●モバマスの20歳組が何人かで銭湯に行くだけのSSです。お色気シーンはありません。
●書き溜め無しの投下は初めてなので、のんびりになると思います。お手柔らかに。
●しょっぱな少しだけ安価を頂戴します。来なかったら適当になんとかします。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1549653655
洋子「お、いいところに」
美世「あ、洋子ちゃんだ。おはよー」
洋子「ね、聞いてよ」
美世「どしたの?」
洋子「隣町にね、新しいスーパー銭湯ができたの!おっきいやつ!」
美世「へー、そうなんだ」
洋子「行ってみたいんだけど、ちょーっと最寄り駅から遠いんだよね~」
美世「……それで?」
洋子「車出してほしいなーなんて。入館料は奢るからさ!」
美世「仕方ないなぁ…いいよ」
洋子「やったー!」
美世「いつ行く?思い立った日が吉日ってことで今日いっちゃう?」
洋子「私は今日は午後からヒマー。美世ちゃんは?」
美世「じゃあ今日の夕方にでも行こっか。タオルとか用意したほうがいい?」
洋子「向こうで貸してくれるタイプのやつだったと思う」
美世「じゃあ手ぶらでいいね。17時くらいに事務所前でどう?」
洋子「おっけー!」
美世「あ、せっかく車出すんだし、誰か誘おうか。あと二人くらいは乗れるし」
洋子「わかった。暇そうな人捕まえてみる」
美世「あたしも声かけてみるねー」
一緒に行く人が決まらなかったので、>>5>>6で安価を頂きたく。
希望があればその人を優先、なければコンマ下一桁。
候補:
1.大西由里子
2.日下部若葉
3.クラリス
4.間中美里
5.荒木比奈
6.黒川千秋
7.ケイト
8.鷹富士茄子
9.姫川友紀
0:一つ上の桁へ
希望とってるなら由里子
コンマならそのままで
比奈
おおっと3人も来てる。ありがたや。
折角なので5人で行くことにします。普通車の定員は大人5人だしいけるいける。
PLACE:更衣室 12:30
美世「おつかれー。若葉ちゃんもレッスンおわり?」
若葉「おつかれさまです~。今日はボイトレでした~」
美世「午前中だけ?」
若葉「そうですね~、午後は空いてます」
美世「お、ちょうどいいや。今日ね、洋子ちゃんとスーパー銭湯行くんだ」
若葉「いいですね~、大きいお風呂は温まりそうです」
美世「車に余裕があるから、よければ若葉ちゃんもどうかなって」
若葉「本当ですか?なら是非!」
美世「よーし、決まり!17時に事務所前に集合ねー」
若葉「は~い。なんなら運転も代われますよ~」
美世「遠出じゃないし大丈夫とは思うけど、何かあったらお願いしようかなー」
若葉「楽しみにしてますね~。あ、このあとお昼一緒にどうですか?」
美世「行く行くー」
PLACE:休憩室 15:30
洋子「お、第一村人はっけーん」
由里子「洋子ちゃんじゃん。やっほー」
比奈「おつかれさまっスー」
由里子「この町のいいところでも聞いて回ってるの?」
洋子「そうそう、僕ら東京から来ましてー、ってなんでやねん」
比奈「さすがキレのいいツッコミ」
洋子「私福岡なんだけどなぁ……今日の夕方美世ちゃんとスーパー銭湯に行くんだけどね、暇なら一緒にどうかなって」
比奈「銭湯っスか、いいっスねぇ~。どうしても家だとシャワーで済ませがちなんで」
由里子「ユリユリもご一緒したいじぇ」
洋子「よしじゃあこのあと5時に事務所前で!あーでも二人かー」
比奈「何か問題が?」
洋子「美世ちゃんの車で行くから、美世ちゃんも人いっぱい誘ってたら定員オーバーかもしれない」
由里子「そんときは走って行くじぇ、比奈センセが」
