カスミ「サトシー!スイレンから聞いたわよ?」 (36)

カスミとタケシはGWを利用して

再びアローラ地方に遊びに来ていた

今回は

カスミはスイレンの家に

タケシはカキの家に宿泊していた



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スイレンの家

サトシ「? 聞いた?何を?」

ピカチュウ「ピカ?」

カスミ「アンタ……この間マリエシティってとこの忍者ジムに挑戦したんだって?」

サトシ「! そうそう!そこでさ!モクローとメルタンがー…」

カスミ「そこのジムで……アンタ、スイレンの邪魔して失格にさせちゃったんだって?」ニシシ

サトシ「いっ!?」ビクッ

ピカチュウ「ピカッ!?」ビクッ

サトシ「い、いや…!その……あれは邪魔って言うか事故で…!」アセアセ

ピカチュウ「ピカー!」

ロトム図鑑「そうロトー!サトシが次の順番のスイレンのことをまったく考えずに行動してしまった結果であって、けっしてワザとではー……」

カスミ「ふーん」

サトシ「よ、余計なこと言うなよロトムー!」

ロトム図鑑「ごめんロト」

カスミ「なるほどねー……まーた後先考えずに無茶した訳ね……」ヤレヤレ

サトシ「ま、またってなんだよ!」ムッ

カスミ「スイレン……ジムの頭領に挑戦したかったな~って言ってたわよ?かわいそうに…」ホロリ

サトシ「うっ…」グサッ

スイレン「サトシ!カスミ!ごめん、お待たせ!」タッタッタ

オシャマリ「オシャー!」トテトテ

ナギサ「イッブイー!」タッタッタ

サトシ「スイレン……」

カスミ「大丈夫!待ってないわよスイレン♪」

スイレン「? どうしたのサトシ、なんか元気ない…」

サトシ「ねぇスイレン!マリエシティのことカスミに話したの!?」

スイレン「マリエシティ?」

カスミ「ほらっ!昨日話してくれたサトシの妨害工作のことよ!」

スイレン「妨害工作………あー…」ポンッ

スイレン「うん、話した!包み隠さず」ニッコリ

ロトム図鑑「スイレン…アローラの太陽より眩しい笑顔ロト…」

ピカチュウ「ピカァ……」

サトシ「スイレーン!!」

カスミ「スイレンも大変だったわね。サトシの後先考えない行動に巻き込まれて」ポンッ

スイレン「ホントホント…頭領に挑みたかったのに…残念無念」ウンウン

ナギサ「ブイッ」クッ

サトシ「で、でも……謝ったし……スイレンも許してくれた…」

スイレン「サトシ!ごめんで済んだらジュンサーさんはいらない!」ズイッ

カスミ「そうよ!セキニンとってあげなさいよサトシ!」ニシシ

サトシ「せ、責任……?」

ピカチュウ「ピカァ……?」

ロトム図鑑「スイレン!責任とは、具体的にどうするロト?」

スイレン「う~~ん……」

オシャマリ「オシャー…」ウーン

サトシ「うぅぅ……」

「おねーちゃん!!」ザザッ

サトシ、スイレン、カスミ「!」

ホウ「どこいくのー?」キラキラ

スイレン「今からサトシとカスミと一緒に浜辺でバルーンの練習。そっから釣りにいくの!」

スイ「いいなー!つれてってー!」

スイレン「だーめ!ホウとスイは今日はお留守番!」ビシッ

ホウ、スイ「え~~?」ブーブー

カスミ「アハハ、また今度つれてってあげるからね?」ニコッ

ホウ、スイ「じーっ……」

カスミ「?」

ホウ「……おねーちゃんからボーイフレンドとらないでね?」

スイレン「ちょ……/////」

カスミ「……ん?あー……」チラッ

サトシ「な、なんだよ…」ビクッ

カスミ「大丈夫よ!私、お子ちゃまには興味ないから」ニコッ

ホウ「よかった~」ホッ

スイレン(よかった…)ホッ

サトシ「お子ちゃまってなんだよ!」ムッ

カスミ「アンタのことよ」ニヤニヤ

スイ「ねぇねぇ」チョイチョイ

サトシ「ん?」

スイ「うわきしないでねっ!」ジトー

サトシ「……え?うきわ?」

スイレン「ど、どこで覚えたの!そんな言葉!////」カァー

カスミ「…スイレンとサトシ見てると面白いわね?」ナデナデ

ナギサ「イッブイ♪」

………

サトシ「へぇー?じゃあ、タケシとカキはライチさんのとこに行ってるんだ?」

スイレン「うん、タケシがどうしてもって言うからだって。マオちゃんが言ってた」

ロトム図鑑「マオも一緒ロト?」

スイレン「うん、マオちゃんもライチさんに会いたいからついてくんだって」

