【艦これ】龍驤「もう少し、足りないもの」その10【安価】 (842)

立ちましたでしょうか

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552045416

立ってました

前スレ

【艦これ】龍驤「もう少し、足りないもの」その9【安価】
【艦これ】龍驤「もう少し、足りないもの」その9【安価】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1551092377/)

登場人物の簡易まとめ


駆逐艦
・暁
・雷
・電
・響
・清霜
・霞
・黒潮
・不知火
・陽炎
・卯月 (弥生)
・朝霜
・叢雲
・皐月
・潮
・朝雲
・山雲
・初雪
× S朝潮 自殺

軽巡
・阿武隈
・夕張
・神通
・川内
・龍田
・天龍
・多摩
・北上
・大井
・球磨
・由良

重巡
・加古
・羽黒
・那智
・愛宕

潜水艦
・伊401
・伊168
・伊8
・伊58
・呂500
・伊19 鎮守府外
・伊26 鎮守府外
・伊13
・伊14

戦艦
・金剛
・ガングート 現在戦力外
・榛名
・アイオワ

空母
・雲龍
・天城
・葛城
・加賀
・瑞鶴
・翔鶴
・隼鷹
・飛鷹
・千歳
・ガンビアベイ
・龍驤

その他
・秋津洲
・明石
・駆逐棲姫
・提督

深海派遣組
・レ級
・潜水棲姫
・漣(重巡棲姫)
・潜水新棲姫

ここに挙げている以外のキャラも出てきますので、よろしくお願いします

ピッピッピッ…パーン


~~~~(軽快なBGM)


白鶴「さぁ始まりました白鶴、まる。この時間は私白鶴が担当させていただきます」


白鶴「本日も収録放送でお送りしております。どうかご了承下さい」


白鶴「収録場所は某所となっております。今日もどうか宜しくお願いします」


白鶴「それではまずは提供をご紹介させて頂きます」


ライ(マイクオフ、提供読み上げスタート)カチッ


この放送はツクダオリジナルの提供でお送りします

白鶴「今日は金曜日。お仕事も終わりという方も多いのでは無いでしょうか。そんな中わざわざラジオをお聞きくださってありがとうございます」


ライ(拍手音スイッチ…)パチパチパチパチ


白鶴「さて、今日も早速お便りの紹介から参りましょう」


白鶴「前回のプレゼントの当選発表や、今回のプレゼントの内容は番組中のどこかで紹介させていただきます」


白鶴「それではまずは一通目に参りましょう」



下1~3高コンマ ラジオネームやお便りの内容を。足りないもの鎮守府のメンバー以外で大丈夫です

白鶴「ラジオネームモブアル艦さんからのお便りです」


『実はお酒があんまり好きじゃないんです。よく飲みに誘われるけど正直断りたいと思ってます』


白鶴「なるほど、愚痴のようなお便りでしたね」


白鶴「無理に断る必要は無いんじゃないかしら?飲み会でお酒を飲まない人は意外といるわ」


白鶴「周りの目が気になるなら断るしか無いと思うけど、そうじゃないなら参加するのは良いことよ」


白鶴「飲み会って交流の場でもあるの。何がきっかけでどんな縁があるか分からないのよ?」


白鶴「そうよ、こうやって私がラジオのDJをしてるのだって、縁があったからなの」

白鶴「それでは最初のコーナー、お悩み相談!」


ライ(…)パチパチパチパチ


白鶴「日常のどうでもいい悩みや人には言えないちょっと深刻な悩み。提督や姉妹艦には言えないアレやコレな悩みをここで打ち明けるのはどうでしょう?」


白鶴「溜め込むのは体によくありません。匿名なら誰かに知られることは無いので、是非このラジオを活用して下さい」


白鶴「それではお悩み相談のお便りを紹介します」


下1~3高コンマ ラジオネームやお便りの内容などを

白鶴「ラジオネーム森のクマさんからのお悩みメッセージです」


『趣味を新しく見つけようと思うのですが、これといったものが未だに見つかりません。そこで参考として白鶴さんの趣味を教えてほしいです』


白鶴「趣味…私の趣味ね…」


白鶴「媚びてこんな事を言うつもりは無いけど、この仕事はやってて楽しいわ」


白鶴「そう…今までの私は趣味らしい趣味は無かったわ。休日にゆっくり寝るとか、妹を遠くから見守るとかくらいしかしてなかった」


白鶴「その時の事を考えるとラジオDJって本当にやりがいがあって面白いことだと思います!」


ライ(私もそうよ!)


白鶴「あ、ライさんも私と同じ意見みたいです」

白鶴「でもこれじゃあお悩みに対する答えにはならないわよね。でも私の趣味を聞かれたからやり取りとしては成立するのかしら?」


ライ(オススメの趣味も言ってみたら?)


白鶴「ライさんからの助言です。私がオススメする趣味をあげてみますね」


白鶴「そうね…うーん……」


白鶴「これは少し難しいわ。森のクマさんがインドア派かアウトドア派かによって違うもの」


ライ(こういうのは?)スッ


白鶴「あ……これは良い答えかもしれません。ライさんの答えをそのまま言いますね」

白鶴「インドア派なら外に出てみる。アウトドア派なら中でできることを試してみる」


白鶴「新しい趣味ということで、これはとてもいいことだと思います。今までと逆の事ですからね」


白鶴「外に出るといっても街を歩くだけでもいいんです。中で楽しむなら誰かとお話しするだけでいいです」


白鶴「いつもと違うことをする。そうするのが一番いいかもしれませんね」


白鶴「良いアドバイスをありがとうございました」


ライ(もっと頼ってもいいのよ!)ワァ~~

ーー

白鶴「次はプレゼントコーナーです」


白鶴「毎回恒例になってきたこのコーナーですが、これ目的で聞いている人も多いのでは無いでしょうか」


ライ(実際そんな気がするわ…)ワハハハハ…



白鶴「今回のプレゼント紹介の前に、前回のプレゼントの当選発表を行います」


白鶴「運良く商品を手にしたのは……」


ライ(盛り上がる効果音を…)ズドドドドドド…


下1~3高コンマ プレゼントの中身と当選者(ラジオネーム)を

白鶴「ラジオネーム、ライトストーンさんに金色の工具セットをプレゼントします!」


ライ(おめでとう~)パチパチパチパチ


白鶴「この工具セットは高価なものなんです。普通なら買えませんが、この番組の予算が余ったので特別に買うことができました」


白鶴「なんでも予算を余らせるのは良くないそうなんです。私達の番組は特にお金がかからないので、プレゼントという形でリスナーの皆さんに還元しています」


ライ(白鶴さんぶっちゃけるわね!)


白鶴「この番組のBGMや音楽は基本ライさんの鼻歌やフリー素材を使用しています。ライさんの歌は人気あるんですよね」


ライ(収録が楽しいからどんどんやっちゃうわよ!)

白鶴「さて、お待ちかねの今回のプレゼントを発表します」


白鶴「予算が余っている今、ちょっと高級なものになるのか…それとも男の人に向けたウフフなプレゼントになるのか?」


ライ(盛り上がるやつっと)ドルルルルルル…


白鶴「それでは今回のプレゼントを発表します!)


ライ(わぁ~~!)パチパチパチパチ


下1~3高コンマ プレゼントの内容などを

白鶴「なんと、今回のプレゼントは番組への出演権です!」


ライ(これって大丈夫なの!?)


白鶴「実際にここに来ていただかなくても大丈夫です、電話での出演を予定しています」


白鶴「このプレゼントに応募される方は、次回の収録に出ていただけることが条件になります」


ライ(カンペよ!)スッ


白鶴「それでは次回の収録に関するお知らせをお伝えします…………」

ーー


白鶴「CMも開けまして、本日最後のコーナーです」


白鶴「リスナーの皆さんの幸せお便りを紹介します」


ライ(段々とお便りも増えて嬉しいわ!)


白鶴「こちらのコーナーにも沢山のお便りありがとうございます」


白鶴「今回も様々なメッセージがあった中、今日はこのお便りを紹介させてもらいます」


下1~3高コンマ ラジオネームとお便りの内容を

白鶴「ラジオネームミス1番さん」


『買い物を適当にしたら会計が777円でした』


白鶴「これって結構凄いわよね?狙ってできるものじゃないわ」


白鶴「1111円なら経験はあるけど、777円となるとないんじゃないかしら」


白鶴「きっと貴女の周りには小さな幸せが沢山あるのね。これからもその幸せを感じられるように日々を楽しんで下さい」

ライ(エンディングよ)


白鶴「今日もこのラジオを聴いて下さってありがとうございました。そろそろエンディングの時間です」


白鶴「このラジオへのお便りは24時間毎日募集しています。何かネタを見つけたら、この番組まで送ってみて下さい」


ライ(ジングルスタート)


~~~~(エンディングテーマ)


白鶴「それでは皆さん今日も良い一日をお過ごし下さい。白鶴、まる。DJは私白鶴でお送りしました」


ライ(マイクオフ、提供スタート)


この番組は超エキサイティンな会社、ツクダオリジナルがお送りしました

ーー

翔鶴「雷ちゃん、今日はピー音使ってないわよね?」


雷「どうかしら…」


翔鶴「今日は過激な発言はしてないわよ?」


雷「予算が余ってるって発言は良くないわよ」


翔鶴「そう?」


雷「ん~でも白鶴さんなら有りかしら…」


翔鶴「スポンサーさんも許してくれるわよ」


雷「…わかったわ、そのまま放送してみて怒られたら次から気をつけましょう」


翔鶴「怒られたら次は無い気もするけど、きっと大丈夫よ」


ーー

ラジオから始まった新スレですがよろしくお願いします


コメントなどあればお願いします

現時点での登場人物まとめ

駆逐艦
・暁
改二。胃腸が弱いため厄介払いで移籍。お酒に弱い。響と隣部屋。
レ級の尻尾を破壊してしまい、 紆余曲折を経てレ級と恋仲になる。
SとMどちらもいける。 他人の性感帯が分かるようになったらしい。
・雷
もっと頼られたい。料理が美味しい。お仕置きアンカー使い。特三型の四人の部屋は隣同士。
翔鶴 がDJのラジオ番組『白鶴、まる。』のアシスタントをしている。
・電
怒声をあげられたり威圧されたりするとパニックを起こす。
人混みは苦手で、大勢の人を見るだけで気分が悪くなることもある。
通院のおかげでもう一つの人格が殆ど現れなくなった。代わりに一人きりになると固まるようになる。
囲んで「ぷらずま様ぷらずま様、降臨してください」と言うと元に戻る。
半分トラウマスイッチの入った響を元に戻すほどのくすぐりの達人。
雷「調子のいい日の電は敵に回しちゃいけないの」
・響
改二。本人の希望で響と呼ばれる。暁と隣部屋。語尾に「ニャン」とつける時がある。
前にいた鎮守府にて、艦娘の反対派のテロにより前の鎮守府の司令官を亡くしている。故に死に敏感。
事件は揉み消されており響から詳細を聞いたのは提督とガングートのみ。
フリフリ猫耳メイド服の自撮り有り。筋肉質な男性が好き。猫耳&猫尻尾を着けていることがある。
結構派手な下着を穿いてるらしい。先生と呼ぶ野良猫がいる。
最近になって漸くトラウマを克服しつつあり、ヴェールヌイとしての自分を受け入れられるようになった。
・清霜
前の鎮守府にいた武蔵を尊敬している。その武蔵は脳の病気に罹り亡くなる。清霜は病気が進行して声帯が機能しなくなった武蔵のために手話を覚えた。
手話ができるため長門の通訳をするときがある。
飛鷹から溺愛されているが、清霜の対応は辛辣。
・霞
改。龍驤からママみを感じられている。毒草マニア。皆に薬を渡す。薬剤師免許持ち。
タナトフィリア。鎮守府裏で薬の元となる草を栽培、また山へ採取しにいったりする。
榛名のことをお姉さまと呼ぶ。素質はあったが前鎮守府で出撃させてもらえず練度不足。
榛名曰くストレスが溜まっているとSになるらしい。
・黒潮
改二。龍驤のブラックジョークに対応できる子。喧嘩が強い。加賀と素手の殴り合いをした。
食べ歩きが趣味でよく食べる。好きな甘味はたこ焼き。空腹を紛らわすためにシャド―ボクシング的な事をする。
前の鎮守府の提督が浮気をして鎮守府が解散。故に当鎮守府に来たのはたまたま。
『悲劇』の時に神通や龍田を相手に立ち回った。その時のことを夢に見る時がある。
漣との関係は最悪だったが、現在では和解した。
一時期脳死状態に陥ったがなんとか復活する。
・不知火
改二。お洒落に気を使う。猫耳狸柄パーカー着用。
一度怒りのスイッチが入ると大変。前の鎮守府では途轍もなく暴力的であった。
隼鷹と仲が良い。
スパッツへのこだわりが大きく、そのままでお手洗いに行ける改造をしたり自分で作ったりしている。変な本の大半はお尻モノ。
特務艦綾波から離れるためK提督の鎮守府にレンタル移籍するが、脱走した綾波と交戦した後、実は傀儡であったことが判明する。
・卯月 / 弥生
改。霞より練度が大きい。真剣になると語尾がとれる。性行中毒だったが改善。バリタチ。最高五股。
叢雲に槍で刺されて入院していた。叢雲に鉄パイプを入れてお腹を踏んだことがある。
かつて卯月が沈んだ際に、弥生が卯月の肉体を食べた結果、現在は弥生の肉体に卯月の意識が同居している状態。
・朝霜
練度250。提督に滅茶苦茶にしてほしい為に当鎮守府に来た。元々いた鎮守府の提督から移籍する許可をもらっているが、当鎮守府の提督は受理していない。
守れなかった人の名前が刻まれ、またその人の一部が練り込んまれたピアスを全身に着けていたが、
後に夕立に破壊された挙句、負傷による治療の結果ピアス穴が全て塞がってしまった。
その事で一時期かなり塞ぎ込んでしまっていたが持ち直す。 後にピアスを鋳なおし、イヤリングとして付けている。
提督が好き。幹部付き特務艦。龍驤の事故現場に遭遇している。
早霜に調教されていたので、早霜にはまるで逆らえない。
・叢雲
改二。ポニテメガネ。うーちゃんが好きで刺しちゃった(二回)。縄目の恥を受ける。
釈放後、当鎮守府に所属した。スリップ着用タイツ直穿き。
卯月が改二になった叢雲をイジめたいというので頑張って改二になったらしい。
卯月に下半身を蹴られまくって正常な卵子を排卵できない体になり、妊娠不可能。
前の鎮守府に居たときに、ドジっ子吹雪以外から、吹雪より姉っぽいとよく言われていた。
・皐月
改二。足りないもの鎮守府屈指の高翌練度。
提督の友人である女性提督の所から移籍。母乳で溺れて天国を見た。雲龍の胸が好き。 一時漣や雲龍と肉体関係を持つ。
オッパイを極めた結果マッサージの技術を身に付けた。オッパイを揉んでいるとき、富士と遭遇するが、そのオッパイを揉み富士を体から追い出した。
オッパイ星人故にトラブルを起こす事が多々ある。
当初は何をやらかそうが全く気にも留めていなかったが、後に他の鎮守府とトラブルを起こし正式に抗議を受けた事で流石にある程度自重するようになって来た。
現在では自制心を鍛えている。
・陽炎
改二。制服は金色。艤装も金色。家具も金色。私服も金色。メッキ加工ができる。他人に選ぶ服のセンスは真面。
一から夜の金色相棒を作ったことがある。出撃の合間に工廠で手伝う。
最後には快楽堕ちして奴隷になる陵辱系モノが好き(金色のカバーがかけられている)。
好きな甘味はケーキ。カップケーキ等をよく食べる。栄養剤代わりに金粉をかける。
改二の際、艤装を金色に塗装したところ、艤装が爆発してロボになった。声が出る。装着すると船速が早く耐久が大きくなる。装着した見た目はアイアンマッ!
かつては万引き癖があった。不知火と同じく傀儡である。


・漣
足りないもの鎮守府の初期艦。龍驤が怪我をした数日後に別の鎮守府に移籍。提督の初めて。
腕や脚をくっつけられた跡がある。整備士によって健常者となる。
胆嚢に友好的な重巡棲姫が居り、対話したり人格を入れ替えたりできる。
深海の魚雷を使える。深海の主砲は使えない。 アレを生やせる。
レ級とともに和平派の深海棲艦を集めている。
提督との愛人関係の上、チン堕ちした潜水新棲姫とも懇ろの関係になっていたが、
最近になってようやく提督との関係を終わらせ、新棲潜姫一筋に絞る決意を固める。
・潮
傀儡の完璧なチューナーとして作られたが失敗作として放棄されたと思われる。
整備士と知り合いでかつ大本営を裏切った提督に送られる予定であったと思われる。
好きな艦種になれる。深海棲艦にもなれる。深海棲艦になると口が悪くなる(ブラック潮)。艦種に合わせて体型が変化する。
得意な重巡と当鎮守府での層が薄い戦艦をメインに使いこなせるよう頑張っている。空母艤装は一航戦や五航戦のものに近い。
一番体型が大きい重巡の姿でいることが多い。危険が迫ると戦艦になりやすい。胸が強調された本を沢山持っている。
皐月にオッパイの気持ち良さを教え込まれた結果、漣のものより長い立派なモノが生える。
・S朝潮(故人)
元ブラック最前線激戦区鎮守府所属。
売られて毎回自分の中に出された液体を掻き出して飲んで生き延びていた過去を持ち、買った男は自らの手で始末した。
皐月の弟子。龍田の症状が治ってきていると実感させた。
殺した男の父親から依頼を受けたタシュケントに拷問され死亡する未来を回避するため死を偽装、
殺人の件で再審が行われるも減刑は認められず、新型手錠のモニター期間も終了したため刑務所送りとなり、その当日に獄中で自[ピーーー]る。
その怨念が独り歩きし、島風鎮守府を苦しめるが日進に怨念の事を伝え供養してもらう。
・山雲
霞の薬品の管理について監査に来た。実は組織側の艦娘であり、幹部と駆逐棲姫を拘束し、二人を奪還された後は艦娘を深海棲艦のように変異させる薬を飲み暴走する。
『頭ネジ』の武蔵に殺害されるが、その遺灰と朝雲が持っていた山雲の死体の一部が融合して出来た卵から、妖精さんサイズになって復活する。
艤装の威力はサイズ相応だが、艤装を出している間は秋津洲を軽々投げ飛ばすほどの怪力を発揮できる。
・朝雲
山雲と同じく霞の薬品の管理について監査に来た。山雲が組織側の艦娘だとは知らず、殺害された山雲の一部を瓶に入れて保存する。
どこにも所属していないことが判明し、提督の鎮守府所属となる。
・初雪
古鷹を自殺させたということで加古を憎んでいる。提督の昇進と同時に鎮守府に着任する。
古鷹の自殺の原因の多くが古鷹に寄生した深海棲艦によるものだと知り、加古を殺そうとしていたことを謝るなど加古との関係は持ち直す。
・白露
・村雨
・春雨
夕立・時雨(駆逐水鬼)の姉妹艦。元々は同じ鎮守府に所属していたが、時雨の死後バラバラになったらしい。
ガングートの代わりの戦力として鎮守府にレンタル移籍する。
春雨は富士を追い出している。
途轍もない色狂い。

