【俺ガイル】八幡「葉山がウザい」 (11)

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■【俺ガイル】雪乃「由比ヶ浜さんの様子がおかしい…」
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の続き?です。

※14巻のネタバレを大いに含みます。※

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1575263200


きょうしつ

葉山「おはよう比企谷、早いな」

八幡「あ?うっせー、馴れ馴れしいな…」

葉山「ははは、相変わらずだな…」

八幡「お前このクラスになってから俺に話しかけすぎじゃない?なんなの?好きなの?」

葉山「うーん、どうなんだろうな?」

八幡「変な反応すんなやめろ気持ち悪い…」

姫菜「ぐふふ………」

八幡「ほらぁ………」

葉山「うーん、これはすまん……」


八幡「なんにせよ、マジで話しかけすぎだぞ。そのせいでなんかクラスでも変に目立ちつつあるし…」

葉山「別に俺の力じゃなくても、プロムの件で結構目立ってるよ」

八幡「え、そうなの?」

葉山「比企谷主導のイベントだって認識は結構しっかりあるみたいだね。いろはがなんか言ったのかもしれない」

八幡「げぇー…最後の1年ぐらい静かに生きたいっつうのに…」

葉山「それに、雪ノ下さんの件もね…」

八幡「え!?嘘だろ!?基本誰にも言ってないぞ!?」

葉山「まぁ、プロムを手伝ってくれた連中はなんだかんだ察してるみたいだしな。比企谷の知らないテニス部とサッカー部の連中とかも」

八幡「ひぃぃい~……嫌だなぁ…イジメらんないかしら……」

葉山「俺がいる限りそんなことにはならないし、させないよ」


姫菜「うっ………!!」

八幡「おい…」

葉山「すまん…」

八幡「だいたいお前はほんとどうしちゃったわけ?前みたいにゴロゴロと取り巻きも作んないし学級委員みたいなお前好みの偉そうな役職も断るし」

葉山「言い方……まぁ、思うところがあってね。もうちょっとわがままな自分になってみようかなと」

八幡「はぁ?」

葉山「雪乃ちゃんも取られちゃったし」

八幡「馬鹿言ってんじゃねぇよ、お前が好きだったのはアイツじゃなくては……」

葉山「その先は言わなくていい」

八幡「……俺に対する態度が似すぎなんだよ。猿真似なんかしてたって靡かないってのは分かってるんだろ?」


葉山「もちろん。っていうか大きなお世話だよ。そっちこそ最近どうなんだ?雪ノ下さんと」

八幡「うっせー、お前こそ余計なお世話だよ…」

葉山「彼女が恋愛に現を抜かすっていうのが初めてだしね。普通にどうなるのか興味あるんだよ」

八幡「お前にはぜってーなんも言わねぇ…」

葉山「おやおや?いいのかな?腐っても幼馴染だし、色々助言できることはあると思うけど?」

八幡「なんだそれ腹立つ……結構です、自分でなんとかできますぅ~」

葉山「2人の間のことは確かにね。でも家の事は?」

八幡「ぐ…………」


葉山「この先避けては通れないところだと思うよ。君が選んだのはそういう、めんどくさい女の子なんだから」

八幡「ぐぅ……なんかあったら頼む……」

葉山「もちろん、タダでとは言わないよな?」

八幡「……金なら無いぞ」

葉山「ははは、わかってるよ、そんなもの要求する訳ないだろ?ただ、色々話してくれって事だよ」

八幡「わかったよ、きもちわるいな…あ、そういや最近三浦がよく部室に来てるぞ。お前の文句を言いに……」

葉山「みたいだね」

八幡「いやいや、みたいだねってお前…ちゃんとケアしとけよ、去年あんだけ都合良く使っといて…これもわがままな自分ってやつの一環か?」

葉山「言い方が悪いな…比企谷には分からないと思うけど、俺にとっても優美子は結構大事な存在なんだよ。どういう感情かはともかくね。言われなくともなんとかするさ」


八幡「はぁ~?なにそれカッコつけちゃってわけわかんなぁ~い?」

葉山「何キャラなんだそれは…というかお前は他の女の子を気にしてる場合じゃないだろ?自分のことだけ気にしてればいいんだよ」

八幡「三浦に刺されて死んじゃえばいいのに…ほれ、そろそろ席戻れ」

葉山「お、もうこんな時間か。じゃまた後で」

八幡「もう来んなバカ…」

…………………………………

……………………

……………


姫菜(新クラスやばすぎ神様ありがとうハヤハチ尊すぎしんどい…………)

八幡の前でのみ顔を出す闇葉山はその他のクラス内女子の中でも結構な話題になり、同時にハヤハチという魔のジャンルにも静かに火が着きつつあるのだった…


~完~

おしまいボンバー

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