【女子無駄】バカ「オーサカ先生」【あずまんがIF】 (52)

女子高生の無駄づかい×あずまんが大王


あずまんが最終回から数年後設定


大阪は先生になりました

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~はじまりのあさ~

バカ「なぁ、今からすごい事言っていい?」

ヲタ「どうせくだらない事だろ」


バカ「ワセダが入院したってよ」

ヲタ「ほ~」

ロボ「あら」






ヲタ「…え?」

バカ「どした?」

ヲタ「いや、マジで割とすげぇ事だから面喰らっちまっただけだ」

ロボ「何があったの?」

バカ「木に登ったヤマイ助けようとして落ちて骨折で入院だとよ」

ヲタ「何でお前詳しいんだよ」

バカ「その場にいたし、ワセダにお前が助けてやれよってけしかけたのうちだし」

ヲタ「お前のせいじゃねーか!」

ロボ「それで、代わりの先生が来るのかしら?」

ヲタ「まぁそうなるよな」

バカ「どんな奴が来るんだろーなー」

ヲタ「あんまりイジるなよ」


バカ「まずはあだ名だな!」

ロボ「イジる気満々ね」

~しんにんきょうし~

大阪「ハァ…」

大阪「今日から新しい学校…緊張するわぁ~」

大阪「まずは最初が肝心や、ナメられないようにせんと」

大阪「しっかり…しっかり…」



ガララ



大阪「え~今日から1年2組を…」

生徒「ここ1組ですけど」

大阪「」

大阪「…こっちが2組やな」

大阪「さっきはつまづいたけど、しっかりせーへんと…」


ガララ


大阪「おはようござ・・・わひゃっ!」


ズデーン!



バカ(コケた)

ヲタ(コケた)

ロボ(コケたわね…)

大阪「いてて…」


ジー…


大阪「ハッ!」


大阪「…コホン」スッ


大阪「えー、今日から入院した佐渡先生の代わりを務めさせていただきます、春日歩です」

大阪「よろしくお願いします」ペコ


ヲタ(何事もなかったかのようにしやがった!)

ロリ(おい、いきなりコケたぞ)

マジメ(大丈夫なんですかこの先生…)

リリィ(結構可愛いじゃない)

マジョ(まさか呪われているんじゃ…)

ヤマイ(まぁワセダよりはマシそうだな)


大阪(視線が痛い…)

大阪「えっと…早く皆さんと打ち解けられるように頑張りますので…」


バカ「ハイ質問!」バッ


大阪「ひゃっ!」ビクッ




バカ「春日先生って彼氏いるの?」

ヲタ「いきなりベタな質問するなコイツ」

大阪「いるように見えます?」

バカ(あ、いないんだ)

大阪「学生の頃から女の子としか仲良くしてないし…」

リリィ「えっ、そういう趣味なんですか!?」キラキラ

マジメ「嬉しそうですね」


大阪「いやでも共学だったんですよ?」

大阪「でも友達の子らが個性の塊で…」

大阪「結局その子らくらいとしか付き合ってないで」

ヤマイ(この女、一体どんな壮絶な過去が…)

大阪「それで高校卒業してから10数年…彼氏なんかできませんでした」

ロボ「という事は今さんじゅ…」

大阪「それは言ったらあかん!」

ヲタ「おいロボ失礼…ってあれ?」

大阪「ん?」

ヲタ「先生ってもしや関西出身ですか?」

大阪「え、そうですけど…」

大阪(アカン、バレてもーた…これでは…)


バカ「…よし!」

大阪「え?」

バカ「今日から先生のあだ名は大阪だぁ!」

大阪(やっぱりぃ!)

バカ「よろしくな!オーサカ先生!」

大阪(ああ、また高校時代と同じような展開に…)

大阪(でも…)チラ


バカ「ワハハハハハハハ!!!!!」


大阪(この子、ともちゃんに似とるな)

~じこしょうかい~

大阪「とゆうわけで…えっと、田中さん?」

バカ「おう!」

ヲタ「とてつもないバカだけどな」

大阪「そーなんやー…私も昔3バカ扱いされて辛かったわーボンクラーズってな」

バカ「へー」

大阪「ここでは田中さん達がボンクラーズなん?」

ロボ「違うわ」

ヲタ「菊池茜っす、よろしく」

バカ「とてつもないオタクだ」

ヲタ「そこまでじゃねーよ!」

大阪「オタクってアレやな、アニメや漫画が好きな人やな」

ロボ「大分かみ砕いたわね」


ヲタ「せ、先生はこういうの興味…ある?」スッ


BL本「やぁ」


大阪「ないでー」

ヲタ「そ、そうか…」

大阪(そういや黒沢せんせいもこういうの話してたなぁ…)

ロボ「…鷺宮しおり」

バカ「感情が死滅してるからロボな」

大阪「でもいい子なんやろ?」

ヲタ「わかんの?」

大阪「うん、似たような子が友達におったから」

バカ「ほ~」


大阪(でも猫には好かれへんかったけどな…)

