【リトバス安価】理樹「来ヶ谷さんにプロレス技かけられたい」 (66)

恭介「と、理樹が言ってたんだ」

来ヶ谷「少年はドMになったのか?」

恭介「いや、いつだったかお前が回し蹴りでドアを破壊した事があったろう?」

来ヶ谷「そういえばそんなこともあったな」

恭介「あの時に目覚めたらしい」

来ヶ谷「はぁ……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1544538628

来ヶ谷「まあ少年がやってほしいと言うならやってあげてもいいぞ」

恭介「おっけー、じゃあまずは>>3の技をかけてくれ」

来ヶ谷「あぁ、分かった」

ロメロスペシャル

来ヶ谷「ロメロスペシャルでいこう」

恭介「いきなりやばそうなのきたな……」

来ヶ谷「では理樹くんの所に行こうか」

恭介「その心配は無い。すでに待機してるからな」

理樹「もちろん!どんな技か知らないけど早くやってよ!」ワクワク

来ヶ谷「君はいつからこんな変態になったのやら……まずは床にうつ伏せになってくれ」

理樹「うん」

来ヶ谷「そしてその足の上に私が立つ」ギュム

理樹「い、意外と痛い……」





来ヶ谷「次に手を後ろに回してもらおう」

理樹「はいはーい」

来ヶ谷「よしよし、しっかり掴んだな……ではそこから一気に私が寝転がる!」ゴロン

理樹「いっ、いたあぁぁぁぁ!!!???」

来ヶ谷「ふふふ……痛いだろう!別名吊り手天井固めと言われるほどだ。背骨が軋むほどに引っ張ってやろう」ニヤニヤ

理樹「いっ、いたぁっ!!あひぃっ!?あがっ!!!!」

理樹「お、おろしてぇ!いたいいたいぃ!!!」

来ヶ谷(ゾクゾクゾクッ!!)

来ヶ谷「ダメだ。私が満足するまで続けよう」ギシギシギシギシ

理樹「ああああああああ!!!!!!」


理樹「」チーン

来ヶ谷「すまん、楽しすぎてつい辞め時を見失ってしまった」

恭介「いや……まぁ本人も幸せそうな顔してるしいいんじゃないか……?」

来ヶ谷「正直いろんな人にかけて反応を楽しみたくなってしまった」

恭介「まぁ来ヶ谷だしな。Sなのは正直知ってた」

来ヶ谷「と、言うわけで次は技名以外にも誰にかけるかまで指定してみようか」

恭介「じゃあ>>7だな」

真人に片翼の天使

来ヶ谷「次は真人君にしよう」

恭介「何をかけるんだ?」

来ヶ谷「片翼の天使」

恭介「……死ぬなよ、真人……」

来ヶ谷「私が真人君を呼び出そう、安心して技をかけられる場所でじっくりと技を見せつけてやろう」スタスタ

恭介(真人は80kgあるんだが……来ヶ谷に持ちあげられるのか……?)

しばらくして……

真人「よお、来ヶ谷が呼ぶなんて珍しいな」

来ヶ谷「あぁ、すまないね。どうもあの上にある物を取りたいんだが背が足りなくてな……デカイ真人に肩車をお願いしたい」

真人「おっけー!じゃあお前を俺が持ち上げるからお前が「いや、逆だ」

真人「へ?」

来ヶ谷「私が君を上に乗せる、それでいいな?」

真人「あっ、ああ……まぁいいけどよ……」??

肩車中

真人「おーい、これで大丈夫か~?」

来ヶ谷「あぁ、平気だよ……」

来ヶ谷(今からおとすんだがな)

来ヶ谷「お~っと足元がふらついてー」棒

真人「んなっ!?危ねぇ!!」


状態(肩車から前方に転がり落ちかけの真人、それを支える来ヶ谷の構図)

来ヶ谷「あ~っ、重いから持ち上げられない……」ズンッ!!

