【女子高生の無駄づかい】ヲタ「あれから10年か・・・」 (28)

~さいのたま女子高校前~

ヲタ「全然変わってねーな、ここも」

ヲタ「同窓会で集まるのはいいけど」

ヲタ「ちょっと早く来すぎたな」



ロボ「あら」

ヲタ「おっ」

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ロボ「久しぶりね、ヲタ」

ヲタ「ああ、お前もなロボ」

ヲタ「しかし全然変わってねーなお前も」


ヲタ「いや、この間新しい細菌発見したんだって?鷺宮教授」

ロボ「・・・・・」

ロボ「そんな大したことじゃないわ」

ヲタ「いやいや、何か章貰ってたじゃんお前」

ロボ「そういうヲタも本の売り上げ良いみたいじゃない」


ロボ「低賃金A先生」

ヲタ「・・・・・」

ロボ「読んだわよ、残念な女子高生達の青春ギャグ漫画…」

ロボ「まるで当時の私達のようね」

ヲタ「べ、別にいいだろ…あの時は楽しかったんだから…」

ロボ「…そうね」

ヲタ「あいつ、元気かな…」

??「おい!離せ!離せよー!」

警官「お嬢ちゃん、子供がこんな所で何してるの?もしかして迷子?」

??「違うって言ってんだろ!私は大人だ!」


ロボ「あれは…」

ヲタ「もしかしてロリ…なのか?」

??「あの、すみません」

警官「え?」

??「その人は私の知り合いなので、離していただけませんか?」

ロリ「お、お前は…」

警官「あ、あなたがそう言うなら…失礼しました」ペコ



??「よかったですね」

ロリ「まさか…マジメなのか?」

マジメ「はい」

マジメ「あの警官とは知り合いなんですよ」

ロリ「お前、警察官になったんだっけ?」

マジメ「はい、ついさっきもひったくり犯を偶然捕まえまして…」

ロリ「お、お前すごいな…」



ヲタ「おーい!」パタパタ

ロリ「あっ」

ヲタ「久しぶりだな、ってかロリ全然か変わってねぇ…」

ロリ「うるせぇ!これでもちょっとじゃおっぱい大きくなったんだからな!」

ヲタ「へー…今何やってんだっけ?」

ロリ「老人ホームで働いてる、おばあちゃんがそこに入ったからな」

ヲタ「そ、そうか…」

マジメ「本当にお久しぶりです…鷺宮さん」

ロボ「ええ、久しぶりね」

マジメ「こ、この間の論文拝見させていただきました!素晴らしかったです!」

ロボ「そう」

マジメ「私でよければ実験台でも検体でも薬物実験でもご協力させていただきますので頼りにしてください!」

ロボ「…考えておくわ」

ヲタ「ハハ…みんな変わんねーな…」


タタタ…


リリィ「ロリちゃーん!」ガバッ

ロリ「うわっ!」

リリィ「うふふ…相変わらずロリちゃん可愛い♪」スリスリ

ロリ「は、離せよリリィ!」

マジメ「相変わらずですね、染谷さん」

ヲタ「ったく、どいつもこいつも相変わらずだな」


タタタ…


リリィ「ロリちゃーん!」

ロリ「うわっ!」

リリィ「うふふ、相変わらずロリちゃん可愛い」スリスリ

ロリ「は、離せよ!」

マジメ「あなたも相変わらずですね」

リリィ「ねぇロリちゃん、私今アイドル事務所の社長やってるんだけど…」

リリィ「いつでもウチに来ていいのよ?」

ロリ「えっ、でも私っもうそろそろ三十路だし…」

リリィ「いいのよ!ロリちゃんだから!」

ヲタ「こいつはもう…何がどうしてこうったんだか…」

リリィ「ああ、自分の手で可愛い女の子を育てられるなんて最高だわ…」ハァハァ

マジメ「末期ですね」

マジョ「あ、あの…」オドオド

ヲタ「お、マジョも来てたのか、久しぶり」

マジョ「は、はい…」

ヲタ「お前もすごいよな~まさか人気占い師としてTVによく出てるもんな」

マジョ「そ、そんな…」

ロボ「有名人も何人も顧客にしてるそうね」

マジョ「おかげで私の精神擦り減りまくりですよ…死にたい」

ヲタ「そういう所は変わってないのな」

マジョ「ところであの人は…」

ヲタ「ああ、あいつは…」



??「フフフ…」


マジョ「こ、この声は…」

ヲタ7「どこから聞こえてくるんだ!」


??「フフフ…上だ!」

ヤマイ「フハハハハハハハ!!!久しいな諸君!!!」

全員(うわぁ…)