比奈「そんな茜ちゃんじゃないんスから」
洋子「茜ちゃんでも電車とか使うと思うなぁ……まぁ聞いてみるね」
PLACE:事務所前 17:00
美世「おまたせー。結局5人かな?」
比奈「定員は大丈夫っスか?」
美世「普通車は5人乗りだから、そこはへーきだけど」
洋子「けど?」
美世「後ろに大人3人はちょっと窮屈かも。それでもいい?」
由里子・比奈・洋子「「「…………」」」
若葉「なんでそこでみんなして私を見るんですか~~!!私だってオトナですぅ!」
由里子「ごめん、つい……」
比奈「ま、少しの間だし、それくらいは気にしないっスよ」
洋子「だれがどこに乗るかは厳正なるじゃんけんで決めよっか」
由里子「腕が鳴るじぇ」
若葉「手加減はしませんよ~?」
美世「そんなにムキになるほどのこと……?」
PLACE:車中 17:05
若葉(後部中央)「で、なんで私が真ん中なんですか~~!!」
洋子(後部左)「こればっかりはパーを出した若葉ちゃんのせいだからなぁ」
由里子(助手席)「フフ……やはりチョキは信頼できるじぇ」
比奈(後部右)「まぁまぁ、帰りはまたじゃんけんしましょ」
若葉「今度は負けませんよ~?」
美世「子供の頃はさ、真ん中ってちょっとわくわくしたよね」
洋子「あー、わかるわかる!」
比奈「前が見えるのがいいんスよね」
由里子「いいじゃんいいじゃん真ん中、両手に花で」
洋子「花ってほどでもないけどねー」
由里子「1人を2人で奪い合う……滾るじぇ……」
美世「えっと、何の話?」
比奈「ユリユリ、ステイ」
若葉「まぁ、勝負の結果なので受け入れます。オトナですから」
美世「あー、みんなシートベルトはしっかりしといてね。安全運転で行くけど、何かあったとき一番危ないの真ん中だから」
若葉「そういうこと言わないでくださいよぉ!」
こんぐらいのペースでのんびり行きます。続きは夜にでも。
PLACE:ナナの湯 17:30
美世「はい、とーちゃく、っと」
比奈「さすがの運転テクっスね」
若葉「美世ちゃん発進も減速もスムーズで、憧れちゃいます」
美世「いやぁ、それほどでも~」
由里子「それにしても立派な建物だじぇ」
洋子「出来たばっかりだしねー」
比奈「あれ、あの看板に写ってるのって」
美世「あ、菜々ちゃんじゃん。美人だなー」
若葉「こんなお仕事もしてたんですね~」
由里子「七代目の実家、いや母星に近いからね」
比奈「それ以上いけない」
洋子「菜々さん、なんか温泉似合うよね……」
四人「「「「わかる」」」」
PLACE:ナナの湯 ロビー
美世「おー、中も立派だ。いい感じ」
由里子「お風呂もすごそうだけど、岩盤浴まであるじぇ」
美世「岩盤浴ってなに?」
洋子「なんだろ、サウナの温度低いやつみたいな感じ?」
若葉「私も行ったことありますよ~、サウナと違って寝転がって寛げたりします」
美世「へー、そっちも楽しそうだなぁ」
洋子「今日はとりあえずお風呂でいいかな?」
比奈「さんせーっス」
由里子「じゃあれっつらごー。おいくらかな」
洋子「あーそれなんだけど、美世ちゃんの分は4人で割るでもいいかな?」
若葉「大丈夫ですよ~」
由里子「問題ないじぇ」
比奈「車出してくれてるっスしねー」
美世「まーあたしもドライブと思えば別にだけど、せっかくだから奢られておこう」
※本SSはフィクションであり、実在の施設とは関係ありません
PLACE:脱衣場
由里子「大きいお風呂久しぶり、なんかテンション上がる~」
美世「ユニットバスじゃ手足伸ばせないしね」
洋子「私は割とよく行くけど、やっぱりいいよね」
若葉「比奈ちゃんは眼鏡外しても大丈夫なんです?」