真人「がベボ!?!?」チーン

寝落ちしました……今日の夜から再開します

では再開

来ヶ谷「しまった……首の骨が折れてないといいが……」

恭介「真人だし生きてるだろう、では次の子を選ぼう」

来ヶ谷「じゃあ>>16のキャラに技をかけよう」

理樹

来ヶ谷「よし、また少年に技をかけよう」

恭介「またやるのか……何をかけるんだ??」

来ヶ谷「今度は少年に聞いてみようか……どんな技がいい?」

理樹「えーっと……じゃあ>>18で!」

アトミックドロップ

理樹「アトミックドロップをやってよ!!」

来ヶ谷「アトミックドロップか……いくら少年が軽いとは言え持ち上げられるだろうか」

恭介「ま、やってみようぜ。とりあえずこの場で試してみよう」

来ヶ谷「では早速……よっと!」ひょいっ

来ヶ谷「うむ、思っていたよりも楽に持ち上げられたな。」

理樹「男として軽すぎるのもなんだかなぁ……」

来ヶ谷「では……ふんっ!」ゴスッ

恭介「遅くなったが説明しよう!!アトミックドロップとは、技をかける対象の人物を持ち上げ、尻を膝に打ち付けるように叩きつける技だ!!」

恭介「したがって今の理樹は上に持ち上がった状態から来ヶ谷の膝をモロに尻に食らった状態だ!!」

理樹「うげえええぇ!!痛いいいイィッッッ!!」ビクッビクッ

来ヶ谷「正直痛いのかどうか微妙だと思ったんだがな……こんなに痛いものだとは」

理樹「いっつつつつ……流石にお尻が痛い…」

来ヶ谷「どうせなら少年の股間に技をかけてやりたかったな」
ニヤリ

理樹「そ、それはまだ僕のレベルが追いついてないから……」

恭介(お前将来的に食らう気でいるのか……)

来ヶ谷「そろそろ女性陣にも技をかけてみたいものだな」

恭介「おいおい、相手によっては怪我すんじゃないか?」

来ヶ谷「ちゃんと加減(笑)するから平気だ。もちろん平気そうな人間には全力だがな」

理樹「沙耶あたりは締め落とされても喜ぶだろうね」

恭介「お前基準で語るな理樹」

>>22にかけられるキャラと技名をお願いします。多分今日のラストになるかな?

コマリマックスにジャイアントスイング

来ヶ谷「コマリマックスにジャイアントスイングだ!!」

理樹「おぉっ!?遂に女の子にも技を使うのか!!」

恭介「大丈夫なのかそれ……」

来ヶ谷「うむうむ、今から反応が楽しみで仕方がない……フフフフフ……」

理樹「じゃあ早速連れてくるよ!」

しばらくして


理樹「と言うわけで連れてきたよー」

小毬「ほぇ~?なんか楽しい事するって聞いたんだけどなにするの?」

来ヶ谷「そうだな……とりあえず横になってくれ」

小毬「??まぁそうするけど……」

来ヶ谷「そこで脚を私が持ちあげる」グイッ

小毬「えっ?ちょっ、ちょっと待ってよぉ~スカートの中みえちゃ」

来ヶ谷「問答無用!スタートだ!」グルングルン、

小毬「あにゃあああああ!?!?」

理樹「おおっ!?いつものクマさんぱんつだ!!」

恭介「この歳にもなってレアだな……」

小毬「やあああああ!?!?!?!?」

来ヶ谷「そらそらそらそら!!!まだまだ回るぞコマリマックス!!」グルングルン

小毬「やだぁぁあああ!!!みないでぇぇぇ!?!!?」


理樹(こうしてぱんつ丸見え状態のまま回され続けた神北さんは気絶してしまった……目が覚めた時には記憶を失っていたようで特に気にしていなかった)