ヤマイ「ククク…僕は新たな力を得たのだ」

マジョ「新たな力?」


ヤマイ「とう!」シュタッ

ヤマイ「このように1人で木から降りれるようになった」

マジメ「いやその前に登らないでください」

ヲタ「それでお前は今何してんだよ?」

ヤマイ「ククク…僕は遂に竜騎士となったのだ!」

ヲタ「いや意味わからんし」

マジメ「動物園の爬虫類コーナーで働いてるとかじゃないですか?」

ヤマイ「」

ロボ「図星のようね」

ヤマイ「ぼ、僕のことより、アイツはどうなったんだ…」

マジメ「あ…」

リリィ「・・・・・」

ロリ「・・・・・」

マジョ「バカさん…」

ロボ「そうね…」

ヲタ「あいつは多分まだ…」

~さいのたま女子高校 2年の教室~

バカ「そんでよ~ヲタの奴が真っ赤になって怒っちゃってさぁ~」

女生徒「へ、へぇ~」


ガララ


ワセダ「・・・・・」

バカ「お、ワセダどうした?」

ワセダ「田中、お前は一体なにをしているんだ」

バカ「何って、授業前の談笑だよ」

ワセダ「もうチャイムは鳴っているぞ」

バカ「え?そうだったん?」

女生徒「あはは…」

ワセダ「まったくしっかりしてくれよ…」




ワセダ「田中先生」

田中「そっか、うち先生になったんじゃん!」

ワセダ「じゃあ何で制服着て生徒と談笑しているんだ」

田中「いや~今日同窓会だからさ、当時の気持ちを思い出しちゃってさ」

ワセダ「ったく、何でお前先生になったんだ」

田中「そんなの決まってんじゃん、女子高生の研究のためだよ」

ワセダ「は?」

バカ「結局うちはモテないまま高校生活を終えてしまった…」

バカ「だから少しでも女子高生と接することで…」

バカ「来世でまた女子高生になった時に活かすんだよ!」


ワセダ「・・・・・」

バカ「な?いい考えだろ?」

ワセダ「ああ、そうだな…」


ワセダ(来世になったら記憶残ってないだろ…)

~数時間後~

バカ「さーて、そろそろ待ち合わせ時間だな」

ワセダ「そうか、私も後から行くからな」

バカ「いいのか?女子大生は1人もいないぞ?」

ワセダ「わかってるよ」

バカ「じゃ~な~」タタタ…

~同窓会会場~

バカ「お待たせ~」

ヲタ「ようやっと来たか…ってお前!?」

マジメ「何で制服で来てるんですか…」

バカ「う~ん…サプライズ?」

リリィ「流石に痛すぎるわよ…」

ロリ「よくサイズ合ったな」

ヤマイ「やっぱりあなどれん…」

ロボ「でもバカはこうでないとね」

マジョ「そうですね!」

ヲタ「にしてもお前が先生とはなぁ…」

ロリ「ちゃんとやれてるのか?」

バカ「あったりめーだろ!これでも生徒の受けはいいんだぜ!」

マジメ「いえ授業はちゃんと教えられてるのかと…」

ロボ「でもバカなら人気ありそうね」

マジョ「そうですよ、私もバカさんに何度も助けられましたし…」

リリィ「私もアレルギーとか出ちゃうけど、何か仲良くなりたいとは思っちゃうし…」

ヤマイ「フフ、やはり僕の目に狂いはなかったようだな…」

バカ「何だよお前ら、泣かせるじゃねぇか…」グス

ヲタ「ま、お前がどうなろうと私らはお前の友達だからな」

ロボ「ええ、それは永遠に変わらないわ」

バカ「そっか、じゃあ久々に…」




バカ「今からすごい事言っていい?」


~終わり~

これで終わりです

あのJKたちは最後どういう青春を送るのでしょうか…

バカは同性には結構モテてると思います

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