セレナ「そう・・・」
シトロン「そうですか?美味しいですよセレナの料理!」
ユリーカ「セレナおかわり!」
セレナ「う、うん」
サトシ「やっぱりタケシぐらい料理が上手くないと。な?ピカチュウ」
ピカチュウ「ピカ」
セレナ「・・・ごめんなさい」
ユリーカ「サトシってそのタケシって人が好きなんだね!」
サトシ「俺、ポケモン以外に興味ないから」
ピカチュウ「ピカ」
シトロン「サトシのポケモン愛や常軌を逸してますね!ハッハッハ」
サトシ「それがポケモントレーナーだぜ!そうだろピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカ」
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セレナ「作り直すね」
サトシ「あ、待てよセレナ」
セレナ「え?」
サトシ「タケシなら作り直したりしないぜ」
セレナ「じゃあどうしたら」
サトシ「食べるよ」
ピカチュウ「ピカ」
セレナ「あ、ありがとう」
サトシ「それとそのエプロン少し染みがついてるぜ」
サトシ「タケシならもっと衛生面しっかりしてたよなピカチュウ」
ピカチュウ「ピカ」
セレナ「・・・」
シトロン「へえ。そのタケシって人と長い間旅を」
サトシ「うん。大人の女の人に惚れては耳引っ張られたりしてさ」
ピカチュウ「ピカ」
サトシ「面白い奴だったよ。ハッハッハ」
ピカチュウ「ピカカッカッカ」
ユリーカ「さっきからタケシの話しかしないね」
セレナ「うん」
サトシ「セレナとユリーカもこっち来いよ!タケシの話してるんだから」
ユリーカ「行こセレナ」
セレナ「私、洗い物あるから」
サトシ「そんなの後でいいだろ?タケシならみんなで分担してたぜ」
ピカチュウ「ピカ」
シトロン「そろそろ寝ましょうか」
ユリーカ「私も眠くなってきちゃった」
サトシ「・・・寝るなよ。タケシの話してるんだぜ」
ピカチュウ「ピカ」
サトシ「な?」
セレナ「そ、そうだよね!わ、私もタケシの話聞きたい!」
ユリーカ「おやすみなさい・・・」
サトシ「ったく仕方ないな。ユリーカは寝てもいいよ」
シトロン「ええーっ!ユリーカだけですか!?」
サトシ「タケシなら小さいユリーカに無理はさせない」
シトロン「は、はあ」
サトシ「ユリーカのお兄ちゃんだろ?タケシは立派な兄貴だったぜ」
シトロン「タケシの話だけで数時間経過しましたね」
セレナ「サトシってタケシに事が好きなのかな?」
シトロン「ま、まさか。ホモじゃあるまいし」
セレナ「でもサトシがホモだったら」
シトロン「仕方がありませんね・・・ここは僕が何とかしましょう!」
セレナ「あ、シトロン!」
サトシ「タケシと一緒に走ってトラックに追いついたりしてさ」
セレナ「へ、へえ」
ピカチュウ「ピカ」
シトロン「できましたよ!見てください!」
サトシ「何だそれ」
シトロン「メカタケシです!今日から僕達と一緒に」
サトシ「ピカチュウ。10万ボルト」
ピカチュウ「ピカ」
シトロン「そ、そんな!せっかく作ったのに!」
サトシ「シトロンの気持ちは凄い嬉しいよ。でもさ」
サトシ「タケシはもっと皆を包み込んでくれる温かさがあるんだ。わかるだろ?」
シトロン「軽率でした。ごめんなさい」
サトシ「いいよ別に。でもまたタケシを侮辱したら本気で怒るからな」
ピカチュウ「ピカ」
サトシ「夜が明けて来たな。朝御飯の時間だ」
セレナ「洗い物するの忘れちゃった。ごめんサトシ」
サトシ「俺が洗っとくからいいよ」
セレナ「でも炊事洗濯は女の仕事だって」
サトシ「みんなでやる事だろ?タケシならそういうぜ」
セレナ「う、うん」
サトシ「もっと自信持てよセレナ!」
セレナ「タケシみたいに?」
サトシ「そうタケシみたいに。頼むぜセレナ!」
セレナ「美味しい?」
サトシ「普通かな。タケシならもっと塩味効かせてたかな」