カスミ「ん~…マオが一緒ならタケシがライチさぁんって暴走しても大丈夫ね?」

スイレン「マオちゃん、ちょっと泣き虫だけどしっかり者だからそこは大丈夫!」ブイッ

ロトム図鑑「カキって意外と信用ないロト……?」

サトシ「んじゃ、俺たちは予定通りバルーンの練習と釣りを楽しんで、午後からタケシたちと合流だな!」

ピカチュウ「ピカピカ!」

スイレン「うん!」

カスミ「リーリエとマーマネは?」

サトシ「リーリエもマーマネも用事あるから午後からの合流になるってさ!」

カスミ「用事……リーリエとマーマネも大変ね……」チラッ

カスミ「……ん?」

石垣「」ドーン

サトシ「カスミ!どうしたの?」

ピカチュウ「ピカー?」

カスミ「……ねぇ、スイレン…この石垣ってもしかして例の…」プププ

スイレン「……そ!例のやつ」ニヤッ

オシャマリ「オシャー!」

サトシ「? どうしたんだ二人とも」

ロトム図鑑「何か笑ってるロト」

ピカチュウ「ピカァ?」

カスミ「サトシ……スイレンから聞いたわよ…?」プププ

サトシ「な、なんだよ…」

カスミ「……アンタさぁ…?ツンデツンデってウルトラビーストと戦ったあとに……あの石垣見てツンデツンデだー!みんなに知らせなきゃっ!!……って、大騒ぎしたんだって……?」プププ

サトシ「」ギクッ

スイレン「そうそう!いっつもここ通る時に見るのに…あの石垣。サトシったら……」フフフ

オシャマリ「オシャー!」プププ

サトシ「……ちょ………おい!////」

サトシ「スイレーン!何でカスミに言うんだよー?」

スイレン「? ダメだった?」

サトシ「い、いや…ダメって訳じゃないけど…」

カスミ「まだまだスイレンから聞いてるわよー?アンタのオモシロエピソード!」ニヤニヤ

サトシ「ちょ……スイレン!」

スイレン「ふっふっふ」ニヤニヤ

カスミ「それも……毎回手紙いっぱいに書いてきて」ニヤニヤ

スイレン「そ、それは言わないで!!////」アセアセ

オシャマリ「オシャー…」

カスミ「……あっ、それと……ついでにサトシのカントーでのオモシロエピソードもスイレンに教えといたから!」ピース

スイレン「うん、カスミからいっぱい聞いた!サトシのオモシロエピソード!」ブイッ

ナギサ「イッブイ!」

サトシ「おいカスミ!!何で勝手にスイレンに教えんだよ!」

カスミ「え?だって、スイレンが教えて欲しいって言うからー…」

スイレン「か、カスミ!それもナイショにしてって言ったのに!!////」カァー

ロトム図鑑「サトシも大変ロト」

ピカチュウ「ピカー」

カスミ「なによー?今さらカッコつけるような柄でもないでしょ?アンタは」ジトー

サトシ「ど、どういう意味だよ…」

スイレン「そうそう!サトシ、今さらカッコつける必要ない!」ニコッ

オシャマリ「オシャー」コクコク

サトシ「……………」ズーン

ロトム図鑑「サトシのテンションが下がったロト」

ピカチュウ「ピカピ」ポンッ

ナギサ「イッブイ」ポンッ

浜辺

ザザーン

スイレン「オシャマリ!バルーン!」

オシャマリ「オシャー!」プワーン

バルーン「」プワッ

カスミ「おぉー!!」パチパチ

ナギサ「イッブイ♪」

カスミ「スイレン!オシャマリ!バルーンいい感じね!」

スイレン「うん!ありがとう!……でも……夢まではまだまだ!」メラメラ

オシャマリ「アウ!」メラメラ

カスミ「スイレン……燃えてるわねー」

サトシ「へへっ、だな?」

ピカチュウ「ピカー!」

カスミ「サトシ……いっつもスイレンとオシャマリの特訓に付き合ってるの?」

サトシ「ん?いっつもって訳じゃないけど……朝スクールに行く前とか……放課後は付き合ってるよ!」

サトシ「スイレンさ、夢のためにゼンリョクで頑張っててさー…」

ピカチュウ「ピカピカ!」

カスミ「知ってわよ。全部手紙に書いてあったから」ニコッ

サトシ「……じゃあ何で聞いたんだよ」

カスミ「うーん……何で聞いたかと言われればー……」

サトシ「?」

カスミ「アンタも青春してるのね?」ポンッ

サトシ「は?」

ピカチュウ「ピカ?」

ロトム図鑑「カスミはサトシのお姉さんみたいロト!」

カスミ「えー?こんな弟はお断りよー!」

サトシ「こ、こっちだってカスミみたいなお姉ちゃんは嫌だよ!」

ギャー ギャー

スイレン(サトシとカスミ…よくわかんないけどケンカしてる…)

