友「お前今日なんかいやなことでもあったのか」

男「お、おう」

友「お、おう」

男「真似すんな」

友「え」

男「お、おう」

友「まぁいいや・・・また明日な・・」

男「お、おう」


幼馴染「あ、男、まだ帰ってなかったの」

男「お、おう」

幼馴染「じゃあいっしょに帰ろっか」

男「お、おう」

幼馴染「寒いから男、手つなご」

男「お、おう」ｷﾞｭ

幼馴染「はー、男の手、あったかいねー」

男「お、おう」

幼馴染「ねー・・」

男「お、おう」

幼馴染「・・・」

男「・・・」

幼馴染「男」

男「はい」

幼馴染「え」

男「何」

幼馴染「男は好きな人いる？」

男「お、おう・・・」

幼馴染「・・・真面目に答えて」

男「お、おう」

幼馴染「同じ返事ばっかりしないでよ！！」

男「お、おう」

幼馴染「・・・今日はやっぱり帰る・・」

男「お、おう」

幼馴染「・・・・・・・・」

男「・・・」





男「・・・はぁ、お、おうだけで一日過ごしたが、なんとも言えないな」

姉「ご飯できたよ」

男「ん、今から行く」

姉「幼馴染ちゃんから連絡あったよ」

男「ふーん・・（あのことか・・）」

姉「今日なにかあったの？」

男「別に・・」ｶﾁｬ

男「ありがと、ごっそさん」

姉「あ、ちょ、待って・・」

姉「ハァ・・・」




男「出来心でやったけど、心配かけてそうだからやめやめ」

男「ねよ・・」


prrrr prrr prr prrrr prrrrrr

prrrrrrprrrrr prrrrrrr

男「うるっせぇ・・・今何時・・・４時ぃぃぃ！？」

男「しかも・・」

幼馴染;今日はどうしたの？

幼馴染；起きてないの？

幼馴染：明日迎えに行くからね...........