ロリ「も、百井咲久…です」

大阪「小学生?」

ロリ「高校生だ!小学生が高校にいるわけないだろ!?」

大阪「いやいや、優秀で飛び級したのかもしれへんよ?」

ロリ「それ義務教育に違反してないか?」

大阪「あれ、そうやな…」



大阪(ちよちゃんは犯罪者やったんか…)






ちよ「違いますからね大阪さん!」

大阪「あなたはえっと…いっそうさん?」

マジメ「にのまえです、にのまえかなで」

大阪「ほ~一ってにのまえとも読むんやな」

マジメ「先生ならそのくらい知っててくださいよ…」

大阪「でも十はじゅういちのまえよは読まへんよな」

マジメ「それは…どうでしょう」

リリィ「染谷リリィです、可愛い女の子が大好きです!」

大阪「ほ~」

リリィ「先生も可愛いからストライクゾーンかな♪」

大阪「それは嬉しいなぁ」

リリィ「リアクション薄いですね」

大阪「愛は人それぞれやからな」


大阪(かおりんもこんな感じやったなぁ)

マジョ「く、久条翡翠…です…」

大阪「よろしくー」

マジョ「あの…先生はホラー映画とか興味ありますか?」

大阪「あるでー」

マジョ「じゃあ今度見に行きましょう!」

大阪「ゆかり車より怖いもんはあらへんからな」

マジョ(朧車の親戚の妖怪でしょうか…?)

ヤマイ「ククク…」

大阪(な、なんやこの子…)

ヤマイ「山本美波だ、最も、それは現世での仮の名だがな」

大阪「はい?」

ヤマイ「僕は異世界の竜騎士だからな!ハハハハハハ!!!!」


大阪(アカン、私の友達にはいなかったタイプや…)

大阪「はぁ…」

大阪「なんや個性的な子ばかりやなぁ…」

大阪「もしかしたらちよちゃん達以上かも…」

大阪「いやでもこんなことでくじけてはいられへん」


大阪「しっかりせな…」

~じゅぎょう~

大阪「え~この問題を…」

大阪「田中さん、わかりますか?」


バカ「フフフ…先生、うちにその問題がわかるとおもってるんですか?」

大阪「あっ、すみません、じゃあえっと…」

ヲタ「いや乗せられるなよ」

~ていしゅつ~

大阪「ありがとな~一さん、課題のノート集めてきてくれて」

マジメ「いえいえ、それでは失礼します」



大阪「一さんは頼りになるなぁ…ん?」


大阪「田中さん観察日記?」

マジメ「あれ?課題のノートがここに…」

マジメ「そして田中さん観察ノートがない…」

マジメ「どうやら間違えて提出してしまったみたいですね…」


マジメ「・・・・・」










マジメ「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!」

大阪「なになに…今日の田中さんは…」

マジメ「うわああああああああああああああああああああっ!!!」

大阪「うわっ!?」



マジメ「ハァハァ…先生、見ました?」

大阪「み、見てへんよ?」

マジメ「そうですか…よかった」

大阪(きっとこの人は田中さん、いや…)

大阪(ところどころ名前が入ってる鷺宮さんの…)

大阪(中学も同じみたいやしな…)



大阪「…頑張ってな」

マジメ「はい?」

~せいとしどう~

大阪「・・・・・」

ヤマイ「・・・・・」



大阪「山本さん、なんで呼ばれたかわかります?」

ヤマイ「わかるません」

大阪「そうですか、わかるませんかー」

大阪「この間の小テストやけどな」ペラ

ヤマイ「えっ」

大阪「このX=無限に広がる大宇宙っていうのはなんや?」

ヤマイ「先生」

大阪「はい?」

ヤマイ「Xには無限の可能性があるんです、だから正解なんてない」

ヤマイ「いや、この世の全てが正解といってもかごんではないのだ」

大阪「はぁ…」

ヤマイ「話は終わりか?じゃ、僕は帰るぞ」

大阪「あ、はいさよなら」

ヤマイ「ああ」

バタン

大阪「・・・・・」



大阪「やっぱあの子わからんわ」

~きゅうゆう~

大阪「~♪」ポト

ロリ「あ、先生、何か落としたぞ」

リリィ「どれどれ」ヒョイ



リリィ「あら、かわいい女の子がたくさん」

大阪「あ、ありがとなー」

リリィ「この子達って先生の…」

大阪「高校の時の友達や」

リリィ「やっぱり」

大阪「みんな可愛いやろ」

ロリ「先生今とそんなに変わってな…ん?子供が混ざってる」

大阪「その子がちよちゃんや」

ロリ「ホントにいたんだ…」

リリィ「確かにみんな可愛いけど、でも…」ブルッ

大阪「?」



ともの写真「へへへ」



リリィ「この子とはどうもなかよくなれそうにないわ」トリハダ

大阪(ともちゃん、田中さんに似とるからなぁ…)