軽巡

・阿武隈
改二。酔うとキス魔になる。
下の毛は生えていない。清霜ですら生えてるのに。不感症の疑い。
前の鎮守府で独自のノルマを課せられていた。泣きすぎて脱水症状になりかけたことがあったらしい。
黒潮からきわどい勝負下着を貰う。強さについて葛城と話す。
・多摩
改二。龍驤が心配な為に艤装を破壊したり義足義手を隠したりしていた。
その贖罪として提督や龍驤の膝の上に乗せる猫扱いをされた。女子力の塊。ジグソーパズルも出来ない。
瑞鶴のリハビリ担当医にアタックした結果婚約。
普段は指輪をネックレスにしている。
恥ずかしさのメーターが振り切れるとゴメン寝する。興奮すると語尾がとれる。Eトリガー所有。
改二になった際、夜目が利くようになったり、野生の感が強くなったりした。マル秘作戦で加賀と一緒になったことがある。 その影響か加賀とともに血中細胞が変異している。
・北上
改。工作艦医療担当も出撃もするハイブリットな北上様。
龍驤への不用意な発言を大変後悔している。
龍驤さんが私の整備した義足義手じゃないと着けないと言われ、OCDとPTSDを治して退院。犬が苦手。
一生龍驤さんの専属技師。素質も練度も問題無いが、改二の服は寒いので改のまま。情事が下手。
・夕張
工作艦担当。鎮守府の色々を盗撮している。ドローンも使う。夕張が着任してからは、集合写真は同じ場所で夕張が撮る。
鎮守府の運営がままならなくなった時、潜水艦達と一緒に何とかしていた一人。
メロンと呼ばれることが嫌い。前の鎮守府ではそう言って弄っていた相手が階段から落ちそうになった時、手を伸ばさなかった。
トリガーの使い過ぎで生命が殆ど無くなるも回復。演習に殆ど出ない。入院時、PCが扱える烏に懐かれた。他の者に懐く様子はない。
夢遊病と診断される。夕張「やっぱりメロンは夕張ですよね!」
ヅカ系に詳しいらしくファンクラブ限定の超限定版DVDを持っている。
・神通
改二。練度99。ケッコンカッコカリ済。バトルジャンキーだったので匙を投げられ移籍してきた。
移籍当初は勝手に出撃を繰り返し気絶するまで帰ってこなかった。
ジョークにものってくれる。<龍驤さんは背も小さいですよ。
黒潮と共に龍驤に頼りにされている。素質は30だったが提督と話し合って変わり改善する。
<練度では黒潮さんに負けていません。ダメになると食べ物を噛めなくなる。注射が嫌い。 脇腹が弱点。
・川内
改二。夜戦がうるさくて夜戦に抗議をしたら自分が夜戦になった。
一時的に卯月のものになったが、卯月の治療の為とそれ程執着していなかった故に手を引いた。
ニンジャ。素質問題無し。神通に次いで練度が大きい。休日は誰も知らない山水の滝で体を清める。
師匠と仰ぐ由良が居てその影響を受けて鬼軍曹と呼ばれていたらしい。愛用のバイクを所有。
提督の鎮守府に来てから梟挫を習得した。元々は忍者提督の鎮守府にいた。
・龍田
改二。天龍ちゃん好き。一思いに[ピーーー]のが得意。前の鎮守府で提督に襲われた。
素質は5であったが、当鎮守府に着任後に素質が上がり改善する。
・天龍
龍田の改二実装に凹むも皆からのビデオメッセージで感動。自分の役割を果たすと意気込む。
過激な乙女ゲーのガチャ中毒。株とかでへそくりを作って課金していた。霞の薬で様子見。
・大井
別の鎮守府から移籍。北上(別)に襲われ心意喪失するも、球磨が投与していた毒や周りの協力もあってある程度回復。
動けなくなるまでは別の鎮守府で一二を争う練度であった。強くなるのが好き。
・球磨
別の鎮守府から移籍。大井の介護をしていた。北上(別)を恨んでいる。
自我のない深海棲艦が脳以外のどこかに寄生、一体化している。趣味は艦娘の盗撮や使用済み下着の収集。
北上(別)は死亡したが、その死体の破片を浴びた際、体内の深海棲艦を北上が乗っ取った。
北上(別)の働きで内臓を破裂させられ、その際北上は血を浴びた明石に移動した。その怪我は完治するが、下着を使った料理は食べられなくなったらしい。
・由良
川内の師匠として川内を鍛える。深海棲艦を滅ぼした後、艦娘も処分するという考えを持つ。
強くなるために深海棲艦のコアを食べたらしい。4体の深海棲艦を体内で飼っている。
忍者提督とケッコン済み。


重巡

・加古
改。寝坊癖がある。瑞鶴の荷物取りに行ったりした。不知火達によく着替えさせてもらっている。
埠頭で釣りをして何も考えず時間が過ぎるのが好き。
前の鎮守府で共にエースだった古鷹を自殺に追い込んでしまった事から、他の重巡を見ると錯乱する(現在は改善)。
先の記述とは別の古鷹が流したボトルメールを受け取ってから彼女と交流し始め、元気になっている。
古鷹を自殺に追い込んだ事から初雪から恨まれていたが、紆余曲折の末和解した。
・羽黒
目を見られるのが恥ずかしいので髪の毛で隠している。幹部さんが送った監査官(艦)。
素質は30程度で改二には程遠い。正式に当鎮守府に着任している。正義に悩んでいたが答えを見つけることができた。
絡み酒。酒に弱い。ウイスキーボンボンや甘酒でも酔う。
下の毛は結構濃いというか、ワイルドというか。剃っても逆効果。過去に男性経験あり。
健常な片目を抉り出し、中に自爆・道連れ用の爆弾を仕込んでいる。長い前髪は義眼を隠すためでもあった。
・那智
当鎮守府が初着任な艦娘2号。当面の目標は改二。男性経験なし。
疲れが取れることもあり、皐月のマッサージを気に入っている。
愛宕のために彼女の前では男装の麗人を装う事になる。
・愛宕
男性恐怖症。町で男の人とすれ違うだけでもダメ。
前の提督に毎日ささやきボイスを聞かされて発症。それを理由にドロップアウトするのは嫌なので当鎮守府に移籍。
提督からの指示は他の者を通して伝達される。
男性恐怖症の克服のためにトレーニングした結果、百合に目覚めつつある。
一先ず男装した那智で慣らしていたが、那智自体に惚れてしまう。

潜水艦

・伊401
メンタル弱。他の潜水艦とは違い『悲劇』の後も鎮守府で活動している。心の病治療済み。潜水棲姫を人質に取られ組織のスパイをしていた。
・伊168
過度のストレスによる狭心症であり右眼がうまく見えていない。
潜水艦達の中で一番ひどい症状だった。鳳翔のお店で働いている。
鎮守府でリハビリ中。初期トリガー使用者。
・伊8
鳳翔のお店で働いている。はっちゃん特製サラダ。
・伊58
『bar海底』を開店。仔狸を裏で飼うことになった。
・呂500
『bar海底』で働いている。
鎮守府に復帰。酒乱で絡み酒。将棋が得意。
・伊19
高級店『料亭竜宮』で働いている。
現在鎮守府外。
・伊26
高級店『料亭竜宮』で働いている。
ストレスにより綺麗に白髪になる。
現在鎮守府外。
・伊13
不潔恐怖症。手垢やドアノブ、握手がだめ。手袋をしている。
個人風呂を作ってもらったり個人食器を買ってもらったりして感謝している。
恋人は出来たことがない。恋人が出来たら全身を使って洗ってあげたいという願望がある。
性的に興奮してくると、酷い腰痛に襲われる。フレンドさんは触らないで声や息遣い、見た目だけで満足させていた。
・伊14
アルコール中毒。艦娘断酒会という相互啓発をする会に参加予定。寝言でぶつぶつとロシア語を話す。

戦艦

・金剛
改。艦娘の権利を守る団体から偵察にきた艦娘。
現在レンタル移籍中。
不祥事により所属団体の幹部から降格。艦娘保護団体の活動が忙しく、練度不足。
提督を狙っていたがその気持ちは親愛に因るものだと気づく。金剛の部屋は龍驤の部屋の隣にある。
・ガングート
改二。酒に酔い、暖炉に頭から突っ込んで顔に火傷を負ったため志願して当鎮守府に移籍。ホラー映画が苦手で叫び声を上げる。
純血。 ポンコツだが練度は高い。火力に自信有り。ロシア国籍。町の人達に人気。孫さんと鎮守府外で同棲している。
産休中につき、現在戦力外。「もう少し、足りないもの」その9にて艦娘と人間の双子を出産。
艦娘の親という希少な例としてロシアから付け狙われる身。
・長門
改二。聞こえず喋れないため読唇術やタブレット等で意思疎通をする。
ギリギリ改二。グロい話は少し苦手。宇宙戦争の映画が好きだった。
大層強大な力を持っていた深海棲艦と素手で戦い沈む。ダメコンを積んでいなかったが復活した。
実は大本営のスパイ。
・榛名
榛名提督の鎮守府から移籍。霞のことが好き。艤装解除時に近くの駆逐艦を庇って左手薬指を欠損する。
比叡の料理で生死を彷徨った結果タナトフィリアに目覚める。左手薬指の爪を噛む癖があった。
死ぬ時は一緒に死のうと霞に言ったらしい。

空母

・雲龍
元世紀末鎮守府所属。定期的なエステ通いと手入れにより自慢の胸をもつ。胸は普通の『雲龍』より大きい。
忙しくても休み等きっちり与えてくれる提督に感謝している。当鎮守府の最初の正規空母。『悲劇』の際、記憶障害が起こった。
患者の熊野に刺され命の危機に瀕するも、泥のような何か(天城の腕を腐らせたもの)に助けられ無事回復。
葛城が秋津洲を騙して作らせた、命を燃料にする『Hトリガー』を使用するも上記の何かにより症状は出ていない。Hトリガー所有。
・天城
右腕二の腕あたりまでが何かにより腐っていた。その部分は腐臭が無く、痛覚が働いていなかった。他個体への感染はしないと思われる。
感染後、深海棲艦のようなオーラを出せるようになりその間能力が向上する。ただし燃費が悪く3時間以上の使用はやったことがない。
隠れて酒や煙草を使用していたが皆にばれていた。他の『天城』とは生まれつき全然違った。
素の口調は乱暴。障害者になることを恐れていたが手紙や説得により切除に切り替えた。現在は義手。
胸が異様に膨らんだり母乳が出るようになったりしたが前より少し大きくなった程度で収まった。
天提督とは隠れた恋仲だったようだが天提督のガン宣告を機に結婚することになる。照れると耳が赤くなる。
・葛城
龍驤が安心して休んでいられるように強くなりたい。その為に朝ランニングや瑞鶴の特訓を行っている。
夜戦(意味深)等の話題になると真っ赤になるウブな子。その手の経験はない。
当鎮守府が初着任な艦娘1号。葛城の部屋は執務室近くにある。
組織の末端に属していた男性と良い雰囲気。
・加賀
ツンデレ。百合好き提督鎮守府から移籍。瑞鶴を戦闘から遠ざけるため排斥行動をしていた。
前は如何にして戦果を稼ぐか、どれだけ他人と差をつけるかが生き甲斐だった。練度は高いらしい。
瑞鶴と恋仲。
・瑞鶴
怪我をする前から改二。盲目。普段は飛鳥(盲導犬)と共に行動し、出撃時は四感(艤装の駆動音や風)で判断し戦闘。
百合好き提督鎮守府から移籍。目は艤装解除後にやられた為修復剤で治せない。
雲龍と行ったエステでの豊胸メニューにより少し大きくなっている。ツンデレ好き。
加賀と恋仲。
・翔鶴
当鎮守府に来る前から改二。瑞鶴を追ってカバンに入る。一時期ホームレスになっていた。
百合好き提督鎮守府から移籍。加賀のことはそんなに好きじゃない。瑞鶴翔鶴の写真を入れたハートの形をしたロケットをプレゼントされる。
体を許すのは将来伴侶になる殿方だけと決めている。噴式を使える。影が薄いことを気にしている。
現在ラジオ「白鶴、まる」のDJを行っている。
・隼鷹
改二。不知火とヘンな話で弾む。
夜に対する恐怖を酒でごまかしている。酒を飲むと良く眠れる。 泥酔した自分の姿を見ることで飲酒量を減らした
・飛鷹
清霜を礼号組という悪い見本から守ろうとする。一人だと安眠できないため清霜と一緒に寝ている。
私は出雲丸だ、戦いたくないと錯乱。診察結果は軽度のPTSD。
朝霜ではなく清霜を選んだか理由は前の鎮守府で良く懐いてくれていた娘に似ているため。
その娘は戦艦が好きでボランティアで仲良くなるも、手術中に深海棲艦の襲撃による停電が起きて亡くなる。
その娘と流れ星を見ようと約束していた。
清霜を前にすると理性を失う。やたら可愛がっているが清霜本人からの対応は結構辛辣。
・龍驤
改二。最大練度。電車に轢かれ、左腕及び左足太腿先を欠損。提督のことが好き
助けられなかった少女に関する悪夢を見る。お偉いさんに艦娘が陸で怪我とは前代未聞だと驚かれる。
義足義手がない状態で鎮守府内を行き来する姿にドン引きしている艦娘は多い。趣味は読書。
義手にロケットパンチ機能がついている。
艦載機発艦のために全身に印を刻んでいる。使用するのは舌に刻まれた印。
ドM気質(情事の際に首締めを求める)。朝潮と夜の営みについて話し合う。鬱は治ってきている。
<天然モノのパイパンっぴょん!
<可愛いパンツはいてるやん!
最近になって障害者である事から提督の一番になれないのではという不安に駆られつつある。

その他

・秋津洲
ブラック最前線激戦区鎮守府から移籍。工作艦。彼氏はここに来てからはできてない。
ワーカホリック気味だが食堂での会話や初めてできた友達である明石の存在により緩和されてきている。
夜の相棒の名前は大艇ちゃん。前歯2本は折られたので差し歯。大艇ちゃん(飛ぶ方)への拘りが凄い。
下着は基本的にウニクロで安いのをまとめ買いしている。
・明石
完全なサイボーグを作ろうとしていた。
整備士と通じていたが思想の違いにより袂を分かつ。
工作艦。所属していた団体は真っ当。現在は記憶を消されているが罪悪感はある。
再生された後は吃音を起こしていたが、紆余曲折の末に解消された。
作業のクセや特徴を掴むために工廠組のノートをつくっている。
・レ級
駆逐棲姫の姉のようなもの。
尻尾を暁に破壊される。暁と恋仲になる。基本受け。お尻に嵌まる。
艤装が大きさ3mくらいの戦艦になる。超重力砲ビーム。雷のような見た目。深海棲艦も艦娘も食べたことないよ。
・駆逐棲姫
通称クキ。恐らく駆逐艦の突然変異。両足をスクリューに巻き込まれ失っている。義足や車椅子で行動。
嵐(自然現象)が怖い。天体観測が好き。幹部をパパと呼ぶ。幹部と結婚する。深海棲艦も艦娘も食べたことないよ。
・潜水新棲姫
深海棲艦の拠点に一時捕まっていた漣のアレが忘れられず付いてきた。
現実主義的シビアな人格。誰に対してもキツい物言いをするが漣(のアレ)には逆らえない。
セフレ的な関係を経て、提督との未練を断ち切った漣と正式に恋仲となる。

・提督
鬼畜カニバ鬼悪魔ドS提督等様々な風評被害に悩まされている。
龍驤と漣と関係を持つ。
あがり症。人相は良くない。金庫に今まで撮った集合写真を保管している。
ネコミミが好き。朝霜も叫ぶほど痛い足裏マッサージができる。菓子類を作るのが得意。
・幹部
偉い人。モンド(必殺仕事人)。駆逐棲姫と結婚する。脇フェチ。
明石の頭をチョメチョメした人。当鎮守府の提督との関係は良好。
和平派。
・女幹部
見た目は菊月。
和平派。
・飛鳥
瑞鶴の盲導犬。犬種はゴールデンレトリバー。
・医師(瑞鶴のリハビリ担当医)
女性不信。多摩のひとめぼれの人。まずは友達として多摩と付き合った。
清いお付き合いの果てに多摩と婚約。
・鳳翔
鎮守府の近くに店を構えている。
提督のところには所属していなかった。
・憲兵
当鎮守府唯一の憲兵さん。
多摩に告白され振り、北上に告白して降られた。
そこで周りを妬むようになったが那智の言葉により北上に再度告白。北上と恋人になる。
・間宮
料理を教えていたりする。日常的に皆の食事作りを担当している。
・医者
身長150cm程。当鎮守府住み込み。内科医。寝ている人が好き。
鎮守府を行き来して艦娘専門の治療行為をしている。鎮守府敷地内の診療所や鎮守府内の医務室にいる。
・千歳
水上機母艦。医者に有料で胸を貸す。心療内科専門医。カウンセリングも大丈夫。
鎮守府敷地内の診療所や鎮守府内の医務室にいる。(後の内容から見て精神科医としての診断もできると推測できます。)
・孫
熊野の事件で世話になった地元の権力者、その孫息子。
日本酒蔵で働く杜氏。後にガングートと結婚した。
・最上
時雨を取り戻せるという甘言を弄され、組織の傀儡の調整役になった。その後脱走し当鎮守府に助けを求める。
時雨に初めてあげたプレゼントはお洒落な服とアクセサリー。幹部預かり。
・駆逐水鬼
中身は時雨。時雨は最上と出かけている時に乗っていた水上バスが深海棲艦の魚雷にやられ瀕死。その後死亡。
時雨の死体は一度盗まれた後に脳を抉り取られた状態で発見された。幹部預かり。
・那珂
傀儡。川内に保護されるも、夕張が使った古ぼけた艤装の中にあった黒い球を持ち去る。黒い球は荒潮に回収される。
・潜水棲姫
座礁して動けなくなっていたところを伊401に助けられる。同胞を食べたことがある。火力は大和型~長門型の数値。雷装値は重雷装巡洋艦並み。

・百合好き提督
瑞鶴放置の理由は「戦隊の花形として盲目の瑞鶴は相応しくないから」と思われていたが、真相は加賀との仲が悪く見えたからだった。
加賀曰く戦果を稼ぐのが趣味のような人だったのだが……。瑞加賀LOVE。お気に入りの百合モノ同人誌を赤城に捨てられる。
鳳翔さんのお店の常連。
・赤城
百合好き提督鎮守府所属。加賀の代わりに土下座したり加賀をビンタしたり良識ある子。
百合好き提督が好き。狐耳のコスプレをしたりする。鳳翔さんのお店の常連。

・天提督
優柔不断。膵臓癌であったが手術は成功。天城と結婚をする。初体験は天城から襲われ、下の毛も剃られた。 誰にでもダメコンを積む。
・扶桑
・山城
・村雨
改二。
・龍鳳
・深雪
天城を姉御と呼び慕っている。

・島風提督
ブラック最前線激戦区鎮守府の提督。島風のためなら何でもする。
頭のネジが外れた艦隊(以下『頭ネジ』)を指揮している。謎の組織とつながっていた。
皆との情事をやめると宣言した。
・島風
両手足欠損の達磨状態であったが、整備士によって両手足を生やしてもらった。
島風提督のことが好き。一緒にかけっこをしたい。
・長波
洗脳されている疑いがあったがメンヘラなだけだった。夜が激しすぎる。
神通「ヤンデレでしょうか?」 五月雨「メンヘラ」
・五月雨
『頭ネジ』作戦担当。煙草を吸っていたが妊娠を機にやめる。
スイッチを押されると頭が割れそうになるほど痛くなる。ドS。
粗暴な言葉遣いだったがさみだれへの影響を考え、島風に協力してもらい、直す。
島風提督をパパと呼ぶ。
・大鳳
『頭ネジ』旗艦。ヤンデレ。ナイフ、ペンや箸で島風提督を刺し殺しかけている。
・摩耶
島風提督が戻ってきたと聞いて戻ってきた。
煙草を吸っていたが島風提督がいないと吸っている気がしなかったらしい。
島風提督が好き。真面。
・伊400
『頭ネジ』真面な部類……だと思われたが、島風提督を取るためにスイッチを使い、五月雨及びさみだれを人質にする。
その後作戦は失敗し、逃亡。現在行方不明。島風から「皆が熱くなった時でも、常に冷静な判断を下してくれる頼もしい存在」と信用されている。
漂流していたところを整備士たちに発見され、共に行動することになる。ビスマルク「貴女ただのツンデレじゃない。」
・武蔵
『頭ネジ』一番やばい奴。思考言動が幼い。水鬼レベルを素手で殴っていた。文月をいじめっ子だと思っている。
・天津風
島風が無事で幸せならそれで良いと思っている。幹部預かりから戻ってきた。洗脳解除済み。
・夕雲
島風提督を刺した後通りかかった『頭ネジ』にポイ捨てされ、提督らに捕縛される。
組織に早霜を人質にとられているという洗脳を受けていた。早霜は元々居なかった可能性がある。
更に聞こうとすると気絶し、組織の事どころか色々な記憶が曖昧となる。現在は幹部が連れて帰っている。
・大淀
超低確率であるドロップ艦として着任。常識枠。五月雨「クソメガネ」(第一声)
・文月
改二。幼女塾という団体に買われ助けられてから改二となった。武蔵が苦手。現在幼女塾所属。
・浜風
下半身を4回程手術した。妊娠経験あり。子供が出来なくなる。凄く具合は良いと評判。幹部預かりから戻ってきた。
・さみだれ
五月雨と島風提督の子供。
・後任提督
島風提督がいない間ブラック最前線激戦区鎮守府を担当。五月雨にサンドバッグにされ血反吐を吐き逃亡。

・北上(別)
球磨や大井のいた鎮守府の艦娘。多摩(別)を演習中の事故に見せかけて始末。深海棲艦に寄生されており自爆して亡くなった。
・多摩(別)
球磨や大井のいた鎮守府の艦娘。既に亡くなっている。球磨曰く腰抜け。

