高垣楓さんと愉快な仲間たち (62)


 楓さんときどき肇 ところによりパッションな短編集だよ

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フレデリカ「フレデリカの『フ』はフランスの『フ』だよ?」
     P「宮本の『み』は?」
フレデリカ「知れた事。武蔵の名、よもやお忘れか」


最早、其れは稲妻であった。
一息の内に跳び退いた宙を、二条の剣閃が奔り抜ける。


     「二天一流、外道。宮本フレデリカ――推して参る」


両の小太刀を閃かせ、フレデリカは嗤った。


P「楓さんはそば派ですか、うどん派ですか?」
楓「あなたのそばが、一番好きです」
P「そういう質問ではなかったんですけれどね」
楓「0点でした?」
P「いえ、えび天です。どうぞ」
楓「これはどうも」


周子「アイスんまー」
 P「昼間っからダラダラしやがって……」
周子「えー? 夜は頑張るから堪忍してやー」


 P「……」
周子「も少しこのまんまでいいー?」
 P「…………おう」
周子「んまー」


周子「なーんかさ、紗枝はん最近ますます綺麗になってない?」
紗枝「んー……そやろか」
周子「ホントほんと。ここ何日か特に」
紗枝「……ほぉ」
周子「何だろ…笑顔? 雰囲気が柔っこくなった感じ?」
紗枝「……やって。ふふ、きっかけ、一体なんやろなぁ。Pはん?」

 P「 」
周子「は?」


 P「じゃあ、外回り行っ」
周子「座り」
 P「……」
周子「鞄置いて。座り」
 P「……はい」
紗枝「ほな、お茶でも淹れましょか」
周子「熱めのね」
紗枝「はいなー」
周子「よろしゅー」

 P「……あの」
周子「口開けって言った?」
 P「……」
周子「座り」
 P「……はい」


P「肇」
肇「はい」
P「肇」
肇「はいっ」
P「一本締め」
肇「それではお手を拝……借…………」


P「……」
肇「……」
P「……真面目」
肇「??っ!」


P「肇」
肇「はい」
P「肇」
肇「はいっ」
P「一本締め」
肇「それではお手を拝……借…………」


P「……」
肇「……」
P「……真面目」
肇「~~っ!」


夕美「あの……Pさん。あのね……?」
 P「どうしたの?」
夕美「今夜……うち、両親とも……その、居ないんだ」
 P「……夕美」
仁奈「ウチもいねーでごぜーます」


 P「……」
夕美「……」
仁奈「?」


 P「事務所でお泊り会をしよう」
夕美「うんっ」
仁奈「……? やったーっ!」


日本国に、奏と周子をプロデュースする者が居た。曰く、

 「周子の飄々とした事、どんなアプローチも躱してみせよう」
 「奏の蠱惑的な事、どんな鈍感娘をも落としてみせよう」

と。
それを聞いた小早川嬢は言った。曰く、

 「ほんなら、その周子はんの唇を奏はんが奪ったらどうなるんやろか」


以上が「奏周子」の源流とも言われる顛末、その一部始終である。


P「続けて、来週の収録に関しての方針決めです」
楓「はい」
P「これは仮定の話なんですが」


楓「……家庭の話」
P「ええ」
楓「……なるほど」
P「それで、例えば子供がたくさん居るとしますよね」
楓「……」
P「楓さん?」
楓「……が、頑張ります」
P「? ええ、俺も頑張ります」
楓「夜は、頑張らナイト……」


楓「プロデューサーに、耳寄りな話があるんですけれど」
P「何でしょう」
楓「ちょっと耳を貸してください」
P「はいはい」
楓「ふぅーっ……♪」
P「アッ」


楓「得、しました?」
P「……とくと、この耳で」


P「あ……良い香りですね」
楓「バニラの香水です」
P「なるほど」
楓「バニラ、お好きですか?」
P「ええ、好きです」
楓「……」


P「ん、今日も良い香りですね」
楓「カエデの香水です」
P「……」
楓「カエデ、お好きですか?」


P「……」
楓「お好きですか?」


P「この、肇の短冊なんだけどな」
肇「はい」
P「"気付いてくれますように"って……何に?」


肇「……」
P「肇?」
肇「気付いてくれますように」
P「肇……?」


肇「ふぇう」


P「……」
楓「肇ちゃんのほっぺ、やっぱりもちぷくね」
肇「ひゅむ」
P「……」
楓「きっと肇ちゃんの身体中で、いちばん柔らかいんじゃないかしら」
P「あ、いえ」