オシャマリ「オシャー…」

ナギサ「イッブイ」

ピカチュウ「ピカピカ」ニコニコ

>>11
訂正
カスミ「知ってわよ。全部手紙に書いてあったから」ニコッ

カスミ「知ってるわよ。全部手紙に書いてあったから」ニコッ

アーカラ島

せせらぎの丘

カスミ「ここが手紙に書いてあったせせらぎの丘…いいじゃんいいじゃん!」キラキラ

ナギサ「イッブイ!」キラキラ

スイレン「でしょ?」ニコッ

オシャマリ「オシャー!」

カスミ「さすがスイレン!いいスポット知ってるわね!ここならいいポケモンが釣れそう!」

スイレン「うん、アローラの釣りスポットなら私に任せて!カスミ!ここならみずタイプのポケモンもザックザク!」

カスミ「……う~ん……スイレンの言った通りいいみずタイプのポケモンが釣れそうねー……そして…」ニヤニヤ

スイレン「?」

カスミ「デートスポットに最適っと。さすがサトシとスイレンの初デートスポットだけあ…」

スイレン「! ち、違……////」

カスミ「え?でも……手紙にそう書いて……」

スイレン「ち、違う違うー!!////」ブンブン

カスミ「えー?」ニヤニヤ

オシャマリ「アウー……」

ワイワイ

ロトム図鑑「カスミすごいロト!あのスイレンを手玉にとって……」

サトシ「おーい!カスミー!スイレーン!早く釣りしようぜー!!」

ピカチュウ「ピカー!」

ナギサ「ブイッ♪」

……………

ボート「」プカプカ

サトシ「へへへ、よっと」ストッ

ピカチュウ「ピカ!」ストッ

ロトム図鑑「ロトー」ヒュー

スイレン「このボートに乗って釣りをするの!カスミも乗って」ストッ

オシャマリ「オシャー」ストッ

ナギサ「イッブイー♪」ドスン

スイレン「こらっ!ナギサ!暴れない!ボートが沈んじゃう!」プンプン

ナギサ「ブイー」

サトシ「ハハハ」

サトシ「カスミも早くこいよ!」

ピカチュウ「ピカー!」

カスミ「うん、じゃあ……」スッ

カスミ「! サトシ、アンタがボート漕いでくれんの?」

サトシ「? 何言ってんだよ?あったりまえじゃん」

カスミ「へぇー?」

サトシ、スイレン「?」

カスミ「……いつまでもお子ちゃまじゃないっか……」ストッ

サトシ「な、なんだよ……」

カスミ「何でもないわよ。それよりサトシ、世界の美少女二人とボートで釣りできるんだから感謝しなさいよー?」

スイレン「そうそう!」クスッ

サトシ「なんだよー、むしポケモンが出てきても助けてやんないからなー」

ピカチュウ「ピカー!」

………

ピクッ ピクッ

スイレン(竿がひいてる……大物の予感……!)

スイレン「たぁーー!!」グイッ

ミロカロス「ミロー!!」ザパーン

ロトム図鑑「ミロカロス……これは大物ロトー!」

ナギサ「イッブイブイー!」

カスミ「へぇー?やるじゃん、スイレン?」ニッ

スイレン「うん!釣りでは負けない!誰にも!」ニッ

カスミ「それは……」

ピクッ ピクッ

カスミ「てぃ!」グイッ

色トサキント「トサキーントトサキントトサキ-ント」ピッチピッチ

カスミ「私もよ?」ニッ

スイレン「色違いのトサキント……カスミ、さすが」ゴクリ

オシャマリ「オシャー……」

カスミ「スイレン!釣り勝負する?」

スイレン「うん!その勝負、受けてたつ!」メラメラ

ロトム図鑑「スイレンとカスミが燃えてるロトー…」

ピカチュウ「ピカァ…」

ロトム図鑑「サトシー!サトシの方はどうロトー?」チラッ

ピクン ピクン

サトシ(竿がひいてる……大物の予感だぜ……)ゴクリ

サトシ「……とりゃー!!」グイッ

コイキング「コッコッコッコ」ピッチピッチ

ロトム図鑑「コイキングロト…」

サトシ「……………」

ピカチュウ「ピカピ……」

スイレン「サトシ……相変わらずコイキングに好かれてる…」

カスミ「サトシー!ドンマイドンマーイ」プププ

サトシ「う、うるさいなぁ…」イラッ

カスミ「どうしたのよー?怒ってんの?未来のポケモンマスター?……いや、コイキングマスター?」プププ

サトシ「お、怒ってないよ!」

カスミ「へぇ?だったら、ちょっとはカッコいいとこ見せてみなさいよ?今日のアンタ、いつもに増して情けないわよー?」

サトシ「な、なんだと!?」ガタッ

スイレン「カスミ……?」

サトシ「カスミ!俺と釣り勝負しろ!」

カスミ「へぇー?水ポケモンのエキスパートである私に釣り勝負を挑むとはいい度胸ねサトシ!」ニッ

サトシ「ふんっ!カスミになんか負けるかよ!」

カスミ「威勢だけはいいわねサトシ!いいわ……お転婆人魚の実力、見せてあげる!」

カスミ「スイレンの前で情けない泣きっ面を見せることになっても知らないわよ!」ヒュンッ

サトシ「それはこっちのセリフだ!」ヒュンッ

ギャー ギャー

ロトム図鑑「今日のサトシは血の気が多いロトー」

ピカチュウ「ピカァ」

スイレン「……………」

スイレン(サトシ……カスミとはよく衝突する……)