セレナ「(タケシ・・・どうしたら私はタケシになれるんだろ)」
ピカチュウ「ピカ」
サトシ「は?臭い?そういえば六日ほど風呂に入ってないもんな」
ユリーカ「どこかにお風呂ないかな?」
シトロン「・・・よし!任せてください!僕が」
サトシ「近くに川があったよな。そこで身体を洗おうか」
シトロン「・・・」
サトシ「どうしたんだよ?さっさと行こうぜ」
サトシ「ふぅ・・・」
ユリーカ「どうして川なのお兄ちゃん?」
シトロン「恐らくタケシの教え・・・タケシの」
サトシ「セレナも見てないでこっち来て」
セレナ「わ、私も脱ぐの?」
サトシ「そうだよ」
セレナ「(タケシなら脱いでるはず)うん!私も入る!」
ユリーカ「私たちも行こデデンネ!」
デデンネ「デ」
サトシ「じゃあまずセレナが俺の背中流して俺がユリーカの背中流すから」
シトロン「ぼ、僕はセレナですね!」
サトシ「いやシトロンはデデンネを洗えよ。セレナ女の子だぞ」
シトロン「すみません」
サトシ「女の子は大切にしろってタケシ言ってたんだから」
サトシ「ユリーカ。股もちゃんと洗うからな」
ユリーカ「何で?」
サトシ「タケシがヒカリやハルカに言ってたんだ」
サトシ「股は洗えって。大事な部分らしいぜ」
ユリーカ「へえ。会ってみたいな~タケシに」
サトシ「・・・それはできないな」
ユリーカ「どうして?」
サトシ「男と男の約束ってやつかな」
ユリーカ「ふーん」
セレナ「洗い終わったよサトシ」
サトシ「洗い終わった?ちょっと待てよ大事な場所忘れてるぜ」
セレナ「だ、大事な場所って」
サトシ「チンコ」
セレナ「これでいい?」
サトシ「チンコは大事な部分だから。何れ使うらしいぜ」
セレナ「つ、使うって。まさか」
サトシ「せっくすする時に使うんだって。セレナは知ってるか?」
セレナ「し、知らない」
サトシ「女の子に股にチンコ入れて腰振るんだって。タケシが言ってた」
セレナ「へ、へえ・・・」
サトシ「けどそんな事して意味あるのか?」
セレナ「ほ、ほら・・・こ、子供を」
サトシ「子供?」
セレナ「ううん。やっぱりいい」
サトシ「カスミ達も教えてくれなかったんだよな。気になるぜ」
サトシ「あーサッパリした」
ピカチュウ「ピカ」
サトシ「え?シトロンの洗い方がイヤらしかったって」
セレナ「そうなのフォッコ?」
フォッコ「フォフォフォ」
セレナ「どういう事なのシトロン!?」
シトロン「ち、違いますよ・・・僕は・・・」
サトシ「あ、そうだ。シトロンさ俺がぬ、脱ぐ時さジロジロみてたよな」
シトロン「何で見なくちゃいけないんですか!」」
サトシ「見たけりゃ見せてやるよ」
サトシ「やっぱり気になるよな?タケシも言ってたんだよな。他人のチンコは気になるって」
セレナ「(サトシのおちんちん・・・)」
サトシ「遠慮するなよ。ホラホラ」
ユリーカ「大丈夫?」
シトロン「タケシ・・・貴方はサトシに一体何を吹き込んだのですか」
セレナ「タケシと居る時のサトシって楽しそう。この写真もこれも」
フォッコ「フォフォフォ」
セレナ「自分に自信を持てって?けど私とタケシじゃ」
フォッコ「フォフォフォ」
セレナ「タケシは男セレナは女。うん、わかってるけど」
フォッコ「フォフォフォ」
セレナ「ありがとうフォッコ!私頑張ってみる!」
フォッコ「フォフォフォ」
セレナ「タケシには無い私だけの事をすればいいんだね!」
フォッコ「フォフォフォ」
セレナ「サトシ!あのね」
サトシ「セレナ。この洗濯物乾いてないよ」
セレナ「えっ・・・ごめん」
サトシ「謝らなくてもいいぜ。けど今度から注意してくれよ」
セレナ「うん」
サトシ「タケシはもっと要領よくやってた」
ピカチュウ「ピカ」
サトシ「けどセレナは旅なんて始めてだから仕方ないよな。そう落ち込むなよ!」
セレナ「うん。ねえサトシ」
サトシ「どうした?」
