巽「うまいうまい」モグモグ
純子「巽さん・・・何食べてるんですか?」
巽「何って、キノコに決まっとるやろがい!」
純子「キノコ?」
巽「おう、お前から生えたキノコじゃい!」
純子「え!?」
純子「私のキノコって・・・なんでそんなもの食べてるんですか!」
巽「なんかもったいなかったから」
純子「勿体ないって・・・毒でもあったら・・・」
巽「まぁ結果的になかったんじゃ、結果オーライ!」
純子「もう・・・」
巽「それに、お前の体から生えたキノコがまずいわけなかろーが!」
純子「えっ・・・」キュン
巽「・・・・・」モグモグ
純子(よくよくかんがえたら、私のキノコ・・・体の一部が巽さんの中に・・・)
純子(はうう・・・なんか変な感じ///)ビクンビクン
純子「あ、あの・・・」
巽「んー?」モグモグ
純子「た、巽さんさえよろしければ・・・またキノコを・・・」
巽「そうじゃ!これを純子が育てたキノコとして売りに出す!」
純子「へ?」
巽「純子キノコ・・・佐賀の新名物になるかもしれん!」
巽「これはヒット間違いなしじゃあああああああああああ!!!!!」
純子「た、巽さんの・・・」
巽「お?」
純子「巽さんのばかああああああああああああああ!!!!!」
バキィ!
巽「ぐはっ!?」バタッ
~その夜 風呂場~
純子「まったく巽さんったら・・・」
純子「少しはやられる側の身にもなってください!」
純子「このお湯に巽さんの体が・・・」
純子「・・・・・」ゴクリ
純子「大丈夫、これはあくまで水浴び・・・」
純子「その過程でお湯が口に入っても仕方ありませんよね!」
純子「それでは、いただきます」ジュルリ
愛「純子?何してるの?」
純子「!?」ビクッ
純子「ああああああ愛さん!?寝てたんじゃ・・・」
愛「いや、足跡がしたから起きちゃって・・・純子こそ何してるの?」
愛「しかも風呂場で」
純子「え、えっとその・・・」アセアセ
愛「まぁいいや、アイツにバレたら面倒だからさ、戻ろう」ガシ
ズルズル・・・
純子「あ、ああ~」
~翌日の夜 下駄箱~
ガタッ
純子「・・・・・」キョロキョロ
純子「よし、今度は誰もいない・・・」ゴソゴソ
純子「これが・・・巽さんの靴・・・」
純子「大丈夫・・・これはあくまで確認」
純子「靴に穴が開いてないか確認するだけなんだから・・・」
スンスン
純子(ああ、これが巽さんの足の臭い・・・)クンカクンカ
リリィ「純子ちゃん?何してるの?」
純子「!?」ビクン
純子「み、星川さん・・・どうして・・・」
リリィ「おトイレに起きたら純子ちゃんが見えたから・・・夜の散歩?」
純子「え、ええ・・・そのつもりだったんですけど眠くなったんでやめます、さぁ、部屋に戻りましょう」
リリィ「う、うん・・・」
純子「・・・はぁ」
純子「み、星川さん・・・どうして・・・」
リリィ「おトイレに起きたら純子ちゃんが見えたから・・・夜の散歩?」
純子「え、ええ・・・そのつもりだったんですけど眠くなったんでやめます、さぁ、部屋に戻りましょう」
リリィ「う、うん・・・」
純子「・・・はぁ」
~後日、仕事先~
リリィ「あ、リリィ車の中に髪飾り忘れてきちゃった」
純子「じゃあ私が取ってきますよ」
リリィ「ホント?ありがとー!」
純子「巽さん、鍵を」
巽「おう」ポイ
純子「じゃあ行ってきますね」
タタタ・・・
愛「・・・・・」
~車内~
純子「えっと・・・星川さんの髪飾りは・・・これですね」
純子「・・・・・」
純子「ここが、巽さんの座ってたシート・・・」
純子「巽さんの、お尻が・・・」クンカクンカ