スイレン(お互い言いたいこといい合う関係……私といる時よりも……あっちが"素のサトシ"ってカンジ…)

スイレン(……なんか……羨ましい…)ズキッ

オシャマリ「オシャー……」

……………

……

一時間後

ロトム図鑑「えー……では…サトシ対カスミの釣り勝負の結果を発表するロト」

ロトム図鑑「まずはー……サトシ、コイキング5匹」

コイキング×5「コッコッコッコ」ピッチピッチ

サトシ「………………」ガクッ

ピカチュウ「ピカピ」ポンッ

ロトム図鑑「対してカスミはー……」

カスミ「あー、もういいわよロトム。どう見ても私の勝ち、そうでしょ?スイレン」チラッ

スイレン「う、うん……」

サトシ「………………」

カスミ「さっきまでの威勢はどうしたのよー!コイキングマスター?」ニヤニヤ

サトシ「うぅ………」

カスミ「たくっ!絶対に勝つみたいなこと言って…なっさけないわねー?」ハァ

サトシ「………………」

カスミ「どうしたの?泣く?泣くの?」

スイレン「あの、カスミ……もうそれくらいで……」

サトシ「う、うるさいなぁ……泣かないよ!今日は調子が悪かっただけ……」

カスミ「ハァ……負けた上に言い訳とか……ホントカッコ悪いわねーアンタ」

サトシ「な、なんだ……」

カスミ「……スイレンもそう思わない?」チラッ

スイレン「!」

スイレン「…………………」

サトシ「………………」

スイレン「……うん!サトシ、カッコ悪い!」ビシッ

サトシ「!?」

サトシ「………………」スクッ

カスミ「! おっ、リベンジする気ー?受けて立つわよ!」

サトシ「………………」クルッ

カスミ「?」

サトシ「……くっそー!!」タッタッタ

カスミ「ちょ、ちょっと!どこいくのよ!」

スイレン「サトシ!?」

ピカチュウ「ピカピー!」ダッ

ロトム図鑑「ま、待つロトサトシ!ピカチュウー!」ヒュー


ウワァァァン チクショー!!

カスミ「……ハァ……ちょっとからかいすぎたわね……」

カスミ「……にしても……勝負に負けたくらいで女の子を置いて逃げ出すなんてほんっとお子ちゃまね…」

カスミ「……スイレンもそう思わな……」チラッ

スイレン「……サトシ!追わなきゃ!いこっ、オシャマリ!ナギサ!」

オシャマリ「オシャー!」

ナギサ「イッブイ!」

カスミ「……ちょっと待ったスイレン!」ガシッ

スイレン「……な、なに?」ビクッ

…………

サトシ「……くっそ!なんだよカスミのやつ!俺のことバカにしてさ?」トボトボ

ピカチュウ「ピカピー」

ロトム図鑑「サトシー!どこ行くロト?」

サトシ「どこでもいいだろ!」

ロトム図鑑「……今日のサトシはご機嫌ななめロト」

ピカチュウ「ピカピカ」

ロトム図鑑「サトシ、スイレンとカスミを置いてきてよかったロト?」

サトシ「いいんだよ!カスミなんか」フンッ

ロトム図鑑「……スイレンは…?」

サトシ「……………」

ライチサーン

サトシ「! おっ、この声!」

ピカチュウ「ピカァ!」

タケシ「ライチさん…相変わらずお美しい…」キラキラ

ライチ「……いやー…アハハ……」

カキ「…たくっ!程々にしとけよ?タケシ」

マオ「そうだよ!ライチさん困ってるよ!」ズイッ

タケシ「え!?ライチさん……困っているんですか!?」

ライチ「いや……その……」

マオ「ライチさんはねー?優しくてカッコよくて美人で……あーっ!私もライチさんみたくなりたい!」キラキラ

アマージョ「ッジョ!」

シェイミ「シェミィ!」

タケシ「わかる……!わかるぞマオー!ライチさんは美しくて…」

ライチ(ま、ぶっちゃけ悪い気はしない…)