比奈「あー、お風呂くらいならなんとかなるっス」
若葉「そうなんですね~」
洋子「でもそっち出口だよ?」
由里子「なんともなってないじぇ」
美世「やっぱ眼鏡かけといたほうがよくない?」
比奈「そうしまスか……」
若葉「ボディーソープとシャンプー間違えたりしちゃうやつですね」
比奈「流石にやらないっスよ、たまにしか」
由里子「やっぱりなんともなってないじぇ」
PLACE:洗い場
若葉「私時間かかるので、終わったら先に行っててください」
美世「若葉ちゃん毛の量多いよねー」
若葉「そうなんですよ~、伸ばすのはいいんですけど、洗うの大変で」
由里子「時間もだけど、シャンプーの消費もバカにならないんだじぇ……」
比奈「ユリユリも地味に毛多いっスよね」
洋子「じゃあ私たち先に……どうかした?こっち見て」
美世「あ、洋子ちゃんか。ごめん」
洋子「え!?」
若葉「髪の毛がぺたっとなってるから……」
比奈「ぴょこっと跳ねてる毛もないし、なんか新鮮っスね」
美世「こう、なんか足りない」
洋子「私のことその毛で認識してたの!?」
由里子「自分の意志で動かせるんだと思ってたじぇ」
洋子「そんな漫画じゃあるまいし」
PLACE:大浴槽(洋子・美世・比奈)
比奈「あ゛ぁ~、染みるっス……」
美世「アイドルとは思えない声出たよ」
比奈「いいじゃないスか、お仕事じゃないし」
洋子「いいお湯だよね、温度もちょうど、いつまでも入ってられそう」
美世「わぁ、洋子ちゃんのもう復活してる」
比奈「ほんとだ」
洋子「ほんとに頑固なんだよこれ……」
美世「よく見たら比奈ちゃんのも復活してる」
比奈「梳かした程度じゃどうにもならないんスよ」
洋子「ま、比奈ちゃんのは私のほどじゃないけどね」
比奈「なんで自慢げなんスか」
事務所と銭湯の距離とかは深く考えない方向でお願いします。続きはまた後で。
洋子「そういえば3人でお泊りしたことあったよね」
美世「あったね、お仕事だったっけ?」
比奈「たしかそうっスね、あんときは七海ちゃんもいたっス」
美世「あー、あれだ、大人の女子会トークを無茶振りされたやつ」
比奈「結局洋子さんの美容の話で乗り切ったんスよね」
洋子「あー、あったあった。二人はあれから少しか女子力ついた?おしゃれとかさ」
二人「「…………」」
洋子「なんで二人して目を背けるのさ」
美世「車や機械も女子力ってことにならない?」
比奈「漫画も女子力ってことでお願いしまス」
洋子「もー」
比奈「いやぁ、でも洋子さんの話もねぇ……その」
洋子「ヨガとか半身浴とか、おばさんくさいと思ってるでしょ」
比奈「ぎくっ」
洋子「ふーん」
美世「口は災いの元だね」
PLACE:洗い場(若葉、由里子)
若葉「そういえばこの前街を歩いてたら、ファンの方に声をかけられて~」
由里子「ふむふむ」
若葉「私たちのユニットがセクシーで良かったって言われちゃいましたっ」
由里子「あー、あの優ちゃんとのやつ?」
若葉「それです」
由里子「まじか~、褒められるとやっぱり嬉しいじぇ」
若葉「それで私、すっかり舞い上がっちゃって、それはもう飛び跳ねる勢いで」
若葉「そしたらプライベートだと可愛いですねって言われちゃって……」
由里子「あはは、目に浮かぶじぇ」
若葉「笑い事じゃないですよ~、私やっぱり、もっと大人っぽくしなきゃでしょうか」
由里子「いやぁ、可愛い若葉ちゃんもいいと思うよ?」
若葉「そういうものかなぁ……」
由里子「そうそう、ギャップも大切だじぇ。定番の萌え要素だし」
若葉「由里子ちゃんは割と落ち着いて見られることが多いですよね~、いいな~」
由里子「いやあ、アタシは口を開くと残念ってよく言われるじぇ……」