・榛名提督
霞のことは覚えていない。比叡を反省させるため榛名の移籍を許可するなど、決して悪人ではない。
金剛(別)、比叡、霧島が所属している。

・朝潮提督
朝潮とケッコン
・朝潮
龍驤とは龍驤が五体満足だった頃に提督会議で知り合った。ドM。朝潮提督とケッコン済み。
龍驤にBLを勧めた。緊縛されて羞恥責めされるのが好み。叩かれるのも大好き。

・川提督
管理人(北上)と副管理人(大井)の為に二人を失踪扱いにする。
・管理人
川の上流にあるキャンプ場の管理人さん。旦那さん。
・副管理人
川の上流にあるキャンプ場の副管理人さん。奥さん。

・H幹部
オネェ。公的な場では硬い態度。
和平派。
・朧
オネエ幹部鎮守府所属。ロングヘアー。暇があれば読書。『第七駆逐隊の集い』に参加。
オネエ幹部に毎朝髪の毛を梳かしてもらっている。オネエ幹部のことが好き。告白すると決心する。

・曙
どこかの鎮守府所属。厨房担当。一年程前に孤児院での火事に遭遇し、逃げ遅れた4人全員を助ける。
そのうちのひとりであった大学生(孤児院の卒業生)を倒れてきた燃える柱から守る。
それにより右腕に火傷の痕がある。『第七駆逐隊の集い』に参加して高級栞ゲット。
助けた大学生のプロポーズを受けた。大学生が就職したら結婚する予定。

・綾波
沈みかけている所を深海棲艦に寄生される。右腕に意識が残っている。レ級様。

・夕立
特務艦。高翌練度には違いないがどうにも報われない。
時雨を殺した組織に復讐がしたい。最上をクズ重巡と思考の中で呼ぶ。
・時津風(故人)
特務艦。視察官と繋がっていた。夕立の犬になる。
足りないもの鎮守府にて、視察官に殺害される。
ネームレスの工作により、大本営にテロを仕掛けた所を防衛のために殺害された、という形で処理された。

・早霜
『料亭竜宮』で暴れた。
朝霜を「泣き虫姉さん」と呼ぶ。愛情が歪んでおり、朝霜に苛烈な調教を施した。
死亡したかと思われたが、 何故か生存。複数個体存在する模様。

・監査官
男性。切れ者。

・視察官 (故人)
女性。S朝潮に対して執拗な取り調べを行った。脱走犯。時津風と繋がっていたが殺害される。
整備士に助けられるも、人間の身体はもう使い物にならなかったため、駆逐イ級の死骸で代用される。
紆余曲折の末北方棲姫の姿になっていたが、足りないもの鎮守府にいた時津風と差し違える形で死亡。

・整備士
組織の元トップ。すぐに忘れられてしまうような容貌。伊13、伊14、呂500、伊401のみ潜伏場所を知っている。
卓越した義肢技術と生体生成技術(艦娘の体から本人の腕脚や内臓を作れる)を持つ。国に追われており公には死亡扱いされている。
白血病の手術痕有り。死亡届はアメリカで出されている。「男」と書き込まれることが殆ど。吹雪と恋仲。
・吹雪
深海棲艦のように肌が白く、角が生えている。轟沈したが整備士に助けられる。
生身の左腕を整備士が作ってつけた。轟沈したからかこの姿になったからか練度が元の倍になった。
・神風
傀儡に記憶をインストールされた者。将棋が得意。
・旗風
傀儡に旗風としての記憶をインストールされた者。
・ビスマルク
傀儡に記憶をインストールされた者。深海棲艦の力を抑えるには負の感情を持たないようにすれば良いと知っている。

・伝説の翔鶴
当鎮守府から遠く、未確認深海が確認されている『鉄の海域』に出没。朝霜が化け物、傷一つつけられないであろうと評価。
両腕が無く舌に印を刻み大量の艦載機で羽を作って飛ぶ。零戦と九九式を扱う。おばあさんに一時期保護されていた。
中継基地と呼ばれる鎮守府の最後の生き残り。基本的には誰も姿を見たことがない。
どこかの鎮守府に縛られるより、自由に海を守りたいと話す。

・タシュケント
ソ連再興を企み、殺し屋として活動し資金を貯めている。
極めて用意周到かつプロ意識も高い。
夕立やアケボノらの襲撃からも余裕を持って逃げ出せる凄まじい手練れ。
複数個体が存在し、1体2体倒した所で根絶はできず簡単に復活してしまう。

・大人響
ロシアからの使者。
ガングートの身柄をロシアが欲しがっている事を伝える。

ひとまず前スレのものを引用して追記修正
アケボノ一味など、抜けているものや情報が古いままのものに関してはどなたか追記や指摘をお願いします……

何か忘れてると思ったらアイオワ、ガンビー、日進、深海提督が抜けてるのか
この辺もどなたか

ーー


ガンビアベイ「今日もリハビリ頑張りました…!もう二度と歩けないって言われても、やらないと意味がありません」


ガンビアベイ「せめて長距離も杖で歩けるようになって……自分の足で…!」


ガンビアベイ「公共機関を車椅子で移動するのはまだ色々と不便が多いです…」


ガンビアベイ「スロープもまだ無いところが多くて…」


ガンビアベイ「ここの設備を見習って欲しいです!」

龍驤「……」


ガンビアベイ「あ、龍驤さん!義足と義手が無いけどどうしたんでしょう?」


ガンビアベイ「もしかしてたまにあるっていう義肢を忘れたやつ…?」


ガンビアベイ「それにしては様子がおかしそうですけど…声をかけないといけませんよね」


ガンビアベイ「あの、龍驤さん……!」


龍驤「……」


下1~3高コンマ 龍驤の反応やその他起こったことなどを

ガンビアベイ「足を忘れたんですか?私の車椅子に乗っていきますか?」


龍驤「触んな…」


ガンビアベイ「ひっ!」


龍驤「誰も頼らんでもええようになるんや…お前もわかるやろ……」


ガンビアベイ「で、でも!その状況じゃ歩けません!」


龍驤「うるさい…ボケ……」ずり……


ガンビアベイ「やめて下さい!床を這うなんて汚いですよ!」


龍驤「喋んな……」ずり…ずり……

ガンビアベイ「どうしよう…また鬱になってるんでしょうか?表情も暗い…っていうか怖いし……」


龍驤「……」ぶつぶつ


ガンビアベイ「こんな時にAdmiralはどこに居るんですか!大切な人がこんな事になってるのに!」


ガンビアベイ「……あ。今日は何か用事って言ってたような…」


龍驤「…………」ずり…ずり………


ガンビアベイ「だ……誰かぁ!早く来て下さいぃ~~!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

漣「誰が何で騒いでんですかぁ?」


潜水新棲姫「見ろ、龍驤だ」


ガンビアベイ「良かった…!」


漣「龍驤ネキ~なにやってんですか。義足はどこにやったんすか?」


龍驤「ウチに喋りかけんな……」


潜水新棲姫「声に覇気が無い。それに目が濁ったように淀んでいる」


漣「ちょっと不安定になってんですかねぇ。医務室にぶち込んどきますか」


龍驤「やめろ…おい……」


漣「はいはい、大人しくしてて下さいね~」

潜水新棲姫「手伝うぞ漣」


漣「これくらい平気ですよ。おぶっていけば問題ありません」ガシッ


龍驤「……」


漣「ガンビーさん感謝です!このまま龍驤ネキはベッドインさせてきます」


ガンビアベイ「あの!私もついていっていいですか?」


漣「え?大丈夫ですけど」


潜水新棲姫「ならワタシが車椅子を押してやろう」

ガンビアベイ「龍驤さんがこうなるのは良くあるんですか?」


漣「最近は無かったですけど、昔はザラにありましたよ」


潜水新棲姫「今日は提督が居ないのが原因かもな」


漣「…龍驤さんは漣のせいで一度壊れています。こうやって龍驤さんを支えていくのが漣の宿命なんです」


ガンビアベイ「立派ですね…」


潜水新棲姫「漣だけのせいでは無いと思うが、漣がそう言うならワタシも協力する」


漣「龍驤さんも大人しくなりましたし、医務室に運べばミッションクリアですな」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


漣「お集まり頂きありがとうございます。ただ今より龍驤さんの為の会議、龍驤会議を開催します」


雲龍「だから私達が集められたのね」


多摩「にゃ」


黒潮「えらい調子悪そうやったけど、大丈夫なん?」


漣「あまり良くはありません。ですからその為の会議なんです」

隼鷹「また鬱かい?」


漣「まだきちんとした病名は付くかどうかはわからないそうです。一時的な再発の可能性もあると」


神通「そうで無ければ…」


漣「もっと深刻な病気になってしまったかと。普通ならばベッドに縛り付けられるような病気の可能性もあります」


川内「どうして…何が原因だったの?ここのところ調子良かったじゃん」


漣「ガングートさんの妊娠や出産が影響しているかもしれません。龍驤さんは子どもに対して非常に強い感情を抱いています」

漣「今まで溜まっていたものが爆発したかもしれません。それに良いことが続いたのも良くなかった可能性があります」


伊8「どうしてですか?良いことがあったら心は安定するんじゃないですか?」


漣「ストレスは楽しいことや嬉しいことがあっても感じるんです。龍驤さんは何がきっかけで壊れてもおかしくない状態だったかもしれません」


呂500「龍驤さん……」


漣「今は切り札であるご主人様が居ません。これからますます悪化していく可能性だってあるんです」


霞「だからこの会議を開いたのね」


漣「何としても龍驤さんは守りますよ。もう二度と傷付けません」


下1~3高コンマ 会議の結果やその他起こったことなどを

現在の龍驤は精神が不安定で何かを見たり誰かの話を聞けないような状態です。唯一の救いである提督も今はいません


それをふまえて再安価 下1~3高コンマ お願いします

雲龍「私達にできることは異変があったら助けるくらいよ」


漣「それしかありませんか……」


神通「注意深く…見ていましょう…」


呂500「何かあったら直ぐに皆んなにお知らせですって!」


川内「うん、そうしよう」

憲兵『秘書艦及び提督代理。客が来てるぞ』ガガ~


漣「おや、全体放送ですか」


伊8「今って執務室に誰も居ないんじゃないですか?」


漣「しまった…ペットを執務室に置いておくべきでした」


黒潮「急いで行った方がええんと違うか?」


漣「ちょうど会議も終わりましたしね。それでは行ってきます!」

ーー

漣「すまねぇっす憲兵さん!」ガチャ


憲兵「遅い。もう中に入れたぞ」


漣「いやいやいや!誰か分からない人を無闇に入れないで下さいよ!」


憲兵「知ってる奴だから通したんだ。客は孫だ」


漣「あ、なんだぁ…」


憲兵「ガングートと人間の子どもはまだ入院中だが、艦娘の子どもはもう退院だそうでその挨拶だと」


漣「あちゃーご主人様が居ないタイミングで来ちゃいましたか」

憲兵「俺もそれを伝えたんだが、龍驤やお前には挨拶しておきたいって言うから通したんだ」


漣「そうですか。それでは孫さんを追いかけます」


憲兵「龍驤は医務室だろう?そこに居ると伝えておいたぞ」


漣「はぁ!?なにしてんすか!!」


憲兵「なんだ?悪かったのか?」


漣「龍驤さんは子どもに対して敏感でしょうが!今倒れてんのもそれが原因かもしれないんですよ!!」


憲兵「な…!!」


漣「ヤバイヤバイヤバイ……!早く医務室に行かないと!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ガングートの艦『娘』の子どもです。Jr.は男の子に対しての敬称です


再安価 下1~3高コンマ お願いします

すいません、全て同じだと安価の意味が無いと思うのでもう一度だけ再安価させて下さい


下1~3高コンマ 何度もすいませんがよろしくお願いします

ーー


漣「間に合った!まだ医務室に入ってなかった!」


孫「漣さん…」


漣「とにかくこっちに来て下さい!医務室から離れて!」


孫「え?あ、はい……」


漣「良かった…本当に良かった……」


孫「あの…医務室に中に何かあるんですか?龍驤さんが寝てるだけなんですよね?」


漣「いや、あの……凄く体調が悪いんです」


孫「そうだったんですか…」

孫「あ、だからこの子は僕の襟を引っ張ってたんですね」


漣「えり?」


孫「そうなんですよ、僕が医務室に入ろうとしたら急に引っ張って…どうしようかと迷ってたんです」


漣「マジかぁ…」


孫「龍驤さんへの挨拶は今度にします。漣さんにこの子と挨拶に…」


漣「その前に少しいいですか?」

ーー応接室


孫「……」


漣「龍驤さんはご主人様の子どもを産みたいと、それこそ狂ったように欲しているんです。ですが龍驤さんの体は出産には耐えられません」


漣「艦娘は妊娠しにくいですが、それ以前の問題なんです」


孫「もしこの子と医務室に入っていたら…」


漣「あくまで最悪の展開ですが、孫さんと産まれたばかりのその子は殺されてました」


孫「……」


漣「今の龍驤さんは何をするか分かりません。千歳さんと話し合って、この後鎖で拘束する予定です」


孫「そこまで悪かったんですね…」

漣「挨拶に来てくれたのは嬉しいですが、龍驤さんがこの状況なので今日はお引き取り願います」


孫「こちらこそすいませんでした…」


漣「孫さんは悪くありません。ご主人様も居ないですし、タイミングが悪かったんですよ」


漣「ご主人様が帰ってくればガングートさんのお見舞いにも行きます。ガングートさんにもよろしくお伝えください」


孫「はい…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


H幹部「不安材料だった人を追い出して和平派は再始動ねぇ…」


幹部「私が和平交渉の実質的な代表になったからね。残りの連中もそれならばと納得してくれたよ」


H幹部「もうちょっと庇ってやれなかったのぉ?」


幹部「そうすると和平派は分裂してしまう。それだけは避けたかったんだよ」


提督「今回の件は自分が悪いんです…」


H幹部「あたしだったら助けてあげられたわよぉ~」

幹部「提督君はそっちの派閥に入るのかい?」


提督「まだ未定ですが…」


H幹部「すぐに抜けてもいいからとりあえず入っておきなさいよ。昇進したのにどこの派閥に属して無いのは悪目立ちよ」


幹部「それは確かにそうだね」


H幹部「他の連中と合わなそうなら会合にも来なくていいわ。とにかく無所属はやめておきなさい」


提督「…はい」

H幹部「それにしても丸一日会議だなんてお肌が痛むわぁ」


幹部「意見の交換もしたかったんだよ。君とは和平を目指すという目的が同じだからね」


H幹部「そうねぇ…」


提督「…あ、少し失礼します」ブブブブブ…


幹部「電話かい?」


H幹部「緊急の場合じゃ無いなら出なくていいわよぉ」


提督「医務担当からの電話です」


H幹部「それは出なさい。何かあったかもしれないわ」

ーー


提督「……では、お願いします」ガチャ


H幹部「どうしたのよ?随分と慌てていたわね」


提督「龍驤が……倒れたそうです…」


幹部「それは心配だ」


提督「精神的にかなり不安定で……拘束用のベッドを使うと…」


H幹部「ちょっと……」


幹部「提督君、今すぐ帰った方がいい」


提督「……」


H幹部「また予定くらい合わせるわよ。早く帰りなさい」

提督「自分は…この中では立場が一番下です」


幹部「そんなのは今は関係ないだろう。龍驤君を助けられるのは君だけだ」


H幹部「あたし達に気を使って帰らないって言う方が怒るわよ!」


提督「……すいません」


幹部「だが今から急いで帰ってもそれなりに時間はかかってしまうね」


H幹部「それでも急ぎで帰るしかないじゃない!途中まで送っていくから早く準備して!」


提督「ありがとうございます…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー足りないもの鎮守府


提督「龍驤!!」


漣「ご主人様!?どうやってそんな早く帰ってきたんですか!?」


提督「龍驤はどこだ!?」


漣「地下の…隔離ベッドで……」


提督「あそこだな!!」ダダダッ


漣「パネェっすご主人様……」

ーー隔離室


千歳「可哀想だけど仕方ないのよね…」


龍驤「」ギチッ


医者「全身を鎖で拘束して…後は口も塞がないと」


千歳「ごめんなさい龍驤さん……」


医者「死んでしまうよりよっぽど良いんだ。龍驤さんはまだ取り返しがつく」


千歳「そう……よね…」

ダダダッ


医者「誰かが走ってくる?」


提督「龍驤っ!!」ガチャ


千歳「提督!?さっき電話したばっかりなのよ!?」


提督「龍……うぉっ!!」ゲシッ


医者「危ない……!」


龍驤「」


千歳「龍驤さんに覆い被さって…なんとか地面にこけることはなかったわね」


医者「口を先に塞いで無くて良かったね。提督さんの口が龍驤さんの口に当たってるよ」


千歳「それってキス…」


提督「龍驤……帰ってきたぞ…俺はここにいる……」


龍驤「」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

龍驤「ぁ……んう…」


提督「龍驤…俺が分かるか?」


龍驤「司令官…………」


提督「龍驤…」


龍驤「う…ぁ………ウチ…体…」ギシッ


千歳「ごめんなさい、ここは隔離室なの」


龍驤「ぁ……ウチ…」


医者「誰も傷付けてません。大丈夫ですよ」


龍驤「よかったぁ………」

龍驤「司令官……ウチ…寂しかってん……」


龍驤「キミが遠くに行ってしまいそうで……ウチ以外にも女はおるし…」


提督「そんな事は無い…俺には龍驤しか居ないんだ…!!」


龍驤「子ども…な……」


龍驤「ガングートと…孫さん見てたら……やっぱり欲しい…」


龍驤「ウチかって…子ども欲しいんよぉ……」


提督「龍驤……」


龍驤「ウチはな…幸せになりたかってん……」

龍驤「好きな人と…その子どもで…仲良く過ごしたかった……」


龍驤「いつまでも…幸せな暮らしを…夢見てたんや……」


提督「うう……!」


龍驤「ウチの体では…無理なんや……」


龍驤「長生きもできへん……司令官より先に死んでしまう…」


千歳「そんな事無いわ。ちゃんと治療を続ければ大丈夫よ」


龍驤「ええよ…自分の体のことは…ウチがよう知っとるから……」


千歳「……」

龍驤「なんで…こうなったんやろ……」


龍驤「ウチはただ……あの子を…助けたかっただけやねん……」


龍驤「助けられへんだけやなくて…ウチの腕と脚も…」


龍驤「もう……ええかなぁ…」


提督「龍驤……?」


龍驤「ウチ…頑張ったわなぁ……」


提督「やめてくれ龍驤!!」


龍驤「ごめんな司令官……ちょっち…寝るわ…」


提督「龍驤!俺がここにいるじゃないか!」


龍驤「夢の中で……会お…な………」


提督「龍驤!寝ないでくれ!龍驤~~!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

千歳「…大丈夫です。龍驤さんは寝ただけですよ」


提督「なぜそれが分かる!!龍驤の心はもう…!」


千歳「提督さん。私達は何の為にここに居るか覚えていますか?」


提督「う……」


医者「龍驤さんには投薬治療を続けます」


千歳「暫くはここで拘束してますね」


提督「お願い…します……」

ーー

漣「再び龍驤会議の時間です」


多摩「このままじゃ提督と龍驤さんは共倒れにゃ」


雲龍「あの二人はお互いに依存が強すぎるのよ」


神通「提督の状態も…悪化していってます…」


呂500「このままじゃ終わってしまいますって」


黒潮「おい!!」


伊8「残念ながら本当の事です」

川内「どうする?龍驤さんも目を覚ます時間が少なくなってきてるんでしょ」


隼鷹「今日が何日かも分かってないってよぉ。もう見てらんねぇよぉ…」


漣「このまま何もしなければ本当に終わってしまうかもしれません。それだけは阻止するんですよ!!」


雲龍「そうね、私達で助けるの」


漣「絶対に救ってみせますからね……!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

呂500「あの……実は隠してたことがありますって」


呂500「あの整備士さんとの……落ち合い場所がありますって」


雲龍「よく今まで黙ってたわね」


呂500「それが場所を教えてくれる条件でした」


神通「でもどうなんでしょう…もし勝手に腕や脚を治したら…」


漣「龍驤さんなら自殺します。絶対にそうですよ」


黒潮「やっぱりそうなるわな…」


川内「何度も治すタイミングはあったけど、全部断ってたもんね」

呂500「そうじゃありませんって」


漣「どういうことです?」


呂500「整備士さんに心を治してもらいます」


隼鷹「どうやって…」


呂500「……脳を新しく…」


伊8「それはもう龍驤さんじゃありません」


呂500「潮がやったみたいに記憶を抜き取って新しい脳に入れれば!」


雲龍「できたとしてもやらないわ」


川内「それだけはやっちゃダメ。龍驤さんを殺すより酷いよ」

呂500「じゃあどうするんですか!!このまま何もしないで見てるだけですか!!」


呂500「このままじゃ提督も!龍驤さんも死にますよ!!」


漣「それは分かってるんだよぉ!大声を出せばいいってもんじゃねぇ!!」


呂500「元はと言えばお前のせいだ!!漣が逃げたらこうなったんだ!!」


漣「それが分かってるから私がなんとかしたいんですよぉ!!」


多摩「落~ち~着~け~にゃ」


雲龍「一旦お開きにしましょう。このまま続けても良くないわ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーーーー


龍驤『体が軽い……ここは夢か…』


龍驤『今のウチは鎖で拘束されて……身動きは取られへんもんな…』


龍驤『夢の中やったら…こうやって自由に動けるしな……』


提督『龍驤……』


龍驤『これもウチが夢の中で作り出した司令官か……やっぱりええ男やなぁ…』


提督『なぁ龍驤…俺の話を聞いてくれ……』


龍驤『ええで…聞いたる』

提督『龍驤に譲れないものがあるのは分かっているが…俺にとっての譲れないものは龍驤なんだ…』


提督『龍驤をもっと愛したいし子供だって欲しい…でもそれで龍驤が死んだら俺は生きていけない……』


龍驤『嬉しいわ司令官…』


提督『だからあの男…整備士を探して身体を治してもらわないか?』


提督『あの子を忘れろというわけじゃない…ただ龍驤の為にも…俺自身の為にも…前を向いて生きて欲しい』


提督『龍驤……お前に生きて欲しいんだ…』


龍驤『なぁ…この司令官ってほんまもんの……』


提督『龍驤……』


龍驤『安価』


下1~3高コンマ 龍驤の台詞などを

龍驤『もしかしたらこれはウチの本音かもしれんなぁ…司令官にしてはおかしいわ…』


提督『なぁ…龍驤……』


龍驤『……起きたら司令官と落ち着いて話しせなあかんな…』


提督『龍……驤………』


龍驤『夢を見るのはここまでや。ありがとうな司令官』


提督『待っ……て……く…………!』

ーー

龍驤「ぅ……おぇえ………」


千歳「起きた龍驤さん?」


龍驤「気分…悪……目覚め最悪や…」


千歳「今日が何日だか分かる?」


龍驤「……わからへん」


千歳「そう……」


龍驤「でもな…頭はハッキリしてきたから…話はできるで…」


千歳「じゃあ龍驤さんに質問していくわね」


龍驤「ええで……全部答えたる…」

ーー

千歳「どうやら意識は戻ってきてるみたいね」


龍驤「なぁ千歳……黒潮らの名前聞いてきたってことは…ウチ分からん時あったん…?」


千歳「…そうね」


龍驤「今回のはほんまに…危なかったんやね……」


千歳「…ねぇ龍驤さん」


龍驤「千歳…司令官……呼んでくれへん…?」


千歳「…えぇ、わかったわ」

ーー

提督「龍驤…良かった……」


龍驤「司令官…ちょっと痩せてない……?ちゃんとご飯食べてる…?」


提督「俺には龍驤が居ないとダメなんだ…!龍驤ぉ……!」ギュッ


龍驤「もう…落ち着きぃや……ウチは逃げへんで…」


提督「う…すまない……」


龍驤「ほんまに…しゃあない人やなぁ……」

龍驤「なぁ司令官…」


提督「なんだ……?」


龍驤「夢の中でな…司令官がウチの体を…治せへんかって言うてきてん…」


龍驤「それだけはできへん…でもこのままやったらウチは司令官とずっと一緒に居られへん…」


龍驤「キミは…どう思ってる……?」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを

提督「夢の中で…伝えた通りだ」


龍驤「え……」


提督「潮を使ったんじゃない。俺達は同じ夢の中に居たんだ」


龍驤「ほな…あれは……」


提督「普通なら手足が生えるなんて奇跡は起こらない。だが起こしてくれる人がいるんだ」


提督「俺は龍驤と共に生きたい。龍驤とじゃないと意味が無いんだ」


龍驤「嬉しい…嬉しいわ……」


龍驤「ウチな…ずっと不安で……キミに…捨て…」


提督「分かっている。全部分かっているんだ」ギュッ


龍驤「信じていいんやね……」


提督「俺は龍驤を愛している」


龍驤「ウチも…愛してるで……」


ーー

鎮守府内の誰かが妊娠、出産すれば龍驤は狂うだろうなと思ってました


コメントなどあればお願いします

ーー


千歳「おはよう龍驤さん。調子はどう?」シャッ


龍驤「まぶし……」


千歳「地下でも陽の光が入るようになってるなんていい設計だと思うわ」


龍驤「そこは…司令官とよぉ考えてん……」


千歳「蛍光灯の光とお日様の光は違うわ。意識がはっきりしてきたなら陽の光は浴びないとね」


龍驤「そうやなぁ……」

千歳「それで体調はどう?」


龍驤「最悪や……」


千歳「なら良くなってきた証拠よ」


龍驤「そうやとは思うけど……辛い…吐きそう…しんどい……」


千歳「ここを乗り越えればぐっと良くなるの。頑張って龍驤さん」


龍驤「はいよぉ……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

朝霜「調子悪そうだな龍驤さん」ガチャ


龍驤「絶不調やでぇ……」


朝霜「なんでそんなになるまで黙ってたんだよ。司令に甘えろ」


龍驤「色々…溜まっててなぁ……自分で…制御できんかってん…」


朝霜「はぁ…本当によぉ」


龍驤「迷惑かけてごめんなぁ…」


朝霜「謝る相手が違うだろ」


龍驤「うん……司令官にやね…」

朝霜「聞いたぞ。腕と脚治すんだって?」


龍驤「かも…しれんなぁって…」


朝霜「なんだよまだ迷ってんのか?」


龍驤「迷ってるっていうか…なんていうか…」


朝霜「とにかく今は体調を治せ。そんなんじゃ治そうにも治せねぇ」


龍驤「そうやんなぁ…」


朝霜「何かして欲しいことでもあるか?あたいにできることだったら手伝ってやるぜ」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞や行動などを

龍驤「ほなもっかいだけママって……いやええわ…朝霜も嫌やろし…」


朝霜「なんだそんなのでいいのか?」


龍驤「ええの…?」


朝霜「ママって言うくらいならいくらでも言ってやるよ」


龍驤「あぁ……嬉しいわ…」


朝霜「あたいにパパママ呼びさせてたのはそういうことだったんだな」


龍驤「うん……司令官との子ども…欲しかったから…」


朝霜「だからって洗脳しようとするのはどうかと思うぜ」


龍驤「それは…ほんまにごめんな……」

朝霜「ママはさ…本当にいい母親になると思うぜ」


朝霜「司令にチョコを作ってた時手伝ってくれたのは本物のママみたいだったぜ」


龍驤「そう言うてくれると…嬉しい…」


朝霜「流石に全員の前では無理だけどよ、こうやってママの前なら子どもになってやるぜ?」


龍驤「朝霜……」


朝霜「なんだ?」


龍驤「こっち…一緒に…来て……」


朝霜「ベッドの中入ればいいんだな」


龍驤「うん……」

龍驤「朝霜……いつも頑張ってくれてありがとうな…」ナデナデ


朝霜「……」


龍驤「もっと…近く……」


朝霜「こうか…」もぞもぞ


龍驤「ええ子やね朝霜は……」ギュッ


朝霜「……」


龍驤「はぁ……可愛い…ウチの子はなんてこんなに可愛いんやろ……」ナデナデナデナデ


朝霜「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

提督「面白そうなことをしてるじゃないか」


朝霜「げ、司令!」


提督「俺の事はパパと呼んでもらおうか」


朝霜「司令は関係ないだろ!」


提督「関係あるさ。なあ龍驤」


龍驤「ほんまや…大人しく撫でられとき…」


朝霜「なんだよぉぉ…」


提督「よしよしよし」ナデナデ


朝霜「んぅ……」

ーー

龍驤「すぅ…」


朝霜「満足したら寝ちまったか」


提督「龍驤の笑顔…久しぶりに見れたな」


朝霜「龍驤さんは手術するのか?」


提督「前向きに考えるとは言っていた」


朝霜「やっぱりまだ確定じゃないんだな」


提督「それでもこれまでとは違う。以前なら問答無用で拒否していたからな」


朝霜「それに比べれば前進したってわけか」

朝霜「司令は治して欲しいんだろ?もっと強く言えばいいじゃねぇか」


提督「大人しく聞いてくれると思うか?」


朝霜「そこを聞かせるのが司令の仕事だろ」


提督「だがな…」


朝霜「ママの事を本当に大切に思ってるならちゃんと説得しろよ」


提督「朝霜…?」


朝霜「あとは二人っきりにしてやるぜ。ママの側に居てやってくれよ」ガチャ


提督「…ありがとう」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

龍驤はまだ地下の隔離室から出れません


再安価 下1~3高コンマ お願いします

ーー

龍驤「司令官……」


提督「どうした?」


龍驤「腕と脚…な……」


龍驤「ウチが治したら…あの男の人とこの鎮守府で…繋がりがあることが…バレてしまうかもしれんよ…」


提督「漣は…」


龍驤「あいつは違う……千切れた手足が…生えた訳やない……」


龍驤「皆んなを…危険に晒すわけには…いかへんねん…」

提督「俺は何よりも龍驤を…!」


龍驤「だからな……全部終わって…ウチらがもう戦わんでええようになって…」


龍驤「その時は……治そうかなって…」


提督「龍驤……」


龍驤「その時になって…治す技術があるか…男の人が協力してくれるかはわからん…」


龍驤「けど……もし治せるんやったら…」


龍驤「腕と脚…治して……司令官の側におりたい…」


龍驤「ほんで…子どもも欲しい……」


提督「もちろんだ!」


龍驤「その為にもな……司令官…頑張って…」


龍驤「ウチの事は…放っといてもいいから……深海棲艦との戦いを…終わらせて……」


龍驤「頼んだで…司令官……」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞やその他起こったことなどを

提督「龍驤、それが君の駄目な所だ。なぜ最も愛する人を二の次にして放っておかなきゃならないんだ?」


龍驤「でも…」


提督「龍驤、よく聞いてくれ。俺は君を裏切らない」


提督「龍驤以外にもう女は要らない。俺にはお前だけが必要なんだ」


提督「腕がないとか脚が無いのも関係ない。分かってくれるか?」


龍驤「うん……」


提督「俺は龍驤を裏切らない。絶対にだ」


龍驤「ありがとうな……」

提督「…どうすれば分かってくれる?」


提督「何をすれば信じてもらえれるんだ?」


龍驤「ん…」


提督「何か物が必要なら用意しよう。して欲しいことがあるならなんでもする」


提督「俺が一番愛しているのは龍驤だけなんだ。それを絶対に分かってもらうからな」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞やその他起こったことなどを

龍驤「ウチは司令官からいっぱい気持ち貰っとるよ…
だから、甘え過ぎてる時は怒ってくれへん…?」


提督「怒る…」


龍驤「司令官は…ウチに怒ったことって…ほとんど無いでな…」


提督「…そうだな」


龍驤「大切にされてるって…分かるけど……そうや無いねん…」


龍驤「そんなんやと…ウチ……」

龍驤「司令官…知ってるやろ……ウチ…二股かけてたんや…」


龍驤「知ってたはずやのに……司令官は怒らんかった…」


提督「……」


龍驤「ウチは…独占欲が強すぎて……前の鎮守府を厄介払いされて…ここに来たんや……」


龍驤「ここに来る前のウチは…酷かった……」


龍驤「ウチはな……自分の需要を知っとったんや…」


龍驤「ウチみたいなんは…マニアが大喜びするんや……」


龍驤「遊びの男は……何人おったやろうな……」

龍驤「ここに来ても…前の鎮守府で作った男と…まだ繋がっとって……司令官に告白された時もや…」


龍驤「ウチはな……バチが当たったと思っててん…」


龍驤「怪我した時……ウチがどれだけ愚かな事をやってたか……身にしみたわ……」


龍驤「ウチが怪我したって知って……皆んな離れていった……」


龍驤「ウチの周りから…皆んなおらへんようになってん……」


龍驤「でも……司令官は違った…………ウチの側におってくれてん…」

龍驤「司令官……悪いことしたら怒って…あかんって言うて……」


龍驤「ほんならキミを…信じられる……」


龍驤「文句を言わず……全てを受け入れてくれるのは…違うねん……」


龍驤「ウチはな…油断したら……何するかわからんねん…」


龍驤「司令官……ウチを…叱って…………」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを

提督「……」ペシッ


龍驤「え……今…ウチのこと………叩いた……?」


提督「俺は龍驤が二股していたのはずっと知っていた。他に漣しか経験の無い俺でも分かったんだ」


提督「その時俺はどんな気持ちだったか……」


龍驤「司令官……?」


提督「だがその事を責めたら俺は振られる。そう思って口には出さなかった……出せなかったんだ」


提督「怪我をする前ちょっち出かけくると言っては男と会っていたんだな?」


龍驤「その……通り…です……………」


提督「…そうだろうな」

提督「お前の性癖が歪んでいるのは他の男の影響だな?」


龍驤「……はい」


提督「他の男におもちゃのように扱われていたのか?」


龍驤「それは…違い……ます……お互いに…楽しんでて………」


提督「……」


龍驤「ごめん…なさい…………」


龍驤「嘘ついて…ごめんなさい……裏切って……ごめんなさい………」

龍驤「う……ううぅぅぅ~~~!」


龍驤「キミに捨てられるかもって怖がってたのは…ウチが最初に裏切ってたからなんや……!!」


龍驤「腕も脚も…ただの言い訳や……!」


龍驤「ウチはいつか…司令官に裏切られる……!それが因果応報で……!」


龍驤「捨てやんといて…ウチを捨てやんといてぇ……!!」


龍驤「もう二度と……浮気はしません……!だからウチを…許して下さい……!!」


龍驤「司令官…………!」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞やその他起こったことなどを

提督「……龍驤を許すにはこの方法しか無い」ギュッ


龍驤「ふぁ……」


提督「お前の中から他の男のことなんか消してやる」チュッ


龍驤「ん……んぐ…」


提督(龍驤……)グイィッ


龍驤(激し……こんな…キス………初めて…)


提督(お前の全てを…俺が上書きしてやる)


龍驤(すご………………頭の中…全部…司令官に…………)


龍驤(脳ミソ……犯される…………ぁぁぁぁ……)

ーー

漣「盗み聞きとは良くないですな」


朝霜「お前も似たようなもんだろ」


漣「漣は龍驤さんの様子を見に来ただけです」


朝霜「おいピンク」


漣「なんでしょう?」


朝霜「お前は知ってたのか」


漣「何がでしょう?」


朝霜「トボけてんじゃねぇ」


漣「……ええ、龍驤さんの二股は知ってましたよ」


朝霜「お前ぇ!!」ガシッ


漣「なんですか?」


朝霜「クズが…!どこまで司令を追い詰めれば済むんだよ!!」


漣「漣がクズなのは分かりきったことじゃないですか」

漣「あの時は漣は潔くご主人様から手を引きましたよ。なぜだか分かりますか?」


漣「頃合いを見て全てをご主人様にブチまけて、龍驤さんとご主人様を別れさせようとしてましたからね」


朝霜「ふざけんなよ!!」


漣「ふざけてねぇ!こっちは大真面目だったんですよぉ!!人の男を盗られて正気でいれると思ってんですかぁ!?」


漣「ご主人様の事はずっと大好きだった!それをビッチのクソ軽空母にとられた気持ちがアンタに分かるってんですか!?」


朝霜「分かんねぇよ!でも司令は悪くねぇだろ!」


漣「あんなビッチに一目惚れするご主人様も悪い!!」

朝霜「…なんで今の今まで黙ってた」


朝霜「龍驤さんが怪我をしてお前がトドメを刺して…」


朝霜「お前が戻ってきた時も、司令と別れた時でも」


朝霜「言うタイミングはいくらでもあっただろぉがよ!」


朝霜「お前は…何がしてぇんだ!?」


漣「安価」


下1~3高コンマ 漣の台詞や行動などを

漣「漣がここに帰ってきた時にはもうもう手遅れだったんですよ」


漣「ご主人様か龍驤さん。片方が居なくなると片方が後追いしてしまう程になってました」


朝霜「そうしたのはお前だ!!」バキッ


漣「ぐぁっ……!」バタッ


朝霜「許せねぇ……お前だけは絶対に許さねぇ!」


漣「ぅ……ぐ…」

潜水新棲姫「おい」


朝霜「なん……ぐはっ!!」バキッ


潜水新棲姫「ワタシの漣に手を出すな。相手ならこっちにいるぞ」


朝霜「へぇ……やってやるよ」


漣「やめて…下さい……悪いのは…漣で……」


潜水新棲姫「待ってろ漣。コイツをぶっ飛ばしてすぐに医務室に連れてってやる」


朝霜「ブチ殺してやる!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

朝霜「深海棲艦が邪魔すんじゃねぇ!」ブンッ


潜水新棲姫「ワタシだってここの仲間だ!」ヒュッ


朝霜「都合の良いことばっかり言いやがって!」


潜水新棲姫「悪いか!!」


漣「もう……やめて…!」ガシッ


朝霜「うるせぇ離せ!!」


漣「ぇあ……!」

提督「そこまでにしてくれ!!」


漣「ご主人様……」


朝霜「なんでだよ司令!コイツが全部悪いんだろ!」


提督「本当に悪いのは俺だ。龍驤の不貞に気付いていながら何もしなかった…できなかったんだ」


提督「男として魅力も無かった。一人の女を完全に振り向かせることはできなかったんだ」


朝霜「でもよ!!」


提督「…朝霜と潜水新棲姫は独房で反省していてくれ」


潜水新棲姫「漣は」


提督「俺が医務室に運ぶ。もう気絶している」


朝霜「な……!」


漣「……」

提督「漣と朝霜の練度の差はどれだけあると思う?漣は殴られてから抵抗もしなかった」


提督「自分が意識を失おうとしている瞬間も、朝霜から手を離さなかったんだ」


朝霜「……」


提督「漣も許されようと必死なんだ。痛々しい程に伝わってくる」


提督「…朝霜が俺達の為に怒ってくれるのは嬉しい。潜水新棲姫が漣の為に怒るのは正しい」


提督「喧嘩両成敗だ。大人しく独房に向かってくれ」


朝霜「……わかったよ」


潜水新棲姫「漣の事は頼んだぞ提督」


提督「任せておけ。漣は俺がかつて愛した女だからな」


漣「ごしゅ……さ……」


ーー

やっと龍驤に関する情報を出せました


コメントなどあればお願いします

ーーーー


龍驤「んんん~~気持ち良かったわぁー」


「俺も楽しめたよ」


龍驤「やっぱりキミとは体の相性がええんやね。ますます好きになってしもうたわ」


「そっちは大丈夫なの?新しく彼氏ができたって言ってたけど…」


龍驤「ええねんええねん、あんな人相悪い男なんかほっといても大丈夫や」


「辛辣…」


龍驤「どうせアイツもロリコンや。下着チラチラ見せといたら満足するからほんま楽やで~」

龍驤「でもアイツは金だけは持っとるからな。その内プレゼントでもねだって速攻で売ったるねん」


「いやぁ~龍ちゃんも結構エグいよね」


龍驤「キミが言えたこと違うやろ?こんな幼い体にそんな凶悪なもん何度も何度も……」スリスリ


「う……」


龍驤「お…反応してきたやん。時間あるしもう一回やる?」


「…当たり前だろ!」ガバッ


龍驤「きゃあ~~~~ケダモノがここにおる~!」

ーー

龍驤「よし……体も洗ったし帰ろか」


「今度はいつ会える?」


龍驤「そうやねぇ…司令官の機嫌も取っとかなあかんし暫くはお預けかな」


「そっか…」


龍驤「下半身が寂しならへんようにまた動画送っとくで。また楽しませてな」チュッ


「なぁ龍ちゃん……」


龍驤「ん~~?」


「俺が言えたことじゃないけど…なんでこんなことしてんの?」


龍驤「んっふっふ~~キミにやったら教えたるで」

龍驤「ウチらは艦の記憶を持った存在や。人間や無くて兵器やねん」


龍驤「でもな、兵器である前に…女なんや」


龍驤「ウチは背も胸も小さい。男が100人おったら99人には無視される」


龍驤「でもキミみたいに1人はこっちを向いてくれるんや」


龍驤「そういう男をウチは全員モノにしたいんや」


「だから俺以外にも遊んでるのか…」


龍驤「お小遣い稼ぐっちゅうのもあるけど、ほんまの目的はそれやね」


龍驤「男にとってもメリットはあるで?艦娘は殆ど妊娠せぇへんから出したい放題や」


「なるほどね……」

龍驤「異動先の司令官とは付き合ってしもうたけど、ほんまに好きなのはキミだけやで?」


「俺じゃなくて俺の下半身だろ…」


龍驤「よぉ分かっとるな!次会うまでに縮んだら許さへんで!」バンバン


「痛っ!!」


龍驤「あっはっはっ!女って楽しいわ~~!」


「いつか痛い目見るぜ龍ちゃん…」

ーー

龍驤(ふぁぁぁ…クソつまんな……なんでコイツと出張やねん…)


提督「……」


龍驤(秘書艦やから連れて行くんやろうけど、わざわざホテル予約して…ほんま男って分かり易いわ)


龍驤(女の抱き方もロクに知らんくせに、ウチは安い女や無いんやで?)