カキ「……ハァ…やれやれ…」

オーイ

カキ、マオ、タケシ「!」


サトシ「おーい!!」タッタッタ

ピカチュウ「ピカァ!」タッタッタ

ロトム図鑑「ロトー!」ヒュー


カキ「サトシ!?」

タケシ「ピカチュウ!」

マオ「ロトムも!」

サトシ「へへへっ!おーい!」タッタッタ

ピカチュウ「ピカァ!」

カキ「サトシー!どうしたんだ?集合は午後からじゃなかったか?」

タケシ「確か……カスミとスイレンと一緒に釣りをしてたんじゃなかったのか?」

マオ「スイレンとカスミは?」キョロキョロ

アマージョ「ッジョ?」キョロキョロ

サトシ「……いやー…それがさ?」ハハハ

サトシ「あっ、アローラ!ライチさん!」

ピカチュウ「ピカァ!」

ライチ「アローラ!サトシ、ピカチュウ!」ニコッ

ロトム図鑑「実はサトシはー……」

サトシ「余計なことは言わなくていいよロトム!」バッ

ロトム図鑑「モガ」

カキ、マオ、タケシ「?」

サトシ「そ、それよりライチさん!せっかくだしバトルを……」

「サトシー!!」

サトシ「」ビクッ

スイレン「サトシ発見!!」

カスミ「もう逃がさないわよー?」ニヤニヤ

ナギサ「イッブイ!」

オシャマリ「オシャー!」

サトシ「うげっ!?」ビクッ

マオ「スイレン……カスミ……」

カキ「逃がさない……?どういうことだ?」

カキ「……まさかサトシ……お前、スイレンとカスミから逃げて……」ジトー

サトシ「い、いや……その……」

ロトム図鑑「その通りロト!」

サトシ「おいロトム!」

タケシ「……何があったんだサトシ?またカスミとケンカでもしたのか?」

サトシ「えーと……」

カスミ「……にしても……本当チョロいわね!サトシ!」ニッ

サトシ「いっ!?」

カスミ「スイレンが言ってたわよ~?サトシは困ったらカキのとこに行くって」ニヤニヤ

スイレン「カスミが言ってた!サトシは何かあったらタケシのとこに行くって!」ニッ

サトシ「うぅ……」

マオ「……あー、言われてみれば……」チラッ

カキ「た、たく~!サトシは仕方ないなぁ?」テレッ

タケシ「……サトシ、何か困ったことがあるなら俺に任せておけ!」キリッ

サトシ「タケシ……カキ……」ウルッ

カキ、タケシ(俺……サトシから頼られてたんだな)フッ

マオ(あっ、二人とも頼られて嬉しそう。男子って単純だね)