若葉「それもギャップ?」
由里子「萌え要素になるのかどうかわからないじぇ……」
PLACE:大浴槽(合流)
若葉「お待たせしました~」
由里子「なんか盛り上がってるじぇ、何してるの?」
美世「いやぁ、比奈ちゃんがちょっとね」
洋子「うりゃうりゃ!このこの!」バシャバシャ
比奈「へへー、目を狙っても利かないっスよ、ガードがあるっスから」
洋子「なにをー!」
由里子「眼鏡が思わぬところで役に立ってるじぇ」
若葉「ちょ、ちょっと~!ふたりとも、はしたないですよ~!私達ハタチですよ?」
洋子「むぅ、それもそうか……」
由里子「なんでこんなことに……」
美世「発端は大人の女子会トークの話でね」
由里子「大人の女子会トーク!?」
比奈「釣れた」
洋子「由里子ちゃんだと大人も女子会も意味が変わってきそう」
若葉「だめですよ~、公共の場ですから~」
由里子「流石に自重するじぇ」
カクカクシカジカ
若葉「そういうことでしたか」
由里子「いや~、ユリユリもそれは困っちゃいそうだじぇ」
若葉「大人の女子会トークって難しいですね~、何の話をすればいいんでしょう」
美世「あたし友紀ちゃん茄子ちゃんとかと飲みにいったりするけど、だいたい野球の話だしなぁ」
洋子「友紀ちゃんいたらそうなっちゃうね」
由里子「こないだ比奈センセとケイトちゃんと飲んだ時は、ジャパニーズカルチャーの話題で盛り上がったじぇ」
美世「おー、なんかかっこいい」
若葉「でもそのメンバーでジャパニーズカルチャーってつまり……」
比奈「ご明察、漫画でスね……」
洋子「やっぱり漫画じゃん!」
由里子「あたしたちが出来る日本文化の話ってなると仕方ないじぇ」
若葉「今度事務所のお姉さんたちにも聞きましょうか~」
美世「さて、ここ以外にもいろいろ湯船あるみたいだし、行ってみない?」
洋子「お、じゃあ私はサウナに行きたい」
若葉「私もサウナ行きたいです」
由里子「ユリユリは湯船かなー」
比奈「アタシはサウナ苦手なんで、内湯組で……」
洋子「比奈ちゃんは選択権ないよ?」
比奈「え!?」
洋子「美容をバカにする比奈ちゃんにはたっぷり蒸機の教えを叩き込んであげよう」
比奈「それ都市管理機構側の台詞じゃないっスかぁ」
美世「まぁ仕方ないね」
由里子「いってらっしゃーい」
若葉「あの公演よかったですよね~」
美世「そーそー、洋子ちゃんかっこよかった!あたしも演ってて熱入ったし」
由里子「みんないい役してたじぇ、あたしも含めて」
若葉「贅沢言えば、植物役じゃなくて人間の役ならもっと良かったです……」
美世「若葉ちゃん、名前のせいか植物役多いよね、マンドラゴラとか」
若葉「そうなんですよ~!私を何だと思ってるんですか~!」
PLACE:電気風呂(由里子、美世)
美世「なにこれ、電気風呂?電流の力で身体をほぐす……かぁ」
由里子「大丈夫?入った瞬間ガイコツになったりしない?」
美世「さすがにそんな即死トラップあったら営業出来ないでしょ、まー入ってみようよ」
由里子「美世ちゃんなかなかパッションあるじぇ……あ、心なしかビリビリする」
美世「ほんとだ……なんかドキドキするね」
由里子「あだっ!」
美世「大丈夫!?」
由里子「この壁からなんか出てるじぇ……」
美世「どれどれ…ほんとだ出てる出てる、ハートウェーブ的なものが」
由里子「マッサージ効果があります…かぁ、そういうのは先に言っといてほしいじぇ」
美世「なんかゆっくり浸かれないし、別のお湯いこっか」
PLACE:炭酸泉(由里子、美世)
由里子「炭酸泉?炭酸ガスが含まれていて血行促進に役立ちます…だって」
美世「びりびりしたりしゅわしゅわしたり、刺激的だなぁ」
