【ごちうさ】玉子と王子、どっちがおいしいの? (20)

アリガトウゴザイマシター

ココア「らんらーん」

ココア「鷺沢フミデリカ先生の最新刊げーっと!」

ココア「チノちゃんにバレないうちに早く帰って読んじゃえー!」

タタタッ





「あれは……」

フユ「ココ姉?」

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―公園

ココア「さーってっと」ガサガサ

ココア「ふんふーん♪」



コソコソ

フユ「……」

フユ「どんな本を読んでいるんだろう……」

フユ「……あんなに簡単に誰にでも話し掛けられるから、その秘策が知りたいだけ……うん」

コソコソ

フユ「……」チラッ

――――――――――――

バタン

チノ「きゃっ……」

チノ「や……やめてください」

ビリビリ

チノ「こ、こんなことされたいんじゃなくて、私は……」

ズブブッ

チノ「やだぁッ……」

チノ「ぬ、抜いて……痛っ!やぁぁぁっ!」



チノ「どうして……」

チノ「どうして私を犯して……」

チノ「……さん」





フユ「……」

………………………………

フユ「な……」

フユ「なんて本じゃないよね……」///

フユ「……えっと」



「ココアーっ!」

「ココアちゃーん!」

ココア「あ、マヤちゃんにメグちゃん!」

フユ「っ!」

カサコソ

マヤ「ひっさしぶりーっ!」

ココア「私も会いたかったよーっ!」

メグ「あ、ココアちゃん。何か本を買ったの?」

ココア「あ」





ココア「だ、ダメっ!これは見ちゃダメな本だよ!」

メグ「見ちゃダメな本?」

マヤ「あーっ、わかった。えっちな本だろ?」

ココア「ふぇ?」

メグ「え、えっちな本?」



メグ(こ、ココアちゃんが読むようなえっちな本って……)

~~~~~~~~~~~~

ギシッ

ジャラッ

少女の首に付けられた首輪に鎖が通される

メグ「こ、ココアちゃ……ん」

全裸で枷と首輪で飾られた少女……すでにその身も心は、鏡に写された自分の―雌奴隷―姿に酔っており、返事はたどたどしい

ココア「ダメ……ここではお姉ちゃんじゃなくて」



ココア「ご主人様……だよ」

メグ「ふぁい……ご主人…様ぁ、もっと……もっといじめてください……」

ココア「ふふっ、時間は沢山あるよ……一杯、楽しもうね」



そして、愛欲に溺れた一匹の雌獣(ペット)は、快楽の朝を迎えようとしていた……

~~~~~~~~~~~~

メグ「ふっ、ふぇぇぇぇっ!」パタパタ

マヤ「お?メグってば、何を想像したのかな?ん?」

メグ「そ、そんな、○○されて▽▽な私を◆◆で☆☆がココアちゃんで……だなんて」

ココア「ストップストップー!」

マヤ「」





マヤ「なぁ、メグ……」

メグ「うぅぅぅ……」

マヤ「わ、私……が相手でも……そういうのって想像するのか?」

メグ「//////」





メグ「///」コクリ

マヤ「」

マヤ「そ、そっか…///」

マヤ「う……」

マヤ「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

ココア「マヤちゃんがすごい勢いで走り去っていったよ!!」

メグ「こ、ココアちゃん……」ギュッ

ココア「な、何かな?」



メグ「監禁するんなら……私なら……いいからね」///

ココア「しないって!!」

メグ「だって……その本……」

ココア「こ、この本はそういう本じゃないけど……と、とりあえず、私は何もしない。いいねっ!」ビシッ

メグ「はい……ご主人……様」ポッ

ココア「うわーんっ!聞いてくれてないよーっ!」

ワイワイギャーギャー

フユ(あ……今なら本が……)

フユ(チャンスかも……)

スッ

「ココアちゃ~ん」

「ココアーっ!」

フユ「っ!」ビクッ



千夜「い、今……ハァハァ、マヤちゃんが……ハァハァ、すごい勢いで……ハァハァ」

シャロ「この体力の無い和菓子馬鹿はほっといて、マヤが走っていったけど……メグ?顔が真っ赤じゃない!?」



メグ「あ……ご主人様から放置されて……」///

千夜・シャロ「!?」

ココア「そ、その設定、まだ続いてるの?!」

千夜「ご主人様……?」

シャロ「……ココア?あんた何を」

ココア「ち、違うよ!」

…………
……

ココア「というわけで……」

シャロ「ふーん。で、どんな本買ったのよ」

千夜「ココアちゃんが読む本なら興味があるわぁ」

ココア「だ、ダメっ!これは二人にも見せられないからっ!」

シャロ「何を買ったのよ……」ハァ

千夜「この親友だと思っていた私にも見せられないだなんて……」

千夜「もしかして、親友だと思っていたのは私だけなの?……ココアちゃんは利用するだけ利用して、ボロボロになった私を……」

ココア「そんなこと絶対にしないよーっ!」

千夜「本当?」

ココア「もちのろんだよ」

千夜「なら信じてあげる。だってココアちゃんがやることだからね」

ココア「わーん、千夜ちゃーん!」ダキッ

千夜「よしよし」ナデナデ

シャロ「とりあえず、何か知らないけどその本は隠して……って、どこにあんのよ」

ココア「え?」







フユ「……」ドキドキドキドキ

フユ(さ、さっき、落ちそうだからキャッチしたら……)

フユ(ぐ、偶然だから……これはきっと偶然だもん……)

フユ(えっと……)

ピラッ

フユ(ちょっとだから……ちょっとだけだから……)