楓「えっ?」
P「いえ」
肇「ふぇう、あの、ふぇゆ」


奈緒「お? おおっ!? ははは、何だお前ー!」
加蓮「……」
奈緒「ツンツンしてるけどめっちゃ可愛いじゃんかー!」
 凛「……」


奈緒「なー見ろよーっ、凛、加蓮ーっ! このハリネズミってやつ、めっちゃくちゃ可愛いー!」


加蓮「ひっ、凛、凛、凛……ひっ」
 凛「かれ、つつか、ふっ、限界、っふっ」


 P「あ、こら。またそんなポテト食べやがって」
加蓮「げ」
 P「食べ過ぎは身体に悪いっていつも言ってるだろう」
加蓮「……」
 P「って加蓮、ちゃんと聞いてるか?」


加蓮「でも私……こんなに健康に育ったよ……?」
 P「加蓮、こら、ボタン閉め、こらやめ、おい見え、こら、加蓮!!!」


加蓮「関西のおばちゃんってさ」
 凛「うん」
加蓮「なんで飴に『ちゃん』を付けるんだろね」
 凛「確かに」
加蓮「法則性でもあるのかな」
 凛「うーん……身近で可愛らしい感じのものにとりあえず付けちゃうとか」
加蓮「あー、ありそう」


加蓮「奈緒ちゃんはどう思う?」
奈緒「今の流れ、なんかおかしくないか?」


 楓「プロデューサー、今週末って空いてますか?」
 P「ええ。どうかしましたか?」
 楓「その、一人では買い辛いものがあって」
 P「なるほど……荷物持ちくらい構いませんよ。これでも男ですし」


店員「流行はこういった細身のペアリングですね」
 楓「なるほど」
 P「楓さん」
 楓「どうかしましたか?」
 P「ここ、ジュエリーショップですよね?」
 楓「ええ。やっぱり一人では買い辛くて」

アイドル1~3名につき担当Pが1人いると俺は嬉しい


楓「プロデューサーは(  )新婚旅行するならどこがいいですか?」


P「……ん?」
楓「どうかされました?」
P「楓さん、いま何か……省略しませんでした?」
楓「省略……? いえ」
P「……そうですか」
楓「それで、(  と)どこへ行きたいんですか?」


P「あの」
楓「どうかされました?」


楓「プロデューサーって、良い人ですよね」


P「え?」
楓「実際、そうでしょう?」
P「……自分から言うのも何ですけど、そうかもしれませんね」
楓「ですよね」
P「どうしたんですか? 急に」
楓「母から『いい人は居ないの?』と訊かれまして」


P「……」
楓「あ、もしもしお母さん? うん。いるよ。うん」


 P「佐久間さん」
まゆ「まゆで大丈夫ですよ」
 P「そうかな」
まゆ「いざ苗字が変わった時にも呼びやすいですから」
 P「確かに」


 P「……ん?」
まゆ「どうかしましたか、Pさん?」
 P「いや……うん、何でもないよ、まゆ」
まゆ「はい♪」


楓「あ、プロデューサー。ダメですよ」
P「え?」
楓「浴槽は、よく掃除しないと」
P「……はい」
楓「ほら、ここも」
P「すみません」
楓「明日でいいですけどね」
P「そうしましょう」
楓「そろそろ上がりましょうか」
P「ええ」


加蓮「……でも、今は風邪くらい引いちゃってもいいかな、なーんて思ったり」
 P「どうしてだ」
加蓮「誰かさんと」
 P「?」
加蓮「お見舞いにかこつけて、部屋で二人っきりになれちゃうし」


加蓮「あれ? Pさん、顔が赤いよ?」
 P「……気のせいだろ」
加蓮「風邪、移しちゃった? ふふっ……ごめんね?」


藍子「夕美さんって、お花は好きですか?」
夕美「? うん、もちろんっ」
藍子「夕美さんって、お花を大切にする人は好きですか?」
夕美「うんうんっ、大好き!」
藍子「ところで夕美さんって、プロデューサーさんからとっても大切にされてますよね」