アマージョ「ッジョ」コクコク

ライチ「サトシー?何があったかは知らないけど……女の子から逃げ回るなんて男らしくないぞ~?」

サトシ「……………」

ライチ「……ケンカしちゃったんならちゃんと仲直りしなきゃ!」

タケシ「さすがライチさん……お優しい」

マオ「うんうん!」キラキラ

ライチ「いやぁ////」テレッ

ロトム図鑑「サトシはカスミとの釣り勝負で負けて逃げ出してきたロトー!」

マオ「え?」

カキ「ハァ?なんだそりゃ?」

サトシ「……………」

カキ「サトシー?勝負に負けて悔しいのはわかるが……逃げ出すなんてらしくないな?」

マオ「う、うん…そうだね。ちょっとらしくないね、サトシ」

サトシ「……………」

スイレン「その後……私とカスミもちょっとからかいすぎた。サトシのこと」

スイレン「サトシ、ごめん」ペコッ

サトシ「スイレン……」

ピカチュウ「ピカピ…」

タケシ「……うーん……確かに女の子に負けてからかわれたのは傷つくかもしれないがー……」

タケシ「……いつものサトシなら"もう一回勝負だー!"とか言うんじゃないか?」

サトシ「えっと……」

タケシ「……カスミ、サトシがヘコむまでからかったのか?」ハァ

カスミ「………違うわよねサトシ~?」

サトシ「……………」

タケシ、カキ、マオ、スイレン、ライチ「?」

カスミ「……アンタが逃げ出すくらいショックだったのは~……」

サトシ「………うぅっ!」ダッ

ピカチュウ「ピカピ!」

カキ「お、おいサトシ!」

スイレン「サトシ、また逃げた!」

マオ「サトシー!どこ行くのー!」

カスミ「ハァ……ほんっと、お子ちゃまね」

タケシ「追わなくていいのか?」

カスミ「……………」

…………

サトシ「うぅ……!くそっ!」タッタッタ

ピカチュウ「ピカピ!」タッタッタ

サトシ「……これからどこ行けば……マーマネかリーリエのとこ…?」タッタッタ

サトシ「い、いや……でも……二人はどこにいるかわかんないし……」タッタッタ

ピカチュウ「ピカッ!」タッタッタ

サトシ(……つーか俺……何でカスミとスイレンから逃げてんだっけ……?)タッタッタ

サトシ「……………」タッタッタ

サトシ「………あそこならっ!」タッタッタ

ピカチュウ「ピカッ!」タッタッタ

………………

………

ウラウラ島

図書館

アセロラ「さぁーってと!」ノビー

アセロラ「午前中のお仕事は終わりっ!」

アセロラ「お昼ごはんいっぱい食べて……午後からのお仕事もゼンリョクで頑張ろっか?ミミたん!」ニコッ

ミミたん「キュー」

ドタドタ

アセロラ「? 足音がする……お客さんが来たのかな?」

ガチャッ

サトシ「アセロラー!」

ピカチュウ「ピカー!」

アセロラ「! サトシ…ピカチュウ…」

ミミたん「キュー?」

アセロラ「はい、どうぞ」コト

サトシ「わぁー!美味しそう!」キラキラ

ピカチュウ「ピカァ!」キラキラ

アセロラ「ふっふっふー!腕によりをかけてお料理を作りましたー!」エッヘン

ミミたん「キュー!」

サトシ「……ごめんなー?アセロラー。お昼時なのに急に……しかも俺とピカチュウの分までご飯作ってもらっちゃって……」

ピカチュウ「ピカァ…」

アセロラ「大丈夫大丈夫ー!アセロラも丁度お昼食べようと思ってたところだからねー?ついでだよー」

アセロラ「それにー……アセロラとミミたんだけで食べるよりー…お友達と一緒に食べた方が美味しいからねー?」ニコニコ

ミミたん「キュー!」ニコニコ

サトシ「アセロラ……へへっ、アセロラはやっぱり優しいな!」

アセロラ「……もぅ、どうしたの急に?」クスッ

サトシ「へへへっ(ここならさすがにスイレンとカスミも追ってこないだろ…)」

ピカチュウ「ピカァ!」

アセロラ「……で、サトシ。本当にどうしたの?」

サトシ「えっ?な、なにが……?」ビクッ

アセロラ「なにがって、ここに来た理由だよー!」

サトシ「えっと……」

アセロラ「隠さなくてもわかるよサトシ!何かあったんでしょ?」

サトシ「……何でわかったの……?」

アセロラ「……だってサトシ……ここに慌てて来たみたいだし……それに……」

アセロラ「……サトシ、わざわざ急いで本を読みにくるーってタイプでも無さそうだしねー?アセロラにはお見通しだよ!」ビシッ

サトシ「……うっ…」

アセロラ「……何か理由があって来たんでしょ?サトシが困ってるんなら……アセロラ、ゼンリョクで力になるよ」ニコッ

ミミたん「キュー!」

サトシ「アセロラ……ミミたん…」ウルウル

ピカチュウ「ピカァ…」

サトシ「実はー……」

「サトシー!!」

サトシ「」ビクッ

アセロラ「?」

カスミ「見つけたわよー!観念なさい!」フッフッフ

ナギサ「イッブイ!」

スイレン「………………」

オシャマリ「オシャー!」

サトシ「……げっ……何でここが……」

ピカチュウ「ピカァ…」

アセロラ「?? スイレン?……それとー……」

ミミたん「キュー」

カスミ「さすがスイレン!よくサトシがここにいるってわかったわね!」グッ

スイレン「う、うん!サトシのことならお見通し!任せて!」グッ

スイレン(出来ればいて欲しくなかった…ここには…)ハァ

オシャマリ「オシャ」ポンッ

カスミ「サトシー?アンタ、こんな美少女二人を放っておいて別の女とランチシャレこむなんていいご身分ねー?」ニヤニヤ

サトシ「うっ……関係ないだろっ!」

スイレン「ホントホント」イラッ

サトシ(げっ……スイレンすっげー機嫌悪そう……)

スイレン「アセロラ、サトシが迷惑かけてごめん」ペコッ

オシャマリ「オシャー」ペコッ

アセロラ「……んー……別にアセロラは迷惑じゃなかったけどー……」

アセロラ「ねぇ、スイレン。サトシと何かあったの?」

スイレン「えーと……」

カスミ「! あなたがアセロラちゃん?」ビシッ

アセロラ「? そうだけど……」

カスミ「スイレンから手紙で話は聞いてるわ!私はカントーでサトシと一緒に旅してたカスミ!よろしくね!」ニコッ

アセロラ「えっと……アローラ!アセロラです。こっちはお友達のミミたん」

ミミたん「キュー」

アセロラ「よろしくね!カスミ!」ニコッ

カスミ「うん!」ニコッ

サトシ「…………」ソロー

ピカチュウ「ピカァ…」ソロー

カスミ「はいはい逃げない」

サトシ、ピカチュウ「」ビクッ

…………

アセロラ「えぇ!?カスミとの釣り勝負に負けてからかわれたから逃げ回ってた!?」

ミミたん「キュー!?」

サトシ「うぅ……」

ピカチュウ「ピカァ…」

アセロラ「もぅー!なによソレー?」クスッ

サトシ「わ、笑うなよアセロラー……」

アセロラ「うふふ、ごめんごめん」クスッ

スイレン「アセロラ!もっと笑ってあげて!」

サトシ「お、おいスイレン!」

スイレン「べーっ!」イーッ

サトシ(うわっ……スイレン、やっぱ機嫌悪い……)