由里子「あ、でもこれは気持ちいいじぇ」
美世「ほんとだ、ぬるめでゆっくり浸かれそう」
由里子「身体に付く泡がすごい」
美世「炭酸ジュースに氷入れるとこんな感じになるよね」
由里子「あっこれ好きかも。しゅ、しゅ、しゅ、しゅわ♪」
美世「運命感じちゃってる」
美世「そういえばさ」
由里子「なになに?」
美世「さっきの大人の女子会って何を言おうとしてたの?」
由里子「あーえっと、ユリユリの趣味の話なんだけど……」
美世「あ、聞いちゃいけないことだった?」
由里子「うーん、そういうわけじゃないじぇ、でも人を選ぶというか、なんというか……」
美世「そのへんは気にしないよ、あたしの車の話もおんなじようなもんだし」
由里子「うーーんと、じゃあさわりだけね?」
カクカクシカジカ
美世「おおう……それはまた、なんというか……コアだね……」
由里子「だから言ったじぇ、人を選ぶって。もちろん仲間が増えるのは歓迎だけど」
美世「うーん……あたしは遠慮しておこうかな……」
由里子「デスヨネー」
PLACE:ドライサウナ(洋子、若葉、比奈)
比奈「あっっづ!」
洋子「あったりまえでしょ、サウナなんだから」
若葉「うわぁ、眼鏡真っ白」
洋子「外にメガネ置きあったでしょ、置いてきたら?」
比奈「そうするっス……」
若葉「綺麗なサウナですね~、テレビも大きい」
洋子「なんでサウナってテレビ置いてあるんだろうね」
若葉「私は見てたほうが気が紛れるなぁ、ないとなんか修行っぽくならないですか?」
洋子「そう?このただひたすら汗を流す感覚良くない?悪いもの出てる~って感じで」
若葉「その感覚は私にはよくわからないです……」
比奈(メガネオフ)「いやぁこのなんていうんスか、息をするたび肺から水分を奪っていく感じ」
若葉「あ~、ちょっとわかるかも。ドライサウナですからね~」
洋子「比奈ちゃんあんまり運動とかしないでしょ?たっぷり汗流しとこ?」
比奈「ていうか蒸機の教えとか言っといてドライサウナなんスか」
洋子「ふっふっふ、それがだなぁ。ここのサウナにはロウリュウのサービスがあるのだよ」
若葉「ロウリュウ?」
洋子「熱したサウナストーンに水をかけて湿度を上げてね、うちわとかで仰いで風を浴びるの」
比奈「うわぁ熱そう。それこそ修行かなんかっスか」
洋子「熱いよ~?もう汗ダラッダラ。でもしっとりしてるし、アロマの香りも付いてるから、病み付きになるよ」
若葉「それはちょっと楽しみです」
比奈「人によるんじゃあ…」
シツレイシマース、ロウリュウノホウハジメマース
洋子「お、噂をすれば~」
若葉「蒸し暑くなってきました……」
比奈「暑すぎないっスかぁ。アタシはもう溶けそうっス……」
若葉「湿度が上がったので、体感温度も上がってますね~……」
洋子「こんなとこでバテてないで、これからが本番だよ?」
比奈「ひええ」
ネップウノホウデスネ、ジュンバンニカケサセテイタダキマース
洋子「よしこい!」
ワーッショイ!ワーッショイ!
洋子「ぐおおお、やっぱこれだね~」
比奈「うわぁ尋常じゃない汗」
若葉「それでも平然としてるのは流石ですね~、次は私ですか~」
ワーッショイ!ワーッショイ!
若葉「あ、熱いぃ……でも良い香りですね~、時々ならいいかもです」
比奈「隣から来る熱波だけで十分熱いっス……次は私っスか、うへぇ」
洋子「あ、すいません。彼女にはちょっと多めにかけてもらえます?」
ワカリマシター
比奈「うえ!?」
洋子「言ったでしょ?蒸機の教えを叩き込むって」
若葉「まぁまぁ、貴重な機会ですし、いいじゃないですか~」
比奈「えっちょっまっ」
ワーッショイ!ワーッショイ!