龍驤(まぁでも適度にヤらせとかな怪しまれるわな。元秘書艦も動きが怪しいし…)


「~~~~」


龍驤(チッ…子どもが騒いどんな……ホームはガキの遊び場違うぞ)


「~~~~!」


龍驤(親は何しとんや注意せぇよ。ほんま…うるさいわぁ……)

ガタンガタン……


龍驤(電車が近付いてきとんのに誰も注意せぇへんのかい!どないなっとんねん!?)


龍驤(……そうや。このまま助けてもおもろないし、もうちょいギリギリで助けたろか)


龍驤(ほんならうまくいけば表彰もんや。万が一怪我しても修復剤で元通りや)


「~~~~!」


龍驤(ええぞ…そのまま誰も気付かんとおれよ。あのガキを助けるのはウチや)


ガタン…ガタン……


龍驤(……よし、今や!)

龍驤「危ないっ!!」ガバッ


提督「龍驤!?」


龍驤(作戦通……り……?)


「……!!」


龍驤(おいお前!なんでウチから離れんねん!そっちから電車来とるんやぞ!)


「……!!」


龍驤(クソ……!飛び込んだからウチも…姿勢が……!!)


ガタン…ガタン……


龍驤(あかん……!!電車にぶつか…!)


「ざあまみろ」


龍驤(!!!!?)

ーーーー

龍驤「あぁああああぁぁぁあああぁぁああ!!!!」ガバッ


龍驤「う……うあぁぁぁぁ!!」


龍驤「ひ…ひい……ひいぃぃ…!!」


龍驤「うぅぅぅ…………」


龍驤「あの子は…知っとった……ウチの方を見とったんや………」


龍驤「あの子は…ウチが殺したんや…………」


龍驤「ごめんなさい……ごめんなさい…………」

龍驤「司令官をバカにして…裏切ってたのもウチや……」


龍驤「こんな姿になったのは…ウチへのバチが当たったんやぁ……」


龍驤「ウチが悪い……ウチだけが悪いのに……」


龍驤「もう誰にも捨てられたくない…司令官に捨てられたくない……」


龍驤「でもウチは…クズ女や………こんなん…知られたら終わりや…」


龍驤「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」


龍驤「ウチは…この罪は……どうやっても償えれへん…………」


龍驤「ごめんなさい…ごめんなさいぃぃ……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーーーー

龍驤「なんでや!?なんでウチの腕と脚は治らんねん!?」


「艤装を展開していないと怪我は治りませんね…」


龍驤「そんな……!」


「まさか陸でこれほどの大怪我をするとは…前代未聞だよ」


「人助けをしたんだから責めはしないがね。だがこれから君はその障害を一生背負うことになる」


龍驤「ウチ…そんな……」


「せめて子どもが助かっていれば表彰されていたんだがな」


「あの子どもはミンチ。助けに行った艦娘も腕と脚を欠損だなんて表に出せん」


「運が悪かったと思うんだな」


龍驤「…………」

ーー

龍驤「……なぁ、ウチ一人で寂しいねん。お見舞いにでも来てくれへん?」


『……』


龍驤「こうやって電話するのも一苦労でな…」


『龍ちゃん』


龍驤「どないしたん?」


『俺たちこれまでにしよう』


龍驤「なんでや!?なんで急にそんな事言うんよ!!」


『俺は障害者の世話がしたいんじゃないんだ。そういうのはボランティアにしてもらってよ』


龍驤「な……!」


『電話番号も変えるから。じゃあね』ブチッ


龍驤「なによ……なんなんよ…………」

ーー

漣「おや、結構ヘコんでますねぇ」


龍驤「…うるさい」


漣「艤装展開してないと修復剤で怪我が治らないなんて常識ですよ?」


漣「まぁ男と遊びまくってたアンタなら知らなくて当然でしょうね」


龍驤「なにを……」


漣「ほら、これ見て下さいよ」パラッ


龍驤「うぐ…!!」


漣「アンタと男の行為中の写真です。ほら、まだまだありますよ」パラパラ


龍驤「や……やめろ!!」


漣「浮気してるクソビッチが偉そうに言ってんじゃねぇですよ」


龍驤「ぐ……ぐぐ…!」

漣「アンタはもう終わりです。女としても艦娘としてもね」


漣「私はまだ終わりたくないのでこれにて失礼します。異動も無事決まりましたので」


龍驤「司令官が…許すわけ……」


漣「許すも何も提督は何も分かってませんよ」


龍驤「は…?」


漣「ご主人様の精神は崩壊しました。もう人としての生活は無理なんじゃないですか?」


龍驤「お前……!」


漣「私は何もしてませんよ。勝手にそうなったんです」


龍驤「……!」


漣「本当ならご主人様にトドメを刺してやりたかったですよ。でもそれはできなかったので貴女にしてやります」


龍驤「な…な………」


漣「安価」


下1~3高コンマ 龍驤に向けた台詞を

漣「兵器としても価値がないアンタは生きててもしょうがないですよ。今すぐ死んだらどうですか?」


龍驤「死……ん…」


漣「一生誰かに頼らないといけないなんて惨めですね、ほんと」


龍驤「ウチは……」


漣「……あ、これを言うのを忘れてました」


龍驤「な…に……」


漣「ざ ま あ み ろ」


龍驤「!!!!」

ーーーー

龍驤「アアァァァーー!!!」


提督「龍驤!」ガチャ


龍驤「ひぃ…ひぃっ……!!」


提督「幻肢痛か!?それとも他に何かあるのか!?」


龍驤「ごめんなさいごめんなさい……!」


提督「龍驤……!」ギュッ


龍驤「ウチを捨てないで下さい……したことを全て謝ります……!」


龍驤「嫌だ嫌だ嫌だ……!」


龍驤「うあぁぁ~~~~!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー独房


潜水新棲姫「あの龍驤が……」


漣「二股の時点でもアレですけど、その日限りの男は何人居たか分かりません」


潜水新棲姫「……」


漣「普通の『龍驤』なら自分の見た目にコンプレックスを持つはずなんです。ですが龍驤さんはそれを逆手に取ってました」


漣「自分を中心としたハーレムでも作ろうとしてたんじゃないんですかねぇ」


潜水新棲姫「信じられない……」


漣「全て真実なんですよ。だから漣もムカついて仕方がなかったんです」

潜水新棲姫「ワタシ達が普段見ている優しい龍驤は演じていたのか?」


漣「それは違うと思いますよ。人も艦娘も変わりますからね」


漣「でも二股をしてたり遊んでいた事実は未だに伏せたままです。根本的な所は変わってないんじゃないんですかねぇ」


潜水新棲姫「だが龍驤は提督に打ち明けたじゃないか」


漣「……人と艦娘は変わるんですよ」


潜水新棲姫「……」

朝霜「おい……」


漣「言っときますけど今話したことは全て事実です。嘘偽りは100パーセントありません」


朝霜「……」


漣「この世に聖人君子なんて居ないんですよ。龍驤さんは自分が捨てられたくないからああなったんです」


漣「きっとご主人様はそんな龍驤さんでも愛すると言います。すると龍驤さんの精神状態は安定します」


漣「自分は捨てられないと分かった龍驤さんはまた昔の癖が出てきて…」


朝霜「テメェ!!」


漣「冗談ですよ冗談」


潜水新棲姫「漣……」


漣「お二人はそこで反省してて下さいね。漣はご主人様とビッチの様子を見てきますので~」ガチャ


潜水新棲姫「漣…お前は………」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

漣「…あ」


伊58「ノータリンはここに居るんでちね」


漣「そうですね…」


伊58「それと龍驤さんもここに居る…はぁ……」


伊58「今度は何が原因でちか?また喧嘩でもしたんでちか?」


漣「何も……聞いてないんですか?」


伊58「ろーから呼ばれたから来たんでち。今日のランチ営業をサボって来たんでちよ?」


漣「…知らなかった……?」

漣「漣は潜水艦の方たちが知っていたかどうかは知りません…」ぶつぶつ


伊58「なにをぶつぶつ言ってるんでち?」


漣「伊58さん、龍驤さんに関する事は知らないんですね?」


伊58「何がでち?」


漣「その……」


伊58「いいからさっさと言えでち」


漣「龍驤さんが二股をしていて…男遊びをしまくってたことは……」


伊58「安価」


下1~3高コンマ 伊58の台詞やその他行動などを

伊58「あー……提督が前にべろんべろんになってブツブツ言ってたやつでちね」


漣「知ってたんですか……」


伊58「二股は知ってたけど遊びまくってたのは知らなかったでち」


漣「なら全てをお話しします。覚悟はよろしいですか?」


伊58「予想はできるけど…一応聞いとくでち」

ーー

漣「どうでしたか?」


伊58「予想より酷かったでちね…」


漣「漣がこの鎮守府を見捨てた理由が分かってくれますか?」


伊58「それは別もんでち。お前の事は許してないでちよ」


漣「……」


伊58「それより龍驤さんはなんで今頃そんな話をし出したんでち?」


漣「ガングートさんの子どもが原因かと……」


伊58「あぁ…それが引き金で間違いないでちね」

漣「…どうするんですか?」


伊58「お前も考えは一緒でち」


漣「……」


伊58「その前に…ノータリンと龍驤さんの様子を確認しとくでち」


漣「漣も行きます」


伊58「早く行くでちよ」


下1~3高コンマ 提督や龍驤の様子や状況などを

ーー


提督「俺は龍驤を捨てたりしない、ここの仲間は誰も龍驤を見捨てたりしないんだ」ギュッ


龍驤「でも……」


提督「大丈夫だ。龍驤……」


伊58「なんとか落ち着かせてたみたいでちね」


漣「流石はご主人様です」


提督「伊58…来てくれたのか……」


伊58「ろーに呼び出されたんでちよ。鎮守府が大変なことになるって」


龍驤「ごめんな…迷惑かけて……」


伊58「ほんとにいい迷惑でち」

龍驤「ウチ……どないしたらええん…?」


龍驤「司令官に…全部知られて……皆んなにも…」


提督「だから大丈夫だ。龍驤が見捨てられることなんて無い」


龍驤「でも……」


伊58「龍驤さんの不安を消し去る方法はあるでちよ」


漣「かなりのリスクは伴いますがね」


龍驤「何かあるん……?教え……なんでもする…」


伊58「その言葉に嘘は無いでちね?」


龍驤「無い……だから…」


漣「ご主人様も覚悟をしておいて下さい」


提督「何をするつもりなんだ……?」

ーー


龍驤「今日は皆んな…集まってくれて…ありがとうな……」


龍驤「ほんまやったらまだ…ベッドの上におらなあかんのやけど…無理言うて……皆んなの前におらせてもらってんねん…」


龍驤「一部の子は…何があったか知ってるみたいやけど……その話をしたいんや無い…」


龍驤「ウチに……謝らせて下さい…」


龍驤「皆んなの前で……自分の言葉で…謝ります……」


龍驤「ウチは……最低なんだ女でした………」

龍驤「ウチがここに来て司令官と付き合ってた時……他に男の人が居ました……二股と…いうやつです…」


龍驤「しかも…それとは別に……遊びの男も…数えられへんくらい……」


龍驤「ウチは…司令官の事は……金ヅルくらいにしか思ってませんでした……好きでもなんでも無かったんです……」


龍驤「ほんで……この怪我…やけど……」


龍驤「これは…ウチの自業自得なんです………」


龍驤「あの子は…もっと早くに助けられたんです………」


龍驤「点数稼ごうと思って……ギリギリで助けようとした結果…こうなりました………」


龍驤「この怪我は…ウチのせいなんです……」

龍驤「ウチはアホやから…艤装展開せな怪我が治るのも知りませんでした……」


龍驤「全部…ウチだけが悪いんです……」


龍驤「申し訳…ありません……」ガチャガチャ


提督「義肢を……外して…」


龍驤「満足に…土下座もできない体になってしまいましたが……どうか許して下さい……」ベチャッ


龍驤「ウチを見捨てやんといて下さい……お願いします……」


龍驤「許してくれとは言いません……せめて…ここにおらせて下さい………」


下1~3高コンマ 誰かの反応などを

龍田「ぃぎっ…!!」


天龍「龍田!」


千歳「すぐにベッドに!!」


黒潮「どいつもこいつも……!!」バタンッ!!


北上「やっぱり黒潮は怒るよねぇ……」


電「は、ひ、ひ…はひっ、ひ、ひぃ…」


ヴェールヌイ「電が過呼吸を起こしている……急いで運んであげよう」


暁「龍驤さんが…」


ヴェールヌイ「先に電だよ。あとで話し合おう」


雷「そうね…」

ーー

雲龍「よくあんな事を皆んなの前で言えたわね」


龍驤「いつかは…言わなあかんかったから……」


雲龍「皆んなはそれぞれ違った反応よ。取り乱したり怒ったり…」


龍驤「そうやろうなぁ…」


提督「雲龍はどう思った?」


雲龍「ショックだったわ」


龍驤「うん…ごめんな……」


雲龍「でもこれからどうなるかは龍驤さんの意思と行動次第だと思うわ」


龍驤「ウチの……」

雲龍「許されたいと思うならそれ相応の行動をしなさい。置いて欲しいと願うならただ謝るだけではダメ」


龍驤「うん……」


雲龍「こんな所で寝てる暇があるなら動きなさい」


龍驤「そう…やんな……」グググッ


提督「おい、まだ龍驤は…」


雲龍「提督、ここで甘やかすと終わりよ」


提督「……」


龍驤「見ててな司令官…ウチ…頑張るわな……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

電「龍驤さん、動いて大丈夫なのですか?」


龍驤「うん…大丈夫やで……」


ヴェールヌイ「無理して動いているように見せて点数を稼いでいるのかい?」


暁「……」


龍驤「そう思ってくれてええよ…動けるんやったら動かなあかんでなって…」


雷「それで倒れたら今度こそ終わりよ?」


龍驤「大丈夫や…うん……」

ーー

龍驤「あ…」


黒潮「漣もクズや思っとったけどお前も大概やな」


龍驤「うん…その通りや……」


黒潮「お前の命令には二度と従わん。文句あるか?」


龍驤「無いよ…ごめんな……」


黒潮「謝って済む問題ちゃうぞカス」


龍驤「……うん」

黒潮「ほんまやったらこんな鎮守府出て行っとる。でも司令はんの為に残ったるんや」


黒潮「うちの考えと同じのは何人もおるで。わかっとんか?」


龍驤「うん……全部ウチのせいやから…」


黒潮「そんな辛気臭い顔見たないわ。便所掃除でもしとけ」


龍驤「はい……わかりました…」


黒潮「あんなクソ…司令はんおらんかったら……」ぶつぶつ


龍驤「…こうなったのはウチのせいや。全部隠しとった結果こうなってしもうたんや……」


龍驤「ごめんなさい……ごめんなさい…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

すいません書き方が悪かったです


提督の為に誰も異動はしないと言っていたという事を言いたかったんです


再安価 下1~3高コンマ お願いします

ーー

龍驤「よい…しょ……」


朝霜「手伝うぜ龍驤さん」


龍驤「ええよ…これはウチの仕事で……」


朝霜「あたいがやりたいからやってんだよ」


龍驤「ありがとうな……」


朝霜「龍驤さんは許されないことをやったかもしれねぇ。でもやってくれたことは嘘じゃねえんだよ」


龍驤「そんなん……」


朝霜「あたいは龍驤さんの味方だぜ」

多摩「朝霜もたまにはいいこと言うにゃ~」


龍驤「多摩まで…」


多摩「過去は過去。今は今にゃ」


朝霜「龍驤さんの積み上げてきたもんは変わらねぇんだ」


龍驤「こんなウチの為に…ありがとう……」

朝霜「お礼を言うならあたいもだぜ。どれだけ世話になったか…」


多摩「謝るなら多摩もだにゃ。義足を隠したり…申し訳なかったにゃ」


龍驤「ありがとう……ぐすっ…」


朝霜「こんな事で泣くなって」


多摩「いつもの龍驤さんはどうしたんだにゃ」


龍驤「嬉しい…嬉しいんよぉ……こんなウチに…話しかけてくれて…」


朝霜「あたい達しか味方が居ないかもしんねぇ。命がけで守るぞ」


多摩「龍驤さんは多摩達が守るにゃ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

葛城「雲龍姉は龍驤さんを庇うの」


雲龍「龍驤さんにどれだけ助けられたか分からないもの」


天城「俺は無理だな。あんなのが一番上に居られるとやる気も起きない」


雲龍「誰にでも言えない過去はあるじゃない。龍驤さんはそれを公にしたのよ?」


天城「やってることは犯罪じゃねぇか」


葛城「子どもの事…証拠さえあったら龍驤さんは殺人で捕まるわ」


雲龍「貴女達本気で言ってるの?」


天城「姉貴こそ本気か?」


雲龍「……」
天城「……」


葛城「喧嘩はやめて!そんな事しても何も解決しないじゃない!」

天城「俺達は龍驤の指示には従わない。遠征も行かないぞ」


雲龍「そんな事が許されると思うの?」


天城「龍驤を許せって言う方が無茶だぜ」


葛城「もう……やめて!!」


天城「いつ以来だったかまた鎮守府が二つに割れたな。龍驤を庇うかどうかだ」


天城「言っとくけどそっちが不利だぜ。俺達を騙してたんだからな」


雲龍「騙すだなんて…!」


天城「なんとでも言え。行くぞ葛城」


葛城「う…うぅ……!」


雲龍「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー海上


黒潮「旗艦はうちや。文句は言わせへんで」


雲龍「私よ」


黒潮「お前は黙っとけ!クズの言うことなんか聞かれへんのや!」


雲龍「命令違反は重罪よ」


那智「なら龍驤は殺人か?」


多摩「おい」


那智「なんだやるか?すぐに手が出る辺り低俗なのご良くわかる」


皐月「もうやめてよ!今は出撃中なんだよ!」

黒潮「なんや?お前も敵か」


皐月「僕達は味方だよ!」


那智「ふざけるな。あんなのと一緒にされては困る」


黒潮「うちらは勝手に動くから」ザザザッ


雲龍「このままじゃ鎮守府は……」


多摩「崩壊…してしまうにゃ……」


皐月「ダメだよ…こんな……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

(こういうギスった掛け合いうまいよねぇ、ああ胸が痛い)

ーー

黒潮「あの海域で中破…」中破


那智「こちらは大破か」大破


皐月「無理も無いよ…あんな連携も無いような状況じゃ……」中破


雲龍「よく無事に帰ってこれたものね…」大破


多摩「にゃあ……」大破


黒潮「お前らに頼るくらいやったら沈んだ方がマシや」


那智「異動願いの件は考えた方が良いかもしれんな」


皐月「ダメ…ダメだよぉ…………」


ーー

龍驤が足りないもの鎮守府に来た時は欠損は無かったんです。足りないもの鎮守府送りになるような状況だったということは……


コメントなどあればお願いします

お疲れ様でした
昨日今日と龍驤の過去をまだ掘り下げていく姿勢に恐怖すら感じる
>>1はこの設定どの時点で仕込んでいたんだろうか
無印足りないもの時代でならちょっと、敵わん…

龍驤、すぐは無理だろうけど味方ゼロも十分あり得たけどそうならなかった事の意味をちゃんと消化できるかな…
提督も速攻旧黒潮鎮守府の再現でもおかしくなかったが回避してる事を考えてね…