ピカチュウ「ピカピカ」

アセロラ「うふふ、でもー……ちょっと意外かもねー?」

サトシ「えっ?」

アセロラ「だってサトシー………おじさんにボロ負けして半ベソかいた時も"くっそー!次こそは試練突破してやるー"って、カンジだったからー」

カスミ「えっ!?何その面白そうな話!?」キラキラ

アセロラ「」ビクッ

サトシ「……食いつくなよカスミ…」ハァ

ピカチュウ「ピカ」ポンッ

カスミ「……てかサトシ!アンタ私に釣り勝負で負けてからかわれたからじゃなくって、スイレンにカッコ悪いって言われたからスネて逃げたんでしょ?」ビシッ

サトシ「いっ!?」ビクッ

スイレン「えっ…?」

カスミ「ほらアタリー!アンタの考えることなんてお見通しよ!」クスクス

サトシ「うぅ……」

カスミ「……たくっ!お子ちゃまのクセに一丁前に思春期~?」クスクス

サトシ「……お、お子ちゃまお子ちゃま言うなよ!」

ピカチュウ「ピカァ」

スイレン「……ふふっ、何それ?」クスクス

サトシ「……わ、笑うなよ…」

スイレン「……朝も言った。今さら!」ビシッ

サトシ「えっ?」

スイレン「サトシ!今さらカッコつけても遅い!サトシのカッコ悪いとこは知ってるから!たくさん!」ジトー

アセロラ「あぁ、それ…言えてるかもねー?」

サトシ「………………」ガクッ

スイレン(でも……カッコいいとこだって知ってる!いっぱい!)ニコッ

カスミ「やれやれ」

ピカチュウ「ピカー!」

ナギサ「ブイッ!」

オシャマリ「オシャー!」

アセロラ「ねぇスイレン!カスミ!せっかくだからお昼ご飯一緒に食べてきなよ!」

カスミ「いいの?」

アセロラ「うん!アセロラもサトシと丁度お昼食べるとこだったからねー?今カスミとスイレンの分も用意するよ!」ニコッ

カスミ「ありがとうアセロラー!」

アセロラ「そのかわり~……アセロラにもサトシのカントーでの話、教えてよ!」

カスミ「お安いごようよ!オモシロエピソードもたくさんあるわよ!」

アセロラ「おぉー!」キラキラ

ミミたん「キュー」

サトシ「やめろよ!」

ピカチュウ「ピカァ……」

スイレン「……あの、サトシ…」ゴソゴソ

サトシ「……ん?」

スイレン「……その、作ってきたの…お弁当!よかったら…」ドンッ

巨大おにぎり「」ドーン

アセロラ「……でっかいおにぎり……」

サトシ「うわぁ!美味しそう!」キラキラ

ナギサ「イッブイ!」キラキラ

サトシ「ありがとう!スイレン!」

スイレン「うん!////」ニコッ

ワイワイ

カスミ(よかったわね、スイレン!)ニコッ

カスミ「それにしてもサトシ……う~ん………何と言うか…成長した弟を見てるカンジね。ホント」ジーン

ピカチュウ「ピカピカ」コクコク


アセロラ「あっ、ところでスイレン」モグモグ

スイレン「? なに?」モグモグ

アセロラ「カスミにお手紙でアセロラのこと……何て言ってるの?」モグモグ

スイレン「うぇっ!?そ、それはもちろん、親友!親友って言ってる!」ニコニコ

オシャマリ「アウアウ!」コクコク

アセロラ「そ、そう……(何で今一瞬ビクッてなったのよ…)」モグモグ

ミミたん「キュー」



カキの家

タケシ「よーしみんなー!できたぞー!カキの家から分けて貰った材料で作ったシチューだー!」

全員「おぉーー!!」

ワイワイ

サトシ「へへへ!やっぱタケシの料理は最高だぜ!」

ピカチュウ「ピカァ!」

スイレン「うん!美味しい!」

ナギサ「イッブイ!」

カスミ「スイレンとナギサ……超大盛りね…」

マオ「アハハ、スイレンは意外と食べるからねー?」

マオ「それにしてもこのシチュー………それに他の料理もすっごく美味しいよタケシ!後でレシピ教えてよ!」

タケシ「おう!」ニッ

カキ「まぁ、材料もいいからなー?」ドヤッ

マオ「あー、ハイハイ。そうだねー」クスッ

マーマネ「おかわり!」スッ

トゲデマル「マキュキュ!」

リーリエ「マーマネ……あれだけ超特盛にしたシチューをもう……すごいです!すごすぎです!」

シロン「コーン!」

マーマネ「うん!タケシのシチューは美味しいからいくらでも食べられちゃうよ!」

サトシ「へへへっ!だろ?」ドヤッ

カスミ「なぁんでアンタがドヤッてんのよ!」

サトシ「うるさいなぁ、いいだろ別に!」