楓「おはようございます」
P「あ、おはようございます。ご実家、どうでした?」
楓「のんびりできました。親も元気そうでした」
P「それは何より」
楓「あ。関西名物の『面白い恋人』、いかがですか?」
P「頂いていいんですか? ありがとうございます」
楓「こちらこそ。不束者ですが、よろしくお願いします。プロデューサー」


P「ん?」
楓「え?」
P「ん?」


店員「伝票をお預かりします」
美嘉「美味しかったー! 奏、良いお店知ってんだねー★」
 奏「半年くらい前かしら、知ったのは。いつか来ようと思ってたの」
美嘉「誘ってくれてありがと★」
店員「3170円です」
 奏「アド街を観た」


店員「えっ」
美嘉「えっ?」
 奏「……? アド街を観た」


 P「……ちょっと照れてる夕美が見たい」

夕美「えっ」
 P「……」
夕美「い、いや……照れないよ?」
 P「……」
夕美「恥ずかしがったりしないってばっ」
 P「……」
夕美「……も、もーっ! 照れたりしないってばー!! もーっ!!」


 凛「加蓮、ちょっといい?」
加蓮「ん?」
 凛「あそこに奈緒が居るでしょ」
加蓮「うん」
 凛「こうして普通にこそこそ話しても全然聞こえないけどさ」
加蓮「うん」
 凛「こそこそ褒めると何故か気付くんだよね」
加蓮「何それ可愛い」
奈緒「おい、何かあたしの話してるだろ」
加蓮「可愛い……」
奈緒「何なんだ」


凛「プロデューサー」
P「おう」
凛「プロデューサー」
P「どうした?」
凛「プロデューサー」
P「……凛?」

凛「ん」
P「どうかしたのか?」
凛「別に。流れ星が見えただけ」


P「……」
凛「……」
P「……凛」
凛「もう消えちゃったよ。ふふっ」


加蓮「ねぇ、奈緒……」
奈緒「何だよ改まって」
加蓮「奈緒はさ……その」
奈緒「ん」
加蓮「面倒な女って……きらい?」
奈緒「……」
加蓮「……」
奈緒「別に、あたしは……いいと……思う」


加蓮「だーよねー♪」
奈緒「ちくしょう面倒くさい」


 凛「こないだ奈緒の家に遊びに行った時さ」
加蓮「うん」
奈緒「あたしそれ聞いてない」


 凛「奈緒がお母さんじゃなくてお父さん似だったのはびっくりした」
加蓮「分かる」
奈緒「凛」
加蓮「ツンとデレの比率とかまんまだったしね」
 凛「9:1の黄金比は血筋だったんだね」
奈緒「加蓮」


P「楓さんって休みの日は何をされてるんですか?」
楓「オフの日、ですか?」
P「ええ」
楓「うーん……ちょっぴり説明しづらくて」
P「曖昧な質問ですみません」
楓「実際に見た方が早いかもしれませんね」
P「ふむ」
楓「では明日、九時に六本木駅でお願いします」
P「はい」


P「……?」


楓「プロデューサー、少しお時間よろしいですか?」
P「もちろん。なんでしょうか」
楓「ごく簡単な意識調査なんですけれど」
P「ええ」
楓「プロデューサーって私のこと、けっこう意識されてますか?」


P「楓さん」
楓「はい」
P「意識調査ですよね?」
楓「ええ。ごく簡単な」


凛「ホワイトデーだね」
P「ああ。すっかり夕暮れだけどな」
凛「お返し、ちゃんと忘れて来た?」
P「もちろん。きちんとうっかり忘れて来た」
凛「そういうとこ本当にダメだよね。ありがと」
P「こればっかりはな……どういたしまして」
凛「もう。しょうがないから、一緒に選びに行こっか」
P「おう」