来ヶ谷「ちなみにクマさんぱんつの話をしたら「なんで分かったのぉ~!?」って言って逃げてしまった。かわいい」

理樹「全く来ヶ谷さんは最低だなぁ」

来ヶ谷「君には負けるよ(笑)」

とりあえず今日はここまで、それではまた夜に再開します

数日後

来ヶ谷「おや、少年と恭介氏じゃないか、何を見て……ん?プロレス?それも大分昔の……誰だ?このデカイプロレスラーは」

理樹「ええっ!?アンドレ、ザ、ジャイアントを知らないの!?」

恭介「凄まじい巨体を誇ったレスラーだ。なんと身長223cm、体重236kgらしいぞ」

理樹「そうそう、僕もあんなパワーに憧れてるんだよなぁ……そうそう!来ヶ谷さんには是非その代名詞とも言えるネックハンギングツリーに挑戦してもらいたいんだ!」

来ヶ谷「……それは一体どういう技なのか、一度見させてくれ」

視聴後

来ヶ谷「これ下手すれば死ぬんじゃないか??」

理樹「大丈夫!加減さえ間違えなければ気絶するだけで済むよ!」

来ヶ谷「適当なことを……ちなみに誰にやろうか」

理樹「沙耶」(即答)

恭介「お前沙耶に関してはドSだよな……」

来ヶ谷「私に対してはドMなのにな」

理樹「来ヶ谷さんそんな軽蔑したような目で見ないでよ……」ゾクゾク

恭介(変態だ……)

来ヶ谷(変態だな……)

理樹「じゃあ来ヶ谷さんもすぐ行こうよ!沙耶の事だからどうせグラウンドで樽に隠れてるハズだよ」

来ヶ谷「オーケー、全力で行こう」

理樹「と、言うわけで早速グラウンドにやって来たわけですが来ヶ谷さん、調子はいかが?」

来ヶ谷「妙なテンションだな少年……」

佐々美「なんでわたくしまで巻き込まれてるんですの!?」

理樹「あぁ、佐々美さんも素質ありそうだしね。一応観といてよ」

佐々美「ついでみたいな扱いされてますわ!?」

沙耶「はぁ~騒がしいわねぇ……何やってるの貴方たち」

理樹「あっ、沙耶!相変わらず樽に詰めこまれてるの?」

沙耶「何言ってんのよ!?ま、まぁたしかに愛着感じてきたけど……そんな事より何用?」

来ヶ谷「あぁ、かなり重要な話なんだ。ちょっとこっちに来てくれ」チョイチョイ

沙耶「なによ、適当な話だったらはっ倒すわよ?」スタスタ

理樹「…………今だ!!」

来ヶ谷「……しばらく苦しいかもしれんが、我慢して貰おうか」ガシッ

沙耶「!?」



沙耶(く、くび……しめられてるの!?)バタバタ

来ヶ谷「こら、暴れたら余計苦しいぞ?大人しくやられていろ」

沙耶(こ、この!!このっ!!)ゲシッゲシッ

来ヶ谷「むぅ……以外と暴れるな……落としてしまいそうだ」

理樹「大丈夫、僕が大人しくさせるよ」スッ……

ドムッ!!

佐々美「!?」

恭介「んなっ!?」

沙耶(おっ、おぇっ……おなか……なぐられた??)

来ヶ谷「り、理樹くん……君も中々鬼畜だな……」ゾワゾワ

来ヶ谷「いいだろう、私も最大限のSっ気をだしてやろう」ギュゥ……

沙耶「し、しんじゃう、たしゅっ、たしゅけて!!り、りきくん!!」

理樹「大丈夫、死なないから」ドカッ

来ヶ谷「安心して堕ちるんだな」ギュゥゥゥゥゥ……

沙耶「あっ、あが……」ピクピク

事後

理樹「あっ、アハハ……やりすぎちゃったかな?」

来ヶ谷「大丈夫だよ、息はある」

佐々美「直枝さん……」

理樹「えっ?どうかし「最低ですわ!!」パァン

理樹「っ!?」

佐々美「こ、こんな……人を苦しめて笑ってられるなんて……酷いですわ!あ、貴方はそんな人じゃないって……信じてたのに……」ジワッ

佐々美「グスッ……こんな、こんなのあんまりですわ……」グスン

来ヶ谷「それは違うぞ、佐々美君」

佐々美「えっ?」

来ヶ谷「ほら、沙耶君の顔を見てごらん?」

佐々美「な、なんで……ってえぇ!?どうして笑ってるんですの……」

来ヶ谷「それはな……沙耶君はこうされる事で喜ぶ体質なんだ」

佐々美「そ、そうなんですの!?」

来ヶ谷「そうだ。特に少年に殴られた時なんて物凄かったぞ?」

佐々美「わ、わたくし……まだまだ子供なんですのね……大人の世界の事はよくわかりませんでしたわ」

理樹「大丈夫だよ笹瀬川さん!これからいくらでも知ることができるし、良ければ僕らが教えてあげるよー」

恭介(あ、あれ?こいつらひょっとして獲物を増やす気でいるんじゃ……)