スイレン「ふふっ」クスッ

オシャマリ「アウアウ!」

リーリエ「そういえばカスミ。今日はどうでしたか?」

マーマネ「確か……サトシとスイレンと一緒に釣りに行ったんだよね?」

カスミ「うん!そりゃあもう……楽しかったわよねー?スイレン♪」ニコニコ

スイレン「うん!すっごく楽しかった♪」ニコッ

サトシ「うぅ……」

リーリエ、マーマネ「?」

リーリエ「カスミとスイレンは機嫌が良さそうですが……」

マーマネ「サトシはなんだか不満そうだね?」

ロトム図鑑「サトシは今日、スイレンとカスミから一日中逃げ回ってたロトー!」

サトシ「い、言うなよロトム!」

リーリエ「スイレンとカスミから……」

マーマネ「逃げ回ってた?」

カスミ「今日は久しぶりにサトシのことゼンリョクでからかって楽しかったわよ!」ケラケラ

スイレン「私たちから逃げ惑うサトシ……でも、行く先々であっと言うまに追いつかれてビックリ仰天!」

スイレン「サトシの脅えるその姿は……まるで生まれたてのヨワシのよう!」フッフッフ

ナギサ「イッブイ!」

サトシ「や、やめろよ!」

リーリエ「おぉ…!なんだかよくわかりませんが、楽しそうです!」キラキラ

シロン「コーン!」

サトシ「ぜんっぜん楽しくなかったよ!!」

マーマネ(サトシ……苦労したんだね…)

カスミ「特に……最後にあの図書館の子!アセロラにサトシが泣きついた時はケッサクでさ~!」ケラケラ

サトシ「うあぁぁぁぁ!!やめろぉぉ!!/////」

カスミ「なによー?本当のことじゃん?」

ピカチュウ「ピカピ…」

スイレン「正直そこは面白くなかった」ムッ

マーマネ、リーリエ(うわっ…スイレン機嫌悪そう…)

オシャマリ「アウ」

ロトム図鑑「そういえばスイレン。カスミと普段手紙でどんなやりとりしてるロト?」

リーリエ「あっ、それ!私も気になります!」キラキラ

スイレン「んー……普段は……」

スイレン「だいたい近況報告!スクールのこととかみんなやポケモンのこと!それからー……」

カスミ「後は……だいたいサトシの悪口よね?スイレン♪」

スイレン「」ビクッ

リーリエ「サトシの……」

マーマネ「悪口……?」

サトシ「えぇぇぇ!!?」

全員「」ビクッ

マオ「ちょ、ちょっとどうしたのー?」

カキ「何かあったのか?」

サトシ「う、嘘だよな?スイレン!」

スイレン「ごめん、本当」テヘッ

サトシ「えぇぇぇ………」ガクッ

タケシ「何があったんだ?」

カスミ「スイレンが手紙でサトシの悪口書いてること教えてやったのよ♪」

タケシ「たくっ、お前は……」ハァ

カスミ「あっ、ちなみに私もタケシの悪口書いてるからねー?」ニヤニヤ

タケシ「おい」

サトシ「なんだよスイレン!そんなに俺に不満があるのかよ!」

スイレン「うん!そりゃあもう……不満!不満だらけ!」ビシッ

サトシ「わ、悪いとこがあるなら直すからさ!」

スイレン「でも……手紙一枚じゃおさまらないくらい書いて……」ハッ

スイレン「な、何でもない/////」プイッ

サトシ「そんな…」ガクッ

ピカチュウ「ピカピ……」

カキ「ま、まぁ…なんだサトシ…元気出せ?な?」ポンッ

マーマネ「そ、そうだよ!悪いとこなんて少しずつ直してけばいいじゃん!」ハハハ

サトシ「うぅ……でも…手紙一枚じゃおさまりきらないって…」

ピカチュウ「ピカピ……」

マオ「まったく……なぁんにもわかってないね?男子は!」ハァ

リーリエ「ですね?」クスッ

シロン「コーン!」

スイレン「うぅ////」

サトシ、カキ、マーマネ「?」

マオ「そっかスイレン……手紙一枚じゃおさまりきらないくらいか~」ニヤニヤ

リーリエ「サトシのことよーく見てるんですねスイレン?可愛いです♪」ニコッ

スイレン「そ、そそそそそんなんじゃ////」カァー

ナギサ「イッブイ!」

サトシ「………な、なぁカスミ………スイレン、手紙で俺のどんな悪口書いてんの?」ヒソッ

カスミ「ん~~~………」

サトシ「」ゴクリ

カスミ「やっぱアンタ……お子ちゃまだわ」クスッ

ピカチュウ「ピカピカ」コクコク

サトシ「なんでだよ!」






おわり

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