モバP「そろそろいいだろ…」
ちひろ「」
モバP「あぁちひろさん、お疲れ様です」
ちひろ「お、お疲れ様です…」
モバP「俺、今から美世の撮影現場に迎えに行ってきますね」
モバP「その後は予定通り直帰、明日は休みです」
モバP「美世も同じ予定ですから、よろしくお願いします」
ちひろ「あ、はい…」
モバP「それじゃ失礼します」
ちひろ「お疲れ様です…」
バタン
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ちひろ「………」
ちひろ「…城って、まさかラブホテルのこと…?」
ちひろ「Pさんと美世ちゃんって付き合ってたの…?そんな話聞いたこと無いけど…」
ちひろ「いやいやだってPさんがアイドルに手出す訳ないわよね!やだ私ったら…きっと聞き間違いよね、うん」
ちひろ「………」
ちひろ「さ、さーて!仕事しよ!アニバーサリーで荒稼ぎするのに忙しいんだし!」
お城みたいな建物ではなく普通に城なのか
まあ今の時期紅葉綺麗だしドライブには最適だな
スタッフ「おつかれさまでしたー!」
美世「おつかれさまでした!」
ウィーン
美世「ふぅ…」
ブロロン ブロロン キキーッ
モバP「美世ー、乗れー」
美世「Pさん!」
タッタッタッ ガチャッ バタン
モバP「お疲れ。撮影は楽しかったか?」
美世「うん!Pさんが居なくても、ちゃんと頑張ったわ♪」
モバP「すまなかったな。どうしても終わらせないといけない仕事があってな」
モバP「お詫びに、これからドライブなんてどうだ?」
美世「わあ、いいの!?」
モバP「おう、勿論だ。明日は美世の誕生日だし、ちょっと早いけどプレゼントだ」
美世「ふふ、嬉しい!たまには助手席もいいよね♪」
モバP「美世ほど運転は上手く無いが、安全第一で行くから安心してくれ」
美世「安全運転が一番大事!Pさん分かってるわね☆」
モバP「ははは、美世がいつも言ってるからな」
美世「…あーあ。でも、明日も仕事なんだよね…誕生日だけど…」
美世「なんてねっ。お仕事あるってすごくありがたい事だよね!」
モバP「ああそれなんだがな、明日は急遽オフになったぞ」
美世「えっ!?」
モバP「先方の都合でな、延期になったんだ」
モバP(なんてなっ。最初から美世の誕生日に仕事なんか入れてないんだが)
美世「わぁ、じゃあ明日はゆっくり出来るんだ!」
モバP「ああ」
美世「ふふっ、何しようかなー…でもまずは、Pさんとのドライブではしゃいじゃうわっ♪」
モバP(はしゃぐ…か…ククク、そいつは大歓迎だ…)
モバP「…ところで美世、喉が渇かないか?」
美世「ん、ちょっと渇いてるかも」
モバP「そんな美世にプレゼントがある。後部座席の水筒、飲んでいいぞ」
美世「さっすがPさん!」
ゴソゴソ
トクトクトク
美世「わ、湯気出てる。ホットドリンクね、嬉しい!」
モバP「おう、身体冷やすといけないからな。Pさん特製ドリンクだ」
美世(Pさん特製ドリンクって…何が入ってるんだろう…?)
美世(でも…甘くて美味しそうな匂い…)
美世(Pさんが作ったんだし、きっと身体にもいいんだろうな♪)
美世「いっただきまーす」
ゴクゴク
美世「あ、やっぱりココアだ!美味しい♪」
美世「…あら?でもちょっと、舌がピリピリする…」
P「…それが美容にいいんだ」
美世「えっ、ほんと!?」
美世「わぁ、じゃあもっと飲んじゃお♪」 ゴクゴク
P(ククク、簡単に信じやがって…)
美世「ごちそうさまでしたー!」
モバP「おそまつさま」
美世「ところでPさん、どこに向かってるの?」
モバP「…着いてからのお楽しみだ」
美世「そっか!じゃあそれまでPさんといっぱいお話…」
美世「…ふわぁ…」
モバP「…朝一からずっと撮影で疲れただろ?」
美世「うん…眠い…」
モバP「寝てていいぞ。着いたら起こすから」
美世「そうしよっかな…ちょっと勿体無いけど…」
美世「Pさん…おやすみ…ちゃんと起こしてね…」
スースー
モバP「ああ、起こすに決まってるだろ…?ククク…」
ブロロロロ…キッ
モバP「美世、着いたぞ」
美世「ん…?おはよう、Pさん…ってわっ、もう真っ暗!?」
モバP「ぐっすり寝てたからな…ククク…」
モバP「…美世、気分はどうだ?」
美世「ん…ほんとに熟睡してたのね…寝汗かいちゃったみたい…うん、なんだか身体が熱い…」
モバP(飲ませたアレが効いたようだな…)
美世「ところでPさん、ここどこ…?」
モバP「見て分からないか?」
美世「見てって…えぇと…」
美世「…!?」
美世「あ、あの…ライトアップされて輝くお城…」
美世「Pさん、ここって!まさか!」
モバP「ククク、そのまさかだ」
美世「だって…そんな…」
モバP「どうしたんだ?」
美世「だって…だってここは…!」
美世「金沢城!」
>>4ちゃん嫌い!!