佐々美「お、お願いしますわ!是非、この笹瀬川佐々美に世の中を教えてくださいまし!」

来ヶ谷「もちろん!では私と理樹くんについて来い!!」スタスタ

佐々美「は、はい!!お伴しますの!!」タタタッ……

沙耶「は、はひ……」チーン


沙耶は放置された後、自力で寮にたどり着いた。後に首締めお○にーにハマったらしいがそれはまた別の話

次は>>39にします

クドにパワーボム

理樹部屋


理樹「クドに技をかけてみるのはどうだろう」

来ヶ谷「……まあ技によると思うが……何をかけたいんだ?」

理樹「パワーボム」

来ヶ谷「却下」

理樹「いやいや大丈夫だって!現に首締めても殴っても沙耶は大丈夫だったじゃないか!」

来ヶ谷「クドリャフカ君にやったらそれこそ危ないと思うぞ」

佐々美「そ、その……ぱわーぼむって言うのはそんなに危ないものなのですか?」

理樹「なんなら今すぐに受けさせてもいいよ?」

佐々美「え、遠慮しておきますわ……」ビクビク



来ヶ谷「そもそもどうやってあの体勢に持ち込むつもりだ?まさか私から股間に顔を突っ込んで腰に手を回せと言わせる気か?」

理樹「僕が上手いこと言うからへーきへーき」

来ヶ谷「ま、まぁ実際のところ私もクドリャフカ君に技をかけたいとは思ってるからな……仕方ない、今回はやろう」ウキウキ

理樹「結局来ヶ谷さんもやる気満々みたいだね、良かった良かった」


そうしてクドリャフカを呼びつける理樹



クド「わふー!こんにちはなのですー!!」

理樹「こんにちは、クド。早速だけどクドにお願いがあるんだ」

クド「なんですか?私に出来ることならなんでもします!!」

理樹「来ヶ谷さんのお腹の下に顔を埋めて欲しいんだ。そしてでその上腰の後ろまで手を回してほしいんだけど」

クド「へっ??」

クド「あ、あの……それには一体何の意味が……」

理樹「ここだけの話さ……来ヶ谷さん、最近人肌が恋しいみたいなんだ」(嘘だけど)

クド「そ、そうなんですか!?」

理樹「うん。でも男の僕だと何もしてあげられなくて……だからクドに頼んだんだ」(嘘だけど)

クド「それなら私にお任せください!!必ず元気にして見せますからね!!」ダッ

理樹(ちょっろwwww)

理樹「と言うわけで僕も行ってみるか」

クド「あ、あの!来ヶ谷さん!」

来ヶ谷「あぁ、どうしたんだ?クドリャフカ君」

クド「そ、その……えいっ!」ギュッ

来ヶ谷「な、なに!?これは……一体……」

クド「わ、私!来ヶ谷さんが寂しがってた事、気づいてなかったです!だから今こうやって元気出して下さい!」ギュー

来ヶ谷(か、かわいい!こんな子を今から投げるだなんて……でもそれもまた興奮する材料の1つなのであろう……)

来ヶ谷「では行くぞ!覚悟しろ!」ヒョイッ

クド「ふぇっ!?な、何ですか?なんで持ち上がって……」

来ヶ谷「こうして綺麗に頭が下に来るようにして……では死ぬなよ!!」ズンッ!!??