加蓮「見て見て奈緒」
奈緒「ん?」
加蓮「美嘉が貼ったこの仔犬動画めっちゃかわ」
奈緒「あっ馬鹿」
加蓮「え?」

 凛「……」
奈緒「ほら見ろ……凛が珍しく携帯いじり出したぞ……」
加蓮「それがどしたの」
奈緒「見ろよアレ……ぜんぶ動画ファイルだぞ……ハナコの……」
加蓮「あっヤバ」
 凛「ねぇ二人とも」


P「楓さん、着替え終わりましたか?」
楓『まだ途中ですので、どうぞ』
P「どうぞではないですね」
楓『いま、ホックを外したところです』
P「実況も要りませんよね」


    ファン「あの……速水奏さん、ですか?」
変装中の速水奏「え? いえ…残念だけど人違いね。
        がっかりさせたならごめんなさい。でも…そうね、彼女もただの人間だから。
        あなたに追い求める人がいるなら、雑踏の中でも巡り会える筈よね、きっと」
    ファン「アッ……失礼しました」
変装中の速水奏「いいのよ」


 凛『今回は私達トライアドプリムスから、改めてライブにあたってのお願いをみんなに伝えるよ』
奈緒『なお、今からのお願いは事前配布のパンフにも載ってるから読んでみてくれよな』
加蓮『かれん、まず携帯電話の電源をオフにしてね。マナーモードじゃなくてオフだよ?』
奈緒『名乗った訳じゃない』


楓「肇ちゃんは将来、お酒に強くなるかしら」
肇「うーん……どうでしょうか」
楓「まぁ、飲めなくても問題ありませんけどね」

肇「……?」
楓「男の方は可愛い女の子のお酌を断らないので」
肇「はい」
楓「とりあえず注ぎ続けて」
肇「はい」
楓「後は持ち帰るだけで大丈夫です」
肇「なるほど……」


楓「ふぅ」
P「お疲れ様です。精が出ますね」
楓「ええ。早くトップアイドルになってモノにしたいですから」


P「……ん? 早くモノにしてトップアイドルになる……ですよね?」
楓「……そう、そうでしたね」
P「はは。楓さんも意外におっちょこちょいな所があるんですね」
楓「ふふっ」


P「本当に誕生日プレゼント、要らないんですか?」
楓「ええ」
P「でも、昼間は買い物の荷物持ちをして、夜は景色の綺麗なホテルで夕食をご一緒して、
  俺の明日の予定を一日空けておくだけなんて……」
楓「いいんですよ」
P「何だか気が引けます」
楓「気を引いてますからね」
P「え?」
楓「いえ」


加蓮「しりとりしよ」
 凛「じゃあ『なお』からね」
奈緒「ちょっと待った」

加蓮「どうかした?」
奈緒「逆に何であたしの名前から始めるんだよ」
 凛「え、だって私達のだと始まる前に終わるし」
奈緒「……まぁ……それもそう……か?」

加蓮「やっぱり『ちょろい』からで」
奈緒「いい加減にしろ」
 凛「露地栽培」


P「もしもし」
楓『こんばんは、プロデューサー』
P「こんばんは。どうしたんですか? こんな時間に」
楓『実は携帯電話を防水のものに替えまして』
P「ええ」
楓『お風呂で耐久テストをしてみようと』
P「なるほどお風」


P「……」
楓『想像しました?』
P「……いえ」
楓『もっと凄いですよ』


桃華「わたくし、料理をした事がなくって……」
響子「大丈夫です! 基礎からしっかり教えちゃいます♪」
桃華「ありがたいですわ」
響子「まず食材の切り方から!」
桃華「ええ」
響子「包丁を持つ時はこうやって……猫のマネをするの。やってみて?」
桃華「にゃあ」
響子「違うけどすごく良いです」


奈緒「…加蓮の奴をからかいたい」


 凛「うん」
奈緒「その為に凛の協力が必要なんだ」
 凛「いいよ」
奈緒「ホントか!? 加蓮には絶対……ぜーったいに内緒だからな!?」
 凛「うん」


 凛「そういう訳で、今回私は奈緒の味方するから」
加蓮「うん」
 凛「加蓮には内緒にしておくね」
加蓮「オッケ」


肇「器はそれ自体も大切ですが、何が満たすかも、やはり同じくらい大切です。
  良き器には良き中身。問うべくもありません」
P「ふむ」


楓「器はそれ自体も大切ですが、何が満たすかも、やはり同じくらい大切です。
  良き器には良き中身。問うべくもありません」
P「……そうですね」


P「古くなったベッドを買い替えようと考えてまして」
楓「なるほど」
P「今度はセミダブルにしちゃおうか迷ってるんですよ」
楓「そうですね。どうせくっつきますし、私もセミダブルでいいと思いますよ」