由良の動きが怖いなぁ

ーー

伊19「鎮守府が大変なことになってるの…」


伊26「龍驤さん…自分でバラしたんだね」


伊19「お墓まで持って行っても良かったの。龍驤さんはもう十分罰は受けてるの」


伊26「全員が全員そうとは思って無いんじゃないかな…だから大変なことになってるんだよ」


伊19「このままじゃまた……」


伊26「今度はもっと酷いことになるかも…」

知ってたのかな

伊19「私が皆んなを説得してくるの!」


伊26「私も行く!」


伊19「それはできないの。ニムは置いていくの」


伊26「龍驤さんを追い詰めたのはニムにも責任がある。だから私が居ないと意味ないの!」


伊19「でも…まだ体調が……」


伊26「そんな事言ってられないでしょ!龍驤さんの命には変えられないよ!」


伊19「ニムの髪の毛がストレスで真っ白になって……イクは心配で…」


伊26「心配してくれてありがとう。でもこれはニムがやらないといけないの」

伊26「漣ちゃんに頼まれて…龍驤さんがホテルから出てくる所とか……シてる所の写真を撮ったのは私なの」


伊19「軽く注意したいから写真を撮ってきてって…漣も悪いの。龍驤さんにトドメを刺すために使うなんて」


伊26「提督の為になると思ったのに……私のせいで……うぷっ…!」


伊19「やっぱり置いていくの。ニムはお留守番しててなの」


伊26「嫌だ!私が行かないと意味がないの!」


伊19「そんな体調じゃ…無理に決まってるの……」

伊26「あの時の龍驤さんは最低だった。でも今は違うもん!」


伊26「龍驤さんにどれだけ助けられたか!龍驤さんが居たから今のニムもいるんだもん!」


伊19「…わかったの。そこまで言うなら連れて行くの」


伊26「ありがとうお姉ちゃん…」


伊19「女将さんに休みをもらってくるの。そしたら鎮守府に急いで帰るの!」


下1~3高コンマ 鎮守府の様子やその他起こったことなどを

結果は芳しくない、体調も
逆に龍驤に介抱される始末

漣「今はもう恨みも何もないですし協力しますよ」
潜水新棲姫「漣がそう言うのならワタシも従う」

ーー足りないもの鎮守府


伊26「う……ぉえ…」


伊19「ニム……」


伊26「皆んなと…話さなきゃいけないのに……う…げ……」


伊19「やっぱり……帰…」


伊26「大丈夫……一回吐けば…マシになるから……」


伊19「それは大丈夫って言わないの…」


伊26「平気だから…ね……」


伊19「……」

ーー

伊26「げほっ……こほ……」


伊26「鎮守府の空気……凄く悪い…」


伊26「皆んなギスギスしてるというか……雰囲気も良くない…」


伊26「ダメだよ……折角ここまで来たのに…」


龍驤「なんやぁニム…久しぶりやなぁ…」


伊26「龍驤さん……!」


龍驤「司令官に会いに来てくれたんか…?ありがとうな…」


伊26「龍驤さんは何をしてたの…?」


龍驤「ウチは…トイレ掃除や…これくらいしか…できへんからな…」

伊26「出撃は…」


龍驤「ウチはな…出撃させてもらえへんねん…皆んなを騙してたから…当然や…」


伊26「そんなことない!龍驤さんは今までずっと頑張ってきたよ!」


龍驤「もう…ええねん……全部…バレたから……」


伊26「龍驤さん!!」


龍驤「こんなウチを…庇ってくれて…ありがとうな……ニムも早く…治ったらええなぁ…」


伊26「いけない……こんなのは絶対ダメ!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ぬ再安価

下1~3高コンマ お願いします

白露型は龍驤に味方する
ここはいつから障害のある者を苛める鎮守府になったの?素敵な鎮守府だと思っていたのに私達を失望させないでと
淫乱集団は男遊びくらいでは怯まない

ーー

龍驤「間宮さん…ウチもお皿洗うで…」


間宮「本当に大丈夫?」


龍驤「うん…ウチに手伝わせて下さい…」


間宮「そこまで言われたら断れないわね。ならお願いするわ」


天城「……」

ーー

憲兵「鎮守府の掃除だと?」


龍驤「はい……中庭だけでも掃除させてもらいたいです…」


憲兵「俺は構わないが本当に一人でやるのか?」


龍驤「これくらいしか…手伝えれへんから…」


憲兵「ならやってもらおうか。俺は手伝えないからな?」


龍驤「大丈夫です…一人でやります……」


那智「……」

ーー

那智「貴様も見たか?」


天城「あぁ……あれだけウロチョロされたらな」


那智「たかが数日で放り出すと思っていたが、もう何日になる?」


天城「飽きもせずにトイレ掃除や食堂の掃除…鎮守府の中と外もか」


那智「見せつけているのかとも思ったが、誰も居なくてもやってるようだな」


天城「あれだけ綺麗になってたら嫌でも分かる」


那智「なぁ……」


天城「チッ…………なんなんだよ龍驤は…」

那智「人も艦娘も簡単に変われるものでは無い。所詮は上辺だけだ」


天城「俺もそう思ってたんだけどな…」


那智「私達のやっている事こそが最低な事じゃないのか?」


天城「……」


那智「私は龍驤の事は全て知っているわけでは無い。だがあの話を聞いて龍驤の味方がいるんだ」


那智「龍驤に助けられた艦娘がいるというのも事実……」


天城「…黒潮の所に行ってみるぞ。アイツなら何かあるかもしれねぇ」


那智「そうだな…」


下1~3高コンマ 黒潮の様子や状況などを

ーー

那智「黒潮」


黒潮「なんや!!」


天城「えらく機嫌が悪いな…」


黒潮「誰かさんのせいでイライラしっぱなしやからなぁ!!」


那智「そうだ、その事なんだが…」


黒潮「アイツの事は考えたくも無い!話に出すな!」


天城「相当だな…」

那智「なら貴様は龍驤を許さないということだな」


黒潮「だから話するな言うとるやろ!」


天城「なら一人でやってろ」


黒潮「あぁ!?」


那智「貴様の味方はもう居ないということだ」


黒潮「お前らも……クズの仲間入りか

那智「クズで結構だ」


天城「どっちの方がクズなんだろうな」スタスタ


黒潮「……あぁぁぁ!!」


黒潮「わかっとんねん!このイライラは龍驤はんだけやない!」


黒潮「でも……うちはぁ!!」


黒潮「クソがぁ……あぁあああ!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

>>469

とはいえ龍驤や龍驤を許す空気を認めたくない者も黒潮以外にまだ多く残る
ギスギスは解消されない

H提督の主体となった深海棲艦への痛打作戦が発動
大々的に派閥横断してやるので足りないもの鎮守府にも応援要請来る
龍驤他ごくわずかな人員残して参加してもらう

満潮はまだ出てきていません。霞なら鎮守府に居ます


再安価 下1~3高コンマ お願いします

>>469

>>485

ーー

霞「イライラしてるのは高血圧もあるわね。ちゃんと薬飲んでるの?」


黒潮「うるさいねん…」


霞「呆れた、死んでも知らないわよ?」


黒潮「何を…」


霞「高血圧を舐めると死ぬわよ。前に一回死んでるのにまだ分かってないなんてね」


黒潮「……」


霞「でも怒る気持ちも分かるわ。こんな簡単に龍驤さんを許そうだなんて甘過ぎるのよ」

黒潮「霞はうちの味方やもんね…」


霞「それは違うわよ、私は司令官にも龍驤さんにも感謝してる」


霞「私が許せないのは龍驤さんが子どもを見殺しにしたこと。とりあえず龍驤さんにイライラしてる黒潮とは違うわ」


黒潮「……」


霞「私は私で龍驤さんと話し合うから。黒潮もそうしたら?」


黒潮「うるさい…」


霞「あっそ。私は警告したわよ」


黒潮「……薬もらっていくで」


霞「その薬は食前よ、注意しなさい」


黒潮「……」ガチャ

霞「さて…出てきていいわよ龍驤さん」


龍驤「霞……」ゴソッ


霞「今の話に嘘は無いわ。龍驤さんは簡単に許せないのよ」


龍驤「うん……ウチは…許されへんことを……」


霞「そういうのはいいから。とにかくそこに座って」


龍驤「はい……」


霞「時間はたっぷりあるんだからゆっくり話し合いましょう」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

霞「貴女は一生背負って生きなさい、あの島風の所の提督のように。壊れて逃げようだなんて思わないことね」

霞「貴女は一生背負って生きなさい、壊れて逃げようだなんて思わないことね」


龍驤「はい……」


霞「ちょうどいい見本がいるわね。島風提督が朝潮のことを一生背負うって言ってたらしいじゃない」


龍驤「参考に…します……」


霞「もう一度言うけど壊れてしまうのは逃げよ。龍驤さんが一番わかってるわね?」


龍驤「その通りです……」


霞「理解してるならいいのよ」

霞「言いたいことは全部言ったわ。もう終わりよ」


龍驤「うん……」


霞「龍驤さんが壊れちゃったら意味が無いのよ。だからこれは仕方がなくよ」スルッ


龍驤「霞……ママぁ…」


霞「仕方ないわね。ほら来なさい」


龍驤「ママ……霞ママ…」


霞「よしよし、今日もよく頑張ったわね」

龍驤「霞ママのおっぱい…美味しい……」チュパチュパ


霞(今の龍驤さんが司令官と一緒に寝れるはずが無いの。だからこうやって誰かがガス抜きをしてあげないといけない)


龍驤「んぐ……ぅぅん…」


霞(こうやって駆逐艦に甘えるのも過去の事が影響してるのかしら…)


龍驤「ママ…ウチのこと撫でて…」


霞「よしよし」


龍驤「んぅ……んん…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

黒潮の部屋
不知火「貴女だけ異常に痴情の縺れに拒絶反応を示しています。詳しく教えて下さい、過去に何かあったのか」
黒潮「うるさい!!艦娘でもないくせに……(言って、しまったとなる)」

どうやらお困りの様子だねと老幹部が提督に接触してくる

ーー黒潮の部屋


不知火「とうとう貴女だけになりましたね」


黒潮「何がや」


不知火「龍驤さんにキツくあたっているのは黒潮だけなんですよ」


黒潮「知るかボケ」


不知火「明日からでも龍驤さんは療養してもらうことになりました。精神が安定次第出撃してもらうそうです」


黒潮「どいつもこいつも…甘過ぎんねん…」


不知火「教えて下さい。貴女だけ異常に痴情の縺れに拒絶反応を示しています。過去に何かあったんですか?」


黒潮「なんでお前に言わなあかんねん」

不知火「黒潮だから聞きたいんです」


黒潮「うるさい!!お前は艦娘でもないくせに…………!」


不知火「……」


黒潮「……今のは…」


不知火「事実ですから不知火は怒ったりしません。それより怒っている理由を教えて下さい」


黒潮「……異常に痴情の縺れに怒っとんのと違う。色んなもんに怒っとるんや」


黒潮「漣のこともまだ完全に許せてないのに…龍驤はんまであんなクズやったとは思わんかった!!」

黒潮「よりによって龍驤はんが浮気や!前の鎮守府で提督が浮気してるのをうちは知ってる。された方はどれだけ苦しんだか!」


黒潮「それだけや無い…!子どもを見殺しにした!?」


黒潮「もう……!!あぁぁぁぁぁぁ!!腹立つ!!死ね!全員消えろ!!」


不知火「黒潮…貴女は……」


黒潮「くそが……クソクソクソ…!」


不知火「…千歳さんのお世話になった方がいいかもしれませんね」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

>>517

ーー医務室


不知火「黒潮はどうでしたか?」


千歳「薬を飲んで様子見ね。まだ治療どうこうって言うには少し早いわ」


不知火「そうですか…」


千歳「薬を飲むだけでも随分と違うのよ?よく連れてきてくれたわね」


不知火「様子がおかしかったのが気になっていたんです。情緒が不安定というか…」


千歳「良い判断だったと思うわ」

不知火「それでは不知火はこれで…」


千歳「不知火、そこに座って」


不知火「はい…?」


千歳「カウンセリングが必要なのは貴女よ」


不知火「不知火が……?」


千歳「色々あったのは知ってるわ。話しをするだけでも楽になるわよ?」


不知火「……確かに色々とありました。黒潮の情緒不安定もそうですし、綾波が解体されたり…」


千歳「ええ、そうね」


不知火「不知火は見捨てることはしたく無くて…」


千歳「良いことだと思うわよ」


不知火「それから……」

ーー

千歳「どう?吐き出して少しは楽になった?」


不知火「はい…」


千歳「不知火にも薬を渡しておくわね」スッ


不知火「これは…黒潮のとは違う…」


千歳「不知火には病名が付くの。PTSDね」


不知火「不知火が……」


千歳「でもまだ軽いから大丈夫、出撃も問題無いわ。でもこうやってカウンセリングは受けてちょうだいね?」


不知火「わかりました……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

龍驤「ん…んんぅ……」


霞(龍驤さんが私に甘えながらあの時の事をポツポツと喋り出した)


霞(その話を聞いてると疑問に思うことがあったの)


霞(理由はともかくとして助けられると判断したからこそ線路に飛び込んだ。でも子どもが龍驤さんを避けるように電車に飛び込んで行った)


霞(龍驤さんを避けた?いや……逃げたって表現が正しいんじゃないの?)


霞(そもそも一番の謎はその子の親よ)


霞(司令官も龍驤さんも当時の記憶が曖昧。漣は逃げて行ったから全てを知らない)


霞(書類を見る限りあの子の両親は異議申し立ても何もしてない)


霞(大本営に都合が良過ぎるのよ……)

霞(子どもが電車に轢かれてミンチになったから葬式も火葬も無い?死体を確認されたくなかったからじゃないの?)


霞(……この違和感はなに)


龍驤「ん……」


霞(せめてその子のお墓が特定できればいいんだけど…)


霞(そういう情報は何も出なかった。だから龍驤さんもお墓参りに行けてないのよ)


霞(せてめ何か分かれば……)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

自分の気持ちを整理しようとする葛城

ーーBAR海底


葛城「龍驤さんは私の憧れだった。いつか龍驤さんを超えるんだって頑張ってた」


葛城「でも…憧れた龍驤さんがあんな……だったなんて…」


葛城「私…これからどうすればいいんだろ……」


伊58「やりたいようにやれば良いんでちよ」


葛城「やりたいように…」


伊58「龍驤さんみたいになりたくないなら朝走るのも止めたらいいんでち」


葛城「それは……」


伊58「葛城が言ってるのはそういうことでちよ」

伊58「龍驤さんの過去が受け入れられないから全部やめたらいいんでち」


葛城「私はそこまで言ってないわよ…」


伊58「言ってるんでちよ。お前の目は節穴でちか?」


伊58「ゴーヤは龍驤さんが今までどんな事をしてきたか、ずっと見てきたんでち」


伊58「過去の事と龍驤さんのしてきた事は別ものでち」


葛城「……」


伊58「葛城もそれが分かるようになったら一人前でちね」


葛城「私…まだまだなんだなぁ……」


ーー

一つ、確信に迫れました


コメントなどあればお願いします

ーー


皐月「龍驤さん本当に平気なの?」


龍驤「大丈夫やで…」


皐月「とても出撃できるような体調じゃないんでしょ?」


龍驤「いける…最大練度のウチがいつまでも甘えられへんねん…」


皐月「そんなの甘えとかじゃないよ!」


龍驤「平気やから…心配してくれてありがとうな……」

龍驤「ちょうど黒潮と葛城が編成されとる…ウチがやれるって所を見せらな……」


皐月「旗艦は僕だからね。無理だと思ったらすぐ引き返すよ」


龍驤「それはあかん…死んでも任務は…」


皐月「それ本気?怒るよ」


龍驤「ごめん……」


皐月「毎日雑用してるだけでも辛いはずなのに…出撃だなんて……」


皐月「皆んなを納得させるにはそれしか無いからって、龍驤さんが無理に司令官に頼み込んだ。僕が旗艦なのは龍驤さんを見守ってってことだよね」


皐月「…うん、やるしかないんだ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー戦闘後、足りないもの鎮守府


皐月「目立った損傷は無し、でもMVPは僕だった…」


龍驤「あかん…全然活躍できんかった……」


皐月「龍驤さんは回避はできてたけど攻撃も当たってなかった…」


龍驤「こんなはずや無いねん……いつものウチやったら全部当てられんのに…」


皐月「やっぱりまだ…」


龍驤「こんなんやったらあかん…もう一度出撃や…」


皐月「もう…やめて……!」

黒潮「そこまでにしときや」


龍驤「あ……黒潮…」


黒潮「何回やっても同じや。今のあんたは足手まといにしかならん」


龍驤「そんなこと無いねん…ウチは……できる…」


黒潮「やめろ言うてんねん。燃料と弾薬の無駄や」


龍驤「…ごめんなさい」


黒潮「謝るんやったら最初から言うなって話やねん」


皐月「黒潮!!龍驤さんは…!」


黒潮「皐月は黙っとけ。うちはコイツと話してんねん」

黒潮「そんな状態やったら役に立たん。大人しく掃除でもやっとけ」


龍驤「はい……」


黒潮「出るにしてももうちょい安定してから出てきてや、いらん心配させんといて」


龍驤「え…」


黒潮「話はこれで終わりや。ほなな」スタスタ


皐月「黒潮……龍驤さんの事…」


龍驤「ありがとうな黒潮…こんなウチを……うううぅ…」グスッ


皐月「泣いちゃった…」


龍驤「これからも頑張ります…頑張らせてもらいます……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

漣「ご主人様、鎮守府の雰囲気も少しずつですが良くなってきましたね」


提督「龍驤が許されようと行動した結果だな…」


漣「良くはなってきてますが、まだ暗いところもあります。そこでですね、何かイベントなどでも行いませんか?」


提督「ふむ…」


漣「理由はなんだっていいんです。ガングートさんお帰りパーチーでもいいですし、時期的に言うならホワイトデーとか」


提督「そうだな、いい考えかもしれん」

漣「ガングートさんはこれから子育てをしつつ出撃となります。双子ですので漣達も手伝えることは手伝いましょう」


漣「その線でいいんじゃないですか?パーチーの題目としては子どものお披露目会とか!」


提督「何人かお見舞いには行ってるが全員に…というのは無かったな」


漣「人間の子どもと艦娘の子どもでは成長速度が違うそうです。その辺の説明もぱ~っとやっちゃいましょう!」


提督「善は急げだな、早速準備をしていこう」


漣「ガッテンです!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

以前もポーラが安価に出ましたが、現在鎮守府にはいません。よければ簡易まとめなどを見て下さい


再安価 下1~3高コンマ お願いします

ーー食堂


瑞鶴「ホワイトデー兼ガングートさんお帰りさないの会…」


レ級「随分と詰め込んだな」


潜水新棲姫「出てくる料理とかが全部漣達が作ったものになるらしいな」


飛鷹「お返し!清霜からのお返しよ!!」


霞「一人だけ異常に盛り上がってるわね」

北上「憲兵が何かするなんて信じられないんだけど…」


龍驤「ウチ…ここにおってもええんかな……」


霞「今日はそういうのは言いっこ無しよ」


瑞鶴「そうよ!気にしちゃダメよ龍驤さん!」


飛鷹「んはぁ……はぁ…はっ…!」


レ級「早く始めてやらないと飛鷹が死ぬぞ」


潜水新棲姫「これがロリコンの末路か…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

ガングート「皆んな、まずは謝らせてくれ」


ガングート「私の子どもについて我が祖国が色々とやらかしてくれた。本当に申し訳なかった」


ガングート「少なからず影響はあったはずだ。もう私には関係無い国とは言え、その事態を招いたのは私の責任だ」


ガングート「私はこの鎮守府に来て良かったと思っている。そうで無ければこんな幸せな日々は迎えられなかったはずだ」


ガングート「この怪我をした時はもう色々と諦めたが……結果はこれだ」


ガングート「皆んなには感謝しか無い。本当にありがとう」

ガングート「今日は私以外にも主役がいるそうだな。私だけが話をするのは趣旨と違う」


ガングート「だが貴様に感謝しているのは変わりないからな」


提督「…こちらこそありがとう」


ガングート「ふ…貴様らしいな」


ガングート「今日は二人の子どもを連れてきている。これから迷惑をかけると思うがどうか助けてくれ」


ガングート「私はここでこの子達を育てたいと思ったんだ」


ガングート「これからもよろしくお願いする。これで私の話は終わりだ」


漣「素晴らしいお話をありがとうございました!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

漣「んばぁ~~!変な顔ですぞぉ~~!」


「ふぇ……」


漣「あぁぁ泣く!ガングートさんこの子泣きそうです!」


ガングート「漣にはまだ早かったか」


漣「いきなりこの子をあやして見ろだなんて無茶なんですよ!男の子なんて触ったことも無いです!」


ガングート「貴様ならできると思ったんだがな」


漣「こっちはびっくり人間じゃないんですよぉ!」

「ふわぁぁぁ~~!」


漣「あう!泣いてしまいました~~!」


ガングート「どれ……」スッ


「んぅ……」


漣「凄い…あっという間に泣き止みました」


ガングート「誰が母親なのか分かっているんだろうな。こんなに小さいのに」


漣「いやぁ……可愛いですなぁ」


ガングート「こいつが男だと知った時は少し動揺したな。まさか艦娘と男だとは」


漣「男と女の双子はよくありますが、艦娘と…ですもんね」


ガングート「前例は無いに等しいそうだ」

漣「でもぶっちゃけこれで良かったんじゃないですか?艦娘の子の方はもう喋れるんですよね?」


ガングート「…そうだ」


漣「あの子…フリゲート艦かもしれないんですよね?」


ガングート「まだ詳細は調査中だが、その可能性がある」


漣「そうなると漣達では勝てないかもしれませんね。型式が違い過ぎます」


ガングート「……」


漣「もし癇癪を起こして暴れたとして…漣達は……」


ガングート「大丈夫だ、私がなんとかする」


漣「その言葉、信じます。どうかあの子を素敵に育てて下さい」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

飛鷹「清霜!!私にあーんして!」


清霜「もう…仕方ないなぁ」スッ


飛鷹「んほっ…!」


清霜「ほらあーーん」


飛鷹「あーーー…」


清霜「…美味しい?」


飛鷹「天に登りそう…」モグモグ


清霜「大袈裟だって…」

清霜「このケーキだって司令官に教えてもらいながら作ったんだよ?味に自信なんて無いよ…」


飛鷹「違うのよ清霜!そうじゃないの!」


飛鷹「貴女が私の為に作ってくれたって事が何より嬉しいのよ!」


清霜「……うん」


飛鷹「味なんかどうでもいいの!私の為に時間を使ってくれたことが嬉しいの!!」


清霜「そんな…お返ししなきゃって思って…作っただけだから…」もじもじ


飛鷹(照れてる清霜とかもう最高……今日のおかずはこれに決まりね…)


飛鷹(清霜って見れば見る程可愛いわよね…照れて赤くなった耳とか最高…)

飛鷹(…え?照れてる?私の言葉で清霜が照れたの?)