クド「あぎゃっ!?!?」

恭介「うわぁ……直撃したぞあれ……」

クド「お、おぇ……」チーン

理樹「やべ、気を失ってるクドがかわいすぎてやらかすところだったな」


その後クドは綺麗さっぱり今の出来事を忘れていた。ただし、床に寝転がっている人をみると物凄くビビるようになった……

今日の11時から再開します。あと2人ぐらいで終わるので、要望あったら書いて下さい

理樹「いやー楽しんだ楽しんだ」

来ヶ谷「さて、そろそろ終わりに……」

佳奈多「貴方たち!待ちなさい!!」

恭介「げっ、二木」

佳奈多「何が「げっ」よ!それはこっちが言いたいわ」

佳奈多「プロレス技だなんだ言って直枝はボディタッチと異常性癖を満たそうとするんだものね!ほんと、人間性が腐ってるわ!」

理樹「そんな言い方ないんじゃないかな?」ムカッ

佳奈多「あら、事実じゃないの。聞けば朱鷺戸沙耶に暴力を振るったと言うし、このままなら僅かながらに積み上げた貴方への評価も変えなければならなそうね」フンッ

来ヶ谷「まあ待て待て、そもそも直接的にプロレス技をかけているのは私だ。何故少年ばかりを叱るのか、少々不平等ではないのかね?」

佳奈多「……別に、貴方にも今から怒ろうとしていた所です」

佳奈多「でも直枝……貴方が最低人間だと言う認識は変えないわ」

恭介「お、おい二木……それは言い過ぎじゃないか?」

佳奈多「言い過ぎなんかじゃないわ!こ、こいつはよりによって……動けもしない子を殴って喜んで……あんな直枝見たくなかったのに!!」グスッ……

理樹「っ!?」

佳奈多「あ、あんなひどいことするひとなんて……あんなの直枝じゃないわよ!」ダッ

理樹「ま、待って!佳奈多さん!」

来ヶ谷「まあ待て、今行ってもダメだ。対策を考えなくてはな……」

理樹「そ、そんな事言っても……」

来ヶ谷「答えは一つ……佳奈多くんにも技をかけるしかあるまい」

佐々美「今の流れでそうなるんですの!?」

恭介「お前まだいたのか……」




理樹「く、来ヶ谷さん……流石にそんな無茶な」

来ヶ谷「なんだ?君は佳奈多くんに異常と言われて尻込みしてしまうようになったのか?」

理樹「そ、そんな事ないよ!」

来ヶ谷「そう思うなら、私たちの行為の正当性を認めてもらわなくてはいけない、その為には少々強引な手法を用いても佳奈多くんに技をかけられて貰う必要がある」

恭介「一体なんの技をかける気だ?」

来ヶ谷「それは……『バランカ・ア・オロンブス』だ」

理樹「聞いたことはあるけど……よりによってその技かけるの!?」

来ヶ谷「いや、この手で行くしかない。それでは、佳奈多くんの部屋に向かおうか」

佳奈多の部屋


佳奈多(はぁ……信じてたのに……直枝があんな酷いことするような人じゃないって)

佳奈多「あんな実家の人間みたいな人を傷つける事を何とも思わないクズみたいな行動をとるなんて……嫌だな」

(この身体のアザも中々消えないし……どうしよ)

コンコン

佳奈多「あら?何用かしら……入っていいですよー」

来ヶ谷「あぁ、私だ」

理樹「僕もいるよ」

佳奈多「なっ!?……何しに来たの!」

来ヶ谷「あぁ、決して変な事をしに来たわけじゃない。ただ、私たちの弁明を聞いてほしいだけさ」

佳奈多「ふんっ、今更何を言おうが関係な「今だよ来ヶ谷さん!」

来ヶ谷「もちろん!勝負は一瞬だ!」シュバッ

佳奈多「甘いわね、そんな位置から当たるわけ……なっ!?」

来ヶ谷「と、思ったか?それは私を見くびりすぎではないのかね?」

佳奈多(距離を一瞬で詰めた上で私の背後を取って……)

バサッ

佳奈多「…………きゃああああ!?!?!?!?」

理樹「決まった!!!!」

佳奈多「や、やめなさいよぉ!!こ、こんまパンツ丸見えの格好!!」///

来ヶ谷「これで分かったかね?私たちのやっていることは一種の試合なんだ。技をかけるのも集中が必要、分かるか?」

佳奈多「いや分からないわよ」

佳奈多「大体、そんな事されても直枝が暴力を振るった事は変わらないじゃない!」

理樹「それは違うよ、佳奈多さん」

来ヶ谷「そうだぞ、佳奈多くんは昔の事もあって暴力は肯定し難いかもしれんが……あれはお互いのスキンシップみたいなものだ」

佳奈多「そ、そうなの……?て言うか早くこの格好解きなさいっ、いつまでこんな恥ずかしい事させてるのよ!?」プンプン

来ヶ谷「あぁ、すまない。でも分かるだろう?少年漫画でも殴り合いで分かることもあるって言うじゃないか」

佳奈多「だーかーらー、それは意味が違うって……」

佳奈多「でも確かにあの子ヘンタイっぽいし……その線もなくはないかも……」ボソボソ

恭介(なんで和解しかけてるんだよこいつら……)

とにもかくにも一応理解はしてもらえた一行

佳奈多「じゃあ今回は見逃してあげるけど、風紀を乱さない場所でやって貰いたいわね。あと!つ、次私にあんな技かけようとしたらこっちもただじゃおかないわよ!覚悟しなさい!!」

理樹「分かってる分かってる、あと佳奈多さんも若干だけどMっ気あるよね」

来ヶ谷「君に対してはドSだろうからあまり関係はないんじゃないか?」

理樹「確かにそうだねぇ……佳奈多さん僕に対して強気だし」

佳奈多「私は誰に対しても強気よ!SとかMとかなんて関係ないわ!!」ツンツン

佐々美(これがつんでれって奴なんですの……?よく分からないけど許してますし)

来ヶ谷「君もツンデレじゃないか佐々美くん?」

佐々美「な、なんで思考を読んでらっしゃるんですの!?」


しかし来ヶ谷は気づかない……自分に復讐しようとしている勢力の存在を……


小毬「ふっふっふ……この作戦ならゆいちゃんに勝てる……」

クド「今こそ積年の恨みを果たす時なのです……」

鈴「いつもやられっぱなしだし何よりもここまで陰薄かったからな……存分にやってやる!」

小毬「そういえばここまで鈴ちゃんとみおちゃんだけ出てなかったね……」

クド「まあそんな事もあるのです!いざ、復習開始なのです!!」






理樹は一人考えていた……


理樹(確かに来ヶ谷さんが技をかけるのを見るのは楽しい……だけど肝心の来ヶ谷さん自体に技をかけられる人が果たしてどれだけいるのか……)

理樹(僕が真人ぐらいガタイ良ければ来ヶ谷さんも抑え込めそうなんだけどなぁ……)

クド「何か考え事でもしてるんですか?」

理樹「クドか……まあ確かに考え事はしてるけど」

クド「大方来ヶ谷さんにプロレス技をかけたいとでも思っているのでしょう?」

理樹「な、なんで分かった!?」

小毬「それはね~以前やられた私たちも同じ事を思っているからだよ~」

鈴「出番のない……ゲフンゲフン、いつもくるがやに好き放題されてるあたしも参加するぞ、理樹」

クド「そう!これは流れがきてるのです!みんなで来ヶ谷さんをハメてめちゃくちゃにしてしまいましょう!」

理樹「し、静かに!!その言い方まずいから!!」

作戦会議

理樹「でもどうする?単純に突っ込むだけだと勝てなさそうだけど」

クド「それについては大丈夫です。さっき美魚さんに痺れ薬を作ってもらったのです」

…………

西園「サーッ(迫真)ですね分かります。ちゃんと水に溶けるようにしてあるので安心して使って、どうぞ」


小毬「って言ってたし大丈夫だよ!」

鈴「なんか変な口調になってないか?」

理樹(西園さん語録覚えたてだからなぁ……典型的なにわかだし……)

理樹「でも正直バレそうな気がするけど……」

クド「その場合の事はちゃんと考えてるのです!こうすればいいのですよ……」ゴニョゴニョ

理樹「ふむふむ……えっ?こんな事するの!?」

小毬「大丈夫、それで上手くいくよ!」


迎えた当日


来ヶ谷「久しぶりのお茶会だなあ理樹くん、私の淹れたコーヒーは美味しいか?」

理樹「もちろん、いつだって来ヶ谷さんの淹れたコーヒーは美味しいよ」ニコッ

来ヶ谷「そうか……そう言って貰えると嬉しいな」

木陰

鈴「ぐぬぬぬぬ……いい雰囲気なのはズルいぞ……」

小毬「抑えて抑えて、とりあえず猫ちゃんはなすよー」

にゃーにゃー


来ヶ谷「ん?猫の大群じゃないか」ちらっ

理樹「何匹か触ってきたら?」

来ヶ谷「そうだな。ちよっと席を立たせて貰うよ」スタスタ

理樹(今だ!)サーッ

クド「入れました!」

小毬「問題は飲むかだけどねー」



その後席に戻ったものの中々コーヒーに手をつけない来ヶ谷

理樹(うぅ……これはバレてるやつだな……)

クド「お二人とも……これは多分バレてるやつなのです」

鈴「そうだな。戻ってきてから一度も手をつけなくなった」

クド「あの作戦は来ヶ谷さんが動き出さないとダメですからね……しばらく待ちましょう」

…………

来ヶ谷「なぁ、少年よ。君と私とでカップを交換しないか?」

理樹「!?」

クド「来ました!!」

鈴「えっ!?きたのか??」

クド「私の作戦はですね……」

クド(もしバレてたとしても、リキが開き直って飲んでほしいって言えばいいんです!)

理樹(そ、そうなの?なんで……)

クド(ああ見えて来ヶ谷さんは押しに弱いし、何よりもリキに襲われるなら本望だと思ってます!)

小毬(そうそう、ゆいちゃんだって強いけど女の子だもの。好きな人にグイグイ押し込まれたいって気持ちが強いハズだよ~)

理樹(それならやってみるけど……多分失敗するでしょ……)

鈴「そんな作戦だったのか……成功するのか?」

クド「多分するのです!!見てれば分かりますよ」

来ヶ谷(まず間違いなくこの飲み物には何か入っている……理由はほんの僅かだが溶かし損ねていた事、それに色合いが僅かに変わっていた事だ)

来ヶ谷(理樹くんに一体どんな思惑があるのかは知らんが、相応の覚悟もなくこんな事をするならば私はこれに乗る気は無い)

理樹「来ヶ谷さんはそのカップを交換したいの?」

来ヶ谷(!?)「あ、あぁ、ほんの気分転換みたいなものだよ」

来ヶ谷(どういう事だろうか……いつもならここでタジタジになって白状する所だろうに、いやに強気だ……)

理樹「できれば……いや、来ヶ谷さんには『そのコーヒー』を飲んでほしいな」

来ヶ谷「んなっ!?」

来ヶ谷(少年は……本気なのか。本気で私にこれを飲んでほしいと言う……)

来ヶ谷(多分飲んでしまえば……眠るか動きを封じられるか、いずれにせよ理樹くんの自由にされてしまう)

来ヶ谷「君は自分の言っていることがわかっているのか?これを飲ませる事の意味、すなわちやろうしている事の重さを」

理樹「わかってるよ……それを承知で飲んでほしい」

来ヶ谷「……あぁ、そうか……」ゴクッ

来ヶ谷(全く……こんなのは反則だ。恋心がない人間だったら回し蹴り一発で沈めていると言うのに……よりにもよって君にこんな事されるとは)

理樹(……飲んだ!!)

3人(のんだ!!)




10分後

来ヶ谷「くっ……」ガクガク

来ヶ谷(初めて薬を飲むが……凄まじい効き目だな。これじゃあ本当に何をされても……///)

来ヶ谷(はっ!?な、何故私はこんな状況にときめいているんだ……こんな、こんなのは私の柄じゃないって言うのに……)

理樹「そろそろ限界みたいだね、来ヶ谷さん」スッ

来ヶ谷「ま、って……こ、こんなのぉ……」

理樹「ダメだよ来ヶ谷さん、知ってて飲んだんだからちゃんと覚悟してたでしょ?大人しく受け入れてよ」グイッ

来ヶ谷(あっ……だめぇ……こんなの、こんなのぉ……///)