P「……?」
楓「……?」
P「いえ、ベッドをセミダブルにするかどうかの話ですね」
楓「いいと思いますよ」


楓「許されぬ立場にありながら、それでも捨て切れない愛に身を焦がす女……ですか」


P「ええ。難しい役柄ですが、受けてみますか?」
楓「はい。得意ですので、任せてください」


P「……」
楓「任せてください。得意ですので」
P「……」
楓「得意です」


肇「これが終われば、もう私の番ですね」
P(……本当に線が細いな)
肇「新曲はやっぱり、ドキドキしてしまいます」
P(ちゃんと食べるもの食べてるのか……?)
肇「……Pさん?」
P(ライブ後のご褒美くらい、良いレストランへ連れて行ってやりたいが)
肇「あの……?」
P「……肇」
肇「は、はい」
P「今夜は空いてるか?」


肇「……」
P「……?」
肇「……はい」
P「期待しててくれ」
肇「…………っ、はい」


楓「つまり、担当さんと手を繋ぎたい、と」


肇「はい」
楓「簡単ですよ。まずは手を繋いで」
肇「はい」
楓「すぐにそっと引き剥がされるので」
肇「はい」
楓「物凄い勢いでしゅんとしてください」

肇「しゅんと」
楓「後はこれを繰り返せば」
肇「はい」


楓「この通りです」 P「なるほどなぁ…」


 楓「なかなか難しいです、射的」
 P「次が最後の一発ですね」
 楓「むぅ……」
的屋「はは。別嬪さんにゃサービスだ。最後の一発は当たったらあげるよ」
 楓「えっ」
 P「お。いいんですか? チャンスですよ、楓さん」
 楓「……」
 P「楓さん?」
 楓「えいっ」
 P「いてっ」


 楓「……」
 P「……」


 楓「当たりました」
的屋「持ってけドロボウ。もうブッ倒れてるけどな」


まゆ「プロデューサーさん、ペンを借りてもいいですか?」
 P「うん。はい」
まゆ「赤いペンもいいですか?」
 P「はい」
まゆ「定規も借りていいですか?」
 P「はい」
まゆ「まゆと添い遂げてもらえますか?」
 P「ううん」


まゆ「青いペンもいいですか?」
 P「はい」

【51】

加蓮【プロデューサーさん、起きてる?】
 P【起きてますよ どうしました?】
加蓮【楓さんのとっておきのヒミツがあるんだけど】
 P【はい】
加蓮【知りたい?】
 P【大丈夫です】

加蓮【どっちの】
 P【遠慮の方です】
加蓮【そう? ホントに?】
 P【はい】
加蓮【ふーん ←凛のマネ】
 P【気になる事は本人に訊くので】
加蓮【いや恋愛のこととか全然聞けてないじゃん】
 P【大丈夫です】


加蓮【奈緒の方がごまかすの上手いよ】
 P【すみません】
加蓮【まぁどうしてもっていうなら別にいいんだけど】
 P【ええ】
加蓮【ちょっと有利になると思うよ】
 P【北条さん】
加蓮【うん】
 P【口は固いですか】

加蓮【相手と誠意によるかな】
 P【行列のできる店のじゃがバター】
加蓮【3つ】
 P【OKです】
加蓮【こういうイタズラ大好きなんだってさ。楓さん】


 P【あの】
加蓮【明日の夕方でいいよね 楓さんはそっちで誘っといて よろー】


おしまい。

http://i.imgur.com/LG53QyA.jpg
http://i.imgur.com/h6odXWk.jpg


第8回シンデレラガール総選挙、大好評開催中
高垣楓さんと北条加蓮ちゃんへの応援を是非よろしくお願いします

八代目加蓮で八加でハッカ そういう事もある


ちなみに微課金でもモバステ合わせてかなりの票が稼げます
くれぐれもよろしくお願いします また令和

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