微睡みから身を起こすと、見知らぬ天井が目の前に広がっていた。
あなたはどうする?
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まずは状況把握 自分がどこにいるかとか持ち物とか
>>2
ではあなたは周囲を見渡す。
そこは背の低い草に覆われた、緑豊かな草原となっていた。
視界全体には薄い霧が漂っており、あなたの視界を遮っている。
右の方向、左の方向、そして正面の方向を眺めれば、少し進んだ所で鬱蒼と繁る森が広がっているのが判る。
更に右の方向と正面の方向は、更に奥、霧の先に小さく何かが見える。目を凝らせば、そこにあるものが確認できるかもしれない。
あなたの背後には切り立った崖と、小さな横穴が確認できる。
横穴は入ってすぐに閉じており、中では薪を組んで作られた小さな篝火と、その正面に座る人影が確認できる。
>>2
あなたは自らの持ち物を確認する。
しかし確認するまでもない。あなたの武装は極めて単純だ。
あなたは麻で出来た粗末な肌着を上下に纏っているのみである。
首には鉄の鎖で繋がれた、小さなロケットが確認できる。
それ以外に、あなたは特筆すべき武装を所持していない。
横穴へ向かう
>>7
背を向け、切り立った崖に空いた横穴へと歩を進める。
横穴の近づくと焚き火が空気を弾く乾いた音と、ぼんやりとした橙色の灯火が見て取れるだろう。
篝火の傍で足を組んで座っているのは、小汚い甲冑を着た大柄の人影である。
甲冑は所々が錆付き、劣化しているのが見て取れる。
人影の右側には同じく劣化した長剣が地面に突き刺さっており、左手には火の灯されていない鉄の提燈が置かれている。
座り込む甲冑は、小動もする様子がない。
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