~きゅうゆう~

バカ「なぁなぁ、今からすごい事言っていい?」

ヲタ「どうせくだらない事だろ?」

大阪「先生は気になるなぁ。、どんな事なん?」

ロボ「食いつくのね」

マジョ「でもよかったんですか?お昼ご馳走になっちゃって…」

大阪「ええよええよ、色々お世話になったお礼やしな」

ヲタ「教師の言葉かそれ…」

バカ「タコ焼きかな?大阪の人ってタコ焼きおかずにご飯食べるってマジ?」

大阪「そんな人ばかりやないと思うけど…」

ロボ「ベタな話ね」

??「あれ?大阪さん?」

大阪「え?」

??「お久しぶりです!」

大阪「え、えーと…誰ですか?」



バカ「オーサカの知り合いかな?」

ヲタ「すごい美人じゃん」

??「私ですよ大阪さん!美浜ちよです!」

大阪「ちよちゃん!?大きくなったなぁ」

ちよ「大阪さんも変わりましたよ、髪伸びたし」

大阪「そ、そうかなぁ…」



バカ「何の話してんだ?」

ロボ「この前話してた天才少女の事じゃない?」

大阪「ちよちゃんどないしたん?アメリカで研究してるんじゃ…」

ちよ「今度同窓会があるので帰ってきました」

大阪「えっ、私聞いてへん…」

ちよ「招待状は届いてるはずですが…」

大阪「あ、最近ポスト見てへんわ」

ちよ「相変わらずですね大阪さん…」

ちよ「ところで、あの子達は…?」

大阪「ああ、私の教え子やねん」


バカ「ういっす」

ヲタ「どーも」

ロボ「・・・・・」


ちよ「そっか…大阪さん先生になったんですよね」

ちよ「大阪さんが先生に…」

大阪「ちよちゃん、バカにしとるん?」

ちよ「いえそんなことはありませんよ?」


バカ「オーサカ先生ー!早くメシ行こー!」


大阪「ちょっと待ってなー!」

ちよ「えっ、大阪さん今でも大阪さんって呼ばれてるんですか?」

大阪「」

大阪「ああああ…」

大阪「ちよちゃん!頼むからこのことは皆には内緒に…」

ちよ「いや、そうしたいんですけどね…」チラ

大阪「え?」





とも「へへ…」ニヤニヤ

神楽「ほ~」ニヤニヤ

よみ「ハハハ…」

榊「・・・・・」


ちよ「実は皆一緒にいたんです」

大阪「」

ヲタ「おい、なんかイジられてるぞ先生」

バカ「もしかしてうち余計なこと言っちゃった?」

ロボ「そのようね」




大阪「どの時代にもともちゃんみたいな子っているんやなぁ」

とも「どういう意味だコラ」

~おわかれ~

大阪「え~今日は残念なお知らせがあります」

バカ「え?」

リリィ「どうしたんですか先生?」


大阪「佐渡先生が退院するので、先生は皆さんとお別れしなければなりません」


ヤマイ「そっか…」



クラス一同「え!?」

大阪「みなんと授業するのも、これが最後です」

大阪「今までお世話になりました」ペコ






バカ「今日で最後か…」

リリィ「寂しくなるわね…」

ヤマイ「今からワセダ襲って入院させるか?」

ヲタ「やめろ」

マジメ「でも最後に何かしてあげたいですよね…」

ロリ「そうだな…」

バカ「うーん…」

大阪「これが最後の授業か…」

大阪「色々大変やったけど、なんだか寂しくなるなぁ…」

大阪「おっとアカン、最後までしっかりせな…」



ガララ



大阪「それでは授業を…」



クラス全員「歩ちゃん!」


大阪「え!?」

バカ「歩!待ってたぞ!」

ヲタ「今までありがとな、歩」


大阪「あの、皆さんこれは…」

リリィ「今まで名前で呼ばれた事なかったんでしょ、歩ちゃん」

ロリ「だから今目一杯呼んでやろうと思ってな!」

ヤマイ「感謝するんだな!ウォーキングよ」

マジメ「なんかそれっぽく言ってる…」

大阪「み、みんな…」ポロポロ

マジョ「あ、歩さん…?」


大阪「ありがとな…」グスッ


バカ「へへっ」



大阪(こうして、私はこの学校を後にした)

~あらたなせんせい~

バカ「ワセダまた入院だってよ」

ヲタ「は?」

バカ「なんか食中毒とか言ってた」

ロボ「不憫ね」

バカ「そんでまた代わりの先生が来るってよ」

ヲタ「今度はどんな奴が来るんだ…」

木村「どーもー!今日から皆さんの担任になった木村でーす!」

全員(うわぁ…)

木村「好きな物は女子高生でーす!」

全員(うわぁ…)

木村「うひひひ…僕の好みの子ばかりだなぁ…」


木村「という訳で、よろしくお願いします」ペコ


ヲタ(ダメだ…)

ロボ(ダメね…)

バカ(こいつダメだ…)


~おわり~

これで終わりです

今はあだ名禁止みたいだし、今の時代だったら大阪なんて呼ばれなかったかな

でも転校前は名前で呼ばれてたのかな

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