美世「Pさん!ここって、あたしの出身地の石川県の観光名所、金沢城じゃない!」
モバP「そうだ、ここは美世の出身地の石川県の観光名所、金沢城だ」
※本当は金沢城のライトアップは11/21~30です
美世「そんな…だって…めちゃくちゃ遠いよ!?」
モバP「そう…だから俺は仕事で美世をめちゃくちゃ疲れさせ…」
モバP「ココアとショウガをブレンドした特製安眠ドリンクで美世を眠らせて…」
モバP「その間に石川まで運転してきたんだ!」
美世「な…なんですって!?」
美世「舌がぴりぴりしたのはショウガだったのね…それにしても効きすぎな気がするんだけど…」
モバP「それはスタドリの原材料と同じくらい気にしてはいけない事だ!」
美世「わ、分かった…」
美世「でもPさん…どうしてそんな事…?」
モバP「そんなの決まってるだろ。美世の誕生日を家族と過ごさせるためだ」
美世「あたしの家族と…?」
モバP「ああ。美世、最近家族の話する事多かっただろ」
美世「えっ…そうだった?」
モバP「ああ。それで誕生日も近いし、しばらく帰省もしてないし、きっと寂しいんだろうなと思ったんだが…違ったか?」
美世「…ううん、合ってる…すごいわPさん、あたしの事、本当に分かってくれてるんだね…!」
モバP「まぁプロデューサーだからな。…それに、俺も…」
美世「…?どうしたの?」
モバP「俺も、美世の家族に挨拶したかったし…」
美世「!」
モバP「美世…俺も一緒に誕生日を祝う…美世の家族の一員にしてくれないか?」
美世「そ…それって…」
モバP「…今すぐは無理だと思う。美世にとって今一番大事なのは、アイドルだと思うから」
モバP「でもいつか…トップアイドルへのレースが終わったら…その時は…」
モバP「また俺の助手席に座ってくれないか?」
モバP「一生の、ドライブに出かけたいんだ」
美世「…Pさん…」
モバP「美世…返事を聞かせて欲しい…」
美世「………」
美世「…無理、だよ…」
モバP「…そうか…」
モバP「ハハ、変な事言って悪かったな…とりあえず今日は美世の家まで送って…」
美世「あたしがずっと助手席なんて無理!」
モバP「!」
美世「長いドライブ、Pさんに運転まかせっぱなしなんてダメ!」
美世「そんなの疲れちゃうし、Pさんばっかりズルイよ!」
美世「ちゃんとあたしにもハンドル握らせてね、Pさん♪」
モバP「…ああ!」
モバP「ああ、勿論だ!」
モバP「運転席だろうと、助手席だろうと、後部座席だろうと、トランクだろうと」
モバP「美世となら、どこにでも行ける気がするんだ…!」
美世「Pさん、あたし嬉しい…!」
美世「でもトランクはやめてね?違法だから」
モバP「お、おう」
モバP(この調子だと俺がずっと助手席かな…)
おわり
たまに出る美世ちゃんの女言葉が好き過ぎて出しすぎたらなんかキャラ変わったな!
すまんかった!!
美世ー!俺だー!誕生日おめでとー!結婚してくれ!!婚姻届もらって来たから!
ところで美世はいくつになったんだっけ?20?21?
ちょっとちひろさんに聞いて来るな!じゃあの!読んでくれた人ありがとう!
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