男「うぇ・・・」

男「着信７２件・・」

男「早起きしたぞ・・・３文よこせ・・・」

男「はぁ・・・」

ｶﾞﾁｬ

幼馴染「おはよ」

男「お、おう」

幼馴染「・・・おはよ」

男「お、おう」

幼馴染「・・・学校いこ」

男「お、おう」

幼馴染「・・・・」

テス

男「（これそろそろ怒られそうだからやめとこ・・・っかな・・）」

幼馴染「ふざけてるの？それとも私が嫌いだからそうしているの？」

男「おー」

幼馴染「ねぇ」

男「おー」

幼馴染「ねぇってば！！！」

男「何」

幼馴染「私の話聞いてるの？」

男「聞こえてる」

幼馴染「普通に答えてよ・・・」

男「俺なりの普通さがこれ」

幼馴染「前まではそうじゃなかったじゃん・・・」

男「前まではな」

幼馴染「・・・・・」

男「はぁ・・・昼だれと食べよう・・・」

幼馴染「男！一緒に食べる？」

男「おー」

幼馴染「こっちこっち」

男「おー」

幼馴染「・・・なんでまともな返事してくれないの！」

男「おー」

幼馴染「この・・・！」ﾊﾞｯ


？「幼馴染先輩！男先輩に暴力はだめですよ！」

幼馴染「・・？（この子は確か・・男の後輩・・）」

後輩「こんな人と一緒にはしていられません！行きましょう先輩！」

男「おー」

幼馴染「え、あ・・・ちょ・・」

後輩「ふー、男先輩危ない所でしたね？」

男「おー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

後輩「これは１つ貸しですね？」

男「おー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

後輩「じゃあデート行きませんか？」

男「まだ腹減ったなーパン買ってこよう」

後輩「・・・・・ふふ・・そういうところも好きです」

友「おおお！男！そのお茶くれ！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

男「やべぇ・・」ﾁｭｰ

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

男「もうない」

友「はあああああ？」

男「またな」


幼馴染「男・・」

男「（またか・・・）おー」

幼馴染「今日放課後どこか行かない？」

男「おー」

----------------

幼馴染「ん・・・はぁ・・ちゅれろ・・」

ＤＱＮ「はぁ・・れろ・・ん・・」



男「わお、すごい光景」

男「写真とっといてやるか」ｶｼｬ

男「もういっちょ」ｶｼｬ

--------------


男「（だからなぁ・・めんどくさいし気持ち悪いわ・・）どこ行くの」

幼馴染「！・・・アクセサリー見に行きたい！」

男「ふーん、で、俺は何しに行くの、サイフ係？」

幼馴染「いや・・お揃いの物を買おうと・・」

男「（とかいって買わされたの何十回目だろうな）」

男「（しかも３つもなにしに買わせたのかと思ったらＤＱＮの分も買わせやがっていい身分だわ）」

男「ふーん、わかった」

放課後


幼馴染「ね、これどう？」

男「んー」

幼馴染「ね、ね、これすっごく可愛い！」

男「ふーん・・」

幼馴染「・・・ねぇ、男、どうしたの？」

男「何が？」

幼馴染「私たち、幼馴染なのになんでそんな態度なの？」

男「はぁ・・・」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

幼馴染「何かあったなら聞くよ・・男・・」

男「・・・いや、別に」

男「（知ってるんだよクソが、校舎で平気でヤってるビッチが）」

男「（しかも俺のこと嫌いなんて言ってたよな、笑い物だよな）」

男「（どうせならほっといてくれよ）」

幼馴染「・・ね、男明日暇でしょ？」

男「勝手に決めんな、それで俺が来なかったらキレるくせに」

幼馴染「！・・・」ｼｭﾝ

男「（全然言い過ぎたとも思わない、もうこんな程度なのかな俺）」

男「（別に好きでもないのにやたら手つないでくるからと思ったら事実しって気持ち悪いんだよな）」

男「・・・・」

男「ﾁｯ、会計どこだっけ」

幼馴染「あっち・・・」

ﾄﾞﾓｱｼﾞｬｼｬｽ

男「よかったな」

幼馴染「うん！、」

男「（一週間もしたら行方不明になるんだろうな）」

幼馴染「男、川沿いに行かない？」

男「おー」

幼馴染「よし、結べた、どう？」

男「いいんじゃね」

ﾌﾟﾁｯ
ﾎﾟﾁｬﾝ

男「・・・」

幼馴染「・・・」ｼｭﾝ

男「ﾁｯ取るよ」

幼馴染「う、うん」

男「くそ・・・手じゃ届かない・・」ｼﾞｬﾌﾞｼﾞｬﾌﾞ

ﾄﾞﾝ

男「わ、わ、ああああああああああああ」ﾄﾞｯﾊﾞｰﾝ

幼馴染「ご、ごめん！わざとじゃないの！」

男「（じゃあどうやって落とせたんだよ）」

男「いいよ、ついでにとるわ」

幼馴染「ありがと・・」ﾌﾞｰﾌﾞｰ

幼馴染「誰からだろ・・」

幼馴染「・・・・・」

男「きったねぇ・・・しかもとれねぇ・・潜らないと・・」

幼馴染「男、ごめん！急用ができた！行くね！」

男「お、おいちょ・・・」

男「・・・」

友「あれ、男じゃんあれ」

チャラ男「おーホントだ、それにしても川で泳ぐには早くないか」

友「おーい」

チャラ男「どうしたｗｗｗｗｗ男ｗｗｗｗｗｗ」

男「うぜぇんだよ黙れ」

チャラ男「どうした男」

男「クソビッチに落とされた」

チャラ男「は？」

男「なんでもない、思ったより壁高いから引き上げて」

友「えー、お前がどうなろうとしったこっちゃないしーんははははｗｗｗｗｗ」

ﾄﾞｯﾊﾟｰﾝ

友「クソが・・・」

チャラ男「で、男、クソビッチって誰のことだ？」

男「なんでもないって言ってたのが聞こえなかったんか？」

男「とりあえず俺帰る」





友「あいつもなんか苦労してんだろうな」

チャラ男「お、おう」

男「はぁ・・・」ﾌﾞｰﾌﾞｰ

男「はい」

委員長「「男君？よかった、友達といるんだけど、ボーリング行かない？」

男「あ、ああいいよ」

委員長「じゃあ、かくしかで待ってるね」




男「やっぱり断っとけばよかった」

姉「男、ご飯できたよ」

男「おー」



姉「あの、さ、幼馴染ちゃんに今日会ったんだけど」

男「うん」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

姉「泣いてたよ」

男「へー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

姉「まともな返事してくれないとか、かまってくれないとか」

男「ほー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

姉「返事が適当らしいね」

男「俺なりのまともな返事が適当にとられてるだけ」

姉「一般的に見たら聞いてないように見えるからなんかいやになるんでしょ」

男「はぁ、ごっそさん」

姉「あ、ちょ、まだ話は終わってないって・・・」

男「ちょっと遊びに行ってくるわ」

姉「ご飯早かったからって・・」

男「じゃ、行ってきます」

姉「男！」

ﾊﾞﾀﾝ

男「姉ちゃんもチャラ男にまとわりつかれてるからって行って困ってるのを見て」

男「本気でボコボコにしにいった一週間後にはヤってたもんなぁ・・」

男「・・・」ｽﾀｽﾀ



委員長「男君ー！」

男「おー？」

幼馴染「男、ごめんね！川に落ちしちゃって」

後輩「男先輩、よく一人で来れましたね！」

男「それはどういう意味をかねて言ってんの？」

後輩「えへへ・・」


チャラ男「俺もいるんだよ」

男「うん」

チャラ男「すまんな」

男「おい」

チャラ男「ウソだよ」

男「おう」

チャラ男「すとらぃぃーっくｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

チャラ男「どう！？どう！？」

幼馴染「すごーい！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

チャラ男「いえーいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」


後輩「男先輩！アイス買いに行きましょうよ！」

委員長「だめー！ボーリング！」

男「あーあーあー」


チャラ男「・・・・」