セレナ「やっぱりいいや。今度から気をつけるね」
セレナ「タケシはタケシ。私は私」
セレナ「私、タケシに負けない!」
シトロン「頑張ってくださいね」
ユリーカ「セレナならタケシを越えれるよ!」
サトシ「行こうぜ。ほら早く」
シトロン「あ、はい」
ユリーカ「セレナがタケシを超えるって言ってたよサトシ!」
シトロン「こ、こらユリーカ!」
サトシ「タケシを?無理だぜ」
セレナ「・・・」
サトシ「だってセレナ女の子だろ。無理だよ」
セレナ「・・・」
サトシ「どうした?そんな顔して」
セレナ「(サトシはタケシを信頼してる心の底から・・・やっぱり私じゃ)」
サトシ「セレナ?」
セレナ「サトシ・・・私・・・さようなら!」
サトシ「あ、待てよセレナ!どこ行くんだよ!」
ピカチュウ「ピカ」
セレナ「サトシ!ずっと好きだったのに!」
セレナ「それなのに・・・サトシのバカ!」
「うわっ!」
セレナ「ご、ごめんなさい!私よそ見してたものだから」
「いいよいいよ。君こそ大丈夫か?」
セレナ「え、はい・・・あの貴方はもしかして」
「ん?」
セレナ「タ、タケシ・・・さん・・・?」
タケシ「そうだけど。どこかで会った事あるかな俺達」
セレナ「は、始めまして!私サトシと旅をしてるセレナです!」
タケシ「サトシと・・・そうかサトシと」
タケシ「そうかサトシがそんな事を」
セレナ「タケシさん私」
タケシ「タケシでいいよ。セレナはサトシの事が好きなんだな」
セレナ「いや私は・・・」
タケシ「サトシは鈍感だからな~女の子の気持ちに気が付かないんだ」
セレナ「私タケシになりたい。サトシが求めてるタケシのように」
タケシ「無理して何かになろうとするなよ。セレナは今のままでいいんじゃないか」
タケシ「サトシだって解ってくれるはずさ。あいつはいい奴だから」
セレナ「うん」
タケシ「さてそろそろ行くよ」
セレナ「待って!せめてサトシに会ってから」
タケシ「まだ俺とあいつは会えない。俺達が今度会う時は」
タケシ「俺がポケモンドクターとしてサトシがポケモンマスターになるまでは」
サトシ「おーい!セレナー!」
タケシ「どうやらサトシが来たみたいだ。頑張れよセレナ」
セレナ「うん!ありがとうタケシ!」
フォッコ「フォフォフォ」
タケシ「全くサトシは相変わらずだな」
ラッキー「ラッキー」
タケシ「どうしたラッキー・・・これは酷い怪我だ」
「おう、待てぃ!そのポケモンは俺のものだぞ」
タケシ「お前の?違うだろこの子は野生のポケモンだ」
「先輩。何なんですかこいつやっちゃいましょうよ」
「お、そうだな」
タケシ「お前達ポケモンハンターだな」
「そうだよ」
タケシ「こんな事をして罪悪感はないのか!」
「ま、多少はね?」
タケシ「そうか・・・どこの地方にもお前らのような悪が栄えるものだ」
タケシ「お前らのような悪党は俺が喝を入れてやる!」
「ま、まずいですよ先輩!こいつ・・・」
タケシ「お前ら人間じゃねぇ!」
サトシ「ごめんなセレナ。何か怒らせちゃって」
セレナ「いいよいいよ気にしなくて」
シトロン「何かいい事でもあったんですか?」
セレナ「ううん。何でもないよ」
ユリーカ「みんな揃ったねデデンネ!」
デデンネ「デ」
サトシ「さあ行こうぜみんな!」
セレナ「うん!」
フォッコ「フォフォフォ」
ホルビー「ホホホ」
ピカチュウ「こうしてサトシとセレナの仲はより強くなった」
ピカチュウ「だが例えタケシに認められても」
ピカチュウ「カスミ、ケンジ、マサト、ハルカ、ヒカリ、デント、アイリス」
ピカチュウ「さらにシゲル、ヒロシ、ジュン、シンジも残っている」
ピカチュウ「タケシとの戦いは序章に過ぎない。まだ始まったばかりだ」
ピカチュウ「道のりは険しいぞセレナ」
終
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