純子「はぁん・・・」ハァハァ
サキ「純子?何しとーと?」
純子「!?」
純子「に、二階堂さん・・・」
サキ「いや来んのおせーからよー、迎えに来た」
純子「ちょ、ちょっと手間取ってしまって・・・今見つけたんですよ」
サキ「そっか、じゃあ戻ろーぜ」
純子「は、はい・・・」
サキ(なんかおかしーな・・・)
~その夜、寝室~
サキ「なぁ、最近純子奴おかしくね?」
リリィ「確かに・・・」
愛「・・・・・」
さくら「そうなん?私全然気付かんかった・・・」
たえ「あー」
ゆうぎり「そういえばわっちもこの間・・・」
~先日、巽の部屋~
純子「はぁはぁ・・・巽さんのコート・・・」
ゆうぎり「純子はん?」
純子「ひっ!」
ゆうぎり「どうして幸太郎はんのコートを着てるでありんすか?」
純子「さ、寒かったので!」
ゆうぎり(はて、ゾンビって寒いの平気だったような・・・)
ゆうぎり「ってな事が・・・」
サキ「そりゃ重症だな」
リリィ「純子ちゃんどこかおかしくなっちゃったの・・・?」
さくら「あれ?そういや純子ちゃん遅いね」
愛「アイツに話があるって部屋で待ってるみたいだけど」
さくら「私ちょっと見てくる!」タタタ・・・
愛「あ、ちょっ・・・」
愛「大丈夫かな・・・」
~巽の部屋~
純子「こ、これが・・・」
純子「巽さんの・・・パ、パンツ・・・」ドキドキ
純子「それでは、いただきます」スウウ・・・
クンカクンカ
純子「はあああああああああああん///」ビクンビクン
さくら「じゅ、純子ちゃん!?」
純子「!?」
純子「さ、さくらさん・・・どうして・・・」
さくら「純子ちゃん、それ幸太郎さんの・・・」
純子「あ、えっと・・・」
さくら「そんな・・・純子ちゃんが不純子ちゃんになってしもた!」
純子「不純子!?」
さくら「不純子やん!アイドルなのにパンツの臭い嗅いでハァハァしとるなんて!」
純子「違うんですこれは・・・巽さんが私のキノコ食べるから仕返ししたくて・・・」
純子「そもそも私達はゾンビ!本能のまま行動してしまうのは仕方ないんです!」
さくら「開き直りよった!?」
ガチャ
巽「お前ら人の部屋でなに言い争ってるんじゃーい!」
純さく「「あ・・・」」
純子「誰のせいだと思ってるんですか・・・」
巽「まぁええ、喜べ純子、お前のキノコ、近くの道の駅で売ってもらえることになった」
純子「へ?」
巽「名付けて4号キノコ!佐賀の新たら新名物じゃあああああああああああ!!!!!」
純子「やめてください!」バキィ!
巽「ぐはぁ!」バタ
さくら「そもそも幸太郎さんが美味しいっていっても、ゾンビから生えたキノコなんて人に食べさせられないんじゃ・・・」
巽「うっ・・・」
~後日~
純子「まったく、巽さんったら・・・」
純子「よし、ようやくできました・・・」
純子「巽さんの入ったお湯に、巽さんのパンツに靴、そして・・・」
純子「私のキノコでダシをとった特製スープ・・・」ジュルリ
純子「ああ、匂いだけでイってしまいそうです・・・」ビクンビクン
純子「それでは、いただきま・・・」
ドカーン!
たえ「うあああああああああああああああ・・・」
純子「え?」
たえ「うがー」ゴクゴクプハー
純子「あっ・・・」
さくら「やっぱり不純子ちゃんだったと!どやんすぅ!」
~おわり~
これで終わりです
幸さくが良い感じになりつつある中、純子にも頑張ってほしいな・・・と思っている次第です
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