飛鷹(これってあれじゃないの!?脈ありってやつじゃないの!?)


清霜「嬉しいな…へへ……」


飛鷹(よし!言ってやるわ!今日こそ清霜をものにするのよ!)


飛鷹「ね、ねぇ清霜……このパーティーが終わったら…わ、私の部屋に…来ない……?」


清霜「安価」


下1~3高コンマ 清霜の台詞や行動などを

清霜「飛鷹さん……」


飛鷹「なに!?」


清霜「調子に乗っちゃダメーーーー」


飛鷹「…ごめんなさい」


清霜「本当に飛鷹さんって分かり易いよね、すぐそれだもん」


飛鷹「だって…!清霜が好きなのよぉ!」


清霜「それは嫌でも分かってるから。ちゃんと順番は考えてね?」


飛鷹「分かりました……」

ーー


漣「いやぁいい雰囲気になってきましたなぁ」


ガングート「思惑通りと言った所か」


漣「ガングートさんも退院したてなのにありがとうございます。この後はゆっくり休んでて下さいね」


ガングート「そうか。ところで貴様はアイツの所に行ってやらないのか?」


漣「行きたいのは山々ですが…」


ガングート「こっちは大丈夫だ。早く行ってやらないと拗ねるぞ?」


漣「あの子はそんな事になりませんよ。待ってろと言えば永遠に待ってます」


ガングート「本音は?」


漣「今すぐあのテーブルに行ってイチャイチャしたいです」


ガングート「はっ……」

漣「ご主人様に教えてもらって作った自信作なんですよ。それを一秒でも早く食べさせたいです」


ガングート「なら行ってこい。コイツも寝た」


「すぅ……」


漣「…了解しました。なにかあればすぐに言って下さい」


ガングート「そうする」


漣「では……ひゃっほ~い!」ダダダッ


ガングート「漣にも相手が見つかって良かったな…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

漣「お待たせしました~!」


潜水新棲姫「待ち草臥れたぞ漣!早くワタシの隣に座れ!」


漣「言われなくても~っと」


潜水新棲姫「このケーキはワタシの為に作ってくれたんだろう?」


漣「そうに決まってるじゃないっすか。はい口開けて~」


潜水新棲姫「これがあーん……素晴らしい文化だ…」


加賀「その二人はいつのまにかそうなってたわね」


瑞鶴「これで良かったと思うわ。漣も提督も幸せになれたんだし」


霞「でもその司令官は…」


龍驤「そんな…ウチはええって……」


提督「龍驤の為に作ったんだ…」

榛名「さっきからずっとこうですね」


暁「りゅうほおはんもほおえいよ」モグモグ


レ級「食べながら喋るのはレディーじゃないぞ」


北上「どうやったら食べてくれるんかね~」


憲兵「龍驤自身で解決しないと無理だな。周りがどうこう言っても自分の中で解決しない限りは無理だ」


清霜「もう十分なんだけどなぁ…」

飛鷹「あんな過去を全員の前でぶちまけるなんて相当の覚悟が無いと無理よ。嫌われたら終わりなのに」


漣「クズっぷりで言えば漣も相当なんですけどねぇ~」


潜水新棲姫「龍驤の場合これまでの行動も関係していたからな」


霞「司令官!無理やりにでも龍驤さんに食べさせなさいよ!」


提督「無理にでも……よしわかった」


龍驤「あかんよぉ…ウチには……そんな資格…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

朝霜「順番待ちでつかえてるんだぜ龍驤さん?」ガシッ


龍驤「やめてぇやぁ……」


朝霜「受け取る資格が無い?違うな、龍驤さんには義務がある」


龍驤「えぇ…ウチが……」


朝霜「司令と龍驤さんはどんな関係だ?」


龍驤「ウチが…騙して……」


朝霜「そんな昔の話はどうでもいいんだよ。今の話をしてんだ」


龍驤「今……ウチは…司令官の事……大好きや…」


龍驤「司令官のおらん日々が…考えられへん……」


龍驤「世界で…一番好き……」


朝霜「そう言うことだ」

朝霜「司令!龍驤さんを抑えてるうちにやっちまえ!」


提督「…これは俺が龍驤の事を思って作ったケーキだ」スッ


龍驤「司令官……」


提督「食べてくれ龍驤」


龍驤「……」


提督「龍驤」


龍驤「ん…あ………」


提督「いくぞ…」


下1~3高コンマ 味の感想やその他起こったことなどを

龍驤「ふぐ……ううううぅぅ…!!」


龍驤「美味しいよぉ……嬉しいよぉ…!」


龍驤「ひ…ひっ……!」ポロポロ


提督「泣かないでくれ龍驤。そんな姿は見たくない」


龍驤「こんなウチを愛してくれてありがとう…一生……キミを支えます…」


龍驤「だから…ウチを……」


提督「許すも許さないも無いんだ。最初から何も言ってないだろう?」


龍驤「ありがとう…ほんまにありがとうな……」

朝霜「感動してるとこ悪いけどよ、あたいにも一口くれよ」


提督「一口と言わずに朝霜の分はちゃんと用意してあるぞ」


朝霜「流石司令!」


提督「龍驤の事、助かってるぞ」


朝霜「あれくらいどうってことねぇよ。ママって呼べばいいだけだからな」


提督「なぁ朝霜……少し考えたことがあるんだ」


朝霜「なんだよ?」


提督「これから先の話だ。龍驤の子どもも全て置いて…深海棲艦との戦いも終わった後だ」


提督「その時…俺達の所に来るつもりはないか?」


朝霜「どういう意味だ?」


提督「その…養子的な話で……」


朝霜「安価」


下1~3高コンマ 朝霜の台詞や行動などを

朝霜「悪くない話だけどよ、あたいに同情してならお断りだぜ?」


提督「同情では無い。他にも思惑があるのは事実だがな」


朝霜「…なんだ?」


提督「俺達の子どもということになれば、朝霜を守ってやれる」


朝霜「それが同情だって言ってんだよ」


提督「そんなつもりは無いんだがな…」


朝霜「ま、考えといてやるよ」

龍驤「おぉ…うぇぇえ……」


朝霜「司令、龍驤さんちょっとまずくないか?」


霞「一旦休んだ方がいいかもしれないわよ」


榛名「ケーキはちゃんと保存しておきます!」


提督「そうだな…少し医務室に運んでくる」


龍驤「おぇ…う……うげっ…」


漣「泣きすぎて吐きそうになってるじゃないですか」


潜水新棲姫「早く運んでやった方がいい」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

ガングート「どうしたちっこいの?向こうに電達がいるぞ」


ヴェールヌイ「私は向こうに行けないからね」


ガングート「まだ気にしているのか?」


ヴェールヌイ「当然さ、私は龍驤さんに酷い事をしたからね」


ガングート「そんな事気にしているのはお前だけだ」


ヴェールヌイ「どうかな…」

ガングート「ちっこいのがヴェールヌイとしての自分を受け入れたのは歓迎しよう。だからといって孤独を好むことは無いんだぞ」


ヴェールヌイ「そうじゃないさ……」


ガングート「仕方ない…アイツを抱かせてやる」


ヴェールヌイ「……」


ガングート「艦娘の子はもう首が座っている。誰が誰かをも認識しているぞ」


ヴェールヌイ「この子が……」


ガングート「どうだ?それが私の子だ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

「あう……」


ヴェールヌイ「…可愛いね」


ガングート「そうだろう?」


電「本当に可愛いのです!」


雷「この距離で見るのは初めてね…」


ヴェールヌイ「皆んな…」


暁「動いちゃダメよ、赤ちゃんが怖がっちゃうわ」


ヴェールヌイ「うん……」

電「気にしなくていいのですよ響ちゃん」


雷「あの話を聞いてショックだったのは分かるもの」


ヴェールヌイ「……」


暁「龍驤さんにキツく当たってたのも本心じゃなかったんでしょ?」


電「響ちゃんは優しいのです!」


「ん……う…」


雷「この子…何か喋りそうね」


ヴェールヌイ「そうかな…」


「安価」


下1~3高コンマ 台詞やその他起こったことなどを

「うあ~~」ペタペタ


ヴェールヌイ「私はお母さんじゃないよ」


「ひいきーいっこいの~」


雷「本当にわかってるんだ…」


電「でも響ちゃんはヴェールヌイで…」


ヴェールヌイ「構わないさ。どちらも私には変わりないんだからね」


「うぇううい?」


ガングート「ヴェールヌイの発音は難しいからな」


暁「そうよ響でもいいじゃない!」

ーー医務室


龍驤「ありがとうな司令官…もう落ち着いたで」


提督「そうか…」


龍驤「あんなに泣いたんは初めてかもしれんな…勝手に涙がボロボロ出てくんねん」


提督「溜まっていたものもあったんだろう」


龍驤「そうやんな……ごめんな司令官」


提督「なぁ龍驤…一ついいか?ずっと聞こうかどうか迷ってたことがあるんだ」


龍驤「ええで…なんでも聞いてな」

提督「俺に対して龍驤は好意を持っていないのは知っていた。だが怪我をして俺も精神を病んで…気付けばこの関係になっていた」


龍驤「うん……」


提督「俺は最初から龍驤が好きだった。今だってそうだ」


提督「だが…龍驤はいつ俺のことを好きになってくれたんだ?」


提督「本当はこんな事を聞くんじゃないんだろうが…どうしても気になっていたんだ」


提督「答えてくれるか龍驤?」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞や行動などを

龍驤「大っきいクマ作りながら体に印を刻んで艦載機を操る方法…司令官が調べてくれたんやでなぁ…」


提督「そうだったな…」


龍驤「頭に近い方がええって分かって…流石に舌に印を入れるの怖かったけど…キミがずっと側にあってくれたやん…あれ嬉しかったわ……」


龍驤「ほんでな…浮気して怪我もして…見捨てられて当然のウチを見捨てれへんかったやろ…?」


龍驤「ウチはな…ここまでボロボロにならんと大切なことに気づけんかったんや……」


龍驤「司令官……こんなウチを選んでくれてありがとう…好きになってくれてありがとうな……」

龍驤「ほんでな司令官…決めたことがあるねん…」


提督「決めたこと…?」


龍驤「体…治すのやめるわ……」


龍驤「この怪我があったから…ウチは大切なもんに気付けた……」


龍驤「ちゃんと治療したら…長生きできるんやんな…?」


龍驤「ずっと…これからも……キミの側におらせて下さい…」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを

提督「分かった…いつまでも一緒だ」ギュッ


龍驤「ありがとう……これからちゃんと薬も飲むわな…」


提督「あぁ…」


龍驤「リハビリも…今以上に頑張って…」


提督「そうだな…」


龍驤「ほんでな…子ども……」


提督「俺と龍驤なら大丈夫だ」


龍驤「うん…うん……」


提督「龍驤……」


龍驤「いっぱいウチを愛して…全部……司令官でこの体を染め上げてな…」


ーー

明日は更新できるかどうか分かりません。更新したいんですけどね


コメントなどあればお願いします

ーー

龍驤「みんな迷惑かけてごめんな。今日から秘書艦として復帰することになったねん」


龍驤「ほんまやったらトイレ掃除とかそういうのを続けたかったんやけど…」


提督「龍驤は秘書艦の仕事をやってもらった方が効率が良いんだ」


漣「毎日漣が秘書艦というのも得策ではありません」


潜水新棲姫「ワタシは秘書艦をやらせてもらえないしな」


漣「葛城さんはまだ秘書艦の仕事を一人でこなせるほどではありません」


葛城「……」

龍驤「まだ反省が足らんと思ってる子も多いと思うけどごめん。手が空いたら皆んなの仕事を手伝うわな」


龍驤「出撃も休めへん。朝イチのとは別に毎日出る」


龍驤「こんなんで許してもらえるとは思ってないよ。これはウチの気持ちや」


龍驤「せやからどうかウチを司令官に側におらせて下さい」


龍驤「何回も同じこと言うてごめんなさい。でもウチの気持ちは変わりません」


提督「…何かあったら俺にまで言ってきてくれ」


漣「直接が言いにくいのであれば、いつかの秘密メッセージでも構いませんよ!」


提督「話は以上だ。皆んなは持ち場に戻ってくれ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー埠頭


黒潮「……」


不知火「こんな所で何をしてるんですか?」


陽炎「悩みがあるなら聞くわよ?」


黒潮「陽炎はそっちに立つな。眩しいねん」


陽炎「はいはい…」


不知火「外でもそれなので目立って仕方ないんですが」


陽炎「これは私の個性なのよ」ギラッ


黒潮「どいつもこいつも迷惑な奴ばっかりや…」

不知火「まだ引っかかるんですか?」


黒潮「当たり前や」


陽炎「そんな事言ってるのは黒潮だけよ?」


黒潮「わかっとんねん!でもこのうちの怒りはどこにぶつけたらええんや!?」


不知火「薬はちゃんと飲んでいるんですか?」


黒潮「飲んでこれや!悪いか!!」


陽炎「イライラしっぱなしっていう感じね」

不知火「一度三人でじっくり話し合いませんか?」


陽炎「いいわねそれ!私の部屋に集…」


黒潮「お前の部屋におったら頭おかしなるわ」


不知火「あの部屋でまともな話はできません」


陽炎「なんでよぉ…」


黒潮「ほんならうちの部屋にするしか無いか…」


不知火「今日はもう不知火達は出撃がありません。気がすむまで話し合いますよ」


陽炎「私の部屋…落ち着くのに……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

黒潮「龍驤はんと司令はんが壊れた時、この鎮守府は地獄やった」


黒潮「神通はんは止めるうちらを蹴散らしながら出撃していった」


黒潮「龍田はんは誰彼構わず殺そうとしとった。雲龍はんや潜水艦の子らがおらんかったらここは全滅や」


黒潮「それだけや無い。隼鷹はんは酒飲んで暴れて、電のもう一つの人格も大暴れや」


黒潮「思い出すだけでも寒気がするわ…」


陽炎「そこまで……」


不知火「壮絶ですね」

黒潮「二人にやから言う。うちは耐えられんと首吊ろうとしたんや」


陽炎「ちょ…」


黒潮「でも偶然卯月…いや弥生に見つかってしもうた」


不知火「ではもし見つかったいなかったら」


黒潮「うちはめでたく死ねとったよ」


陽炎「……」


黒潮「二人にうちの気持ちがわかるか?周りの奴が狂っていくんや」


黒潮「潜水艦以外で正常なんは多摩はんくらい…もう……限界やった」

黒潮「それがや…その原因があのクソビッチやったんや!!」


黒潮「易々と許せると思うか!?お前やったら許せんのか!?」


不知火「…難しいですね」


陽炎「でも龍驤さんは…」


黒潮「わかってる!!だからうちはこの怒りをどこにぶつけたらええんや!!」


黒潮「このままやったら…うちが狂う!」


黒潮「頭おかしくなりそうなんや…!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

不知火「黒潮には心を癒やす人が必要です、一人では解決できません」


陽炎「そう言えば付き合ってるっていうか仲の良い人はいるのよね?」


黒潮「あんな奴もう別れたわ!」


不知火「それは知りませんでした…」


陽炎「私がここに来る前までは関係はあったのよね?」


黒潮「知らん!言う必要は無い!」


不知火「黒潮、一度怒るのをやめてください」

黒潮「やっぱりお前らに話すだけ無駄やったわ。部屋から出ていけ」


陽炎「一人になんかできないわよ」


黒潮「ええから出て行け言うとんじゃボケ!!」


不知火「…分かりました。これ以上血圧が上がるのはよくありません」


陽炎「落ち着いたらまた来るから。頭冷やしておいてね?」


黒潮「うるさいうるさい!早く出ていけ言うとるんや!!」


不知火「仕方ありません……」


陽炎「本当はずっと見ておきたいけど…」ガチャ


黒潮「ぐ……!あぁぁ!!腹立つ……!この…!!」


黒潮「ほんま…!全員ぶち殺したろか……!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー執務室


皐月「司令官!!」


龍驤「そんなに慌ててどうしたんよ?」


皐月「僕の練度確認してみて!!」


提督「…な、なに!?」


龍驤「司令官まで驚いてるん?」


皐月「僕の練度が100を超えてるの!」


龍驤「えぇぇぇ!?」

皐月「指輪はまだもらって無いのに…」


龍驤「こんな事ってありえるん?」


提督「聞いたことが無いな」


皐月「これ……始まりの艦娘を追い出したのが影響してるのかな?」


提督「そう言われるとそうか…」


龍驤「せやけど指輪無しで限界突破やなんて」

皐月「ど、どうしよう!?このままじゃ大本営とかに怪しまれるよね?」


龍驤「そうか!」


提督「なら急いで皐月には指輪を渡そう」


皐月「早く早く!司令官急いで!」


龍驤「こんなカッコカリなんて珍しいやろうなぁ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

皐月「ちょっと待って、そういえば朝霜って指輪持ってないよね?」


龍驤「そう言われたらそうやね…」


提督「ならそういうものなのか?」


皐月「僕達だけで考えても分からないよね。ちょっと朝霜に聞いてくる!」


龍驤「一応指輪は用意しとくで~」


提督「色々と準備もしておこう」

ーー

皐月「朝霜、そういうことなんだけど…」


朝霜「指輪はもらっとけ。あたいも持ってたからからな」


皐月「持ってた?」


朝霜「捨てたんだよ」


皐月「捨てたの!?そんな事したら…!」


朝霜「したらどうなんだ?」


皐月「…そうか、僕達は始まりの艦娘が居ない」


朝霜「指輪を捨てたら普通は練度は99に戻る。けどあたいはそうはならねぇ」


皐月「でも大切な指輪を捨てなくても……」

朝霜「あんなフニャチン野郎の指輪なんかいらねぇんだよ」


皐月「ふにゃ……ちん…」


朝霜「あたいの汚点は早霜とフニャチンだ。あの二人が居たから…」


皐月「どうなったの?」


朝霜「…お前に言う筋合いはねぇ」


皐月「あるよ!僕だって始まりの艦娘を追い出したんだもん!」


朝霜「それだけだろ」


皐月「まだあるよ!漣と浮気エッチした!潮ともしたよ!」


朝霜「……」


皐月「ねぇ朝霜!」


朝霜「安価」


下1~3高コンマ 朝霜の台詞や行動などを

朝霜「いやそれは別に関係ないだろ…?」


皐月「え……?」


朝霜「いや……なんで関係あると思ったんだ?」


皐月「だってフニャチンとかって言うから…」


朝霜「ばーかそれはアイツが肝が小せえって例えだよ」


皐月「あ…え……?」


朝霜「お前…マジか……」


皐月「いやだって…」

朝霜「とにかく司令から指輪はもらっとけよ。大本営から目付けられるからな」


皐月「うん……」


朝霜「気にいらねぇならその後捨てりゃいいんだよ」


皐月「司令官からの指輪なんて捨てないよ!」


朝霜「お前はそうだろうな。他に分からないことがあればまた聞きに来い」


朝霜「いっとくがお前もこっち側に来たんだ。いつでも覚悟はしとけよ」


皐月「それくらい分かってるよ!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

皐月「朝霜ったら僕を子ども扱いして!龍驤さんを守る覚悟なんかとっくにできてるもん!」


陽炎「だから……」


皐月「あれ?陽炎達は何してるの?」


不知火「皐月でしたか。実は黒潮を外に連れ出そうとしてたんです」


黒潮「うちはそんなとこ行かんか言うてるやろ!」


陽炎「陽炎型の会よ?他の陽炎型が勢ぞろいしてるなんて楽しそうじゃない」


黒潮「いらん言うとんのがわからんのか!!」


不知火「強情ですね…」

皐月「黒潮ってまだ荒れたままなの?」


陽炎「そうなのよ。一人だけで考え込むのは良くないから外に出そうとしてるんだけど…」


黒潮「…なんや皐月がおるんか。ほなちょっと付き合ってや」


皐月「な…何を?」


黒潮「演習や。タイマンでええで」


不知火「黒潮と皐月では練度に差があります」


黒潮「問題ない。コイツの弱点は知り尽くしとるからな」


皐月「でも僕……」


黒潮「ごちゃごちゃ言わんとさっさと来い!手加減すんなよ!」


皐月「…どうなっても知らないよ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

皐月「負けちゃった…」


黒潮「何がこの鎮守府で一番の練度や!舐めとるん違うぞ!」


陽炎「ふっかけたのは黒潮じゃない」


黒潮「まぁお陰でスッキリしたわ。これからもうちの相手してや~」ガチャ


不知火「行ってしまいましたか…よく手加減してくれましたね」


皐月「抑え過ぎちゃったかな…バレてなかった?」


陽炎「あの様子なら大丈夫よ」

不知火「かなり頭に血が上ってましたからね。細かいことに気付く余裕はありません」


陽炎「この鎮守府で一番って…完全に朝霜の事も頭からから抜けてるわね」


不知火「しかし皐月の動きが何かぎこちなかったですね」


陽炎「調子悪かったとか?」


皐月「ううん…実はね、練度が100超えたの」


不知火「そうでしたか、おめでとうございます」

陽炎「あれ?でも指輪が…」


皐月「その辺の話はまた今度ね。今は黒潮だよ」


不知火「そうですね……」


陽炎「皐月が手加減してあげるのもいつか気付くわよね」


皐月「誰かと話すとかそういうのじゃなくて、もっと分かりやすいのがいいかもしれないね」


不知火「困りましたね…」


陽炎「なんかいいのがあればな~」


皐月「うーん……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー医務室


千歳「それで私の所に相談に来たのね」


不知火「黒潮は不知火とは違って病名は付かないんですよね?」


千歳「そうね…」


陽炎「あれだけ荒れてるのに?」


千歳「性格が荒いのと病気はまた違うのよ」


皐月「千歳さんが言うんだから間違い無いよね…」

千歳「世の中には理由も無く暴力を振るう人もいるでしょ?黒潮はそれに近くなってるのかもしれないわね…」


陽炎「なによそれ…」


不知火「どうにかできないんですか?」


千歳「ストレスを解消してあげるとか、何かに夢中にさせてあげるとかが一番効果的ね」


皐月「黒潮が好きなものって言ったら…」


不知火「美味しい食べ物ですね」


陽炎「すぐに用意してあげましょうよ!間宮さんに頼んで飛びっきりの…」


漣「千歳さんは居ますか!?」ガチャ


千歳「漣ちゃん?」


漣「早く来て下さい!黒潮さんが…!」


陽炎「まさか…」


不知火「不知火達も向かいましょう」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


黒潮「やっぱりお前は許されへん…!」ギリギリ


龍驤「…ええよ。殴って済むんやったらいくらでも殴って」


黒潮「ぐ……!!」


龍驤「そのまま首絞めてもええよ。血吐くまで殴ってもええ。黒潮の好きにし」


黒潮「…ぎ……いぃぃぃぃぃぃぃ!!」


龍驤「黒潮……」


黒潮「なんでや!なんで抵抗せぇへんのや!」


龍驤「ウチに抵抗する理由は無い。どれだけ最低なことしたかわかっとるからな」

黒潮「なんで……なんで…!!」


龍驤「殴るんやったら早くし。漣が千歳らを呼びに行ったわ」


龍驤「多分他にも誰か連れて来る。ウチを殴るんやったら今しかない」


黒潮「クソ…クソクソクソ……!」


龍驤「黒潮」


龍驤「ウチのことは好きにしたらええ。それで許されるんやったらウチも納得や」


黒潮「安価」


下1~3高コンマ 黒潮の台詞や行動などを

黒潮「なんで……お前はそうやって…!」


龍驤「ウチはほんまの事を言うただけや」


黒潮「う……うううぅ…!!」ガクッ


黒潮「うちも誰かに甘えたい……」


黒潮「うちにも逃げ道が欲しい……」


黒潮「龍驤はんみたいに……心の支えが…」


龍驤「…黒潮の大切な人はもうおらん。皆んなには別れたって言うてるんやんな」


黒潮「う……うぅ……」

黒潮「うちが艦娘やって分かったらアイツは逃げていった!」


黒潮「うちは艦娘に生まれたくて生まれたんと違うんや……!」


黒潮「それやのに……うぁぁぁぁ~~!!」


龍驤「ただ振られたんやったらそこまで傷付かんかった。黒潮にとって艦娘でおることは誇りやったんや」


龍驤「黒潮はそれを拒否された。存在そのものを否定されたんや」


黒潮「殺せ……誰かうちを消してくれ!!」


龍驤「黒潮、欠けた心は…足りへん分はウチらが埋めたるからな」


ーー

遅くまでありがとうございました


コメントなどあればお願いします

ーー


提督「黒潮が荒れていたのにはそういう理由があったのか…」


漣「せめて性格が悪いとか諦めがつく所を否定して欲しかったですね」


龍驤「男のことについてウチが偉そうに言える権利は無いけど、それでもあかんと思うわ」


提督「それだけが悪かったという話でも無い」


漣「漣の事もそうですが色々と重なり過ぎましたねぇ」


龍驤「我慢の限界やったんやろうな……」

提督「病名がつかないというなら俺達でなんとかするしかない」


漣「黒潮さんみたいなタイプは爆発するとどうなるか分かりません」


龍驤「物事は常に最悪の事態を考えなあかん」


提督「俺の精神がおかしくなっていた時の神通のように暴れ回る…」


漣「もしくは凶器を持ってサクッと」


龍驤「そんな事は絶対させへん。黒潮の事はよぉ面倒見たろな」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー演習場


神通「黒潮さん…訓練はこれくらいにしておきましょう…」


黒潮「まだできる…」


神通「ですが…」


黒潮「体動かしてたらイライラが消えんねん…!」


神通「……」


黒潮「演習やったら死ねへん…もう一回や!!」


神通「もう一回…だけですからね…」

黒潮(うちは今までストレスの解消で大食いとかをしてた)


黒潮(あれがうちにとって一番ええ解消法やと思ってたけど全然違った)


黒潮(今のうちはおかしいんやと思う。こうやって主砲を撃ってないとイライラしてしゃあない)


黒潮(ただ撃ったらええんと違う。それを誰かにぶち当てたら最高や)


黒潮(こうやって神通はんと演習してるのが一番マシ……)


黒潮(違うな。まだストレス解消できそうな奴がおるわ)

ーー

黒潮「おい漣」


漣「…なんでしょう?」


黒潮「ちょっと演習しようや」


漣「今日は散々神通さんと訓練してませんでしたか?」


黒潮「文句言うな、黙って付き合え」


漣「…お手柔らかにお願いします」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


漣「ぐ……強…」


黒潮「お前手抜いたん違うやろな」


漣「黒潮さん…貴女は改二なんですよ……こっちは…ただの改…」


黒潮「チッ……」


黒潮(なんやねんこの虚無感は…漣が弱いからか?)


黒潮(演習でもあかんのやったら…うちに残された道は……)

龍驤「見とったで黒潮」


黒潮「なんや文句あるんか」


龍驤「何も無いよ。ええ動きしとったね」


黒潮「お前に褒められても嬉しないわ」


龍驤「…なぁ黒潮、ちょっち付き合ってくれる?」


黒潮「嫌や。お前の言うことなんか聞くかボケ」


龍驤「そう言わんとな?少しだけでええねん」


黒潮「……」

ーー


黒潮「なんやねん、どこに連れて行くんや」


龍驤「ここ…司令官と前から危ないって言うてたとこやねん」


龍驤「この階段の踊り場から窓まで何も障害物無いやろ?もし階段で足踏み外したらここから落ちてしまう」


龍驤「執務室に近いけど、一人で階段上がる時はここを使わんといてなって言われてんねん」


黒潮「それがどないしたんや」


龍驤「アンタがイライラするのは分かる。それはもうどうしようも無い」


龍驤「唯一方法があるとしたらストレスの源を消し去ることや」


龍驤「黒潮、ここからウチを突き落とし」


黒潮「はぁぁぁ!?」

龍驤「ここは二階と三階の間や。落ちても死ぬことは無い」


龍驤「それで黒潮の気が済むんやったら好きにしたらええ」


黒潮「お前…!うちをバカにしとんか!!」


龍驤「してない。黒潮にやから言うてんねん」


龍驤「アンタやったらその権利がある。誰でもええって話や無いねん」


龍驤「あの時……迷惑かけてごめんな」


黒潮「な…に……!」

龍驤「ここにはカメラも無い。夕張のドローンも飛んでない」


龍驤「ウチをやるのは今しかないんや」


黒潮「この……!!」


龍驤「怒りは全部ウチにぶつけり。いつでも受け止めたる」


龍驤「…ほな早くしてな」


黒潮「お前……!」


龍驤「…こうやって窓を、背にしたらやりやすいか?」スッ


黒潮「……!!」


龍驤「……いつでもええよ」


黒潮「安価」


下1~3高コンマ 黒潮の台詞や行動などを

黒潮「今更アンタ殺してなんになるって言うんや!
馬鹿にするのも大概に…!」


黒潮「う……うううううううぅぅ……!!」ガクッ


龍驤「黒潮…?」


黒潮「痛い……!頭が……割れる……!!」


龍驤「あかん!千歳を呼んでくるから待っとけよ!」


黒潮「痛い…痛いぃぃ……!!」

ーー医務室


漣「やっぱり高血圧が原因でしょうか?」


提督「頭が割れるように痛がっていたというのが気になるな…」


龍驤「ウチが怒らせてしまったのが原因かもしれん…ごめんな黒潮……」


漣「そうとは限りませんよ。今は千歳さんの診断結果を待ちましょう」


提督「何事も無ければいいんだがな」


下1~3高コンマ 黒潮の診断結果などを

ーー

千歳「黒潮は血圧が高くなりすぎてるわね。薬を飲ませて落ち着いてるけど、目覚めてまたストレスがかかりすぎると良くないわ」


漣「良くないというのは具体的に?」


千歳「頭の血管が破裂する可能性があるわ」


提督「一大事じゃないか」


千歳「薬が効いてる内は大丈夫よ」


龍驤「ほな薬が切れたら……」


千歳「…そうね、対策は考えないと」

漣「一番現実的なのは改仕様に戻すことなんですよね」


提督「そうすれば高血圧の症状は軽減、もしくは無くなるはずだ」


龍驤「…どないするかは考えといてくれる?ウチは黒潮の側におったるわ」


千歳「こっちとしては誰かが見てくれるとありがたいわ」


漣「ではそうしましょう。ご主人様と黒潮さんの対策を考えてきます」


提督「暫くの間頼んだぞ」


龍驤「うん…ウチに任せてな」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

黒潮「ん……」


龍驤「起きた…?」


黒潮「これ……龍驤はんが?」ベチャッ


龍驤「ごめんな…片手やとタオル絞るのもうまくいかへんねん」


黒潮「これくらい…問題ないで……」


龍驤「ありがとうな…」

黒潮「うち…どないしたやええんやろうな。何をしてもイライラして……」


龍驤「薬飲んでたら平気なん違うん?」


黒潮「ずっと効き続けてるわけと違うし…イラついとったら多分飲まへん…」


黒潮「このままやったらうち…解体かなぁ……」


龍驤「そんな事はさせへん。改に戻したら高血圧は改善するんや」


黒潮「ほんなら…戦力になれれへんやん…」


龍驤「ウチらは戦力が欲しいんやない。そんな事は気にせんでええ」


黒潮「……」

龍驤「…ごめんな。さっき変なこと言うて」


黒潮「あれ…冗談にしたらきついで…」


龍驤「冗談やなかってん、本気で突き落としてもらおうとしたから…」


黒潮「何言うてんの…?」


龍驤「落ちた時に…艤装展開するつもりやってん。それやったら大怪我する事は無かったやろ?」


黒潮「……龍驤はんも相当キてるなぁ」


龍驤「薬の量が倍に増えたからね」


黒潮「…ふふ」


龍驤「ふふふ……」


黒潮「はぁ…頭に血登らんと話せるのはいつ以来やろ」


龍驤「ずっと怒っとたもんなぁ」


黒潮「うちの事…任せるで。どうなっても恨みはせぇへんから」


龍驤「うん……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


幹部「なるほど、だから黒潮君を改に戻すんだね」


提督「やはりそれしか無いという結論になったんです」


幹部「改二の艦娘を改に戻したいだなんて何があったのかと思ったよ」


提督「相談するなら幹部さんしか居ないと思ったので…」


幹部「理由があれば怪しまれる事は無い上に、見た目が気に入らないから改二から戻すなんてよくある話さ」


提督「そうだったんですか?」


幹部「困ったことにね……」

幹部「それに黒潮君みたいな話もよくあるんだ。改二にしたら何か不都合が出たり、逆に戦力が下がったりね」


提督「普通なら強くなるはずの改二で不具合が出る…」


幹部「もしかしたら改二というのは強くなる手段では無いのかもしれないね」


幹部「例えば何かに近付いてしまう……色々考えさせられるよ」


提督「…そういえば和平派の活動はどうなりましたか?あれから気になっていたんです」


提督「もしくは大本営に関して何か動きがあったとか…?」


幹部「安価」


下1~3高コンマ 幹部の台詞などを

幹部「こんなことはあまり言いたくないが、皆が他力本願で話が前に進まないんだ」


幹部「傷つきたくない、戦いたくないが先行していてそこに至るまでの過程の話にならないんだ」


提督「それでは自分が居た時と…」


幹部「何も変わらない。他の連中は提督君が気に入らなかったんだろう」


幹部「最近仲間になった若手が自分達のリーダーになろうとしている。それが許せなかったんだよ」


幹部「自分達が何かを変えるつもりは無い。だが提督君には従いたくなかった。これが連中の考えさ」


提督「……」

幹部「提督君、実は私もあそこの派閥を抜けようかと思ってるんだ」


提督「幹部さんがですか?」


幹部「私は和平を実現させたい。その気の無い連中は必要無いんだ」


提督「じゃあH幹部さんの派閥に合流するんですか?」


幹部「提督君と共に…というのも考えたが、女幹部が何か情報を持っていると聞いたんだ」


幹部「ちょうどこの後会う予定があったんだが、よければ提督君も来るかい?」


提督「宜しいんですか?」


幹部「提督君なら問題は無い。どうかね?」


提督「…自分も行きたいです」


幹部「よし決まりだ。すぐに向かおう!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

女幹部「提督も来るなら丁度良かった。お前にもこの話はする予定だったからな」


提督「どんな内容なんですか?」


女幹部「私達は深海棲艦という勢力…生物と戦っている。その相手と和平を結ぼうとしているんだ」


幹部「それが簡単に行かないから苦労しているんだ」


女幹部「だが人類だけでなく深海棲艦にとっても共通の敵がいるとしたら…どうなる?」


提督「共通の敵…」


幹部「傀儡を使ってくる組織の事を言いたいのか?」

女幹部「…分からない。また深海提督の使いがこちらとコンタクトを取りたいと言ってきたんだ」


幹部「その時にそう言われたのか?」


女幹部「共通の敵がいるとしたらどうする…と」


幹部「随分と意味深な発言だ」


提督「向こうにも何か思惑があるんでしょうか…」


女幹部「…提督、私と来てくれないか」


提督「自分が………ですか…?」


女幹部「そうだ。向こうにはこちらは二人で行くと伝えてある」

幹部「だが危険じゃないか?向こうは姫級の深海棲艦なんだろう?」


女幹部「いや……今回は深海提督も連れて来ると言っていた」


幹部「深海提督と直接話せるチャンスか」


女幹部「提督、お前だから頼みたい。私達とは違う観点を持っているだろう」


提督「本当に自分で良いんですか?」


女幹部「そうだ」


提督「……わかりました」


幹部「なら私は遠くから君達を見守っていよう」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー某所


神通「ここから…お守りします…」


幹部「会うのは二人だけという決まりだ。私達は近付けない」


川内「何かあったらすぐ知らせるからね!」


由良「行くわよ」バシュッ


幹部「由良君達の偵察ならそう簡単に察知される事はないだろう」


神通「私がここで幹部さんを…警備していれば大丈夫です…」


幹部「提督君と女幹部にかかっている。頼むぞ……」

女幹部「…場所はここでいいはずだ」


提督「約束の時間は過ぎました……」


女幹部「何をやっているんだアイツらは…!」


提督「女幹部さん…もう少し冷静に……」


女幹部「わかっている!お前は黙ってろ!」


提督「…失礼しました」

深海海月姫「怖い怖い……少し遅れただけじゃないのよぉ」


女幹部「!!」


提督「あれが…深海提督……」


深海提督「……」


深海海月姫「今日はアナタ達に先に教えあげようとしてた情報があるのよぉ…」


提督「情報?コンタクトを取りたいと言っていたのはその為ですか?」


深海海月姫「そうよぉ……」ニヤッ


提督(何を考えているのか全く分からない……)

深海海月姫「ここでの話し合いが終わったら私達は行動に出るのよぉ」


提督「何をするつもりなんですか?」


深海海月姫「何でしょうねぇ……」


深海提督「……」


提督「会話にならない…女幹部さん、貴女からも何かを……」


女幹部「しれ……」


提督「え?」


女幹部「司令官……私だ……司令官…………」フラフラ


提督「女幹部さん……?」

女幹部「私だ……菊月だ……覚えてないのか………?」


深海海月姫「残念。提督には近付けさせないわ」ジャキッ


菊月「あぁぁ……」


提督「女幹部さん!」


深海海月姫「貴女達が悪いのよ?私の提督に危害を加えようとするから」


女幹部「あ、あ、あぁぁ……」


深海海月姫「ウフフ…サ、ヨ、ウ、ナ、ラ」ガチャ


川内「とりゃーー!」ボフン


深海海月姫「煙幕!?」


由良「今のうち」バシュッ


提督「うぉ!」ガシッ


女幹部「司令官!司令官ーーー!!」ガシッ


深海提督「……」


由良「暴れないで」


女幹部「う……うわぁぁぁぁーーーー!!」

深海海月姫「行っちゃいましたねぇ…追いかけなくて良いんですか?」


深海提督「問題無い」


深海海月姫「そぅ…」


深海提督「それより準備はできているか」


深海海月姫「バッチリよぉ。大本営に持っていくアレも、ぜーんぶ完了したわ」


深海提督「…ならば向かおう」


深海海月姫「ウフフふふふ……」

ーー足りないもの鎮守府

女幹部「ひぐ…ひっ……ひぃ…」


幹部「一体何があったというんだい?」


提督「分かりません…深海提督と言われる人物を見た瞬間から女幹部さんがおかしくなって…」


幹部「彼女が人前で泣く所なんて見た事が無い。一体何を見たというんだ?」


女幹部「し……れ……か…………」


漣「お取り込み中失礼します!!」ガチャ


提督「どうしたんだ漣?」


漣「たった今大本営からの緊急通信がありました!!」


幹部「大本営から?」

提督「どんな内容だったんだ?」


漣「それが……」


漣「それが…………」


漣「深海提督を名乗る人物が…戦争の終結を宣言したいと…」


幹部「なんだって!?」


漣「賠償金として…多額の金を大本営に支払うと……」


提督「それで大本営は!?」


漣「その話を……前向きに検討する…と」


幹部「そんな……あり得ない…深海提督が率いているのはごく僅かな深海棲艦なんだろう!?」


漣「いえ…全ての深海棲艦は自分の支配下だと……」


幹部「それが本当だとして……何故今なんだ…」


提督「……」


戦争が終わる。その事実が目の前に迫ってきているというのに俺は全く安心できなかった。
これは終わりでは無い。何の証拠も無かったがそう確信していた。
これから俺達は……



次回


龍驤「足りないもの」最終章



ーー

長かったですがようやく最終章に入ります


これからもよろしくお願いします

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom