果南×善子
果南「Aqoursのラジオ!」善子「スクールアイドル放送局」 - SSまとめ速報
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プップップッ ポーン
梨子「こんばんは。Aqoursの桜内梨子です」
ルビィ「黒澤ルビィです。よろしくお願いします」
鞠莉「シャイニー!マリィでーす!シクヨロデース」
梨子「シクヨロって…」
鞠莉「それでは一旦コマーシャル」
梨子「はい。改めましてこんばんは。Aqoursの桜内梨子です」
鞠莉「梨子?大丈夫?」
梨子「え?何が?」
鞠莉「さっきまでずっと深爪しちゃって痛いって言ってたじゃない」
梨子「うん。痛いけど。それラジオの本番で言う事?」
鞠莉「別に構わないでしょ?」
ルビィ「痛いよね?そうなると」
梨子「ついうっかり深爪しちゃって。それなのに千歌ちゃん家でミカンを食べたりしたから…」
鞠莉「梨子って意外とおっちょこちょい?」
梨子「そんな事は…ないと思う」
ルビィ「夜に寝る時とか痛いの気にならない?」
梨子「爪?」
ルビィ「うん」
梨子「気になるって言うか痛くて」
鞠莉「じゃあ…もしかして寝不足?」
梨子「えっと…若干」
ルビィ「え?大丈夫?」
梨子「うん、まあ。平気よ」
鞠莉「梨子は普段何時に寝るの?」
梨子「だいたい23時前後かな?昨日は1時くらいだったけど」
鞠莉「へ~普通ね」
梨子「そりゃあ…鞠莉ちゃんはどうなの?」
鞠莉「私?私も23時前後」
梨子「一緒じゃない」
ルビィ「二人とも寝るの遅いんだね」
梨子「遅い?そうかな?」
鞠莉「ルビィは何時に寝てるの?」
ルビィ「ルビィは…10時には寝てると思うよ」
梨子「10時?早い…」
鞠莉「ダイヤも?」
ルビィ「お姉ちゃん?お姉ちゃんはもっと遅いと思うけど」
鞠莉「ふ~ん。このラジオって確か1時くらいだったでしょ?」
梨子「うん」
鞠莉「と言う事はルビィはこのラジオをまだ一回も聞いた事ないと言うわけね」
ルビィ「ん~起きてるのが…」
梨子「1時はちょっとね」
鞠莉「私は前回の放送聞いたわよ?果南と善子のラジオ」
梨子「あっ、そうか。あの二人だったんだ。ちょっと気になる」
ルビィ「どんな話をしたのかな?」
梨子「あの堕天使が暴走してなきゃいいけど」
鞠莉「割と普通だったわよ?」
梨子「ならいいけど…それで…あっ!」
鞠莉「なあに?どうしたの?」
梨子「タイトルコールをしてくれって」
鞠莉「タイトルコール?」
ルビィ「鞠莉ちゃん発音が凄く良いね」
鞠莉「まあね~」
梨子「タイトルコールを…」
鞠莉「はいはい。Aqoursがお送りするRADIO」
ルビィ「スクールアイドル」
梨子「放送局!」
ルビィ「これで安心だね」
梨子「そうね。つい忘れがちになっちゃうみたいなのよ。過去には終盤までタイトルコールをさない時もあったみたい」
鞠莉「ガールズトークにフラワーが咲いちゃうと楽しくなっちゃうのよ」
梨子「フラワーが咲くって…鞠莉ちゃんそんな喋り方だった?」
鞠莉「ラジオだからちょ~っと誇張してるかも。テヘペロ」
梨子「だろうね。日本語が苦手な人は誇張なんて言葉多分使わない。喋れるもんね…鞠莉ちゃんは日本語」
鞠莉「オフコース」
鞠莉「さあ。私に意地悪するのもいいけど。新コーナーに移りましょう」
梨子「はい。Aqoursが言いそうな事をリスナーの皆さんから募集しました」
ルビィ「言いそうな事?」
梨子「うん。私もよく分かってないんだけど。やれば分かるかな?」
鞠莉「じゃあ、早速読んじゃいましょうか。ラジオネーム、カラスミ」
梨子「カラスミ…」
鞠莉「純粋で正直者なルビィちゃんが俺を見て言いそうな事。おじさんはどうして生まれてから大人になった時にニートになろうと思ったんだろう?本当に家に…引きこもるだけでいいの?と不思議そうな表情で言いそう」
梨子「反応に困るんだけど…」
鞠莉「ダメよルビィ?こんな事言っちゃ」
ルビィ「言わないよ…」
梨子「これは…えっと…うん。取り敢えずバイトから始めてみたらどうかな?」
鞠莉「別にこの人はお悩み相談してる訳ではないけど」
梨子「そうだけど。なら尚更なんてコメントすればいいか分からないんだど」
鞠莉「さあ、気を取り直して次デース。ラジオネーム、ザンギエフ。東京生まれ内浦育ちエロそうな人だいたい桜内のエロテロリストこと、桜内梨子さんが言いそうな事」
梨子「全然違う。何言ってるの?全然…エロ…テロリストって何スクールアイドルのラジオなんだけど。こんなお便りが許されるの?」
ルビィ「梨子ちゃん…」
鞠莉「ん~…続き読んでいい?」
梨子「ダメ。絶対ロクなことが書いてないでしょ?」
鞠莉「そんな事ないわよ~」
梨子「いや…絶対にダメ」
鞠莉「でも…ねえ?」
梨子「じゃあ、せめて読み上げる前に見せて」
鞠莉「ん~…いいけど…」
梨子「何よこれ…。こんなのダメに決まってるじゃない」
鞠莉「これくらいセーフだと思うけどなぁ。梨子ってむっつり?」
梨子「は、はあ?誰が」
鞠莉「じゃあ、オープンなの?」
梨子「違う。前提としてまず違うからぁ」
ルビィ「何の話をしてるの?」
梨子「ルビィちゃんは知らなくていいの」
ルビィ「ええ…」
鞠莉「も~梨子は過剰反応し過ぎなのよ。目覚めた?」
梨子「目は覚めてるけど…」
鞠莉「じゃあ…もうちょっとソフトなお便り行きましょうか。ラジオネーム、トリッピ」
梨子「本当にソフトなの?」
鞠莉「うなぎ屋にて高級うな重を初めて食べた千歌ちゃんが言いそうな事。ヤバイ!超美味しい!このうなぎ、穴子みたい!」
梨子「いや…言わない…とは言い切れない。千歌ちゃん言いそうな気もする」
鞠莉「これどう言う事?」
梨子「え?分からないの?」
ルビィ「穴子食べた事ないの?」
鞠莉「あるよ?あるけど…間違える?」
梨子「普通は間違えないと思うけど」
鞠莉「全然言ってる事の意味が分からない」
梨子「まあ…穴子と鰻って似てるからって事だと」
鞠莉「ふ~ん。なるほどね」
梨子「鰻って言えば静岡は鰻が有名なんだよね?」
ルビィ「うん。家族で沼津の鰻屋さんに食べに行った事あるよ」
鞠莉「あら、鰻屋なら私も家族で行った事が」
梨子「小原家の行く鰻屋さんって…凄く気になる」
鞠莉「ん?至って普通の鰻屋さんよ?」
梨子「鞠莉ちゃんの普通と私達の普通ってちょっと違うからなぁ」
ルビィ「鞠莉ちゃん家に初めて行った時びっくりしたもんね」
梨子「え、どうだった?」
ルビィ「凄かったよ。凄すぎて…ダメになりそうだった。花丸ちゃんも善子ちゃんも住みたいって言ってた」
梨子「え?そんなに?」
鞠莉「部屋は空いてるからいつでも歓迎よ」
梨子「ちょっと行ってみたい…」
鞠莉「ふふっ。さあ、次行ってみよう。ラストのお便りでーす。ラジオネーム、プロレス野郎。数学が苦手な千歌ちゃんがチームプレイをする時に言いそうな事。1+1=2じゃねえ、1+1=200だ!10倍だぞ10倍!……何これ?」
梨子「さ、さあ?なんかスタッフさん達は笑ってるけど」
鞠莉「ん~これが面白いの?」
ルビィ「でもスタッフさん達は笑ってるし…」
鞠莉「見事に男性スタッフしか笑ってないけど」
梨子「たしかに」
ルビィ「何かあるのかな?」
鞠莉「何かって?」
ルビィ「男の人だけが面白く感じたりとか…」
梨子「男性と女性で脳の作りが違うって聞いた事はあるけど…それが関係してるのかは…ちょっと分からないかな」
鞠莉「まあ、その辺りは脳の構造って言うよりも育った環境だったり文化の違いの方が大きいかもね」
梨子「ああ…」
鞠莉「私の家なんてママが日本のお笑いを見て笑ってるのをパパは何が楽しいのかって疑問に思うみたい」
梨子「え?鞠莉ちゃんのお母さんって日本のお笑いを見て笑うの?」
鞠莉「そりゃあ日本人だもの」
梨子「なんか…話に聞いてた感じだとお笑いとかあまり…」
鞠莉「笑う事が嫌いな人なんていないでしょ?」
梨子「そう言う事ではなくて…」
ルビィ「じゃあ、お父さんはどんな時に笑うの?」
鞠莉「ん~………アメリカンジョークなら笑うんじゃない?」
梨子「アメリカジョーク…本当に?」
鞠莉「多分ね」
ルビィ「鞠莉ちゃんはどっちなの?」
鞠莉「私?私は主にダイヤかな~。ダイヤって見てて飽きないの」
梨子「鞠莉ちゃん…ダイヤさんの事好きよね…色んな意味で」
ルビィ「お姉ちゃん…」
鞠莉「さて、きりも良いから曲の紹介へ行きましょう」
梨子「きり良いかな?」
鞠莉「オフコース」
ルビィ「えっと…エアロスミスさんでJadedです。お聞きください」
ルビィ「Aqoursがお届けするラジオ!」
鞠莉「スクールアイドル」
梨子「放送局です」
梨子「まさかスクールアイドルのラジオでこの選曲とは想像もつかないでしょうね。リスナーのみんなも」
ルビィ「鞠莉ちゃんが選んだの?」
鞠莉「イエース」
ルビィ「鞠莉ちゃんってハードロックが好きなんだよね?」
梨子「アイドルとは真逆じゃない?」
鞠莉「ん~そう?アイドルがロックを歌っても良いと思うけど?」
梨子「別にロックは良いと思うけど。そこにハードがつくと…」
ルビィ「ハードロックって…」
梨子「日本で言うと……B'zとか?」
鞠莉「おーう。ダイヤが大好きな?」
ルビィ「それはμ'sだよ…」
梨子「大丈夫。分かってて言ってるから。ね?」
鞠莉「ソーリー。あれよね?長い下り坂をゆっくりゆっくり下って行く」
ルビィ「それ…ゆず?」
鞠莉「おう。そうでしたぁ。じゃあ、あれだ!時の扉を叩く…」
ルビィ「えっと…」
梨子「ごめん。それは分からない。って言うか鞠莉ちゃん詳しいね…」
鞠莉「まあね」
梨子「で…なんの話をしてたんだっけ?」
鞠莉「μ'sの話でしょ?」
ルビィ「ハードロックの話だったと」
鞠莉「あ~…あはは。そうだ。どうしてμ'sの話になったんだっけ?」
梨子「B'zから」
鞠莉「そうでした。でも、μ'sだって一曲ぐらいハードロックを歌ってたかもよ?」
梨子「まあ…私はよく知らないからあれだけど」
ルビィ「歌ってないよ」
鞠莉「そうなの?」
ルビィ「うん。μ'sの曲は全曲知ってるけどハードロックはなかった」
梨子「全曲?」
ルビィ「うん」
鞠莉「じゃあ、ルビィが一番好きな曲ってなあに?」
ルビィ「え~なんだと思う?」
鞠莉「ふふっ、ダメよ~ルビィ」
ルビィ「え?」
鞠莉「分からないから聞いてるんだから」
ルビィ「ご、ごめんなさい」
鞠莉「合コンで年齢聞かれていくつだと思う~?ってノリ、寒いでしょ?」
ルビィ「えっと…」
梨子「合コンとか行った事ないでしょ…ルビィちゃんはもちろん鞠莉ちゃんも」
鞠莉「まあね」
ルビィ「梨子ちゃんは…」
梨子「ないわよ」
ルビィ「だよね。スクールアイドルだもんね」
梨子「それだけじゃないけどね」
鞠莉「梨子ってそう言う事に興味なさそうよね」
梨子「え?どう言う事?」
鞠莉「ず~っと夢を見てそうじゃない」
梨子「な、なんの話?」
鞠莉「壁ドンしてくれる王子様なんて待ってても現れないと思うけど」
ルビィ「壁ドン?」
梨子「ななななんの話?ラジオでなんの話をしてるの?」
鞠莉「だから~」
梨子「やめよう、鞠莉ちゃん。この話は一旦やめよう。ね?」
鞠莉「ダメ?」
梨子「ダメ」
ルビィ「あはは。一旦CMです」
梨子「で、結局ルビィちゃんはμ'sの曲で何が一番好きなの?」
ルビィ「ん~…Oh, Love&Peaceかなぁ」
梨子「その曲は…」
ルビィ「小泉花陽ちゃんがセンターの曲なの」
鞠莉「へ~ルビィは花陽ちゃんが好きなんだっけ?」
ルビィ「うん。ちなみにお姉ちゃんはエリーチカが好きだったの。よく二人でμ'sごっこして遊んだなぁ」
梨子「μ'sごっこ?」
ルビィ「うん。私が花陽ちゃんになりきってお姉ちゃんがエリーチカになりきるの」
鞠莉「それっていつまでやってたの?」
ルビィ「えっと…中学二年生くらいまでかな」
鞠莉「ルビィが?」
ルビィ「うん」
鞠莉「へ~そうなのぉ。それはそれは」
ルビィ「え?なんで?」
梨子「ルビィちゃん…まあ…あの…うん。もう遅いけど…」
ルビィ「え?」
鞠莉「大丈夫。たいした事ではないから」
ルビィ「ルビィ変な事言っちゃったかな?」
鞠莉「大丈夫。ぜ~んぜん問題ないから。ね?」
梨子「え?まあ」
鞠莉「うふふ」
ルビィ「鞠莉ちゃん楽しそう」
梨子「そうね」
鞠莉「楽しいわよ~。ラジオは楽しくやらなくちゃ。ね?」
ルビィ「う、うん」
鞠莉「楽しいんだけど~そろそろお別れの時間かも」
梨子「え?もう?」
鞠莉「楽しいと時間が過ぎるのがあっという間でしょ?爪が痛いのも忘れちゃたでしょ?」
梨子「うん。お陰で今思い出したけど」
ルビィ「次回はお姉ちゃんと曜ちゃんが一緒にやるんだって」
鞠莉「ダイヤと曜?まあ、そうなるわよね」
梨子「あの二人だとどんな感じになるのかな?意外と珍しい組み合わせかも」
鞠莉「しかも次回は生放送だって」
梨子「え?そうなの?」
鞠莉「放送時間もいつもよりだいぶ早いから間違えないようにね」
ルビィ「生放送…大変そう」
梨子「変な事言ったりしたらそのまま流れちゃうものね」
鞠莉「え?何?梨子は変な事を言ってたの?このラジオで?」
梨子「いや、言ってないけど。やめてよ。リスナーの人達が勘違いするじゃない。これは生放送じゃないんだから」
鞠莉「編集済みだものね」
梨子「だから…」
鞠莉「うふふ」
梨子「本当にやめて。変に思われるから」
ルビィ「だ、大丈夫だよ。生放送じゃないし」
梨子「まあ…ここ、編集でカットしてください…」
鞠莉「わお。梨子っち業界の人みたい」
梨子「いや…もう…本当に終わりだから」
鞠莉「まあ、別にそれこそ編集でどうにでもなると思うんだけど」
梨子「スタッフさんだって大変でしょ」
鞠莉「ん~それもそうね」
梨子「さあ、じゃあ本当に締めましょうか」
鞠莉「はい。わたし達のラジオどうでした?楽しんで貰えたかな~?」
梨子「はい。それではパーソナリティーを務めさせて頂きましたAqoursの桜内梨子と」
鞠莉「お相手役はAqoursの小原鞠莉」
ルビィ「黒澤ルビィです。ありがとうございました」
鞠莉「それでは最後にこの曲でお別れしましょう。サンシャインぴっかぴか音頭」
梨子「え?そっち?」
完
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