ。まず剃るタイミングなんだがな……」

冬優子「ふむふむ」

おわり。
みんな剃ろう。

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