ペラッ



つ【白くて丸いやわらかそうな何か】

フユ「」

フユ(い、今のって……手のひらで掴むにはちょうどいい大きさで)

フユ(ある程度弾力があるけど、触るとすぐ形が壊れそうな……)

フユ「あわわわわわ……」



フユ(ご、ごめんなさい!)ビュー



バサッ

シャロ「ん?これね」

ココア「あ!だ、ダメーっ!」

シャロ「……」

ココア「あ……」











つ【半熟玉子の上手な作り方】



シャロ「これぐらい教えてあげるわよ」ハァ

ココア「え?本当!?」

ココア「わーいわーい!」

ココア「トーストに乗せて食べたくて、今までうまくいかなかったんだよ」

千夜「よかったね、ココアちゃん」

ココア「うんっ!」

トボトボ

フユ(……)

フユ(まさか……ココ姉が……あんな……)←ゆで卵を何かと見誤ってます

フユ(……チノ……知ってるのかな……?)





フユ(も、もしかしたら……っ!)

――――――――――――

チノ「ハァハァ……ココア……さん……私、もう……」

ココア「今夜はタカヒロさんもいないし、朝まで二人っきりだね」

チノ「は……はい…んッ」





ココア「お姉ちゃんの指先だけで……」

クリッ

チノ「やぁぁぁ……んんっ……」

ココア「天国へ、連れて行ってあげるから……」スッ

チノ「キモチ……イイ…………」

――――――――――――

フユ(な……)

フユ(なんてことが……)

フユ「うぅ……」





「フユさん」ポン

フユ「」カキーン



チノ「あ、あの……」

チノ「だ、大丈夫ですか!?」

フユ「う……うん」コクリ

チノ「ほっ……」

チノ「……まるで、学校で再会した時みたいな反応でしたね」

フユ「そ……そう?」

チノ「あの時は大変でしたから……」

チノ「ココアさんや千夜さんのクラスメイトの方々に……」





フユ(はっ)

フユ(ココ姉のクラスメイトってことは……)

――――――――――――

ギシッギシッ

ココア「わかってると思うけど、もう逃げられないからね」

そう言われた少女の顔に絶望と恐怖が滲み出す

表情だけではなく、全身が微かに震えているのがわかる

しかし

チノ「ひ……ひどい……」

全身を縛られ、さらに天井から吊された状態では手も足も出せず身を守ることは不可能だった

千夜「千夜ちゃん、おとなしくしないとわかってるかしら?」ポンポン

チノ「っ!」ビクッ

その女の問い掛けに、恐怖でさらに体を固まらせる

先程の女に対しては目だけも非難していたものが、その女に対しては脅え救いを求める視線となっていた

ココア「どんな道具がいいかなぁ」ガサゴソ

千夜「初めてだから、痛いぐらいでちょうどいいわね」

これから始まるのが他人事であるかのように木箱の中を漁る二人

その木箱の中には中学生には無縁な「おもちゃ」でいっぱいだった



チノ(わ、私……)

チノ(何をされるんですか……)

チノ(お母さん……助けて……)



その時

ガラッ

「チノちゃんの調教だって?」

「混ぜて混ぜて~」

さらに女達の数が増す

チノ「あ……あ…………」ガタガタ



ココア「もぅ!チノちゃんが怖がってるじゃない!」

千夜「これじゃあ、お尻にこれが入れられないわ」

そう言いながら極太のディルドーを取り出す

委員長「ディルドーよりはこっちの方がいいのでは?」

そう言いながら、アナルバイブを手にする

レイ「アナルストッパーだけでいいんじゃ?」

カノ「グリセリンは入れないの?」

杏「片付けが大変だからね」

なっちゃん「というか、チノちゃんってアナル好きなの?」

女達は次々に現れては好き放題に騒いで道具を漁っていた

チノ「あ……やだ……」



……縛られた少女の先に待つのは快楽ではなく、もはや絶望であった

――――――――――――

フユ(……)

フユ(なんてことに……)



……サン

チノ「フユさん……?」

フユ「っ!!」ビクン

チノ「大丈夫ですか?今、考え事をしていたみたいですが……?」

フユ(うぅ……)

フユ(聞きたいけど言えない……)

フユ(そんな爛れた関係なのかだなんて……)




フユ「ご、ごめんなさい……少し体調が」

チノ「それはいけません」

チノ「なら、今日は帰りましょう」

フユ「う……うん」

チノ「それではお大事に」ペコリ

フユ「あ、ありがとう……」ペコリ



チノ「……」

チノ「もし、辛いこととかありましたら、ウチに……来てもいいんですよ」

フユ「……ありがとう」





フユ(……)

フユ(ウチにってことは……)



フユ(そういうことだよね……)

フユ(///)

ココア「へっくちゅん!」

チノ「風邪ですか?」

ココア「うう……チノちゃんあっめて~」ギュッ

チノ「うわ、ちょっと……離してくださいっ!」





マヤ「チノとココアだ」

メグ「う、うん……」

マヤ(どうしよう……)

メグ(二人をまともに見れないよ~)



エル「どうしたの、二人とも?」

ナツメ「んー、あの二人を見てるけど何だろう?」

ナエ(もしかして、二人とも姉妹が欲しいのかな?)

ナエ「えいっ!」ギュッ

マメ「ひぃやぁ!?」

エル「そんなに黄昏れなく立って私たちもいるよ」

ナツメ「そうそう、いつでも相手ならするから」

マメ「相手……」

マメ「……」

マメ「っっっ?!」/// ポンッ

ナエ「うわっ、爆発した!?」



おしまい

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