洋子「わーっしょい!わーっしょい!」
若葉「わーっしょい!わーっしょい!」
比奈「ひえええええええかんべんかんべn」
たぶん次で終わると思います。もう少しお付き合いください
PLACE:露天風呂
美世「やっぱこういうとこ来たら露天だよね!」
由里子「ひー、さぶいさぶい……冬の露天は入るまでがつらいじぇ……」
美世「一度入るとなかなか出られないんだよねー」
洋子「お、ここにいたかー」
美世「やっほー、サウナどうだった?」
比奈「蒸機の力……思い知らされたっス……」
由里子「思想燻蒸されてるじぇ」
若葉「あはは、大変だったんですよー」
比奈「外は涼しくていいっスね……」
美世「きょう結構寒いほうじゃない……?」
洋子「そう?」
若葉「水風呂は入ってきましたけど、火照った身体には丁度いいですねー」
美世「ロウリュウかー。楽しそうだしあたしも行けばよかった」
由里子「怖いものみたさでやってみたいじぇ」
若葉「怖くはないですよ~、暑いですけど」
洋子「岩盤浴のほうでもあるらしいから、今度はみんなでそっちに来よう!」
比奈「いやぁ、アタシはしばらく遠慮しておきまス……」
若葉「だいぶくたびれてますね~」
洋子「店員さんもノリノリだったからね」
美世「ぼちぼちあがろうか、比奈ちゃんも心なしか頭から湯気でてるし」
洋子「じゃあ10かぞえよー」
由里子「へ?」
洋子「え!?やらない!?」
若葉「小さい頃はやりましたけど~……」
由里子「最近は全然やらないじぇ……」
洋子「えー!?家でも必ずやるのって私だけ!?」
美世「いーじゃんやろやろ、たまには童心に帰ってさ」
比奈「いーんじゃないスか、空いてるし」
PLACE:休憩室
由里子「お待たせ~」
比奈「おつかれっスー」
若葉「比奈ちゃんだいぶ復活してますね~」
比奈「風呂上がりのコーヒー牛乳は格別っス……」
洋子「若葉ちゃんも水分補給しておいてね、汗かいて脱水してるから」
若葉「わかりました~」
由里子「美世ちゃんは何してるの?」
美世「ふぇ?」
由里子「あ、なんか美味しそうなの食べてる」
美世「そこに自販あるよ~」
若葉「うーん……アイスも捨てがたいですけど……私は牛乳にします」
洋子「今からでも大きくなれる?」
若葉「25歳までは伸びるって聞きましたから……!」
由里子「おー一気飲み。いい飲みっぷりだじぇ」
美世「なんかおなか減ったね」
洋子「もう夕方だし、お風呂入ってたからね」
若葉「ここ、軽食もあるみたいですけど」
比奈「このままどっか外食でもいいっスね」
美世「あ、じゃあせっかくだしさ、うち来ない?」
由里子「いいの?」
美世「どっちみち送ることになるし。みんなでうち来てなんか食べよ」
若葉「そういうことならお邪魔したいです~」
洋子「美世ちゃんちならみんな飲めるしね」
美世「そーゆーこと」
比奈「宅飲みっスか、いいっスねぇ」
由里子「ユリユリも行きたいじぇ」
洋子「じゃー決まりかな?」
美世「おっけー。買い出しにスーパー寄ろう」
比奈「じゃあ勝負の時間っスね」
若葉「今度こそは負けないですよ~?」
洋子「文句はいいっこなしで」
由里子「じゃあいくじぇ……」
四人「「「「じゃーんけーん!!!」」」
美世「そんなに拘るほどのことかなぁ……」
おしり
だらだら喋る系のSSが書きたかった
わかばおねーさん主体の話題がやや少ないのは反省点。
アダルティな描写は健全なSSなので牛乳ごっくんで勘弁してください
最近なにかと交流の多い(気がする)20歳をよろしくな。
名前出せなかったけど美里さんとクラリスさんと千秋さんもよろしくな
洋子ちゃんと美世ちゃんは相性いいと思うんだ。蒸機公演でも悪友ポジだったし。
お読みいただきありがとうございました。
依頼を出してきます。
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