クド、小毬、鈴「今です!!かかれーー!!!(なのです!!)」

来ヶ谷「!?!?」

理樹「いやー結構R18になりかけだったけどさ、流石に僕もこんなキャラじゃないし?」

クド「今こそ……積年の恨みを晴らす時!!覚悟するのです!!」グイーッ

来ヶ谷「や、やめ……」

鈴「もう片方の脚はあたしが持つ!!」グイッ

クド、鈴「そして開脚させる!!」バーン

理樹「お、おぉ!!来ヶ谷さんのパンツが丸見えに!!」パシャパシャ

来ヶ谷「と、とるなぁ!!」

クド「そしてトドメに~~」ガシッ

来ヶ谷「も、もうやめ……」

クド「キャメルクラッチなのです!!!!」グキッ

来ヶ谷「あがぁぁあああ!!!!」バタバタ

クド「ちょっ、暴れすぎです!!みなさん押さえ込んで下さい!!」アセアセ

小毬「おっけー、わたしは足をもつよ」

鈴「あたしは腕だ」

理樹「じゃあ僕は背中に乗っかるよ」ずしっ

来ヶ谷「ぐぅっ……お、おも……いたぁ……」プルプル

クド「し、新鮮なのです……」ゾクゾク

グイグイ、ひぎいっ!?ミシミシ……ミシミシ……







来ヶ谷「で、謝罪はどうした?」

クド「ごめんなさいもうぜったいにやりませんわたしたちがいけませんでしたほんとうにゆるしてくださ」

来ヶ谷「土下座」

クド「ひっ、ひいっ……」ペコペコ

小毬「グスッ……」

小毬「ふ、ふええぇぇぇんんん……ごめんなさい、ごめんなさい~~」グシュグシュ

来ヶ谷「泣いて謝るなら警察は要らん」

来ヶ谷「さて、鈴くんにも謝罪を……ってガムテープを貼られていたら話せないな」ベリィッ!!

鈴「いたっ!!ご、ごめんなさい!!だからゆるし「許さない」

来ヶ谷「あと30分間木に逆さ吊りの刑だ」

来ヶ谷「さて……一番重たい刑罰が必要なのは君だな」

理樹「はい……」

来ヶ谷「全く……人がそれなりの覚悟を決めていたと言うのに君は何てことをしてくれたんだ?」

理樹「ごめん……正直無神経だったとは思うよ」

来ヶ谷「ま、この一連の話からして君にはやはりキツめのプロレス技をかける必要がありそうだな」ニヤリ

理樹「えっ」

来ヶ谷「ズバリ、フランケンシュタイナーの刑だ」

来ヶ谷「まあ君にはご褒美になってしまうかもしれんが……そこは惚れた弱みもある。感謝するんだな」

理樹「もちろん!感謝して受けることにするよ!」ワクワク

来ヶ谷「全く君は本当に変態だよ……ま、そこも引っくるめて大好きだよ」ガシッ

そうして理樹の首に足をかけ、そのまま後ろへと回る来ヶ谷。理樹の身体は宙に浮き、頭から床に衝突、そのまま意識はかなたへと消えて行った……が、その顔は幸せに溢れていた






鈴「あの、あたしは助け出されないのか?」

小毬「わたしも泣かされ損だよぉ」

クド「首謀者の私は焼き土下座されなかっただけありがたいと思うしかないのです」

西園「私が技をかけるターンはないのですか……?」

クド「ま、まぁそこは機会があれば……ってとこなのです」


来ヶ谷「安心しろ、これから君たちにも好きなだけ技をかけてやろう」

来ヶ谷「そうだな……やはり最初は古典的なコブラツイストでいくか……三角絞めもあり、はたまたチョークスリーパーも……」

沙耶「絞め技ばっかりじゃないのよ!!」

小毬「じゃ、じゃあわたしはこれで……」ソソクサ

鈴「にげろーーー!!!」ダッ

来ヶ谷「フフフフフ……私からは逃れられんぞ!!!みんなまとめて餌食にしてくれよう!!」



完ッ!!!!!

これにて終了です!!来ヶ谷さんは強キャラ感あるけど意外と純情って所が可愛いですよね、それではまた機会があればリトバススレを立てようと思います!!それではまた

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